JP2004330634A - 空調ダクト外装用チューブ - Google Patents
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Abstract
【課題】焼却処分をする際にダイオキシン類が発生することがなく、また、原料樹脂をペレットに加工する際に外気温に応じて原料組成を変更する必要のないプラスチックを用いた空調ダクト外装用チューブを提供する。
【解決手段】TPO(サーモプラスチック・オレフィン・エラストマー)、特にプロピレンとエチレンとの共重合部量が多い柔軟性に富む軟質タイプのTPOを用いて空調ダクト外装用チューブを成形する。
【選択図】 なし
【解決手段】TPO(サーモプラスチック・オレフィン・エラストマー)、特にプロピレンとエチレンとの共重合部量が多い柔軟性に富む軟質タイプのTPOを用いて空調ダクト外装用チューブを成形する。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、TPO(サーモプラスチック・オレフィン・エラストマー)により成形された空調ダクト外装用チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックを筒状に成形したプラスチック・チューブは、種々の分野で使用されており、例えば空調用フレキシブルダクトの外装材として使用されている。空調用フレキシブルダクトは、室内に配置されている末端吹き出し器具等に、温度および湿度を調節した清浄な空気を供給するために、送風機と末端吹き出し器具とを接続する配管である。空調用フレキシブルダクトは、一般的に、スパイラル鋼線の周囲を低密度グラスウール等の断熱材で巻いて断熱筒体を形成し、その外周面をポリ塩化ビニル製チューブ等のプラスチック・チューブで被覆することにより形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の空調ダクトの外装用プラスチック・チューブは、以下のような問題があった。第1には、塩化ビニル樹脂フィルムをチューブ体に使用していると、焼却処分をする際に、ダイオキシン類が発生するという問題があった。また、第2には、塩化ビニル樹脂は、原料樹脂をペレットに加工する際に、外気温に応じて原料組成(具体的には可塑剤配合量)を変更しなければならないという問題があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、焼却処分をする際にダイオキシン類が発生することがなく、また、原料樹脂をペレットに加工する際に外気温に応じて原料組成を変更する必要のないプラスチックを用いた空調ダクト外装用チューブを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前述した課題を解決するために種々検討を行った結果、塩化ビニル樹脂に代替する樹脂として、TPO(サーモプラスチック・オレフィン・エラストマー)、すなわち主成分がオレフィン系である熱可塑性エラストマー(サーモプラスチック・エラストマー)を用いた場合、焼却処分をする際にダイオキシン類が発生することのない空調ダクト外装用チューブが得られること、また、TPOは原料樹脂をペレットに加工する際に外気温に応じて原料組成を変更する必要がないことを見出した。さらに、本発明者は、TPOはこれまでは射出成形法のみに使用されており、チューブの成形には使用できないと考えられていたが、実際にはインフレーション成形法によりチューブの成形に使用できることを見出した。
【0006】
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、TPOにより成形されていることを特徴とする空調ダクト外装用チューブを提供する。
【0007】
TPOは、(1)オレフィン系材料であり、消却やリサイクルが容易である、(2)低比重である(一般に比重0.9前後)、(3)柔軟性と高い表面硬度を併せ持つ、(4)耐熱性が優れている、といった特徴を有する。したがって、TPOを用いることにより、優れた特性を備えた空調ダクト外装用チューブを得ることができる。
【0008】
本発明において、TPOとしては、軟質タイプ(ブロックタイプ)のTPOを用いることが適当である。軟質タイプのTPOは、半硬質タイプ(ホモタイプ)のTPOがプロピレンのみからなる透明性、耐熱性に優れるものであるのに対し、プロピレンとエチレンとの共重合部量が多い柔軟性に富むものである。
【0009】
上記軟質タイプのTPOとしては、引張弾性率が50〜150MPa、曲げ弾性率が40〜140MPa、ショアD硬度が20〜40の範囲のものを好適に使用することができる。軟質タイプのTPOとして、具体的には、出光TPO(軟質タイプ)R110E、T310Eなどを挙げることができる。
【0010】
また、本発明においては、TPOに難燃剤を配合することができ、これにより空調ダクト外装用チューブの自己消火性を向上させることができる。難燃剤の種類に限定はなく、従来公知のものを使用することができ、例えば臭素系難燃剤、ノンハロゲン系難燃剤等を用いることができる。また、TPOに難燃剤を配合する場合、優れた自己消火性を得る点でTPOの酸素指数を24以上にすることが適当である。
【0011】
上記のようにTPOに難燃剤を配合する場合、TPOに難燃剤マスターバッチ(基材樹脂に難燃剤を配合したマスターバッチ)を配合する手段を採ることができる。このような難燃剤マスターバッチとしては、例えば大日本インキ株式会社製の「FUNECON L−187」(商品名)を好適に用いることができる。「FUNECON L−187」は、基材樹脂であるポリプロピレンに臭素含有有機難燃剤、三酸化アンチモン、安定剤、金属石鹸を配合したものである。
【0012】
本発明の空調ダクト外装用チューブは、上述したTPO、特に軟質タイプのTPOを用い、インフレーション成形法、具体的には空冷方式の上出しインフレーション成形法または水冷方式の下出しインフレーション成形法によって成形することができる。これにより、外径50〜600mm程度の本発明空調ダクト外装用チューブを成形することが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
(実施例1)
TPOとして出光TPO(軟質タイプ)R110Eを用い、空冷方式の上出しインフレーション成形装置によって本発明の空調ダクト外装用チューブを成形した。
【0015】
上記出光TPO(軟質タイプ)R110Eは、MFRが1.5g/10分、比重が0.88、エチレン量が32mol%、融点が155℃、結晶化温度が103℃、[η]が1.85dl/g、Mw/Mnが2.8、引張弾性率が65MPa、曲げ弾性率が58MPa、ショアD硬度が22であった。
【0016】
また、チューブの製造幅は165〜1030mm、フィルム厚みは80〜90μm、使用ダイス口径は60〜350mm、成膜温度(ダイス)は180〜205℃、成膜温度(シリンダ)は175〜205℃とした。
【0017】
得られたチューブの一例の物性は、フィルム厚みが80μm、引張降伏強度(MD/TD)が12.5/10.3MPa、引張破断強度(MD/TD)が35.4/27.1MPa、引張破断伸び(MD/TD)が560/670%、引張弾性率(MD/TD)が370/370MPa、フィルムインパクトが10000J/m、エルメンドルフ引裂強度(MD/TD)が18.0/195N/mm、ブロッキング強度が80N/m2であり、空調ダクト外装用チューブとして優れた特性を有するものであった。
【0018】
(実施例2)
TPOとして出光TPO(軟質タイプ)T310Eを用い、図1に示す水冷方式の下出しインフレーション成形装置によって本発明の空調ダクト外装用チューブを成形した。
【0019】
上記出光TPO(軟質タイプ)T310Eは、MFRが1.5g/10分、比重が0.88、エチレン量が26mol%、融点が155℃、結晶化温度が104℃、[η]が1.85dl/g、Mw/Mnが2.8、引張弾性率が120MPa、曲げ弾性率が110MPa、ショアD硬度が35であった。
【0020】
また、図1において、2は押出機、4はダイ、6はエアリング、8は水冷リング、10は乾燥炉、12は駆動モータ、14は温度制御部、16は安定体、18はピンチロール、20は巻取機を示す。また、加工条件は、C1を215〜225℃、C2を215〜225℃、C3を220〜230℃、Hを220〜230℃、Dを220〜230℃とした。
【0021】
得られたチューブの一例の物性は、フィルム厚みが85μm、引張降伏強度(MD/TD)が12.0/10.4MPa、引張破断強度(MD/TD)が33.2/25.0MPa、引張破断伸び(MD/TD)が720/660%、引張弾性率(MD/TD)が372/299MPa、フィルムインパクトが16000J/m、エルメンドルフ引裂強度(MD/TD)が97.6/138N/mm、ブロッキング強度が10N/m2であり、空調ダクト外装用チューブとして優れた特性を有するものであった。
【0022】
また、得られたチューブの他の例の物性は、フィルム厚みが95μm、引張降伏強度(MD/TD)が11.7/10.4MPa、引張破断強度(MD/TD)が35.2/24.5MPa、引張破断伸び(MD/TD)が740/640%、引張弾性率(MD/TD)が330/336MPa、フィルムインパクトが14000J/m、エルメンドルフ引裂強度(MD/TD)が106/135N/mm、ブロッキング強度が10N/m2であり、空調ダクト外装用チューブとして優れた特性を有するものであった。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、焼却処分をする際にダイオキシン類が発生することがなく、また、原料樹脂をペレットに加工する際に外気温に応じて原料組成を変更する必要のないプラスチックを用いた空調ダクト外装用チューブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調ダクト外装用チューブの成形に用いる水冷方式の下出しインフレーション成形装置の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
2 押出機
4 ダイ
6 エアリング
8 水冷リング
10 乾燥炉
12 駆動モータ
14 温度制御部
16 安定体
18 ピンチロール
20 巻取機
【発明の属する技術分野】
本発明は、TPO(サーモプラスチック・オレフィン・エラストマー)により成形された空調ダクト外装用チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】
プラスチックを筒状に成形したプラスチック・チューブは、種々の分野で使用されており、例えば空調用フレキシブルダクトの外装材として使用されている。空調用フレキシブルダクトは、室内に配置されている末端吹き出し器具等に、温度および湿度を調節した清浄な空気を供給するために、送風機と末端吹き出し器具とを接続する配管である。空調用フレキシブルダクトは、一般的に、スパイラル鋼線の周囲を低密度グラスウール等の断熱材で巻いて断熱筒体を形成し、その外周面をポリ塩化ビニル製チューブ等のプラスチック・チューブで被覆することにより形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の空調ダクトの外装用プラスチック・チューブは、以下のような問題があった。第1には、塩化ビニル樹脂フィルムをチューブ体に使用していると、焼却処分をする際に、ダイオキシン類が発生するという問題があった。また、第2には、塩化ビニル樹脂は、原料樹脂をペレットに加工する際に、外気温に応じて原料組成(具体的には可塑剤配合量)を変更しなければならないという問題があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、焼却処分をする際にダイオキシン類が発生することがなく、また、原料樹脂をペレットに加工する際に外気温に応じて原料組成を変更する必要のないプラスチックを用いた空調ダクト外装用チューブを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前述した課題を解決するために種々検討を行った結果、塩化ビニル樹脂に代替する樹脂として、TPO(サーモプラスチック・オレフィン・エラストマー)、すなわち主成分がオレフィン系である熱可塑性エラストマー(サーモプラスチック・エラストマー)を用いた場合、焼却処分をする際にダイオキシン類が発生することのない空調ダクト外装用チューブが得られること、また、TPOは原料樹脂をペレットに加工する際に外気温に応じて原料組成を変更する必要がないことを見出した。さらに、本発明者は、TPOはこれまでは射出成形法のみに使用されており、チューブの成形には使用できないと考えられていたが、実際にはインフレーション成形法によりチューブの成形に使用できることを見出した。
【0006】
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、TPOにより成形されていることを特徴とする空調ダクト外装用チューブを提供する。
【0007】
TPOは、(1)オレフィン系材料であり、消却やリサイクルが容易である、(2)低比重である(一般に比重0.9前後)、(3)柔軟性と高い表面硬度を併せ持つ、(4)耐熱性が優れている、といった特徴を有する。したがって、TPOを用いることにより、優れた特性を備えた空調ダクト外装用チューブを得ることができる。
【0008】
本発明において、TPOとしては、軟質タイプ(ブロックタイプ)のTPOを用いることが適当である。軟質タイプのTPOは、半硬質タイプ(ホモタイプ)のTPOがプロピレンのみからなる透明性、耐熱性に優れるものであるのに対し、プロピレンとエチレンとの共重合部量が多い柔軟性に富むものである。
【0009】
上記軟質タイプのTPOとしては、引張弾性率が50〜150MPa、曲げ弾性率が40〜140MPa、ショアD硬度が20〜40の範囲のものを好適に使用することができる。軟質タイプのTPOとして、具体的には、出光TPO(軟質タイプ)R110E、T310Eなどを挙げることができる。
【0010】
また、本発明においては、TPOに難燃剤を配合することができ、これにより空調ダクト外装用チューブの自己消火性を向上させることができる。難燃剤の種類に限定はなく、従来公知のものを使用することができ、例えば臭素系難燃剤、ノンハロゲン系難燃剤等を用いることができる。また、TPOに難燃剤を配合する場合、優れた自己消火性を得る点でTPOの酸素指数を24以上にすることが適当である。
【0011】
上記のようにTPOに難燃剤を配合する場合、TPOに難燃剤マスターバッチ(基材樹脂に難燃剤を配合したマスターバッチ)を配合する手段を採ることができる。このような難燃剤マスターバッチとしては、例えば大日本インキ株式会社製の「FUNECON L−187」(商品名)を好適に用いることができる。「FUNECON L−187」は、基材樹脂であるポリプロピレンに臭素含有有機難燃剤、三酸化アンチモン、安定剤、金属石鹸を配合したものである。
【0012】
本発明の空調ダクト外装用チューブは、上述したTPO、特に軟質タイプのTPOを用い、インフレーション成形法、具体的には空冷方式の上出しインフレーション成形法または水冷方式の下出しインフレーション成形法によって成形することができる。これにより、外径50〜600mm程度の本発明空調ダクト外装用チューブを成形することが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
(実施例1)
TPOとして出光TPO(軟質タイプ)R110Eを用い、空冷方式の上出しインフレーション成形装置によって本発明の空調ダクト外装用チューブを成形した。
【0015】
上記出光TPO(軟質タイプ)R110Eは、MFRが1.5g/10分、比重が0.88、エチレン量が32mol%、融点が155℃、結晶化温度が103℃、[η]が1.85dl/g、Mw/Mnが2.8、引張弾性率が65MPa、曲げ弾性率が58MPa、ショアD硬度が22であった。
【0016】
また、チューブの製造幅は165〜1030mm、フィルム厚みは80〜90μm、使用ダイス口径は60〜350mm、成膜温度(ダイス)は180〜205℃、成膜温度(シリンダ)は175〜205℃とした。
【0017】
得られたチューブの一例の物性は、フィルム厚みが80μm、引張降伏強度(MD/TD)が12.5/10.3MPa、引張破断強度(MD/TD)が35.4/27.1MPa、引張破断伸び(MD/TD)が560/670%、引張弾性率(MD/TD)が370/370MPa、フィルムインパクトが10000J/m、エルメンドルフ引裂強度(MD/TD)が18.0/195N/mm、ブロッキング強度が80N/m2であり、空調ダクト外装用チューブとして優れた特性を有するものであった。
【0018】
(実施例2)
TPOとして出光TPO(軟質タイプ)T310Eを用い、図1に示す水冷方式の下出しインフレーション成形装置によって本発明の空調ダクト外装用チューブを成形した。
【0019】
上記出光TPO(軟質タイプ)T310Eは、MFRが1.5g/10分、比重が0.88、エチレン量が26mol%、融点が155℃、結晶化温度が104℃、[η]が1.85dl/g、Mw/Mnが2.8、引張弾性率が120MPa、曲げ弾性率が110MPa、ショアD硬度が35であった。
【0020】
また、図1において、2は押出機、4はダイ、6はエアリング、8は水冷リング、10は乾燥炉、12は駆動モータ、14は温度制御部、16は安定体、18はピンチロール、20は巻取機を示す。また、加工条件は、C1を215〜225℃、C2を215〜225℃、C3を220〜230℃、Hを220〜230℃、Dを220〜230℃とした。
【0021】
得られたチューブの一例の物性は、フィルム厚みが85μm、引張降伏強度(MD/TD)が12.0/10.4MPa、引張破断強度(MD/TD)が33.2/25.0MPa、引張破断伸び(MD/TD)が720/660%、引張弾性率(MD/TD)が372/299MPa、フィルムインパクトが16000J/m、エルメンドルフ引裂強度(MD/TD)が97.6/138N/mm、ブロッキング強度が10N/m2であり、空調ダクト外装用チューブとして優れた特性を有するものであった。
【0022】
また、得られたチューブの他の例の物性は、フィルム厚みが95μm、引張降伏強度(MD/TD)が11.7/10.4MPa、引張破断強度(MD/TD)が35.2/24.5MPa、引張破断伸び(MD/TD)が740/640%、引張弾性率(MD/TD)が330/336MPa、フィルムインパクトが14000J/m、エルメンドルフ引裂強度(MD/TD)が106/135N/mm、ブロッキング強度が10N/m2であり、空調ダクト外装用チューブとして優れた特性を有するものであった。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、焼却処分をする際にダイオキシン類が発生することがなく、また、原料樹脂をペレットに加工する際に外気温に応じて原料組成を変更する必要のないプラスチックを用いた空調ダクト外装用チューブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調ダクト外装用チューブの成形に用いる水冷方式の下出しインフレーション成形装置の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
2 押出機
4 ダイ
6 エアリング
8 水冷リング
10 乾燥炉
12 駆動モータ
14 温度制御部
16 安定体
18 ピンチロール
20 巻取機
Claims (7)
- TPO(サーモプラスチック・オレフィン・エラストマー)により成形されていることを特徴とする空調ダクト外装用チューブ。
- TPOが軟質タイプのTPOであることを特徴とする請求項1に記載の空調ダクト外装用チューブ。
- 軟質タイプのTPOは、プロピレンとエチレンとの共重合部量が多い柔軟性に富むものであることを特徴とする請求項2に記載の空調ダクト外装用チューブ。
- 軟質タイプのTPOは、引張弾性率が50〜150MPa、曲げ弾性率が40〜140MPa、ショアD硬度が20〜40であることを特徴とする請求項2または3に記載の空調ダクト外装用チューブ。
- TPOに難燃剤が配合されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調ダクト外装用チューブ。
- インフレーション成形法によって成形されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空調ダクト外装用チューブ。
- インフレーション成形法は、空冷方式の上出しインフレーション成形法または水冷方式の下出しインフレーション成形法であることを特徴とする請求項6に記載の空調ダクト外装用チューブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003130154A JP2004330634A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 空調ダクト外装用チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003130154A JP2004330634A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 空調ダクト外装用チューブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004330634A true JP2004330634A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33505765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003130154A Pending JP2004330634A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | 空調ダクト外装用チューブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004330634A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010241180A (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-28 | Kyoraku Co Ltd | 車両用軽量空調ダクト |
-
2003
- 2003-05-08 JP JP2003130154A patent/JP2004330634A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010241180A (ja) * | 2009-04-01 | 2010-10-28 | Kyoraku Co Ltd | 車両用軽量空調ダクト |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050823 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |