JP2004345328A - 竪型射出成形機 - Google Patents
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Abstract
【課題】インサート成形等を能率良く行なうことのできる竪型射出成形機を提供する。
【解決手段】型締装置12を有する成形ステーション20の両側に、第1の段取りステーション21と第2の段取りステーション22が設けられている。成形ステーション20と第1の段取りステーション21との間を第1のシャトル台車41が移動する。第2のシャトル台車42は、成形ステーション20と第2の段取りステーション22との間を移動する。第1の段取りステーション21に、上型32を吸着するマグネットチャック71を備えた第1の開閉機構61が設けられている。第2の段取りステーション22に、上型36を吸着するマグネットチャック92を備えた第2の開閉機構62が設けられている。
【選択図】 図3
【解決手段】型締装置12を有する成形ステーション20の両側に、第1の段取りステーション21と第2の段取りステーション22が設けられている。成形ステーション20と第1の段取りステーション21との間を第1のシャトル台車41が移動する。第2のシャトル台車42は、成形ステーション20と第2の段取りステーション22との間を移動する。第1の段取りステーション21に、上型32を吸着するマグネットチャック71を備えた第1の開閉機構61が設けられている。第2の段取りステーション22に、上型36を吸着するマグネットチャック92を備えた第2の開閉機構62が設けられている。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばインサート成形等に適した竪型射出成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】
金型の修理、交換の際に射出動作を停止させずにすむようにするために、成形ステーションの両側にそれぞれ取出しステーションを設け、これら取出しステーションと成形ステーションとの間を複数の金型が移動できるようにした金型鋳造装置が提案されている。(例えば下記特許文献1参照)
前記特許文献1に記載されている金型鋳造装置では、それぞれの取出しステーションにおいて、上型が型開閉可動盤にクランプ機構によって固定される。クランプ機構は、例えば、てこの作用を利用したクランプ用駒を油圧シリンダによって回動させることにより、上型を型開閉可動盤に固定するようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−254152号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1に記載されている金型鋳造装置では、成形ステーションにて第1の金型を用いて射出成形したのち、この金型を一方の取出しステーションに送るとともに第2の金型を成形ステーションに送り、第2の金型を用いて射出成形を行なっている間に第1の金型から製品を取出す、といった動作を交互に繰返すことにより、射出成形のサイクルタイムを短縮化することが可能である。
【0005】
しかしながら前記特許文献1のように2台の金型を成形ステーションと2つの取出しステーションとの間に交互に移動させる場合、クランプ用駒とシリンダ機構とを用いた機械式のクランプ機構を用いると、金型のクランプおよびアンクランプに要する時間が長くなり、射出成形の高能率化を図る上で改善の余地があった。
【0006】
従ってこの発明の目的は、射出成形のサイクルタイムをさらに短縮することができ、射出成形を能率良く行なうことのできる竪型射出成形機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の竪型射出成形機は、昇降可能な型締枠を有する型締装置が設けられた成形ステーションと、前記成形ステーションの側方に位置する第1の段取りステーションと、前記成形ステーションと前記第1の段取りステーションとの間を水平方向に移動可能でかつ第1の金型セットを搭載する第1のシャトル台車と、前記第1のシャトル台車を前記水平方向に移動させる第1の駆動機構と、前記第1の段取りステーションに設けられ昇降動作する枠部材を有する第1の開閉機構と、前記第1の開閉機構の前記枠部材に設けられ前記第1の金型セットの上型を吸着可能な高速クランプ装置として機能する第1のマグネットチャックと、前記成形ステーションを挟んで前記第1の段取りステーションの反対側に位置する第2の段取りステーションと、前記成形ステーションと前記第2の段取りステーションとの間を水平方向に移動可能でかつ第2の金型セットを搭載する第2のシャトル台車と、前記第2のシャトル台車を前記水平方向に移動させる第2の駆動機構と、前記第2の段取りステーションに設けられ昇降動作する枠部材を有する第2の開閉機構と、前記第2の開閉機構の前記枠部材に設けられ前記第2の金型セットの上型を吸着可能な高速クランプ装置として機能する第2のマグネットチャックとを具備している。
【0008】
この発明の好ましい形態では、前記第1および第2の金型セットはそれぞれインサート成形用の上型と下型を有し、前記上型が上昇した状態において前記下型内にインサート部品がセットされるようにしている。
【0009】
またこの発明の好ましい形態では、前記第1の金型セットの上型と第2の金型セットの上型は、それぞれ、非磁性材料からなる金型本体と、前記マグネットチャックに吸着される基部とを有している。なお、下型の金型本体も非磁性材料によって形成されていてもよい。
【0010】
本発明の竪型射出成形機はインサート成形に適しているが、インサート成形品以外の製品にも使用できる。また、合成樹脂製品用の射出成形機に適用することもできるし、ゴム(シリコンゴムをはじめとする合成ゴム,天然ゴムも含む)あるいはエラストマ等の弾性体製品用の射出成形機に適用することもできる。あるいはアルミダイキャスト等の金属製品用の射出成形機に適用することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
図1に示す竪型射出成形機10は、基台11上に、型締装置12と、バレル13およびホッパ14等を備えた射出装置15などが設けられている。射出装置15は、モータあるいはシリンダ等の直動駆動源により、図示しないガイド部材に沿って矢印A方向に移動することができるようになっている。バレル13の先端部にノズル16が形成されている。
【0012】
図3に示すように、成形ステーション20に型締装置12が設けられている。成形ステーション20の左右両側に第1の段取りステーション21と第2の段取りステーション22が設けられている。第2の段取りステーション22は、成形ステーション20を挟んで第1の段取りステーション21の反対側に位置している。
【0013】
型締装置12は、基台11に固定されたフレーム25と、このフレーム25に対して昇降可能な型締枠26を有している。型締枠26は、油圧シリンダ等の駆動源27によって昇降駆動され、降下したときに固定枠28との間で第1の金型セット31(または第2の金型セット35)を上下方向にクランプするようになっている。
【0014】
第1の金型セット31の一例は、インサート成形用の上型32と下型33とを備えている。第2の金型セット35も、インサート成形用の上型36と下型37とを備えている。
【0015】
図3等に示されるように、水平方向に延びるガイドレール40上に、第1のシャトル台車41と第2のシャトル台車42が設けられている。これらシャトル台車41,42は、ガイドレール40上を水平方向に互いに単独で移動することができる。
【0016】
第1のシャトル台車41は、例えばシリンダ機構を用いた第1の駆動機構51のロッド部材51aによって、成形ステーション20と第1の段取りステーション21との間を、ガイドレール40に沿って往復移動するようになっている。第1のシャトル台車41上に第1の金型セット31がクランプ機構45によって固定される。
【0017】
第2のシャトル台車42も、例えばシリンダ機構を用いた第2の駆動機構52のロッド部材52aによって、成形ステーション20と第2の段取りステーション22との間を、ガイドレール40に沿って往復移動するようになっている。第2のシャトル台車42上に第2の金型セット35がクランプ機構55によって固定される。第1および第2の駆動機構51,52は、流体圧シリンダに限らず、モータによって駆動されるボールねじ機構や歯車機構などを用いてもよい。
【0018】
第1の段取りステーション21に第1の開閉機構61が設けられている。第2の段取りステーション22に第2の開閉機構62が設けられている。これら段取りステーション21,22に、それぞれ、高さを2段階(第1ポジションP1と第2ポジションP2)に切替えることができるストッパ機構63,64が設けられている。
【0019】
第1の開閉機構61は、柱状のガイド部材65に沿って昇降動作する枠部材66を備えている。ガイド部材65は垂直方向に延びている。枠部材66に昇降用アクチュエータ67が連結されている。昇降用アクチュエータ67の一例は、上下方向に移動するロッド部材67aを有する流体圧シリンダであるが、モータによって駆動されるボールねじ機構や歯車機構などを用いてもよい。枠部材66の下面に、第1の金型セット31の上型32の位置決め等をなすためのガイド68が設けられている。
【0020】
第1の開閉機構61の枠部材66に、上型32を吸着可能な第1のマグネットチャック71が設けられている。このマグネットチャック71は図2に示すように偏平な板状をなしており、その下面側に上型32を吸着する吸着面72を有している。上型32は、好ましくは非磁性材料からなる金型本体32aと、マグネットチャック71に吸着可能な磁性材料からなる基部32bとを有している。
【0021】
マグネットチャック71の一例は、ハウジング73の内部に永久磁石74を組込んだものであり、操作部75を図示しないアクチュエータで操作することにより、上型32を吸着できる状態と、吸着を解除する状態とを切替えることができる。
【0022】
このマグネットチャック71は電磁石でもよく、電磁石の場合、スイッチによって電磁コイルへの通電をオン・オフすることにより、上型32を吸着できる状態と、吸着を解除する状態とを切替えることができる。なお、マグネットチャックの代りに、油圧あるいは空圧アクチュエータを用いて上型32を枠部材66にクランプすることも可能である。
【0023】
第2の段取りステーション22は、成形ステーション20を挟んで第1の段取りステーション21の反対側に設けられている。第2の段取りステーション22に設ける第2の開閉機構62は、第1の開閉機構61と同様に、ガイド部材79に沿って昇降動作する枠部材80を備えている。
【0024】
枠部材80に昇降用アクチュエータ81が連結されている。昇降用アクチュエータ81の一例は、上下方向に移動するロッド部材81aを有する流体圧シリンダであるが、モータによって駆動されるボールねじ機構や歯車機構などを用いてもよい。枠部材80の下面に、第2の金型セット35の上型36の位置決め等をなすためのガイド82が設けられている。
【0025】
第2の開閉機構62の枠部材80に、上型36を吸着可能な第2のマグネットチャック92が設けられている。このマグネットチャック92は第1のマグネットチャック71と同様に構成され、吸着面93を有し、上型36を吸着できる状態と、吸着を解除する状態とを切替えることができる。上型36は、好ましくは非磁性材料からなる金型本体36aと、マグネットチャック92に吸着可能な磁性材料からなる基部36bとを有している。
【0026】
次に、上記構成の竪型射出成形機10の動作について説明する。
図3に示されるように、成形ステーション20において、第1の金型セット31の上型32と下型33が型締装置12によって上下方向にクランプされ、図1に示す射出装置15によって上型32と下型33の内部に樹脂等の射出成形材料が射出される。
【0027】
このとき第2の金型セット35は第2の段取りステーション22に位置している。第2の段取りステーション22においては、開閉機構62のマグネットチャック92に上型36が吸着された状態で、上型36が昇降用アクチュエータ81によって上昇させられている。
【0028】
このように第2の段取りステーション22にて上型36が上昇した状態で、下型37の所定位置にインサート部品W1がセットされる。そののち昇降用アクチュエータ81によって上型36が第1ポジションP1まで降下することにより、上型36が下型37上に置かれ、マグネットチャック92が非吸着状態となって上型36が解放されたのち、図4に示すように枠部材80のみが第2ポジションP2まで上昇し、その位置で待機する。
【0029】
図4に示すように成形ステーション20では型締枠26が型締ストロークST分だけ上昇し、第1の金型セット31がアンクランプ状態となる。そののち、図5に示されるように、第1のシャトル台車41が第1の駆動機構51によって、第1の段取りステーション21に移動することにより、第1のシャトル台車41上の第1の金型セット31も第1の段取りステーション21に移動する。
【0030】
これと同時に、第2のシャトル台車42が第2の駆動機構52によって成形ステーション20に移動することにより、第2のシャトル台車42上の第2の金型セット35も成形ステーション20に移動する。
【0031】
そののち、図6に示されるように、成形ステーション20の型締装置12によって第2の金型セット35の上型36と下型37が上下方向にクランプされ、さらに射出装置15によって上型36と下型37の内部に材料が射出される。
【0032】
成形ステーション20にて第2の金型セット35に材料が射出され、冷却されているとき、第1の段取りステーション21では、第1の金型セット31の上型32が開閉機構61のマグネットチャック71に吸着された状態で、上型32が昇降用アクチュエータ67によって上昇させられている。
【0033】
図6に示されるように上型32が上昇することにより、下型33内の製品W2が取出される。そしてこの下型33に新たなインサート部品が挿入されたのち、昇降用アクチュエータ67によって上型32が第1ポジションP1まで降下し、上型36が下型37上に置かれたのち、マグネットチャック71が非吸着状態となって上型32が解放されたのち、枠部材80のみが第2ポジションP2まで上昇し、その位置で待機する。
【0034】
以上説明した一連の動作を第1の段取りステーション21と第2の段取りステーション22とで交互に繰返すことにより、2台の金型セット31,35を用いてインサート成形を能率良く行なうことができ、サイクルタイムを短縮化することができる。しかも、型締ストロークST(図4に示す)を短くすることができる。
【0035】
この実施形態の竪型射出成形機10は、成形ステーション20と段取りステーション21,22とに金型セット31,35を交互に移動させる際に、マグネットチャック71,92によって上型32,36をきわめて短時間に枠部材66,80に着脱することができるため、射出成形のサイクルタイムをさらに短縮することができ、射出成形を能率良く行なうことができる。
【0036】
しかもシャトル台車41,42と金型セット31,35のみが各ステーション20,21,22間を移動し、開閉機構61,62は移動しないので、移動時間が短くてすむという利点もある。
【0037】
また、各シャトル台車41,42が単独で移動することができるので、一方のシャトル台車上の金型がメンテナンス中であっても、他方のシャトル台車を動かし、このシャトル台車上の金型を使って射出成形を行なうことができる。
【0038】
なお本発明を実施するに当たって、成形ステーションに設ける型締装置や第1および第2の段取りステーションに設ける開閉機構をはじめとして、シャトル台車や駆動機構、マグネットチャック等を、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々に変形して実施できることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、2台の金型セットをシャトル台車によって成形ステーションと第1および第2の段取りステーションとの間を移動させるようにし、それぞれの段取りステーションでは、高速クランプ装置として機能するマグネットチャックを有する開閉機構によって、上型の保持と解放を瞬時に行なうようにしたことにより、射出成形を能率良く行なうことができる。
【0040】
前記段取りステーションにおいてマグネットチャックによって保持された上型が上昇した状態において、下型内にインサート部品をセットすれば、インサート成形を能率良く行なうことができる。
【0041】
少なくとも上型が、非磁性材料からなる金型本体と、マグネットチャックに吸着可能な基部とを有している場合には、上型を吸着できるとともに、マグネットチャックによって吸着した上型を開ける際に、上型を下型から容易に離すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す竪型射出成形機の側面図。
【図2】図1に示された竪型射出成形機に使われるマグネットチャックの斜視図。
【図3】図1に示された竪型射出成形機において、第1の金型セットの上型が閉じて第2の金型セットの上型が開いた状態の正面図。
【図4】図1に示された竪型射出成形機において、第2の金型セットの上型が閉じた状態の正面図。
【図5】図1に示された竪型射出成形機において、第2の金型セットが成形ステーションまで移動した状態の正面図。
【図6】図1に示された竪型射出成形機において、第2の金型セットの上型が閉じて第1の金型セットの上型が開いた状態の正面図。
【符号の説明】
10…竪型射出成形機
12…型締装置
20…成形ステーション
21…第1の段取りステーション
22…第2の段取りステーション
26…型締枠
31…第1の金型セット
35…第2の金型セット
41…第1のシャトル台車
42…第2のシャトル台車
51…第1の駆動機構
52…第2の駆動機構
61…第1の開閉機構
62…第2の開閉機構
71…第1のマグネットチャック
92…第2のマグネットチャック
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばインサート成形等に適した竪型射出成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】
金型の修理、交換の際に射出動作を停止させずにすむようにするために、成形ステーションの両側にそれぞれ取出しステーションを設け、これら取出しステーションと成形ステーションとの間を複数の金型が移動できるようにした金型鋳造装置が提案されている。(例えば下記特許文献1参照)
前記特許文献1に記載されている金型鋳造装置では、それぞれの取出しステーションにおいて、上型が型開閉可動盤にクランプ機構によって固定される。クランプ機構は、例えば、てこの作用を利用したクランプ用駒を油圧シリンダによって回動させることにより、上型を型開閉可動盤に固定するようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−254152号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1に記載されている金型鋳造装置では、成形ステーションにて第1の金型を用いて射出成形したのち、この金型を一方の取出しステーションに送るとともに第2の金型を成形ステーションに送り、第2の金型を用いて射出成形を行なっている間に第1の金型から製品を取出す、といった動作を交互に繰返すことにより、射出成形のサイクルタイムを短縮化することが可能である。
【0005】
しかしながら前記特許文献1のように2台の金型を成形ステーションと2つの取出しステーションとの間に交互に移動させる場合、クランプ用駒とシリンダ機構とを用いた機械式のクランプ機構を用いると、金型のクランプおよびアンクランプに要する時間が長くなり、射出成形の高能率化を図る上で改善の余地があった。
【0006】
従ってこの発明の目的は、射出成形のサイクルタイムをさらに短縮することができ、射出成形を能率良く行なうことのできる竪型射出成形機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の竪型射出成形機は、昇降可能な型締枠を有する型締装置が設けられた成形ステーションと、前記成形ステーションの側方に位置する第1の段取りステーションと、前記成形ステーションと前記第1の段取りステーションとの間を水平方向に移動可能でかつ第1の金型セットを搭載する第1のシャトル台車と、前記第1のシャトル台車を前記水平方向に移動させる第1の駆動機構と、前記第1の段取りステーションに設けられ昇降動作する枠部材を有する第1の開閉機構と、前記第1の開閉機構の前記枠部材に設けられ前記第1の金型セットの上型を吸着可能な高速クランプ装置として機能する第1のマグネットチャックと、前記成形ステーションを挟んで前記第1の段取りステーションの反対側に位置する第2の段取りステーションと、前記成形ステーションと前記第2の段取りステーションとの間を水平方向に移動可能でかつ第2の金型セットを搭載する第2のシャトル台車と、前記第2のシャトル台車を前記水平方向に移動させる第2の駆動機構と、前記第2の段取りステーションに設けられ昇降動作する枠部材を有する第2の開閉機構と、前記第2の開閉機構の前記枠部材に設けられ前記第2の金型セットの上型を吸着可能な高速クランプ装置として機能する第2のマグネットチャックとを具備している。
【0008】
この発明の好ましい形態では、前記第1および第2の金型セットはそれぞれインサート成形用の上型と下型を有し、前記上型が上昇した状態において前記下型内にインサート部品がセットされるようにしている。
【0009】
またこの発明の好ましい形態では、前記第1の金型セットの上型と第2の金型セットの上型は、それぞれ、非磁性材料からなる金型本体と、前記マグネットチャックに吸着される基部とを有している。なお、下型の金型本体も非磁性材料によって形成されていてもよい。
【0010】
本発明の竪型射出成形機はインサート成形に適しているが、インサート成形品以外の製品にも使用できる。また、合成樹脂製品用の射出成形機に適用することもできるし、ゴム(シリコンゴムをはじめとする合成ゴム,天然ゴムも含む)あるいはエラストマ等の弾性体製品用の射出成形機に適用することもできる。あるいはアルミダイキャスト等の金属製品用の射出成形機に適用することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
図1に示す竪型射出成形機10は、基台11上に、型締装置12と、バレル13およびホッパ14等を備えた射出装置15などが設けられている。射出装置15は、モータあるいはシリンダ等の直動駆動源により、図示しないガイド部材に沿って矢印A方向に移動することができるようになっている。バレル13の先端部にノズル16が形成されている。
【0012】
図3に示すように、成形ステーション20に型締装置12が設けられている。成形ステーション20の左右両側に第1の段取りステーション21と第2の段取りステーション22が設けられている。第2の段取りステーション22は、成形ステーション20を挟んで第1の段取りステーション21の反対側に位置している。
【0013】
型締装置12は、基台11に固定されたフレーム25と、このフレーム25に対して昇降可能な型締枠26を有している。型締枠26は、油圧シリンダ等の駆動源27によって昇降駆動され、降下したときに固定枠28との間で第1の金型セット31(または第2の金型セット35)を上下方向にクランプするようになっている。
【0014】
第1の金型セット31の一例は、インサート成形用の上型32と下型33とを備えている。第2の金型セット35も、インサート成形用の上型36と下型37とを備えている。
【0015】
図3等に示されるように、水平方向に延びるガイドレール40上に、第1のシャトル台車41と第2のシャトル台車42が設けられている。これらシャトル台車41,42は、ガイドレール40上を水平方向に互いに単独で移動することができる。
【0016】
第1のシャトル台車41は、例えばシリンダ機構を用いた第1の駆動機構51のロッド部材51aによって、成形ステーション20と第1の段取りステーション21との間を、ガイドレール40に沿って往復移動するようになっている。第1のシャトル台車41上に第1の金型セット31がクランプ機構45によって固定される。
【0017】
第2のシャトル台車42も、例えばシリンダ機構を用いた第2の駆動機構52のロッド部材52aによって、成形ステーション20と第2の段取りステーション22との間を、ガイドレール40に沿って往復移動するようになっている。第2のシャトル台車42上に第2の金型セット35がクランプ機構55によって固定される。第1および第2の駆動機構51,52は、流体圧シリンダに限らず、モータによって駆動されるボールねじ機構や歯車機構などを用いてもよい。
【0018】
第1の段取りステーション21に第1の開閉機構61が設けられている。第2の段取りステーション22に第2の開閉機構62が設けられている。これら段取りステーション21,22に、それぞれ、高さを2段階(第1ポジションP1と第2ポジションP2)に切替えることができるストッパ機構63,64が設けられている。
【0019】
第1の開閉機構61は、柱状のガイド部材65に沿って昇降動作する枠部材66を備えている。ガイド部材65は垂直方向に延びている。枠部材66に昇降用アクチュエータ67が連結されている。昇降用アクチュエータ67の一例は、上下方向に移動するロッド部材67aを有する流体圧シリンダであるが、モータによって駆動されるボールねじ機構や歯車機構などを用いてもよい。枠部材66の下面に、第1の金型セット31の上型32の位置決め等をなすためのガイド68が設けられている。
【0020】
第1の開閉機構61の枠部材66に、上型32を吸着可能な第1のマグネットチャック71が設けられている。このマグネットチャック71は図2に示すように偏平な板状をなしており、その下面側に上型32を吸着する吸着面72を有している。上型32は、好ましくは非磁性材料からなる金型本体32aと、マグネットチャック71に吸着可能な磁性材料からなる基部32bとを有している。
【0021】
マグネットチャック71の一例は、ハウジング73の内部に永久磁石74を組込んだものであり、操作部75を図示しないアクチュエータで操作することにより、上型32を吸着できる状態と、吸着を解除する状態とを切替えることができる。
【0022】
このマグネットチャック71は電磁石でもよく、電磁石の場合、スイッチによって電磁コイルへの通電をオン・オフすることにより、上型32を吸着できる状態と、吸着を解除する状態とを切替えることができる。なお、マグネットチャックの代りに、油圧あるいは空圧アクチュエータを用いて上型32を枠部材66にクランプすることも可能である。
【0023】
第2の段取りステーション22は、成形ステーション20を挟んで第1の段取りステーション21の反対側に設けられている。第2の段取りステーション22に設ける第2の開閉機構62は、第1の開閉機構61と同様に、ガイド部材79に沿って昇降動作する枠部材80を備えている。
【0024】
枠部材80に昇降用アクチュエータ81が連結されている。昇降用アクチュエータ81の一例は、上下方向に移動するロッド部材81aを有する流体圧シリンダであるが、モータによって駆動されるボールねじ機構や歯車機構などを用いてもよい。枠部材80の下面に、第2の金型セット35の上型36の位置決め等をなすためのガイド82が設けられている。
【0025】
第2の開閉機構62の枠部材80に、上型36を吸着可能な第2のマグネットチャック92が設けられている。このマグネットチャック92は第1のマグネットチャック71と同様に構成され、吸着面93を有し、上型36を吸着できる状態と、吸着を解除する状態とを切替えることができる。上型36は、好ましくは非磁性材料からなる金型本体36aと、マグネットチャック92に吸着可能な磁性材料からなる基部36bとを有している。
【0026】
次に、上記構成の竪型射出成形機10の動作について説明する。
図3に示されるように、成形ステーション20において、第1の金型セット31の上型32と下型33が型締装置12によって上下方向にクランプされ、図1に示す射出装置15によって上型32と下型33の内部に樹脂等の射出成形材料が射出される。
【0027】
このとき第2の金型セット35は第2の段取りステーション22に位置している。第2の段取りステーション22においては、開閉機構62のマグネットチャック92に上型36が吸着された状態で、上型36が昇降用アクチュエータ81によって上昇させられている。
【0028】
このように第2の段取りステーション22にて上型36が上昇した状態で、下型37の所定位置にインサート部品W1がセットされる。そののち昇降用アクチュエータ81によって上型36が第1ポジションP1まで降下することにより、上型36が下型37上に置かれ、マグネットチャック92が非吸着状態となって上型36が解放されたのち、図4に示すように枠部材80のみが第2ポジションP2まで上昇し、その位置で待機する。
【0029】
図4に示すように成形ステーション20では型締枠26が型締ストロークST分だけ上昇し、第1の金型セット31がアンクランプ状態となる。そののち、図5に示されるように、第1のシャトル台車41が第1の駆動機構51によって、第1の段取りステーション21に移動することにより、第1のシャトル台車41上の第1の金型セット31も第1の段取りステーション21に移動する。
【0030】
これと同時に、第2のシャトル台車42が第2の駆動機構52によって成形ステーション20に移動することにより、第2のシャトル台車42上の第2の金型セット35も成形ステーション20に移動する。
【0031】
そののち、図6に示されるように、成形ステーション20の型締装置12によって第2の金型セット35の上型36と下型37が上下方向にクランプされ、さらに射出装置15によって上型36と下型37の内部に材料が射出される。
【0032】
成形ステーション20にて第2の金型セット35に材料が射出され、冷却されているとき、第1の段取りステーション21では、第1の金型セット31の上型32が開閉機構61のマグネットチャック71に吸着された状態で、上型32が昇降用アクチュエータ67によって上昇させられている。
【0033】
図6に示されるように上型32が上昇することにより、下型33内の製品W2が取出される。そしてこの下型33に新たなインサート部品が挿入されたのち、昇降用アクチュエータ67によって上型32が第1ポジションP1まで降下し、上型36が下型37上に置かれたのち、マグネットチャック71が非吸着状態となって上型32が解放されたのち、枠部材80のみが第2ポジションP2まで上昇し、その位置で待機する。
【0034】
以上説明した一連の動作を第1の段取りステーション21と第2の段取りステーション22とで交互に繰返すことにより、2台の金型セット31,35を用いてインサート成形を能率良く行なうことができ、サイクルタイムを短縮化することができる。しかも、型締ストロークST(図4に示す)を短くすることができる。
【0035】
この実施形態の竪型射出成形機10は、成形ステーション20と段取りステーション21,22とに金型セット31,35を交互に移動させる際に、マグネットチャック71,92によって上型32,36をきわめて短時間に枠部材66,80に着脱することができるため、射出成形のサイクルタイムをさらに短縮することができ、射出成形を能率良く行なうことができる。
【0036】
しかもシャトル台車41,42と金型セット31,35のみが各ステーション20,21,22間を移動し、開閉機構61,62は移動しないので、移動時間が短くてすむという利点もある。
【0037】
また、各シャトル台車41,42が単独で移動することができるので、一方のシャトル台車上の金型がメンテナンス中であっても、他方のシャトル台車を動かし、このシャトル台車上の金型を使って射出成形を行なうことができる。
【0038】
なお本発明を実施するに当たって、成形ステーションに設ける型締装置や第1および第2の段取りステーションに設ける開閉機構をはじめとして、シャトル台車や駆動機構、マグネットチャック等を、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々に変形して実施できることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、2台の金型セットをシャトル台車によって成形ステーションと第1および第2の段取りステーションとの間を移動させるようにし、それぞれの段取りステーションでは、高速クランプ装置として機能するマグネットチャックを有する開閉機構によって、上型の保持と解放を瞬時に行なうようにしたことにより、射出成形を能率良く行なうことができる。
【0040】
前記段取りステーションにおいてマグネットチャックによって保持された上型が上昇した状態において、下型内にインサート部品をセットすれば、インサート成形を能率良く行なうことができる。
【0041】
少なくとも上型が、非磁性材料からなる金型本体と、マグネットチャックに吸着可能な基部とを有している場合には、上型を吸着できるとともに、マグネットチャックによって吸着した上型を開ける際に、上型を下型から容易に離すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す竪型射出成形機の側面図。
【図2】図1に示された竪型射出成形機に使われるマグネットチャックの斜視図。
【図3】図1に示された竪型射出成形機において、第1の金型セットの上型が閉じて第2の金型セットの上型が開いた状態の正面図。
【図4】図1に示された竪型射出成形機において、第2の金型セットの上型が閉じた状態の正面図。
【図5】図1に示された竪型射出成形機において、第2の金型セットが成形ステーションまで移動した状態の正面図。
【図6】図1に示された竪型射出成形機において、第2の金型セットの上型が閉じて第1の金型セットの上型が開いた状態の正面図。
【符号の説明】
10…竪型射出成形機
12…型締装置
20…成形ステーション
21…第1の段取りステーション
22…第2の段取りステーション
26…型締枠
31…第1の金型セット
35…第2の金型セット
41…第1のシャトル台車
42…第2のシャトル台車
51…第1の駆動機構
52…第2の駆動機構
61…第1の開閉機構
62…第2の開閉機構
71…第1のマグネットチャック
92…第2のマグネットチャック
Claims (3)
- 昇降可能な型締枠を有する型締装置が設けられた成形ステーションと、
前記成形ステーションの側方に位置する第1の段取りステーションと、
前記成形ステーションと前記第1の段取りステーションとの間を水平方向に移動可能でかつ第1の金型セットを搭載する第1のシャトル台車と、
前記第1のシャトル台車を前記水平方向に移動させる第1の駆動機構と、
前記第1の段取りステーションに設けられ昇降動作する枠部材を有する第1の開閉機構と、
前記第1の開閉機構の前記枠部材に設けられ前記第1の金型セットの上型を吸着可能な第1のマグネットチャックと、
前記成形ステーションを挟んで前記第1の段取りステーションの反対側に位置する第2の段取りステーションと、
前記成形ステーションと前記第2の段取りステーションとの間を水平方向に移動可能でかつ第2の金型セットを搭載する第2のシャトル台車と、
前記第2のシャトル台車を前記水平方向に移動させる第2の駆動機構と、
前記第2の段取りステーションに設けられ昇降動作する枠部材を有する第2の開閉機構と、
前記第2の開閉機構の前記枠部材に設けられ前記第2の金型セットの上型を吸着可能な第2のマグネットチャックと、
を具備したことを特徴とする竪型射出成形機。 - 前記第1および第2の金型セットはそれぞれインサート成形用の上型と下型を有し、前記上型が上昇した状態において前記下型内にインサート部品がセットされるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の竪型射出成形機。
- 前記第1の金型セットの上型と第2の金型セットの上型は、それぞれ、非磁性材料からなる金型本体と、前記マグネットチャックに吸着される基部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の竪型射出成形機。
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