JP2004325873A - 画像形成装置 - Google Patents

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Tadaharu Kusumi
忠晴 楠美
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Abstract

【課題】画像形成装置の待機時の省エネルギー化と低騒音化に加えて、温度に対して最も敏感に反応する感光体の温度を実質的に監視することにより、画像形成動作時の省エネルギー化と低騒音化をも実現するように冷却ファンが制御される画像形成装置を提供する。
【解決手段】非記録媒体上の画像を熱で定着する定着器12の温度を検出する温度センサ12aと、定着器12により加熱された画像形成装置内の空気を冷却する冷却ファン14とを備えた画像形成装置において、画像形成動作が行われていない待機時は、画像形成動作時よりも低速で冷却ファン14を回転させ、画像形成動作が開始すると、温度センサ12aは定着器12の温度を検出し、検出された温度が低いほど、冷却ファン14は低速から高速回転に切り替わるタイミングが遅くなるように制御される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置の装置内を冷却する冷却ファンを搭載した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置では、感光体ドラムの表面を帯電、露光させて静電潜像を形成し、その静電潜像にトナーを付着させてから用紙に転写し、その用紙上のトナー画像を定着器によって加熱定着させるようになっている。
【0003】
このような画像形成装置は、定着器が加熱されて高温状態で維持されるため、その熱が画像形成装置の装置内にこもると、熱に対して敏感な構成部品や消耗材の特性が変化して、形成される画像の画質が劣化したり、所望する画像が形成されなくなったりすることもある。
【0004】
そのため、定着器の熱によって、このような悪影響が発生しないようにするため、冷却ファンが使用され、画像形成装置の装置内の空気を外部に排気したり、外部の空気を装置内に取り入れたりして、装置内の温度、特に温度に敏感な特性を有する構成部品や消耗材やその周囲の温度が所定の温度以上にならないようにしている。
【0005】
一方、環境保護の目的のため、画像形成装置のような事務機器には省エネルギー化とともに低騒音化が求められている。しかし、冷却ファンのように、空気を排出、或いは取り入れる冷却方法は、ファンの風切り音や流動空気の振動音が発生するため、冷却ファンのモータを静音化するだけでは限界がある。
【0006】
そのため、様々な冷却ファンの制御方法が提案、実施されている。最も一般的な方法は、通過する用紙によって吸熱されるため、定着器の加熱動作が頻繁に行われる画像形成動作時には、冷却ファンを高速回転させるようにし、定着器の温度を所定の温度に保つだけでよい待機時は、冷却ファンを低速回転に切り替える方法である。
【0007】
また、特許文献1によると、画像形成動作時の定着動作が完了した後に、定着器の温度を通常の定着温度よりも低い所定の値まで下げ、その低い定着器の温度に応じた低い回転数で冷却ファンを動作させることを提案している。そのため、上記した、定着器を所定の温度に保ちながら冷却ファンを低速回転させる方法よりも、より低い回転数で回転させることができるため、画像形成装置の待機時には更なる低騒音化と省エネルギー化を実現できる。
【0008】
【特許文献1】
特開平7−121089号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した最も一般的な従来の方法や特許文献1による方法は、基本的に、画像形成時は冷却ファンを高速で回転させ、待機時に、或いは待機時且つ画像形成終了後ある時間遅れてから低速に切り替えている。そのため、画像形成時と比較すると、冷却ファンによる省エネルギー化と低騒音化の効果は待機時に顕著になるものの、画像形成動作時の省エネルギー化と低騒音化は図られていない。
【0010】
本発明は、斯かる実状に対してなされたものであり、画像形成装置の待機時の省エネルギー化と低騒音化に加えて、温度に対して最も敏感に反応する感光体の温度を実質的に監視することにより、画像形成動作時の省エネルギー化と低騒音化をも実現するように冷却ファンが制御される画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、非記録媒体上の画像を熱で定着する定着器の温度を検出する温度センサと、定着器により加熱された画像形成装置内の空気を冷却する冷却ファンとを備えた画像形成装置において、画像形成動作が行われていない待機時は、画像形成動作時よりも低速で冷却ファンを回転させ、画像形成動作が開始すると、温度センサは定着器の温度を検出し、検出された温度が低いほど、冷却ファンは低速から高速回転に切り替わるタイミングが遅くなるように制御される。
【0012】
非記録媒体上の画像を熱で定着する定着器の温度を検出する温度センサと、定着器により加熱された画像形成装置内の空気を冷却する冷却ファンとを備えた画像形成装置において、画像形成動作が行われていない待機時は、画像形成動作時よりも低速で冷却ファンを回転させ、画像形成動作が開始すると、温度センサは定着器の温度を検出し、検出された温度が所定の温度以上の場合は、冷却ファンは低速回転を維持したまま画像形成動作を終了し、検出された温度が所定の温度未満の場合は、検出された温度が低いほど冷却ファンは低速から高速回転に切り替わるタイミングが遅くなるように制御される。
【0013】
非記録媒体上の画像を熱で定着する定着器の温度を検出する温度センサと、定着器により加熱された画像形成装置内の空気を冷却する冷却ファンとを備えた画像形成装置において、画像形成動作が行われていない待機時は、画像形成動作時よりも低速で冷却ファンを回転させ、画像形成動作が開始すると、温度センサは定着器の温度を逐次段階的に検出し、検出された温度が低いほど、冷却ファンは低速から高速回転に切り替わるタイミングが段階的に遅くなるように制御される。
【0014】
非記録媒体上の画像を熱で定着する定着器の温度を検出する温度センサと、定着器により加熱された画像形成装置内の空気を冷却する冷却ファンとを備えた画像形成装置において、画像形成動作が行われていない待機時は、画像形成動作時よりも低速で冷却ファンを回転させ、画像形成動作が開始すると、温度センサは定着器の温度を逐次段階的に検出し、検出された温度が所定の温度以上の場合は、冷却ファンは低速回転を維持したまま画像形成動作を終了し、検出された温度が所定の温度未満の場合は、検出された温度が低いほど冷却ファンは低速から高速回転に切り替わるタイミングが段階的に遅くなるように制御される。
【0015】
定着器は、待機時に第1の温度が飽和温度になるように制御され、画像形成動作時には第1の温度よりも高い第2の温度が飽和温度になるように制御され、更に、待機時から画像形成動作時に移行を開始すると、定着器の温度は、第1の温度から第2の温度に上昇するように制御され、画像形成動作時から待機時に移行を開始すると、定着器の温度は、第2の温度から第1の温度に降下するように制御される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、画像形成装置としてプリンタを例にとり、本発明の詳細を添付図に基づいて説明する。図1は、本発明が適用されるプリンタの主要構成を示す正面模式図である。プリンタ1は図示しない情報処理装置に接続され、その情報処理装置から出力される制御コマンドと、画像データ或いは画像形成用プリンタ言語に応じて非記録媒体である用紙上に画像を形成する。
【0017】
プリンタ1は、表示部と操作入力部とからなる操作パネル2と、用紙Pを収納する第1給紙カセット3aとその用紙を給紙する第1給紙ローラ3bと第2給紙カセット3cとその用紙を給紙する第2給紙ローラ3dとを備えた給紙部3と、給紙された用紙Pを搬送する搬送ローラ4と、転写される画像とのタイミングをとるため用紙Pを一旦停止させて撓ませるレジストローラ5と、図中時計方向に回転するドラム状の感光体6と、その感光体6の表面に帯電を行う帯電器7と、帯電された感光体6の表面を露光して静電潜像を形成する露光器8と、その静電潜像をトナーで現像する現像器9と、現像されたトナーの可視像を用紙Pに転写する転写器10と、転写後、感光体6の表面に残留する電荷とトナーを除去するクリーニング器11と、用紙P上に転写されたトナー画像を熱で用紙Pに定着する定着器12と、画像が形成された用紙Pが排出されて堆積する排出部13と、プリンタ1内の温度上昇を抑えるため、機内の空気を排気する冷却ファンモータ14と、プリンタ1の制御を行うプリンタ制御部15とから概略構成される。
【0018】
更に、前記定着器12は、定着器内の温度を検出する温度センサ12aと、その温度センサ12aが検出する温度に基づいてON/OFF、或いは供給される電力が制御されるヒータ12bと、そのヒータ12bを加熱させることにより、図中時計方向に回転してトナーを用紙Pに定着する熱ローラ12cと、図中反時計方向に回転して用紙Pを熱ローラ12cに加圧して、定着と用紙Pの搬送を促す加圧ローラ12dとから構成されている。
【0019】
次に、図1と図2を参照して、定着器12と冷却ファンモータ14の制御に関する説明を行う。図2は、温度と冷却ファンモータ14の制御に係わるプリンタ制御部15の電気的構成を示すブロック図である。プリンタ制御部15のデータバス20には、情報処理装置などの外部装置とのI/F部(インターフェース部)21と、主制御をつかさどるCPU22と、作業用のRAM23と、制御用プログラムや制御用パラメータが格納されるROM24と、温度センサ12aからのアナログ入力信号をデジタル信号に変換してヒータ12bや冷却ファンモータ14を制御するエンジン制御部25とが接続されている。尚、同図において、温度と冷却ファンモータ14の制御に関係のない部分は省略している。
【0020】
次に、上記の構成によるプリンタ1の定着器12の温度と、特に高温に対して特性が敏感に変化する感光体6の表面温度との実験に基づく相関関係のデータを使用し、図2と、図3及び図4を参照して説明する。図3は、プリンタ1が待機状態から画像形成状態に移行した時に、冷却ファンモータ14を低速回転のまま動作させた場合と、高速回転に切り替えた場合との、定着器12と感光体6の温度変化を表す図である。
【0021】
図中、Y軸は温度(℃)を表し、X軸は時間(秒)を表している。また、一点鎖線で区分された図の左側は、プリンタ1が待機状態、すなわち、冷却ファンモータ14が低速で回転している時間である。一点鎖線の右側はプリンタ1が画像形成を行っている時間であり、先に説明したように冷却ファンモータ14を低速回転のまま動作させた場合と、高速回転に切り替えた場合とを示している。尚、プリンタ1に使用される定着器12の待機時の飽和温度は100℃で、画像形成時の飽和温度は200℃である。更に、感光体6の最大許容温度は70℃である。また、折れ線31は定着器12の温度推移を表し、折れ線32は冷却ファンモータ14が低速のまま動作する場合の感光体6の温度を表し、折れ線33は冷却ファンモータ14が画像形成動作時に高速に切り替わった場合の感光体6の温度を表す。
【0022】
まず、折れ線31を見ると、定着器12の温度は待機時の飽和温度100℃に保たれて制御されている。プリンタ1が情報端末装置から印刷データを受け取ると(一点鎖線のタイミング)、画像形成動作に入るため、ヒータ12bがONされて、定着器12の温度は100℃から直線的に上昇を始める。図3では10秒後に200℃に達して、その後は温度センサ12aとエンジン制御部25とによって、画像形成動作が終了するまで200℃に保たれる。定着器12と温度センサ12aは、図示しない保護カバーによって覆われているので、折れ線31の画像形成動作の期間、冷却ファンモータ14が低速または高速のいずれで回転しても、定着器12の温度が折れ線31で示される状態から実質的に変化することはない。
【0023】
次に、折れ線33を見ると、待機状態において定着器12の温度は待機時の飽和温度100℃に保たれて制御されているので、感光体6の温度は45℃に保たれる。プリンタ1が画像形成動作に移ると、定着器12の温度が折れ線31で示すように上昇するとともに、冷却ファンモータ14が高速回転に切り替わる。すると、感光体6の温度は、定着器12の温度上昇の影響を受けて緩やかに上昇を開始する。その後、画像形成動作に移行してから20秒後に、70℃の飽和状態になる。これは、折れ線31で示した定着器12の温度が200℃に保たれて制御されているためである。
【0024】
折れ線32を見ると、待機状態において定着器12の温度は待機時の飽和温度100℃に保たれて制御されているので、折れ線32と同様に、感光体6の温度も45℃に保たれる。プリンタ1が画像形成動作に移ると、定着器12の温度が折れ線31で示すように上昇するが、冷却ファンモータ14は低速回転を保ったままである。そのため、冷却ファンモータ14による排気が少なく、冷却効果が低いので、感光体6の温度は定着器12の温度上昇の影響を大きく受けて、折れ線32よりも急速に上昇を開始する。その後、画像形成動作に移行してから18秒後に、90℃の飽和状態になり、最大許容温度70℃を超える。これは、折れ線33で示した感光体6の飽和温度70℃よりも高いが、その理由は低速回転する冷却ファンモータ14による排気流量が少ないからである。
【0025】
従来の方法では、プリンタ1が待機状態から画像形成状態に移行すると、折れ線33で示されるように、冷却ファンモータ14を低速回転から高速回転に切り替えていた。この場合、感光体6が、この切り替え時点の飽和温度45℃から最大許容温度70℃に達するまで20秒であった。しかし、高速に切り替えない場合、折れ線32で示されるように10秒で最大許容温度70℃に達する。このことは、逆に、プリンタ1が待機状態から画像形成状態に移行すると同時に冷却ファンモータ14を高速に切り替える必要がないことを表している。すなわち、待機状態から画像形成状態に移行しても、冷却ファンモータ14を10秒間は低速で動作させ、その後高速に切り替えればよいことになる。当然のことながら、この10秒という時間は、感光体6の待機状態時の飽和温度に依存する。例えば、この飽和温度が45℃ではなく55℃の場合、図に示すように感光体6の温度は、6秒で70℃に達する。つまり、待機状態から画像形成状態に移行しても、冷却ファンモータ14を6秒間は低速で動作させ、その後高速に切り替えればよいことになる。
【0026】
以上は、プリンタ1が待機状態から画像形成動作に移行する場合の感光体6と定着器12の温度推移である。次に、画像形成動作を終了して待機状態に移行する場合の温度推移について図4を参照して説明する。図4は、プリンタ1が画像形成動作を終了して待機状態に移行した場合の、定着器12と感光体6の温度変化を表す図である。図中、一点鎖線で区分けされる図の左側は画像形成状態を示し、冷却ファンモータ14は高速で回転している。一点鎖線で示されるタイミングで画像形成動作は終了する。一点鎖線の右側は待機状態を示し、冷却ファンモータ14は低速回転している。
【0027】
折れ線34は定着器12の温度推移を表し、画像形成状態では飽和温度200℃に保たれている。待機状態に移行すると、定着器12は待機時の飽和温度100℃で制御されるため、200℃から直線的に下降を始め、ある時間経過後(図では20秒後)、100℃で飽和状態になる。
【0028】
折れ線35は、定着器12が折れ線34で示した温度で推移する場合の感光体6の温度推移を表している。図中、一点鎖線の左側の画像形成状態では、定着器12の温度が200℃に保たれており、冷却ファンモータ14が高速回転しているため、感光体6の温度は最大許容温度70℃で推移する。一点鎖線の右側の待機状態に移行すると、冷却ファンモータ14が低速に切り替わるとともに、定着器12の温度が折れ線34のように下降するため、感光体6の温度は70℃から下降を始め45℃で飽和する。
【0029】
この2つの折れ線34と35から、プリンタ1が待機状態から画像形成状態に移行する場合の、定着器12の温度と感光体6の温度との相関関係を求めることができる。例えば、定着器12の温度が160℃に下降したときの感光体6の温度は、図で分かるように60℃であり、定着器12の温度が120℃に下降したときの感光体6の温度は50℃である。このことは、待機状態において定着器12の温度が下降中に、例えば、定着器12の温度が160℃の時点で、次の画像形成状態に移行する場合、感光体6の温度は60℃まで下降しているので、図3のデータを参照すると、感光体6の温度は60℃から上昇することになる。すなわち、図3で、感光体6の温度が60℃から70℃の最大許容温度に上昇するまでの4秒間は、冷却ファンモータ14を低速で回転させて、その後高速に切り替えればよいことになる。
【0030】
もう一つの例として、図4で、定着器12の温度が120℃の時点で、次の画像形成状態に移行する場合、感光体6の温度は50℃まで下降している。そこから画像形成状態に移行するため、図3を参照すると、感光体6の温度が50℃から70℃の最大許容温度に上昇するまでの8秒間は、冷却ファンモータ14を低速で回転させて、その後高速に切り替えればよいことになる。
【0031】
図3と図4で示した定着器12と感光体6それぞれの温度の相関関係に基づくと、プリンタ1が待機状態から画像形成状態に移行する場合、直ちに冷却ファンモータ14を低速から高速に切り替える必要はなく、所定の時間遅らせてから切り替えても問題がないことが分かる。この所定の時間とは、プリンタ1が待機状態から画像形成状態に移行する際の感光体6の温度、すなわち、その感光体6の温度に対応する定着器12の温度によって決定される。そのときの定着器12の温度が低いと、前記所定の時間は長くなり、温度が高いと所定の時間は短くなる。このことから、プリンタ1が待機状態から画像形成状態に移行した時と、それ以降の定着器12の温度を逐次検出すれば、待機状態から画像形成状態に移行していても、冷却ファンモータ14を低速回転で維持しつつ高速に切り替えるタイミングの判断が可能になる。
【0032】
このことを、図2と図5を参照して更に具体的に説明する。図5は、画像形成動作開始時に、冷却ファンモータ14を低速から高速に切り替えるタイミングを、定着器12の温度に応じて制御するためのフローチャートである。S1(ステップ1)は、プリンタ1の起動時に定着器12の温度が上昇して、プリンタ1の画像形成が可能な、所謂、READYになった場合、或いは、前の画像形成動作が終了した場合であり、定着器12のヒータ12bを一旦オフにして、定着器12の温度を待機状態の飽和温度100℃に下げるように制御が始まる。ほぼ同時に、S2で、冷却ファンモータ14が高速回転から低速回転に切り替わる。そして、S3では、画像形成動作が開始されるまでS3自身をループする状態、つまり待機状態になり、画像形成動作の開始を待つ。ここで言う画像形成動作とは、プリンタ1が印刷データを情報処理装置から受けて、または、複写機の場合はコピー開始キーが押されて、プリンタ1或いは複写機の搬送系の駆動が開始されてから、そのプリントジョブ或いはコピージョブに係わる一連の印刷物が、図1の排出部13に排出されるまでの時間に行われる動作である。
【0033】
S3で、画像形成動作が開始されると、S4で、ヒータ12bがオンされて定着器12の温度が200℃で制御されるように上昇を始める。S5で、定着器12の温度が温度センサ12aにより検出され、100℃を超えているか否かがチェックされる。100℃以下の場合は、S6、S8、S10、S12、S14のステップでそれぞれ2秒の遅延、すなわち10秒の遅延がかかってから、S15で、冷却ファンモータ14を高速回転に切り替える。つまり、図3と図4を使用して説明したように、画像形成動作が開始後、冷却ファンモータ14を低速回転のまま10秒動作させてから高速回転に切り替えても、感光体6(図1)の温度は最大許容温度である70℃を超えることがないためである。
【0034】
S5で定着器12の温度が100℃を超えている場合は、S7に移行し、定着器12の温度が120℃以上か否かのチェックが行われる。120℃未満の場合は、つまり、定着器12の温度は100℃以上且つ120℃未満であるので、S8、S10、S12、S14のステップでそれぞれ2秒の遅延、すなわち8秒の遅延がかかってから、S15で、冷却ファンモータ14を高速回転に切り替える。
【0035】
S7で定着器12の温度が120℃以上の場合は、S9に移行し、定着器12の温度が140℃以上か否かのチェックが行われる。140℃未満の場合は、つまり、定着器12の温度は120℃以上且つ140℃未満であるので、S10、S12、S14のステップでそれぞれ2秒の遅延、すなわち6秒の遅延がかかってから、S15で、冷却ファンモータ14を高速回転に切り替える。
【0036】
S9で定着器12の温度が140℃以上の場合は、S11に移行し、定着器12の温度が160℃以上か否かのチェックが行われる。160℃未満の場合は、つまり、定着器12の温度は140℃以上且つ160℃未満であるので、S12、S14のステップでそれぞれ2秒の遅延、すなわち4秒の遅延がかかってから、S15で、冷却ファンモータ14を高速回転に切り替える。
【0037】
S11で定着器12の温度が160℃以上の場合は、S13に移行し、定着器12の温度が180℃以上か否かのチェックが行われる。180℃未満の場合は、つまり、定着器12の温度は160℃以上且つ180℃未満であるので、S14のステップで2秒の遅延がかかってから、S15で、冷却ファンモータ14を高速回転に切り替える。S13で定着器12の温度が180℃以上の場合は、S15に移行し、冷却ファンモータ14を直ちに高速回転に切り替える。
【0038】
この後、定着器12の温度が200℃に到達して、その温度で飽和するようになるように制御されても、冷却ファンモータ14は高速で回転しているため、感光体6の温度が最大許容温度である70℃を超えることはない。その後、画像形成動作が終了したか否かのチェックがS16で行われ、終了していない場合はS16自身をループして画像形成状態が続く。画像形成動作が終了すると、前記したS1に戻り、ヒータ12bがオフされるため、定着器12の温度が下降を始める。
【0039】
本実施形態では、画像形成動作時の定着器12の飽和温度を200℃に設定して、トナーをその温度で用紙に定着するように制御しているが、そのようなトナーであっても定着が可能な溶融温度には幅があるのが通常である。実際には使用するトナーの種類によって、その定着可能な温度幅は異なるが、次の例では、定着器12の温度が160℃〜200℃で定着が可能なトナーを使用した場合について説明する。
【0040】
ここで、1枚や少数枚からなるプリントジョブが頻繁に行われる状況を考えてみる。その場合、前の画像形成動作が終了して、定着器12の温度が200℃から100℃に低下する前に、次の画像形成が行われる可能性が非常に高い。定着器12の温度が下降中に画像形成動作が開始されると、用紙が定着器12を通過する際に、定着器12の温度が160℃以上であれば、問題なく定着が行われることになる。
【0041】
図1において、画像形成動作が開始されると、まずプリンタ1の搬送系の駆動が開始され、次に用紙Pが第1給紙カセット3aから給送され、レジストローラ5に用紙Pの先端が到達すると用紙Pは一旦停止する。その後、用紙Pは、感光体6上に形成された画像とタイミングを合わされてから、再搬送されて定着器12に到達する。従って、画像形成動作が開始されても、用紙Pが定着器12に到達するまで、通常数秒の到達時間か必要になる。図3の折れ線31から明らかなように、定着器12の温度が100℃まで降下してない場合に次の画像形成動作が開始すると、用紙Pが定着器12に到達するときには、定着器12の温度が160℃以上に上昇している可能性が高く、定着が問題なく行われることになる。
【0042】
こうした考えに基づくと、図3と図4及びそれに基づく説明から明らかなように、1枚や少数枚からなるプリントジョブが頻繁に行われる状況では、定着器12の温度が160℃〜200℃の時に、用紙Pが定着器12を通過する場合は、冷却ファンモータ14が低速回転のままで画像形成動作を行わせることができ、更なる省エネルギー化と低騒音化を図ることが可能になる。
【0043】
このことをより詳細に図2と図6を参照して説明する。図6は、図5で示した冷却ファンモータ14の制御に、冷却ファンモータ14を高速に切り替えることなく画像形成動作が終了する場合の制御方法を追加したフローチャートである。尚、図5と同じタイミングで同じ動作をするステップには同じ符号を付与して重複する説明は省略する。
【0044】
S3で、前の画像形成動作終了後、次の画像形成動作が開始すると、S4で、ヒータ12bがオンされ、定着器12の温度が上昇する。S5で、定着器12の温度が100℃以下の場合は、S60に分岐して、画像形成動作が終了したか否かのチェックが行われる。終了した場合は、冷却ファンモータ14が高速に切り替わらないままS1に戻る。S60で、画像形成動作がまだ終了していない場合は、図5で示した制御と同様に、S6で2秒の遅延がかけられS80に移行する。S5で、定着器12の温度が100℃を超える場合は、S7に移行する。
【0045】
S7で、定着器12の温度が120℃未満の場合は、S80に分岐して、画像形成動作が終了したか否かのチェックが行われる。終了した場合は、冷却ファンモータ14が高速に切り替わらないままS1に戻る。S80で、画像形成動作がまだ終了していない場合は、図5で示した制御と同様に、S8で2秒の遅延がかけられS100に移行する。S7で、定着器12の温度が120℃以上の場合は、S9に移行する。
【0046】
S9で、定着器12の温度が140℃未満の場合は、S100に分岐して、画像形成動作が終了したか否かのチェックが行われる。終了した場合は、冷却ファンモータ14が高速に切り替わらないままS1に戻る。S100で、画像形成動作がまだ終了していない場合は、図5で示した制御と同様に、S10で2秒の遅延がかけられS120に移行する。S9で、定着器12の温度が140℃以上の場合は、S11に移行する。
【0047】
S11で、定着器12の温度が160℃未満の場合は、S120に分岐して、画像形成動作が終了したか否かのチェックが行われる。終了した場合は、冷却ファンモータ14が高速に切り替わらないままS1に戻る。S120で、画像形成動作がまだ終了していない場合は、図5で示した制御と同様に、S12で2秒の遅延がかけられS140に移行する。S11で、定着器12の温度が160℃以上の場合は、S13に移行する。
【0048】
S13で、定着器12の温度が180℃未満の場合は、S140に分岐して、画像形成動作が終了したか否かのチェックが行われる。終了した場合は、冷却ファンモータ14が高速に切り替わらないままS1に戻る。S140で、画像形成動作がまだ終了していない場合は、図5で示した制御と同様に、S14で2秒の遅延がかけられS15に移行する。S13で、定着器12の温度が180℃以上の場合は、S15に移行する。
【0049】
例えば、画像形成動作が開始し、用紙Pが第1給紙カセット3aから給紙され、定着器12(図1参照)に到達するまで2秒かかるとすると、その2秒の間に定着器12の温度は20℃上昇する(図3参照)。従って、上記の例では、前の画像形成動作が終了しても定着器12の温度が140℃以上あれば、冷却ファンモータ14を低速回転させたまま定着が可能である。その場合、図6の破線で示したS60とS80のステップは省略できる。上述した例は、トナーの定着可能な温度幅が160〜200℃で、用紙Pが給紙されてから定着器12に到達する時間は2秒の例であるので、このような制御を実施する場合は、実際のトナーの定着可能な温度幅と用紙Pの到達時間に合わせて、ステップS60、S80、S100、S120の中で不要なステップを省略すればよい。
【0050】
尚、図5と図6を参照して説明した実施例で、ステップS5、S7、S9、S11、S13で、段階的に20℃づつ温度を上げてチェックしているが、省エネルギー化と低騒音化の効果を更に向上させるために、この温度のチェックを10℃ごとに、或いは1℃など、任意の温度ごとに細かいステップで行ってもよいし、無段階で連続的な制御を行ってもよい。また、制御を簡単にするため大きなステップで行ってもよい。その場合、S6、S8、S10、S12、S14によるステップの数を増減し、それに合わせてカウント時間を変更すればよい。無段階で制御する場合は、S6、S8、S10、S12、S14によるカウントの代わりにアナログのタイマを使用するとよい。
【0051】
以上の説明や図3〜図6で使用した数値は、本実施形態を具体的に説明するためのものであり、本発明はこれらの数値に限定されるものではない。また、画像形成装置の例としてプリンタ1を例に挙げて説明したが、画像を形成する感光体と、非記録媒体に転写されたその画像を、熱で定着する方式の画像形成装置であれば、本発明を適用できることは言うまでもない。そのような方式による画像形成装置の例として、プリンタ、複写機、プロッタ、ファクシミリ、又は、これらの複数の機能が組み合わされた複合機や多機能機などがある。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、画像形成装置において、冷却ファンモータを待機時に低速回転させ、画像形成時に高速回転させるのみならず、温度に敏感な感光体の温度が最大許容温度を超えないように、冷却ファンモータを制御するため、画像形成状態に移行しても、低速回転から高速回転に切り替わるタイミングを遅らせることができ、従来以上の省エネルギー化と低騒音化を図ることが可能になる。
【0053】
また、本発明によれば、上記に加えて、感光体の温度が最大許容温度を超えないように制御を行うため、特に少枚数の印刷ジョブが頻繁に行われる場合は、冷却ファンモータ14を高速に切り替えることなく、低速のまま画像形成動作を行わせる可能性を高くすることができ、より一層の省エネルギー化と低騒音化を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるプリンタの主要構成を示す正面模式図である。
【図2】温度と冷却ファンモータ14の制御に係わるプリンタ制御部15の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】プリンタ1が待機状態から画像形成状態に移行した時に、冷却ファンモータ14を低速回転のまま動作させた場合と、高速回転に切り替えた場合との、定着器12と感光体6の温度変化を表す図である。
【図4】プリンタ1が画像形成動作を終了して待機状態に移行した場合の、定着器12と感光体6の温度変化を表す図である。
【図5】画像形成動作開始時に、冷却ファンモータ14を低速から高速に切り替えるタイミングを、定着器12の温度に応じて制御するためのフローチャートである。
【図6】図5で示した冷却ファンモータ14の制御に、冷却ファンモータ14を高速に切り替えることなく画像形成動作が終了する場合の制御方法を追加したフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ
2 操作パネル
3 給紙部
3a、3c 給紙カセット
3b、3d 給紙ローラ
4 搬送ローラ
5 レジストローラ
6 感光体
7 帯電器
8 露光器
9 現像器
10 転写器
11 クリーニング器
12 定着器
12a 温度センサ
12b ヒータ
12c 熱ローラ
12d 加圧ローラ
13 排出部
14 冷却ファンモータ
15 プリンタ制御部
20 データバス
25 エンジン制御部
31、32、33、34、35 折れ線
P 用紙

Claims (5)

  1. 非記録媒体上の画像を熱で定着する定着器の温度を検出する温度センサと、前記定着器により加熱された画像形成装置内の空気を冷却する冷却ファンとを備えた画像形成装置において、
    画像形成動作が行われていない待機時は、画像形成動作時よりも低速で前記冷却ファンを回転させ、画像形成動作が開始すると、前記温度センサは前記定着器の温度を検出し、検出された温度が低いほど、前記冷却ファンは低速から高速回転に切り替わるタイミングが遅くなるように制御されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 非記録媒体上の画像を熱で定着する定着器の温度を検出する温度センサと、前記定着器により加熱された画像形成装置内の空気を冷却する冷却ファンとを備えた画像形成装置において、
    画像形成動作が行われていない待機時は、画像形成動作時よりも低速で前記冷却ファンを回転させ、画像形成動作が開始すると、前記温度センサは前記定着器の温度を検出し、検出された温度が所定の温度以上の場合は、前記冷却ファンは低速回転を維持したまま画像形成動作を終了し、前記検出された温度が前記所定の温度未満の場合は、前記検出された温度が低いほど、前記冷却ファンは低速から高速回転に切り替わるタイミングが遅くなるように制御されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 非記録媒体上の画像を熱で定着する定着器の温度を検出する温度センサと、前記定着器により加熱された画像形成装置内の空気を冷却する冷却ファンとを備えた画像形成装置において、
    画像形成動作が行われていない待機時は、画像形成動作時よりも低速で前記冷却ファンを回転させ、画像形成動作が開始すると、前記温度センサは前記定着器の温度を逐次段階的に検出し、検出された温度が低いほど、前記冷却ファンは低速から高速回転に切り替わるタイミングが段階的に遅くなるように制御されることを特徴とする画像形成装置。
  4. 非記録媒体上の画像を熱で定着する定着器の温度を検出する温度センサと、前記定着器により加熱された画像形成装置内の空気を冷却する冷却ファンとを備えた画像形成装置において、
    画像形成動作が行われていない待機時は、画像形成動作時よりも低速で前記冷却ファンを回転させ、画像形成動作が開始すると、前記温度センサは前記定着器の温度を逐次段階的に検出し、検出された温度が所定の温度以上の場合は、前記冷却ファンは低速回転を維持したまま画像形成動作を終了し、前記検出された温度が前記所定の温度未満の場合は、前記検出された温度が低いほど、前記冷却ファンは低速から高速回転に切り替わるタイミングが段階的に遅くなるように制御されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記定着器は、前記待機時に第1の温度が飽和温度になるように制御され、前記画像形成動作時には前記第1の温度よりも高い第2の温度が飽和温度になるように制御され、更に、前記待機時から前記画像形成動作時に移行を開始すると、前記定着器の温度は、前記第1の温度から前記第2の温度に上昇するように制御され、前記画像形成動作時から前記待機時に移行を開始すると、前記定着器の温度は、前記第2の温度から前記第1の温度に降下するように制御されることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の画像形成装置。
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