JPH07229037A - パイル柄出し装置 - Google Patents
パイル柄出し装置Info
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- JPH07229037A JPH07229037A JP1861594A JP1861594A JPH07229037A JP H07229037 A JPH07229037 A JP H07229037A JP 1861594 A JP1861594 A JP 1861594A JP 1861594 A JP1861594 A JP 1861594A JP H07229037 A JPH07229037 A JP H07229037A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 セレクトジャックの撓みやセレクトジャック
に加えられる衝撃によるバウンド作用をなくし、不良品
を作ることなく所望のパイル柄を形成する。 【構成】 シンカーベッド７に配置された先端側に爪部
１０ａと小爪部１０ｂを備えたパイルシンカー１０を、
シンカーベッド７に揺動および摺動自在に配置されたセ
レクトジャック１１により高い位置と低い位置に分け、
これらパイルシンカー１０をカム装置２０により２系列
の動きとして摺動させることで、高い位置のパイルシン
カーにより地糸でベースループ４２およびパイル糸でパ
イルループ４３を形成し、低い位置のパイルシンカーに
より地糸で平編およびパイル糸で平編を形成する。
に加えられる衝撃によるバウンド作用をなくし、不良品
を作ることなく所望のパイル柄を形成する。 【構成】 シンカーベッド７に配置された先端側に爪部
１０ａと小爪部１０ｂを備えたパイルシンカー１０を、
シンカーベッド７に揺動および摺動自在に配置されたセ
レクトジャック１１により高い位置と低い位置に分け、
これらパイルシンカー１０をカム装置２０により２系列
の動きとして摺動させることで、高い位置のパイルシン
カーにより地糸でベースループ４２およびパイル糸でパ
イルループ４３を形成し、低い位置のパイルシンカーに
より地糸で平編およびパイル糸で平編を形成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、ソックスや
ストッキング等を編成する丸編み機におけるパイル柄出
し装置に関する。
ストッキング等を編成する丸編み機におけるパイル柄出
し装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の丸編み機におけるパイル柄出し
装置として、たとえば特公平３−５９１８２号公報が知
られている。このパイル柄出し装置は、編針をカム手段
で上下動するように設けた編針シリンダと、半径方向に
延びる複数の水平溝を備え編針シリンダの上部外周に配
置されたシンカーベッドと、上下一対としてシンカーベ
ッドの水平溝に摺動自在に配置されたパイルシンカーと
セレクトジャックと、セレクトジャックに選択的に作動
する選択装置とを備え、パイルシンカーは先端側に爪部
と小爪部を有し、セレクトジャックは後端部に形成され
た垂直部に上下方向に間隔を置いて複数のバットを設け
て構成されている。
装置として、たとえば特公平３−５９１８２号公報が知
られている。このパイル柄出し装置は、編針をカム手段
で上下動するように設けた編針シリンダと、半径方向に
延びる複数の水平溝を備え編針シリンダの上部外周に配
置されたシンカーベッドと、上下一対としてシンカーベ
ッドの水平溝に摺動自在に配置されたパイルシンカーと
セレクトジャックと、セレクトジャックに選択的に作動
する選択装置とを備え、パイルシンカーは先端側に爪部
と小爪部を有し、セレクトジャックは後端部に形成され
た垂直部に上下方向に間隔を置いて複数のバットを設け
て構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記形式のパイル柄出
し装置では、高速度の柄出しや細かい編目による柄出し
はできるが、セレクトジャックの選択装置は、セレクト
ジャックの後端部に形成された垂直部に設けた複数のバ
ットの１つを押して、このセレクトジャックに応動する
パイルシンカーを動作させるため、セレクトジャックの
垂直部の上端部や下端部近傍において撓みが生じ、その
結果、セレクトジャックの動作が不安定となり、パイル
シンカーにより形成されるパイル柄に乱れがでて不良品
が生じる。
し装置では、高速度の柄出しや細かい編目による柄出し
はできるが、セレクトジャックの選択装置は、セレクト
ジャックの後端部に形成された垂直部に設けた複数のバ
ットの１つを押して、このセレクトジャックに応動する
パイルシンカーを動作させるため、セレクトジャックの
垂直部の上端部や下端部近傍において撓みが生じ、その
結果、セレクトジャックの動作が不安定となり、パイル
シンカーにより形成されるパイル柄に乱れがでて不良品
が生じる。
【０００４】また、選択装置がセレクトジャックに作用
する時、選択装置がショトガン的な突き出し作用でセレ
クトジャックのバットを押すため、セレクトジャックに
加えられる衝撃によるバウンド作用で選択されないセレ
クトジャックまで作動してしまい、パイル柄が乱れる原
因となる。
する時、選択装置がショトガン的な突き出し作用でセレ
クトジャックのバットを押すため、セレクトジャックに
加えられる衝撃によるバウンド作用で選択されないセレ
クトジャックまで作動してしまい、パイル柄が乱れる原
因となる。
【０００５】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
で、選択されたセレクトジャックによりこのセレクトジ
ャックに係合するパイルシンカーを高い位置に保持し、
シンカーベッドの水平溝に設けたパイルシンカーを高い
位置のパイルシンカーと低い位置のパイルシンカーの２
系列の動きとして半径方向に摺動させることで、セレク
トジャックの撓みやセレクトジャックに加えられる衝撃
によるバウンド作用をなくし、所望のパイル柄を形成す
るようにしたパイル柄出し装置を提供することを目的と
する。
で、選択されたセレクトジャックによりこのセレクトジ
ャックに係合するパイルシンカーを高い位置に保持し、
シンカーベッドの水平溝に設けたパイルシンカーを高い
位置のパイルシンカーと低い位置のパイルシンカーの２
系列の動きとして半径方向に摺動させることで、セレク
トジャックの撓みやセレクトジャックに加えられる衝撃
によるバウンド作用をなくし、所望のパイル柄を形成す
るようにしたパイル柄出し装置を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のパイル柄出し装
置は、半径方向に延びる複数の水平溝および上下方向に
延びて各水平溝に連なる複数の縦溝を備え編針シリンダ
の上部外周に配置されたシンカーベッドと、先端側に爪
部と小爪部を備えシンカーベッドの水平溝に摺動自在に
配置されたパイルシンカーと、複数のバットを備えシン
カーベッドの縦溝に揺動および摺動自在に配置されたセ
レクトジャックと、選択されたセレクトジャックを作動
させるセレクトジャック選択装置と、選択されたセレク
トジャックに係合してこのセレクトジャックに係合する
パイルシンカーを高い位置に保持するジャックカムと、
シンカーベッドの水平溝に設けたパイルシンカーを高い
位置のパイルシンカーと低い位置のパイルシンカーの２
系列の動きとして半径方向に摺動させるカム装置とを有
し、高い位置のパイルシンカーにより地糸でベースルー
プおよびパイル糸でパイルループを形成し、低い位置の
パイルシンカーにより地糸で平編およびパイル糸で平編
を形成して編地にパイル柄を形成することを特徴とす
る。
置は、半径方向に延びる複数の水平溝および上下方向に
延びて各水平溝に連なる複数の縦溝を備え編針シリンダ
の上部外周に配置されたシンカーベッドと、先端側に爪
部と小爪部を備えシンカーベッドの水平溝に摺動自在に
配置されたパイルシンカーと、複数のバットを備えシン
カーベッドの縦溝に揺動および摺動自在に配置されたセ
レクトジャックと、選択されたセレクトジャックを作動
させるセレクトジャック選択装置と、選択されたセレク
トジャックに係合してこのセレクトジャックに係合する
パイルシンカーを高い位置に保持するジャックカムと、
シンカーベッドの水平溝に設けたパイルシンカーを高い
位置のパイルシンカーと低い位置のパイルシンカーの２
系列の動きとして半径方向に摺動させるカム装置とを有
し、高い位置のパイルシンカーにより地糸でベースルー
プおよびパイル糸でパイルループを形成し、低い位置の
パイルシンカーにより地糸で平編およびパイル糸で平編
を形成して編地にパイル柄を形成することを特徴とす
る。
【０００７】
【作用】本発明のパイル柄出し装置においては、選択装
置により選択されたセレクトジャックをジャックカムに
より高い位置に押し上げ、このセレクトジャックに係合
するパイルシンカーを高い位置に保持し、シンカーベッ
ドの水平溝に設けたパイルシンカーを高い位置のパイル
シンカーと低い位置のパイルシンカーの２系列とし、高
い位置のパイルシンカーと低い位置のパイルシンカーを
カム装置により半径方向内側に摺動させ、高い位置のパ
イルシンカーにより地糸でベースループおよびパイル糸
でパイルループを形成し、低い位置のパイルシンカーに
より地糸で平編およびパイル糸で平編を形成して編地面
にパイル柄を形成する。
置により選択されたセレクトジャックをジャックカムに
より高い位置に押し上げ、このセレクトジャックに係合
するパイルシンカーを高い位置に保持し、シンカーベッ
ドの水平溝に設けたパイルシンカーを高い位置のパイル
シンカーと低い位置のパイルシンカーの２系列とし、高
い位置のパイルシンカーと低い位置のパイルシンカーを
カム装置により半径方向内側に摺動させ、高い位置のパ
イルシンカーにより地糸でベースループおよびパイル糸
でパイルループを形成し、低い位置のパイルシンカーに
より地糸で平編およびパイル糸で平編を形成して編地面
にパイル柄を形成する。
【０００８】
【実施例】以下本発明の実施例を図面につき説明する。
図１および図２において、符号１は丸編み機の編針シリ
ンダを示し、この編針シリンダ１は図示しない機台に回
転自在に支持されている。上記編針シリンダ１の外周面
には周方向に等間隔に多数の縦溝２，２…が形成され、
これら縦溝２には編針３が上下方向に摺動自在に配置さ
れている。また、編針シリンダ１を囲むように機台に固
定されたホルダー４上にはカムボックス５が配置されて
いる。このカムボックス５の内面にはカム道６を形成す
るカム部材６ａ，６ｂが配設され、カム部材６ａ，６ｂ
により形成されたカム道６に、編針３のバット部３ａを
係合することで、編針シリンダ１に設けた編針３をカム
道６に沿って上下動させる。
図１および図２において、符号１は丸編み機の編針シリ
ンダを示し、この編針シリンダ１は図示しない機台に回
転自在に支持されている。上記編針シリンダ１の外周面
には周方向に等間隔に多数の縦溝２，２…が形成され、
これら縦溝２には編針３が上下方向に摺動自在に配置さ
れている。また、編針シリンダ１を囲むように機台に固
定されたホルダー４上にはカムボックス５が配置されて
いる。このカムボックス５の内面にはカム道６を形成す
るカム部材６ａ，６ｂが配設され、カム部材６ａ，６ｂ
により形成されたカム道６に、編針３のバット部３ａを
係合することで、編針シリンダ１に設けた編針３をカム
道６に沿って上下動させる。
【０００９】一方、上記編針シリンダ１の上部には編針
シリンダ１を囲むように断面形状を逆Ｌ形とした環状シ
ンカーベッド７が配置されている。この環状シンカーベ
ッド７の上面には半径方向に延びる多数の水平溝８，８
…が形成され、環状シンカーベッド７の外面には上記水
平溝８に連なる上下方向に延びる縦溝９，９…が形成さ
れている。上記水平溝８にはパイルシンカー１０が摺動
自在に配置され、上記縦溝９にはセレクトジャック１１
が揺動かつ摺動自在に配置されている。
シリンダ１を囲むように断面形状を逆Ｌ形とした環状シ
ンカーベッド７が配置されている。この環状シンカーベ
ッド７の上面には半径方向に延びる多数の水平溝８，８
…が形成され、環状シンカーベッド７の外面には上記水
平溝８に連なる上下方向に延びる縦溝９，９…が形成さ
れている。上記水平溝８にはパイルシンカー１０が摺動
自在に配置され、上記縦溝９にはセレクトジャック１１
が揺動かつ摺動自在に配置されている。
【００１０】上記パイルシンカー１０は、中央部から先
端側の部分を従来の小爪付きシンカーの形状と同様に爪
部１０ａと小爪部１０ｂを設けた構造としているが、後
端部下側にセレクトジャック当接部１２および中央部か
ら後端側上面にシンカープレッサ当接部１３を形成して
いる。セレクトジャック当接部１２は、後端面から斜め
下方に延びる傾斜部１２ａとこの傾斜部１２ａに連なる
段部１２ｂから形成されている。シンカープレッサ当接
部１３の前方部分には突部１３ａが形成され、後端部分
には段部１３ｂが形成されている。パイルシンカー１０
は、この突部１３ａに係合するガイドカム１８（後記）
により動きが制御され、パイルシンカー１０のランド部
１０ｃは、編針シリンダ１の上部内面に装着されたトッ
プシリンダー３０に支持されている。
端側の部分を従来の小爪付きシンカーの形状と同様に爪
部１０ａと小爪部１０ｂを設けた構造としているが、後
端部下側にセレクトジャック当接部１２および中央部か
ら後端側上面にシンカープレッサ当接部１３を形成して
いる。セレクトジャック当接部１２は、後端面から斜め
下方に延びる傾斜部１２ａとこの傾斜部１２ａに連なる
段部１２ｂから形成されている。シンカープレッサ当接
部１３の前方部分には突部１３ａが形成され、後端部分
には段部１３ｂが形成されている。パイルシンカー１０
は、この突部１３ａに係合するガイドカム１８（後記）
により動きが制御され、パイルシンカー１０のランド部
１０ｃは、編針シリンダ１の上部内面に装着されたトッ
プシリンダー３０に支持されている。
【００１１】上記セレクトジャック１１は、垂直部分１
４の一端に短い水平部分１５を連接した全体として逆Ｌ
字形をなし、垂直部分１４の後面中間位置から下側に複
数のバット部１４ａ，１４ａ，…が形成され、また、垂
直部分１４の下端にはジャックカム２７（後記）に係合
するカム係合部１４ｂが形成され、短い水平部分１５の
先端部分がパイルシンカー１０に設けたセレクトジャッ
ク当接部１２に当接する。
４の一端に短い水平部分１５を連接した全体として逆Ｌ
字形をなし、垂直部分１４の後面中間位置から下側に複
数のバット部１４ａ，１４ａ，…が形成され、また、垂
直部分１４の下端にはジャックカム２７（後記）に係合
するカム係合部１４ｂが形成され、短い水平部分１５の
先端部分がパイルシンカー１０に設けたセレクトジャッ
ク当接部１２に当接する。
【００１２】他方、上記環状シンカーベッド７を囲むよ
うにコ字形をなすシンカーキャップ１６が図示しない機
台に回動しないように保持されている。このシンカーキ
ャップ１６の上部下面には、図３に示すように、山形形
状のセンターカム１７とこのセンターカム１７に連なる
リング状ガイドカム１８とセンターカム１７の外側にセ
ンターカム１７の形状に対応した凹部を形成するサイド
カム１９とから構成されたカム装置２０が配設されてい
る。このカム装置２０は、センターカム１７の山形部分
が編目編成位置の近くに位置するようにシンカーキャッ
プ１６に固定される。また、シンカーキャップ１６の上
面には、下端を逆山形としたシンカープレッサ２１とジ
ャックプレッサ２２が、同一半径線上内側にシンカープ
レッサ２１、外側にジャックプレッサ２２が位置しかつ
シンカーキャップ１６を貫通するように配置されてい
る。シンカープレッサ２１およびジャックプレッサ２２
の取付け位置は、シンカーキャップ１６の下面に設けた
カム装置２０のセンターカム１７の端部（編針シリンダ
１の回転方向Ａの離れた側の端部）に近いリング状ガイ
ドカム１８の端部に対応する位置である。また、上記環
状シンカーベッド７の下端には取付け環２３が固定され
ていて、この取付け環２３の下面にシンカーキャップ１
６の端部内面が摺動するように接している。
うにコ字形をなすシンカーキャップ１６が図示しない機
台に回動しないように保持されている。このシンカーキ
ャップ１６の上部下面には、図３に示すように、山形形
状のセンターカム１７とこのセンターカム１７に連なる
リング状ガイドカム１８とセンターカム１７の外側にセ
ンターカム１７の形状に対応した凹部を形成するサイド
カム１９とから構成されたカム装置２０が配設されてい
る。このカム装置２０は、センターカム１７の山形部分
が編目編成位置の近くに位置するようにシンカーキャッ
プ１６に固定される。また、シンカーキャップ１６の上
面には、下端を逆山形としたシンカープレッサ２１とジ
ャックプレッサ２２が、同一半径線上内側にシンカープ
レッサ２１、外側にジャックプレッサ２２が位置しかつ
シンカーキャップ１６を貫通するように配置されてい
る。シンカープレッサ２１およびジャックプレッサ２２
の取付け位置は、シンカーキャップ１６の下面に設けた
カム装置２０のセンターカム１７の端部（編針シリンダ
１の回転方向Ａの離れた側の端部）に近いリング状ガイ
ドカム１８の端部に対応する位置である。また、上記環
状シンカーベッド７の下端には取付け環２３が固定され
ていて、この取付け環２３の下面にシンカーキャップ１
６の端部内面が摺動するように接している。
【００１３】さらに、上記シンカーキャップ１６のシン
カーベッド７のほぼ上面に対応した部位に環状ガードカ
ム２４が配置されている。このガードカム２４は、ジャ
ックプレッサ２２と協同してセレクトジャック１１をシ
ンカーベッド７の角部７ａに接するように保持する。シ
ンカーキャップ１６の内部のセレクトジャック１１に対
応した部位には複数の選択レバー２５を有するアクチュ
エータ２６が配設されている。アクチュエータ２６に設
けた複数の選択レバー２５は、セレクトジャック１１の
垂直部分１４の複数のバット部１４ａ，１４ａ，…に対
応するようにセレクトジャック１１の半径方向外側に配
置されている。これら選択レバー２５の下側には環状ジ
ャックカム２７が配置されている。環状ジャックカム２
７は、セレクトジャック１１の下端部に設けたカム係合
部１４ｂに係合する。環状ジャックカム２７は図１７に
示すようにアクチュエータ２６の選択レバー２５が配列
された個所に該当する部分は図９に示すように、低いレ
ベルの高さであり、その両側は全周に亘り、図１０に示
すように高いレベルの高さであり、低いレベルと高いレ
ベルとは傾斜面で結ばれるように形成されている。
カーベッド７のほぼ上面に対応した部位に環状ガードカ
ム２４が配置されている。このガードカム２４は、ジャ
ックプレッサ２２と協同してセレクトジャック１１をシ
ンカーベッド７の角部７ａに接するように保持する。シ
ンカーキャップ１６の内部のセレクトジャック１１に対
応した部位には複数の選択レバー２５を有するアクチュ
エータ２６が配設されている。アクチュエータ２６に設
けた複数の選択レバー２５は、セレクトジャック１１の
垂直部分１４の複数のバット部１４ａ，１４ａ，…に対
応するようにセレクトジャック１１の半径方向外側に配
置されている。これら選択レバー２５の下側には環状ジ
ャックカム２７が配置されている。環状ジャックカム２
７は、セレクトジャック１１の下端部に設けたカム係合
部１４ｂに係合する。環状ジャックカム２７は図１７に
示すようにアクチュエータ２６の選択レバー２５が配列
された個所に該当する部分は図９に示すように、低いレ
ベルの高さであり、その両側は全周に亘り、図１０に示
すように高いレベルの高さであり、低いレベルと高いレ
ベルとは傾斜面で結ばれるように形成されている。
【００１４】また、図示しない機台には、シンカーキャ
ップ１６の下面に設けたカム装置２０のセンターカム１
７の直上に位置するように給糸装置ＹＦが配置されてい
る。この給糸装置ＹＦには複数の糸フィンガｆ１，ｆ
２，ｆ３，…が切り換え自在に設けられている。上記複
数の糸フィンガｆ１，ｆ２，ｆ３，…は図示しない糸道
切換指令駆動装置により複数単位で切り換えられ、本発
明では地糸ＢＹとパイル糸ＰＹが供給される。
ップ１６の下面に設けたカム装置２０のセンターカム１
７の直上に位置するように給糸装置ＹＦが配置されてい
る。この給糸装置ＹＦには複数の糸フィンガｆ１，ｆ
２，ｆ３，…が切り換え自在に設けられている。上記複
数の糸フィンガｆ１，ｆ２，ｆ３，…は図示しない糸道
切換指令駆動装置により複数単位で切り換えられ、本発
明では地糸ＢＹとパイル糸ＰＹが供給される。
【００１５】つぎに作用を説明する。丸編み機の運転時
において、シンカーベッド７は、編針シリンダ１と一体
に回転するが、図４のＯ−Ａ段階では、シンカーベッド
７に設けたパイルシンカー１０は、垂直部をガイドカム
１８の半径方向内面に接しながら編針３との相互作用で
編目を形成してきた状態にある。この場合、セレクトジ
ャック１１は、図５に示すように、カム係合部１４ｂを
ジャックカム２７に係合した高い位置に保持されたもの
と、図６に示すように、カム係合部１４ｂをジャックカ
ム２７から離してシンカーベッド７に係合した低い位置
のものに分けられている。
において、シンカーベッド７は、編針シリンダ１と一体
に回転するが、図４のＯ−Ａ段階では、シンカーベッド
７に設けたパイルシンカー１０は、垂直部をガイドカム
１８の半径方向内面に接しながら編針３との相互作用で
編目を形成してきた状態にある。この場合、セレクトジ
ャック１１は、図５に示すように、カム係合部１４ｂを
ジャックカム２７に係合した高い位置に保持されたもの
と、図６に示すように、カム係合部１４ｂをジャックカ
ム２７から離してシンカーベッド７に係合した低い位置
のものに分けられている。
【００１６】図４のＯ−Ｂ段階では、シンカーベッド７
に設けたパイルシンカー１０は、図７に示すように、後
端部に設けたシンカープレッサ当接部１３の水平面にシ
ンカープレッサ２１が当接されており、すべてのパイル
シンカー１０は、水平状態に整えられている。セレクト
ジャック１１は、上端にジャックプレッサ２２が当接す
ることで押し下げられ、その下降時にシンカーベッド７
の角部７ａを中心に反時計方向に揺動し、これにより、
バット部１４ａが半径方向外側に押し出される。この状
態はセレクトジャック１１の選択準備段階である。
に設けたパイルシンカー１０は、図７に示すように、後
端部に設けたシンカープレッサ当接部１３の水平面にシ
ンカープレッサ２１が当接されており、すべてのパイル
シンカー１０は、水平状態に整えられている。セレクト
ジャック１１は、上端にジャックプレッサ２２が当接す
ることで押し下げられ、その下降時にシンカーベッド７
の角部７ａを中心に反時計方向に揺動し、これにより、
バット部１４ａが半径方向外側に押し出される。この状
態はセレクトジャック１１の選択準備段階である。
【００１７】図４のＯ−Ｃ段階では、シンカーベッド７
に設けたパイルシンカー１０は、水平状態に整えられて
いるが、セレクトジャック１１のうちのアクチュエータ
２６の選択レバー２５の作用を受けたセレクトジャック
１１は、図８に示すように、時計方向に揺動し、カム係
合部１４ｂがジャックカム２７に係合した状態となる。
また、アクチュエータ２６の選択レバー２５の作用を受
けないセレクトジャック１１は、図９に示すように、反
時計方向に揺動したままの状態を保持する。
に設けたパイルシンカー１０は、水平状態に整えられて
いるが、セレクトジャック１１のうちのアクチュエータ
２６の選択レバー２５の作用を受けたセレクトジャック
１１は、図８に示すように、時計方向に揺動し、カム係
合部１４ｂがジャックカム２７に係合した状態となる。
また、アクチュエータ２６の選択レバー２５の作用を受
けないセレクトジャック１１は、図９に示すように、反
時計方向に揺動したままの状態を保持する。
【００１８】図４のＯ−Ｄ段階では、シンカーベッド７
に設けたパイルシンカー１０は、シンカープレッサ２１
から外れ、また、シンカーベッド７に設けたセレクトジ
ャック１１もジャックプレッサ２２から外れる。そし
て、アクチュエータ２６の選択レバー２５の作用を受け
たセレクトジャック１１は、図１０に示すように、カム
係合部１４ｂをジャックカム２７の高いレベルに係合
し、高いレベルに保持される。アクチュエータ２６の選
択レバー２５の作用を受けないセレクトジャック１１
は、図１１に示すように、カム係合部１４ｂをジャック
カム２７の高いレベルから外れて、高いレベルの外側で
低いレベルに保持された状態となる。
に設けたパイルシンカー１０は、シンカープレッサ２１
から外れ、また、シンカーベッド７に設けたセレクトジ
ャック１１もジャックプレッサ２２から外れる。そし
て、アクチュエータ２６の選択レバー２５の作用を受け
たセレクトジャック１１は、図１０に示すように、カム
係合部１４ｂをジャックカム２７の高いレベルに係合
し、高いレベルに保持される。アクチュエータ２６の選
択レバー２５の作用を受けないセレクトジャック１１
は、図１１に示すように、カム係合部１４ｂをジャック
カム２７の高いレベルから外れて、高いレベルの外側で
低いレベルに保持された状態となる。
【００１９】図４のＯ−Ｅ段階では、シンカーベッド７
に設けたセレクトジャック１１は、Ｏ−Ｄ段階と同じ位
置にあるが、シンカーベッド７に設けたパイルシンカー
１０は、センターカム１７の段部によりやや後退（半径
方向外方）する。
に設けたセレクトジャック１１は、Ｏ−Ｄ段階と同じ位
置にあるが、シンカーベッド７に設けたパイルシンカー
１０は、センターカム１７の段部によりやや後退（半径
方向外方）する。
【００２０】図４のＯ−Ｆ段階では、シンカーベッド７
は、さらに回転し、シンカーベッド７に設けたパイルシ
ンカー１０は、センターカム１７によりさらに後退す
る。このとき、選択レバー２５の作用を受けたセレクト
ジャック１１は、カム係合部１４ｂがジャックカム２７
に係合して高いレベルに位置する。しかして、後退する
パイルシンカー１０は、図１３に示すように、セレクト
ジャック当接部１２の傾斜部１２ａを高いレベルに位置
するセレクトジャック１１の水平部分１５に当たり、パ
イルシンカー１０の後部が突き上げられる。そのため、
後部が突き上げられたパイルシンカーは、高いレベルに
位置するセレクトジャック１１の水平部分１５に傾斜部
１２ａに連なる段部１２ｂが係合し、後部が突き上げら
れたパイルシンカー１０は高いレベルに位置される。高
いレベルに位置するパイルシンカー１０は、後側段部１
３ｂがサイドカム１９に係合する状態にある。一方、選
択レバー２５の作用を受けないセレクトジャック１１
は、図１４に示すように、カム係合部１４ｂがジャック
カム２７に係合しないので低いレベルに位置する。しか
して、後退するパイルシンカー１０は、後部を突き上げ
られることなくセレクトジャック１１の水平部分１５に
段部１２ｂが係合し、後部が突き上げられないパイルシ
ンカー１０は低いレベルに位置される。
は、さらに回転し、シンカーベッド７に設けたパイルシ
ンカー１０は、センターカム１７によりさらに後退す
る。このとき、選択レバー２５の作用を受けたセレクト
ジャック１１は、カム係合部１４ｂがジャックカム２７
に係合して高いレベルに位置する。しかして、後退する
パイルシンカー１０は、図１３に示すように、セレクト
ジャック当接部１２の傾斜部１２ａを高いレベルに位置
するセレクトジャック１１の水平部分１５に当たり、パ
イルシンカー１０の後部が突き上げられる。そのため、
後部が突き上げられたパイルシンカーは、高いレベルに
位置するセレクトジャック１１の水平部分１５に傾斜部
１２ａに連なる段部１２ｂが係合し、後部が突き上げら
れたパイルシンカー１０は高いレベルに位置される。高
いレベルに位置するパイルシンカー１０は、後側段部１
３ｂがサイドカム１９に係合する状態にある。一方、選
択レバー２５の作用を受けないセレクトジャック１１
は、図１４に示すように、カム係合部１４ｂがジャック
カム２７に係合しないので低いレベルに位置する。しか
して、後退するパイルシンカー１０は、後部を突き上げ
られることなくセレクトジャック１１の水平部分１５に
段部１２ｂが係合し、後部が突き上げられないパイルシ
ンカー１０は低いレベルに位置される。
【００２１】図４のＯ−Ｇ段階では、給糸装置ＹＦから
地糸ＢＹとパイル糸ＰＹの供給を受けて編地にパイル柄
を形成するが、この場合、サイドカム１９に係合した高
いレベルに位置するパイルシンカー１０は、求心方向の
傾斜部１９ａで求心方向の作用を受け、図１５に示すよ
うに、爪部１０ａおよび小爪部１０ｂが編針３の先端よ
り先に位置され、給糸された地糸ＢＹでベースループを
形成するとともに、給糸されたパイル糸ＰＹパイルルー
プを形成する。一方、サイドカム１９に係合されない低
いレベルに位置するパイルシンカー１０は、サイドカム
１９に押された高いレベルに位置するパイルシンカー１
０より遅れて、センターカム１７の内面で押され、図１
６に示すように、地糸ＢＹとパイル糸ＰＹがともに平編
みされる。パイル柄を形成した平編地の一例を図１８に
示す。
地糸ＢＹとパイル糸ＰＹの供給を受けて編地にパイル柄
を形成するが、この場合、サイドカム１９に係合した高
いレベルに位置するパイルシンカー１０は、求心方向の
傾斜部１９ａで求心方向の作用を受け、図１５に示すよ
うに、爪部１０ａおよび小爪部１０ｂが編針３の先端よ
り先に位置され、給糸された地糸ＢＹでベースループを
形成するとともに、給糸されたパイル糸ＰＹパイルルー
プを形成する。一方、サイドカム１９に係合されない低
いレベルに位置するパイルシンカー１０は、サイドカム
１９に押された高いレベルに位置するパイルシンカー１
０より遅れて、センターカム１７の内面で押され、図１
６に示すように、地糸ＢＹとパイル糸ＰＹがともに平編
みされる。パイル柄を形成した平編地の一例を図１８に
示す。
【００２２】図１８に示す平編地おいて、符号４０はニ
ードルループ、４１はシンカーループを示し、選択され
て形成されたパイルループがパイル柄を形成する。すな
わち、この平編地においては、コースＡのシンカールー
プは、ウエールＡとウエールＢの間で、地糸ＢＹとパイ
ル糸ＰＹがいっしょに平編を形成し、ウエールＢとウエ
ールＣの間で、地糸ＢＹによるシンカーループ４２とパ
イル糸ＰＹによるシンカーループ４３が別々に形成さ
れ、ウエールＣとウエールＤの間で、地糸ＢＹとパイル
糸ＰＹがいっしょに平編を形成し、ウエールＢとウエー
ルＣの間にパイル糸ＰＹによるシンカーループが柄を形
成する。コースＢ、Ｃ、Ｄのシンカーループは、ウエー
ルＡとウエールＢの間、ウエールＢとウエールＣの間、
ウエールＣとウエールＤ間で、地糸ＢＹによるシンカー
ループ４２とパイル糸ＰＹによるシンカーループ４３が
別々でパイル糸ＰＹによるシンカーループが柄を形成す
る。コースＦのシンカーループは、ウエールＡとウエー
ルＢの間、ウエールＢとウエールＣの間、ウエールＣと
ウエールＤ間で、地糸ＢＹとパイル糸ＰＹがいっしょに
平編を形成し、パイル糸ＰＹのシンカーループによる柄
が形成されない。
ードルループ、４１はシンカーループを示し、選択され
て形成されたパイルループがパイル柄を形成する。すな
わち、この平編地においては、コースＡのシンカールー
プは、ウエールＡとウエールＢの間で、地糸ＢＹとパイ
ル糸ＰＹがいっしょに平編を形成し、ウエールＢとウエ
ールＣの間で、地糸ＢＹによるシンカーループ４２とパ
イル糸ＰＹによるシンカーループ４３が別々に形成さ
れ、ウエールＣとウエールＤの間で、地糸ＢＹとパイル
糸ＰＹがいっしょに平編を形成し、ウエールＢとウエー
ルＣの間にパイル糸ＰＹによるシンカーループが柄を形
成する。コースＢ、Ｃ、Ｄのシンカーループは、ウエー
ルＡとウエールＢの間、ウエールＢとウエールＣの間、
ウエールＣとウエールＤ間で、地糸ＢＹによるシンカー
ループ４２とパイル糸ＰＹによるシンカーループ４３が
別々でパイル糸ＰＹによるシンカーループが柄を形成す
る。コースＦのシンカーループは、ウエールＡとウエー
ルＢの間、ウエールＢとウエールＣの間、ウエールＣと
ウエールＤ間で、地糸ＢＹとパイル糸ＰＹがいっしょに
平編を形成し、パイル糸ＰＹのシンカーループによる柄
が形成されない。
【００２３】このように、１つのパイル柄を形成するの
に必要な編針の数（ウエール数）とコース数を選定し、
パイルシンカー１０を所定の編成プログラムに応じて制
御することで、所定のパイル糸ＰＹのシンカーループに
よる柄が形成される。
に必要な編針の数（ウエール数）とコース数を選定し、
パイルシンカー１０を所定の編成プログラムに応じて制
御することで、所定のパイル糸ＰＹのシンカーループに
よる柄が形成される。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、シン
カーベッドに配置された先端側に爪部と小爪部を備えた
パイルシンカーを、シンカーベッドの縦溝に揺動および
摺動自在に配置されたセレクトジャックにより高い位置
のパイルシンカーと低い位置のパイルシンカーに分け、
シンカーベッドに設けたパイルシンカーをカム装置によ
り２系列の動きとして半径方向に摺動させることで、セ
レクトジャックの撓みやセレクトジャックに加えられる
衝撃によるバウンド作用をなくし、所望のパイル柄を形
成することができる。
カーベッドに配置された先端側に爪部と小爪部を備えた
パイルシンカーを、シンカーベッドの縦溝に揺動および
摺動自在に配置されたセレクトジャックにより高い位置
のパイルシンカーと低い位置のパイルシンカーに分け、
シンカーベッドに設けたパイルシンカーをカム装置によ
り２系列の動きとして半径方向に摺動させることで、セ
レクトジャックの撓みやセレクトジャックに加えられる
衝撃によるバウンド作用をなくし、所望のパイル柄を形
成することができる。
【図１】本発明によるパイル柄出し装置の一部を切り欠
いて示す斜視図。
いて示す斜視図。
【図２】本発明によるパイル柄出し装置の縦断面図。
【図３】本発明によるパイル柄出し装置の上面図。
【図４】図３の一部を切り欠いて示す図。
【図５】図４のＯーＡ線に沿った断面図であってセレク
トジャックがジャックカムの係合している状態を示す
図。
トジャックがジャックカムの係合している状態を示す
図。
【図６】図４のＯーＡ線に沿った断面図であってセレク
トジャックがジャックカムの係合していない状態を示す
図。
トジャックがジャックカムの係合していない状態を示す
図。
【図７】図４のＯーＢ線に沿った断面図。
【図８】図４のＯーＣ線に沿った断面図であってセレク
トジャックがジャックカムの係合している状態を示す
図。
トジャックがジャックカムの係合している状態を示す
図。
【図９】図４のＯーＣ線に沿った断面図であってセレク
トジャックがジャックカムの係合していない状態を示す
図。
トジャックがジャックカムの係合していない状態を示す
図。
【図１０】図４のＯーＤ線に沿った断面図であってセレ
クトジャックがジャックカムの係合している状態を示す
図。
クトジャックがジャックカムの係合している状態を示す
図。
【図１１】図４のＯーＤ線に沿った断面図であってセレ
クトジャックがジャックカムの係合していない状態を示
す図。
クトジャックがジャックカムの係合していない状態を示
す図。
【図１２】図４のＯーＥ線に沿った断面図。
【図１３】図４のＯーＦ線に沿った断面図であってセレ
クトジャックがジャックカムの係合している状態を示す
図。
クトジャックがジャックカムの係合している状態を示す
図。
【図１４】図４のＯーＦ線に沿った断面図であってセレ
クトジャックがジャックカムの係合していない状態を示
す図。
クトジャックがジャックカムの係合していない状態を示
す図。
【図１５】図４のＯーＧ線に沿った断面図であってセレ
クトジャックがジャックカムの係合している状態を示す
図。
クトジャックがジャックカムの係合している状態を示す
図。
【図１６】図４のＯーＧ線に沿った断面図であってセレ
クトジャックがジャックカムの係合していない状態を示
す図。
クトジャックがジャックカムの係合していない状態を示
す図。
【図１７】図４のＡないしＤの部分の展開図。
【図１８】パイル柄を形成した平編地を示す図。
１ 編針シリンダ ３ 編針 ７ シンカーベッド １０ パイルシンカー １０ａ 爪部 １０ｂ 小爪部 １１ セレクトジャック １２ セレクトジャック当接部 １２ａ 傾斜部 １２ｂ 段部 １３ シンカープレッサ当接部 １４ａ バット １４ｂ カム係合部 １７ センターカム １８ ガイドカム １９ サイドカム ２１ シンカープレッサ ２２ ジャックプレッサ ２５ 選択レバー ２６ アクチュエータ ２７ ジャックカム
Claims (4)
- 【請求項１】半径方向に延びる複数の水平溝および上下
方向に延びて各水平溝に連なる複数の縦溝を備え編針シ
リンダの上部外周に配置されたシンカーベッドと、先端
側に爪部と小爪部を備えシンカーベッドの水平溝に摺動
自在に配置されたパイルシンカーと、複数のバットを備
えシンカーベッドの縦溝に揺動および摺動自在に配置さ
れたセレクトジャックと、選択されたセレクトジャック
を作動させるセレクトジャック選択装置と、選択された
セレクトジャックに係合してこのセレクトジャックに係
合するパイルシンカーを高い位置に保持するジャックカ
ムと、シンカーベッドの水平溝に設けたパイルシンカー
を高い位置のパイルシンカーと低い位置のパイルシンカ
ーの２系列の動きとして半径方向に摺動させるカム装置
とを有し、高い位置のパイルシンカーにより地糸でベー
スループおよびパイル糸でパイルループを形成し、低い
位置のパイルシンカーにより地糸で平編およびパイル糸
で平編を形成してパイル柄とすることを特徴とするパイ
ル柄出し装置。 - 【請求項２】パイルシンカーのセレクトジャック当接部
は、段部とこの段部に連なる傾斜部であることを特徴と
する請求項１に記載のパイル柄出し装置。 - 【請求項３】カム装置は、高い位置のパイルシンカーに
係合するサイドカムと、低い位置のパイルシンカーに係
合するセンターカムを有することを特徴とする請求項１
または２に記載のパイル柄出し装置。 - 【請求項４】高い位置のパイルシンカーは、編針の先端
より内側に突出して地糸でベースループおよびパイル糸
でパイルループを形成することを特徴とする請求項１に
記載のパイル柄出し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1861594A JPH07229037A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | パイル柄出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1861594A JPH07229037A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | パイル柄出し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07229037A true JPH07229037A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=11976537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1861594A Pending JPH07229037A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | パイル柄出し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07229037A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0757124A1 (en) * | 1995-07-31 | 1997-02-05 | Nagata Seiki Kabushiki Kaisha | Pile patterning mechanism for circular knitting machine and knitted article knitted by circular knitting machine |
| JP2007146360A (ja) * | 2005-11-23 | 2007-06-14 | Santoni Spa | 編機、ノックオーバー手段及び編み製品 |
| KR100948216B1 (ko) * | 2002-02-18 | 2010-03-18 | 시프라 페턴트엔트위크렁스-운트 베테일리강스게젤샤프트 엠베하 | 플러쉬 직물을 제조하는 환편기 |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP1861594A patent/JPH07229037A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0757124A1 (en) * | 1995-07-31 | 1997-02-05 | Nagata Seiki Kabushiki Kaisha | Pile patterning mechanism for circular knitting machine and knitted article knitted by circular knitting machine |
| US5713220A (en) * | 1995-07-31 | 1998-02-03 | Nagata Seiki Kabushiki Kaisha | Pile patterning mechanism for circular knitting machine and knitted article knitted by the circular knitting machine |
| KR100948216B1 (ko) * | 2002-02-18 | 2010-03-18 | 시프라 페턴트엔트위크렁스-운트 베테일리강스게젤샤프트 엠베하 | 플러쉬 직물을 제조하는 환편기 |
| JP2007146360A (ja) * | 2005-11-23 | 2007-06-14 | Santoni Spa | 編機、ノックオーバー手段及び編み製品 |
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