JP2010145907A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

画像形成装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010145907A
JP2010145907A JP2008325239A JP2008325239A JP2010145907A JP 2010145907 A JP2010145907 A JP 2010145907A JP 2008325239 A JP2008325239 A JP 2008325239A JP 2008325239 A JP2008325239 A JP 2008325239A JP 2010145907 A JP2010145907 A JP 2010145907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
fixing device
reference temperature
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008325239A
Other languages
English (en)
Inventor
Akisada Sato
哲禎 佐藤
Keiji Sawada
圭司 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2008325239A priority Critical patent/JP2010145907A/ja
Publication of JP2010145907A publication Critical patent/JP2010145907A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】ウォームアップ時間の短縮と消費電力の低減を図ることができる画像形成装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】マイコン181は、ユーザに選択された印刷の設定情報(即ち、ユーザに選択された用紙サイズ、用紙の種類及びモードの種類)に基づいて、定着器16が画質調整開始可能状態に到達したときの定着器16の待機温度(第1基準温度)を再設定し(S2)、印刷ジョブに基づいて、実際に印刷を実行するときの定着器16の印刷温度(第2基準温度)を再設定し(S6)、電源が投入された場合又は節電モードが解除された場合に、定着器16の温度が待機温度になるように、定着器16に供給される電力を制御すると共に、印刷指示が入力された場合に、定着器16の温度が印刷温度になるように、定着器16に供給される電力を制御する(S3、S9)。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来より、定着装置の加熱ローラのウォーミングアップ時間を装置周辺の環境の変化に関わらず常に適切に短縮させ、かつウォーミングアップ時におこる加熱ローラ表面のオーバーシュートを低減する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の画像形成装置は、加熱ローラ8の表面の温度を検出する温度センサ9とあらかじめ設定している印字温度とを比較し、発熱体7のON・OFFを制御部12により制御する。また、この画像形成装置では、温度上昇率を算出し印字温度到達時刻を推測して、加熱ローラ8の表面温度が印字温度に到達する時刻に記録紙1を加熱ローラ8に搬送させるように記録紙1を給紙させる。
特開平6−301255号公報
本発明の目的は、ウォームアップ時間の短縮と消費電力の低減を図ることができる画像形成装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の画像形成装置は、ユーザに選択された印刷の設定情報に基づいて、定着器が画質調整開始可能状態に到達したときの前記定着器の第1基準温度を再設定する第1再設定手段と、印刷ジョブに基づいて、実際に印刷を実行するときの前記定着器の第2基準温度を再設定する第2再設定手段と、電源が投入された場合又は節電モードが解除された場合に、前記定着器の温度が前記第1基準温度になるように、前記定着器に供給される電力を制御すると共に、印刷指示が入力された場合に、前記定着器の温度が前記第2基準温度になるように、前記定着器に供給される電力を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、用紙サイズ、用紙の種類及び白黒/カラーモードの種類のセット毎に前記第1基準温度を指定する第1テーブル情報、前記用紙サイズ、前記用紙の種類及び前記白黒/カラーモードの種類のセット毎に前記第2基準温度を指定する第2テーブル情報を記憶する記憶手段を備え、前記第1再設定手段は、前記第1テーブル情報内のユーザに選択されたセットに応じて前記第1基準温度を再設定することを特徴とする。
請求項3の画像形成装置は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記第2決定手段は、前記印刷ジョブにより前記第2テーブル情報内の選択されたセットに応じて前記第2基準温度を再設定することを特徴とする。
請求項4の画像形成装置は、請求項2又は3に記載の画像形成装置において、前記第1テーブル情報は、画質調整の種類毎に前記第1基準温度を補正する第1補正温度が規定されており、前記第1決定手段は、前記第1テーブル情報内のユーザに選択されたセット及び第1補正温度に応じて前記第1基準温度を再設定することを特徴とする。
請求項5の画像形成装置は、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記第2テーブル情報は、像密度の範囲毎に前記第2基準温度を補正する第2補正温度が規定されており、前記第2決定手段は、前記印刷ジョブにより前記第2テーブル情報内の選択されたセット及び像密度の値に応じて前記第2基準温度を再設定することを特徴とする。
請求項6の画像形成装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記第1基準温度の再設定及び前記第2基準温度の再設定のうち少なくともいずれか一方の実行又は中止を選択する選択手段を備えることを特徴とする。
請求項7のプログラムは、画像形成装置を、ユーザに選択された印刷の設定情報に基づいて、定着器が画質調整開始可能状態に到達したときの前記定着器の第1基準温度を再設定する第1再設定手段、印刷ジョブに基づいて、実際に印刷を実行するときの前記定着器の第2基準温度を再設定する第2再設定手段、及び電源が投入された場合又は節電モードが解除された場合に、前記定着器の温度が前記第1基準温度になるように、前記定着器に供給される電力を制御すると共に、印刷指示が入力された場合に、前記定着器の温度が前記第2基準温度になるように、前記定着器に供給される電力を制御する制御手段として機能させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ウォームアップ時間の短縮と消費電力の低減を図ることができる。
請求項2の発明によれば、用紙サイズ、用紙の種類又は白黒/カラーモードの種類に応じて第1基準温度を変更することができる。
請求項3の発明によれば、用紙サイズ、用紙の種類又は白黒/カラーモードの種類に応じて第2基準温度を変更することができる。
請求項4の発明によれば、用紙サイズ、用紙の種類、白黒/カラーモードの種類及び画質調整の種類に応じて第1基準温度を変更することができる。
請求項5の発明によれば、用紙サイズ、用紙の種類、白黒/カラーモードの種類及び像密度の値に応じて第2基準温度を変更することができる。
請求項6の発明によれば、必要に応じて第1基準温度の再設定及び前記第2基準温度の再設定を実行したり、又は中止することができる。
請求項7の発明によれば、ウォームアップ時間の短縮と消費電力の低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。
画像形成装置1は、カラープリンターで構成されており、トナーカートリッジ11Y,11M,11C,11K、画像形成ユニット12Y,12M,12C,12K、中間転写ベルト13、ベルトクリーナー14、2次転写部15、定着器16、給紙部17、制御部18、温度計19、及び湿度計20を備えている。また、画像形成ユニット12Y,12M,12C,12Kの各々は、感光体21、一次転写部22、クリーナー23、帯電器24、潜像形成部25、現像部26、膜厚検知センサー27及び操作部28を備えている。
制御部18は、画像形成ユニット12Y,12M,12C,12K、中間転写ベルト13、2次転写部15、及び定着器16を駆動する複数のモータ(不図示)と接続されている。また、制御部18は、感光体21の膜厚を検出する膜厚検知センサー27、装置内の温度を測定する温度計19、装置内の湿度を測定する湿度計20、及び指示を入力する操作部28と接続されている。
トナーカートリッジ11Y,11M,11C,11Kは、画像形成ユニット12Y,12M,12C,12Kに含まれる現像部26に現像剤(トナー)を供給する。
制御部18が印刷すべき画像データを受信すると、帯電器24が感光体21を帯電し、潜像形成部25が感光体21を露光し、静電潜像を形成する。現像部26は、現像剤(トナー)を感光体21上に供給し、一次転写部22は感光体21上に現像されたトナー像を中間転写ベルト13に転写する。感光体21上に残ったトナーは、クリーナー23によって回収される。
このような処理が、中間転写ベルト13が回転されながら、画像形成ユニット12Y,12M,12C,12Kの各々で実行される。これにより、Y(イエロー)、M(マジェンダ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色のトナー像が中間転写ベルト13の所定の位置で互いに重なるように形成される。ベルトクリーナー14は、中間転写ベルト13上に残ったトナーを回収する。
そして、2次転写部15が、給紙部17から搬送された用紙に、中間転写ベルト13上のトナー像を転写し、定着器16がトナー像を用紙に定着する。トナー像が定着された用紙は、搬送路を経由して、装置外に排出される。
図2(A)は、制御部18の構成を示す図であり、図2(B)は、定着器16の構成を示す図である。
図2(A)において、制御部18は、マイコン181(第1再設定手段、第2再設定手段、制御手段及び選択手段)及びメモリ182(記憶手段)を備えている。マイコン181は、各種の算出処理を実行したり、不図示のモータの駆動を制御する。メモリ182は、不揮発性のROM又はハードディスク等で構成されており、各種のデータやプログラムを記憶している。
図2(B)において、定着器16は、ヒートローラ161及びプレッシャーローラ162を備えている。ヒートローラ161の内部には、ヒートローラ161とプレッシャーローラ162との間を通過するトナーが転写された用紙を加熱するメインランプ164及びサブランプ165が設けられている。また、プレッシャーローラ162上には定着器16の温度を測定する温度センサ163が設けられている。
制御部18のマイコン181は、温度センサ163、メインランプ164及びサブランプ165に接続されており、温度センサ163の測定温度の情報を取得し、メインランプ164及びサブランプ165の点灯の開始及び終了を制御する。
図3(A),(B)は、一般的な画像形成装置で実行される画質調整処理及び定着器の加熱処理における温度と時間との関係を示す図であり、図3(C)は画像形成装置1で実行される画質調整処理及び定着器16の加熱処理における温度と時間との関係を示す図である。
図3(A)〜(C)に示すように、一般的な画像形成装置及び画像形成装置1では、電源投入又は節電解除からスタートボタン(印刷開始ボタン)が押下できる状態(スタートボタン押下可能状態)までの間に、即ち、ウォームアップ時間に、画質調整処理及び定着器16の加熱処理が実行される。
画質調整処理とは、トナーカートリッジ11Y,11M,11C,11Kから画像形成ユニット12Y,12M,12C,12Kへ自動でトナーを入れ替える処理、感光体21を交換する処理、画像の濃度を調整する処理、及びトナー像の位置ズレを調整する処理などを含む。
図3(A)〜(C)において、待機温度(第1基準温度)は、画質調整開始可能状態に到達するときの定着器16の温度を示し、印刷温度(第2基準温度)とは、実際に印刷を実行するときの定着器16の温度を示す。定着器16の温度は、温度センサ163により測定され、定着器16の温度情報はマイコン181に送信される。尚、図3(A),(B)の一般的な画像形成装置では、待機温度は80度に固定されており、印刷温度は170度に固定されている。図3(C)の画像形成装置1では、待機温度は80度に設定されており、印刷温度は170度に設定されている。
図3(A)の一般的な画像形成装置では、定着器16の加熱処理を実行する間、例えば全体の90%の電力が定着器16へ供給され、定着器16の温度は待機温度に到達する。その後、画質調整処理を実行する間、定着器16の温度を維持するため、例えば、全体の10%の電力が定着器16へ供給される。
図3(B)の一般的な画像形成装置では、画質調整処理及び定着器16の加熱処理が同一のタイミングで終了するように、画質調整処理及び定着器16の加熱処理が実行される。画質調整処理のみが実行されている間は、電力が定着器16へ供給されず、画質調整処理及び定着器16の加熱処理の実行中は、例えば、全体の40%の電力が定着器16へ供給される。
図4(A)は、待機温度を調整する際に使用される第1テーブル情報を示し、図4(B)は、印刷温度を調整する際に使用される第2テーブル情報を示す。第1テーブル情報及び第2テーブル情報はメモリ182に格納されている。
第1テーブル情報では、用紙サイズ、用紙の種類、及びモードの種類(白黒/カラー)のセット毎に定着器16の仮待機温度が指定されており、画質調整の種類毎に仮待機温度を補正する補正温度が指定されている。定着器16の待機温度は、定着器16の仮待機温度に補正温度を可算することにより算出される。第2テーブル情報では、用紙サイズ、用紙の種類、及びモードの種類(白黒/カラー)のセット毎に定着器16の仮印刷温度が指定されており、像密度の範囲毎に仮印刷温度を補正する補正温度が指定されている。定着器16の印刷温度は、定着器16の仮印刷温度に補正温度を可算することにより算出される。
また、第1テーブル情報及び第2テーブル情報では、用紙サイズ及び用紙の種類が同一である場合、白黒モードは、カラーモードよりも使用されるトナー量が少ないため、白黒モードの仮待機温度及び仮印刷温度は、カラーモードの仮待機温度及び仮印刷温度よりも低い。また、用紙の種類及びモードの種類が同一である場合、用紙サイズが小さいほど仮待機温度及び仮印刷温度が低い。また、用紙サイズ及びモードの種類が同一である場合、用紙が厚くなるほど、仮待機温度及び仮印刷温度が高い。
尚、第1テーブル情報及び第2テーブル情報は、補正温度を決定するためのテーブルが含まれているが、この補正温度を決定するためのテーブルは含まれていなくてもよい。この場合、定着器16の待機温度は、第1テーブル情報の仮待機温度に対応し、定着器16の印刷温度は、第2テーブル情報の仮印刷温度に対応する。
図3(C)の画像形成装置1では、マイコン181が、メモリ182に格納されている第1テーブル情報を読み出し、第1テーブル情報及びユーザにより選択された、用紙サイズ、用紙の種類、モードの種類(白黒/カラー)及び画質調整の種類に基づいて、待機温度を再設定する。
ユーザは、不図示の印刷ドライバ又は操作部28により、用紙サイズ、用紙の種類、モードの種類及び画質調整の種類を選択する。ユーザに選択された設定内容は、メモリ182に格納され、画像形成装置1の起動時にマイコン181がこの設定内容に基づいて待機温度を自動再設定する。また、ユーザは、不図示の印刷ドライバ又は操作部28により、設定内容を変更してもよい。
マイコン181は、再設定された待機温度になるように、定着器16へ供給される電力を制御する。待機温度に基づいて画質調整処理及び定着器16の加熱処理が実行されている間に、マイコン181は、印刷ジョブを受信し、メモリ182に格納されている第2テーブル情報を読み出す。そして、マイコン181は、第2テーブル情報及び印刷ジョブで指定されている用紙サイズ、用紙の種類、モードの種類(白黒/カラー)及び像密度に基づいて、印刷温度を再設定する。像密度とは、用紙サイズに対する画像(トナー像)のサイズの割合である。
画質調整処理及び定着器16の加熱処理が終了すると、マイコン181は、再設定された印刷温度になるように、定着器16へ供給される電力を制御する。
このように、画像形成装置1では、待機温度及び印刷温度が、用紙サイズ、用紙の種類及びモードの種類(白黒/カラー)に基づいて変更される。また、図4(A)に示すように、待機温度は、画質調整の種類に基づいて補正される。図4(B)に示すように、印刷温度は、像密度に基づいて補正される。
また、図3(C)の画像形成装置1では、第1テーブル情報及び第2テーブル情報に基づいて、必要かつ十分な待機温度及び印刷温度に変更されるので、図3(A)(B)の一般的な画像形成装置よりも消費電力が低減され、ウォームアップ時間が短縮される。
図5は、画像形成装置1で実行される処理を示すフローチャートである。本処理では、待機温度はメモリ182に格納されているコンフィギュレーション情報(例えば、使用される給紙部と待機温度との関係を示す情報)に従って80度に設定されており、印刷温度は170度に設定されているものとする。
まず、制御部18のマイコン181は、電源が投入される又は節電モードが解除されると、メモリ182に格納されている第1テーブル情報を読み出し、第1テーブル情報及びユーザにより選択された、用紙サイズ、用紙の種類及びモードの種類(白黒/カラー)に基づいて仮待機温度を再設定し(ステップS1)、さらにユーザにより選択された画質調整の種類に基づいて、待機温度を再設定する(ステップS2)。その後、マイコン181は、定着器16の温度が再設定された待機温度になるように、定着器16へ供給される電力を制御する(ステップS3)。
次に、待機温度に基づいて画質調整処理及び定着器16の加熱処理が実行されている間に、マイコン181は、印刷ジョブを受信し、メモリ182に格納されている第2テーブル情報を読み出す(ステップS4)。マイコン181は、第2テーブル情報及び印刷ジョブで指定されている用紙サイズ、用紙の種類及びモードの種類(白黒/カラー)に基づいて、仮印刷温度を再設定し(ステップS5)、さらに印刷ジョブの像密度に基づいて、印刷温度を再設定する(ステップS6)。
その後、マイコン181は、温度センサ163の測定温度が待機温度に到達したか、即ち画質調整処理及び定着器16の加熱処理が終了したか否かを判別する(ステップS7)。
ステップS7でNOの場合には、当該判別を繰り返す。一方、ステップS7でYESの場合には、マイコン181は、スタートボタン(印刷開始ボタン)が押下されたか否かを判別する(ステップS8)。
ステップS8でNOの場合には、当該判別を繰り返す。一方、ステップS8でYESの場合には、マイコン181は、定着器16の温度が再設定された印刷温度になるように、定着器16へ供給される電力を制御する(ステップS9)。温度センサ163の測定温度が印刷温度に到達すると、画像形成ユニット12Y,12M,12C,12Kが印刷処理を実行し(ステップS10)、本処理は終了する。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、マイコン181は、ユーザに選択された印刷の設定情報(即ち、ユーザに選択された用紙サイズ、用紙の種類及びモードの種類)に基づいて、定着器16が画質調整開始可能状態に到達したときの定着器16の待機温度(第1基準温度)を再設定し(ステップS2)、印刷ジョブに基づいて、実際に印刷を実行するときの定着器16の印刷温度(第2基準温度)を再設定し(ステップS6)、電源が投入された場合又は節電モードが解除された場合に、定着器16の温度が待機温度になるように、定着器16に供給される電力を制御すると共に、印刷指示が入力された場合に、定着器16の温度が印刷温度になるように、定着器16に供給される電力を制御する(ステップS3、S9)。よって、一般的な画像形成装置よりも消費電力が低減され、ウォームアップ時間が短縮される。
上記実施の形態では、画像形成装置1は、カラープリンターで構成されているが、画像形成装置1は、コピー機、白黒プリンター、ファクシミリ、又はコピー機能、プリント機能及びファクシミリ機能を有する複合機で構成されていてもよい。
画像形成装置1は、さらに画質調整処理を印刷前に実行する画質優先モード及び画質調整処理を印刷前に実行しない速度優先モードを備えていてもよい。この場合、マイコン181は、速度優先モードが選択されている場合に、印刷温度の再設定の工程(ステップS4、S5、S6、S9)を実行し、画質優先モードが選択されている場合に、印刷温度の再設定の工程を実行しないようにしてもよい。
また、マイコン181は、待機温度の再設定の工程(ステップS1〜S3)のみを中止したり、印刷温度の再設定の工程(ステップS4、S5、S6、S9)のみを中止してもよい。即ち、マイコン181は、待機温度の再設定の工程及び/又は印刷温度の再設定の工程の実行又は中止を選択する。
画像形成装置1の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、画像形成装置1に供給し、マイコン181が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。
画像形成装置1のマイコン181が、画像形成装置1の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 (A)は、制御部18の構成を示す図であり、(B)は、定着器16の構成を示す図である。 (A),(B)は、一般的な画像形成装置で実行される画質調整処理及び定着器の加熱処理における温度と時間との関係を示す図であり、(C)は、画像形成装置1で実行される画質調整処理及び定着器16の加熱処理における温度と時間との関係を示す図である。 (A)は、待機温度を調整する際に使用される第1テーブル情報を示す図であり、(B)は、印刷温度を調整する際に使用される第2テーブル情報を示す図である。 画像形成装置1で実行される処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
11Y,11M,11C,11K トナーカートリッジ
12Y,12M,12C,12K 画像形成ユニット
13 中間転写ベルト
14 ベルトクリーナー
15 2次転写部
16 定着器
17 給紙部
18 制御部
19 温度計
20 湿度計
21 感光体
22 一次転写部
23 クリーナー
24 帯電器
25 潜像形成部
26 現像部
181 マイコン
182 メモリ

Claims (7)

  1. ユーザに選択された印刷の設定情報に基づいて、定着器が画質調整開始可能状態に到達したときの前記定着器の第1基準温度を再設定する第1再設定手段と、
    印刷ジョブに基づいて、実際に印刷を実行するときの前記定着器の第2基準温度を再設定する第2再設定手段と、
    電源が投入された場合又は節電モードが解除された場合に、前記定着器の温度が前記第1基準温度になるように、前記定着器に供給される電力を制御すると共に、印刷指示が入力された場合に、前記定着器の温度が前記第2基準温度になるように、前記定着器に供給される電力を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙サイズ、用紙の種類及び白黒/カラーモードの種類のセット毎に前記第1基準温度を指定する第1テーブル情報、前記用紙サイズ、前記用紙の種類及び前記白黒/カラーモードの種類のセット毎に前記第2基準温度を指定する第2テーブル情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記第1再設定手段は、前記第1テーブル情報内のユーザに選択されたセットに応じて前記第1基準温度を再設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2決定手段は、前記印刷ジョブにより前記第2テーブル情報内の選択されたセットに応じて前記第2基準温度を再設定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1テーブル情報は、画質調整の種類毎に前記第1基準温度を補正する第1補正温度が規定されており、
    前記第1決定手段は、前記第1テーブル情報内のユーザに選択されたセット及び第1補正温度に応じて前記第1基準温度を再設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2テーブル情報は、像密度の範囲毎に前記第2基準温度を補正する第2補正温度が規定されており、
    前記第2決定手段は、前記印刷ジョブにより前記第2テーブル情報内の選択されたセット及び像密度の値に応じて前記第2基準温度を再設定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1基準温度の再設定及び前記第2基準温度の再設定のうち少なくともいずれか一方の実行又は中止を選択する選択手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置を、
    ユーザに選択された印刷の設定情報に基づいて、定着器が画質調整開始可能状態に到達したときの前記定着器の第1基準温度を再設定する第1再設定手段、
    印刷ジョブに基づいて、実際に印刷を実行するときの前記定着器の第2基準温度を再設定する第2再設定手段、及び
    電源が投入された場合又は節電モードが解除された場合に、前記定着器の温度が前記第1基準温度になるように、前記定着器に供給される電力を制御すると共に、印刷指示が入力された場合に、前記定着器の温度が前記第2基準温度になるように、前記定着器に供給される電力を制御する制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
JP2008325239A 2008-12-22 2008-12-22 画像形成装置及びプログラム Pending JP2010145907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008325239A JP2010145907A (ja) 2008-12-22 2008-12-22 画像形成装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008325239A JP2010145907A (ja) 2008-12-22 2008-12-22 画像形成装置及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010145907A true JP2010145907A (ja) 2010-07-01

Family

ID=42566377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008325239A Pending JP2010145907A (ja) 2008-12-22 2008-12-22 画像形成装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010145907A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128189A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および定着装置の温度制御方法
US20130084113A1 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable medium
WO2013047214A3 (en) * 2011-09-30 2013-07-18 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable medium
US9477184B2 (en) 2014-05-21 2016-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus controlling temperature of fixing portion in image formation mode and in standby modes
WO2017085801A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 キヤノン株式会社 画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012128189A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置および定着装置の温度制御方法
US9141049B2 (en) 2010-12-15 2015-09-22 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus and temperature control method in fixing device thereof for controlling temperature of fixing device to be at target temperature after execution of non-image formation device
US20130084113A1 (en) * 2011-09-30 2013-04-04 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable medium
WO2013047214A3 (en) * 2011-09-30 2013-07-18 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable medium
US8886107B2 (en) 2011-09-30 2014-11-11 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, and computer-readable medium
US9477184B2 (en) 2014-05-21 2016-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus controlling temperature of fixing portion in image formation mode and in standby modes
WO2017085801A1 (ja) * 2015-11-18 2017-05-26 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10021261B2 (en) 2015-11-18 2018-07-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JPWO2017085801A1 (ja) * 2015-11-18 2018-08-30 キヤノン株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4352345B2 (ja) 印刷装置
JP2008026699A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2010134130A (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP2010145907A (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP2008026701A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2008152106A (ja) 画像形成装置
JP5126282B2 (ja) 画像形成装置
JP6366359B2 (ja) 画像形成装置
JP2010131938A (ja) 画像形成システム
JP2011112776A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム
JP6218614B2 (ja) 画像形成装置及び印字制御方法
JP2012133340A (ja) 印刷中断を制御可能な画像形成装置、その制御方法及び記憶媒体
JP5762324B2 (ja) 画像形成装置
US20150212464A1 (en) Image forming apparatus and image forming method
US10419624B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP4093180B2 (ja) 画像形成装置
JP4747013B2 (ja) 加熱ローラの温度制御装置
JP2007025205A (ja) 画像形成装置および該装置の制御方法
JP6237722B2 (ja) 画像形成装置
US20110188876A1 (en) Image forming device
JP2005246723A (ja) 画像形成装置及びドライバプログラム
JP2011154217A (ja) 画像形成装置
JP2010256907A (ja) 画像形成装置、定着器加熱方法
JP2010145682A (ja) 画像形成装置、画像形成制御方法及びコンピュータが実行可能なプログラム
JP2008107650A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム