JP2000242153A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2000242153A
JP2000242153A JP11040645A JP4064599A JP2000242153A JP 2000242153 A JP2000242153 A JP 2000242153A JP 11040645 A JP11040645 A JP 11040645A JP 4064599 A JP4064599 A JP 4064599A JP 2000242153 A JP2000242153 A JP 2000242153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
image forming
temperature
sheet conveying
conveying path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11040645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4086402B2 (ja
Inventor
浩 ▲高▼澤
Hiroshi Takazawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP04064599A priority Critical patent/JP4086402B2/ja
Publication of JP2000242153A publication Critical patent/JP2000242153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4086402B2 publication Critical patent/JP4086402B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着手段通過後のシートからの熱による、制
御手段の電気部品の昇温を防止する。 【解決手段】 画像形成装置1は、シート搬送回転体対
23によって搬送されるシートを案内するシート搬送路
24に配設され、シート搬送路を搬送されてくるシート
に画像を形成する画像形成手段22と、シート搬送路に
配設され、画像形成手段によってシートに形成された画
像をシートに定着する定着手段14と、定着手段によっ
て画像が形成されたシートを搬送案内する画像形成シー
ト搬送路16と、画像形成シート搬送路の近傍に配設さ
れて、装置本体10内の各手段を作動制御する制御手段
115と、装置本体内の温度情報を得る温度情報手段1
15c,115dと、を備え、制御手段が、温度情報手
段によって装置本体内の温度が所定の温度より上昇した
温度情報を得たとき、シート搬送路上のシートの搬送速
度を遅くするようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートの両面に画
像を形成する、複写機、プリンタ、及びこれらの複合機
器等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置において、シートの
両面に画像を形成する際に、シートを搬送する搬送路
は、片面に画像が形成されたシートを、画像形成装置の
各部を制御する制御手段の直下を搬送するようになって
いるが、両面画像形成速度を可変する機能や、冷却手段
の冷却量を可変する機能を備えていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像形
成装置は、制御手段の直下に両面画像処理用の搬送路が
配設されているため、定着手段を通過した直後のシート
からの熱が、搬送路に蓄積され、制御手段の電気部品の
温度が上昇することがあり、シートの両面に画像を形成
するには、何らかの冷却手段を新たに設ける必要があっ
た。従って、画像形成装置が大きくなり、且つコストア
ップになっていた。
【0004】本発明は、定着手段通過後のシートからの
熱による、制御手段の電気部品の昇温を防止した画像形
成装置を提供することを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、シート搬送回転体対によって搬送されるシートを案
内するシート搬送路と、前記シート搬送路に配設され、
前記シート搬送路を搬送されてくるシートに画像を形成
する画像形成手段と、前記シート搬送路に配設され、前
記画像形成手段によって前記シートに形成された画像を
前記シートに定着する定着手段と、前記定着手段によっ
て画像が形成された前記シートを搬送案内する画像形成
シート搬送路と、前記画像形成シート搬送路の近傍に配
設されて、前記シート搬送回転体対、前記シート搬送路
等の装置本体内の各手段を作動制御する制御手段と、前
記装置本体内の温度情報を得る温度情報手段と、を備
え、前記制御手段が、前記温度情報手段によって装置本
体内の温度が所定の温度より上昇した温度情報を得たと
き、前記シート搬送路上のシートの搬送速度を遅くする
ことを特徴としている。
【0006】上記画像形成装置は、シート搬送回転体対
によってシート搬送路上をシートを搬送し、画像形成手
段によってシートの一方の面に画像を形成する。その
後、定着手段がシートに画像を定着する。そして、画像
形成シート搬送路によって、シートを搬送案内し、その
シートを再度画像形成手段に送り込み、シートの他方の
面に画像を形成する。これによって、シートの両面に画
像を形成することができる。これらの制御は、制御手段
によって行なわれる。
【0007】定着手段によって加温されたシートが画像
形成シート搬送路を次々と搬送され、装置本体内、特
に、画像形成シート搬送路内の温度が上昇し、画像形成
シート搬送路近傍に配設された制御手段が熱による悪影
響を受ける恐れがある。
【0008】しかし、制御手段が、温度情報手段によっ
て、画像形成装置内の温度が所定の温度より上昇したと
いう温度情報を得たとき、シート搬送路上のシートの搬
送速度を遅くして、加温されたシートの搬送間隔を広げ
て、装置本体内の温度上昇を防止する。
【0009】これによって、制御手段は、熱による悪影
響を免れることができる。
【0010】本発明の画像形成装置は、シート搬送回転
体対によって搬送されるシートを案内するシート搬送路
と、前記シート搬送路に配設され、前記シート搬送路を
搬送されてくるシートに画像を形成する画像形成手段
と、前記シート搬送路に配設され、前記画像形成手段に
よって前記シートに形成された画像を前記シートに定着
する定着手段と、前記定着手段によって画像が形成され
た前記シートを搬送案内する画像形成シート搬送路と、
前記装置本体内を冷却する冷却手段と、前記画像形成シ
ート搬送路の近傍に配設されて、前記シート搬送回転体
対、前記冷却手段等の装置本体内の各手段を作動制御す
る制御手段と、前記装置本体内の温度情報を得る温度情
報手段と、を備え、前記制御手段が、前記温度情報手段
によって装置本体内の温度が所定の温度より上昇した温
度情報を得たとき、前記冷却手段を作動させることを特
徴としている。
【0011】上記画像形成装置は、シート搬送回転体対
によってシート搬送路上をシートを搬送し、画像形成手
段によってシートの一方の面に画像を形成する。その
後、定着手段がシートに画像を定着する。そして、画像
形成シート搬送路によって、シートを搬送案内し、その
シートを再度画像形成手段に送り込み、シートの他方の
面に画像を形成する。これによって、シートの両面に画
像を形成することができる。これらの制御は、制御手段
によって行なわれる。
【0012】定着手段によって加温されたシートが画像
形成シート搬送路を次々と搬送され、装置本体内、特
に、画像形成シート搬送路内の温度が上昇し、画像形成
シート搬送路近傍に配設された制御手段が熱による悪影
響を受ける恐れがある。
【0013】しかし、制御手段が、温度情報手段によっ
て、画像形成装置内の温度が所定の温度より上昇したと
いう温度情報を得たとき、冷却手段を作動させて、装置
本体内の温度上昇を防止する。
【0014】これによって、制御手段は、熱による悪影
響を免れることができる。
【0015】本発明の画像形成装置は、前記画像形成シ
ート搬送路が、前記画像形成手段によって、一方の面に
画像が形成されたシートを、他方の面に画像を形成すべ
く、反転して前記画像形成手段に搬送案内する反転シー
ト搬送路であることを特徴としている。
【0016】本発明の画像形成装置は、前記温度情報手
段が、前記シートの搬送枚数をカウントするシートカウ
ント手段であり、前記制御手段が、予め記憶したシート
の搬送枚数に対応する温度に基づいて、前記シートカウ
ント手段によってカウントされたシートの搬送枚数から
温度を求めて、前記シート搬送路上のシートの搬送速度
を制御することを特徴としている。
【0017】上記画像形成装置は、温度情報を、制御手
段によって、予め記憶したシートの搬送枚数に対応する
温度に基づいて、シートカウント手段によってカウント
されたシートの搬送枚数から求める。
【0018】すなわち、シートの搬送枚数が所定の枚数
以上になると、装置本体内、特に、画像形成シート搬送
路内に熱が溜まり、温度が所定の温度以上に上昇するの
で、シートカウント手段によってカウントされたシート
の搬送枚数が所定の枚数以上になると、制御手段がシー
トの搬送速度を遅くして、シート搬送枚数を減らし、装
置本体内等の温度を下げる。
【0019】本発明の画像形成装置は、前記温度情報手
段が、前記装置本体内の温度を検知する温度検知センサ
であり、前記制御手段が、前記温度検知センサによる温
度に基づいて、前記冷却手段を作動制御することを特徴
としている。
【0020】上記画像形成装置は、温度情報を、温度検
知センサから得て、所定の温度以上になると、制御手段
が、冷却手段を作動させて、装置本体内等の温度を下げ
る。
【0021】本発明の画像形成装置は、前記制御手段
が、前記シート搬送路上のシートの搬送速度を段階的に
制御することを特徴としている。
【0022】本発明の画像形成装置は、前記制御手段
が、前記冷却手段を段階的に作動制御することを特徴と
している。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1乃至第4実施
形態の画像形成装置の1例であるプリンタ1を図1乃至
図8に基づいて説明する。
【0024】各実施形態のプリンタは、エンジン制御部
を異にしているので、第1実施形態のプリンタのみ全体
の構成を説明し、第2乃至第4実施形態のプリンタはエ
ンジン制御部のみ説明し、他の部分の図示及び説明は省
略する。
【0025】なお、画像形成装置には、プリンタの他
に、複写機、プリンタと複写機との複合機器等があり、
画像形成装置はプリンタに限定されるものではない。
【0026】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態のプリンタ11の概略正面断面図である。
【0027】図2は、シートの両面に画像を形成するプ
リント(以下、「印刷」と称する)動作を示すフローチ
ャート図である。
【0028】図1において、符号10はプリンタ本体
を、符号23はシート回転体対を、符号24はシート搬
送路を、符号11は感光ドラム11aを含むプロセスカ
ートリッジを、符号12は半導体レーザ及びポリゴンモ
ータを含む光学ユニットを、符号13はファンを、符号
14はシートにトナー像を定着させる定着手段を、符号
115は静電写真プロセス制御をするエンジン制御部
を、符号21は転写帯電器を、各々示している。感光ド
ラム11aと、転写帯電器21は、画像形成手段22を
構成している。
【0029】エンジン制御部115には、前の両面印刷
が終了してから次の両面印刷が始まるまでの経過時間を
測定する時間計測手段115aと、搬送されるシートを
カウントするカウント手段(温度情報手段)115c
と、シート枚数記憶手段(温度情報手段)115dが設
けられている。シート枚数記憶手段115dは、あらか
じめ、実験的に、シートを何枚連続して印刷を行なうと
エンジン制御部115の電気部品が昇温するか求めた、
シートの枚数を記憶する部分である。
【0030】符号16は両面印刷用の搬送路(画像形成
シート搬送路)を、符号17はシートを排出するシート
排出ローラを、各々示している。プリンタ1は、シート
に両面印刷を行う場合、このシート排出ローラ17でシ
ートをスイッチバックさせる。符号18はシートカセッ
トを示している。
【0031】プリンタ1は、シートに両面印刷を行う場
合、シートカセット18から給送されたシートを、感光
ドラム11aで片面印刷し、定着手段14を通過させて
から、シート排出ローラ17にてスイッチバック搬送さ
せる。そして、シートを、両面印刷用の搬送ローラ19
a,19bによって両面印刷用の搬送路16を経由さ
せ、シート再給送ローラ20まで送出し、両面印刷動作
へ移行させる。
【0032】両面印刷用の搬送路16は、エンジン制御
部115の直下に位置し、シートカセット18の上方に
位置している。
【0033】図2のフローチャート図に基づいて、プリ
ンタ1における両面印刷動作を説明する。
【0034】第1実施形態のプリンタ1は、あらかじ
め、実験的に、何枚連続して印刷を行なうと電気部品が
昇温するか枚数を求めて、その枚数を越えたとき、エン
ジン制御部115が、両面印刷の印刷速度を落とすこと
によって、熱の蓄積を避け、搬送路の温度上昇を押える
ようになっている。
【0035】プリンタ1は、ホストコンピュータ(不図
示)から両面印刷動作指令を受けると、時間計測手段1
15aによって、前回(N−1回)の両面印刷が終了し
てから(ステップ(以下、単に「S」と略称、略記す
る)21)、今回(N回)の両面印刷が始まるまでの経
過時間(t0)を計測し、エンジン制御部115が、あ
らかじめ任意に定められている時間(T0)と比較する
ことで定着手段14を前回使用してことによる搬送路1
6内の残熱の冷め具合を確認し、両面印刷動作へ移行す
る(S22)。これは、搬送路16が所定の温度に冷め
る前に次の両面印刷指示がきたときに対応するためであ
る。
【0036】比較の結果「t0>T0」と判断された場
合は、搬送路16は十分冷めていると判断される。そし
て、エンジン制御部115が、シートカウント手段11
5cで、連続して行なわれる両面印刷の枚数を監視し
(S23)、カウントする。両面印刷が連続して行われ
ると、定着手段14を通過し、スイッチバックされたシ
ートの熱が両面印刷用の搬送路16に蓄積し、高温にな
る恐れがある。高温になると、エンジン制御部115に
ある電気部品を昇温させ寿命に影響を及ぼす。このた
め、実験的に、何枚連続して印刷を行うと電気部品が昇
温するか枚数(A)を求めてシート枚数記憶手段115
dに記憶してあり、その枚数を越えた場合(a≧A)
(S24)、エンジン制御部115は、シート搬送回転
手段23、搬送ローラ19a,19bの回転数を制御し
て、両面印刷の印刷速度を落とすことにより(S2
5)、熱の蓄積を避け、搬送路16の温度上昇を抑え
る。
【0037】越えない場合(S24)、エンジン制御部
115は(a<A)、現状の印刷速度を維持する(S2
6)。プリンタ1は、上記の動作を両面印刷動作が終了
するまで繰り返す(S27)。
【0038】また、経過時間の比較の結果が「t0≦T
0」(S21)と判断されと、エンジン制御部115
は、搬送路16が、まだ冷めていないと判断し、連続し
て行われる両面印刷の枚数をシートカウント手段115
cによって監視しカウントする(S29)。この場合
も、実験的に、何枚連続して印刷を行うと電気部品が昇
温するか枚数(B)を求めてシート枚数記憶手段115
dに記憶してあり、その枚数を越えた場合は(b≧B)
(S30)、エンジン制御部115が、両面印刷の印刷
速度を落とすことにより(S31)、熱の蓄積を避け、
搬送路16の温度上昇を抑える。越えない場合は(b<
B)、現状の印刷速度を維持する(S32)。プリンタ
1は、上記の動作を、両面印刷動作が終了するまで繰り
返す(S33)。
【0039】なお、上記AとB、上記aとbの枚数の関
係は、「A>B」、「a>b」になっている。
【0040】さらに、本実施形態では、経過時間の場合
分けを2通りにし、印刷枚数の場合分けを1経過時間に
対して2通り、印刷速度を2通りとしたが、この限りで
はなく、3通り以上に分けてもよい。
【0041】(第2実施形態)第2実施形態のプリンタ
は、あらかじめ、実験的に、何枚連続して印刷を行うと
電気部品が昇温するか、枚数を求め、その枚数を越えた
場合、ファンの回転数をアップさせることにより、熱の
蓄積を避け、搬送路の温度上昇を抑えるようになってい
る。
【0042】図3に示す、第2実施形態のプリンタのエ
ンジン制御部215は、時間計測手段215aと、シー
トをカウントするシートカウント手段(温度情報手段)
215cと、シート枚数記憶手段(温度情報手段)21
5dが設けられている。
【0043】図4は本発明の第2実施形態のプリンタの
両面印刷動作を示すフローチャート図である。
【0044】プリンタ1は、ホストコンピュータ(不図
示)から両面印刷動作指示を受けると、時間計測手段2
15aによって、前回(N−1回)の両面印刷が終了し
てから、今回(N回)の両面印刷が始まるまでの経過時
間(t1)を計測し、エンジン制御部215があらかじ
め任意に定められている時間(T1)と比較することで
(S41)定着手段14を前回使用したことによる搬送
路16内の残熱の冷え具合を確認し、両面印刷動作へ移
行する。これは、搬送路16が所定の温度に冷める前に
次の両面印刷指示がきたときに対応するためである。
【0045】比較の結果「t1>T1」と判断された場
合は、搬送路16は十分冷めていると判断される。そし
て、エンジン制御部215が、カウント手段215c
で、連続して行われる両面印刷の枚数を監視し(S4
2、S43)、カウントする。両面印刷が連続して行わ
れると定着手段14を通過し、スイッチバックされたシ
ートの熱が両面印刷用の搬送路16に蓄積し、高温にな
る恐れがある。高温になると、エンジン制御部215に
ある電気部品を昇温させ寿命に影響を及ぼす。このた
め、実験的に、何枚連続して印刷を行うと電気部品が昇
温するか枚数(D)を求めてシート枚数記憶手段215
dに記憶してあり、その枚数を越えた場合は(d≧D)
(S44)、エンジン制御部215は、ファン13の回
転数をアップさせることにより(S45)、熱の蓄積を
避け、搬送路の温度上昇を抑える。
【0046】越えない場合は(S44)、エンジン制御
部215は(d<D)、ファン13の回転数を維持する
(S46)。プリンタ1は、上記の動作を両面印刷動作
が終了する(S47)まで繰り返す。
【0047】また、経過時間の比較の結果が「tl≦T
l」と判断された場合(S41)、エンジン制御部21
5は、両面印刷用の搬送路16が、まだ冷めていないと
判断し、連続して行われる両面印刷の枚数を監視しカウ
ントする(S48,S49)。この場合も、実験的に、
何枚連続して印刷を行うと電気部品が昇温するか枚数
(E)を求めて、シート枚数記憶手段215dに記憶し
てあり、その枚数を越えた場合は(e≧E)(S5
0)、エンジン制御部215が、ファン13の回転数を
アップさせることにより(S51)、熱の蓄積を避け、
搬送路16の温度上昇を抑える。越えない場合は(e<
E)、現状のファン13の回転数を維持する(S5
2)。プリンタ1は、上記の動作を、両面印刷動作が終
了する(S53)まで繰り返す。
【0048】なお、上記DとE、上記dとeの枚数の関
係は、「D>E」、「d>e」になっている。
【0049】さらに、本実施形態では、経過時間の場合
分けを2通り、印刷枚数の場合分けを1経過時間に対し
て2通り、ファン13の回転数を2通りとしたが、この
限りではなく、3通り以上に分けてもよい。
【0050】(第3実施形態)第3実施形態のプリンタ
は、あらかじめ、実験的に、エンジン制御部の電気部品
が影響する温度を求め、その温度を越えた場合、エンジ
ン制御部が、両面印刷の印刷速度を落とすことにより、
熱の蓄積を避け、両面印刷用の搬送路の温度上昇を抑え
るようになっている。
【0051】図5に示す、第3実施形態のプリンタのエ
ンジン制御部315は、プリンタ本体内、エンジン制御
部内の温度を検知する温度検知センサ(温度情報手段)
315dと、あらかじめ、実験的に、エンジン制御部の
電気部品が影響する温度を求め、その温度を記憶する温
度記憶手段(温度情報手段)315eとを備えている。
【0052】図6は本発明の第3実施形態のプリンタの
両面印刷動作を示すフローチャート図である。
【0053】プリンタ1は、ホストコンピュータ(不図
示)から両面印刷動作指示を受けると、両面印刷動作を
開始する(S61)。このとき、温度検知センサ315
dによって、プリンタ本体10内の温度、特に、エンジ
ン制御部315の温度を監視する(S62、S63)。
両面印刷が連続して行われると定着手段14を通過し、
スイッチバックされたシートの熱が両面印刷用の搬送路
16に蓄積し、高温になる恐れがある。高温になると、
エンジン制御部315にある電気部品を昇温させ寿命に
影響を及ぼす。このため、あらかじめ、実験的に、電気
部品が影響する温度(β)を求めて、温度記憶手段31
5eに記憶してあり、その温度を越えた場合(α≧β)
(S63)、エンジン制御部315は両面印刷の印刷速
度を落とすことにより(S64)、熱の蓄積を避け、両
面印刷用の搬送路16の温度上昇を抑える。
【0054】越えない場合(α<β)、エンジン制御部
315は、現状の両面印刷速度を維持する(S65)。
【0055】プリンタ1は、上記の動作を両面印刷動作
が終了する(S66)まで繰り返す。
【0056】本実施形態では、プリンタ本体11内、エ
ンジン制御部315内の温度の場合分けを2通り、印刷
速度の場合分けを2通りとしたが、3通り以上に分けて
あってもよい。
【0057】(第4の実施形態)第4実施形態のプリン
タは、あらかじめ、実験的に、電気部品が影響する温度
を求め、その温度を越えた場合、ファンの回転数をアッ
プさせることにより、熱の蓄積を避け、搬送路の温度上
昇を抑えるようになっている。
【0058】図7に示す、第4実施形態のプリンタのエ
ンジン制御部415は、プリンタ本体内、エンジン制御
部内の温度を検知する温度検知センサ(温度情報手段)
415bと、あらかじめ、実験的に、エンジン制御部の
電気部品が影響する温度を求め、その温度を記憶する温
度記憶手段(温度情報手段)415eとを備えている。
【0059】図8は本発明の第4実施形態のプリンタの
両面印刷動作を示すフローチャート図である。
【0060】プリンタは、ホストコンピュータ(不図
示)から両面印刷動作指令を受けると、両面印刷動作を
開始する(S71)。このとき、温度検知センサ415
bによって、プリンタ本体の温度、特に、エンジン制御
部451の温度を監視する(S72)。両面印刷が連続
して行われると定着手段14を通過し、スイッチバック
されたシートの熱が両面印刷用の搬送路16に蓄積し、
高温になる恐れがある。高温になると、エンジン制御部
451にある電気部品を昇温させ寿命に影響を及ぼす。
このため、あらかじめ、実験的に、電気部品が影響する
温度(γ)を求めて、温度記憶手段415eに記憶して
あり、その温度を越えた場合(δ≧γ)(S73)、エ
ンジン制御部451はファン13の回転数をアップさせ
ることにより(S74)、熱の蓄積を避け、搬送路の温
度上昇を抑える。
【0061】越えない場合は(δ<γ)、現状のファン
13の回転数を維持する(S75)。
【0062】プリンタは、上記の動作を両面印刷動作が
終了する(S76)まで繰り返す。
【0063】本実施形態では、プリンタ本体内、エンジ
ン制御部451内の温度の場合分けを2通り、ファンの
回転数の場合分けを2通りとしたが、この限りではな
く、3通り以上に分けてもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、制御手段が、
温度情報手段によって、画像形成装置内の温度が所定の
温度より上昇したという温度情報を得たとき、シート搬
送路上のシートの搬送速度を遅くなるようにして、加温
されたシートの搬送間隔を広げるようになっているの
で、装置本体内の温度上昇を防止して、制御手段が、熱
による悪影響を受けないようにすることができる。しか
も、小型、低コストで、制御手段の温度上昇を防止する
ことができる。
【0065】本発明の画像形成装置は、制御手段が、温
度情報手段によって、画像形成装置内の温度が所定の温
度より上昇したという温度情報を得たとき、冷却手段を
作動させるようになっているので、装置本体内の温度上
昇を防止して、制御手段が、熱による悪影響を受けない
ようにすることができる。しかも、小型、低コストで、
制御手段の温度上昇を防止することができる。
【0066】本発明の画像形成装置は、シートカウント
手段によってカウントされたシートの搬送枚数が所定の
枚数以上になると、制御手段がシートの搬送速度を遅く
するようになっているので、シート搬送枚数を確実に減
らして、装置本体内等の温度を低コストで下げ、制御手
段が、熱による悪影響を受けないようにすることができ
る。
【0067】本発明の画像形成装置は、温度情報を、温
度検知センサから得て、所定の温度以上になると、制御
手段が、冷却手段を作動させるようになっているので、
確実に装置本体内等の温度上昇を防止して、制御手段
が、熱による悪影響を受けないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像形成装置の概略正面断
面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の画像形成装置の両面印
刷動作のフローチャート図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の画像形成装置におい
て、エンジン制御部のみを示す図である。
【図4】本発明の第2実施形態の画像形成装置の両面印
刷動作のフローチャート図である。
【図5】本発明の第3の実施形態の画像形成装置におい
て、エンジン制御部のみを示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態の画像形成装置の両面印
刷動作のフローチャート図である。
【図7】本発明の第4の実施形態の画像形成装置におい
て、エンジン制御部のみを示す図である。
【図8】本発明の第4実施形態の画像形成装置の両面印
刷動作のフローチャート図である。
【符号の説明】
S シート 1 プリンタ(画像形成装置) 10 プリンタ本体(画像形成装置本体) 11 プロセスカートリッジ 11a 感光ドラム 12 光学ユニット 13 ファン(冷却手段) 14 定着手段 15 エンジン制御部 15a 時間計測手段 15b 温度検知センサ 16 搬送路(画像形成シート搬送路) 17 シート排出ローラ 18 シートカセット 19a,19b 両面印刷用の搬送ローラ 20 シート再給送ローラ 21 転写帯電器 22 画像形成手段 23 シート搬送回転体対 24 シート搬送路 115,215,315,415 エンジン制御部(制
御手段) 115a,215a 時間計測手段 115c,215c カウント手段(温度情報手段) 115d,215d シート枚数記憶手段(温度情報手
段) 315d,415b 温度検知センサ(温度情報手段) 315e,415e 温度記憶手段(温度情報手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA11 DA40 DA46 DE07 ED16 EE03 EF09 JA11 JB24 JC13 JC16 ZA07 2H028 BA06 BA09 BA14 2H072 AA32 AB18 AB19 AB20 BA12 CA01 CA02 CB03 3F049 AA05 DA12 EA10 LA02 LB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送回転体対によって搬送される
    シートを案内するシート搬送路と、 前記シート搬送路に配設され、前記シート搬送路を搬送
    されてくるシートに画像を形成する画像形成手段と、 前記シート搬送路に配設され、前記画像形成手段によっ
    て前記シートに形成された画像を前記シートに定着する
    定着手段と、 前記定着手段によって画像が形成された前記シートを搬
    送案内する画像形成シート搬送路と、 前記画像形成シート搬送路の近傍に配設されて、前記シ
    ート搬送回転体対等の装置本体内の各手段を作動制御す
    る制御手段と、 前記装置本体内の温度情報を得る温度情報手段と、を備
    え、 前記制御手段が、前記温度情報手段によって装置本体内
    の温度が所定の温度より上昇した温度情報を得たとき、
    前記シート搬送路上のシートの搬送速度を遅くすること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 シート搬送回転体対によって搬送される
    シートを案内するシート搬送路と、 前記シート搬送路に配設され、前記シート搬送路を搬送
    されてくるシートに画像を形成する画像形成手段と、 前記シート搬送路に配設され、前記画像形成手段によっ
    て前記シートに形成された画像を前記シートに定着する
    定着手段と、 前記定着手段によって画像が形成された前記シートを搬
    送案内する画像形成シート搬送路と、 前記装置本体内を冷却する冷却手段と、 前記画像形成シート搬送路の近傍に配設されて、前記シ
    ート搬送回転体対、前記冷却手段等の装置本体内の各手
    段を作動制御する制御手段と、 前記装置本体内の温度情報を得る温度情報手段と、を備
    え、 前記制御手段が、前記温度情報手段によって装置本体内
    の温度が所定の温度より上昇した温度情報を得たとき、
    前記冷却手段を作動させることを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成シート搬送路が、前記画像
    形成手段によって、一方の面に画像が形成されたシート
    を、他方の面に画像を形成すべく、反転して前記画像形
    成手段に搬送案内する反転シート搬送路であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記温度情報手段が、前記シートの搬送
    枚数をカウントするシートカウント手段であり、前記制
    御手段が、予め記憶したシートの搬送枚数に対応する温
    度に基づいて、前記シートカウント手段によってカウン
    トされたシートの搬送枚数から温度を求めて、前記シー
    ト搬送路上のシートの搬送速度を制御することを特徴と
    する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記温度情報手段が、前記装置本体内の
    温度を検知する温度検知センサであり、前記制御手段
    が、前記温度検知センサによる温度に基づいて、前記冷
    却手段を作動制御することを特徴とする請求項2に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記シート搬送路上の
    シートの搬送速度を段階的に制御することを特徴とする
    請求項1又は4に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段が、前記冷却手段を段階的
    に作動制御することを特徴とする請求項1又は5に記載
    の画像形成装置。
JP04064599A 1999-02-18 1999-02-18 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4086402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04064599A JP4086402B2 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04064599A JP4086402B2 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000242153A true JP2000242153A (ja) 2000-09-08
JP4086402B2 JP4086402B2 (ja) 2008-05-14

Family

ID=12586303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04064599A Expired - Fee Related JP4086402B2 (ja) 1999-02-18 1999-02-18 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4086402B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184436A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010197966A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Canon Inc 画像形成装置
JP2017151235A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 コニカミノルタ株式会社 定着装置及び画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184436A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4530840B2 (ja) * 2004-12-27 2010-08-25 株式会社リコー 画像形成装置
JP2010197966A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Canon Inc 画像形成装置
JP2017151235A (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 コニカミノルタ株式会社 定着装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4086402B2 (ja) 2008-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6985677B2 (en) Image formation apparatus
US8351814B2 (en) Image forming apparatus with fan for blowing air to transfer sheet
JP2007079039A (ja) 画像形成装置
JP2021043248A (ja) 画像形成装置
JP2006243498A (ja) 画像形成装置
JP2018036490A (ja) 画像形成装置
JP5056915B2 (ja) 画像形成装置および像担持体停止方法
JP5089119B2 (ja) 画像形成装置
JP2000242153A (ja) 画像形成装置
JP2006065189A (ja) 画像形成装置
JP6570338B2 (ja) 画像形成装置
JP2006330377A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP2005189372A (ja) 画像形成装置
JP2005301070A (ja) 画像形成装置
JP2007079035A (ja) 画像形成装置
JP4696791B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP5618969B2 (ja) 画像形成装置
JP2011180216A (ja) 画像形成装置
JP2020197593A (ja) 画像形成装置
US10725410B2 (en) Image forming apparatus changing productivity according to discharged sheet number
JP2019035790A (ja) 画像形成装置
JP2012063479A (ja) 画像形成装置
JP5741322B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2014228785A (ja) 画像形成装置
JP2004109168A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080219

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees