JP2004332195A - 編み機およびかかる編み機用に適している制御ジャック - Google Patents

編み機およびかかる編み機用に適している制御ジャック Download PDF

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Abstract

【課題】 スリーウェイ手法による電磁的パターンニング用の選択デバイスを備えている編み機において、選択デバイスに必要とされる高さ方向と幅方向のスペースを節減する。
【解決手段】 2つの持ち上げバット(17、18)を有するピボット回転可能な制御ジャック(8)が編みツール(7)の各々に作用するように配備され、各選択デバイスには、編みツール(7)の走行方向から見て一方が他方の背後になるように置かれている2つの制御マグネット(31、32)が配備され、選択手順のために2つの制御マグネット(31、32)のどちらが選択されたかに応じて、制御ジャック(8)は一方の持ち上げバット(17)と共に編みカム(28)上に進む進路とるか、他方の持ち上げバット(18)と共にタックカム(29)上に進む進路をとるようになっている。
【選択図】 図2

Description

本発明は編み機およびかかる編み機用に適している制御ジャックに関する。
この編み機は、例えば、ニードルシリンダの形体をした少なくとも1つのベッドと、編みツールと、制御ジャックと、前記ベッドに対して移動可能な少なくとも1つのカムセクションと、前記制御ジャックを制御する少なくとも1つの選択デバイスとを備えている。
前記のニードルシリンダの形体をしたベッドは、当該ベッドの回転軸が延びる方向である上下方向に延びる溝を備えている。
前記の編みツールは前記のベッドの回転軸が延びる方向である上下方向に移動可能に前記溝内に装着される。
前記の制御ジャックは、第1のレバーアームと第2のレバーアームとを有する2アームレバーとして設計されていて前記溝内で上下方向に移動可能かつプリテンション付与スプリングからのプリテンションを受けてピボット回転可能に配備され前記編みツールに作用するものである。
前記カムセクションは、前記ベッドに対して移動可能であって、前記制御ジャックに作用する圧力カムと編みカムおよび前記ベッドが当該カムセクションに対して移動する方向において当該編みカムの後ろ側から始まるタックカムとを備えている。
前記選択デバイスは、前記編みカムに割り当てられた少なくとも1つの第1の制御マグネットと、前記タックカムに割り当てられた1つの第2の制御マグネットおよび前記2つの制御マグネットの間に配置された保持マグネットによって制御ジャックを制御するものである。
そして、前記のベッドとカムセクションとの間で相対的運動を行うとき、制御ジャックの第1のレバーアームは、最初に、圧力カムによってかつプリテンション付与スプリングの力に抗して第1の制御マグネットの位置に案内され、そこで制御マグネットによって固定保持されるか、あるいは解放され、解放された場合には当該解放された第1のレバーアームを有する制御ジャックの作用を受ける編みツールを編成のために選択し、固定保持された場合には当該固定保持された第1のレバーアームを、保持マグネットによってさらに固定保持して、当該第1のレバーアームを第2の制御マグネットに案内し、そこで当該第1のレバーアームが第2の制御マグネットによって固定保持されるか、あるいは解放され、解放された場合には当該解放された第1のレバーアームを有する制御ジャックの作用を受ける編みツールをタックのために選択すると共に、固定保持された場合には当該固定保持された第1のレバーアームを有する制御ジャックの作用を受ける編みツールを非編成のために選択する構成になっている。
本発明は、このような編み機およびかかる編み機用に適している制御ジャックに関する。
前述したタイプの編み機、例えば、丸編み機(例えば、ドイツ国特許出願第DE3522042A1号明細書参照)では、スリーウェイ(three-way) 手法(編み目(stitch)、タック(tuck)、編み目なし(no stitch))を実現するために、編みツールの下方には、編みツールから下方に突出しているスプリング要素をもつ中間プッシュロッド (intermediate push rod) と、中間プッシュロッドの下に配置され、2アームレバーとして設計された制御ジャック (control jack) とが設けられている。
制御ジャックは、圧力カム(pressure cam)、2つの制御マグネット(control magnet)および保持マグネット (holding magnet) をもつ選択デバイスによって作動され、スプリング要素に装着されたバット(butt)が編みカム (knitting cam) またはタックカム (tuck cam) に沿って交互に案内されるか、あるいは前記2つのカムを通過して通り抜け (pass-through) または編み目なし(no stitch)経路に入るようにしている。
この公知選択デバイスの1つの利点は、制御ジャックが編みツール、中間プッシュロッドおよびスプリング要素の移動に関与しないこと、従って、各選択デバイスの2つの制御マグネットを編みツールに直交する同一平面に配置できる点にある。
なお、ここで平面とは、丸編み機においてニードルシリンダの軸に直交する面である。
もう1つの利点は、制御ジャックが絶えず制御マグネット上の非作用位置に置かれていること、すなわち、制御マグネット上に置かれている間、制御ジャックは、丸編み機においてニードルシリンダの軸が延びる方向への移動を行わないこと、および第1の制御マグネットによって解放されていない制御ジャックは、保持マグネットによってピボット回転位置に保持されているので、第2の制御マグネットに到達する前にその制御ジャックを圧力カムで再び作動させる必要がないことである。
これらの利点は、公知丸編み機では、中間プッシュロッド、スプリング要素および制御ジャックを、編みツールを収容するベッドの各溝に付加的に配置することによって、これらの部品に作用するカム構成の構造上の高さを相対的に大きくすることによって得られている。
これは、丸編み機のダイヤルニードルの選択デバイスでは、ダイヤルカムを半径方向に可能な限り短くする必要があるので特に望ましくないだけでなく、シリンダニードルを制御する上でも不利である。
このこととは別に、編みツールのほかに3つの構造コンポーネントが追加されているので、高度の製造作業が要求され、操作上の信頼性を低下させている。
最後に、公知編み機のカム構造と選択デバイスは、ベッドまたはカム構成の運動方向に向かって測ったときの編成システムの幅を相対的に大きくすることになるが、これは、第2の制御マグネットで行われる選択を行うことができるのが、スプリング要素の持ち上げバットが移動して編みカムを通過し、編みカムとタックカムの間の中間スペースに置かれているときだけに限られているからである。
同じような問題は、編みツールの下に配置されたプッシュロッドに結合されたピボット回転可能パターン要素に移動可能に装着されているスライダを制御ジャックが含んでいるような、公知の編み機でも起こっている(ドイツ国特許出願第DE4217419C1号明細書参照)。
別の公知編み機(ドイツ国特許出願第DE2155251A1号明細書参照)では、編み目(stitch)、タック(tuck)および編み目なし(no stitch)の選択は、編みツールの下に配置されたパターンプッシュロッドが、同じ場所に配置された2つの制御マグネットによって、任意的に2つの取り得るピボット位置の一方に置かれるか、あるいは中間位置に保持されるか、によって行われている。この目的のためには、適当な磁極面によって中間位置から出るようにパターンバットを回転させる必要があり、このことはパターンエラーの原因になっている。
さらに、中間位置に置かれたパターンプッシュロッドは、選択場所の領域で強制的に案内されないので、振動などに起因してプッシュロッドが不必要な回転運動を行うことがあるため破損の原因になっている。
パターンプッシュロッドが非作用位置にある制御マグネットに圧接し、圧力カム部材を省略し、部品点数を少なくし、カムの構造上の高さを低くするという利点が得られるのとは対照的に、操作上の信頼性が低下するため、選択デバイスは、少なくとも、ベッドとカムの間のゲージ(ニードル間隔)が小さく、相対的速度が高速であるときには適しないという欠点がある。
さらに、電磁的選択によるではなく、機械的選択によるようにした編み機が知られている(例えば、ヨーロッパ特許出願第0138696B1号明細書参照)。この編み機では、編みツールの下に中間プッシュロッドが配置されており、その各々は2つの持ち上げバットと、その持ち上げバットにピボット回転可能に結合されたパターンジャックをもち、パターンジャックは、プリテンション付与スプリングによって機械的選択デバイスの方向にプリテンションが付与されている。
選択デバイスは、高く作用する制御カム、深く作用する制御カムまたは半径方向に作用しない制御カムを任意的に備えていて、通過するパターンジャックおよび中間プッシュロッドをパターンジャックと一緒に回転させ、3つの取り得るピボット位置の1つになるようにしている。
これによって、任意的に下部持ち上げバットを編みカム上にまたは上部持ち上げバットをカム構成のタックカム上に仕向けるか、あるいは両方のバットをこれらのカム曲線の領域から出るようにピボット回転させるかして、割り当てられた編みツールが編み目なし経路を通り抜けることを可能にしている。
パターン可能性が制限されているため、編みツールを個別的に選択することができないという欠点およびこの編み機ではカムの構造上の高さが相対的に大きいという欠点とは対照的に、編みカムとタックカムを一方が他方のすぐ上になるように配置することが可能であり、従って、編成システムの幅がパターンジャックをピボット回転するために必要なカム曲線の幅だけによってほぼ決まる、という利点がある。この技術を電磁的選択デバイスに直接に移植することは、上述した欠点に関してはほとんど変化がない。
最後に、制御ジャックをピボット回転させることを目的とし、持ち上げと通り抜け(非編成)の間の選択を可能にする第1制御マグネットおよびタックと編み目の間の選択を可能にする第2制御マグネットをもつ選択デバイスを備えた編み機が知られている(ドイツ国特許出願第DE19743814A1号明細書参照)。
しかし、第2制御マグネットは、制御ジャックのタック高さに相当する高さに配置されていなければならないか、あるいは制御ジャックは、タック位置まで持ち上げられた後でも、制御マグネットと作用し合うアンカー面が第1制御マグネットと同じ平面に置かれている第2制御マグネットの作用領域にまだ位置しているような長さになっていなければならない。
どちらの設計も、構造上の高さが増加するため望ましくない。さらに、この編み機では、制御ジャックは作用位置にある制御マグネットまで案内されるので、制御ジャックは、制御マグネットに接触するような条件の下で移動されるようになっている。これは、マグネット磁極面が早期に磨耗するのを防止する上では望ましくない。
最後に、制御ジャックがタック位置から自由に移動して回転するのを確実にするためには、特別な措置を工事する必要があるが(例えば、ドイツ国特許出願第DE4007253A1号明細書参照)、これも常に望ましいとは限らない。
ドイツ国特許出願第DE3522042A1号明細書 ドイツ国特許出願第DE4217419C1号明細書 ドイツ国特許出願第DE2155251A1号明細書 ヨーロッパ特許出願第0138696B1号明細書 ドイツ国特許出願第DE19743814A1号明細書 ドイツ国特許出願第DE4007253A1号明細書 ドイツ国特許出願第DE3712673C1号明細書 ドイツ国特許出願第DE4007253C2号明細書
上述した従来技術を出発思想として、本発明は、前述した欠点をほぼ回避すると共に、同じく前述した利点を大幅に取り入れるように前記タイプの編み機に改善を加えることを技術的課題としている。
具体的には、本発明による編み機は、スリーウェイ手法(three-way technique) (編み目(stitch)、タック(tuck)、編み目なし(no stitch))による電磁的パターンニング(electromagnetic patterning) 用の電磁的選択デバイスを備える必要があるが、その場合でも、構造上の高さが低いカム装置、幅(編成システム幅)が小さい選択デバイスを備え、使用する部品点数を少なくし、非作用条件下で制御ジャックが制御マグネットに接触するのを可能にすることを目的にしている。さらに、上記目的に適している制御ジャックを提供することを目的にしている。
上記目的を達成するため、本発明が提案するスリーウェイ手法用の電磁的選択デバイスを備えた編み機では、選択デバイスに必要とされる高さ方向と幅方向のスペースを節減するために、2つの持ち上げバット17、18を有するピボット回転可能な制御ジャック8が編みツール7の各々に作用するように配備され、各選択デバイスには、編みツール7の走行方向から見て一方が他方の背後になるように置かれている2つの制御マグネット31、32が配備され、選択手順のために2つの制御マグネット31、32のどちらが選択されたかに応じて、制御ジャック8は一方の持ち上げバット17と共に編みカム28上に進む進路とるか、他方の持ち上げバット18と共にタックカム29上に進む進路をとるようになっている。これを詳述すると以下の通りである。
本願の請求項1記載の編み機は、ニードルシリンダの形体をしたベッドであって、当該ベッド1の回転軸が延びる方向である上下方向に延びる溝を備えた少なくとも1つのベッド1と、前記ベッド1の回転軸が延びる方向である上下方向に移動可能に前記溝内に装着された編みツール7と、第1のレバーアーム11と第2のレバーアーム12とを有する2アームレバーとして設計されていて前記溝内で上下方向に移動可能かつプリテンション付与スプリングからのプリテンションを受けてピボット回転可能に配備され前記編みツール7に作用する制御ジャック8と、前記ベッド1に対して移動可能な少なくとも1つのカムセクション5a、5bであって、前記制御ジャック8に作用する圧力カム30と編みカム28および前記ベッド1が当該カムセクション5a、5bに対して移動する方向において当該編みカム28の後ろ側から始まるタックカム29とを備えている少なくとも1つのカムセクション5a、5bと、前記編みカム28に割り当てられた少なくとも1つの第1の制御マグネット31と、前記タックカム29に割り当てられた1つの第2の制御マグネット32および前記2つの制御マグネット31、32の間に配置された保持マグネット33によって制御ジャック8を制御する少なくとも1つの選択デバイスとを備えている編み機であって、ベッド1とカムセクション5a、5bとの間で相対的運動を行うとき、制御ジャック8の第1のレバーアーム11は、最初に、圧力カム30によってかつプリテンション付与スプリングの力に抗して第1の制御マグネット31の位置に案内され、そこで制御マグネット31によって固定保持されるか、あるいは解放され、解放された場合には当該解放された第1のレバーアーム11を有する制御ジャック8の作用を受ける編みツール7を編成のために選択し、固定保持された場合には当該固定保持された第1のレバーアーム11を、保持マグネット33によってさらに固定保持して、当該第1のレバーアーム11を第2の制御マグネット32に案内し、そこで当該第1のレバーアーム11が第2の制御マグネット32によって固定保持されるか、あるいは解放され、解放された場合には当該解放された第1のレバーアーム11を有する制御ジャック8の作用を受ける編みツール7をタックのために選択すると共に、固定保持された場合には当該固定保持された第1のレバーアーム11を有する制御ジャック8の作用を受ける編みツール7を非編成のために選択するよう構成になっている編み機において、制御ジャック8の第2のレバーアーム12は、編みカム28上に走行することを目的とした下部の持ち上げバット17と、タックカム29上に走行することを目的した上部の持ち上げバット18とを備えていることを特徴とするものである。
請求項2記載の編み機は、請求項1に記載の編み機において、ニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向である制御ジャックの縦軸に直交する方向に測ったときの、上部の持ち上げバット18の高さは、同じ方向に測ったときの下部の持ち上げバット17の高さよりも大きくなっていることを特徴とするものである。
請求項3記載の編み機は、請求項1または2に記載の編み機において、上部の持ち上げバット18が編みカム28上に走行するのを防止する手段を備えていることを特徴とするものである。
請求項4記載の編み機は、請求項1乃至3のいずれかに記載の編み機において、タックカム29は、少なくともその一部が、ニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向である上下方向において、編みカム28の上に置かれていて、溝28aによって編みカム28から分離されていることを特徴とするものである。
請求項5記載の編み機は、請求項4に記載の編み機において、ニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向である制御ジャックの縦軸が延びる方向における上部の持ち上げバット18の幅Bが、溝28aのニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向における間隔およびニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向である制御ジャックの縦軸が延びる方向における下部の持ち上げバット17の幅より大きいことを特徴とするものである。
請求項6記載の編み機は、請求項1乃至5のいずれかに記載の編み機において、制御ジャック8は、2つのレバーアーム11、12の間に配置され、前記溝の溝ベース15上に支持される受け面14を備えていることを特徴とするものである。
請求項7記載の編み機は、請求項4乃至6のいずれかに記載の編み機において、制御ジャック8の両方の持ち上げバット17、18の間の、ニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向における間隔は、一方が他方の上に置かれている編みカム28とタックカム29との間の最大間隔よりも大であることを特徴とするものである。
請求項8記載の編み機は、請求項4乃至7のいずれかに記載の編み機において、編みカム28とタックカム29は、共通のカム部材27から形成されていることを特徴とするものである。
請求項9記載の編み機は、請求項1乃至8のいずれかに記載の編み機において、編みカム8は溝28aによって形成され、タックカム29は1つの同じカム部材27の外縁によって形成されていることを特徴とするものである。
請求項10記載の編み機は、請求項1乃至9のいずれかに記載の編み機において、2つの制御マグネット31、32は、制御ジャック8の延びる方向に対して直交する位置にある共通する平面上に置かれていることを特徴とするものである。
請求項11記載の編み機は、請求項1乃至10のいずれかに記載の編み機において、圧力カム30は、制御ジャック8の上部の持ち上げバット18に作用するように調整されていることを特徴とするものである。
請求項12記載の編み機用の制御ジャックは請求項1、2および5乃至7の1つ記載されているものである。
本発明によれば、制御ジャックには2つの持ち上げバットが具備されているので、選択デバイスが備えている2つの制御マグネットが、ニードルシリンダの形体をしたベッド及び、当該ベッドの溝内に装着された編みツールと制御ジャックとがカムセクションに対して移動する方向において、一方が他方の背後になるように配置されているにもかかわらず、選択デバイスのための幅が相対的に小さくなるという利点が得られる。
さらに、制御ジャックと作用し合う部品ではなく、制御ジャック自体が持ち上げバットを備えているので、追加部品が不要になり、このことは、カム構成の構造上の高さに好ましい効果を与えている。さらに、制御ジャックは、常に非作用条件にあるときだけ制御マグネットおよび保持マグネットに圧接するようになっている。
この結果、本発明の編み機と制御ジャックによれば、従来の編み機の利点を取り入れつつ、構造上の高さが低いカム装置、幅(編成システム幅)が小さい選択デバイスを備え、使用する部品点数を少なくし、非作用条件下で制御ジャックが制御マグネットに接触するのを可能にできる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例について詳しく説明する。 図1は、キャリアリング2に接続されたニードルシリンダの形体をしたベッド1を備えた丸編み機における本発明の特徴的構造部分が採用されている主要部を示す図であって、この丸編み機のカム構成の内側から見た概略図が示されている図2におけるI−I線に沿って断面して表したものである。
この丸編み機は機械シャーシ(図示せず)に回転可能に取り付けられ、外側に歯を持つリム3を備え、このリムは駆動モータによって駆動可能な駆動ギアホイール(図示せず)にリンクされている。
機械シャーシに固定的に支持されたカムプレート上には、キャリアリング4が装着され、ニードルシリンダの形体をしたベッド1を取り巻くカムキャリア5をもつカムがキャリアリング4に接続され、カムキャリア5はベッド1の円周方向に相互に隣り合うように配置されて、編成システムを形成する複数のカムセクション5a、5b(図2)をその内側に担持している。
ニードルシリンダの形体をしたベッド1は、ウェブ6によって形成された複数の溝を持ち、ここでは、溝はニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸に平行に配置され、溝の中には、例えば、ラッチニードルとして形成された編みツール7が収容されている。
各編みツール7には、その下であって、ベッド1の同じ溝に置かれた制御ジャック8が割り当てられている。
この例では、編みツール7は、溝内で、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸に平行に移動可能に配置されている。また、制御ジャック8は、溝内で、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸に平行に移動可能に、かつ当該回転軸に対し半径方向にピボット回転可能に装着されている。
編みツール7と制御ジャック8は、特に引き下げ(drawing-down)用としてバット7aと8aとをそれぞれ有し、これらのバット7a、8aには、以下に説明するように、それぞれ、カムセクション5a、5bに備えられている引き下げ部材が割り当てられている。
制御ジャック8は、プリテンション付与スプリング(pretensioning spring)9も備えており、このプリテンション付与スプリング9は制御ジャック8に接続されているか、あるいは制御ジャック8と一部品で作られ、制御ジャック8は、このプリテンション付与スプリング9によって半径方向にプリテンションが付与されている。
図2に示すように、各カムセクション5a、5bには、選択デバイス10a、10bが割り当てられている。この選択デバイス10a、10bは、編みツール7がベッド1とカムキャリア5との間で相対運動を行うとき、編み目、タック、編み目なしまたは通り抜け経路を任意的に走行することを可能にすることを目的にしている。
このタイプの丸編み機は一般的に公知である(例えば、ドイツ国特許出願第DE3522042A1号明細書、ドイツ国特許出願第DE3712673C1号明細書、ドイツ国特許出願第DE4007253C2号明細書参照)。
本発明によれば、制御ジャック8は、図1と図2に示すように、第1のレバーアーム11と第2のレバーアーム12とをもつ2アームレバーから構成されている。第1のレバーアーム11と第2のレバーアーム12との間には、丸い受け個所14があり、これによって制御ジャック8はベッド1の溝のベース15(図1)上に支持されている。
この例の構成は、第1のレバーアーム11が半径方向外側に面するアンカー面16(図2)を備えるようになっている。
図1図示のように、バット8aは、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向において、受け個所14の高さにほぼ等しい高さに位置している。
第2のレバーアーム12は、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向において、図1図示のように、一方が他方の上に位置する2つの持ち上げバット17と18とを備えている。これらの持ち上げバット17、18は、バット8aと同じように半径方向外側に突出している。
制御ジャック8の上端には、その上に位置する編みツール7と作用し合う支持バット19も形成されている。
ベッド1の溝のベース15(図1)側に面している制御ジャック8の背面側にはプリテンション付与スプリング9があり、これは、制御ジャック8が2つの好ましい半径方向ピボット回転位置を取ることができるように配備されているものである。
プリテンション付与スプリング9がほぼ弛緩されているときは、制御ジャック8は受け個所14を中心にピボット回転し、その上方の第1のレバーアーム11が溝のベース15を押し付けるように置かれ、従って、アンカー面16が、例えば、図3に示すように、溝内に後退され、これと同時に、下方の第2のレバーアーム12は溝のベース15に支持されたプリテンション付与スプリング9によって外側にプリテンション付与されるので、持ち上げバット17、18は溝から外側に突出するようになっている(図3)。
逆に、他方の好ましいピボット位置にあるときは、図1に示すように、第1のレバーアーム12は外側にピボット回転し、第2のレバーアーム12はプリテンション付与スプリング9の張力を受けて内側にピボット回転するので、アンカー面16は溝から半径方向外側に突出し、持ち上げバット17、18は溝内に後退することになる。
本発明の丸編み機において各編みツール7に対して用意されているすべての制御ジャック8は、いずれも前述した構造を有し、前述した動作位置をとることができる。
上述した制御ジャック8は、好ましくは、バット8a、持ち上げバット17、18とプリテンション付与スプリング9と共に一部品で製造されている。
図2に示すカムセクション5a、5bは、それぞれ、同じように作られている。図を簡単にするために、図2中、左側のカムセクション5bにはカム部材を示す参照符号が付けられており、右側のカムセクション5aには編みツール7と制御ジャック8の種々バットを示す参照符号が付けられている。
図2に示すように、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向において、一方が他方の上に置かれている2つカム部材20、21は、各カム部材または各カムセクション5a、5bにおける編みツール7のバット7aに割り当てられ、その間にくぼみ22が残され、その中間個所に分離カム部材(separating cam member)23が置かれている。
カム部材21の下に位置するカムセクション5aの個所には、それぞれのカムセクション5a、5bの入り口(entry)に置かれている選択デバイス10a、10bの1つが配置されている。
ここで「入り口(entry)」とは、編みツール7と制御バット8とがカムセクション5a、5bに対して矢印V(図2)の方向に移動したとき、編みツール7と制御バット8とが最初に到達するカムセクション5a、5bの始まり部分のことである。
さらに、選択デバイス10a、10bのすぐ下には、カム部材24が、カムセクション5a、5bに割り当てられている。
カム部材24は、制御ジャック8のバット8aに割り当てられており、このカム部材24は、カム部材20、21と同じように、くぼみ25と分離カムセクション26を備えている。
最後に、カム部材24の下には、制御ジャック8の持ち上げバット17、18に割り当てられたカム部材27も置かれている。
このカム部材27は、編みカム28とタックカム29を有している。編みカム28は、バット17側に面している内側面からカム部材27に入るようにセットされた溝28aのサイドエッジを含んでいる。
この編みカム28は、下部の持ち上げバット17と作用し合って、そこに入るように走行する持ち上げバット17を編み目位置になるように持ち上げる働きをする。
これに対して、タックカム29は、編みカム28にほぼ平行しているカム部材27の外側エッジを含んでいる。
このタックカム29は、上部の持ち上げバット18と作用し合って、そこに入るように走行する持ち上げバット18をタック位置まで持ち上げる働きをする。
編みカム28とタックカム29は、好ましくは、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向、すなわち上下方向において、図2図示のように、少なくとも一部が相互に重なり合うようになっている。
カムセクション5a、5bへの入り口で総ての制御ジャック8が同じピボット位置をとることができるようにするために、各カムセクション5a、5bへの入り口の前(図2中、右側)に、図1にも示す圧力カム30が設けられている。
圧力カム30は、上部の持ち上げバット18に対して、外側から内側に向かう半径方向に作用して、圧力カム30が配置されている位置を通過する総ての制御ジャック8を直前のシステムセクションでの挙動に関係なくピボット回転させ、下部のレバーアーム12がベッド1(図1)の溝に戻るようにピボット回転させる役割を果たしている。
図2に示す選択デバイス10a、10bおよび第3の選択デバイス10cの各々は、図2に示すように、編みツール7の走行方向(矢印V)に向かって一方が他方の後に続く2つの制御マグネット31、32と、この2つの制御マグネット31、32の磁極面を相互が同一面になるように接続する保持マグネット33とを備えている。
第1の制御マグネット31の前(図2中、右側)には、好ましくは、別の保持マグネット34が置かれている。
各選択デバイス10a、10b、10cは、編みツール7の走行方向(矢印V)で、第2の制御マグネット32の背後(図2中、左側)に配置されている第3の保持マグネット35を備えている。
以上説明した種々のカム部材と選択デバイスとを備えた丸編み機の動作を以下に説明する。
以下の説明では、溝内に装着された編みツール7と制御ジャック8が、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向、すなわち上下方向を横切るように、すなわち、図2の矢印V方向に移動するように、ニードルシリンダの形体をしたベッド1が回転されるものとしている。
制御ジャック8がカムセクション5aに入るとき、これは、最初に圧力カム30の作用領域に入る。
圧力カム30は、図1に示すように、制御ジャック8の上部の持ち上げバット18を押し付けて、上部の持ち上げバット18がベッド1の溝内に入るように制御ジャック8を半径方向にピボット回転させ、それと同時に、アンカー面16が選択デバイス10について図1に示すように、選択デバイス10aの第1の保持マグネット34に到着するようにする。
ベッド1の溝内に装着された編みツール7と制御ジャック8が矢印V方向にさらに走行しても、圧力カム30によって、制御ジャック8は、そのアンカー面16が第1の制御マグネット31に到着するまでこのピボット位置に保持される。
制御ジャック8のアンカー面16が第1の制御マグネット31に到着するまで溝内に装着された編みツール7と制御ジャック8とが矢印V方向に走行した場合であって、制御マグネット31がアンカー面16を吸引しないで、制御ジャック8をフリーのままにしておくか、あるいは解放するように制御マグネット31が制御されるときには、制御ジャック8はプリテンション付与スプリング9の作用を受けて受け個所14を中心にピボット回転するので、第2のレバーアーム12に取り付けられた持ち上げバット17、18は半径方向外側に移動し、ベッド1の溝から半径方向に出現することになる。
ベッド1の溝内に装着された編みツール7と制御ジャック8とが矢印V方向にさらに走行すると、制御ジャック8の下部の持ち上げバット17は、編みカム28の作用領域に入り込む。これは、図2図示のように、矢印V方向から見たとき、タックカム29よりも編みカム28が若干早く始まっているからである。
その結果、制御ジャック8の下部の持ち上げバット17は編みカム28(図3)に入り込むので、制御ジャック8は矢印Vに直交して、かつ、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向、すなわち上下方向(図2の矢印W)に平行に移動されることになる。
そこで、この制御ジャック8の支持バット19は、これによって編みツール7の下縁に押し付けられるので、編みツール7も矢印Wの方向に移動される。
編みカム28は、最初に制御ジャック8のバット8aがカム部材24のくぼみ25内に入ったあと、バット8aが分離カム部材26の上方に持ち上げられ、その直後に、編みツール7のバット7aがくぼみ22に入ったあと、バット7aが分離カム部材23の上方に持ち上げられるような構造に設計されている。
こうして、編みツール7は、編み位置に対応する最高位置まで持ち上げられる。
この動作の間の制御ジャック8の下部の持ち上げバット17のバット位置17b、17c、17dと、これに対応する、制御ジャック8のバット8aのバット位置8b、8c、8d及び、編みツール7のバット7aのバット位置7b,7c、7dは、図2に示したようになる。
一方、制御ジャック8のアンカー面16が第1の制御マグネット31に到着するまで溝内に装着された編みツール7と制御ジャック8とが矢印V方向に走行した場合であって、第1の制御マグネット31がアンカー面16を再び吸引するように制御されるときは、アンカー面16は、そのあとに続く保持マグネット33に到達するので、制御ジャック8は図1に示すピボット回転位置のままになっており、その状態で、第2の制御マグネット32に案内される。
ここで、第2の制御マグネット32がアンカー面16を吸引しないで、制御ジャック8を解放するように制御されるときには、制御ジャック8はプリテンション付与スプリング9の作用を受けて受け個所14を中心にピボット回転されるので、第2のレバーアーム12に取り付けられた持ち上げバット17、18は半径方向外側にピボット回転されることになる。
しかし、図2に示すように、バット位置17cで示される位置にある下部の持ち上げバット17は、編みカム28の最先端持ち上げ部材(図2中、編みカム28の最も右側に位置する部材)を通過したばかりであるので、この持ち上げバット17は、編みカム28に入り込むことなく、あるいはカム部材27の溝28aに入ることなく、持ち上げバット17側に面しているカム部材27の内側面36(図4)に押し付けられることになる。
そして、ベッド1の溝内に装着された編みツール7と制御ジャック8とが矢印V方向にさらに走行すると、持ち上げバット17が持ち上げバット17側に面しているカム部材27の内側面36(図4)に押し付けられている制御ジャック8の持ち上げバット18は、編みカム28のすぐ背後(図2中、左側)から始まっているタックカム29の作用領域に入り込む。
従って、タックカム29は持ち上げバット18をタック位置まで持ち上げるので、制御ジャック8の支持バット19も編みツール7をタック位置まで持ち上げ、これによってバット8aと7aは、最初に説明したケースと同じように、分離カム部材26と23の分割チップの上に持ち上げられる。
この動作の間の制御ジャック8の上部の持ち上げバット18のバット位置18f、18g、18hと、これに対応する、制御ジャック8のバット8aのバット位置8f、8g、8h及び、編みツール7のバット7aのバット位置7f、7g、7hは、図2に示したようになる。
他方、第2の制御マグネット32がアンカー面16を吸引し続けるように制御される場合は、制御ジャック8のアンカー面16は、ベッド1の溝内に装着された編みツール7と制御ジャック8との走行方向(矢印V方向)で見て、その後に続く保持マグネット35に到達するので、この場合も、制御ジャック8は図1に示すピボット位置のままになっており、制御ジャック8は、このピボット位置にあるとき、タックカム29によって持ち上げられることなく、持ち上げバット17側に面しているカム部材27の内側面36(図4)の背後に無事に置かれるまでタックカム29を通過する(図5)。
このように制御ジャック8が制御されるときには、制御ジャック8は、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向、すなわち上下方向(図2の矢印W)において上側方向に持ち上げられることなく、制御ジャック8の持ち上げバット17、18、制御ジャック8のバット8a、編みツール7のバット7aは、それぞれ、図2にバット位置17i、18i、8i、7iで示す位置をとって、編み目なし経路を通り抜けていく。そして、その後、ベッド1の溝内に装着された編みツール7と制御ジャック8とが矢印V方向にさらに走行すると、バット8aと7aは分離カム部材26、23の下に移動され、制御ジャック8と編みツール7とが、上下方向において、確実に分離されることになる。
編みツール7を編み目、タックおよび編み目なし位置に分類することが完了すると、すべての制御ジャック8は、それぞれのバット8aに作用する引き下げカム37によって再び引き下げられ、すべての編みツール7はそれぞれのバット7aに作用する引き下げカム38によって、図1に示す開始位置まで引き下げられるので、後続のカムセクションでは、新しい選択プロセスが開始されることになる。
上述した選択デバイス10aでは、2つの制御マグネット31、32は、相互に近接して置かれていると共に、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向、すなわち上下方向(図2の矢印W)に対して、直交する位置にある共通する平面上に置かれている。ようするに、図示の例では、2つの制御マグネット31、32は、制御ジャック8の延びる方向(図2の矢印Wで示される上下方向)に対して直交する位置にある共通する平面上に相互に近接して置かれている。
制御ジャック8のアンカー面16が第2の制御マグネット32に到着したときに、制御ジャック8はまだ持ち上げられていない位置に置かれていることがある(図2)。各制御ジャック8はそれぞれ2つの持ち上げバット17、18を備えている。下部の持ち上げバット17が、編みカム28に入り込むことなく、あるいはカム部材27の溝28aに入ることなく、持ち上げバット17側に面しているカム部材27の内側面36(図4)に押し付けられた直後に、第2の制御マグネット32で行われる選択が行われることがある。このような場合、下部の持ち上げバット17は、編みカム28上に走行することができなくなる。
編みカム28とタックカム29は、図2に示すように、好ましくは相互に近接するように配置することも、一方が他方の上になるように、つまり、一方が他方の間に介在するように配置することもできる。このようにすることによって、タックカム29は、矢印Vの方向から見たとき編みカム28よりも若干遅れて開始することになる。
その結果、選択デバイス全体は、矢印Vの方向に相対的に狭く設計することができるので、丸編み機の周囲に収容できるシステムの数は大幅に増加することになる。
さらに、カムセクション5aまたは5bの高さは、制御ジャック8が1つだけ使用されているので矢印Wの方向に相対的に小さく設計することができ、これによってカムに必要なスペースは大幅に減少することになる。
下部の持ち上げバット17が、図4図示のように、カム部材27の内側面36に圧接している場合でも、上部の持ち上げバット18が常にタックカム29によって保持されることを保証するために、制御ジャック8の縦軸に直交する方向または矢印Vの方向、すなわち、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向(図2の矢印Wで示される上下方向)に直交する方向に測ったときの、上部の持ち上げバット18の高さ(これを「持ち上げバット18の半径方向の高さ」という)は、好ましくは、図2、図4図示のように、同じ方向に測ったときの下部の持ち上げバット17の半径方向の高さよりも大きくなっている。
このように、上部の持ち上げバット18は、下部の持ち上げバット17の上方に大きく半径方向に突出しているので、上部の持ち上げバット18は、下部の持ち上げバット17が、図4図示のように、カム部材27の内側面36に圧接している場合でも確実にタックカム29に重なることになる。
制御ジャック8の縦軸に平行して、または矢印Wの方向、すなわちニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向(図2の矢印Wで示される上下方向)に測ったときの、上部の持ち上げバット18と下部の持ち上げバット17との間の間隔は、好ましくは、同じ方向で図った編みカム28とタックカム29との間の最大分離間隔よりも大きくなっている。
これにより、上部の持ち上げバット18が走行してタックカム29に入るとき、どのような場合であっても、下部の持ち上げバット17が同時に走行して編みカム28に入ることが保証されるので、タック位置まで持ち上がることが防止される。
現時点で最良と考えられている本発明の特に好ましい実施形態によれば、制御ジャック8の縦軸の方向に、または図2において矢印Wの方向に、すなわち、ニードルシリンダの形体をしたベッド1の回転軸が延びる方向(図2の矢印Wで示される上下方向)に測ったときの上部の持ち上げバット18の幅Bは、同じように測ったときの下部の持ち上げバット17の幅bよりも大きくなっている。
具体的には、上部の持ち上げバット18は、少なくとも正確には、矢印Wに平行に測ったときの溝28aの最大幅と同じ幅か、あるいはそれよりも幅広くなっている。
このようにすると、考えられる限りの動作条件において、例えば、図5図示のような動作条件において、上部の持ち上げバット18が溝28aに入り込むこと、または編みカム28まで走行することが防止される。
これにより、制御ジャック8の上部の持ち上げバット18は、非編成位置用に選択された場合であって、溝28aを通過しようとするときでも、不用意に編みカム28に到達することなく、その大きな幅Bだけ編みカム28から離れたままに保持されることになる(図5)。従って、その目的を達成するために特別な措置をとる必要がない。
その他に関しては、以上から明らかであるように、本発明には、上述した編み機だけでなく、本発明に従って設計された上述の選択デバイス自体および上述の制御ジャック8も含まれている。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、種々態様に変更することが可能である。
例えば、1つの考え方として、圧力カム30は、上部の持ち上げバット18ではなく、制御ジャック8の別のセクションに作用させることが可能である。
選択デバイス10a等の側に面している第1のレバーアーム11の前端面全体がアンカー面16として使用できるので、アンカー面16は制御ジャック8の別部分となっている必要はない。
さらに、選択デバイス10a等、特に制御マグネットと保持マグネット31〜35は、図2に概略図で示すように、上述したものとは異なる設計にすることが可能である。
制御マグネットと保持マグネットは、純正電磁石、純正永久磁石またはこれらの組み合わせとして任意に設計し、アンカー面16が硬化材料でなる適当な磁極面を備えることが可能である。
カム部材27とそこに形成される編みカム28、タックカム29も、上述したものとは異なる設計にすることが可能である。
具体的には、必要とするスペースが小さく、製造と組み立てコストが低下するという理由で単一部品設計が最も好ましいとされる場合であっても、複数部品設計にすることも可能である。
その他に関しては、本発明は、単なる例示として上述した丸編み機にも、ラッチニードル形体の編みツールに応用することにも限定されるものではなく、他の編み機、具体的には、固定ニードルシリンダと回転可能カムを装備した丸編み機にも、フラットベッド編み機にも、例えば、パターンに従って選択可能なプレートまたはプラッシュフック(plush hook)などの他の編みツールにも応用に可能である。
最後に、以上から明らかであるように、種々の特徴は、上述し、図示した組み合わせとは別の組み合わせで利用することも可能である。
本発明による丸編み機の主要な構造部分を示す概略垂直断面図。 図1に示す丸編み機のカム構成の内側から見た概略図である。 図2のIII−III線に沿って断面した断面図。 図2のIV−IV線に沿って断面した断面図。 図2のV−V線に沿って断面した断面図
符号の説明
1 ニードルシリンダの形態をしたベッド
5a、5b カムセクション
7 編みツール
8 制御ジャック
9 プリテンション付与スプリング
11 第1のレバーアーム
12 第2のレバーアーム
14 受け個所
15 溝ベース
17 下部の持ち上げバット
18 上部の持ち上げバット
28 編みカム
28a 溝
29 タックカム
30 圧力カム
31 第1の制御マグネット
32 第2の制御マグネット
33 保持マグネット

Claims (12)

  1. ニードルシリンダの形体をしたベッドであって、当該ベッド(1)の回転軸が延びる方向である上下方向に延びる溝を備えた少なくとも1つのベッド(1)と、
    前記ベッド(1)の回転軸が延びる方向である上下方向に移動可能に前記溝内に装着された編みツール(7)と、
    第1のレバーアーム(11)と第2のレバーアーム(12)とを有する2アームレバーとして設計されていて前記溝内で上下方向に移動可能かつプリテンション付与スプリングからのプリテンションを受けてピボット回転可能に配備され前記編みツール(7)に作用する制御ジャック(8)と、
    前記ベッド(1)に対して移動可能な少なくとも1つのカムセクション(5a、5b)であって、前記制御ジャック(8)に作用する圧力カム(30)と編みカム(28)および前記ベッド(1)が当該カムセクション(5a、5b)に対して移動する方向において当該編みカム(28)の後ろ側から始まるタックカム(29)とを備えている少なくとも1つのカムセクション(5a、5b)と、
    前記編みカム(28)に割り当てられた少なくとも1つの第1の制御マグネット(31)と、前記タックカム(29)に割り当てられた1つの第2の制御マグネット(32)および前記2つの制御マグネット(31、32)の間に配置された保持マグネット(33)によって制御ジャック(8)を制御する少なくとも1つの選択デバイスとを備えている編み機であって、
    ベッド(1)とカムセクション(5a、5b)との間で相対的運動を行うとき、制御ジャック(8)の第1のレバーアーム(11)は、最初に、圧力カム(30)によってかつプリテンション付与スプリングの力に抗して第1の制御マグネット(31)の位置に案内され、そこで制御マグネット(31)によって固定保持されるか、あるいは解放され、解放された場合には当該解放された第1のレバーアーム(11)を有する制御ジャック(8)の作用を受ける編みツール(7)を編成のために選択し、固定保持された場合には当該固定保持された第1のレバーアーム(11)を、保持マグネット(33)によってさらに固定保持して、当該第1のレバーアーム(11)を第2の制御マグネット(32)に案内し、そこで当該第1のレバーアーム(11)が第2の制御マグネット(32)によって固定保持されるか、あるいは解放され、解放された場合には当該解放された第1のレバーアーム(11)を有する制御ジャック(8)の作用を受ける編みツール(7)をタックのために選択すると共に、固定保持された場合には当該固定保持された第1のレバーアーム(11)を有する制御ジャック(8)の作用を受ける編みツール(7)を非編成のために選択するよう構成になっている編み機において、
    制御ジャック(8)の第2のレバーアーム(12)は、編みカム(28)上に走行することを目的とした下部の持ち上げバット(17)と、タックカム(29)上に走行することを目的した上部の持ち上げバット(18)とを備えていることを特徴とする編み機。
  2. 請求項1に記載の編み機において、ニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向である制御ジャックの縦軸に直交する方向に測ったときの、上部の持ち上げバット(18)の高さは、同じ方向に測ったときの下部の持ち上げバット(17)の高さよりも大きくなっていることを特徴とする編み機。
  3. 請求項1または2に記載の編み機において、上部の持ち上げバット(18)が編みカム(28)上に走行するのを防止する手段を備えていることを特徴とする編み機。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の編み機において、タックカム(29)は、少なくともその一部が、ニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向である上下方向において、編みカム(28)の上に置かれていて、溝(28a)によって編みカム(28)から分離されていることを特徴とする編み機。
  5. 請求項4に記載の編み機において、ニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向である制御ジャックの縦軸が延びる方向における上部の持ち上げバット(18)の幅(B)が、溝(28a)のニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向における間隔およびニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向である制御ジャックの縦軸が延びる方向における下部の持ち上げバット(17)の幅より大きいことを特徴とする編み機。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の編み機において、制御ジャック(8)は、2つのレバーアーム(11、12)の間に配置され、前記溝の溝ベース(15)上に支持される受け面(14)を備えていることを特徴とする編み機。
  7. 請求項4乃至6のいずれかに記載の編み機において、制御ジャック(8)の両方の持ち上げバット(17、18)の間の、ニードルシリンダの形体をしたベッドの回転軸が延びる方向における間隔は、一方が他方の上に置かれている編みカム(28)とタックカム(29)との間の最大間隔よりも大であることを特徴とする編み機。
  8. 請求項4乃至7のいずれかに記載の編み機において、編みカム(28)とタックカム(29)は、共通のカム部材(27)から形成されていることを特徴とする編み機。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の編み機において、編みカム(8)は溝(28a)によって形成され、タックカム(29)は1つの同じカム部材(27)の外縁によって形成されていることを特徴とする編み機。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の編み機において、2つの制御マグネット(31、32)は、制御ジャック(8)の延びる方向に対して直交する位置にある共通する平面上に置かれていることを特徴とする編み機。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の編み機において、圧力カム(30)は、制御ジャック(8)の上部の持ち上げバット(18)に作用するように調整されていることを特徴とする編み機。
  12. 請求項1、2および5乃至7の1つ記載されている編み機に採用されている編み機用の制御ジャック。
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