JP2009011881A - トリガー式噴出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望する場合にのみ、使用者の要求に応じた適量の内容物を段階的に且つ確実に取り出すことができ、しかも、内容物の取り出しにあたって使い勝手の良いトリガー式噴出器を提供する。
【解決手段】操作レバー140は、ボディ110に対して回動可能に保持されるレバー本体部と、このレバー本体部に沿って押し込み及び引き出しの可能な把持部142とを有し、この把持部142は、把持部142を押し込んだ状態で操作レバー140を牽曳したときにその牽曳量をボディ110との接触により規制すると共に、把持部142を引き出すことで操作レバー140を牽曳したときにボディ110と接触しない牽曳量調整片142cを備え、更に、ノズル120は、軸線O周りに回転可能なアーム部123aを有し、このアーム部123aは、ノズル120を回転させることで牽曳量調整片142cと接触して操作レバー140としての牽曳を阻止するストッパ123sを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器の内容物を吸引、圧送するポンプを有し先端にノズルが設けられたボディと、このボディに回動可能に保持され、その牽曳と当該牽曳の解除との繰り返しによりポンプを駆動させる操作レバーとを有し、容器の内容物をノズルから噴出させるトリガー式噴出器に関するものである。
本願出願人は、新規なトリガー式噴出器として、ボディに対して回転可能なノズルに操作レバーの牽曳動作を阻止するストッパを設け、更に、操作レバーの背面に長溝を形成すると共に、この長溝に沿って移動可能なスライド部材を配置し、このスライド部材に、操作レバーの牽曳量を規制する牽曳量調整片を一体に設けたものを提案済みである(例えば、特許文献1参照。)
特開2004−329991号公報(図1、図2等)
こうした従来のトリガー式噴出器は、不使用時に誤って操作レバーを牽曳しても、その牽曳が阻止されるため、使用者の予期しない内容物の噴出防止に有効であると共に、内容物の噴出量を使用者の要求に応じて適宜調整可能であるため、内容物を取り出すにあたっての使い勝手の向上にも有効である。
このため、本願発明者は、こうした使用者の予期しない内容物の噴出を防止する機能と、その噴出量を調整する機能とを維持したまま、操作レバーの牽曳動作が容易になれば、所望する場合にのみ、使用者の要求に応じた適量の内容物を確実に取り出すことができ、しかも、内容物の取り出しにあたって使い勝手の良いトリガー式噴出器を提供できることを認識するに至った。
本発明は、こうした事実認識に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、所望する場合にのみ、使用者の要求に応じた適量の内容物を段階的に且つ確実に取り出すことができ、しかも、内容物の取り出しにあたって使い勝手の良いトリガー式噴出器を提供することにある。
本発明は、容器の内容物を吸引、圧送するポンプを有し先端にノズルが設けられたボディと、このボディに回動可能に保持され、その牽曳と当該牽曳の解除との繰り返しによりポンプを駆動させる操作レバーとを有し、容器の内容物をノズルから噴出させるトリガー式噴出器であって、前記操作レバーは、ボディに対して回動可能に保持されるレバー本体部と、このレバー本体部に沿って当該レバー本体部に対して押し込み及び引き出しの可能な把持部とを有し、この把持部は、当該把持部を押し込んだ状態で操作レバーを牽曳したときにその牽曳量をボディとの接触により規制すると共に、当該把持部を引き出すことで操作レバーを牽曳したときにボディと接触しない牽曳量調整片を備え、更に、前記ノズルは、内容物の噴出軸線周りに回転可能なアーム部を有し、このアーム部は、ノズルを回転させることで前記牽曳量調整片と接触して操作レバーとしての牽曳を阻止するストッパを備えることを特徴とするものである。
本発明において、前記牽曳量調整片は、把持部の両側からボディに向かって延在する突起部とすることができる。
また、本発明において、前記牽曳量調整片は、把持部の両側からボディに向かって延在する基部を有し、当該2つの基部の相互間を繋ぐ橋架部であってもよい。
本発明において、レバー本体部は、把持部に設けた開口部を貫通して当該開口部から露出する突片を備えることが好ましい。
本発明によれば、内容物の取り出しを望まない不使用時には、操作レバーのレバー本体部に沿ってその把持部を操作レバー(レバー本体部)の回動中心に向かって押し込んだ後、ノズルに設けたアーム部を内容物の噴出軸線周りに操作レバーに向かって回転させる。これにより、アーム部に備わるストッパが牽曳量調整片と接触する位置に配置されるので、操作レバーとしての牽曳を阻止できる。
一方、内容物の取り出しを望む使用時には、アーム部を操作レバーから遠ざかる向きに回転させることで、ストッパが牽曳量調整片と接触しない位置に配置されるので、操作レバーとしての牽曳が可能になる。
また、このとき、把持部は、操作レバー(レバー本体部)の回動中心に向かって押し込んだ状態であるため、操作レバーを牽曳することができる範囲は、牽曳量調整片がボディと接触するまでの範囲に規制される。即ち、使用者が操作レバーをいっぱいまで牽曳しても、その牽曳量は操作レバー本来の最大牽曳量ではないから、ノズルからの噴出量も最大噴出量となることはなく、ノズルからの噴出量を一定の値に抑えることができる。
これに対し、操作レバーのレバー本体部に沿ってその把持部を、操作レバー(レバー本体部)の回動中心から遠ざかる向きに引き出せば、操作レバーを牽曳しても、牽曳量調整片はボディと接触することはない。即ち、使用者が操作レバーをいっぱいまで牽曳すれば、その牽曳量は操作レバー本来の最大牽曳量であるから、ノズルからの噴出量も最大噴出量となり、ノズルからの噴出量を最大値にまで高めることができる。
しかも、把持部を引き出せば、操作レバー全体が伸張し、レバー本体部の回動中心から把持部の末端までの長さ、即ち、操作レバー全体としての回動中心から把持部末端までの長さが延長される。
即ち、操作レバーの把持部をレバー本体部に沿って引き出すことで、操作レバーを最大限まで牽曳することができると共に、操作レバーの長さが延長されることで、その回動に必要な牽曳力も比較的小さく済む。
従って、本発明によれば、所望する場合にのみ、使用者の要求に応じた適量の内容物を段階的に且つ確実に取り出すことができ、しかも、内容物の取り出しにあたって使い勝手の良いトリガー式噴出器を提供することができる。
本発明において、前記牽曳量調整片が、把持部の両側からボディに向かって延在する突起部であれば、ボディとの接触が左右均等に行なえるので、操作レバーを比較的強く牽曳しても、その牽曳を効果的に阻止することができる。
また、本発明において、前記牽曳量調整片が、把持部の両側からボディに向かって延在する基部を有し、当該2つの基部の相互間を繋ぐ橋架部であれば、牽曳量調整片の強度が上がることで、操作レバーを比較的強く牽曳しても、その牽曳を効果的に阻止することができる。また、かかる構成の場合、レバー本体や把持部等の組み付け時にバラツキが生じても、操作レバーを牽曳したときに牽曳量調整片がボディに接触しない等の作動不良を起こすことが無い。
また、本発明において、レバー本体部に、把持部に設けた開口部を貫通して当該開口部から露出する突片を設ければ、把持部の押し込み及び引き出しの位置を目視することができるため、内容物の取り出しにあたって使い勝手の良い。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図1(a),(b)はそれぞれ、本発明の一形態であるトリガー式噴霧器100の不使用状態を示す正面図及び側面図であり、図2は、トリガー式噴霧器100の不使用状態を示す縦断面図である。
また、図3(a),(b)はそれぞれ、トリガー式噴霧器100の少量噴霧可能状態及びその噴霧状態を示す縦断面図であり、更に、図4(a),(b)はそれぞれ、トリガー式噴霧器100の大量噴霧可能状態及びその噴霧状態を示す縦断面図である。
符号110は、容器20の口部にリングキャップCを介して取り付けられるボディである。ボディ110は、図2等に示すように、送給経路111を有し内容物の吸引、圧送するポンプPを備える。ポンプPは、開孔110aを介して送給経路111に通じるシリンダ112と、このシリンダ112内を摺動自在なピストン113との相互間にリターンスプリング114を配してなる。
また、ボディ110の内部には、容器20内に向かって垂下するディップチューブ115を有するインテーク116が配置されている。このインテーク116には、2つの開孔116a,116bが形成されており、インテーク116の内側が送給経路111の一部を構成する。
インテーク116の内部には、ポンプP内に生じた負圧により解放される吸入弁(玉形弁)117と、ポンプPから圧送された内容物の圧力により解放される排出弁(弾性弁)118とが配置されている。
符号120は、ボディ110に形成した送給経路111にスピンエレメント130を介してつながる噴射ノズルである。噴射ノズル120は、スピンエレメント130に取り付けるノズルベース121と、このノズルベース121の先端に取り付ける衝突板122と、ノズルベース121に一体に取り付けられるノズルカバー123からなる。
ノズルカバー123は、内容物の噴出軸線O(図2参照。)の周りに回転可能なアーム部123aを一体に有する。このアーム部123aは、ノズルカバー123を介してノズル120全体を回転させることで、後述の牽曳量調整片142cと接触して操作レバー140としての牽曳を阻止するストッパ123sを備える。
符号140は、ボディ110に回動可能に保持され、その牽曳及び当該牽曳の解除の繰り返しによりポンプPを駆動させる操作レバーである。
操作レバー140は、ボディ110の左右両側に設けたピン部110pによって回動可能に保持されるレバー本体部141と、このレバー本体部141の長手方向に沿って当該レバー本体部141に対して押し込み及び引き出しの可能な把持部142とを有する。
レバー本体部141は、その後側に、ピストン113に向かって延在する押圧片141aが一体に形成されている。この押圧片141aは、レバー本体部141の回動量に関わらず、ピストン113に常時接触している。これにより、ポンプPは、操作レバー140の牽曳によるピストン113の押し込み動作と、牽曳を解除したときのリターンスプリング114の弾性力によるピストン113の復帰動作とを繰り返すことができ、内容物の吸引、圧送が可能となる。
これに対し、把持部142は、レバー本体部141の前面及び左右側面を、その外側から取り囲む、前壁142aと2つの側壁142bとからなる。
把持部142の側壁142bには、その後側に、ボディ110に向かって延在し、把持部142の押し込み状態にて、操作レバー140を牽曳したときにその牽曳量をボディ110(本形態では、シリンダ112の先端部)との接触により規制する牽曳量調整片142cが一体に形成されている。この牽曳量調整片142cは、把持部142に対し、把持部142をレバー本体部141から引き出して操作レバー140を牽曳したときに、ボディ110と接触しない位置に配置されている。
牽曳量調整片142cは、把持部142の両側からボディ110に向かって延在する2つの突起部とある。
把持部142の押し込み及び引き出しは、例えば、以下に説明する固定手段Fにより規制される。
先ず、レバー本体部141には、図4等に示すように、その側面141bにそれぞれ、その外側に向かって延在する係合凸部141pが一体に形成されている。この係合凸部141pは、左右一対を一組として、レバー本体部141の長手方向に沿って間隔を空けて上下2箇所に形成されている。そして、左右一対を一組とした係合凸部141pがそれぞれ、固定手段Fの一方の構成要素となる。
これに対し、把持部142には、その側面142bの上端近傍にそれぞれ、その内側に向かって凹んだ係合凹部142nが一体に形成されている。この係合凹部142nは、左右一対を一組として、レバー本体部141の凸部141pを着脱可能に係合させる。そして、左右一対を一組とした係合凹部142nがそれぞれ、固定手段Fの他方の構成要素となる。
即ち、本形態の固定手段Fによれば、レバー本体部141に形成した係合凸部141pを、把持部142に形成した係合凹部142nに嵌合させることにより、レバー本体部141に対して把持部142を所定の押し込み位置及び引き出し位置に固定することができる。
また、かかる構成によれば、2つの凸部141pのうち、ピン部110pに対して近い側に形成した凸部141pは、内容物を取り出さない不使用時、又は、内容物を取り出す使用時であって内容物を少量だけ噴霧する時に、レバー本体部141に対して把持部142を固定するために利用され、また、ピン部110pに対して遠い側に形成した凸部141pは、内容物を取り出す使用時であって内容物を大量に噴霧する時に、レバー本体部141に対して把持部142を固定するために利用される。
本発明によれば、内容物の取り出しを望まない不使用時には、図1,2に示すように、操作レバー140のレバー本体部141に沿ってその把持部142を操作レバー(レバー本体部141)140の回動中心、即ち、ピン部110pに向かって押し込んだ後、ノズル120に設けたアーム部123aを内容物の噴出軸線O周りに操作レバー140に向かって回転させる。これにより、アーム部123aに備わるストッパ123sが牽曳量調整片142cと接触する位置に配置されるので、操作レバー140としての牽曳を阻止できる。
一方、内容物の取り出しを望む使用時には、図3に示すように、アーム部123aを操作レバー140から遠ざかる向きに回転させることで、ストッパ123sが牽曳量調整片142cと接触しない位置に配置されるので、操作レバー140としての牽曳が可能になる。
また、このとき、把持部142は、ピン部110pに向かって押し込んだ状態であるため、操作レバー140を牽曳することができる範囲は、図3(b)に示すように、牽曳量調整片142cがボディ110と接触するまでの範囲に規制される。即ち、使用者が操作レバー140をいっぱいまで牽曳しても、その牽曳量は操作レバー140本来の最大牽曳量ではないから、ノズル120からの噴出量も最大噴出量となることはなく、ノズル120からの噴出量を一定の値に抑えることができる。
これに対し、図4に示すように、操作レバー140のレバー本体部141に沿ってその把持部142を、ピン部110pから遠ざかる向きに引き出せば、操作レバー140を牽曳しても、牽曳量調整片142cはボディ110と接触することはない。即ち、使用者が操作レバー140をいっぱいまで牽曳すれば、その牽曳量は操作レバー140本来の最大牽曳量であるから、ノズル120からの噴出量も最大噴出量となり、ノズル120からの噴出量を最大値にまで高めることができる。
しかも、把持部142を引き出せば、操作レバー140全体が伸張し、ピン部110pから把持部142の末端までの長さ、即ち、操作レバー140全体としてのピン部110pから把持部142末端までの長さが延長される。
即ち、操作レバー140の把持部142をレバー本体部141に沿って引き出すことで、操作レバー140を最大限まで牽曳することができると共に、操作レバー140の長さが延長されることで、その回動に必要な牽曳力も比較的小さく済む。
従って、本形態によれば、所望する場合にのみ、使用者の要求に応じた適量の内容物を段階的に且つ確実に取り出すことができ、しかも、内容物の取り出しにあたって使い勝手の良いトリガー式噴出器を提供することができる。
なお、内容物の取り出しにあたっては、ノズルカバー123が、スピンエレメント130との相互間に、旋回流形成路を形成しこの旋回流形成路とつながる開孔121aを有することから、噴射ノズル120にて、スピンエレメント130との相互間で旋回流となった内容物が噴霧粒子として拡散室124で拡散したのち、その一部が衝突板122の後面に衝突し、拡散室124の噴霧粒子がさらに細かな粒子となって空気と共に攪拌されるため、拡散室124で泡となって噴射孔122aから噴射される。また、ノズル120からの噴出形態は、泡状以外にも霧状とすることもできる。
また、本形態の牽曳量調整片142cは、把持部142の両側からボディ110に向かって延在する突起部であるから、ボディ110との接触が左右均等に行なえるので、操作レバー140を比較的強く牽曳しても、その牽曳を効果的に阻止することができる。
ここで、図5(a),(b)はそれぞれ、操作レバー140の他の形態を示す要部斜視図である。
図5(a)の形態では、把持部142の前壁142aに、その長手方向に沿って延在する開口部A1が設けられる一方、レバー本体部141の前壁141aに、把持部142の開口部A1を貫通して当該開口部A1から露出する突片141dが一体に形成されている。なお、開口部A1及び突片141dはそれぞれ、図3(b)に示すように、把持部142の側壁142bと、レバー本体部141の側壁141cに設けても良い。この場合、把持部142の押し込み及び引き出しの位置を目視できるため、内容物の取り出しにあたって使い勝手が良い。
また、図6(a),(b)はそれぞれ、操作レバー140の更に他の形態を示す要部斜視図である。
本形態では、把持部142の一方の側壁142bに、その内側から突出したリブ142rが一体に形成されている。これにより、把持部142をレバー本体部141に被せると、レバー本体部141の一方の開放側側縁141eを乗り越えて、把持部142のリブ142rは、レバー本体部141に摺動可能にアンダーカット嵌合されるため、結果として、把持部142は、レバー本体部141に対して押し込み及び引き出し可能に保持固定される。
また、図7(a),(b)はそれぞれ、操作レバー140の更に他の形態を示す要部斜視図である。
本形態では、図5(a),(b)と同様、レバー本体部141の側壁141cにはそれぞれ、長手方向に沿って延在する縦長の突片141rが一体に形成されていると共に、把持部142の2つの側壁142bにはそれぞれ、長手方向に沿って延在し、突片141rが摺動可能に貫通する開口部A3が形成されている。
この場合、把持部142の押し込み及び引き出しの位置を目視できることに加え、把持部142をレバー本体部141に被せると、レバー本体部141の突片141rは把持部142の側壁142bを乗り越えて、開口部A3に沿って摺動可能に嵌合するため、把持部142は、レバー本体部141に対して押し込み及び引き出し可能に保持固定される。
また、本形態では、固定手段Fの一方の構成要素として、把持部142の前壁142aの後面に、この前壁142aを横切るように1つの凸部142pが一体に形成すると共に、固定手段Fの他方の構成要素として、レバー本体部141の前壁141aに、その長手方向に沿って間隔を空けた二箇所の位置にそれぞれ、2つの凹部141nが一体に形成されている。
即ち、本形態の固定手段Fによれば、把持部142に形成した凸部142pを、レバー本体部141に形成した凹部141nに嵌合させることにより、レバー本体部141に対して把持部142を所定の押し込み位置及び引き出し位置に固定することができる。
更に、本形態において、牽曳量調整片142cは、把持部142の両側からボディ110に向かって延在する基部142dを有し、当該2つの基部142dの相互間を繋ぐ橋架部である。この場合、牽曳量調整片142cの強度が上がることで、操作レバー140を比較的強く牽曳しても、その牽曳を効果的に阻止することができる。また、かかる構成の場合、レバー本体141や把持部142等の組み付け時にバラツキが生じても、操作レバー140を牽曳したときに牽曳量調整片142cがボディ110に接触しない等の作動不良を起こすことが無い。
上述したところは、本発明の好適な形態を示したものであるが、用途に応じて様々に設計変更することができる。例えば、本発明によれば、各形態にて説明した個々の要素は、トリガー式噴出器の用途等に応じて適宜組み合わせることができる。
(a),(b)はそれぞれ、本発明の一形態であるトリガー式噴霧器の不使用状態を示す正面図及び側面図である。 図1のトリガー式噴霧器の不使用状態を示す縦断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、図1のトリガー式噴霧器の少量噴霧可能状態及びその噴霧状態を示す縦断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、図1のトリガー式噴霧器の大量噴霧可能状態及びその噴霧状態を示す縦断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明に係る操作レバーの他の形態を示す要部斜視図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明に係る操作レバーの更に他の形態を示す要部斜視図である。 (a),(b)はそれぞれ、本発明に係る操作レバーの更に他の形態を示す要部斜視図である。
符号の説明
100 トリガー式噴出器
110 ボディ
120 噴射ノズル
121 ノズルベース
122 衝突板
123 ノズルカバー
123a アーム部
123s ストッパ
130 スピンエレメント
140 操作レバー
141 レバー本体部
141a 押圧片
141b レバー本体部前壁
141c レバー本体部側壁
141d 突片
141p 係合部
141r 突片
141n 凹部
142 把持部
142a 把持部前壁
142b 把持部側壁
142c 牽曳量調整片(突起部、橋架部)
142d 牽曳量調整片基部
142p 凸部
142n 貫通孔
A1 開口部
A2 開口部
A3 開口部
F 固定手段
P ポンプ

Claims (4)

  1. 容器の内容物を吸引、圧送するポンプを有し先端にノズルが設けられたボディと、このボディに回動可能に保持され、その牽曳と当該牽曳の解除との繰り返しによりポンプを駆動させる操作レバーとを有し、容器の内容物をノズルから噴出させるトリガー式噴出器であって、
    前記操作レバーは、ボディに対して回動可能に保持されるレバー本体部と、このレバー本体部に沿って当該レバー本体部に対して押し込み及び引き出しの可能な把持部とを有し、
    この把持部は、当該把持部を押し込んだ状態で操作レバーを牽曳したときにその牽曳量をボディとの接触により規制すると共に、
    当該把持部を引き出すことで操作レバーを牽曳したときにボディと接触しない牽曳量調整片を備え、更に、
    前記ノズルは、内容物の噴出軸線周りに回転可能なアーム部を有し、このアーム部は、ノズルを回転させることで前記牽曳量調整片と接触して操作レバーとしての牽曳を阻止するストッパを備えることを特徴とするトリガー式噴出器。
  2. 前記牽曳量調整片が、把持部の両側からボディに向かって延在する突起部であることを特徴とする請求項1に記載のトリガー式噴出器。
  3. 前記牽曳量調整片が、把持部の両側からボディに向かって延在する基部を有し、当該2つの基部の相互間を繋ぐ橋架部であることを特徴とする請求項1に記載のトリガー式噴出器。
  4. レバー本体部は、把持部に設けた開口部を貫通して当該開口部から露出する突片を備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載のトリガー式噴出器。
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