JP2010096934A - 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像形成装置の寿命の低下を防止しつつ、印刷の待ち時間を短縮させて生産性や効率を向上させる。
【解決手段】画像形成装置による最終色の一次転写が終了したときに、次の印刷データを印刷可能な画像データへ展開して印刷要求がされていれば、エンジンメカ部により次の画像を印刷する。一方、印刷要求がないときには、次の印刷データの有無に関する印刷情報と、その印刷要求までに要する算出された印刷要求処理時間を確認し、印刷要求処理時間が予め設定された遅延許容時間よりも短いときは、エンジンメカ部による印刷の後処理の開始を遅延させる。同時に、タイマーをスタートして、所定時間経過までに次の印刷要求がされたときには、エンジンメカ部により印刷の後処理を実行せずに次の画像を印刷し、印刷要求なく所定時間が経過したときは、エンジンメカ部による印刷の後処理を開始する。
【選択図】 図4
【解決手段】画像形成装置による最終色の一次転写が終了したときに、次の印刷データを印刷可能な画像データへ展開して印刷要求がされていれば、エンジンメカ部により次の画像を印刷する。一方、印刷要求がないときには、次の印刷データの有無に関する印刷情報と、その印刷要求までに要する算出された印刷要求処理時間を確認し、印刷要求処理時間が予め設定された遅延許容時間よりも短いときは、エンジンメカ部による印刷の後処理の開始を遅延させる。同時に、タイマーをスタートして、所定時間経過までに次の印刷要求がされたときには、エンジンメカ部により印刷の後処理を実行せずに次の画像を印刷し、印刷要求なく所定時間が経過したときは、エンジンメカ部による印刷の後処理を開始する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、入力された印刷データを印刷可能な画像データへ展開して画像を印刷する画像形成装置と、この画像形成装置の画像形成方法、プログラム及び記録媒体に関する。
画像形成装置は、通常、外部装置等からの印刷データを印刷可能な画像データへ展開して印刷を要求し、これに応じて印刷手段の各部を駆動して記録媒体に画像を印刷して出力する。続いて、画像形成装置は、次の印刷要求がなければ、所定のタイミングで、印刷手段により、感光体の除電処理や各種モータの停止処理を行う等して印刷の後処理を実行させた後、次の印刷要求に応じて印刷し、又は、各部を停止させて次の印刷要求まで待機する。
このように、従来の画像形成装置は、一旦印刷の後処理を開始すると、印刷要求を通知等されても、実行中の後処理を終了させるまで、印刷手段による次の印刷動作を開始できないのが一般的であり、場合によっては、一旦停止した印刷手段を再起動させて印刷する必要もある。そのため、例えば印刷手段による印刷中や印刷の後処理の開始前に次の印刷データが入力されても、その展開処理に時間を要して印刷の後処理開始までに印刷要求ができないときには、画像の印刷が遅くなるという問題が生じる。これに伴い、従来の画像形成装置では、印刷の生産性や効率が低下し、かつ、使用者による印刷の待ち時間も長くなる傾向がある。
これに対し、従来、印刷データの展開に長時間を要するときには、その展開終了前に定着装置の加熱ヒータを所定温度に予め昇温させる等して、印刷の待ち時間の短縮を図った画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、この従来の画像形成装置では、間欠動作による印刷時に定着装置の昇温時間を短縮できるものの、上記と同様に、印刷手段による印刷の後処理の終了まで次の印刷を行えず、画像の印刷を速くする効果が低い、という問題がある。
また、従来、展開した画像データをスタックして所定数に達したときに、複数枚の用紙に連続して画像を印刷する等して、印刷の効率低下を防止し、かつ、各駆動部の駆動時間を短縮して装置全体の寿命を延長させた画像形成装置も知られている(特許文献2参照)。
ところが、この従来の画像形成装置では、最終の画像データがスタックされるまで印刷が行えないため、1枚目の印刷(ファーストプリント)やそれに続く各印刷が遅くなり、各使用者の待ち時間が長くなることがある。また、画像データの種類等によっては1枚ずつ印刷するため、上記と同様に印刷の後処理の終了まで次の印刷を行えずに各画像の印刷が遅くなり、印刷の生産性が低下するとともに、装置の寿命を延長する効果が低下する恐れもある。
本発明は、このような従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、画像形成装置の寿命の低下を防止しつつ、画像の印刷を速く行えるようにして印刷の待ち時間を短縮させ、印刷の生産性や効率を向上させることである。
本発明は、入力された印刷データを印刷可能な画像データへ展開して印刷を要求する展開処理手段と、展開処理手段からの画像データに基づき画像を印刷して印刷の後処理を実行する印刷手段と、を備えた画像形成装置であって、印刷手段により印刷の後処理を実行する際に、展開処理手段で展開処理する印刷データの有無を判断する手段と、印刷データが有ると判断されたとき、当該印刷データの印刷要求が可能となるまでに要する処理時間を算出する手段と、算出した処理時間に基づき、印刷手段による印刷の後処理の開始を所定時間遅延させて印刷手段を待機させるか否かを判断する手段と、印刷手段が待機中に展開処理手段から印刷要求されたとき、印刷手段により印刷の後処理を実行せずに画像を印刷させる手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、入力された印刷データを印刷可能な画像データへ展開して印刷を要求する展開処理工程を有し、展開された画像データに基づき印刷手段により画像を印刷して印刷の後処理を実行する画像形成装置の画像形成方法であって、印刷手段により印刷の後処理を実行する際に、展開処理工程で展開処理する印刷データの有無を判断する工程と、印刷データが有ると判断されたとき、当該印刷データの印刷要求が可能となるまでに要する処理時間を算出する工程と、算出した処理時間に基づき、印刷手段による印刷の後処理の開始を所定時間遅延させて印刷手段を待機させるか否かを判断する工程と、印刷手段が待機中に印刷要求されたとき、印刷手段により印刷の後処理を実行せずに画像を印刷させる工程と、を有することを特徴とする。
更に、本発明は、これら画像形成方法の各工程をコンピュータで実行させるためのプログラム、及び、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
また、本発明は、入力された印刷データを印刷可能な画像データへ展開して印刷を要求する展開処理工程を有し、展開された画像データに基づき印刷手段により画像を印刷して印刷の後処理を実行する画像形成装置の画像形成方法であって、印刷手段により印刷の後処理を実行する際に、展開処理工程で展開処理する印刷データの有無を判断する工程と、印刷データが有ると判断されたとき、当該印刷データの印刷要求が可能となるまでに要する処理時間を算出する工程と、算出した処理時間に基づき、印刷手段による印刷の後処理の開始を所定時間遅延させて印刷手段を待機させるか否かを判断する工程と、印刷手段が待機中に印刷要求されたとき、印刷手段により印刷の後処理を実行せずに画像を印刷させる工程と、を有することを特徴とする。
更に、本発明は、これら画像形成方法の各工程をコンピュータで実行させるためのプログラム、及び、このプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、画像形成装置の寿命の低下を防止しつつ、画像の印刷を速く行って印刷の待ち時間を短縮でき、印刷の生産性や効率を向上させることができる。
以下、本発明の画像形成装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の画像形成装置は、画像を紙やシート等の記録媒体に印刷して出力する印刷手段を備えた、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ又は、それら複数の機能を併せ持つMFP(Multi Function Peripheral)であり、以下では、カラーの画像を印刷するカラープリンタを例に採り説明する。
本実施形態の画像形成装置は、画像を紙やシート等の記録媒体に印刷して出力する印刷手段を備えた、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ又は、それら複数の機能を併せ持つMFP(Multi Function Peripheral)であり、以下では、カラーの画像を印刷するカラープリンタを例に採り説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置を含む画像形成システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。
画像形成システム1は、図示のように、1以上(図では1つ)の外部装置2と画像形成装置10からなり、それらがセントロニクスやUSB(Universal Serial Bus)等の汎用のインターフェース(I/F)ケーブル又は、TCP/IP等によりネットワークを介して接続されている。外部装置2は、例えば各使用者が使用するパーソナルコンピュータ(ホストコンピュータ)であり、使用者の操作により、作成された文書や画像の印刷指示をプリンタドライバにより印刷言語に変換し、そのコマンド等からなる印刷データを画像形成装置10へ出力して送信する。
画像形成システム1は、図示のように、1以上(図では1つ)の外部装置2と画像形成装置10からなり、それらがセントロニクスやUSB(Universal Serial Bus)等の汎用のインターフェース(I/F)ケーブル又は、TCP/IP等によりネットワークを介して接続されている。外部装置2は、例えば各使用者が使用するパーソナルコンピュータ(ホストコンピュータ)であり、使用者の操作により、作成された文書や画像の印刷指示をプリンタドライバにより印刷言語に変換し、そのコマンド等からなる印刷データを画像形成装置10へ出力して送信する。
図2は、この画像形成装置10の概略構成を模式的に示すブロック図である。
画像形成装置10は、図示のように、プリンタコントローラ部11と、エンジンコントローラ部12と、印刷を実行するエンジンメカ部20とを備え、それらがバス等を介して接続されている。
画像形成装置10は、図示のように、プリンタコントローラ部11と、エンジンコントローラ部12と、印刷を実行するエンジンメカ部20とを備え、それらがバス等を介して接続されている。
プリンタコントローラ部11は、画像形成装置10の全体を制御する制御手段であり、かつ、外部装置2から送信された印刷データ等を受信して処理するデータ処理手段でもある。また、プリンタコントローラ部11は、入力された印刷データを画像形成装置10により印刷可能な画像データに展開(変換)して出力し、印刷を要求する展開処理手段を構成し、これら各データをエンジンコントローラ部12へ送信する。具体的には、このプリンタコントローラ部11は、外部からの各印刷データを、それぞれバンド単位又はページ単位で、記録媒体(ここでは転写紙)へ印刷(転写)するためのビットマップイメージに画像展開し、その画像データを印刷要求と共にエンジンコントローラ部12へ順次転送する。
加えて、プリンタコントローラ部11は、印刷データの展開開始から、又は展開前や展開中等の所定時から、その画像データへの展開が終了して、画像データの出力と印刷要求が可能となるまでに要する処理時間(展開終了時間等の印刷要求を通知できるまでに要する時間)(以下、印刷要求処理時間という)を、印刷データの種類や容量、又は印刷条件等に基づいて算出する。また、プリンタコントローラ部11は、印刷要求が可能となる前の所定のタイミングで、印刷データの入力を受けてキューイングがあるか否か等を示す印刷情報と合わせて、その際に算出した印刷要求処理時間をエンジンコントローラ部12へ通知する。
エンジンコントローラ部12は、このプリンタコントローラ部11からの各データを処理して、エンジンメカ部20を制御するエンジン制御手段や印刷動作制御手段であり、入力されたデータやエンジンメカ部20の状態等に基づき、エンジンメカ部20に所定の動作を実行させる。その際、エンジンコントローラ部12は、例えばエンジンメカ部20を、その画像形成のプロセスや転写紙の搬送等から決定される所定のタイミングで連動して動作させ、展開後の画像データを転写紙に転写して印刷(出力)させる。
図3は、このエンジンメカ部20の概略構成を示す要部模式図である。
エンジンメカ部20は、エンジンコントローラ部12を介して転送された画像データを印刷する印刷機構等からなる印刷手段であり、ここでは、画像データから電子写真プロセスにより感光体上に画像を形成して転写紙に転写する。具体的には、エンジンメカ部20は、図示のように、中間転写ベルト21と、その下面に沿って配置された4つの感光体22〜25と、複数枚の転写紙を収納可能な供給トレイ26とを備えている。また、エンジンメカ部20は、転写紙の搬送経路Kに沿って順に設けられた、中間転写ベルト21に対向配置された転写ローラ27、及び転写紙に転写された画像を定着させる定着ユニット28を備えている。
エンジンメカ部20は、エンジンコントローラ部12を介して転送された画像データを印刷する印刷機構等からなる印刷手段であり、ここでは、画像データから電子写真プロセスにより感光体上に画像を形成して転写紙に転写する。具体的には、エンジンメカ部20は、図示のように、中間転写ベルト21と、その下面に沿って配置された4つの感光体22〜25と、複数枚の転写紙を収納可能な供給トレイ26とを備えている。また、エンジンメカ部20は、転写紙の搬送経路Kに沿って順に設けられた、中間転写ベルト21に対向配置された転写ローラ27、及び転写紙に転写された画像を定着させる定着ユニット28を備えている。
感光体22〜25は、外周面に画像を担持するためのドラム(像担持体)であり、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像の形成に使用される。また、それぞれの感光体22〜25は、これらカラー画像を構成する各色のトナー収容部、帯電手段、現像手段、及び軸線周り(副走査方向)に所定速度で回転するための回転駆動手段等(それぞれ図示せず)と共に電子写真プロセス部を構成する。これにより、感光体22〜25には、色毎の画像データに基づいて、外周面に印刷すべき各色の静電潜像が各々作成され、それらに各トナーを付着させて現像及び可視化等することで、それぞれの色の画像(トナー画像)が形成される。
中間転写ベルト21は、これら感光体22〜25に形成されたトナー画像を転写紙へ転写するための無端状の中間転写体であり、駆動手段(図示せず)により、感光体22〜25への画像の形成に同期して所定速度で循環駆動される。エンジンメカ部20は、この循環駆動する中間転写ベルト21に、各感光体22〜25の単色画像を順次重ね合わせて一次転写し、その転写面に印刷すべきカラー画像を形成して転写ローラ27の位置まで移動させる。また、エンジンメカ部20は、中間転写ベルト21の駆動と同期して、給紙トレイ26から転写紙を供給し、中間転写ベルト21と転写ローラ27との間を通過させて、中間転写ベルト21のトナー画像を、転写ローラ27により転写紙へ二次転写する。その後、転写紙上の未定着なトナー画像を、定着ユニット28の一対の加熱・定着ローラ間を通過させて加熱及び加圧し、転写紙上にトナーを定着させて、カラー画像が印刷された転写紙を排紙トレイ29上に排紙する。
画像形成装置10は、このように、プリンタコントローラ部11からの出力データをエンジンコントローラ部12で処理し、その画像データに基づき、印刷手段であるエンジンメカ部20を制御して、画像を連続して又は順次印刷する。また、画像形成装置10は、印刷の終了後や印刷途中の所定のタイミングで、プリンタコントローラ部11から次の印刷要求がなければ、エンジンメカ部20により、感光体22〜25の除電処理や各種モータの停止処理等を開始して、これら印刷の後に行うべき各処理(印刷の後処理)を実行する。ここでは、画像形成装置10は、最後に一次転写を行う感光体25と中間転写ベルト21との転写が終了した時点で、次の印刷要求がなければ、各感光体22〜25の除電処理を開始して所定の後処理を実行する。また、この画像形成装置10は、印刷の後処理を一旦開始すると、その間に印刷データの展開が終了して印刷要求を受けても、後処理を途中で中断せずに、後処理を完了させてエンジンメカ部20を停止させた後に、再度立ち上げ処理を行ってから次の印刷動作を開始する。
ただし、本実施形態では、この印刷の後処理を実行する際に、プリンタコントローラ部11により、展開処理する印刷データ(ここでは、画像データへの展開中や、その前後の各処理中の印刷データ又は、入力されて展開処理予定の印刷データ等、展開処理中や展開処理すべき印刷データを含む)の有無を判断する。その結果、展開は未終了だが、印刷データをキューイングする等して展開しているとき(画像データへの展開処理中や、その前後の各処理中を含む)等であり、プリンタコントローラ部11で展開処理する印刷データが有ると判断されたときには、プリンタコントローラ部11により、その時点から処理中の印刷データの展開が終了して印刷要求が可能となるまでに要する印刷要求処理時間を算出する。併せて、この算出した印刷要求処理時間を上記した印刷情報と共に、プリンタコントローラ部11からエンジンコントローラ部12へ通知する。
これに対し、エンジンコントローラ部12は、算出された印刷要求処理時間に基づき、エンジンメカ部20による印刷の後処理の開始を所定時間遅延させて、エンジンメカ部20を待機させるか否かを判断する。これにより、印刷の後処理開始を遅延させて待機させると判断されたときには、エンジンコントローラ部12は、その状態でエンジンメカ部20を待機させる。また、この所定時間の待機中に、プリンタコントローラ部11から、展開後の画像データが出力されて印刷要求されたときには、エンジンメカ部20により、印刷の後処理を実行せずに、続けて次の画像データに基づいて転写紙に画像を印刷させる。
図4は、この画像形成装置10による印刷時の処理や動作手順を示すフローチャートである。
画像形成装置10は、まず、上記したように印刷データを画像データへ展開等して印刷を要求し、エンジンコントローラ部12により制御して、展開された画像データに基づき、エンジンメカ部20により画像を印刷して印刷の後処理を実行する。その際、画像形成装置10は、図示のように、エンジンコントローラ部12により、感光体25による最終色の一次転写が終了したか否かを判断し(S101)、この一次転写が終了したときに(S101、YES)、プリンタコントローラ部11からの印刷要求があるか否かを判断する(S102)。また、プリンタコントローラ部11で展開処理する印刷データの有無を上記のように算出し、印刷はまだ要求できないが、入力された印刷データを展開しているとき等、印刷データが有ると判断されたときには、その印刷要求処理時間(ここでは、最終色の一次転写終了から印刷要求までに要する時間)を上記のように算出し、印刷情報と共にエンジンコントローラ部12へ通知する。
画像形成装置10は、まず、上記したように印刷データを画像データへ展開等して印刷を要求し、エンジンコントローラ部12により制御して、展開された画像データに基づき、エンジンメカ部20により画像を印刷して印刷の後処理を実行する。その際、画像形成装置10は、図示のように、エンジンコントローラ部12により、感光体25による最終色の一次転写が終了したか否かを判断し(S101)、この一次転写が終了したときに(S101、YES)、プリンタコントローラ部11からの印刷要求があるか否かを判断する(S102)。また、プリンタコントローラ部11で展開処理する印刷データの有無を上記のように算出し、印刷はまだ要求できないが、入力された印刷データを展開しているとき等、印刷データが有ると判断されたときには、その印刷要求処理時間(ここでは、最終色の一次転写終了から印刷要求までに要する時間)を上記のように算出し、印刷情報と共にエンジンコントローラ部12へ通知する。
次に、既に印刷要求が通知されているときには(S102、YES)、各ステップをスキップして処理を終了させ、印刷の後処理を実行せずに、続いてエンジンメカ部20により次の画像データの印刷動作を実行させる。一方、印刷要求がないときには(S102、NO)、エンジンコントローラ部12により、プリンタコントローラ部11から次の印刷情報と印刷データの印刷要求処理時間が通知されているか否かを判断する(S103)。このようにして、エンジンメカ部20により印刷の後処理を実行するときに、印刷要求処理時間等が通知されている場合には、エンジンコントローラ部12により、算出した印刷要求処理時間に基づき、印刷の後処理の開始を所定時間遅延させてエンジンメカ部20を待機させるか否かを判断する。
ただし、ここでは、エンジンコントローラ部12により、プリンタコントローラ部11からの次の印刷情報の有無を確認するとともに、算出した印刷要求処理時間と予め設定された遅延許容時間とを比較する。その結果、印刷情報がなく、又は、印刷要求処理時間が遅延許容時間よりも長くなり遅延が許容されないときには(S103、NO)、印刷の後処理の開始を遅延させないと判断し、エンジンメカ部20により印刷の後処理を開始させる(S107)。これに対し、次の印刷情報があり、印刷要求処理時間が遅延許容時間よりも短いときには(S103、YES)、印刷の後処理の開始を遅延させると判断し、エンジンコントローラ部12により制御して、印刷の後処理の開始を遅延させて、同時に、タイマーをスタートさせる(S104)。
続いて、この状態でエンジンメカ部20を規定時間だけ待つように動作させて、タイマースタートから所定時間が経過するまで、次の印刷要求に備えて待機させる(S105、NO)(S106、NO)。このように、エンジンメカ部20による印刷の後処理の開始タイミングを、機器のレイアウト等から決定される規定のタイミングよりも遅らせ、その待機中に印刷要求されたときには(S105、YES)、エンジンメカ部20により印刷の後処理を実行せずに画像を印刷させる。一方、印刷要求がなく(S105、NO)、所定時間が経過したときには(S106、YES)、エンジンコントローラ部12によりタイムアウトと判断して、エンジンメカ部20による印刷の後処理を開始させる(S107)。
ここで、タイムアウトと判断されるエンジンメカ部20の待機時間は、予め設定された遅延許容時間や算出された印刷要求処理時間、或いは、それらに所定の誤差時間を加えた時間等であり、予め設定されて、エンジンコントローラ部12によりタイマースタートからの時間と比較される。これにより、エンジンコントローラ部12は、エンジンメカ部20が待機中に、プリンタコントローラ部11から印刷要求がなく設定された待機時間が経過したとき、その待機を解除して、エンジンメカ部20により印刷の後処理を開始させる。その際、この画像形成装置10では、エンジンメカ部20が待機中に、印刷要求がなく互いに比較した遅延許容時間又は印刷要求処理時間が経過したとき、エンジンメカ部20による印刷の後処理を開始させるようになっている。
また、遅延許容時間は、エンジンメカ部20による印刷の後処理の遅延が許容される時間であり、エンジンメカ部20による印刷の後処理や次の印刷を行うまでの動作に要する時間等に応じて各々設定される。その際、遅延許容時間は、例えば、エンジンメカ部20により印刷の後処理を実行してから次の印刷を行うときに比べて、印刷の後処理を実行せずに次の印刷を行うほうが、印刷までに要する時間が短くてすむ時間が設定される。この場合には、算出した印刷要求処理時間が遅延許容時間よりも長くなるときには、印刷の後処理を実行してから印刷しても、印刷までに要する時間は変わらないため、装置の寿命低下を防止等する観点から、印刷データの展開処理の終了を待つ間に、印刷の後処理を実行してエンジンメカ部20を待機させる。
本実施形態では、遅延許容時間は、エンジンメカ部20による印刷の後処理及び、その後の画像を印刷するための再立ち上げに要する時間を含む印刷再開可能時間が実測等して設定され、エンジンコントローラ部12により読み出されて使用される。また、遅延許容時間は、画像形成装置10が備える入力手段(図示せず)を介して、設定が変更可能であり、それぞれの動作や印刷の条件等に応じた適切な時間が任意に設定される。加えて、この遅延許容時間は、エンジンメカ部20による画像の印刷条件、例えば各印刷時の動作モードや処理手順等に応じた複数の時間が、それぞれ上記と同様に設定及び変更可能であり、印刷条件に応じた複数の遅延許容時間が予め設定され、エンジンコントローラ部12により管理されている。
図5は、このように管理される印刷条件毎の遅延許容時間の一例を示す模式図(テーブル)である。
ここでは、図示のように、印刷条件として、互いに異なる3つの印刷動作の線速1〜3と、2つの印刷のカラーモード(白黒又はカラー)とが設定され、それらの各組み合わせに対して、遅延許容時間として、それぞれ印刷再開可能時間1〜6が設定されている。
ここでは、図示のように、印刷条件として、互いに異なる3つの印刷動作の線速1〜3と、2つの印刷のカラーモード(白黒又はカラー)とが設定され、それらの各組み合わせに対して、遅延許容時間として、それぞれ印刷再開可能時間1〜6が設定されている。
画像形成装置10は、エンジンコントローラ部12により、このテーブルをサーチして、設定された複数の遅延許容時間から、現在(直前の画像を印刷した時点)のエンジンメカ部20の印刷条件に応じた遅延許容時間を選択する。続いて、選択した遅延許容時間(印刷再開可能時間)を、プリンタコントローラ部11が算出した印刷要求処理時間と比較し、印刷要求処理時間が遅延許容時間よりも短いときに限り、印刷の後処理の開始を遅延させてエンジンメカ部20を待機させる。また、これら印刷条件に応じた遅延許容時間は、例えば画像形成装置10をサービスマンモードに切り替えることで設定が変更され、サービスマンにより、画像形成装置10毎の差等に応じて調整される。
以上説明したように、この画像形成装置10では、エンジンメカ部20により印刷の後処理を実行する際に印刷データが有るときには、その時点で算出された印刷要求処理時間に基づき印刷の後処理の開始を遅延させ、印刷要求に応じて、エンジンメカ部20により次の画像を印刷させる。このように、印刷データの画像データへの展開終了までエンジンメカ部20を待機させて、印刷の後処理を実行せずに印刷を行うため、エンジンメカ部20による後処理の終了や再立ち上げ等を待たずに、次の画像を順次続けて印刷することができる。その結果、展開処理に時間を要する印刷データ等であっても、その画像データに基づく印刷を早期に開始できるため、各画像の印刷が遅くなるのを防止でき、使用者による印刷の待ち時間を短縮することができる。併せて、各算出された印刷要求処理時間に基づき印刷の後処理の開始を所定時間遅延させるか否かを判断するため、例えば、その時間によっては遅延させない等して、むやみに後処理開始を遅延させることで生じる装置の寿命低下を防止することもできる。
従って、本実施形態によれば、画像形成装置10の寿命の低下を防止しつつ、画像の印刷を速く行って印刷の待ち時間を短縮でき、印刷の生産性や効率を向上させることができる。また、ここでは、印刷データの算出された印刷要求処理時間が、予め設定された遅延許容時間よりも短いときに、印刷の後処理の開始を遅延させるため、生産性の低下を防止しながら、むやみに後処理開始のタイミングを遅らせずに装置の寿命低下を確実に防止することができる。更に、エンジンメカ部20が待機中に、印刷要求がなく遅延許容時間(例えば印刷再開可能時間)又は印刷要求処理時間が経過したときに、エンジンメカ部20による印刷の後処理を開始させるため、必要以上に後処理の開始を遅らせることがなく、装置の寿命低下を一層確実に防止することができる。
ここで、上記したように、画像の印刷条件に応じて設定した複数の遅延許容時間から、遅延処理時の印刷条件に応じた時間を選択して算出した印刷要求処理時間と比較することで、印刷要求処理時間を、それぞれの状況に合わせた遅延許容時間と比較でき、後処理の開始を遅延させるか否かの判断を、より適切に行うことができる。その際、遅延許容時間として、エンジンメカ部20による印刷の後処理及び再立ち上げに要する時間を含む印刷再開可能時間を各々設定するときには、生産性の向上と装置寿命の低下防止の効果をバランスよく両立させて、エンジンメカ部20を適切に動作させることができる。また、画像形成装置10に、この遅延許容時間の設定を変更する手段を設けた場合には、装置毎の動作の誤差等に対応して設定時間を調整できるため、より使用者環境に合わせて装置の寿命低下を効果的に防止でき、かつ生産性の低下を確実に防止することもできる。
更に、画像形成装置10に、エンジンメカ部20による印刷の後処理の開始を遅延させるか否かを設定する手段を設け、これにより、後処理の開始を遅延させるか否かを選択して予め設定できるようにしてもよい。
図6は、このような設定手段を備えた画像形成装置10による印刷時の処理や動作手順を示すフローチャートである。
なお、この図の説明では、既に説明したフローチャート(図4参照)と同様の処理や動作を行うステップの詳説は省略し、異なる処理や動作を中心に説明する。また、この処理等を開始する前に、予め使用者により、設定手段を介して、エンジンメカ部20による印刷の後処理の開始を遅延させるか否かが画像形成装置10に設定されている。
なお、この図の説明では、既に説明したフローチャート(図4参照)と同様の処理や動作を行うステップの詳説は省略し、異なる処理や動作を中心に説明する。また、この処理等を開始する前に、予め使用者により、設定手段を介して、エンジンメカ部20による印刷の後処理の開始を遅延させるか否かが画像形成装置10に設定されている。
ここでは、まず、図示のように、最終色の一次転写が終了したときに(S201、YES)、次の印刷要求があるか否かを判断し、印刷要求があるときには(S202、YES)、エンジンメカ部20により、印刷の後処理を実行せずに画像を印刷させる。一方、印刷要求がないときには(S202、NO)、エンジンメカ部20による印刷の後処理の遅延設定を確認し、遅延させない設定のときには(S203、NO)、印刷の後処理を遅延させずに直ちに開始して実行させる(S208)。これに対し、印刷の後処理の開始を遅延させることが設定されているときには(S203、YES)、次の印刷情報と印刷データの印刷要求処理時間の通知の有無を判断する。
その結果、印刷情報があり、印刷要求処理時間が遅延許容時間(ここでは、印刷条件に応じて選択された印刷再開可能時間)よりも短いときには(S204、YES)、印刷の後処理を遅延させてエンジンメカ部20を待機させ、それ以外のときには(S204、NO)、印刷の後処理を開始させる(S208)。また、エンジンメカ部20の待機後は、上記と同様に、待機開始と同時にタイマーをスタートさせ(S205)、所定時間が経過するまでに(S207、NO)、印刷要求されたときには(S206、YES)、エンジンメカ部20により印刷の後処理を実行せずに画像を印刷させる。一方、印刷要求がなく(S206、NO)、印刷要求処理時間や遅延許容時間等の所定時間が経過したときには(S207、YES)、エンジンメカ部20により印刷の後処理を開始させる(S208)。
このように、印刷の後処理開始を遅延させるか否かを設定する手段を設けたときには、装置の寿命低下の防止を優先するか、生産性の向上を優先するかを、使用環境等に合わせて適宜選択でき、画像形成装置10を、それぞれに応じて所望したように動作させることができる。
なお、本発明は、以上説明した印刷手段を備えた画像形成装置10の画像形成方法の各工程を、コンピュータで実行させるためのプログラムとして実現することもできる。また、このプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、又はMO等、任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することもできる。
1・・・画像形成システム、2・・・外部装置、10・・・画像形成装置、11・・・プリンタコントローラ部、12・・・エンジンコントローラ部、20・・・エンジンメカ部、21・・・中間転写ベルト、22〜25・・・感光体、26・・・供給トレイ、27・・・転写ローラ、28・・・定着ユニット、29・・・排紙トレイ。
Claims (15)
- 入力された印刷データを印刷可能な画像データへ展開して印刷を要求する展開処理手段と、展開処理手段からの画像データに基づき画像を印刷して印刷の後処理を実行する印刷手段と、を備えた画像形成装置であって、
印刷手段により印刷の後処理を実行する際に、展開処理手段で展開処理する印刷データの有無を判断する手段と、
印刷データが有ると判断されたとき、当該印刷データの印刷要求が可能となるまでに要する処理時間を算出する手段と、
算出した処理時間に基づき、印刷手段による印刷の後処理の開始を所定時間遅延させて印刷手段を待機させるか否かを判断する手段と、
印刷手段が待機中に展開処理手段から印刷要求されたとき、印刷手段により印刷の後処理を実行せずに画像を印刷させる手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載された画像形成装置において、
印刷手段を待機させるか否かを判断する手段は、算出した処理時間と予め設定された遅延許容時間とを比較する手段と、算出した処理時間が遅延許容時間よりも短いとき、印刷の後処理の開始を遅延させると判断する手段と、算出した処理時間が遅延許容時間よりも長いとき、印刷の後処理の開始を遅延させないと判断する手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載された画像形成装置において、
印刷手段による画像の印刷条件に応じた複数の遅延許容時間を設定する手段を備え、
印刷手段を待機させるか否かを判断する手段は、設定された複数の遅延許容時間から印刷手段の印刷条件に応じた遅延許容時間を選択する手段を有し、選択した遅延許容時間を算出した処理時間と比較することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2又は3に記載された画像形成装置において、
印刷手段が待機中に互いに比較した遅延許容時間又は算出した処理時間が経過したとき、印刷手段による印刷の後処理を開始させる手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2ないし4のいずれかに記載された画像形成装置において、
遅延許容時間の設定を変更する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2ないし5のいずれかに記載された画像形成装置において、
遅延許容時間が、印刷手段による印刷の後処理及び再立ち上げに要する時間を含む印刷再開可能時間であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載された画像形成装置において、
印刷手段による印刷の後処理の開始を遅延させるか否かを設定する手段と、
印刷の後処理の開始を遅延させない設定のとき、印刷手段により印刷の後処理を遅延させずに実行させる手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 入力された印刷データを印刷可能な画像データへ展開して印刷を要求する展開処理工程を有し、展開された画像データに基づき印刷手段により画像を印刷して印刷の後処理を実行する画像形成装置の画像形成方法であって、
印刷手段により印刷の後処理を実行する際に、展開処理工程で展開処理する印刷データの有無を判断する工程と、
印刷データが有ると判断されたとき、当該印刷データの印刷要求が可能となるまでに要する処理時間を算出する工程と、
算出した処理時間に基づき、印刷手段による印刷の後処理の開始を所定時間遅延させて印刷手段を待機させるか否かを判断する工程と、
印刷手段が待機中に印刷要求されたとき、印刷手段により印刷の後処理を実行せずに画像を印刷させる工程と、
を有することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項8に記載された画像形成方法において、
印刷手段を待機させるか否かを判断する工程は、算出した処理時間と予め設定された遅延許容時間とを比較する工程と、算出した処理時間が遅延許容時間よりも短いとき、印刷の後処理の開始を遅延させると判断する工程と、算出した処理時間が遅延許容時間よりも長いとき、印刷の後処理の開始を遅延させないと判断する工程と、を有することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項9に記載された画像形成方法において、
印刷手段による画像の印刷条件に応じた複数の遅延許容時間を設定する工程を有し、
印刷手段を待機させるか否かを判断する工程は、設定された複数の遅延許容時間から印刷手段の印刷条件に応じた遅延許容時間を選択する工程を有し、選択した遅延許容時間を算出した処理時間と比較することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項9又は10に記載された画像形成方法において、
印刷手段が待機中に互いに比較した遅延許容時間又は算出した処理時間が経過したとき、印刷手段による印刷の後処理を開始させる工程を有することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項9ないし11のいずれかに記載された画像形成方法において、
遅延許容時間が、印刷手段による印刷の後処理及び再立ち上げに要する時間を含む印刷再開可能時間であることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項8ないし12のいずれかに記載された画像形成方法において、
印刷手段による印刷の後処理の開始を遅延させるか否かを設定する工程と、
印刷の後処理の開始を遅延させない設定のとき、印刷手段により印刷の後処理を遅延させずに実行させる工程と、
有することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項8ないし13のいずれかに記載された画像形成方法の各工程をコンピュータで実行させるためのプログラム。
- 請求項14に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008267038A JP2010096934A (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008267038A JP2010096934A (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体 |
Publications (1)
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JP2010096934A true JP2010096934A (ja) | 2010-04-30 |
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ID=42258668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008267038A Pending JP2010096934A (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2010096934A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014119679A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム |
JP2020179597A (ja) * | 2019-04-25 | 2020-11-05 | キヤノン株式会社 | 記録装置、制御方法、及びプログラム |
-
2008
- 2008-10-16 JP JP2008267038A patent/JP2010096934A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014119679A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム |
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JP7361489B2 (ja) | 2019-04-25 | 2023-10-16 | キヤノン株式会社 | 記録装置、制御方法、及びプログラム |
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