JP2004329991A - トリガー式噴出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴射量と併せてその噴射範囲を変更することができるトリガー式噴出器を提供する。
【解決手段】トリガー式噴出器100は、操作レバー140の背面をスライドするストッパ150を有し、このストッパ150をピン部120pに向かってスライドさせると、その接触部152がシリンダ122の開口縁122eと整列し、操作レバー140の牽曳に際してその途中でシリンダ122の開口縁122eに接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限させる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作レバーの牽曳とその牽曳の解除を交互に繰り返して内容物を吸引、加圧して圧送するポンプを備えたトリガー式噴出器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トリガー式噴出器には、噴射ノズルからの内容物(カビ取り剤・住居用洗剤・住居用ワックス・衣料用仕上げ剤・衣料用糊剤・整髪剤などの化粧品・殺虫剤ほか)を霧状または泡状に噴射するものがあり、例えば、内容物を泡状に噴射する噴出器には、噴射ノズルの前面に開閉自在な衝突板を設け、常に内容物を十分に泡立てて噴射する場合と、余り泡立てずに噴射する場合とで噴射形態を切り換えるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−71463号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした従来のトリガー式噴出器では、噴射形態を切り換えることができるものの、衝突板の開閉に関わらず噴射量は常に一定であり、また、衝突板を閉じた時の噴射範囲も広範囲であるため、少ない量の内容物を特定の箇所に対し重点的にピンポイント的に噴射したい場合には、その機能を十分に発揮することが困難であった。
【0005】
本発明は、こうした事実に鑑みてなされたものであり、噴射量と併せてその噴射範囲を変更することができるトリガー式噴出器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明である、請求項1に記載の発明は、内容物を泡状に噴射するための泡生成部を備える噴射ノズルと、この噴射ノズルにつながる送給経路を有し内容物の吸引、加圧を司るポンプを備えたボディと、このボディに揺動可能に保持されその牽曳および解除によって前記ポンプを作動させる操作レバーと、前記ボディを容器の口部に固定保持するベースキャップとからなるトリガー式噴出器において、前記操作レバーの牽曳量を切り換えて内容物の噴出量を制限する切り換え手段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】
なお、上記請求項1におけるトリガー式噴出器は、各構成部材を後述の実施形態及び図面に記載される通りそれぞれ別パーツ構成として組み立てたトリガー式噴出器のほか、例えば、ボディと操作レバー或いはボディとベースキャップを一体成形する等、幾つかの構成部材を一体成形して他の構成部材と組み立てたトリガー式噴出器も含む。
【0008】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、前記切り換え手段は、該操作レバーと前記ボディとの相互間に位置するストッパからなるものである。
【0009】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1において、前記切り換え手段は、前記操作レバーの前面に位置して該操作レバーを牽曳方向に向けて押圧する押圧部材からなるものである。なお、本請求項における操作レバー前面とは、操作レバーの直接的な前面を意味するのみならず、例えば、操作レバー側面に突出するように係合部を形成した場合の前面までも含むものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1および図2はそれぞれ、本発明の第一の実施形態であるトリガー式噴出器100を、後述するストッパ150が全牽曳量を保証する位置にある状態で示す縦断面図と、ストッパ150が牽曳量を制限する位置にある状態で示す要部断面図であり、図3は、トリガー式噴出器100に設けた操作レバー140およびストッパ150を背面方向から示す斜視図である。
【0011】
図1,2において、符号110は、ボディ120に形成した送給経路121にスピンエレメント130を介してつながる噴射ノズルである。噴射ノズル110は、スピンエレメント130に取り付けるノズルベース111と、このノズルベース111の先端に取り付ける衝突板112と、ノズルベース111に一体に取り付けられ、後述する操作レバー140の牽曳を禁止するロック部113からなる。
【0012】
ノズルベース111は、スピンエレメント130との相互間に、旋回流形成路を形成しこの旋回流形成路とつながる開孔111aを有する。衝突板112は、ノズルベース111との相互間に、旋回流形成路を経て噴射された内容物を拡散させる拡散室114を形成し、この拡散室114につながる開孔112aを有する。
【0013】
これにより噴射ノズル110では、スピンエレメント130との相互間で旋回流となった内容物が噴霧粒子として拡散室114で拡散したのち、その一部が衝突板112の背面に衝突し、拡散室114の噴霧粒子がさらに細かな粒子となって空気と共に攪拌されるため、拡散室114で泡となって噴射孔112aから噴射される。
【0014】
ボディ120は、図1に示すように、送給経路121を有し内容物の吸引、加圧を司るポンプPを備える。ポンプPは、開孔120aを介して送給経路121につながるシリンダ122と、このシリンダ122内を摺動自在なピストン123との相互間にリターンスプリング124を配してなる。
【0015】
符号140は、ボディ120に設けたピン部120pによって揺動可能に保持される操作レバーであり、その背面の一部はピストン123に常時接触している。これによりポンプPは、操作レバー140の牽曳およびその解除によるリターンスプリング124の反力により内容物の吸引、加圧が可能となる。
【0016】
また操作レバー140の背面141には、図3に示す如く、3つの内壁142,143,144が一体に形成されており、これら内壁で画成された開空間には、操作レバー140の長手方向に沿ってスライドし、そのスライド量に応じて、操作レバー140の牽曳に際してボディ120(シリンダ122)と接触するストッパ150が設けられている。
【0017】
ストッパ150は、図3に示す如く、その背面151にボディ120に向かって突出する接触部152と、このストッパ150をスライドさせる際に用いられる把持部153を有する。またストッパ150は、その一側面に、操作レバー140の内壁142に対して摺動するガイド壁154が設けられる一方、その他側面は解放されて端縁150eを形成している。これにより、ストッパ150を操作レバー140の背面141から取り付けると、ストッパ150の背面151が操作レバー140の内壁143に設けられた張り出し部143p,145によってアンダーカット嵌合されるため、ストッパ150は、操作レバー140に対してスライド可能に保持固定される。
【0018】
また、図示しないが、操作レバー140およびストッパ150との相互間には、ストッパ150を位置決めするための位置決め手段Poを設けてもよい。この位置決め手段Poは、操作レバー140およびストッパ150のいずれか一方に凸部を、他方に該凸部が嵌合する凹部または乗越え可能な第2凸部を設けることにより構成することが可能であり、この場合、常に操作レバー140に対して適切に位置決めすることができる。
【0019】
一方、シリンダ122と開孔120aでつながり垂直方向に延在する送給経路121の内部には、操作レバー140の牽曳で解放される第1の逆止弁(弾性弁)125と、操作レバー140の牽曳の解除により解放される第2の逆止弁(玉形弁)126とを内装したインテーク127が設けられている。インテーク127は、水平方向に延びる送給経路121とつながる開孔127aおよび、シリンダ122の開孔120aとつながる開孔127bを有し、ボディ120の下端付近にアンダーカット嵌合されている。
【0020】
符号160は、インテーク127のフランジ127fを介してボディ120に対して回転可能に保持されるベースキャップである。このベースキャップ160は、所謂スクリューキャップであって、ボディ120を容器10の口部11に固定保持する。
【0021】
つまりトリガー式噴出器100は、噴出ノズル110につながる送給経路121を有し内容物の吸引、加圧を司るポンプPを備えたボディ120と、このボディ120に揺動可能に保持されその牽曳および解除によりポンプPを動作させる操作レバー140と、この操作レバー140をスライドするストッパ150と、ボディ120を容器10の口部11に固定保持するベースキャップ160からなる。
【0022】
かかるトリガー式噴出器100によれば、ストッパ150を図1に示すように操作レバー140の最下点付近までスライドさせると、ストッパ150の接触部152は、操作レバー140の牽曳に際してボディ120(この実施形態ではシリンダ122の開口縁122e)と接触しないため、噴射ノズル110をスピンエレメント130周りに回転させてロック部113をシリンダ120の開口縁122eから解除すると、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。
【0023】
この場合、操作レバー140の全牽曳によりピストン123をリターンスプリング124の弾性力に抗してシリンダ122内に押し込んで該シリンダ122内の内容物を加圧して送給経路121に圧送し噴射ノズル110から泡状になった最大量の内容物を広い範囲に噴射できる一方、操作レバー140の牽曳の解除によりピストン123をリターンスプリング124の弾性力で初期位置に復元させてディップチューブ128からシリンダ122内に内容物を吸引することができる。
【0024】
これに対して、図2に示すようにストッパ150をピン部120pに向かってスライドさせると、ストッパ150の接触部152が、シリンダ122の開口縁122eと整列し、操作レバー140の牽曳に際してその途中でシリンダ122の開口縁122eに接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限させることになる。
【0025】
かかる構成によれば、ストッパ150が操作レバー140の牽曳量を制限することにより、シリンダ122から送給経路121に圧送される内容物の排出量とその圧力が減少し、衝突板112の背面に内容物が衝突する影響が軽減されるため、少ない量の泡状の内容物を広範囲に拡散させることなく、特定の箇所に対してピンポイント的に噴射することができる。
【0026】
なお、本実施形態の場合、トリガー式噴出器100を使用しないときには、噴射ノズル110を図1に示すように回動させて、ロック部113を操作レバー140とシリンダ122の開口縁122eとの間に配置しておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。またロックに際してのストッパ150の位置は、上記した図1に示す位置の他、図2の位置においても、ストッパ150の形状を接触部152の一部を切り欠くと共にガイド壁154を片側のみとした前記形状としたことにより、ロック部113を操作レバー140とシリンダ122の開口縁122eとの間に配置することが可能となっている。
【0027】
特に、本実施形態の場合、ストッパ150が操作レバー140をスライドするスライド部材としてなるから、操作レバー140以外は既存の部品を流用することもできる。
【0028】
図4は、本発明の第2実施形態であって、操作レバー140およびストッパ150の変形例を示す斜視図である。なお、以下の説明において、第1実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0029】
この実施形態において、ストッパ150の両側面には操作レバー140の内壁142,143でガイドされるガイド壁154が設けられており、このガイド壁154の外側面にはそれぞれ、外向きに突出したガイド突起156が形成されている。これに対して、操作レバー140の内壁142,143にはそれぞれ、前記ガイド突起156がスライド自在に嵌合するガイド孔146が設けられている。これにより、ストッパ150を操作レバー140の背面141から取り付けると、ストッパ150のガイド突起156が操作レバー140のガイド孔146に嵌合されるため、ストッパ150は、操作レバー140に対してスライド可能に保持される。
【0030】
また本実施形態の位置決め手段Poは、操作レバー140の背面141に形成された内壁142,143を横切る突部147と、ストッパ150の前面155に形成され前記突部147がアンダーカット嵌合する2つの溝157からなる。これにより、ストッパ150をスライドさせると、操作レバー140の突部147がストッパ150の2つの溝157それぞれに段階的にアンダーカット嵌合してストッパ150を操作レバー140に対して二箇所の位置に位置決めすることができる。
【0031】
図5は、本発明の第3の実施形態を、ストッパ150が全牽曳量を保証する位置にある状態で示す縦断面図であり、また図6(a),(b)はそれぞれ、図5の操作レバー140およびストッパ150を示す斜視図と、本発明の第4実施形態の操作レバー140およびストッパ150を、ストッパ150が全牽曳量を保証する位置にある状態で示す斜視図である。なお、以下の説明において、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0032】
図5および図6(a)に示す第3の実施形態では、操作レバー140の前面に、その長手方向に沿って延在する開口部148が設けられる一方、ストッパ150の前面155に、操作レバーに設けた開口部148をスライドする操作部158が設けられている。この場合、使用者は操作レバー140を握ったままストッパ150をスライドさせることができるため、操作性に優れるという効果を奏する。なお、操作レバー140の開口部148およびストッパ150の操作部158は、図6(b)に示す第4実施形態のように、操作レバー140およびストッパ150の側面に設けても良い。
【0033】
図7は、本発明の第5の実施形態を示す要部縦断面図であり、図8(a),(b)はそれぞれ、その牽曳動作を説明する側面図である。なお、以下の説明において、第1実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略し、操作レバー140とストッパ150との相互間には、図示しないが先に説明した位置決め手段Poが設けられている。
【0034】
この実施形態では、ストッパ150の接触部152に、シリンダ122に向かって突出するロック部159が設けられている。かかる構成によれば、トリガー式噴出器100を使用しないときには、図7に示すように、ストッパ150をピン部120pに向かってスライドさせてストッパ150のロック部159をシリンダ122の開口縁122eに接触させておけば、ロック部113を外したノズル流路開の状態でも、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0035】
そして、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図8(a)に示すように、ストッパ150を接触部152がシリンダ122の開口縁122eと整列する位置までスライドさせれば、ストッパ150のロック部159は解除されるものの、もう一方の接触部152が、操作レバー140の牽曳に際してストロークL1をもってシリンダ122の開口部に接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、図8(b)に示すように、操作レバー140の最下点付近までスライドさせれば、ストッパ150の接触部152は、操作レバー140の牽曳に際してシリンダ122の開口縁122eと接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、ストロークL2をもって全牽曳することができる。また図8(b)の状態では、噴射ノズル110を回動させることによりロック部113を操作レバー140とシリンダ122の開口縁122eとの間に配置することが可能であり、従前のノズル流路閉状態でのロック状態の維持が可能である。なお、本実施形態では、ストッパ150にもロック部159が設けられているため、ロック部113を削除した構成を採用することも可能である。
【0036】
図9(a)〜(c)はそれぞれ、本発明の第6の実施形態であって、その牽曳動作を説明する側面図であり、図10は、後述するストッパ170を示す斜視図である。なお、以下の説明において、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0037】
この実施形態では、噴射ノズル110とボディ120との相互間に、操作レバー140の長手方向に沿ってスライドするストッパ170が設けられている。ストッパ170は、図10に示す如く、噴射ノズル110とボディ120との相互間を貫通する開口部170aを有し噴射ノズル110とボディ120とで摺動自在に保持されるフレーム171と、操作レバー140に設けた切り欠き140nを貫通する腕部172を備える。
【0038】
腕部172は、その前面に操作レバー140の背面141から突出した突出部141Pと接触してその牽曳動作を禁止するロック部173を有し、その下端には、操作レバー140の背面141に向かって突出する接触部174を備える。また腕部172の後面175は、シリンダ122に向かって延在してシリンダ122の開口縁122eと摺動可能に接触する。後面175の下端には、ストッパ170をスライドさせる際に用いられる把持部176が設けられている。これにより、ストッパ170は、噴射ノズル110とボディ120との相互間でスライド可能に保持固定される。なお、ストッパ170は、噴射ノズル110とボディ120との相互間にスライド可能に固定保持される他に、フレーム171とボディ120またはスピンエレメント130との相互間には、図示しないが先に説明した凹凸嵌合部、乗越え可能な第1,第2凸部、若しくは、突部および溝からなる位置決め手段Poが設けられている。
【0039】
かかる構成によれば、トリガー式噴出器100を使用しないときには、図9(a)に示すように、ストッパ170をピン部120pに向かってスライドさせてストッパ170のロック部173を操作レバーの背面突出部141pに接触させておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0040】
そして、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図9(b)に示すように、ストッパ170を接触部173が操作レバー140の背面突出部141pと整列する位置までスライドさせれば、ストッパ170のロック部173は解除されるものの、操作レバー140の牽曳に際して操作レバー140の背面突出部141pがストッパ170の接触部174に接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、図9(c)に示すように、ピン部120pに向かってさらにスライドさせれば、操作レバー140の背面突出部141pは、操作レバー140の牽曳に際してストッパ170の接触部174と接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。
【0041】
なお、本実施形態においては、図10に示すように、ストッパ170の上下動を許容するため、開口部170aを縦方向へ伸びる長孔(楕円またはトラック形状)としており、開口部170aのサイドには、ストッパ170の上下動を安定的に案内するため、スピンエレメント前方部に突出するように形成された突起部と係合・案内する長方形状の開口部が設けられているが、当該突起部および長方形状の開口部を省略して構成することも可能である。
【0042】
図11は、上記第6の実施形態の変形例を示す要部側面図である。この実施形態では、図11の領域Aに示すように、ストッパ170のフレーム171の側面およびボディ120の外装面には、噴射形態を規定する位置合わせ用のマークが施されている。かかる構成によれば、ストッパ170の位置決めをアンダーカット嵌合によって生じるクリック感などの操作感覚だけでなく、目視によっても判断することができるため、さらに使い勝手が良くなるという優れた効果を奏する。
【0043】
図12,13はそれぞれ、本発明の第7の実施形態であって、その牽曳動作を説明する斜視図であり、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0044】
この実施形態では、ボディ120とベースキャップ160との相互間で回動するストッパ210が設けられている。ストッパ210は、ボディ120に対して回動可能に固定保持される回動部211と、この回動部211に一体に設けられた腕部212とを有する。
【0045】
腕部212は、その先端付近が段213,214を形成しており、段213は、操作レバー140の内壁端縁140eと接触してその牽曳動作を禁止するロック部を構成する一方、段214は、段213よりも操作レバー140に遠い位置にあって操作レバー140の牽曳を制限する接触部を構成する。また腕部212の下端には、ストッパ210を回動させる際に用いられる把持部215が設けられている。これにより、ストッパ210は、ボディ120とベースキャップ160との相互間で回動可能に保持される。なお、ストッパ210も、ボディ120に回動可能に保持する他に、ボディ120との相互間には、図示しないが先に説明した凹凸嵌合部、乗越え可能な第1,第2凸部、若しくは、突部および溝からなる位置決め手段Poが設けられている。
【0046】
かかる構成によれば、トリガー式噴出器100を使用しないときには、ストッパ210を腕部212が操作レバー140に潜り込む位置に回動させて図12に示すようにロック部213を操作レバー140の内壁端縁140eに接触させておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0047】
そして、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図13に示すように、ストッパ210をストッパ210の接触部214が操作レバー140の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させれば、ストッパ210のロック部213は解除されるものの、操作レバー140の牽曳に際して操作レバー140の内壁端縁140eがストッパ210の接触部214に接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、図13の位置からさらに、ストッパ210を操作レバー140から離れる向きに回動させれば、操作レバー140は、操作レバー140の牽曳に際してストッパ210の接触部214と接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。
【0048】
なお、この実施形態にも、図12,13の領域Aに示すように、ストッパ210の回動部211の側面およびボディ120の外装面には、噴射形態を規定する位置合わせ用のマークが施されている。かかる場合も、ストッパ210の位置決めをアンダーカット嵌合によって生じるクリック感などの操作感覚だけでなく、目視によっても判断することができるため、さらに使い勝手が良くなるという優れた効果を奏する。
【0049】
図14,15はそれぞれ、本発明の第8の実施形態であって、その牽曳動作を説明する斜視図であり、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0050】
この実施形態では、シリンダ122周りを回動するストッパ220が設けられている。ストッパ220は、シリンダ122の外周面に対して回動可能に保持される回動部221と、この回動部221に一体に設けられた腕部222とを有する。
【0051】
腕部222も、図15に示す如く、その先端付近が段223,224を形成しており、段223は、操作レバー140の内壁端縁140eと接触してその牽曳動作を禁止するロック部を構成する一方、段224は、段223よりも操作レバー140に遠い位置にあって操作レバー140の牽曳を制限する接触部を構成する。また腕部222の下端には、ストッパ220を回動させる際に用いられる把持部225が設けられている。これにより、ストッパ220は、シリンダ122周りで回動可能に保持される。なお、ストッパ220も、シリンダ122周りで回動可能に保持する他に、ストッパ220とシリンダ122の外周面との相互間には、図示しないが先に説明した凹凸嵌合部、乗越え可能な第1,第2凸部、若しくは、突部および溝からなる位置決め手段Poが設けられている。
【0052】
かかる構成によれば、トリガー式噴出器100を使用しないときには、ストッパ220を腕部222が操作レバー140に潜り込む位置に回動させて図14に示すようにロック部223を操作レバー140の内壁端縁140eに接触させておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0053】
そして、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図15に示すように、ストッパ220をロック部223が操作レバー140の背面141に導入される位置または接触部214が操作レバー140の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させれば、ストッパ220のロック部223は解除されるものの、操作レバー140の牽曳に際して操作レバー140の内壁端縁140eが接触部224に接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、図15の位置からさらに、接触部224が操作レバー140から離れる向きに回動させれば、操作レバー140は、操作レバー140の牽曳に際して接触部224と接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。
【0054】
なお、この実施形態では、図15の領域Aに示すように、ストッパ220の回動部221の側面およびシリンダ122の外装面に、噴射形態を規定する位置合わせ用のマークが施されている。
【0055】
図16は、本発明の第9の実施形態を示す縦断面図であり、また図17,18はそれぞれ、同実施形態の牽曳動作を説明する斜視図である。なお、以下の説明において、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0056】
この実施形態では、噴射ノズル110とボディ120との相互間で回動するストッパ230が設けられている。ストッパ230は、スピンエレメント130に対して回動可能に固定保持される回動部231と、この回動部231に一体に設けられた腕部232とを有する。
【0057】
腕部232は、図17,18に示す如く、その先端232eがシリンダ122の開口縁122eに対して摺動可能に接触する一方、その前面は段233,234を形成しており、段233は、操作レバー140の内壁端縁140eと接触してその牽曳動作を禁止するロック部を構成する一方、段234は、段233よりも操作レバー140に遠い位置にあって操作レバー140の牽曳を制限する接触部を構成する。これにより、ストッパ230は、噴射ノズル110とボディ120との相互間に回動可能に保持される。なお、ストッパ230も、噴射ノズル110とボディ120との相互間に回動可能に固定保持する他に、ボディ120またはスピンエレメント130との相互間には、図示しないが先に説明した凹凸嵌合部、乗越え可能な第1,第2凸部、若しくは、突部および溝からなる位置決め手段Poが設けられている。
【0058】
かかる構成によれば、トリガー式噴出器100を使用しないときには、ストッパ230を腕部232が操作レバー140に潜り込む位置に回動させて図17に示すようにロック部233を操作レバー140の内壁端縁140eに接触させておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0059】
そして、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図18に示すように、ストッパ230を接触部234が操作レバー140の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させれば、ストッパ230のロック部233は解除されるものの、操作レバー140の牽曳に際して操作レバー140の内壁端縁140eが接触部234に接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、図18の位置からさらに、ストッパ230を接触部234が操作レバー140から離れる向きに回動させれば、操作レバー140は、操作レバー140の牽曳に際してストッパ210の接触部234と接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。
【0060】
なお、この実施形態でも、図17,18の領域Aに示すように、ストッパ230の回動部231の側面およびボディ120の外装面に、噴射形態を規定する位置合わせ用のマークが施されている。また回動部231はスピンエレメント130に対して回動するが、これは、噴射ノズル110に隣接するボディ120周りで回動可能に固定保持してもよい。
【0061】
図19〜21(a),(b)はそれぞれ、本発明の第10の実施形態であって、その牽曳動作を説明する斜視図および要部拡大図であり、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0062】
この実施形態では、噴射ノズルと一体にストッパ240が設けられている。ストッパ240は、スピンエレメント130に対して回動可能に固定保持される回動部241と、この回動部241に一体に設けられた腕部242とを有する。回動部241は、前述した噴射ノズル110と同様の内部構造(図1の噴射ノズル110等参照)と、拡散室114とつながる噴射孔240aを有する噴射ノズルを構成する。これにより、ストッパ240は、既知の手段でスピンエレメント130に対して回動可能に保持固定される。なお、ストッパ240は、スピンエレメント130との相互間に回動可能に固定保持される他に、ボディ120またはスピンエレメント130との相互間に、図示しないが先に説明した凹凸嵌合部、乗越え可能な第1,第2凸部、若しくは、突部および溝からなる位置決め手段Poが設けられている。
【0063】
腕部242は、シリンダ122に向かって延在する水平部分242aとこの水平部分242aから回動部241周りに沿って延在するシリンダ接触部分242bからなり、水平部分242aを境にシリンダ接触部分242bの反対位置に、操作レバー140の内壁端縁140eと接触してその牽曳動作を禁止するロック部243を設ける一方、シリンダ接触部分242bの先端付近に、ロック部243よりも段差の低い操作レバー140の牽曳量を制限する接触部244を設ける。なお、シリンダ接触部分242bの背面242eは、ロック部243または接触部244が操作レバー140の内壁端縁140eと接触する位置では、図19,20(b)の拡大側面図に示す如く、シリンダ122の開口縁122eに対して摺動可能に接触する。
【0064】
かかる構成によれば、トリガー式噴出器100を使用しないときには、図19(b)に示す如く、ストッパ240をロック部243が操作レバー14の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させてロック部243を操作レバー140の内壁端縁140eに接触させておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0065】
そして、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図20に示すように、ストッパ240の接触部244が操作レバー140の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させれば、ストッパ240のロック部243は解除されるものの、操作レバー140の牽曳に際してストロークL1をもって操作レバー140の内壁端縁140eがストッパ240の接触部244に接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、図21(a)の位置に回動させれば、操作レバー140は、図21(b)に示す如く、操作レバー140の牽曳に際してストッパ240の接触部244と接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、ストロークL2をもって全牽曳することができる。
【0066】
特に、本実施形態の場合、ストッパ240が噴射ノズル110と一体に回動自在に保持固定される回動部材としてなるから、噴射ノズル240以外は既存の部品を流用することができる。
【0067】
図22,23はそれぞれ、上記第10の実施形態の変形例を示す斜視図であり、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0068】
この実施形態において、噴射ノズルと一体に設けられたストッパ250は、スピンエレメント130に対して回動可能に固定保持される回動部251と、この回動部251に一体に設けられた腕部252とを有する。回動部251は、第10の実施形態と同様、前述した噴射ノズル110と同様の内部構造とつながる噴射孔250aを有する噴射ノズルを構成する。これにより、ストッパ250も、既知の手段でスピンエレメント130に対して回動可能に保持固定される。なお、ストッパ250も、スピンエレメント130との相互間に回動可能に固定保持される他に、ボディ120またはスピンエレメント130との相互間には、図示しないが先に説明した凹凸嵌合部、乗越え可能な第1,第2凸部、若しくは、突部および溝からなる位置決め手段Poが設けられている。
【0069】
腕部252は、図22,23に示す如く、その先端背面252eがシリンダ122の開口縁122eに対して摺動可能に接触する一方、その前面は段253,254を形成しており、段253は、操作レバー140の内壁端縁140eと接触してその牽曳動作を禁止するロック部を構成する一方、段254は、段253よりも操作レバー140に遠い位置にあって操作レバー140の牽曳を制限する接触部を構成する。
【0070】
かかる構成によれば、トリガー式噴出器100を使用しないときには、図22に示す如く、ストッパ250をロック部253が操作レバー140の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させてロック部253を操作レバー140の内壁端縁140eに接触させておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0071】
そして、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図23に示すように、ストッパ250の接触部254が操作レバー140の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させれば、ストッパ250のロック部253は解除されるものの、操作レバー140の牽曳に際して操作レバー140の内壁端縁140eがストッパ250の接触部254に接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、図23の位置からさらに、接触部254が操作レバー140から離れる向きに回動させれば、操作レバー140は、操作レバー140の牽曳に際してストッパ210の接触部254と接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。
【0072】
なお、この実施形態にも、図22,23の領域Aに示すように、ストッパ250の回動部251の側面およびボディ120の外装面に、噴射形態を規定する位置合わせ用のマークが施されている。
【0073】
図24(a),(b)はそれぞれ、本発明の第11の実施形態であって、その牽曳動作を説明する斜視図およびその要部断面図であり、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0074】
この実施形態では、ベースキャップ160周りで回動するストッパ260が設けられている。ストッパ260は、ベースキャップ160に対して回動可能に固定保持される回動部261と、この回動部261に一体に設けられた腕部262とを有する。回動部261は、その内周に沿って、図24(b)の領域Bに示す如く、ベースキャップ160に設けた突部161とアンダーカット嵌合する環状の溝部263を有する。これにより、ストッパ260は、ベースキャップ160との相互間で回動可能に保持される。なお、ストッパ260も、ベースキャップ160に回動可能に固定保持する他に、ベースキャップ160との相互間には、図示しないが先に説明した凹凸嵌合部、乗越え可能な第1,第2凸部、若しくは、突部および溝からなる位置決め手段Poが設けられている。
【0075】
腕部262は、その先端付近が段264,265を形成しており、段264は、操作レバー140の内壁端縁140eと接触してその牽曳動作を禁止するロック部を構成する一方、段265は、段264よりも操作レバー140に遠い位置にあって操作レバー140の牽曳量を制限する接触部を構成する。また腕部262の下端には、ストッパ260を回動させる際に用いられる把持部266が設けられている。
【0076】
かかる構成によれば、トリガー式噴出器100を使用しないときには、図24(a)に示す如く、ストッパ260をロック部264が操作レバー140の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させてロック部264を操作レバー140の内壁端縁140eに接触させておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0077】
そして、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図24(a)からさらに、ストッパ260を接触部265が操作レバー140の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させれば、ストッパ260のロック部264は解除されるものの、操作レバー140の牽曳に際して操作レバー140の内壁端縁140eがストッパ260の接触部255に接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、さらに、接触部265が操作レバー140から離れる向きに回動させれば、操作レバー140は、操作レバー140の牽曳に際してストッパ260の接触部265と接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。
【0078】
なお、図25は、本発明の第12の実施形態であって、ストッパ260を、ベースキャップ160との相互間で回動可能に保持固定するため他の手段を例示する要部断面図である。この実施形態では、回動部261は、図25の領域Cに示す如く、ベースキャップ160の内側に設けた突部162とアンダーカット嵌合する環状の突部267を有する。この場合も、ストッパ260は、ベースキャップ160との相互間で回動可能に保持固定される。
【0079】
図26(a),(b)はそれぞれ、本発明の第13の実施形態であって、その牽曳動作を説明する斜視図およびその要部断面図であり、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0080】
この実施形態では、ベースキャップ160と容器10との相互間で回動するストッパ270が設けられている。ストッパ270は、容器10に対して回動可能に固定保持される回動部271と、この回動部271に一体に設けられた腕部272とを有する。回動部271は、その下端内周に沿って、図26(b)の領域Dに示す如く、容器口部11のフランジ部12とアンダーカット嵌合する環状のフランジ部273を有する。これにより、ストッパ270は、容器10との相互間で回動可能に保持固定される。なお、ストッパ270も、容器10に回動可能に固定保持する他に、容器10との相互間には、図示しないが先に説明した凹凸嵌合部、乗越え可能な第1,第2凸部、若しくは、突部および溝からなる位置決め手段Poが設けられている。
【0081】
腕部272は、ベースキャップ160に沿って延在する柱部分272aと、この柱部分272aから操作レバー140に向かって延在するレバー接触部分272bからなり、このレバー接触部分272bの先端付近が段274,275を形成しており、段274は、操作レバー140の内壁端縁140eと接触してその牽曳動作を禁止するロック部を構成する一方、段275は、段274よりも操作レバー140に遠い位置にあって操作レバー140の牽曳量を制限する接触部を構成する。またレバー接触部分272bの下端には、ストッパ270を回動させる際に用いられる把持部276が設けられている。
【0082】
かかる構成によれば、トリガー式噴出器100を使用しないときには、図26(a)に示す如く、ストッパ270をロック部274が操作レバー140の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させてロック部274を操作レバー140の内壁端縁140eに接触させておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0083】
そして、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図26(a)からさらに、ストッパ270を接触部275が操作レバー140の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させれば、ストッパ270のロック部274は解除されるものの、操作レバー140の牽曳に際して操作レバー140の内壁端縁140eがストッパ270の接触部275に接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、さらに、接触部275が操作レバー140から離れる向きに回動させれば、操作レバー140は、操作レバー140の牽曳に際してストッパ270の接触部275と接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。
【0084】
図27,28はそれぞれ、本発明の第14の実施形態であって、その牽曳動作を説明する斜視図であり、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0085】
この実施形態では、操作レバー140に、この操作レバー140で揺動するストッパ310が設けられている。ストッパ310は、ボディ120に向かって突出する接触部311と、このストッパ310を揺動させる際に用いられる把持部312を有し、接触部311および把持部312の連結部分の両側に突部313が形成されている。また操作レバー140もその両側面にストッパ310の突部313を摺動可能に嵌合させる開孔149を有する。これにより、ストッパ310は、操作レバー140で揺動可能に保持固定される。
【0086】
かかる構成によれば、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図27に示すように、ストッパ310を接触部311がシリンダ122の開口端122eと整列する位置まで揺動させれば、操作レバー140の牽曳に際してストッパ310の接触部311がシリンダ122の開口端122eに接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、図28に示すように、接触部311がボディ120から離れる向きに揺動させて把持部312を操作レバー140に収納すれば、ストッパ310の接触部311は、操作レバー140の牽曳に際してシリンダ122の開口端122eと接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。
【0087】
なお、本実施形態において、噴射ノズル110は、スピンエレメント130回りで回動することにより、噴射孔110aを開閉することができるものであり、ボディ120にトリガー式噴出器100を使用しないときには、噴射ノズル110をボディ120に施したマークを参照して“閉“位置まで回動させる。
【0088】
図29(a),(b)はそれぞれ、本発明の第15の実施形態であって、その牽曳動作を説明する側面図であり、図30は、同実施形態の操作レバー140および後述のストッパ320を背面から示す斜視図である。なお、以下の説明において、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0089】
この実施形態では、操作レバー140に、この操作レバー140で揺動するストッパ320が設けられている。ストッパ320は、図30に示す如く、操作レバー140をその長手方向に沿ってスライドするスライド部321と、このスライド部321と可撓部322を介して連結されそのスライド量に応じて揺動する接触部323からなり、接触部323の両側面にはそれぞれ、突部324が形成されている。また操作レバー140は、ストッパ320の側面320eを摺動可能にガイドする内壁142,143それぞれにストッパ320の突部324を摺動可能に嵌合させる開孔149と、2つの張り出し部143pが設けられている。
【0090】
これにより、ストッパ320を操作レバー140の背面141から取り付けると、スライド部321の背面321fが操作レバー140の張り出し部143pによってアンダーカット嵌合されるため、スライド部321は、操作レバー140に対してスライド可能に保持固定される一方、腕部322は、操作レバー140で揺動可能に保持固定される。なお、本実施形態では、スライド部321の下方側壁に凹部を、操作レバー140の内壁143に凸部を形成しており、当該部位の凹凸嵌合および乗越えによりスライド部321の位置決めを行っている。
【0091】
かかる構成によれば、その使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図29(a)に示すように、ストッパ310のスライド部321を操作レバー140の最下点付近までスライドさせれば、接触部端縁323eがシリンダ122の開口端122eと整列する位置まで揺動し、操作レバー140の牽曳に際してストッパ310の接触部端縁323eがシリンダ122の開口端122eに接触するため、操作レバー140の牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、図29(b)に示すように、ストッパ310のスライド部321をピン部120pに向かってスライドさせれば、把持部323が操作レバー140に収納され、ストッパ310の接触部端縁323eは、操作レバー140の牽曳に際してシリンダ122の開口端122eと接触しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。
【0092】
なお、本実施形態において、噴射ノズル110は、操作レバー140をロックするロック部113を有し、その先端付近に段113a,113bを形成している。段113aは、ストッパ320によって操作レバー140の牽曳を制限した状態で操作レバー140の内壁端縁140eと接触してその牽曳動作を禁止するロック部を構成する一方、段113bは、操作レバー140の牽曳量を制限しない状態で操作レバー140の内壁端縁140eと接触してその牽曳動作を禁止するロック部を構成する。
【0093】
かかる構成によれば、操作レバー140の牽曳量が制限されているかどうかに関わらず、トリガー式噴出器100を使用しないときには、噴射ノズル110をロック部113が操作レバー140に潜り込む位置に回動させて、ロック部113aまたは113bを操作レバー140とシリンダ122の開口縁122eとの間に配置しておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0094】
上述した実施形態は、操作レバー140の牽曳動作を規制することにより、その牽曳量を制限するものであったが、本発明は、これに限らず、操作レバー140を牽曳方向に向けて押圧することにより、その牽曳を解除したときの戻り動作を規制してもよい。
【0095】
図31〜33は、本発明の第16の実施形態であって、その牽曳動作を説明する要部斜視図であり、他の実施形態と同一の部分は同一符号をもってその説明を省略する。
【0096】
この実施形態では、押圧部材410が噴射ノズルと一体に設けられている。押圧部材410は、スピンエレメント130に対して回動可能に固定保持される回動部411と、この回動部411に一体に設けられた2つの腕部412,413を有する。回動部411は、第10の実施形態と同様、前述した噴射ノズル110と同様の内部構造とつながる噴射孔410aを有する噴射ノズルを構成する。これにより、押圧部材410も、既知の手段でスピンエレメント130に対して回動可能に保持固定される。なお、押圧部材410は、スピンエレメント130との相互間に回動可能に固定保持される他に、ボディ120またはスピンエレメント130との相互間には、図示しないが先に説明した凹凸嵌合部、乗越え可能な第1,第2凸部、若しくは、突部および溝からなる位置決め手段Poが設けられている。
【0097】
腕部412は、図31に示す如く、噴射ノズル410の回動によりその先端410eが操作レバー140の前面に位置して操作レバー140を牽曳方向に向けて押圧する。また腕部413は、その先端付近に段414を形成しており、段414は、操作レバー140の内壁端縁140eと接触してその牽曳動作を禁止するロック部を構成する。なお、腕部413の先端413eは、ロック部414が操作レバー140の内壁端縁140eと接触する位置では、シリンダ122の開口縁122eに対して接触する。
【0098】
かかる構成によれば、トリガー式噴出器100の使用時にあっては、2つの噴射形態に切り換えることができる。例えば、少ない量の内容物を特定の箇所を重点にピンポイント的に噴射したい場合には、図31に示すように、押圧部材410をその腕部412の先端412eが操作レバー140の前面140fと整列する位置まで回動させれば、腕部412の先端412eが操作レバー140を牽曳方向に向けて押圧し、操作レバー140の戻り量が減少するため、操作レバー140の牽曳に際してその牽曳量を制限できる。また、最大量の内容物を広い範囲に拡散させたい場合には、押圧部材410を図32に示す位置に回動させれば、腕部412の先端412eは、腕部412の先端412eが操作レバー140を押圧しないため、操作レバー140の牽曳量を制限させることなく、全牽曳することができる。なお、ピンポイント的な噴射のため、腕部412を操作レバー140の前面140fに乗り上げさせる際、図示しないが、腕部412或いは操作レバー140の前面140fである当初当接部位のうちの少なくとも一方をテーパ面にしておくことにより、スムーズな乗り上げが可能となる。
【0099】
そして、トリガー式噴出器100を使用しないときには、図33に示す如く、噴射ノズル410をロック部414が操作レバー14の内壁端縁140eと整列する位置まで回動させてロック部414を操作レバー140の内壁端縁140eに接触させておけば、操作レバー140の牽曳動作が禁止されるため、不使用時における誤噴射を防止することができる。
【0100】
特に、本実施形態の場合、ストッパ410が噴射ノズルと一体となっているから、噴射ノズル410以外は既存の部品を流用することができる。但し、第16の実施形態は、その変形例として、第9の実施形態を利用して噴射ノズル110とボディ120との相互間で回動する腕部232の先端232eで操作レバー140の前面を押圧してもよい。
【0101】
上述したように、本発明によれば、トリガー式噴出器100に、操作レバー140の牽曳量を切り換えて内容物の噴出量を制限する切り換え手段を設けたことから、シリンダ122から送給経路121に圧送される内容物の排出量とその圧力が減少し、衝突板110の背面に内容物が衝突する影響が軽減されるため、少ない量の泡状の内容物を広範囲に拡散させることなく、特定の箇所に対してピンポイント的に噴射することができる。
【0102】
特に第1〜15実施形態は、上記切り換え手段が操作レバー140とボディ120との相互間に位置するスライド部材、回動部材または揺動部材のいずれかからなるストッパであることから、ストッパが使用者の牽曳動作を妨げることなく、操作性に優れるという効果が得られる。
【0103】
また第16の実施形態は、上記切り換え手段が操作レバー140の前面に位置して該操作レバー140を牽曳方向に向けて押圧する押圧部材であることから、トリガー式噴出器100のレイアウト上、操作レバー140とボディ120との相互間にストッパを設けられない場合であっても、操作レバー140の牽曳量を確実に制限することができる。
【0104】
上述したところは、本発明の好適な実施形態を示したに過ぎず、当業者によれば、請求の範囲において種々の変更を加えることができる。例えば、ボディ120に設けたポンプPは、操作レバー140の牽曳およびその解除が直接噴射量に影響する構造のものであれば、実施形態で例示したものに限定されるものではない。また操作レバーの牽曳量は、ストッパの接触部や押圧部材の先端に段差を設ける等して2つ以上の切り換えを可能にすることができ、その際の位置決めも、位置決め手段Poのクリアランスや溝の個数を増やして対応させることができる。さらに、第1〜第16の実施形態で説明した技術内容は、実施形態毎にそれぞれ独立するものではなく、トリガー式噴出器としての用途に応じて適宜組み合わせることができる。
【0105】
なお、上述した各実施形態において示した内容物を発泡させるための構造は、旋回流路とつながる開孔111aと衝突板112との間に外部より空気を取り入れて開孔111aから噴出された内容物と混合するため、噴射ノズル前面で内容物噴射のための開孔111aの周囲に空気導入部を形成するか、或いは、噴射ノズルの側壁に開孔111a前方につながる空気導入部を形成することにより外部から取り入れた空気と噴出された内容物とを混合して衝突板112に衝突させ発泡させる構造を示しているが、そのいずれを採用するかはノズル本体1のサイズや形状によって適宜選択される。さらには、泡生成部材である衝突板112の形状も実施形態で示した形状の他、種々の公知の形状が選択可能であり、加えて、前面の衝突板112に代えてノズル内壁を衝突部として構成することも可能であり、その形状は噴出させる内容物の粘度他の諸特性や使用形態に適した噴出パターンに合わせて適宜選択可能である。
【0106】
【発明の効果】
従って本発明によれば、トリガー式噴出器に、操作レバーの牽曳量を切り換えて内容物の噴出量を制限する切り換え手段を設けたことから、操作レバーの牽曳およびその解除によって作動するポンプから送給経路に圧送される内容物の排出量とその圧力が減少し、噴射ノズルに設けた衝突板の背面等の泡生成部に内容物が衝突する影響が軽減されるため、少ない量の内容物を広範囲に拡散させることなく、特定の箇所に対してピンポイント的に噴射することができる。
【0107】
本発明において、上記切り換え手段は操作レバーとボディとの相互間に位置するストッパであることが好ましい。この場合、ストッパが操作レバーとボディとの相互間にあるため、ストッパが使用者の牽曳動作を妨げることなく、操作性に優れるという効果が得られる。
【0108】
また本発明において、上記切り換え手段は、操作レバーの前面に位置して該操作レバーを牽曳方向に向けて押圧する押圧部材であってもよい。この場合、トリガー式噴出器のレイアウト上、操作レバーとボディとの相互間にストッパを設けられない場合であっても、操作レバーの牽曳量を確実に制限することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態であるトリガー式噴出器を、ストッパが全牽曳量を保証する位置にある状態で示す縦断面図である。
【図2】同実施形態において、ストッパが牽曳量を制限する位置にある状態で示す要部断面図である。
【図3】同実施形態の操作レバーおよびストッパを背面から示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態であって、その操作レバーおよびストッパを示す斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を、ストッパが全牽曳量を保証する位置にある状態で示す縦断面図である。
【図6】(a),(b)はそれぞれ、同実施形態の操作レバーおよびストッパを示す斜視図と、本発明の第4実施形態の操作レバーおよびストッパを、ストッパが全牽曳量を保証する位置にある状態で示す斜視図である。
【図7】本発明の第5の実施形態を示す要部縦断面図である。
【図8】(a),(b)はそれぞれ、同実施形態における牽曳動作を説明する側面図である。
【図9】(a)〜(c)はそれぞれ、本発明の第6の実施形態であって、その牽曳動作を説明する側面図である。
【図10】同実施形態のストッパを示す斜視図である。
【図11】第6の実施形態の変形例を示す要部側面図である。
【図12】本発明の第7の実施形態における牽曳動作を説明する斜視図である。
【図13】同実施形態における牽曳動作を説明する他の斜視図である。
【図14】本発明の第8の実施形態における牽曳動作を説明する斜視図であり
【図15】同実施形態における牽曳動作を説明する他の斜視図である。
【図16】本発明の第9の実施形態を示す縦断面図である。
【図17】同実施形態における牽曳動作を説明する斜視図である。
【図18】同実施形態における牽曳動作を説明する他の斜視図である。
【図19】(a),(b)はそれぞれ、本発明の第10の実施形態における牽曳動作を説明する斜視図および要部拡大図である。
【図20】(a),(b)はそれぞれ、同実施形態における牽曳動作を説明する他の斜視図および要部拡大図である。
【図21】(a),(b)はそれぞれ、同実施形態における牽曳動作を説明するさらに他の斜視図および要部拡大図である。
【図22】同実施形態の変形例を示す斜視図である。
【図23】同実施形態の変形例を示す他の斜視図である。
【図24】(a),(b)はそれぞれ、本発明の第11の実施形態であって、その牽曳動作を説明する斜視図およびその要部断面図である。
【図25】本発明の第12の実施形態であって、そのストッパを、ベースキャップとの相互間で回動可能に保持固定するため他の手段を例示する要部断面図である。
【図26】(a),(b)はそれぞれ、本発明の第13の実施形態であって、その牽曳動作を説明する斜視図およびその要部断面図である。
【図27】本発明の第14の実施形態であって、その牽曳動作を説明する斜視図である。
【図28】同実施形態における牽曳動作を説明する他の斜視図である。
【図29】(a),(b)はそれぞれ、本発明の第15の実施形態であって、その牽曳動作を説明する側面図である。
【図30】同実施形態の操作レバーおよびストッパを背面から示す斜視図である。
【図31】本発明の第16の実施形態であって、その牽曳動作を説明する要部斜視図である。
【図32】同実施形態における牽曳動作を説明する要部斜視図である。
【図33】同実施形態における牽曳動作を説明する他の要部斜視図である。
【符号の説明】
10 容器
11 口部
100 トリガー式噴出器
110 噴射ノズル
120 ボディ
130 スピンエレメント
140 操作レバー
150 ストッパ
160 ベースキャップ
170,210〜270,310,320, ストッパ
410 押圧部材

Claims (3)

  1. 内容物を泡状に噴射するための泡生成部を備える噴射ノズルと、この噴射ノズルにつながる送給経路を有し内容物の吸引、加圧を司るポンプを備えたボディと、このボディに揺動可能に保持されその牽曳および解除によって前記ポンプを作動させる操作レバーと、前記ボディを容器の口部に固定保持するベースキャップとからなるトリガー式噴出器において、
    前記操作レバーの牽曳量を切り換えて内容物の噴出量を制限する切り換え手段を設けたことを特徴とするトリガー式噴出器。
  2. 前記切り換え手段は、該操作レバーと前記ボディとの相互間に位置するストッパからなる請求項1に記載のトリガー式噴出器。
  3. 前記切り換え手段は、前記操作レバーの前面に位置して該操作レバーを牽曳方向に向けて押圧する押圧部材からなる請求項1に記載のトリガー式噴出器。
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