JPH0871463A - 噴射装置の吐出部構造 - Google Patents
噴射装置の吐出部構造Info
- Publication number
- JPH0871463A JPH0871463A JP6207323A JP20732394A JPH0871463A JP H0871463 A JPH0871463 A JP H0871463A JP 6207323 A JP6207323 A JP 6207323A JP 20732394 A JP20732394 A JP 20732394A JP H0871463 A JPH0871463 A JP H0871463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge nozzle
- discharge
- injection device
- collision plate
- part structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/0005—Components or details
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/0018—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
- B05B7/005—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam wherein ambient air is aspirated by a liquid flow
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1052—Actuation means
- B05B11/1056—Actuation means comprising rotatable or articulated levers
- B05B11/1057—Triggers, i.e. actuation means consisting of a single lever having one end rotating or pivoting around an axis or a hinge fixedly attached to the container, and another end directly actuated by the user
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体の泡立ちの状態を変えて噴射できるよう
にする。 【構成】 溝２７を通った液体洗剤は旋回流となって吐
出ノズル２１に流入し、吐出ノズル２１から小径凹部３
３及び大径凹部３４に噴霧粒子となって拡散噴射され
る。この噴霧粒子の一部は周囲の壁面に衝突して飛散
し、小径凹部３３及び大径凹部３４内を撹拌する。この
液体洗剤の噴射により小径凹部３３内が負圧化され、空
気孔３５から空気が流入し、この空気と液体洗剤の噴霧
粒子が混合して泡が生じる。衝突板５０を大径凹部３４
の前方から退避させた場合には、大径凹部３４から泡及
び噴霧粒子が噴射される。衝突板５０を大径凹部３４の
前方に配置した場合には、液体洗剤の噴霧粒子は棒状衝
壁５６にも衝突して飛散するので撹拌効果が大きくな
り、泡立ちもよくなる。この泡及び噴霧粒子は衝突板５
０の開口５７，５８から噴射される。
にする。 【構成】 溝２７を通った液体洗剤は旋回流となって吐
出ノズル２１に流入し、吐出ノズル２１から小径凹部３
３及び大径凹部３４に噴霧粒子となって拡散噴射され
る。この噴霧粒子の一部は周囲の壁面に衝突して飛散
し、小径凹部３３及び大径凹部３４内を撹拌する。この
液体洗剤の噴射により小径凹部３３内が負圧化され、空
気孔３５から空気が流入し、この空気と液体洗剤の噴霧
粒子が混合して泡が生じる。衝突板５０を大径凹部３４
の前方から退避させた場合には、大径凹部３４から泡及
び噴霧粒子が噴射される。衝突板５０を大径凹部３４の
前方に配置した場合には、液体洗剤の噴霧粒子は棒状衝
壁５６にも衝突して飛散するので撹拌効果が大きくな
り、泡立ちもよくなる。この泡及び噴霧粒子は衝突板５
０の開口５７，５８から噴射される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、発泡性の液体を泡状に
して吐出できる噴射装置に関するものである。
して吐出できる噴射装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の従来の噴射装置としては、特公
昭６２−５９６３５号公報に開示されたものがある。
昭６２−５９６３５号公報に開示されたものがある。
【０００３】図１７はこの噴射装置の吐出部の断面図で
あり、図１８は同正面図である。噴射装置は、本体部９
０の前部に吐出ノズル９１を設け、吐出ノズル９１の前
方に筒状体９２を設け、筒状体９２の前部内面から複数
の棒状衝壁９３を突出させ、この棒状衝壁９３を筒状体
９２の中心部で一体に連結したものである。
あり、図１８は同正面図である。噴射装置は、本体部９
０の前部に吐出ノズル９１を設け、吐出ノズル９１の前
方に筒状体９２を設け、筒状体９２の前部内面から複数
の棒状衝壁９３を突出させ、この棒状衝壁９３を筒状体
９２の中心部で一体に連結したものである。
【０００４】そして、前記噴射装置の図示しないトリガ
ーを操作して発泡性の液体を吐出ノズル９１から渦流化
して吐出すると、液体が細かい粒子となって筒状体９２
内に霧状に拡散噴射され、噴霧粒子の一部は棒状衝壁９
３及び中央の連結部に衝突して更に小さな粒子になって
飛散し、筒状体９２内を撹拌する。この結果、噴霧粒子
と空気流入路９４から筒状体９２に流入した空気が筒状
体９２内で混合されて泡となり、この泡が、棒状衝壁９
３等に衝突せずに直進する噴霧粒子と混合して開口９５
から噴射される。
ーを操作して発泡性の液体を吐出ノズル９１から渦流化
して吐出すると、液体が細かい粒子となって筒状体９２
内に霧状に拡散噴射され、噴霧粒子の一部は棒状衝壁９
３及び中央の連結部に衝突して更に小さな粒子になって
飛散し、筒状体９２内を撹拌する。この結果、噴霧粒子
と空気流入路９４から筒状体９２に流入した空気が筒状
体９２内で混合されて泡となり、この泡が、棒状衝壁９
３等に衝突せずに直進する噴霧粒子と混合して開口９５
から噴射される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の噴射装置で
は、常に液体を十分に泡立てて噴射するようになってい
る。
は、常に液体を十分に泡立てて噴射するようになってい
る。
【０００６】しかしながら、噴射する場所や使用者の好
みで、余り泡を立てないで噴射したい場合もある。従来
の噴射装置ではこのような場合に対応できなかった。本
発明はこのような従来の技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、噴射形態を切替可能な噴射装置の吐出部構
造を提供することを目的とする。
みで、余り泡を立てないで噴射したい場合もある。従来
の噴射装置ではこのような場合に対応できなかった。本
発明はこのような従来の技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、噴射形態を切替可能な噴射装置の吐出部構
造を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。 〈本発明の要旨〉 （１）本発明は、発泡性を有する液体を泡状にして噴射
する噴射装置の吐出部構造において、（イ）吐出ノズル
と、（ロ）前記吐出ノズルの上流側に設けられた旋回流
形成路と、（ハ）前記吐出ノズルの下流側に吐出ノズル
と同心上に設けられた混合路と、（ニ）前記混合路に空
気を流入せしめる空気流入路と、（ホ）前記混合路の下
流側に前記吐出ノズルに対向して配置されるとともに吐
出ノズルの前方位置から退避可能に設けられ、衝壁部及
び流通開口を有する衝突板、とを備えた噴射装置の吐出
部構造である（請求項１に対応）。
するために、以下の手段を採用した。 〈本発明の要旨〉 （１）本発明は、発泡性を有する液体を泡状にして噴射
する噴射装置の吐出部構造において、（イ）吐出ノズル
と、（ロ）前記吐出ノズルの上流側に設けられた旋回流
形成路と、（ハ）前記吐出ノズルの下流側に吐出ノズル
と同心上に設けられた混合路と、（ニ）前記混合路に空
気を流入せしめる空気流入路と、（ホ）前記混合路の下
流側に前記吐出ノズルに対向して配置されるとともに吐
出ノズルの前方位置から退避可能に設けられ、衝壁部及
び流通開口を有する衝突板、とを備えた噴射装置の吐出
部構造である（請求項１に対応）。
【０００８】空気流入路の開口端は吐出ノズルの近くに
配置するのが、液体と空気の混合効果を高める点から好
ましい。噴射装置のポンプ駆動機構は、トリガー式やス
クイズ式等どのようなタイプであってもよい。
配置するのが、液体と空気の混合効果を高める点から好
ましい。噴射装置のポンプ駆動機構は、トリガー式やス
クイズ式等どのようなタイプであってもよい。
【０００９】（２）又、本発明は、（１）記載の噴射装
置の吐出部構造において、前記吐出ノズルと旋回流形成
路と混合路と空気流入路とを有する先端構成部材を備
え、この先端構成部材に前記衝突板が回動可能に取り付
けられていることを特徴とする噴射装置の吐出部構造で
ある（請求項２に対応）。
置の吐出部構造において、前記吐出ノズルと旋回流形成
路と混合路と空気流入路とを有する先端構成部材を備
え、この先端構成部材に前記衝突板が回動可能に取り付
けられていることを特徴とする噴射装置の吐出部構造で
ある（請求項２に対応）。
【００１０】（３）又、本発明は、（１）または（２）
に記載の噴射装置の吐出部構造において、前記衝突板
は、衝突板を吐出ノズルに対向して配置した場合に前記
混合路を実質的に延長せしめる延長路を備え、この延長
路の下流側に前記衝壁部及び流通開口を備えていること
を特徴とする噴射装置の吐出部構造である（請求項３に
対応）。
に記載の噴射装置の吐出部構造において、前記衝突板
は、衝突板を吐出ノズルに対向して配置した場合に前記
混合路を実質的に延長せしめる延長路を備え、この延長
路の下流側に前記衝壁部及び流通開口を備えていること
を特徴とする噴射装置の吐出部構造である（請求項３に
対応）。
【００１１】（４）又、本発明は（１）または（２）ま
たは（３）に記載の噴射装置の吐出部構造において、前
記衝突板の衝壁部は、前記吐出ノズルの中心延長線上に
集束する方向に向かって延びる複数の棒状衝壁で構成さ
れており、前記流通開口は、棒状衝壁と棒状衝壁の間、
及び吐出ノズルの中心延長線上に形成されていることを
特徴とする噴射装置の吐出部構造である（請求項４に対
応）。
たは（３）に記載の噴射装置の吐出部構造において、前
記衝突板の衝壁部は、前記吐出ノズルの中心延長線上に
集束する方向に向かって延びる複数の棒状衝壁で構成さ
れており、前記流通開口は、棒状衝壁と棒状衝壁の間、
及び吐出ノズルの中心延長線上に形成されていることを
特徴とする噴射装置の吐出部構造である（請求項４に対
応）。
【００１２】〈本発明の利用可能性〉本発明は、液体洗
剤等を泡状あるいは霧状にして噴射する噴射装置として
利用可能である。
剤等を泡状あるいは霧状にして噴射する噴射装置として
利用可能である。
【００１３】
〈本発明の作用〉旋回流形成路を通った液体は旋回流と
なって吐出ノズルから混合路に噴射され、この時に液体
は遠心力により細かい噴霧粒子となって拡散する。吐出
ノズルからの液体の噴射によって吐出ノズル近傍が負圧
化され、これによって空気流入路から空気が混合路内に
流入する。
なって吐出ノズルから混合路に噴射され、この時に液体
は遠心力により細かい噴霧粒子となって拡散する。吐出
ノズルからの液体の噴射によって吐出ノズル近傍が負圧
化され、これによって空気流入路から空気が混合路内に
流入する。
【００１４】衝突板を吐出ノズルと対向して配置した場
合には、混合路に噴射された噴霧粒子の一部が混合路及
び衝突板の衝壁部に衝突して飛散し、混合路内を撹拌す
る。その結果、液体の噴霧粒子と空気が混合路内で十分
に混合されて泡となり、この泡が、衝壁部等に衝突せず
に直進する噴霧粒子と混合して流通開口から噴射され
る。このように衝突板を閉じた場合には、混合路内が十
分に撹拌されるので、液体洗剤が十分に泡立つ。
合には、混合路に噴射された噴霧粒子の一部が混合路及
び衝突板の衝壁部に衝突して飛散し、混合路内を撹拌す
る。その結果、液体の噴霧粒子と空気が混合路内で十分
に混合されて泡となり、この泡が、衝壁部等に衝突せず
に直進する噴霧粒子と混合して流通開口から噴射され
る。このように衝突板を閉じた場合には、混合路内が十
分に撹拌されるので、液体洗剤が十分に泡立つ。
【００１５】一方、衝突板を吐出ノズルの前方位置から
退避させた場合には、混合路に噴射された噴霧粒子が衝
突可能な部分は混合路の内周面だけであるので、混合路
内を撹拌する作用が弱く、泡立ちも少ない。
退避させた場合には、混合路に噴射された噴霧粒子が衝
突可能な部分は混合路の内周面だけであるので、混合路
内を撹拌する作用が弱く、泡立ちも少ない。
【００１６】衝突板に、衝突板を吐出ノズルに対向して
配置した場合に前記混合路を実質的に延長せしめる延長
路を設けた場合には、衝突板の流通開口から噴射される
泡の拡散を小さくすることができる。
配置した場合に前記混合路を実質的に延長せしめる延長
路を設けた場合には、衝突板の流通開口から噴射される
泡の拡散を小さくすることができる。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１から図１６の図
面に基いて説明する。 〔噴射装置の構成〕図３は本発明の噴射装置の外観側面
図である。噴射装置は液体洗剤（発泡性の液体）が充填
された容器１００の口部にキャップ１１０によって取り
付けられている。
面に基いて説明する。 〔噴射装置の構成〕図３は本発明の噴射装置の外観側面
図である。噴射装置は液体洗剤（発泡性の液体）が充填
された容器１００の口部にキャップ１１０によって取り
付けられている。
【００１８】噴射装置はトリガー式であり、フレーム１
と、図示しないスプリングによって前方に付勢されたト
リガー２と、フレーム１の先端に取り付けられた先端構
成部材２０とを備えている。この噴射装置では、トリガ
ー２が前方にスプリングバックする時に、容器１００内
の液体洗剤がフレーム１内にポンプアップされ、トリガ
ー２を手前に引くと、フレーム２内にポンプアップされ
た液体洗剤が先端構成部材２０の先端から泡状に噴射さ
れるようになっている。
と、図示しないスプリングによって前方に付勢されたト
リガー２と、フレーム１の先端に取り付けられた先端構
成部材２０とを備えている。この噴射装置では、トリガ
ー２が前方にスプリングバックする時に、容器１００内
の液体洗剤がフレーム１内にポンプアップされ、トリガ
ー２を手前に引くと、フレーム２内にポンプアップされ
た液体洗剤が先端構成部材２０の先端から泡状に噴射さ
れるようになっている。
【００１９】図１は噴射装置の吐出部の縦断面図（図２
のＩ−Ｉ断面図）であり、図２は同正面図である。フレ
ーム１はその先端部に吐出管部３を備えており、この吐
出管部３に支持体１０が固定されている。
のＩ−Ｉ断面図）であり、図２は同正面図である。フレ
ーム１はその先端部に吐出管部３を備えており、この吐
出管部３に支持体１０が固定されている。
【００２０】〈支持体〉図４は支持体１０の縦断面図
（図５のII−II断面図）であり、図５は同正面図であ
る。支持体１０は、仕切板１１を間に挟んでその両側に
基筒部１２と保持筒部１３が偏心して設けられた構成に
なっていて、基筒部１２が前記吐出管部３の外側にシー
ル状態に嵌着固定されている。
（図５のII−II断面図）であり、図５は同正面図であ
る。支持体１０は、仕切板１１を間に挟んでその両側に
基筒部１２と保持筒部１３が偏心して設けられた構成に
なっていて、基筒部１２が前記吐出管部３の外側にシー
ル状態に嵌着固定されている。
【００２１】基筒部１２と保持筒部１３は仕切板１１に
設けられた貫通口１４によって連通している。又、仕切
板１１からは保持筒部１３の内側にこれと同心上に配さ
れた円柱状の軸部１５が突出している。軸部１５の先部
外周面には、軸線方向に沿って軸部１５の先端面まで延
びる２つの縦溝１６，１６が互いに周方向に１８０度離
間して設けられている。
設けられた貫通口１４によって連通している。又、仕切
板１１からは保持筒部１３の内側にこれと同心上に配さ
れた円柱状の軸部１５が突出している。軸部１５の先部
外周面には、軸線方向に沿って軸部１５の先端面まで延
びる２つの縦溝１６，１６が互いに周方向に１８０度離
間して設けられている。
【００２２】〈先端構成部材〉支持体１０の保持筒部１
３には先端構成部材２０が取り付けられている。図６は
先端構成部材２０の縦断面図（図７のIII−III断面図）
であり、図７は同正面図であり、図８は同背面図であ
り、図９は図７のIV−IV断面図である。
３には先端構成部材２０が取り付けられている。図６は
先端構成部材２０の縦断面図（図７のIII−III断面図）
であり、図７は同正面図であり、図８は同背面図であ
り、図９は図７のIV−IV断面図である。
【００２３】先端構成部材２０は中央に吐出ノズル２１
が貫通形成された縦壁部２２を有し、この縦壁部２２か
ら、吐出ノズル２１と同心上に配された円環状の内筒部
２３と中筒部２４と外筒部２５が後方に突出している。
が貫通形成された縦壁部２２を有し、この縦壁部２２か
ら、吐出ノズル２１と同心上に配された円環状の内筒部
２３と中筒部２４と外筒部２５が後方に突出している。
【００２４】内筒部２３の底面部２９には、吐出ノズル
２１と同心上の円形の小径凹部２６と、この小径凹部２
６から小径凹部２６内周面の接線方向外方へ互いに逆方
向に延びる２つの溝（旋回流形成路）２７，２７が形成
されている。又、内筒部２３の先部内周面には、内筒部
２３の先端面から底面部２９の手前まで直線的に延びる
２つの縦溝２８，２８が、互いに周方向に１８０度離間
して設けられている。前記溝２７，２７はそれぞれ縦溝
２８，２８の延長上に位置している。
２１と同心上の円形の小径凹部２６と、この小径凹部２
６から小径凹部２６内周面の接線方向外方へ互いに逆方
向に延びる２つの溝（旋回流形成路）２７，２７が形成
されている。又、内筒部２３の先部内周面には、内筒部
２３の先端面から底面部２９の手前まで直線的に延びる
２つの縦溝２８，２８が、互いに周方向に１８０度離間
して設けられている。前記溝２７，２７はそれぞれ縦溝
２８，２８の延長上に位置している。
【００２５】先端構成部材２０は、内筒部２３内に前記
支持体１０の軸部１５を回動可能に密嵌させ、中筒部２
４の外周面を支持体１０の保持筒部１３の先部内周面に
回動可能に密嵌させ、外筒部２５の内周面に設けた係止
環３０を保持筒部１３の外周面に設けた係止環１７に係
止させることによって、支持体１０に回動可能且つ離脱
不能に取り付けられている。そして、支持体１０の軸部
１５の先端面は内筒部２３の底面部２９に当接し、小径
凹部２６を塞いでいる。
支持体１０の軸部１５を回動可能に密嵌させ、中筒部２
４の外周面を支持体１０の保持筒部１３の先部内周面に
回動可能に密嵌させ、外筒部２５の内周面に設けた係止
環３０を保持筒部１３の外周面に設けた係止環１７に係
止させることによって、支持体１０に回動可能且つ離脱
不能に取り付けられている。そして、支持体１０の軸部
１５の先端面は内筒部２３の底面部２９に当接し、小径
凹部２６を塞いでいる。
【００２６】先端構成部材２０を支持体１０に対して回
転することによって、支持体１０の縦溝１６の後端部と
先端構成部材２０の縦溝２８の先端部を合致させたり食
い違わせたりすることができるようになっている。
転することによって、支持体１０の縦溝１６の後端部と
先端構成部材２０の縦溝２８の先端部を合致させたり食
い違わせたりすることができるようになっている。
【００２７】図１は縦溝１６の後端部と縦溝２８の先端
部を合致させた状態を示しており、この時、縦溝１６を
介して溝２７と縦溝２８が接続される。両縦溝１６，２
８を食い違うように位置させると、縦溝２８が軸部１５
の外周面によって塞がれるとともに、縦溝１６が内筒部
２３の内周面によって塞がれるので、縦溝１６と縦溝２
８の間は遮断される。
部を合致させた状態を示しており、この時、縦溝１６を
介して溝２７と縦溝２８が接続される。両縦溝１６，２
８を食い違うように位置させると、縦溝２８が軸部１５
の外周面によって塞がれるとともに、縦溝１６が内筒部
２３の内周面によって塞がれるので、縦溝１６と縦溝２
８の間は遮断される。
【００２８】又、先端構成部材２０の縦壁部２２からは
中空の突出部３１と殻壁部３２が前方に突出している。
突出部３１の内側には吐出ノズル２１と同心上に、吐出
ノズル２１に連なる円形の小径凹部３３と大径凹部３４
が形成されている。殻壁部３２は突出部３１の外側に設
けられており、その先端は突出部３１よりも前方に突き
出ている。
中空の突出部３１と殻壁部３２が前方に突出している。
突出部３１の内側には吐出ノズル２１と同心上に、吐出
ノズル２１に連なる円形の小径凹部３３と大径凹部３４
が形成されている。殻壁部３２は突出部３１の外側に設
けられており、その先端は突出部３１よりも前方に突き
出ている。
【００２９】小径凹部３３の内周面には４つの空気孔
（空気流入路）３５が設けられており、各空気孔３５は
殻壁部３２の外周面に開口する空気通路３６に連なって
いる。殻壁部３２は、上部及び下部に切欠部３７，３８
を有するとともに、上側の切欠部３７の両側に位置する
部位に貫通孔３９，３９を有し、下側の切欠部３８の両
側に位置する部位に貫通孔４０，４０を有している。
（空気流入路）３５が設けられており、各空気孔３５は
殻壁部３２の外周面に開口する空気通路３６に連なって
いる。殻壁部３２は、上部及び下部に切欠部３７，３８
を有するとともに、上側の切欠部３７の両側に位置する
部位に貫通孔３９，３９を有し、下側の切欠部３８の両
側に位置する部位に貫通孔４０，４０を有している。
【００３０】〈衝突板〉先端構成部材２０の先端部には
衝突板５０が取り付けられている。図１０は衝突板５０
の側面図であり、図１１は同背面図（図１０の右側から
見た図）であり、図１２は図１１のV−V断面図である。
衝突板５０が取り付けられている。図１０は衝突板５０
の側面図であり、図１１は同背面図（図１０の右側から
見た図）であり、図１２は図１１のV−V断面図である。
【００３１】衝突板５０は上部に一対の支軸部５１，５
１を備え、この支軸部５１，５１を先端構成部材２０の
貫通孔３９，３９に嵌入することによって、上下回動可
能に支持されている。尚、支軸部５１は貫通孔３９に若
干きつ目に嵌合しており、衝突板５０が不用意に回転し
ないようになっている。
１を備え、この支軸部５１，５１を先端構成部材２０の
貫通孔３９，３９に嵌入することによって、上下回動可
能に支持されている。尚、支軸部５１は貫通孔３９に若
干きつ目に嵌合しており、衝突板５０が不用意に回転し
ないようになっている。
【００３２】衝突板５０は、図１及び図２に示すように
垂下させた状態（以下、これを衝突板５０を閉じた状態
という）において、先端構成部材２０の殻壁部３２内に
ぴったり収まる形状及び大きさに形成されており、この
時に衝突板５０の下部に設けた舌片部５２が殻壁部３２
よりも若干下方に突出し、舌片部５２の両側部に設けた
係止突起５３，５３が殻壁部３２の貫通孔４０，４０に
係合して衝突板５０を閉じ状態にロックできるようにな
っている。
垂下させた状態（以下、これを衝突板５０を閉じた状態
という）において、先端構成部材２０の殻壁部３２内に
ぴったり収まる形状及び大きさに形成されており、この
時に衝突板５０の下部に設けた舌片部５２が殻壁部３２
よりも若干下方に突出し、舌片部５２の両側部に設けた
係止突起５３，５３が殻壁部３２の貫通孔４０，４０に
係合して衝突板５０を閉じ状態にロックできるようにな
っている。
【００３３】又、衝突板５０は、衝突板５０を閉じた状
態において吐出ノズル２１と同心上に位置する貫通孔
（延長路）５４を有している。貫通孔５４の内径は先端
構成部材２０の大径凹部３４の内径より若干大きく、貫
通孔５４の後部側は更に大径の段差孔５５になってい
て、衝突板５０を閉じた状態では、段差孔５５内に先端
構成部材２０の突出部３１の先端が進入し、段差面に接
近して位置するようになっている。
態において吐出ノズル２１と同心上に位置する貫通孔
（延長路）５４を有している。貫通孔５４の内径は先端
構成部材２０の大径凹部３４の内径より若干大きく、貫
通孔５４の後部側は更に大径の段差孔５５になってい
て、衝突板５０を閉じた状態では、段差孔５５内に先端
構成部材２０の突出部３１の先端が進入し、段差面に接
近して位置するようになっている。
【００３４】衝突板５０の先端面側には、貫通孔５４の
先部内周面から貫通孔５４の中心に向かって延びる５つ
の棒状衝壁（衝壁部）５６が等間隔に設けられている。
各棒状衝壁５６の先端は互いに離間して位置しており、
棒状衝壁５６によって貫通孔５４の先端部分は、中央の
開口部（流通開口）５７とその周りの５つの扇形の開口
部（流通開口）５８として開口する。
先部内周面から貫通孔５４の中心に向かって延びる５つ
の棒状衝壁（衝壁部）５６が等間隔に設けられている。
各棒状衝壁５６の先端は互いに離間して位置しており、
棒状衝壁５６によって貫通孔５４の先端部分は、中央の
開口部（流通開口）５７とその周りの５つの扇形の開口
部（流通開口）５８として開口する。
【００３５】〔噴射装置の作用〕次に、この噴射装置の
作用を説明する。先端構成部材２０を回転して支持体１
０の縦溝１６と先端構成部材２０の縦溝２８とを接続
し、トリガー２を手前に引くと、容器１００の液体洗剤
がポンプアップされて吐出管部３に圧送される。この液
体洗剤は吐出管部３から支持体１０の基筒部１２、貫通
口１４、保持筒部１３を通り、更に縦溝１６，２８及び
溝２７を通って小径凹部２６内に流入する。
作用を説明する。先端構成部材２０を回転して支持体１
０の縦溝１６と先端構成部材２０の縦溝２８とを接続
し、トリガー２を手前に引くと、容器１００の液体洗剤
がポンプアップされて吐出管部３に圧送される。この液
体洗剤は吐出管部３から支持体１０の基筒部１２、貫通
口１４、保持筒部１３を通り、更に縦溝１６，２８及び
溝２７を通って小径凹部２６内に流入する。
【００３６】液体洗剤は溝２７から小径凹部２６に流入
した時に高速旋回流となり、高速旋回しながら吐出ノズ
ル２１を流れていく。吐出ノズル２１を出た液体洗剤は
遠心力によって拡散しながら細かい粒子となって小径凹
部３３及び大径凹部３４内に噴射される。吐出ノズル２
１から液体洗剤が噴射されると小径凹部３３内が負圧化
され、これによって空気孔３５から小径凹部３３内に空
気が流入する。
した時に高速旋回流となり、高速旋回しながら吐出ノズ
ル２１を流れていく。吐出ノズル２１を出た液体洗剤は
遠心力によって拡散しながら細かい粒子となって小径凹
部３３及び大径凹部３４内に噴射される。吐出ノズル２
１から液体洗剤が噴射されると小径凹部３３内が負圧化
され、これによって空気孔３５から小径凹部３３内に空
気が流入する。
【００３７】この噴射装置では、衝突板５０の開閉によ
って液体洗剤の噴霧形態を適宜選択することができる。
以下、これについて説明する。
って液体洗剤の噴霧形態を適宜選択することができる。
以下、これについて説明する。
【００３８】〈衝突板５０を閉じた場合〉図１３は、吐
出ノズル２１の前方に衝突板５０を対向配置した場合に
おける液体洗剤の噴射状態を示している。この場合に
は、先端構成部材２０の小径凹部３３と大径凹部３４と
衝突板５０の貫通孔５４によって混合路が構成され、吐
出ノズル２１から噴射された液体洗剤の噴霧粒子の一部
は、前記混合路の内周面や衝突板５０の棒状衝壁５６に
衝突して更に小さな粒子となって飛散し、混合路内を撹
拌する。その結果、液体洗剤の噴霧粒子と空気孔から流
入した空気が混合路内で混合されて泡となり、この泡
が、棒状衝壁５６等に衝突せずに直進する噴霧粒子と混
合して衝突板５０の開口部５７，５８から噴射される。
出ノズル２１の前方に衝突板５０を対向配置した場合に
おける液体洗剤の噴射状態を示している。この場合に
は、先端構成部材２０の小径凹部３３と大径凹部３４と
衝突板５０の貫通孔５４によって混合路が構成され、吐
出ノズル２１から噴射された液体洗剤の噴霧粒子の一部
は、前記混合路の内周面や衝突板５０の棒状衝壁５６に
衝突して更に小さな粒子となって飛散し、混合路内を撹
拌する。その結果、液体洗剤の噴霧粒子と空気孔から流
入した空気が混合路内で混合されて泡となり、この泡
が、棒状衝壁５６等に衝突せずに直進する噴霧粒子と混
合して衝突板５０の開口部５７，５８から噴射される。
【００３９】このように、衝突板５０を閉じた場合に
は、混合路内が十分に撹拌されるので、液体洗剤が十分
に泡立つ。又、吐出ノズル２１から混合路前端までの距
離が長く、しかも、拡散角度が狭められているので、開
口部５７，５８から噴射される泡及び噴霧粒子は殆ど拡
散せずに集束した状態で直進する。
は、混合路内が十分に撹拌されるので、液体洗剤が十分
に泡立つ。又、吐出ノズル２１から混合路前端までの距
離が長く、しかも、拡散角度が狭められているので、開
口部５７，５８から噴射される泡及び噴霧粒子は殆ど拡
散せずに集束した状態で直進する。
【００４０】図１４は、先端構成部材２０の前方約２５
〜３０ｃｍに位置する壁面Ｘ−Ｘに向け、衝突板５０を
閉じて液体洗剤を噴射した場合の液体洗剤の付着状態を
示すものであり、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は正面図であ
る。このように、液体洗剤は壁面の狭い範囲にまとまっ
てボリュームのある泡となって吹き付けられる。
〜３０ｃｍに位置する壁面Ｘ−Ｘに向け、衝突板５０を
閉じて液体洗剤を噴射した場合の液体洗剤の付着状態を
示すものであり、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は正面図であ
る。このように、液体洗剤は壁面の狭い範囲にまとまっ
てボリュームのある泡となって吹き付けられる。
【００４１】〈衝突板５０を開けた場合〉図１５は、衝
突板５０を上方に回転して吐出ノズル２１の前方から退
避させた場合における液体洗剤の噴射状態を示してい
る。この場合には、先端構成部材２０の小径凹部３３と
大径凹部３４によって混合路が構成される。したがっ
て、衝突板５０を閉じた時よりも混合路の全長が短い。
突板５０を上方に回転して吐出ノズル２１の前方から退
避させた場合における液体洗剤の噴射状態を示してい
る。この場合には、先端構成部材２０の小径凹部３３と
大径凹部３４によって混合路が構成される。したがっ
て、衝突板５０を閉じた時よりも混合路の全長が短い。
【００４２】吐出ノズル２１から噴射された液体洗剤の
噴霧粒子の一部は、前記混合路の内周面に衝突して更に
小さな粒子となって飛散し、混合路内を撹拌する。しか
しながら、この場合には衝突板５０が退避しているの
で、噴霧粒子の飛散が衝突板５０を閉じた場合に比べて
少なく、混合路内を撹拌する作用も弱い。したがって液
体洗剤の泡立ちも少なくなる。この泡は、混合路の内周
面に衝突せずに直進する噴霧粒子と混合して先端構成部
材２０の大径凹部３４から噴射される。
噴霧粒子の一部は、前記混合路の内周面に衝突して更に
小さな粒子となって飛散し、混合路内を撹拌する。しか
しながら、この場合には衝突板５０が退避しているの
で、噴霧粒子の飛散が衝突板５０を閉じた場合に比べて
少なく、混合路内を撹拌する作用も弱い。したがって液
体洗剤の泡立ちも少なくなる。この泡は、混合路の内周
面に衝突せずに直進する噴霧粒子と混合して先端構成部
材２０の大径凹部３４から噴射される。
【００４３】このように、衝突板５０を退避させた場合
には、吐出ノズル２１から混合路前端までの距離が短
く、拡散角度が広がるので、泡及び噴霧粒子は大径凹部
３４から拡散しながら噴射される。
には、吐出ノズル２１から混合路前端までの距離が短
く、拡散角度が広がるので、泡及び噴霧粒子は大径凹部
３４から拡散しながら噴射される。
【００４４】図１６は、先端構成部材２０の前方約２５
〜３０ｃｍに位置する壁面Ｘ−Ｘに向け、衝突板５０を
退避させて液体洗剤を噴射した場合の液体洗剤の付着状
態を示すものであり、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は正面図
である。このように、液体洗剤は壁面の広い範囲に吹き
付けられ、中央部分が泡状でその周囲が霧状となって薄
く広がって付着する。
〜３０ｃｍに位置する壁面Ｘ−Ｘに向け、衝突板５０を
退避させて液体洗剤を噴射した場合の液体洗剤の付着状
態を示すものであり、（Ａ）は側面図、（Ｂ）は正面図
である。このように、液体洗剤は壁面の広い範囲に吹き
付けられ、中央部分が泡状でその周囲が霧状となって薄
く広がって付着する。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吐出ノズルに対向配置した衝突板を、吐出ノズルの前方
位置から退避可能に設けたことにより、液体を十分に泡
立たせて噴射するか、あるいは、余り泡立たせずに噴射
するかを、適宜選択することができるという優れた効果
が奏される。
吐出ノズルに対向配置した衝突板を、吐出ノズルの前方
位置から退避可能に設けたことにより、液体を十分に泡
立たせて噴射するか、あるいは、余り泡立たせずに噴射
するかを、適宜選択することができるという優れた効果
が奏される。
【００４６】又、衝突板に、衝突板を吐出ノズルに対向
して配置した場合に前記混合路を実質的に延長せしめる
延長路を設けた場合には、衝突板の流通開口から噴射さ
れる泡の拡散を小さくすることができるという効果があ
る。
して配置した場合に前記混合路を実質的に延長せしめる
延長路を設けた場合には、衝突板の流通開口から噴射さ
れる泡の拡散を小さくすることができるという効果があ
る。
【図１】本発明の噴射装置の吐出部の組立縦断面図（図
２のＩ−Ｉ断面図）である。
２のＩ−Ｉ断面図）である。
【図２】本発明の噴射装置の吐出部の組立正面図であ
る。
る。
【図３】本発明の噴射装置を容器に装着した状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図４】本発明の噴射装置の支持体の縦断面図（図５の
II−II断面図）である。
II−II断面図）である。
【図５】本発明の噴射装置の支持体の正面図である。
【図６】本発明の噴射装置の先端構成部材の縦断面図
（図７のIII−III断面図）である。
（図７のIII−III断面図）である。
【図７】本発明の噴射装置の先端構成部材の正面図であ
る。
る。
【図８】本発明の噴射装置の先端構成部材の背面図であ
る。
る。
【図９】図７のIV−IV断面図である
【図１０】本発明の噴射装置の衝突板の側面図である。
【図１１】本発明の噴射装置の衝突板の背面図である。
【図１２】図１１のV−V断面図である
【図１３】衝突板を吐出ノズルに対向配置した時の噴射
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図１４】衝突板を吐出ノズルに対向配置して噴射した
時の壁面への泡の付着状態を示す図であり、（Ａ）は側
面図、（Ｂ）は正面図であるる。
時の壁面への泡の付着状態を示す図であり、（Ａ）は側
面図、（Ｂ）は正面図であるる。
【図１５】衝突板を吐出ノズルの前方から退避させた時
の噴射状態を示す図である。
の噴射状態を示す図である。
【図１６】衝突板を吐出ノズルの前方から退避させて噴
射した時の壁面への泡の付着状態を示す図であり、
（Ａ）は側面図、（Ｂ）は正面図であるる。
射した時の壁面への泡の付着状態を示す図であり、
（Ａ）は側面図、（Ｂ）は正面図であるる。
【図１７】従来の噴射装置の縦断面図である。
【図１８】従来の噴射装置の正面図である。
２０ 先端構成部材 ２１ 吐出ノズル ２７ 溝（旋回流形成路） ３３ 小径凹部（混合路） ３４ 大径凹部（混合路） ３５ 空気孔（空気流入路） ５０ 衝突板 ５４ 貫通孔（延長路） ５６ 棒状衝壁（衝壁部） ５７ 開口部（流通開口） ５８ 開口部（流通開口）
Claims (4)
- 【請求項１】 発泡性を有する液体を泡状にして噴射す
る噴射装置の吐出部構造において、（イ）吐出ノズル
と、（ロ）前記吐出ノズルの上流側に設けられた旋回流
形成路と、（ハ）前記吐出ノズルの下流側に吐出ノズル
と同心上に設けられた混合路と、（ニ）前記混合路に空
気を流入せしめる空気流入路と、（ホ）前記混合路の下
流側に前記吐出ノズルに対向して配置されるとともに吐
出ノズルの前方位置から退避可能に設けられ、衝壁部及
び流通開口を有する衝突板、とを備えた噴射装置の吐出
部構造。 - 【請求項２】 請求項１に記載の噴射装置の吐出部構造
において、前記吐出ノズルと旋回流形成路と混合路と空
気流入路とを有する先端構成部材を備え、この先端構成
部材に前記衝突板が回動可能に取り付けられていること
を特徴とする噴射装置の吐出部構造。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載の噴射装置の吐
出部構造において、前記衝突板は、衝突板を吐出ノズル
に対向して配置した場合に前記混合路を実質的に延長せ
しめる延長路を備え、この延長路の下流側に前記衝壁部
及び流通開口を備えていることを特徴とする噴射装置の
吐出部構造。 - 【請求項４】 請求項１から３のいずれかに記載の噴射
装置の吐出部構造において、前記衝突板の衝壁部は、前
記吐出ノズルの中心延長線上に集束する方向に向かって
延びる複数の棒状衝壁で構成されており、前記流通開口
は、棒状衝壁と棒状衝壁の間、及び吐出ノズルの中心延
長線上に形成されていることを特徴とする噴射装置の吐
出部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20732394A JP3524165B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 噴射装置の吐出部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20732394A JP3524165B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 噴射装置の吐出部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0871463A true JPH0871463A (ja) | 1996-03-19 |
| JP3524165B2 JP3524165B2 (ja) | 2004-05-10 |
Family
ID=16537866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20732394A Expired - Fee Related JP3524165B2 (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | 噴射装置の吐出部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3524165B2 (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004329991A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴出器 |
| JP2005238205A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴霧器用ノズル |
| JP2005305318A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 噴出ノズル |
| JP2011045885A (ja) * | 2010-10-22 | 2011-03-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴出器 |
| JP2011050955A (ja) * | 2010-10-22 | 2011-03-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴出器 |
| JP2011057294A (ja) * | 2010-10-22 | 2011-03-24 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴出器 |
| JP2011177636A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 液体噴霧器及び噴霧ヘッド |
| WO2017038457A1 (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | シャープ株式会社 | ノズル、流体噴出装置、洗浄機器、洗濯機 |
| JP2019104508A (ja) * | 2017-12-11 | 2019-06-27 | 花王株式会社 | トリガー式液体噴出器 |
| JP2019171338A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式液体噴出器 |
| JP2020196496A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式液体噴出器 |
| JP2020196473A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式液体噴出器 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20732394A patent/JP3524165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004329991A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴出器 |
| JP2005238205A (ja) * | 2004-02-27 | 2005-09-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴霧器用ノズル |
| JP4552458B2 (ja) * | 2004-02-27 | 2010-09-29 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式噴霧器用ノズル |
| JP2005305318A (ja) * | 2004-04-22 | 2005-11-04 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 噴出ノズル |
| JP4578141B2 (ja) * | 2004-04-22 | 2010-11-10 | 株式会社吉野工業所 | 噴出ノズル |
| JP2011177636A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 液体噴霧器及び噴霧ヘッド |
| JP2011050955A (ja) * | 2010-10-22 | 2011-03-17 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴出器 |
| JP2011057294A (ja) * | 2010-10-22 | 2011-03-24 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴出器 |
| JP2011045885A (ja) * | 2010-10-22 | 2011-03-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | トリガー式噴出器 |
| WO2017038457A1 (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | シャープ株式会社 | ノズル、流体噴出装置、洗浄機器、洗濯機 |
| JP2019104508A (ja) * | 2017-12-11 | 2019-06-27 | 花王株式会社 | トリガー式液体噴出器 |
| JP2019171338A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式液体噴出器 |
| JP2020196496A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式液体噴出器 |
| JP2020196473A (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社吉野工業所 | トリガー式液体噴出器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3524165B2 (ja) | 2004-05-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2597410B2 (ja) | 引き金式噴霧器用のバレルスクリーンインサートを有するフォームオフ・ノズル構造 | |
| JP3524165B2 (ja) | 噴射装置の吐出部構造 | |
| US7222802B2 (en) | Dual sprayer with external mixing chamber | |
| EP1103307B1 (en) | Sprayer comprising a collision plate | |
| JPS62216659A (ja) | ２ピ−ス発泡ノズル組立体 | |
| JP2011167640A (ja) | シャワー装置 | |
| JP2014133043A (ja) | シャワーヘッド | |
| JP2020151390A (ja) | シャワーヘッド | |
| JPH09239299A (ja) | 二流体ノズル | |
| US5234167A (en) | One-piece foamer nozzle | |
| KR900004592B1 (ko) | 공기 유도식 분무기 | |
| JPH04363162A (ja) | 噴霧器装着用発泡ノズル | |
| WO2022062082A1 (zh) | 出水装置及出水设备 | |
| JPH11104529A (ja) | 気液噴射装置 | |
| JPH09313997A (ja) | トリガー式噴霧器用泡発生ノズル装置 | |
| TW201200687A (en) | Water discharge apparatus | |
| JP2016154733A (ja) | 泡消火設備用泡ノズル | |
| JP5633784B2 (ja) | シャワー装置 | |
| JP2607321Y2 (ja) | 噴出器 | |
| JPH0453806Y2 (ja) | ||
| JP5633785B2 (ja) | シャワー装置 | |
| JP2011092894A (ja) | 吐出器 | |
| CN117531611A (zh) | 出水装置 | |
| JPH0523230Y2 (ja) | ||
| JP2004105902A (ja) | フォーマーディスペンサー用噴射ノズル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040120 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040212 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |