JP6798829B2 - 扉の隙間遮蔽構造 - Google Patents

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Description

本発明は、扉の隙間遮蔽構造に関する。
公共の場に設置されるトイレブース等は、不意な開扉による人との衝突を防止するため、内開き扉とすることが一般的である。ところが、内開きの扉は、使用者が開扉空間に倒れ込むことにより解錠状態においても迅速な開扉が行えなくなる問題がある。このような課題を解決するものとして、扉と袖壁との隙間の目隠し機能を確保しながら、非常時における扉の外開きを可能とした技術が多く開示されている。例えば、目隠し突部を乗り超えるよう構成した特許文献1の指詰め防止用エッジ体、押圧力によって袖壁エッジ部材を変形させる特許文献2のトイレブースまたはシャワーブース用扉の開閉構造、目隠しとなる自在ピンが非常時に開き戸を両開きとする特許文献3の非常開錠機構、扉が移動可能な戸当たり部を押す特許文献4のトイレブース用扉枠、突片を室内側に弾性変形させて非常の際などに扉を室外側に開くことができるようにした特許文献5の内開き扉の遮蔽構造などが挙げられる。
特開2013−124481号公報(図2、段落0018) 特開2013−124485号公報(図5、段落0019、0027) 特開2014−141871号公報(図4、段落0020) 特開平10−280813号公報(図1、段落0015) 特開2002−121973号公報(図1、段落0025)
しかしながら、特許文献1の指詰め防止用エッジ体、特許文献2のトイレブースまたはシャワーブース用扉の開閉構造は、複雑な形状の成形品を扉と袖壁との双方の端面に設けなければならず、コストが高くなる。また、特許文献3の非常開錠機構、特許文献4のトイレブース用扉枠は、可動部品を必要とするため、構造が複雑となりコストが高くなるとともに長期に渡り作動信頼性を確保するのが難しい。また、特許文献5の内開き扉の遮蔽構造は、複数部品から組み立てられるため、構造が複雑となりコストが高くなると共に部品管理も煩雑となる。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、可動部品が不要であり、複雑な形状の部品を双方の端面に取り付ける必要がなく、簡素な形状で一体成形できて隙間の目隠しが可能となり、非常開放時には扉をスムーズに通過させることができる扉の隙間遮蔽構造を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の扉の隙間遮蔽構造は、対向する端面43,45同士の間が隙間37を有して離間し、一方の前記端面43が扉回転中心線41に直交する平断面で平坦面に形成されるとともに、他方の前記端面45が凸曲面35で形成される扉19及び袖壁15と、
前記扉回転中心線41に沿って延在して一方の前記端面43に取り付けられる遮蔽部材39と、
前記遮蔽部材39に形成され一方の前記端面43に平行に取り付けられる帯状の基板47と、
可撓性を有し前記基板47の一対の平行な長手縁部のうち前記扉19の通常時の開閉側と反対側となる外側の前記長手縁部48に沿って形成され、閉扉時に前記隙間37を通して視認が可能となる領域55を特定する前記平断面における2本の交差する視線57を跨いで突出し、前記扉19の通常時の開閉動で他方の前記端面45に非接触または軽接触となる目隠し片49と、
を具備し、
前記目隠し片49は、前記平断面において前記隙間37に向かう面側が凸となる湾曲形状で形成されることを特徴とする。
この扉の隙間遮蔽構造では、一方の端面43に取り付けられた遮蔽部材39の目隠し片49により隙間37を通し目視ができなくなる。つまり、目隠しされる。この扉の隙間遮蔽構造では、機構的な可動部品が必要ない。そして、簡素な構造にできる。このため、長期に渡り機能の信頼性が低下することがない。隙間37を挟む端面43,45同士の一方のみに主要部材となる遮蔽部材39を設ければ、目的の構造が達成される。遮蔽部材39は、簡素な構造なので、押出成形などの一体成形、或いは異素材を一体成形する2色成形やインサート成形なども容易となる。通常時の扉19の開閉では、遮蔽部材39の目隠し片49が他方の端面45と接触しない、または軽く接触しても可能な状態となることで、摩耗による劣化が生じない。目隠し片49は、可撓性を有するので、非常開放時に容易に変形し、通常字内開きの扉の外開き開扉の障害とならない。
また、この扉の隙間遮蔽構造では、目隠し片49の隙間37に向かう面側が凸の湾曲形状となるので、他方の端面45が目隠し片49に摺接する際の抵抗が小さくなる。このことは、扉19が非常開放時に開放されるときと、非常開放後、元の位置に戻されるときとの両方の摺接時に同じ事が言える。なお、元の位置に戻されるときは、目隠し片49は、他方の端面45が凸の湾曲形状の背面側、すなわち、凹曲面に摺接して抵抗が小さくなる。
本発明の請求項2記載の扉の隙間遮蔽構造は、対向する端面43,45同士の間が隙間37を有して離間し、一方の前記端面43が扉回転中心線41に直交する平断面で平坦面に形成されるとともに、他方の前記端面45が凸曲面35で形成される扉19及び袖壁15と、
前記扉回転中心線41に沿って延在して一方の前記端面43に取り付けられる遮蔽部材39と、
前記遮蔽部材39に形成され一方の前記端面43に平行に取り付けられる帯状の基板47と、
可撓性を有し前記基板47の一対の平行な長手縁部のうち前記扉19の通常時の開閉側と反対側となる外側の前記長手縁部48に沿って形成され、閉扉時に前記隙間37を通して視認が可能となる領域55を特定する前記平断面における2本の交差する視線57を跨いで突出し、前記扉19の通常時の開閉動で他方の前記端面45に非接触または軽接触となる目隠し片49と、
を具備し、
前記基板47と前記目隠し片49との隙間側の入隅部には、V字状溝59が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項3記載の扉の隙間遮蔽構造は、請求項1記載の扉の隙間遮蔽構造であって、
前記基板47と前記目隠し片49との隙間側の入隅部には、V字状溝59が形成されていることを特徴とする。
この扉の隙間遮蔽構造では、遮蔽部材39の基板47と目隠し片49との入隅部に、V字状溝59が形成されることにより、目隠し片49の基板47からの突出長が長く確保される。また、目隠し片49は、V字状溝59により突出長が長くなるので、基板47の厚みに対し基板47の表面からの突出長を小さく抑制できる。このため、弾性を目隠し片49に付与しながら、目隠し片49を引っ掛かりにくくすることができる。V字状溝59が無いと、基板47からの突出長が同一であれば、目隠し片49自体の突出長は短くなる。この場合、目隠し片49は、十分な弾性が得られず、へたりやすくなる。
本発明の請求項4記載の扉の隙間遮蔽構造は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の扉の隙間遮蔽構造であって、
前記遮蔽部材39は、少なくとも前記目隠し片49が、弾性材からなることを特徴とする。
この扉の隙間遮蔽構造では、目隠し片49が、弾性材からなる。これにより、目隠し片49は、非常開放時に、他方の端面45が当たることで変形した後、弾性復帰して元の形状に戻る。非常開放した扉19を元に戻す際にも、変形した目隠し片49が弾性復帰して元の形状に戻る。また、目隠し片49は、通常時においても弾性変形が可能であるので、引っ掛かりによる不都合が生じない。
本発明の請求項5記載の扉の隙間遮蔽構造は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の扉の隙間遮蔽構造であって、
一方の前記端面43には前記扉回転中心線41に沿って延在する嵌入溝51が形成され、
一方の前記端面43に対面する前記基板47の背面には、前記嵌入溝51に嵌入する嵌入突条53が突設されることを特徴とする。
この扉の隙間遮蔽構造では、遮蔽部材39が取り付けられる一方の端面43に、嵌入溝51が形成される。遮蔽部材39は、背面に突設した嵌入突条53を、この嵌入溝51に圧入することにより、基板47が端面43に密着した状態に保持が可能となり、また、端面43に対し、端面43に沿って連続して嵌入突条53が圧入されるので、長手方向で浮き上がるような箇所が無く、ビス止めのような所定間隔ごとではなく連続して保持となる。つまり、嵌着構造により、遮蔽部材39は、端面43への固定が可能となる。
本発明に係る請求項1記載の扉の隙間遮蔽構造によれば、機械的な可動部品が不要であり、複雑な形状の部品を双方の端面に取り付ける必要がなく、簡素な形状で一体成形できて扉と袖壁との隙間の目隠しが可能となり、通常時の開放方向とは異なる開放方向である非常開放時には扉をスムーズに通過させることができる。
また、本発明の扉の隙間遮蔽構造によれば、非常開放時には、扉の端面を、凸曲面に沿わして開放でき、扉を元に戻す際には、扉の端面を凹曲面に沿わして通過させることができ、いずれの場合にも扉をスムーズに通過させることができる。
本発明に係る請求項2及び請求項3記載の扉の隙間遮蔽構造によれば、基板にV字状溝を形成して目隠し片自体の突出長を長く形成できるので、目隠し片を変形しやすくでき、非常開放時には、扉をスムーズに通過させることができるとともに、元の形にも戻りやすくできる。
本発明に係る請求項4記載の扉の隙間遮蔽構造によれば、非常開放時に、目隠し片を弾性変形させて扉をスムーズに通過させることができるとともに、扉を元に戻す際にも、逆方向に変形して元の形状に戻るので、再使用することができる。
本発明に係る請求項5記載の扉の隙間遮蔽構造によれば、接着剤等を用いて遮蔽部材を固定する際、遮蔽部材の嵌入突条を、端面の嵌入溝に嵌め入れて固定できるので、遮蔽部材は端面に対して連続して嵌入状態となり、中途が浮き上がることがなく端面に沿って真直に取り付けられ、そして嵌入作業のみで固定できることから取付作業性を良好にすることができる。
本発明の実施形態に係る扉の隙間遮蔽構造を備えたトイレブースの全体斜視図である。 図1に示したトイレブースの要部平断面図である。 図1に示した戸当たり部材の斜視図である。 袖壁と遮蔽部材の分解斜視図である。 通常時の扉の開方向を示した平断面図である。 隙間を挟み対向配置される遮蔽部材と他方の端面との要部拡大平断面図である。 V字状溝を有する遮蔽部材が取り付けられた要部平断面図である。 笠木を有するトイレブースの斜視図である。 戸当たり部材を室内側から見た斜視図である。 非常開放時の開扉方向を示した要部平断面図である。 目隠し片が平板状に形成される変形例の要部平断面図である。 目隠し片が基板に垂直方向で突設される変形例の要部平断面図である。 目隠し片が基板に垂直方向で突設され肉厚で形成される変形例の要部平断面図である。 目隠し片が括れを有して形成される変形例の要部平断面図である。 基板の両側縁にカバー片が形成される変形例の要部平断面図である。 基板に凸曲面が形成される変形例の要部平断面図である。 対向する両端面が平坦に形成される変形例の要部平断面図である。 対向する両端面が平坦に形成される変形例の要部平断面図である。 基板の裏面に嵌合凸部が形成される変形例の要部平断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る扉の隙間遮蔽構造を備えたトイレブースの全体斜視図である。
本実施形態に係る扉の隙間遮蔽構造は、例えばトイレブース11に好適に適用される。トイレブース11は、隔壁13により各個室が仕切られる。隔壁13の端には、直交方向の袖壁である袖パネル15がT形或いはL形となって接続される。隣接する袖パネル15の間は、室内16の開口部17となる。開口部17を挟んで隣接する一方の袖パネル15には、扉19が取り付けられる。扉19は、吊元がヒンジ軸21により回転自在に支持される。扉19は、室内16に向かって開放される(図1中矢線A)。つまり、内開きである。扉19は、通常時の閉扉時、外方向への開放が、扉19の上部に設けられて袖パネル15に当たる戸当たり部材23により規制される。
扉19と袖パネル15は、表面材が例えばメラミン樹脂化粧板よりなる。これら扉19と袖パネル15は、例えば30mmの厚さで形成される。
図2は図1に示したトイレブースの要部平断面図である。
扉19は、室内16側に施解錠装置25を備える。施解錠装置25は、ロックボルト27を、袖パネル15の室内面に設けたストライク29に対して所定長のストローク31で進退して係止・係止解除可能となる。施解錠装置25は、扉19の室外32側に表示板33を有する。表示板33は、ロックボルト27の施解錠の状態を室外32へ表示する。この表示板33には、図示しないが非常開放時用のキー差込口が設けられている。施解錠装置25は、施錠状態において、室外32からキー差込口に非常解錠キーを挿入して回すことにより解錠、すなわちロックボルト27の後退が可能となる。
扉19の吊元は、扉19の上部及び下部に挿入されるヒンジ軸21が、袖パネル15に固定される支持アングルにより回転自在に支持される。なお、上部のヒンジ軸21には、図示しないが抜け止めプレートが装着され、この抜け止めプレートを外すことにより、ヒンジ軸21を抜いて、扉19の吊元側の取り外しが可能な構造とすることもできる。
図3は図1に示した戸当たり部材の斜視図である。
また、戸当たり部材23は、通常時の閉扉で、袖パネル15に当たり、扉19の外側(室外32側)への開扉を規制している。この戸当たり部材23は、上から押し下げると下方へスライドが可能となる。戸当たり部材23は、下側へのスライド位置で、室内16側への揺動(図3中破線で示す)が可能となる機構を備えている。従って、戸当たり部材23は、非常開放時、下側へスライドすることにより、扉19の規制を解除し、扉19の外開き(図3中矢線B)を可能としている。
扉19は、戸先が、上下方向に連続する膨出部分を有する。膨出部分は、扉厚方向の略中央が稜線となる凸曲面35、所謂蒲鉾状に形成されている。凸曲面35は、この凸曲面35を有することで、袖パネル15側との隙間37を狭めている。
本実施形態の扉の隙間遮蔽構造は、扉19と、袖パネル15と、遮蔽部材39と、を有する。扉19及び袖パネル15は、対向する端面43,45同士の間が隙間37を有して離間する。扉の隙間遮蔽構造は、一方の端面43が、扉回転中心線41(図1参照)に直交する平断面で平坦面に形成されるとともに、他方の端面45が上記した凸曲面35で形成される。本実施形態において、一方の端面は袖パネル15のパネル端面43として、他方の端面は扉19の木口面である扉端面45として説明する。
遮蔽部材39は、扉回転中心線41に沿って延在して袖パネル15のパネル端面43に取り付けられる。
図4は袖壁と遮蔽部材の分解斜視図である。
遮蔽部材39は、基板であるエッジ本体47と、目隠し片49と、を有する。エッジ本体47は、帯板状に形成され、パネル端面43に平行に取り付けられる。パネル端面43には扉回転中心線41に沿って延在する嵌入溝51が連続形成される。パネル端面43に対面するエッジ本体47の背面には、嵌入溝51に嵌入する嵌入突条53が突設される。遮蔽部材39は、例えばパネル端面43とエッジ本体47の背面とに予め接着剤が塗布され、嵌入溝51に嵌入突条53を嵌入することにより接着固定される。なお、好ましくは、嵌入溝51は、パネル端面43の厚さ幅の略中央に位置して形成され、また、嵌入突条53は、エッジ本体47の幅長における略中央に位置して形成される。これにより、後述する目隠し片49の位置を、袖パネル15の表裏面(室内外面)に対して、どちらの向きに配置するかを選択して、すなわち左右勝手の違いに合わせて設定可能となる。
図5は通常時の扉の開方向を示した平断面図である。
目隠し片49は、可撓性を有する。本実施形態では、目隠し片49は、素材に軟質な樹脂やゴムを用いることにより弾性を有している。この目隠し片49は、1〜2mm程度の厚みで形成することができる。
目隠し片49は、平断面において隙間37に向かう面側が凸となる湾曲形状で形成される。具体的には、目隠し片49は、隙間37に向かう面側が凸で、凸の背面が凹となるよう厚みを略一定とした所謂ヒレ状に形成される。なお、目隠し片49は、少なくとも隙間37に向かう面側が凸であれば、背面は凹曲面でなくてもよい。
目隠し片49は、エッジ本体47の一対の平行な長手縁部のうち、扉19の通常時の開閉側と反対側となる外側の長手縁部48に沿って形成される。すなわち、本実施形態では室外側となる長手縁部48に形成される。なお、目隠し片49の位置はこれに限定されない。目隠し片49は、例えばエッジ本体47の端縁部分に限らず、やや中央寄りでもよい。すなわち、目隠し片49は、視線57を遮る位置に配置されていればよい。
図6は隙間を挟み対向配置される遮蔽部材と他方の端面との要部拡大平断面図である。
目隠し片49は、閉扉時に隙間37を通して室内外方向での視認が可能となる視野領域55を特定する平断面における2本の交差する視線57を跨いで突出する。図6に示すように、本実施形態では、エッジ本体47の長手縁部48から延びる目隠し片49が、隙間37を塞ぐように延び、視野領域55を覆い、その先端が視野領域55の境界部分となる視線57よりも扉19の扉端面45に接近する。この目隠し片49は、扉19の通常時の開閉動では、扉端面45に非接触または軽接触、すなわち軽く接触しても可能な状態となる。また、目隠し片49は、やや傾斜して扉19の厚みの中央方向に向かう斜め方向に突出する。
図7はV字状溝を有する遮蔽部材が取り付けられた要部平断面図である。
本実施形態において、遮蔽部材39は、エッジ本体47と目隠し片49との隙間側の入隅部に、V字状溝59が形成される。遮蔽部材39は、V字状溝59が形成されることにより、エッジ本体47に対して斜めに延び、エッジ本体47から扉端面45に向かう目隠し片49の突出長を抑制しながら、目隠し片49自体の長さが長く確保されている。
遮蔽部材39は、少なくとも目隠し片49が、弾性材からなる。本実施形態では、遮蔽部材39は、同一の素材で押出成形等により一体成形される。遮蔽部材39は、中空であったり組み立てが必要な構成であったりではなく、ソリッドな構造、中実な構造とされる。素材としては例えばポリ塩化ビニル樹脂などの軟質な樹脂とすることができる。また、遮蔽部材39は、素材にゴムを用いることもできる。また、遮蔽部材39は、エッジ本体47と目隠し片49の素材を変えて一体構造としてもよい。この場合、エッジ本体47は硬質樹脂、目隠し片49はやや軟質な樹脂やゴムなどとすることができる。さらに、エッジ本体47をアルミ製として、目隠し片49を樹脂素材とする構成でもよい。
また、遮蔽部材39は、パネル端面43に対して着脱自在で交換可能とする構成としてもよい。非常時に目隠し片49が損傷する場合もある。その場合、遮蔽部材39は、交換が可能となる。
さらに、遮蔽部材39は、取り付けられる対象に応じて色が異なる構成としてもよい。例えば木目調などとすることができる。これにより、遮蔽部材39は、扉19や袖パネル15の組み合わせや色展開で種々のデザインに対応できるようになる。
次に、非常開放時の動作を説明する。
図8は笠木を有するトイレブースの斜視図である。
なお、図例では、笠木61を備えるトイレブース11を示す。戸当たり部材23は、扉19の上端に設けられ、笠木61の室内側に当たって扉19の外開きを規制する。
図9は戸当たり部材を室内側から見た斜視図である。
非常開放時、戸当たり部材23は、横にスライドされることで、下端の軸部にて揺動が可能となって室内16側に倒される(図9中一点鎖線)。倒された戸当たり部材23は、笠木61と干渉しなくなる。これにより、扉19は、外開きが可能となる(図9中矢線B)。
図10は非常開放時の開扉方向を示した要部平断面図である。
扉19は、外開き(図10中矢線B)されると、扉端面45の凸曲面35が目隠し片49に当たる。扉19がさらに開かれると、目隠し片49が扉端面45に押圧されて外側(室外32側)に変形する。目隠し片49は、扉19が外側へ開放された後には、弾性により元の位置に戻る。
また、非常開放時された扉19が元に戻される時には、扉19が外側(室外32側)から目隠し片49に当たる。目隠し片49は、今度は室内16側へ変形して倒れる。扉19が室内16側へ通過すると、目隠し片49は、弾性により元の位置に戻り、非常開放時前の状態に復帰する。
この他、扉の隙間遮蔽構造は、非常時以外に、清掃時に内開き扉19を一時的に外開きにしたいときにも使用可能となる。
なお、非常時ということで、目隠し片49は、その際に破損してしまっても構わないが、扉19を戻すことで目隠し片49も形状が戻り、再利用可能となることがより好ましい。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本実施形態に係る扉の隙間遮蔽構造では、遮蔽部材39の目隠し片49がヒレ状であり、やや傾斜して斜め方向(扉19の厚みの中央方向)に突出する。目隠し片49は、湾曲凸面63(図6参照)を備える。湾曲凸面63は、扉19の通常開放方向と同方向に突出する凸面となり、扉19の非常開放時に扉19と当接する。
扉の隙間遮蔽構造では、パネル端面43に取り付けられた遮蔽部材39の目隠し片49により隙間37を通し目視ができなくなる。つまり、室内外方向で目隠しされる。この扉の隙間遮蔽構造では、可動部品が必要ない。そして、簡素な構造にできる。このため、長期に渡り機能の信頼性が低下しない。隙間37を挟む端面43,45同士の一方のみに主要部材となる遮蔽部材39を設ければ、目的の構造が達成される。遮蔽部材39は、簡素な構造なので、一体成形、異素材を一体成形する2色成形、インサート成形等が容易となる。通常時の開閉では、遮蔽部材39の目隠し片49が扉端面45と接触しない、または軽く接触しても可能な状態となるので、摩耗による劣化が生じない。目隠し片49は、可撓性を有するので、非常開放時に容易に変形し、外側への開扉の障害とならない。
この扉の隙間遮蔽構造では、目隠し片49が、弾性材からなる。これにより、目隠し片49は、非常開放時に、扉端面45が当たることで変形した後、弾性復帰して元の形状に戻る。非常開放した扉19を元に戻す際にも、変形した目隠し片49が弾性復帰して元の形状に戻る。また、目隠し片49は、通常時においても弾性変形が可能であるので、引っ掛かりによる不都合が生じない。その結果、非常開放時に、目隠し片49を弾性変形させて扉19をスムーズに通過させることができるとともに、扉19を元に戻す際にも、逆方向に変形して元の形状に戻るので、再使用することができる。
この扉の隙間遮蔽構造では、目隠し片49の隙間37に向かう面側が凸の湾曲形状となるので、扉端面45が目隠し片49に摺接する際の抵抗が小さくなる。このことは、扉19が非常開放時に開放されるときと、非常開放後、元の位置に戻されるときとの両方の摺接時に同じ事が言える。なお、元の位置に戻されるときは、目隠し片49は、扉端面45が凸の湾曲形状の背面側、すなわち、凹曲面に摺接して抵抗が小さくなる。その結果、非常開放時には、扉19の端面を、凸曲面35に沿わして開放でき、扉19を元に戻す際には、扉19の端面を凹曲面に沿わして通過させることができ、いずれの場合にも扉19をスムーズに通過させることができる。
この扉の隙間遮蔽構造では、遮蔽部材39が取り付けられるパネル端面43に、嵌入溝51が形成される。遮蔽部材39は、背面に突設した嵌入突条53を、この嵌入溝51に圧入することにより、エッジ本体47が端面43に密着した状態に保持が可能となる。つまり、嵌着構造により、遮蔽部材39は、仮固定が可能となる。遮蔽部材39は、さらに、接着剤等より本固定することができる。その結果、接着剤を用いて遮蔽部材39を固定する際、遮蔽部材39の嵌入突条53を、端面の嵌入溝51に連続して嵌め入れて固定できるので、取付作業性を良好にすることができる。また、嵌入溝51はパネル端面43に連続して形成され、嵌入突条53が連続してパネル端面43に沿い圧入されるので、パネル端面43に対して遮蔽部材39のエッジ本体47が浮き上がるようなことなく真直に固定される。
この扉の隙間遮蔽構造では、遮蔽部材39のエッジ本体47と目隠し片49との入隅部に、V字状溝59が形成されることにより、目隠し片49のエッジ本体47からの突出長が長く確保される。また、目隠し片49は、エッジ本体47の長手縁部48から斜めに延び、V字状溝59により突出長が長くなるので、エッジ本体47の表面から扉端面45に向かう突出長を小さく抑制できる。このため、弾性を目隠し片49に付与しながら、目隠し片49を引っ掛かりにくくすることができる。V字状溝59が無いと、エッジ本体47からの突出長が同一であれば、目隠し片49自体の突出長は短くなる。この場合、目隠し片49は、十分な弾性を得ることができず、へたりやすくなる。
遮蔽部材39は、非常開放状態の扉19を戻すときに、エッジ本体47との間にV字状溝59を有することで、目隠し片49がエッジ本体47側に倒れやすくなり、扉19の復帰を容易にする。
その結果、エッジ本体47にV字状溝59を形成して目隠し片49自体の突出長を長く形成できるので、目隠し片49を変形しやすくでき、非常開放時には、扉19をスムーズに通過させることができるとともに、元の形にも戻りやすくできる。
次に、上記構成の変形例を説明する。
図11は目隠し片が平板状に形成される変形例の要部平断面図である。
この変形例に係る扉の隙間遮蔽構造は、目隠し片65が平板状に形成され、隙間37に向かって傾斜し突出する。
この目隠し片65によれば、開口部17を通過して室内16へ入る際の引っ掛かりを生じにくくできる。
図12は目隠し片が基板に垂直方向で突設される変形例の要部平断面図である。
この変形例に係る扉の隙間遮蔽構造は、目隠し片67がエッジ本体47に垂直方向で突設される。
この目隠し片67によれば、開口部17を出入りする際の両方の方向で引っ掛かりを生じにくくできる。また、室外32側からの目隠し片67の見栄えが平滑となり、袖パネル15側との意匠性等をコーディネートできる。
図13は目隠し片が基板に垂直方向で突設され肉厚で形成される変形例の要部平断面図である。
この変形例に係る扉の隙間遮蔽構造は、目隠し片69が肉厚の平板状に形成され、エッジ本体47に垂直方向で突設される。
この目隠し片69によれば、強度を高めることができ、例えば運搬時や設置施工時に破損しにくくできる。また、上記同様に室外32側からの目隠し片67の見栄えが平滑となり、袖パネル15側との意匠性等を考慮できる。
図14は目隠し片が括れを有して形成される変形例の要部平断面図である。
この変形例に係る扉の隙間遮蔽構造は、目隠し片71がエッジ本体47との付け根に括れ部73を有する。この括れ部73は、上記のV字状溝59と異なる。V字状溝59は、エッジ本体47の平坦表面に切り込まれるように形成されるが、括れ部73は、平坦表面はそのままで目隠し片71の付け根部分のみが切り込まれる。
この目隠し片71によれば、内外いずれの方向にも屈曲しやすくできる。
図15は基板の両側縁にカバー片が形成される変形例の要部平断面図である。
この変形例に係る扉の隙間遮蔽構造は、基板であるエッジ本体47の両側縁部分にカバー片75,75が延設される。カバー片75は、パネル端面43の両縁部からそれぞれの表面へ延びるように形成され略コ字状に形成されており、袖パネル15のパネル端面43を覆うように取り付けられる。
このカバー片75によれば、パネル端面43が被われ、エッジ本体47の取り付け状態がずれるようなことがあっても、パネル端面43とエッジ本体47との隙間などを表出させず見栄えが悪くならないようになる。
図16は基板に凸曲面が形成される変形例の要部平断面図である。
この変形例に係る扉の隙間遮蔽構造は、基板であるエッジ本体47の表面である扉19の端面45に対向する面が凸曲面77で形成される。すなわち、隙間37を挟んで向かいあう両端面43,45が凸曲面35,77となる。
この凸曲面77によれば、隙間37を形成する両側が凸曲面同士となり、角部分の無い構造となって、意匠性が向上する。
図17は対向する両端面が平坦に形成される変形例の要部平断面図である。
この変形例に係る扉の隙間遮蔽構造は、隙間37を挟んで対向する面が双方とも平坦な面となるように、扉端面45とエッジ本体47の各面が平面79とされる。なお、この例においては、扉19の厚さを袖パネル15の厚さよりも小さく設定しており、すなわち、扉19の構成として袖パネル15と異なる厚みで構成する組み合わせであっても、扉端面45とエッジ本体47との隙間37を目隠し片49で目隠し可能となる。
この変形例では、袖パネル15と扉19とが異なる意匠である場合にも対応可能であり、すなわち隙間37を挟む対向面が平坦同士であっても、目隠し可能である。
図18は対向する両端面が平坦に形成される変形例の要部平断面図である。
この変形例に係る扉の隙間遮蔽構造は、上記した扉端面45が平坦な扉19の厚さよりも厚みのある扉19の例とされ、すなわち扉端面45が幅長が大きく、扉19の厚みが袖パネル19の厚さと略同一な状態であり、隙間37を挟んで対向する端面43,45が、それぞれ平面81よりなる。この場合、目隠し片83は、図18に示すように、隙間37とは反対の方向の面側が凸の湾曲形状とされ、扉端面45の縁部分を覆うような延出形状となる。
この変形例では、隙間37を挟む袖パネル15と扉19の対向する面81が平坦同士であっても目隠し可能である。また、目隠し片83が扉19の開閉時には接触せず、非常開放時には容易に変形し、開扉の障害とならない。
図19は基板の裏面に嵌合凸部が形成される変形例の要部平断面図である。
この変形例に係る扉の隙間遮蔽構造は、袖パネル15のパネル端面43に、凹溝85が扉回転中心線41に沿う長手方向に沿って延在し、この凹溝85の奥方となる底面部分に嵌入溝51が連続形成され、また、パネル端面43に対面するエッジ本体47の背面には、凹溝85に嵌合する嵌合凸部87と嵌入溝51に嵌入する嵌入突条53とが突設されている。遮蔽部材39は、例えばパネル端面43とエッジ本体47の背面、嵌合凸部87と凹溝85等に予め接着剤が塗布され、嵌入溝51に嵌入突条53を嵌入することにより接着固定される。なお、嵌合凸部87および凹溝85は、パネル端面43やエッジ本体47の背面に対して直交した面を備える形状ではなく、図示のように末広がり状の断面台形状に形成されることが好ましい。
この変形例では、パネル端面43とエッジ本体47背面とが多段状に形成されて接着面積を増やすこととなり、平坦面同士の接着よりも接着強度が増し、エッジ部材47のパネル端面43に対する密着性が増すこととなる。また、断面台形状としたことで、パネル端面43への挿着性、作業性が良好となる。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば上記の構成例では、扉の隙間遮蔽構造がトイレブース11に適用される場合を例に説明したが、この他、扉の隙間遮蔽構造は、隙間の目隠しが必要であり、比較的小スペースの空間となる例えば浴室、サニタリー、更衣室等、密閉性は必要ないが、扉周りでの隙間に目隠しが必要な構造物にも適用することができる。
また、遮蔽部材39の取り付け位置については、上記実施形態に限らず、扉19の戸先側でもよいし、吊元側の袖パネル(袖壁)19、扉19のどちらでもよい。また、扉の隙間遮蔽構造は、扉19の左右勝手違いにも対応可能とすることができる。さらに、遮蔽部材39は、扉19と袖パネル(袖壁)15との両方に設けられていてもよい。
従って、本実施形態に係る扉の隙間遮蔽構造によれば、機械的な可動部品が不要であり、複雑な形状の部品を扉19と袖壁15の双方の端面43,45に取り付ける必要がなく、簡素な形状で一体成形できて隙間37の目隠しが可能となり、非常開放時には扉19をスムーズに通過させることができる。
15…袖壁(袖パネル)
19…扉
35…凸曲面
37…隙間
39…遮蔽部材
41…扉回転中心線
43…一方の端面(パネル端面)
45…他方の端面(扉端面)
47…基板(エッジ本体)
49…目隠し片
51…嵌入溝
53…嵌入突条
59…V字状溝

Claims (5)

  1. 対向する端面同士の間が隙間を有して離間し、一方の前記端面が扉回転中心線に直交する平断面で平坦面に形成されるとともに、他方の前記端面が凸曲面で形成される扉及び袖壁と、
    前記扉回転中心線に沿って延在して一方の前記端面に取り付けられる遮蔽部材と、
    前記遮蔽部材に形成され一方の前記端面に平行に取り付けられる帯状の基板と、
    可撓性を有し前記基板の一対の平行な長手縁部のうち前記扉の通常時の開閉側と反対側となる外側の前記長手縁部に沿って形成され、閉扉時に前記隙間を通して視認が可能となる領域を特定する前記平断面における2本の交差する視線を跨いで突出し、前記扉の通常時の開閉動で他方の前記端面に非接触または軽接触となる目隠し片と、
    を具備し、
    前記目隠し片は、前記平断面において前記隙間に向かう面側が凸となる湾曲形状で形成されることを特徴とする扉の隙間遮蔽構造。
  2. 対向する端面同士の間が隙間を有して離間し、一方の前記端面が扉回転中心線に直交する平断面で平坦面に形成されるとともに、他方の前記端面が凸曲面で形成される扉及び袖壁と、
    前記扉回転中心線に沿って延在して一方の前記端面に取り付けられる遮蔽部材と、
    前記遮蔽部材に形成され一方の前記端面に平行に取り付けられる帯状の基板と、
    可撓性を有し前記基板の一対の平行な長手縁部のうち前記扉の通常時の開閉側と反対側となる外側の前記長手縁部に沿って形成され、閉扉時に前記隙間を通して視認が可能となる領域を特定する前記平断面における2本の交差する視線を跨いで突出し、前記扉の通常時の開閉動で他方の前記端面に非接触または軽接触となる目隠し片と、
    を具備し、
    前記基板と前記目隠し片との隙間側の入隅部には、V字状溝が形成されていることを特徴とする扉の隙間遮蔽構造。
  3. 請求項記載の扉の隙間遮蔽構造であって、
    前記基板と前記目隠し片との隙間側の入隅部には、V字状溝が形成されていることを特徴とする扉の隙間遮蔽構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の扉の隙間遮蔽構造であって、
    前記遮蔽部材は、少なくとも前記目隠し片が、弾性材からなることを特徴とする扉の隙間遮蔽構造。
  5. 請求項1〜のいずれか1つに記載の扉の隙間遮蔽構造であって、
    一方の前記端面には前記扉回転中心線に沿って延在する嵌入溝が形成され、
    一方の前記端面に対面する前記基板の背面には、前記嵌入溝に嵌入する嵌入突条が突設されることを特徴とする扉の隙間遮蔽構造。
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