JP2004351872A - 印刷装置、印刷装置の表示方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

印刷装置、印刷装置の表示方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷画像を印刷中にその印刷画像の印刷完了部分や未印刷部分を画像イメージで把握可能な印刷装置、印刷装置の表示方法、プログラムおよび記憶媒体を提供する。
【解決手段】印刷対象物に対して印刷画像G10を徐々に印刷していく印刷手段と、前記印刷画像G10の印刷進行状況(G11、G12)に従って徐々に減少する未印刷部分の画像を視認可能に表示する表示手段(D10〜D15)と、を備えたことを特徴とする。この場合、前記表示手段は、前記未印刷部分の画像とともに、徐々に増加する印刷完了部分の画像を視認可能に表示することが好ましい。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置、印刷装置の表示方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の印刷装置においては、印刷前にプレビュー等により印刷画像全体を確認した後、印刷を実行する(例えば特許文献1参照)。また、印刷中には、何%実行したか等の数値による途中経過や、「印刷中」等のメッセージなど、を表示画面に表示する。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−115224号公報(図4〜図6等)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、数値による途中経過の表示やメッセージ表示のみでは、印刷画像全体や印刷経過を画像イメージで把握できない。また、プレビュー時や印刷中に印刷画像を表示可能な印刷装置においても、印刷中にその時点(印刷途中)までの印刷結果(印刷完了部分)を画像イメージで確認するには、実際に印刷中の印刷対象物を覗き込むしかない。また、これらのいずれの場合も、印刷途中で残りの未印刷部分を画像イメージで把握することはできない。
【0005】
本発明は、印刷画像を印刷中にその印刷画像の印刷完了部分や未印刷部分を画像イメージで把握可能な印刷装置、印刷装置の表示方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の印刷装置は、印刷対象物に対して印刷画像を徐々に印刷していく印刷手段と、前記印刷画像の印刷進行状況に従って徐々に減少する未印刷部分の画像を視認可能に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の表示方法は、印刷手段により印刷対象物に対して印刷画像を徐々に印刷していく印刷進行状況に従って、徐々に減少する未印刷部分の画像を表示手段により視認可能に表示することを特徴とする。
【0008】
この印刷装置およびその表示方法では、印刷画像を徐々に印刷していく印刷進行状況に従って、徐々に変化(減少)する未印刷部分の画像を視認可能なように表示するので、画像イメージで把握できる。なお、この場合、未印刷部分のみを個別の画像として表示しても良いし、後述の印刷完了部分とともにそれらを互いに識別(視認)可能に表示しても良い。
【0009】
また、上述の印刷装置において、前記表示手段は、前記未印刷部分の画像とともに、徐々に増加する印刷完了部分の画像を視認可能に表示することが好ましい。
【0010】
この印刷装置では、未印刷部分の画像とともに、徐々に変化(増加)する印刷完了部分を視認可能なように表示するので、その表示によって印刷中にも印刷画像(の全体)を把握できるばかりでなく、徐々に変化する印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージで把握できる。なお、この場合、印刷完了部分と未印刷部分とを個別の画像として表示しても良いし、1つの印刷画像内にそれらを識別(視認)可能に表示しても良い。
【0011】
また、上述の印刷装置において、前記表示手段は、表示画面に前記印刷画像の全体を表示する印刷画像表示手段と、前記印刷画像内の前記印刷完了部分と前記未印刷部分との境界を示す境界マークを、前記印刷進行状況に応じて移動させる境界移動表示手段と、を有することが好ましい。
【0012】
この印刷装置では、印刷画像(全体)を表示し、その印刷画像内の印刷完了部分と未印刷部分との境界を示す境界マークを、印刷進行状況に応じて移動させるので、相互間の境界が徐々に変化(移動)するのを把握でき、これにより、印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージで容易に区別して把握できる。
【0013】
また、上述と同様の印刷装置において、前記表示手段は、前記印刷画像内の前記印刷完了部分と前記未印刷部分との境界を固定とし、前記印刷完了部分および前記未印刷部分を、前記印刷進行状況に応じて移動表示させる印刷画像移動表示手段を有することが好ましい。
【0014】
この印刷装置では、印刷画像内の印刷完了部分と未印刷部分との境界を固定とし、印刷完了部分および未印刷部分を、印刷進行状況に応じて移動表示させるので、境界が徐々に変化(相対的に移動)するのを把握でき、印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージで容易に区別して把握できる。また、境界を固定として表示するので、小さな表示画面であっても境界を見失いにくく、最低限、境界の近傍を表示すればよいので、表示画面に印刷画像の全体を表示しにくい場合であっても境界(の移動)を把握しやすく、小型の印刷装置に適している。
【0015】
また、印刷完了部分と未印刷部分との双方の画像を表示する上述の各印刷装置において、前記表示手段は、前記印刷完了部分と前記未印刷部分とを、表示形態が互いに異なるように表示することが好ましい。
【0016】
この印刷装置では、表示形態(例えば表示濃度、表示色、本体や背景に施す装飾、背景の模様(地模様)など)が、印刷完了部分と未印刷部分とで相互に異なるように、印刷画像を表示するので、それらの違いによって、印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージで容易に区別して把握できる。
【0017】
また、上述した各印刷装置において、前記印刷中に前記印刷を中止させる印刷中止手段をさらに備えたことが好ましい。
【0018】
この印刷装置では、印刷中にそれを中止させることができるので、表示された印刷画像の一部(例えば未印刷部分)に間違いを発見した場合等において、発見したその時点で印刷を中止することによって、印刷対象物(印刷用紙、テープ等)の無駄を最小限に押さえることができる。また、任意の位置で印刷を中止することにより、例えば1文字画像の半分の位置までの印刷にするなど、意図的に中途半端なところで印刷を中止して、印刷画像として作成しにくい画像を印刷することもできる。
【0019】
また、上述した各印刷装置において、前記印刷対象物が、テープであることが好ましい。
【0020】
この印刷装置では、印刷対象物がテープなので、テープ印刷装置に適用できる。
【0021】
また、本発明のプログラムは、上述のいずれかの印刷装置の各手段を機能させることを特徴とする。
【0022】
また、本発明の別のプログラムは、上述の表示方法を実行可能なことを特徴とする。
【0023】
これらのプログラムは、プログラム処理可能な印刷装置によって処理されることにより、印刷画像を印刷中にその印刷画像の印刷完了部分や未印刷部分を画像イメージで把握可能になる。
【0024】
また、本発明の記憶媒体は、上述した各プログラムを、プログラム処理可能な印刷装置によって読出可能に記憶することを特徴とする。
【0025】
プログラム処理可能な印刷装置において、この記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、印刷画像を印刷中にその印刷画像の印刷完了部分や未印刷部分を画像イメージで把握可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係るテープ印刷装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0027】
図1および図2に示すように、このテープ印刷装置1は、装置ケース(装置本体)2により外殻が形成され、装置ケース2の前部上面には各種入力キーから成るキーボード3を備えている。また、後部上面には、その左部に開閉蓋21が取り付けられ、その右部にはディスプレイ4が配設されている。また、装置ケース2の左側部には、ポケット(テープ装着部)6と装置外部とを連通するスリット状のテープ排出口22が形成され、テープ排出口22には、送りだした印刷用テープ(以下単に「テープ」)Tを切断するテープカッタ132が臨んでいる。
【0028】
また、図3に示すように、制御系から見た基本的な構成として、キーボード3やディスプレイ4を有してユーザとのインタフェースを行う操作部11と、印刷ヘッド(サーマルヘッド)7やテープ送り部120を有してポケット6内に装着したテープカートリッジCのテープTに印刷を行う印刷部12と、印刷後のテープTの切断を行う切断部13と、各種センサを有して各種検出を行う検出部14と、各種ドライバを有して各部回路を駆動する駆動部15と、テープ印刷装置1内の各部を制御する制御部20と、を備えている。このため、装置ケース2の内部には、印刷部12、切断部13、検出部14などの他、図外の回路基板が収納されている。この回路基板には、電源ユニットの他、駆動部15や制御部20の各回路などが搭載され、ACアダプタ接続口や外部から着脱可能なニッカド電池等の電池(図示省略)に接続されている。
【0029】
テープ印刷装置1では、ユーザが、ポケット6にテープカートリッジCを装着した後、ディスプレイ4により入力・編集結果を確認しながらキーボード3により所望の文字など(文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクタ)の印刷情報を入力して、印刷を指示すると、テープ送り部120によりテープカートリッジCからテープTを繰り出して、印刷ヘッド7によりテープTに所望の印刷を行い、印刷済み部分はテープ排出口22から随時外部に送り出される。所望の印刷が完了すると、テープ送り部120は、余白分を含むテープ長さの位置までテープTの送りを行った後、その送りを停止する。
【0030】
図2および図3に示すように、印刷部12には、開閉蓋21の内側に、テープカートリッジCを装着するためのポケット6が設けられていて、テープカートリッジCはこの開閉蓋21を開放した状態でポケット6に対して着脱される。また、テープカートリッジCの裏面には、相異なる幅等のテープTの種別を識別できるように小さな複数の孔(図示せず)が設けられ、ポケット6には、この孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテープ識別センサ141が設けられていて、テープTの有無(正確にはテープカートリッジCが装着されているか否か)およびテープTの種別(正確にはテープカートリッジCの種別)を検出できるようになっている。
【0031】
テープカートリッジCには、カートリッジケース51の内部に一定の幅(4.5mm〜48mm程度)のテープTとインクリボンRとが収容されており、印刷ヘッド7が臨む貫通開口55が形成されている。テープTは、裏面に粘着面が形成され、それが剥離紙によって覆われた構成になっている。また、テープTとインクリボンRとが重なる部分には、ヘッドユニット61に内蔵された印刷ヘッド7に対応して、プラテンローラ(プラテン)56が収納されている。テープカートリッジCが装着された状態で、印刷ヘッド7が貫通開口55から露出しているインクリボンRの裏面に当たり、発熱駆動されて所望の文字などがテープTの表面に印刷される。
【0032】
テープ送り部120は、ポケット6の側方から下方に亘る空間に配設され、動力(駆動)源として送りモータ121を備えている。テープカートリッジCがポケット6に装着され、その状態で開閉蓋21が閉塞されると、送りモータ121を駆動源として、テープリール52からテープTが繰り出され、リボン繰出リール53からインクリボンRが繰り出され、貫通開口55の位置で印刷ヘッド7がテープTとインクリボンRとを挟み込んでプラテン56に当接して、テープTとインクリボンRが相互に重なり合った状態で走行し、同期して印刷ヘッド7が駆動されて印刷が行われる。その後、インクリボンRが内部でテープ巻取リール54に巻き取られるとともに、テープTのみがテープカートリッジCの外部に排出され、プラテン56の回転(リボン巻取リール54も同期回転する)が所定時間続行することで、テープTのテープ送りが続行され、テープ排出口22を介して装置外部に送り出され、テープT上の所定の切断位置がテープカッタ132の位置まで送られる。
【0033】
切断部13は、テープカッタ132と、これを切断動作させるカッタモータ131と、を備えている。また、モード設定によって、自動/手動を切替可能であり、任意長印刷などの場合には手動(マニュアル)のカットキーの操作で、定長印刷などの場合には自動(オート)で、カッタモータ131を駆動する。検出部14は、前述のテープ識別センサ141を備える他、装置内各部に各種のセンサ等を備えている。駆動部15は、ディスプレイドライバ151と、ヘッドドライバ152と、モータドライバ153と、を備えている。ディスプレイドライバ151は、制御部20から出力される制御信号に基づき、その指示にしたがって、操作部11のディスプレイ4を駆動する。同様に、ヘッドドライバ152は、印刷部12の印刷ヘッド7を駆動し、モータドライバ153は、印刷部12の送りモータ121や切断部13のカッタモータ131などの各モータを駆動する。
【0034】
操作部11は、キーボード3とディスプレイ4とを備えている。ディスプレイ4は、横方向(X方向)約6cm×縦方向(Y方向)4cmの長方形の形状の内側に、96ドット×64ドットの表示画像データを表示可能な表示画面41と、各種設定状況等を表示する18個のインジケータ(図示省略)とを有し、ユーザがキーボード3からデータを入力して、キャラクタ列画像データなどの印刷画像データを作成・編集したり、その結果等を視認したり、キーボード3から各種指令・選択指示等を入力したりする際などに用いられる。
【0035】
キーボード3には、アルファベットキー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む文字キー群31の他、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群32などが配列されている。
【0036】
機能キー群32には、電源キー、印刷動作を指示するための印刷キー、テキスト入力時のデータ確定や改行および選択画面における各種モードの選択指示のための選択キー、各種操作を取り消すための取消キー、各種処理を中止したり確定後の文字等を必要に応じて削除する削除キー、前述した手動カットのためのカットキー、並びに、それぞれ上下左右の方向へのカーソル移動や表示画面41の表示範囲を移動させるための4個のカーソルキーなどが含まれる。なお、これらは、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。キーボード3は、これらの各種キーにより種々の指令およびデータを制御部20に入力する。
【0037】
制御部20は、CPU210、ROM220、RAM230、周辺制御回路(P−CON)240を備え、互いに内部バス250により接続されている。ROM220は、CPU210で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域221の他、装置内で用意している文字等(数字、記号、図形等を含む)のフォントデータや色変換テーブルや文字修飾テーブルなどを記憶する制御データ領域222を有している。RAM230は、電源オフ時のバックアップがされていて、各種フラグ・レジスタ群231、テキストデータ領域232、表示画像データ領域233、印刷画像データ領域234、描画登録画像データ領域235、外字登録画像データ領域236、文字展開バッファ、印刷バッファなどの各種バッファ領域237などの領域を有し、各種処理の作業領域として使用される。
【0038】
P−CON240には、CPU210の機能を補うとともに周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路や種々の計時を行うタイマ等の機能回路などが、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。このため、P−CON240は、検出部14の各種センサやキーボード3と接続され、各種検出信号や各種指令や入力データなどをそのままあるいは加工して内部バス250に取り込むとともに、CPU210と連動して、CPU210等から内部バス250に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部15に出力する。
【0039】
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムに従って、P−CON240を介して各種検出信号、各種指令、各種データ等を入力し、ROM220やRAM230内の各種データ等を処理し、P−CON240を介して駆動部15に制御信号を出力することにより、印刷の位置制御や表示画面41の表示制御等を行うとともに、印刷ヘッド7を制御して所定の印刷条件でテープTに印刷するなど、テープ印刷装置1全体を制御している。
【0040】
次に、テープ印刷装置1の制御全体の処理フローについて、図4を参照して説明する。電源キーを押すこと(電源オン)により処理が開始すると、同図に示すように、まず、前回の電源オフ時の状態に戻すために、退避していた各制御フラグを復旧するなどの初期設定を行い(S1)、次に、前回の表示画面を初期画面として表示する(S2)。
【0041】
同図のその後の処理、すなわちキー入力か否かの判断分岐(S3)および各種割込処理(S4)は、概念的に示した処理である。実際には、テープ印刷装置1では、初期画面表示(S2)が終了すると、キー入力その他による割込を許可し、何らかの割込が発生するまでは、そのままの状態を維持し(S3:No)、何らかの割込が発生すると(S3:Yes)、それぞれの割込処理に移行して(S4)、その割込処理が終了すると、再度、その状態を維持する(S3:No)。
【0042】
上述のように、テープ印刷装置1では、主な処理を割込処理により行うので、印刷画像作成などの準備ができていれば、ユーザが任意の時点で印刷キーを押すことにより、印刷処理割込が発生して、印刷処理が起動され、印刷画像データに基づいて印刷画像の印刷ができる。すなわち、印刷に至るまでの操作手順は、ユーザが任意に選択できる。
【0043】
例えば図5に示すように、カーソルKまでの1行目の文字(キャラクタ)列「ABCDE」を入力後のテキスト編集画面表示の状態で(表示画面41の画面D10)、ユーザにより印刷キーが押されると、「印刷中」のメッセージの表示とともに文字列「ABCDE」の文字列画像を印刷画像G10として印刷し(D11〜D14)、印刷が終了すると、元のテキスト編集画面に戻る(D15:D10と同じ)。なお、テープ印刷装置1では、ユーザは、キー入力による各種指示を取消キーにより取り消すことができ、上述の状態(D11〜D14)から取消キーを押すことにより、元のテキスト編集画面の表示状態(D10)に戻すことができる。
【0044】
ところで、テープ印刷装置1では、印刷画像を印刷中にその印刷画像の印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージで把握できるので、以下、この点について説明する。
【0045】
上述の図5に詳細に示すように、印刷中には、最終的な印刷結果となる印刷画像G10までの途中結果として、文字列「ABCDE」の文字列画像がその一端(ここでは先端:図示左端)側から他端(後端:図示右端)側に向かって徐々に印刷される(印刷画像G11、G12等)。このため、テープ印刷装置1では、印刷中に印刷画像G10の全体を表示するとともに(図6参照:印刷画像G11に対応する画面D12を拡大して図示)、徐々に(時々刻々と)変化(増加)する印刷完了部分を通常の表示濃度の画像で表示し、徐々に変化(減少)する未印刷部分を薄い濃度の画像で表示する。これにより、その表示濃度の違いによって、印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージで容易に区別して把握できる。
【0046】
また、印刷途中の各時点における印刷完了部分と未印刷部分との境界を示すインジケータ等から成る境界マークMを、表示画面41内で印刷経過と連動させて移動(移動表示)させる。これにより、相互間の境界が徐々に変化(移動)するのを把握でき、これにより、印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージでさらに容易に区別して把握できる。
【0047】
また、上述のように、印刷中にも取消キーの押下により印刷を取消(中止)することができるので、例えば図7に示すように、文字列「ABCDE」と作成して印刷するつもりが、実際には「ABDCE」と作成していて、印刷途中の「D」を印刷した直後にその間違いを発見した場合(D20〜D21)、間違いを発見した直後に取消キーを押すことにより、印刷を中止して、元のテキスト編集画面に戻すことができ(D22)、その後、正しい文字列「ABCDE」に編集(修正)することができる(D23:D10と同じ)。この場合、最後の「E」まで印刷した後に、その結果を見て間違いに気づくのに比べて、テープTの無駄を低減できる。
【0048】
また、テープ印刷装置1では、未印刷部分をも把握可能に表示しているので、例えば図8に示すように、文字列「迂回路はこちら」と作成して印刷するつもりが(同図の印刷画像G40参照)、実際には「迂回路はごじら」と作成していて、印刷を開始してしまった場合にも、印刷途中の、それも間違い部分を印刷する前の状態で(D30)、未印刷部分の表示の「ごじら」を見て間違いに気づくことにより、最後まで印刷した後に、その結果(印刷画像G30)を見て間違いに気づくのに比べて、その途中までで印刷を中止でき(印刷画像G31)、この場合、間違い部分の最初の「ご」も印刷されていない状態で中止できるので、さらにテープTの無駄を低減できる。
【0049】
すなわち、上述のように、テープ印刷装置1では、表示された印刷画像の一部(特に未印刷部分)に間違いがある場合、それを発見しやすく、また、発見した場合等において、発見したその時点で印刷を中止することによって、テープTの無駄を最小限に押さえることができる。
【0050】
なお、上述の例では、印刷完了部分の濃度を濃くし、未印刷部分を薄くしたが、未印刷部分の方を濃くして、これから印刷する部分(内容)を確認しやすくすることもできる。また、表示濃度ばかりでなく、表示色の違いによって区別しても良い。また、この場合、一般に同一色の階調値の相違が表示濃度であり、表示色の相違もカラーの各原色の階調値の相違なので、これらの階調値の組合せによって、種々の表示濃度や表示色を、印刷完了部分や未印刷部分に割り当てることもできる。
【0051】
また、一般的なカラー表示時の表示濃度や表示色の違いばかりでなく、至極低階調のモノクロ表示等でも可能なように、印刷完了部分と未印刷部分とを互いに(例えば白黒)反転表示にしても良い(図9のD40、D42参照)。また、反転表示以外の装飾として基本画像(図示の例では文字列画像)やその背景に各種の色や装飾を施したり、地模様を付加したりしても良い(同図のD41、D43参照:図示の例は背景に網掛け(地に網模様))。
【0052】
また、上述の各例では、印刷画像の全体を表示させつつ、境界マークMを移動させたが、境界(マークM)を固定とし、印刷完了部分および未印刷部分を、印刷進行状況に応じて移動表示させても良い(図10参照)。この場合も、境界が徐々に変化(相対的に移動)するのを把握でき、印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージで容易に区別して把握できる。また、この場合、境界を固定として表示するので、小さな表示画面であっても境界を見失いにくく、最低限、境界の近傍を表示すればよいので、表示画面に印刷画像の全体を表示しにくい場合であっても境界(の移動)を把握しやすく、小型の印刷装置に適している。
【0053】
なお、未印刷部分を印刷完了部分とさらに明確に区別して確認したい場合、印刷完了部分と未印刷部分とをそれぞれ個別の画像として表示しても良い。また、印刷完了部分は印刷対象物(テープT)の印刷結果を見れば一応の確認ができるので、未印刷部分を重点的に確認するため、未印刷部分の画像のみ単独でその変化(減少の様子)を視認可能に表示するようにしても良い。また、印刷中止のために、他の処理の取消にも使用する取消キー等でなく、印刷中止のための専用キー(印刷中止キー)を設けてそれを利用するようにしても良い。
【0054】
また、上述の実施形態では、印刷装置としてテープ印刷装置を例示したが、テープ以外の印刷対象物(ハガキ、封筒等を含む定型サイズの印刷用紙や連続紙等)として、印刷画像をその一部ずつ徐々に印刷する印刷装置にも適用できる。
【0055】
そして、上述した表示方法は、プログラム処理可能な各種印刷装置によって処理されるプログラムとして適用でき、その種のプログラムを記憶するための例えばCD、MD、DVD等の記憶媒体にも適用でき、この種のプログラムを記憶しておいて、あるいは記憶媒体等から読み出して、実行することにより、印刷画像を印刷中にその印刷画像の印刷完了部分や未印刷部分を画像イメージで把握可能になる。もちろん、その他、要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【0056】
なお、上述の実施形態(第1実施形態)では、印刷装置として単体(スタンドアロン)のテープ印刷装置を例示したが、印刷画像の画像データ(印刷画像データ)を用意して供給するための供給装置に所定の通信手段を介して同様の印刷装置(テープ印刷装置)を接続した構成(システム)を、1つの印刷装置と見ることもできる。以下、このタイプの印刷装置(単体のものと区別して以下「印刷システム」という。)を、第2実施形態として説明する。
【0057】
図11および図12に示すように、まず、本実施形態のテープ印刷装置1(区別する際には第1実施形態のものを1A、第2実施形態のものを1Bとする)は、データサーバ(供給装置)DSとインタフェースIFを介して接続され、全体として印刷システムSYSを構成している。データサーバDSは、テープ印刷装置1(1B)に対して、印刷対象の印刷画像データを供給するものである。
【0058】
このため、データサーバDSは、例えば図11に示すように、ネットワークNWを中心に、端末となる複数のワークステーションWS(パソコンPC等)1〜3やターミナルアダプタ(ルータ、リピータ、ハブ等を含む)TA等を接続して構成し、これらの端末のいずれかからインタフェースIFを介して、あるいはネットワークNWから直接のインタフェースIFとして、テープ印刷装置1を接続しても良い。この場合のネットワークNWとしては、IEEE標準LAN準拠の通信プロトコルに従ったもの、例えばいわゆるインターネットや各種のローカルエリアネットワーク(LAN:イーサネット(登録商標)、10/100ベース(Base)等)が採用できる。また、端末を介するインタフェースIFとしては、シリアルデータ通信(RS−232C、USB、IEEE1394等)でも、パラレルデータ通信(セントロニクス等)でも良い。なお、これらは有線通信の規格であるが、無線通信を利用することも可能である。
【0059】
あるいは、より単純な構成として、データサーバDSを、スタンドアロンタイプの装置としても良い。例えば図12に示すように、スタンドアロンのパソコンPCとテープ印刷装置1(1B)とを、USB等のインタフェースIFで接続するだけで、印刷システムSYSを構成できる。なお、図11の構成(第1の構成)では、データサーバDS内の各装置(WS1〜3、TA等)に用意(記憶)された印刷画像データを(ダウンロード等により)供給して印刷する構成となり、図12の構成(第2の構成)では、例えばパソコンPC(データサーバDS)に記憶された印刷画像データを供給して印刷する構成となる。
【0060】
以下では、比較的単純な図12の第2の構成の印刷システムSYSについて、主に説明する。ここで、テープ印刷装置1(1B)は、図13に示すように、USB仕様(プロトコル)に基づいて(USBケーブルによる)インタフェースIFからUSBコネクタ25を介してデータサーバDSとの通信を行うデータ供給インタフェース(DS−IF)16を、第1実施形態のテープ印刷装置1(1A)と同様の構成(図3参照)に、付加した構成と成っている。
【0061】
DS−IF16は、データサーバDSからの各種データ(印刷画像データ等)を受信するための受信バッファ161を有している。また、P−CON240は、図3で前述の検出部14からの各種検出信号やキーボード3からの各種指令や入力データなどの他、DS−IF16と接続され、データサーバDSからの制御信号や各種(ダウンロード)データなどを、そのままあるいは加工して内部バス250に取り込むとともに、CPU210と連動して、CPU210等から内部バス250に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して前述の駆動部15やDS−IF16に出力する。
【0062】
そして、例えば図12の第2の構成のデータサーバDSにおいて、図5で前述の文字列「ABCDE」のテキスト編集画面(D10)と同様のテキスト編集画面を表示したり、あるいは印刷画像G10をイメージ画面表示等として表示している状態で、ユーザにより所定の印刷指示が行われると、データサーバDSでは、文字列「ABCDE」の印刷画像G10の印刷画像データとして、印刷画像G10の一端(ここでは先端:図示左端)側のデータから他端(後端:図示右端)側のデータに向かって徐々に、インタフェースIFを介して送信する。
【0063】
これに対して、テープ印刷装置1(1B)では、DS−IF16によって印刷画像G10の印刷画像データを徐々に受信しながら、その印刷画像G10を徐々に印刷する(図5の印刷画像G11、G12等と同様)。すなわち、印刷画像データの送信(供給)と印刷とは連携して行われる。
【0064】
このため、データサーバDSでは、印刷画像データを徐々に送信しつつ、その送信分に基づいて印刷進行状況を判断して、図5で前述の表示画面と同様に、印刷中に印刷画像G10の全体を表示するとともに、徐々に(時々刻々と)変化(増加)する印刷完了部分を通常の表示濃度の画像で表示し、徐々に変化(減少)する未印刷部分を薄い濃度の画像で表示し、かつ、境界マークMを印刷経過と連動させて移動表示させる。これにより、表示濃度の違いによって、印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージで容易に区別できるのに加えて、相互間の境界が徐々に変化(移動)するのを把握でき、印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージでさらに容易に区別して把握できる。
【0065】
ここで、データサーバDSにおいて、テープ印刷装置1による印刷を途中で中止させる所定の印刷中止指示が、ユーザにより可能であることが望ましい。この場合、印刷中にそれを中止させることができるので、図7〜図8等で前述のように、表示された印刷画像の一部(例えば未印刷部分)に間違いを発見した場合等において、発見したその時点で印刷を中止することによって、テープ(印刷対象物)やその処理時間等の無駄を最小限に押さえることができる。また、任意の位置で印刷を中止することにより、例えば1文字画像の半分の位置までの印刷にするなど、意図的に中途半端なところで印刷を中止して、印刷画像として作成しにくい画像を印刷することもできる。
【0066】
なお、上述の例の印刷完了部分と未印刷部分の表示濃度の関係を逆にしたり、表示濃度でなく表示色(カラーの場合の各原色の階調値の組合せも含む)の違いによって区別しても良いし、低階調のモノクロ表示等でも可能なように、反転表示(図9のD40、D42参照)にしても良いし、基本画像やその背景に各種の色や装飾を施したり、地模様を付加したりしても良い(同図のD41、D43参照)。
【0067】
また、図10で前述と同様に、境界(マークM)を固定とし、印刷完了部分および未印刷部分を、印刷進行状況に応じて移動表示させることもできる。この場合も、境界が徐々に変化(相対的に移動)するのを把握でき、印刷完了部分と未印刷部分とを画像イメージで容易に区別して把握できる。また、境界固定なので、小さな表示画面であっても境界を見失いにくく、最低限、境界の近傍を表示すればよいので、表示画面に印刷画像の全体を表示しにくい場合であっても境界(の移動)を把握しやすい。例えば図11の印刷システムSYSにおいて例示のターミナルアダプタTAなど、表示画面の小さな小型の装置を供給装置とする場合などに適している。
【0068】
また、逆に比較的大型の表示画面を有するパソコンPC等を供給装置とするような場合、印刷完了部分と未印刷部分とをそれぞれ個別の画像としてさらに明確に区別して表示しても良い。また、印刷完了部分は印刷対象物(テープT)の印刷結果を見れば一応の確認ができるので、未印刷部分を重点的に確認するため、未印刷部分の画像のみ単独でその変化(減少の様子)を視認可能に表示するようにしても良い。
【0069】
また、上述の例では、データサーバDS側で、印刷画像データを徐々に送信しつつ、その送信分に基づいて印刷進行状況を判断したが、テープ印刷装置1側から印刷画像の印刷進行状況をインタフェースIFを介して、データサーバDSに報告しても良い。この場合、データサーバDS側では、報告された印刷進行状況に従って、徐々に減少する未印刷部分の画像や徐々に増加する印刷完了部分の画像などを把握可能に表示できる。なお、この場合の印刷画像データの供給は、印刷と関係なく(徐々にではなく)高速で処理しても良い。
【0070】
また、上述の例では、データサーバDS側において、印刷画像データを内部に用意(記憶)されたものとして説明したが、図12に示すように、外部からコンパクトディスク(CD、CD−ROM)501等により供給することもでき、この場合、CD−ROM501を入れ替えるだけで種々の印刷画像データに変更できる。
【0071】
また、印刷画像データをテープ印刷装置1に送信して供給すると共に印刷進行状況に従って未印刷部分等の画像を表示するためのプログラム(印刷プログラム:専用のアプリケーションプログラム)についても、データサーバDS内に元から準備(記憶)しておいても良いし、印刷画像データと共にあるいは単独でCD−ROM501内に記憶しておき、それを(ダウンロード等してから)起動できるようにしても良い。また、この場合、一般的なオペレーションシステム(OS)で実行可能なアプリケーションにしておけば、そのOSを有するパソコン等にCD−ROM501を装着するだけで、利用できる。
【0072】
なお、上述の例では、CD−ROMを例に挙げたが、FD、MO、DVD等、その他の記憶媒体を利用しても良い。また、図12の構成でなく、図11のようにネットワークNWを利用する場合には、そのネットワークNWを介してあるいはテープ印刷装置1の直接接続の装置(供給装置:図示の例ではPC1またはTA)を介して、そのネットワークNWに接続された各種の他の装置(図示の例ではWS2やWS3等)から印刷画像データや印刷プログラムを受信できるので、各種の装置から受信するだけで、新たな各種の印刷画像データや印刷プログラムを記憶(用意)したり、変更したりすることができる。また、これらの場合、データサーバDS側の印刷プログラムには、その一部をテープ印刷装置1側にダウンロードして利用可能なテープ印刷装置1側のプログラムを含ませることもできる。
【0073】
また、上述の(第2)実施形態では、キーボード3やディスプレイ4等を有する操作部11を備えたテープ印刷装置1(1B)を印刷装置として例示したが、全てまたは殆どの動作をデータサーバDSからの指示に従って行うような場合、印刷装置側に操作部11等を要しないので、それらの機能を省略した構成とすることもできる。例えばテープ印刷装置1B(図12および図13参照)と同様のテープ印刷装置ではあっても、図14および図15に示すテープ印刷装置1Cのように、操作部11等を省略した構成とすることもできる。
【0074】
また、データサーバDSと接続される印刷装置としてテープ印刷装置の例を挙げたが、印刷画像を徐々に印刷する印刷装置であれば、印刷対象物がテープではない他のタイプの印刷装置にも適用できる。
【0075】
そして、上述の印刷システムの表示方法は、プログラム処理可能な各種印刷システムによって処理されるプログラムとしても適用でき、その種のプログラムを記憶するための上述の各種の記憶媒体等にも適用でき、この種のプログラムを記憶しておいて、あるいは記憶媒体等から読み出して、あるいはネットワークを介してダウンロード等して、実行することにより、セパレートタイプの印刷システムであっても、印刷画像を印刷中にその印刷画像の印刷完了部分や未印刷部分を画像イメージで把握可能になる。もちろん、その他、要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【0076】
【発明の効果】
上述のように、本発明の印刷装置、印刷装置の表示方法、プログラムおよび記憶媒体によれば、印刷画像を印刷中にその印刷画像の印刷完了部分や未印刷部分を画像イメージで把握可能になる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の外観斜視図である。
【図2】図1のテープ印刷装置の、蓋を開けた状態の斜視図である。
【図3】図1のテープ印刷装置の制御系を示す概略ブロック図である。
【図4】テープ印刷装置の制御全体の概略処理を示すフローチャートである。
【図5】印刷をするときの一例を示す表示画面およびその表示画面上での典型的な操作の説明図、並びに、その印刷による印刷結果の一例を示す説明図である。
【図6】図5の表示画面の代表的な1つの表示画面を拡大して示す説明図である。
【図7】印刷中に間違いを見つけた一例を示す、図5と同様の説明図である。
【図8】印刷中に間違いを見つけた別の一例についての表示画面および印刷結果を示す説明図である。
【図9】印刷完了部分と未印刷部分とを区別して視認可能な、図6、図7等とは別の各種表示例を示す説明図である。
【図10】別の例として、境界を固定して印刷完了部分と未印刷部分とを移動表示する一例を示す、図5と同様の説明図である。
【図11】第2実施形態に係る印刷システムの第1の構成例を示す説明図である。
【図12】第2の構成例を示す、図11と同様の説明図である。
【図13】図11および図12の第1および第2の構成例におけるテープ印刷装置の制御系を示す概略ブロック図である。
【図14】第3の構成例を示す、図11と同様の説明図である。
【図15】図13の第3の構成例についての、図13と同様の説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置
2 装置ケース
3 キーボード
4 ディスプレイ
7 印刷ヘッド
11 操作部
12 印刷部
13 切断部
14 検出部
15 駆動部
20 制御部
C テープカートリッジ
DS データサーバ
D〜 表示画面の例
G〜 印刷画像の例
IF インタフェース
K カーソル
M 境界マーク
NW ネットワーク
PC〜 パソコン
R インクリボン
SYS 印刷システム
T テープ
TA ターミナルアダプタ
WS〜 ワークステーション

Claims (11)

  1. 印刷対象物に対して印刷画像を徐々に印刷していく印刷手段と、
    前記印刷画像の印刷進行状況に従って徐々に減少する未印刷部分の画像を視認可能に表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記表示手段は、前記未印刷部分の画像とともに、徐々に増加する印刷完了部分の画像を視認可能に表示することを特徴とする、請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記表示手段は、
    表示画面に前記印刷画像の全体を表示する印刷画像表示手段と、
    前記印刷画像内の前記印刷完了部分と前記未印刷部分との境界を示す境界マークを、前記印刷進行状況に応じて移動させる境界移動表示手段と、
    を有することを特徴とする、請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記表示手段は、前記印刷画像内の前記印刷完了部分と前記未印刷部分との境界を固定とし、前記印刷完了部分および前記未印刷部分を、前記印刷進行状況に応じて移動させる印刷画像移動表示手段を有することを特徴とする、請求項2に記載の印刷装置。
  5. 前記表示手段は、前記印刷完了部分と前記未印刷部分とを、表示形態が互いに異なるように表示することを特徴とする、請求項2ないし4のいずれかに記載の印刷装置。
  6. 前記印刷中に前記印刷を中止させる印刷中止手段をさらに備えたことを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の印刷装置。
  7. 前記印刷対象物が、テープであることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の印刷装置。
  8. 印刷手段により印刷対象物に対して印刷画像を徐々に印刷していく印刷進行状況に従って、徐々に減少する未印刷部分の画像を表示手段により視認可能に表示することを特徴とする印刷装置の表示方法。
  9. 請求項1ないし7のいずれかに記載の印刷装置の各手段を機能させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項8に記載の印刷装置の表示方法を実行可能なことを特徴とするプログラム。
  11. 請求項9または10に記載のプログラムを、プログラム処理可能な印刷装置によって読出可能に記憶することを特徴とする記憶媒体。
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