JPH0921042A - 丸編機における編みツール制御装置 - Google Patents

丸編機における編みツール制御装置

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JPH0921042A
JPH0921042A JP7192439A JP19243995A JPH0921042A JP H0921042 A JPH0921042 A JP H0921042A JP 7192439 A JP7192439 A JP 7192439A JP 19243995 A JP19243995 A JP 19243995A JP H0921042 A JPH0921042 A JP H0921042A
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Shiyouzou Yorisue
省三 頼末
Takao Shibata
隆夫 柴田
Shinji Hashihiro
慎二 橋広
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Fukuhara Seiki Seisakusho
FUKUHARA SEIKI SEISAKUSHO KK
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Fukuhara Seiki Seisakusho
FUKUHARA SEIKI SEISAKUSHO KK
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/66Devices for determining or controlling patterns ; Programme-control arrangements

Abstract

(57)【要約】 【目的】 揺動片を使用する編みツール制御装置におい
て、揺動片のバットが折れたり、編成カムから外れたり
するのを防止する。 【構成】 編みツール(2)と同一溝に装着され、編み
ツールを制御する揺動片母材(4)と、この揺動片母材
により揺動自在に支持された少なくとも1個の揺動片
(5)を有する編みツール制御装置である。さらに、前
記揺動片(5)の両端にそれぞれ対応した、少なくとも
一対の吸着部材(13a、13b)と、前記揺動片
(5)を上昇させる少なくとも1個の揺動片レージング
カム(12)と、前記編みツールを制御する制御カム
(7、8)と、揺動片母材(4)を制御する中間カム
(10、11)が設けられている。編みツールは、例え
ばシンカー(2)や編針(1)である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、丸編機において、編
みツール、例えば、シンカー、編針(ラッチ針、複合
針)、中間部材(ジャック等)、フック部材等の動作を
電磁的に制御し、柄模様を編成するジャカード装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】シンカーによるパイル柄出し装置を例に
とると、従来の装置は、例えば、特開平3−45755
号に記載されているようなものである(添付の図11参
照)。すなわち、回転シリンダーCの針溝に装着され、
カム部材で制御される編針Nと、前記回転シリンダーC
の上部外周側にシンカーダイヤルSDを設け、このシン
カーダイヤルSDのカム溝に複数の上下一対をなすシン
カーS及びセレクトジャックSJを水平方向に各カム部
材で押動するように摺動自在に嵌装している。この各セ
レクトジャックSJの外端部に各バットSJ1を形成
し、この各バットに対応して設けられたアクチュエータ
Aを選択的に押動することにより前記セレクトジャック
SJの各バットSJ1を押動し、このセレクトジャック
SJに係合するシンカーSを水平方向に押動すると共
に、編針Nの編成作用によりパイル柄出し動作を行って
いた。
【0003】また、特開平5−239751号には、揺
動片により制御される編みツールを使用した丸編機が記
載されている。
【0004】
【問題点を解決しようとする課題】前記特開平3−45
755号のパイル柄出し装置は、アクチュエータの作動
片によってパイルシンカーの外端部のバットを押動して
いるが、これらの動作伝達速度が速くないため、丸編機
の回転速度が制限され高速運転が困難であっただけでな
く、図11からもわかるように、編成要部の外周部にあ
る保持部材やアクチュエータによって編成要部の視界が
妨げられているため、編成要部の編成状態を確認する事
や編み糸が切断された時に編み糸を糸道部材を介して編
針に供給する事が困難であった。
【0005】また、特開平5−239751号には、編
針だけでなく、シンカーにも揺動片を使用した制御がで
きると記載されているが、シンカー制御の具体的な実施
例は示されていない。また、編針の制御に関しては、揺
動片には複数の突出した制御バットが設けられている
が、糸の節などを編込み編針の動作バットが破損した時
には、編針自身の制御が不能となって揺動片のバット折
れが発生する危険性がある。さらに、制御バットと係合
する編成カムは垂直断面となっているため揺動片に何ら
かの外力が作用すれば、制御バットが編成カムから外れ
る可能性があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る編みツー
ル制御装置は、以上のような課題を解決するものであっ
て、次のようなものである。すなわち、編みツールが移
動可能に装着された、丸編機におけるジャカード編地の
制御装置であって、前記編みツールと同一溝に装着さ
れ、編みツールを制御する揺動片母材と、前記揺動片母
材により揺動自在に支持された少なくとも1個の揺動片
と、前記揺動片の両端にそれぞれ対応した、少なくとも
一対の吸着部材と、前記揺動片を上昇させる少なくとも
1個の揺動片レージングカムと、前記編みツールを制御
する制御カムと、揺動片母材を制御する中間カムからな
ることを特徴とする。代表的な編みツールは、回転シリ
ンダーの上部に固着されたシンカーダイヤルのシンカー
溝に装着され、単独に動作制御可能な制御手段によって
制御されるシンカー、または、回転シリンダーまたはダ
イアルの針溝に装着され、単独に動作制御可能な制御手
段によって制御されるシリンダー針である。揺動片母材
には少なくとも1個のバットを設けるのが好ましい。ま
た、揺動片母材とシンカーの間に独立して移動可能な少
なくとも1個のバットを持った中間部材と、前記中間部
材を上昇させる中間部材レージングカムを設けることが
好ましい。さらに、揺動片レージングカムの昇り傾斜部
が台形断面で、前記昇り傾斜部に係合する揺動片の端部
がくさび形の形状となっていることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明において、柄情報信号に基づいて吸着部
材によって吸着された揺動片が揺動片レージングカムと
係合し揺動片をピボット支持している揺動片母材と共に
押し出す。揺動片母材の内側のシンカー溝に挿入されて
いる中間部材を揺動片母材が押し出し、中間部材を上昇
(前進)させる。上昇(前進)した中間部材のバットが
中間部材レージングカムと係合し、中間部材はさらに上
昇(前進)する。中間部材は中間部材の内側のシンカー
溝に挿入されている編みツールを上昇(前進)させる。
上昇(前進)した編みツールにより、ジャカード編地が
形成される。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面に基づいて本発明の実施例
を説明する。
【0009】<第1実施例>図1〜7は、本発明第1実
施例に係るシンカー制御装置の要部である。図1はカ
ム、シンカー2、中間部材(中間ジャック)3、揺動片
母材4、揺動片5の配列図及び編針1とシンカー2の動
作線1L、2Lを示す。
【0010】図2に示すように、丸編機の回転シリンダ
ー15の上部にシンカーダイヤル16が固着され、シン
カーダイヤル16の上部には半径方向にシンカー溝があ
り、シンカー溝には、シンカー2が設定されている。
【0011】シンカー2の上部に、パイル編成における
グランド糸GYとパイル糸PYの2種類の編糸を編針に
供給するヤーンキャリア6(図1,図2−6参照)が設
けられている。ヤーンキャリア6には、グランド糸GY
を供給するグランド糸供給口6aとパイル糸PYを供給
するパイル糸供給口6bとが固着されている。
【0012】前記シンカー2は、シンカーダイヤル16
に対応するシンカーキャップ17に取り付けられている
インナーシンカーカム7、アウターシンカーカム8の作
用によりシンカー溝を半径方向に摺動する。シンカー2
は、その縦縁部2e、2dがインナーシンカーカム7の
側端部7a、7bにより挟持され、さらにそのバット2
aがカムトラックT2(図1参照)により制御されてい
る。
【0013】シンカー2の外周方向のシンカー溝には、
中間部材3が設定されている。中間部材3には、少なく
とも1つのバット3aがあり、対向するシンカーキャッ
プ17に取り付けられているアウターシンカーカム8と
第1中間カム10によって形成されたカムトラックT3
(図1参照)に沿ってシンカー溝内を半径方向に摺動す
る。
【0014】中間部材レージングカム9(図1,図6参
照)は、中間部材3のバットを作用・非作用の位置に制
御する。中間部材レージングカム9が作用位置にある場
合には、パイルまたは非パイルの選択が可能で、非作用
位置では非パイルのみとなる。
【0015】中間部材レージングカム9は、出没可能な
機構とすることが好ましい。図12において、つまみ9
cを回すことにより、つまみに固着されているネジ9b
がシンカーキャップとの螺合作用で中間部材レージング
カム9を引き込むことができる。中間部材レージングカ
ム9が図6のように出た状態では、非パイルの選択のみ
となり、例えば度目を調整するときに使用することがで
きる。さらに、中間部材レージングカム9はスプリング
9aにより支持されているため、中間部材レージングカ
ム9に異常な外力が加わったときには、中間部材レージ
ングカム9は引っ込み、中間部材3のバット3aの破損
を最小限とすることが出来る。
【0016】図1および図10に最も明瞭に示されてい
るように、中間部材3の外周方向のシンカー溝には揺動
片母材4が設定され、この揺動片母材4の上部には揺動
可能に揺動片5が嵌合されている。揺動片母材4は、第
1中間カム10と第2中間カム11によって形成された
カムトラックT4により制御される少なくとも1つのバ
ット4aを持つ。揺動片母材4の上部は、半円状のくぼ
み4eとなっている。このくぼみ4eに対応するよう
に、揺動片5の下部から円形の突起部5eが突出し、前
記くぼみ4eと突起部5eはピボット的に支点連結され
ている。揺動片5の左右端部は、左右対称であり、上方
にくさび部5c、5dを、下方に被吸着部5a、5bを
形成している。左右被吸着部5a、5bと中央下端部の
間には段差が設けられている。
【0017】前記揺動片5に対向して、吸着部材13
a、13b(図1,図3参照)がシンカーキャップ17
に取り付けられている。予め設定した所定の柄情報によ
ってコントローラから出力された信号に基づき、これら
の吸着部材13a、13bが揺動片5の被吸着部5a、
5bを選択的に吸着する。なお、揺動片5が吸着部材1
3a、13bに進入する前に、揺動自由な状態にある揺
動片5を揺動片キャンセルカム14(図1,図10参
照)の傾斜面により水平に揃え、その後、揺動片5が吸
着部材13a、13bを通過することが望ましい。さら
に、吸着部材13a、13bとして制御電磁石を使用す
るのが好ましい。
【0018】シンカー2を前進させる時は、吸着部材1
3bにコントローラから信号を送り、吸着部材13bに
対応した揺動片5の被吸着部5bを吸着させる(図3<
図1のB−B断面図>参照)。このときまでに、前記グ
ランド糸供給口6aからグランド糸GYが前記シンカー
2のシンカートップ2f上を跨いで編針1に供給されて
いる。
【0019】前記被吸着部5bが吸着部材13bを通過
後、揺動片5のくさび部5dが揺動片レージングカム1
2の台形断面の昇り傾斜部12aと係合し、揺動片5は
揺動片母材4と共に編機の中心方向に押し出される(図
4a<図1のC−C断面図>参照)。
【0020】押し出された揺動片母材4の前側端部4b
は中間部材3の後側端部3bを押し出す。中間部材3の
バット3aは中間部材レージングカム9の昇り傾斜部9
aに係合し、中間部材3は編機の中心方向に押し出され
る(図5a<図1のD−D断面図>参照)。
【0021】押し出された中間部材3の前側端部3cに
よりシンカー2の後側端部2cが押し出される。中間部
材3が中間部材レージングカム9の頂点9bに達したと
きに、押出された中間部材3によってシンカー2がシン
カーノーズ2b上でパイルループを編成できる位置まで
前進する(図6a<図1のE−E断面図>参照)。この
とき、前記パイル糸供給口6bからパイル糸PYが前記
シンカー2のシンカーノーズ2b上を跨いで編針1に供
給される。図7は、前進したシンカー2によりシンカー
ノーズ2b上でパイルループPLを編成している状態を
示している。
【0022】なお、中間部材レージングカム9の頂点9
bでは、押し出されたシンカー2のノーズ2bの先端部
が編針の円周動作線より内側に0.3mm以上移動する
ように設定することが好ましい。このように設定するこ
とにより、シンカーノーズ2bの先端より0.3mm以
上離れた位置でパイルループを確実に形成することがで
きるからである。
【0023】揺動片母材4により中間部材3が中間部材
レージングカム9に係合する位置に押し出された後、揺
動片母材4のバット4aが第1中間カム10の下り傾斜
部10bに係合し、揺動片母材4は揺動片5と共に非パ
イル位置まで戻される。
【0024】上記構成において、中間部材3と中間部材
制御カムを省略することも可能である。その場合、揺動
片レージングカム12が揺動片5を揺動片母材4と共に
押し出し、揺動片母材4が直接シンカー2を押し出すこ
とになる。
【0025】シンカー2を前進させない時は、吸着部材
13aにコントローラから信号を送り、吸着部材13a
に対応した揺動片5の被吸着部5aを吸着する(図3参
照)。なお、図3では、作図上の限界により、被吸着部
5a,5bのいずれが、吸着部材13a,13bのいず
れに吸着されているかが明瞭ではない。
【0026】吸着部材13aに吸着された揺動片5は、
揺動片レージングカム12の昇り傾斜部12aと係合し
ないで、揺動片5は揺動片レージングカムの昇り傾斜部
12aの下側を通過し、揺動片5・揺動片母材4・中間
部材3は、前後方向に移動しないで円周方向を進む(図
4b,図5b,図6b参照)。シンカー2は、中間部材
3と係合せずに、シンカーカム7、8のみで制御され
る。このとき、パイル糸PYを供給してもシンカートッ
プ2f上で編まれるためパイルループPLを形成しな
い。グランド糸GYはパイル糸PYと共に前記シンカー
2のシンカートップ2f上を跨いで編針1に供給される
(図6b<図1のE−E断面図>参照)。
【0027】このように、本発明のシンカー制御装置を
使用することにより、コントローラから出力した柄信号
に基づいてパイルと非パイルの選択を行い、凹凸のジャ
カードパイル編地を編成することができるのである。
【0028】なお、図1の編針の動作線を示す1Lは、
便宜上、ニット選針の動作線のみを図示しているが、公
知の編成装置(メカニカル選針、電磁選針、電子選針)
により、ニット、タック、ウエルトの3ポジションの選
針が可能である。
【0029】また、図1のカム部材は、便宜上、直線的
で一体形で図示しているが、丸編機製作の都合上、円周
方向、半径方向に複数に分割されたものを組み合わせて
もよい。
【0030】<第2実施例>図8は、本発明第2実施例
に係る装置要部の、カム、シンカー、中間部材、揺動片
母材、揺動片の配列図及び編針とシンカーの動作線を示
す。この装置では、複数のシンカーノーズ21b,22
b(図8では2段のシンカーノーズを示す)を備えたシ
ンカー21と複数の制御部によって、複数の異なった高
さのパイルループ21PL,22PLと非パイルの3レ
ベルの編地(図9参照)を編成することができる。
【0031】すなわち、第1吸着部材131bにおいて
吸着された揺動片5は、第1揺動片昇り傾斜部121a
と係合し、揺動片母材4と共に上昇する。揺動片母材4
の上昇により押し出された中間部材3は、第1中間部材
レージングカム91と係合し、第2シンカーノーズ22
bが高さYのパイルループ22PL(高いパイルルー
プ)を形成する位置まで前進する。
【0032】さらに、第2吸着部材132bにおいて吸
着された揺動片5は、第2揺動片昇り傾斜部121bと
係合し、揺動片母材4と共に上昇する。揺動片母材4の
上昇により押し出された中間部材3は、第2中間部材レ
ージングカム92と係合し、第1シンカーノーズ21b
が高さ吸着部材のパイルループ21PL(低いパイルル
ープ)を形成する位置まで前進する。
【0033】一方、第1吸着部材131aおよび第2吸
着部材132aで吸着された揺動片5は、第1揺動片昇
り傾斜部121aおよび第2揺動片昇り傾斜部121b
の下部を通過するので、シンカー21を前進させず、し
たがって、非パイルの選択となり、パイルループが形成
されない。
【0034】なお、図8の2段ノーズのシンカー21を
図1のシンカー制御装置に使用し、コントローラから出
力した柄信号に基づいて低パイル21PLと高パイル2
2PLの2レベルの選択を行ない、高低のジャカードパ
イル編地を編成することも出来る。
【0035】<第3実施例>本発明は、ジャカードパイ
ル編地を製造する装置に限定されるものでない。シンカ
ー・シリンダー針・ダイヤル針・ジャック等の編みツー
ルを少なくとも2種類の通路に選択的に制御する装置に
幅広く応用することが可能である。
【0036】第3実施例はシリンダー針を選択的に制御
する装置に関する。図13、14は、本発明の第3実施
例に係る装置要部を示す。図13は、カム、シンカー
2、中間部材31、セレクトジャック41(第1実施例
と用語を統一させるために、以後「揺動片母材41」と
呼ぶ)、揺動片51の配線図及び編針とシンカーの動作
線1L2,2L2を示し、図14は、編成要部縦断面図
を示す。
【0037】図14に示すように、シリンダー15の外
周にはシリンダー軸線方向に伸びる針溝15aが形成さ
れ、その針溝内で編針1、中間部材(中間ジャック)3
1および揺動片母材41が一直線上に収容されている。
【0038】編針1は、カムホルダー35に取り付けら
れた編成カム71,72のカムトラックT10に係合す
るバット1aを有し、通常のカム作用により上下に滑動
する。
【0039】中間部材31は、シリンダー軸線方向に移
動可能である。図13に示すように、中間部材31は、
その上端31a付近にカムトラックT11により制御さ
れるバット31bが設けられ、ほぼ中央部にカムトラッ
クT12により制御されるバット31cが設けられ、さ
らにその下には長手方向に延びる延長部31dが設けら
れている。
【0040】揺動片母材41は、選針装置36により非
作用位置から作用位置に選択的に移動可能である。図1
3に示すように、揺動片母材41は、その上端に前記延
長部31dを挟持するU字型部41fが設けられ、その
下端に湾曲部41gが設けられている。湾曲部には揺動
可能に揺動片51が嵌合されている。揺動片母材41
は、カムトラックT13により制御されるバット41b
と、カムトラックT14により制御されるバット41a
を有する。揺動片母材41の上部は、半円状のくぼみ4
1eとなっており、このくぼみ41eに対応するよう
に、揺動片51の下部から円形の突起部51eが突出
し、前記くぼみ41eと突起部51eはピボット的に支
点連結されている。
【0041】前記揺動片51に対向して、吸着部材13
3a、133bが選針装置36に取り付けられている。
予め設定した所定の柄情報によってコントローラから出
力された信号に基づき、これらの吸着部材133a、1
33bが揺動片51の被吸着部51a、51bを選択的
に吸着する。なお、揺動片51が吸着部材133a、1
33bに進入する前に、揺動自由な状態にある揺動片5
1を揺動片キャンセルカム141(図13参照)の傾斜
面により水平に揃え、その後、揺動片51が吸着部材1
33a、133bを通過することが望ましい。さらに、
吸着部材133a、133bとして制御電磁石を使用す
るのが好ましい。
【0042】編針1を上昇させない時は、吸着部材13
3bにコントローラから信号を送り、吸着部材133b
に対応した揺動片51の被吸着部51bを吸着させる。
前記被吸着部51bが吸着部材133bを通過後、揺動
片51のくさび部51dが揺動片レージングカム120
の台形断面の昇り傾斜部120aと係合し、揺動片51
は揺動片母材41と共に上側方向に移動する。そして、
揺動片母材41のU字型部41fのすぐ下のキャンセル
カム102と係脱作用するバット41bがキャンセルカ
ム102の傾斜面102aにより中心方向に押し出され
る。
【0043】押し出された揺動片母材41のU字型部4
1fは中間部材31の延長部31dを押し出す。中間部
材31のバット31bは中間部材レージングカム93の
昇り傾斜部93aに係合せずに、中間部材31は上下方
向に移動しないで円周方向に移動する。このとき、編針
1はウエルト位置をとる。
【0044】揺動片母材41が揺動片レージングカム1
20の頂点120bを通過後、揺動片母材41のバット
41aが中間カム110の下り傾斜部110bに係合
し、揺動片母材41は揺動片51と共に元の位置まで戻
される。
【0045】編針1を上昇させる時は、吸着部材133
aにコントローラから信号を送り、吸着部材133aに
対応した揺動片51の被吸着部51aを吸着する。吸着
部材133aに吸着された揺動片51は、揺動片レージ
ングカム120の上り傾斜部120aと係合しないで、
揺動片51は揺動片レージングカムの上り傾斜部120
aの下側を通過する。
【0046】揺動片母材41のバット41bはカムトラ
ックT13を通過するため、揺動片母材41はキャンセ
ルカム102で押し出されることなく円周方向に移動す
る。中間部材31のバット31bは中間部材レージング
カム93の上り傾斜部93aに係合し、中間部材31は
上昇する。上昇した中間部材31の前側端部31cによ
り編針1の後側端部1cが押し上げられる。中間部材3
1が中間部材レージングカム93の頂点93bに達した
ときに、押し出された中間部材31によって編針1がニ
ット位置まで上昇する。
【0047】このように、本発明の編針制御装置を使用
することにより、コントローラから出力した柄信号に基
づいてニットとウエルト(必要ならさらにタック)の選
択を行い、ジャカード編地を編成することができるので
ある。
【0048】
【発明の効果】本発明の装置によれば、本発明の揺動片
は吸着された揺動片の被吸着部の端部にあるくさび形を
したくさび部が台形断面の揺動片レージングカムと確実
に係合する。そのため、揺動片レージングカムと係合し
た揺動片は揺動片レージングカムから外れることがなく
選択ミスのない制御が可能である。そして、揺動片は突
出したバットを設けていないため、制御ミスが発生して
もバット折れの危険性が皆無に近い。
【0049】また、本発明のシンカー制御装置では、シ
ンカーの半径方向の方向変換点で、シンカーの縦縁部は
インナーシンカーカムの側端部により挟持された状態
で、シンカーのバットがカムトラックにより制御されて
いる。これにより、パイルジャカード編機を無地機と同
様の高速回転で運転できる。
【0050】さらに、単一種類の制御部材である揺動片
を制御するため、制御装置の吸着部材も小型化でき、ま
た、コンピュータによってジャカード柄を制御している
ため、柄範囲の広い編地を製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例を示すカム・針・シンカー
・中間部材・揺動片・揺動片母材の配列図である。
【図2】 この発明の実施例を示す図1のA−A断面に
おけるシンカー制御過程を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施例を示す図1のB−B断面に
おけるシンカー制御過程を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施例を示す図1のC−C断面に
おけるシンカー制御過程を示す断面図であり、図4aは
パイル選択、図4bは非パイル選択を示す。
【図5】 この発明の実施例を示す図1のD−D断面に
おけるシンカー制御過程を示す断面図であり、図5aは
パイル選択、図5bは非パイル選択を示す。
【図6】 この発明の実施例を示す図1のE−E断面に
おけるシンカー制御過程を示す断面図であり、図6aは
パイル選択、図6bは非パイル選択を示す。
【図7】 この発明の実施例を示す図1のF−F断面に
おけるシンカー制御過程を示す断面図である。
【図8】 この発明の第2実施例を示すカム・針・シン
カー・中間部材・揺動片・揺動片母材の配列図である。
【図9】 図8の配列により形成される2段パイルルー
プと2段ノーズシンカーの斜視図である。
【図10】 揺動片制御部における揺動片キャンセルカ
ム、吸着部材、揺動片レージングカムおよび揺動片と揺
動片母材の関係を示した斜視図である。
【図11】 従来のパイル柄出し装置の断面図を示す。
【図12】 出没可能な中間部材レージングカムを引き
込んだシンカー制御装置の断面図を示す。
【図13】 本発明の第4実施例に係る装置要部におけ
る、カム、シンカー、中間部材、揺動片母材、揺動片の
配列図及び編針とシンカーの動作線を示す。
【図14】 本発明の第4実施例に係る編成要部縦断面
図を示す。
【符号の説明】
1 編針 2 シンカー 2b シンカーノーズ 3;31 中間部材 4;41 揺動片母材 4e;41e くぼみ 5;51 揺動片 5a,5c;51a,51c 被吸着部 5d;51d くさび部 5e;51e 突起部 6 ヤーンキャリア 7 インナーシンカーカム 8 アウターシンカーカム 9;91,92 中間部材レージングカム 10 第1中間カム 10b 下り傾斜部 11 第2中間カム 12;121 揺動片レージングカム 12a;121a 昇り傾斜部 13;131 吸着部材 14;141 揺動片キャンセルカム GY グランドヤーン PL パイルループ PY パイルヤーン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編みツール(2;1)が移動可能に装着
    された、丸編機におけるジャカード編地の制御装置であ
    って、 前記編みツールと同一溝に装着され、編みツールを制御
    する揺動片母材(4;41)と、 前記揺動片母材(4;41)により揺動自在に支持され
    た少なくとも1個の揺動片(5;51)と、 前記揺動片(5;51)の両端にそれぞれ対応した、少
    なくとも一対の吸着部材(13a、13b;131a、
    131b;132a、132b;133a、133b)
    と、 前記揺動片(5;50)を上昇させる少なくとも1個の
    揺動片レージングカム(12;121)と、 前記編みツールを制御する制御カム(7、8;71)
    と、 揺動片母材(4;41)を制御する中間カム(10、1
    1;101;102,110)からなる丸編機における
    編みツール制御装置。
  2. 【請求項2】 編みツールが、回転シリンダーの上部に
    固着されたシンカーダイヤルのシンカー溝に装着され、
    単独に動作制御可能な制御手段によって制御されるシン
    カー(2)である請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 編みツールが、回転シリンダーまたはダ
    イアルの針溝に装着され、単独に動作制御可能な制御手
    段によって制御される編針(1)である請求項1記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 揺動片母材(4;41)に少なくとも1
    個のバットが設けられている請求項1〜3のいずれかに
    記載の装置。
  5. 【請求項5】 揺動片母材(4;41)と編みツールの
    間に独立して移動可能な少なくとも1個のバット(3
    a;31a,31b)を持った中間部材(3;31)
    と、 前記中間部材(3;31)を上昇させる中間部材レージ
    ングカム(9;91;92;93)を設けた請求項1〜
    4のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 揺動片レージングカム(12)の昇り傾
    斜部(12a)が台形断面で、前記昇り傾斜部(12
    a;121a)に係合する揺動片(5;51)の端部が
    くさび形(5d;51d)の形状となっている請求項1
    〜5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 シンカー(2)が複数のシンカーノーズ
    (21b,22b)を有するものであり、吸着部材が複
    数対(131a、131b;132a,132b)設け
    られている請求項2に記載の装置。
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