JP2004335453A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 電解質膜、前記電解質膜を挟む、触媒層およびガス拡散層からなる一対の電極、前記電極の一方に酸化剤ガスを供給するガス流路を有するカソード側導電性セパレータ並びに前記電極の他方に燃料ガスを供給するガス流路を有するアノード側導電性セパレータを具備し、少なくとも一方の導電性セパレータの、ガス拡散層の少なくとも一部の周辺端部に対面する部分に凹部が形成されている、燃料電池セル。
2. 前記凹部の深さは、前記導電性セパレータの中心方向に向かって浅くなっている、請求項１に記載の燃料電池セル。
3. 前記凹部の深さが、燃料電池の締結圧によりガス拡散層が圧縮される寸法の８０〜１２０％である、請求項１または２に記載の燃料電池セル。
4. 前記凹部の深さが、前記燃料電池の締結圧によりガス拡散層が圧縮される寸法と同一である、請求項１〜３のいずれかに記載の燃料電池セル。
5. 前記セパレータの凹部よりも外側にガスケットが配置されている、請求項１〜４のいずれかに記載の燃料電池セル。
6. 前記凹部は前記ガス流路と連通していない、請求項５に記載の燃料電池セル。
7. 前記セパレータ上において前記ガス流路の入口付近または出口付近には前記凹部が形成されていない、請求項６に記載の燃料電池セル。
8. 前記周辺端部に対面する部分に前記導電性セパレータの材料よりもその弾性が高い材料が充填されている、請求項１〜７のいずれかに記載の燃料電池セル。
9. 請求項１〜８のいずれかに記載の燃料電池セルが積層されて構成されている、燃料電池。
10. 触媒層およびガス拡散層からなる一対の電極と電解質膜とを一体化する第一工程と、一体化した膜−電極接合体を一対の導電性セパレータで挟んで燃料電池セルを形成する第二工程とを含む燃料電池セルの製造方法であって、前記第一工程において、前記ガス拡散層の周辺部分の加圧力が他の中央部分よりも低い状態で前記電極と前記電解質膜とを一体化することを特徴とする、燃料電池セルの製造方法。
11. 前記第一工程は、前記ガス拡散層よりも小さい面積を有する加圧体で前記電極と前記電解質膜を加圧して一体化する工程を含む、請求項１０に記載の燃料電池セルの製造方法。
12. 請求項１０または１１に記載の燃料電池セルの製造方法により得られた燃料電池セルを積層する燃料電池の製造方法。