JP2012133340A - 印刷中断を制御可能な画像形成装置、その制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

印刷中断を制御可能な画像形成装置、その制御方法及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置で連続印字中に、昇温抑制モードと、トナーカートリッジ交換作業とによる中断とが別々に発生することを抑制し、印字動作の中断時間が長引くことを抑制する。
【解決手段】シートに画像を印刷する印刷手段を備えた画像形成装置が、該画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になったことを検知する第1検知機能と、画像形成装置の内部に配置されるトナーカートリッジの交換を検知する第2検知機能と、印刷手段による印刷の実行中に、第1検知機能により画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になったことが検知された場合、実行中の印刷を停止するように印刷手段を制御する制御機能とを備え、該制御機能により印刷が停止されている間に、第2検知機能によりトナーカートリッジの交換が検知された場合、第1実行再開機能によって、停止中の印刷を再開するように印刷手段を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷中断を制御可能な画像形成装置、その制御方法及び記憶媒体に関する。
一般に、複写機やプリンタ等の画像形成装置では、低価格化が進んでおり、プリンタを制御するコントローラにおいても、低価格化が望まれている。
また、ホストコンピュータから受信した印刷データを印字するプリンタには、ホストコンピュータ側でプリンタが出力可能な形にまでラスタライズして送る印刷方法を採用して、コストの削減を図ったホストベースプリンタがある。
このようなプリンタでは、装置の小型化、低価格化に伴い、ファン等の冷却手段を設けない装置も登場している。さらに、このようなプリンタには、プリンタ内部の温度が上昇した場合に一定の冷却時間を設け、プリンタの内部温度が下がるまで、プリントできないように制御する昇温抑制モードを備えたものがある。
また、従来のプリンタには、トナーの残量を監視し、トナーの使用量が所定の閾値を上回った場合に、印字のモードをエコモードに切り替える画像の印字制御方法を採用したものが提案されている(特許文献1参照)。
小型プリンタの分野では、装置の小型化及びコストダウンを図るため、冷却ファン等の冷却手段を省略して構成したものの開発が進んでいる。
特開2006−284794号公報
このような冷却手段を省略したプリンタでは、印刷動作を行う場合、プリンタ内部の温度が短時間で上昇して、頻繁に昇温抑制モードに移行してしまう。これにより、頻繁に印字動作が中断されてしまう。
また、小型化したプリンタでは、小型化したカートリッジに収納できるトナーの量も限られるので、トナーが無くなって印字動作が中断されてしまうことが頻発する。また、小型プリンタでは、トナーが無くなったときに、トナーのカートリッジを交換する作業を行うため、プリント動作を長時間中断することになる。
このような昇温抑制モードを備え、小型化したカートリッジを装填したプリンタでは、図6の連続印字中のプリント時間を表したタイミング図に例示するような動作工程を辿ることがある。この図6に例示する動作工程では、プリンタで印字が開始されると、プリンタの内部温度が上昇する為、数十枚で昇温抑制モードに移行し、内部温度が下がるまで、プリント動作が中断される。
プリンタの内部温度が下がって、昇温抑制モードから抜けても、数枚でトナーが切れれば、カートリッジ交換に移行することになるため、プリントが完了するまでに長時間を要することになる。
特に、カラープリンタにおいては、使用している色と同じ本数のトナーカートリッジが存在する為、昇温抑制モードとカートリッジ交換が頻繁に発生し、プリントを完了するまでにユーザを長時間待たせるといった問題がある。
本発明の目的は、連続印字を実行中に、昇温抑制モードとカートリッジ交換作業によるプリント中断が連続して発生することにより連続印字に要する時間が長引くことを防止し、ユーザの利便性を向上させることができる画像形成装置、その制御方法及び当該方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置は、シートに画像を印刷する印刷手段を備えた画像形成装置であって、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になったことを検知する第1検知手段と、前記画像形成装置の内部に配置されるトナーカートリッジの交換を検知する第2検知手段と、前記印刷手段による印刷の実行中に、前記第1検知手段により前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になったことが検知された場合、実行中の印刷を停止するように前記印刷手段を制御する制御手段と、前記制御手段により印刷が停止されている間に、前記第2検知手段により前記トナーカートリッジの交換が検知された場合、停止中の印刷を再開するように前記印刷手段を制御する第1実行再開手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3記載の画像形成装置は、入力された画像データに基づいて印刷を行う印刷手段を備えた画像形成装置であって、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になったことを検知する第1検知手段と、前記画像形成装置の内部に配置されるトナーカートリッジを交換するための開閉部が閉じられたことを検知する第2検知手段と、前記印刷手段による印刷の実行中に、前記第1検知手段により前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になったことが検知された場合、実行中の印刷を停止するように前記印刷手段を制御する制御手段と、前記制御手段によって印刷が停止されている間に、前記第2検知手段により前記開閉部が閉じられたことが検知された場合、停止中の印刷を再開するように前記印刷手段を制御する第1実行再開手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項5記載の画像形成装置は、入力された画像データに基づいて印刷を行う印刷手段を備えた画像形成装置であって、前記画像形成装置の内部の温度を検知する第1検知手段と、トナーカートリッジのトナー残量を検知する第2検知手段と、前記印刷手段による印刷の実行中に、(1)前記第2検知手段により検知されるトナーカートリッジのトナー残量が第1の残量以下の場合、前記トナーカートリッジの交換が実行されるまで、実行中の印刷を停止し、(2)前記第1検知手段により検知される温度が第1の温度以上になった場合、かつ前記第2検知手段により検知されるトナーカートリッジのトナー残量が前記第1の残量より多い第2の残量以下の場合、前記トナーカートリッジの交換が実行されるまで、実行中の印刷を停止し、および(3)前記第1検知手段により検知される温度が第1の温度以上になった場合、かつ前記第2検知手段により検知されるトナーカートリッジのトナー残量が前記第2の残量より多い場合、前記第1の温度より低い第2の温度以下になるまで、実行中の印刷を停止する制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項6記載の画像形成装置の制御方法は、入力された画像データに基づいて印刷を行う画像形成装置の制御方法であって、印刷の実行中に、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になった場合、実行中の印刷を停止し、前記工程によって印刷が停止している間に、トナーカートリッジの交換が検知された場合、停止中の印刷を再開することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項7記載の画像形成装置の制御方法は、入力された画像データに基づいて印刷を行う画像形成装置の制御方法であって、印刷の実行中に、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になった場合、実行中の印刷を停止し、前記工程によって印刷が停止している間に、トナーカートリッジを交換するための開閉部が閉じられた場合、停止中の印刷を再開することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載の記憶媒体は、入力された画像データに基づいて印刷を行う画像形成装置の制御方法をコンピュータにより実行させるためのコンピュータで実行可能なプログラムを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、前記画像形成装置の制御方法は、印刷の実行中に、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になった場合、実行中の印刷を停止し、前記工程によって印刷が停止している間に、トナーカートリッジの交換が検知された場合、停止中の印刷を再開することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項9記載の記憶媒体は、入力された画像データに基づいて印刷を行う画像形成装置の制御方法をコンピュータにより実行させるためのコンピュータで実行可能なプログラムを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、前記画像形成装置の制御方法は、印刷の実行中に、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になった場合、実行中の印刷を停止し、前記工程によって印刷が停止している間に、トナーカートリッジを交換するための開閉部が閉じられた場合、停止中の印刷を再開することを特徴とする。
本発明によれば、昇温抑制モードとカートリッジ交換作業によるプリント中断が連続して発生することにより連続印字に要する時間が長引くことを防止し、画像形成性装置のユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置に係る印刷システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される第1の印字処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される第2の印字処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される第3の印字処理のフローチャートである。 本実施の形態と比較するため、画像形成装置で実行される従来の印字処理で必要となる連続プリント時間を例示する説明図である。 本実施の形態の画像形成装置で実行される第1の印字処理により実現される連続プリント時間を例示する説明図である。 本実施の形態の画像形成装置で実行される第3の印字処理により実現される連続プリント時間を例示する説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される第4の印字処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される第5の印字処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図2で、200は、画像形成装置としてのレーザビームプリンタである。このプリンタ200は、ホストコンピュータ等の各種外部装置から画像、文字等のデータが入力されると、記録媒体上に画像、文字等を形成して出力する。
この図2で、201は記録媒体である用紙、202は用紙201を保持する用紙カセットである。
この図2で、203はカセット給紙クラッチであり、用紙カセット202上に置かれた用紙201の最上位の用紙を1枚のみ分離する。このカセット給紙クラッチ203は、カム形状に形成された部分を有し、図示しない駆動手段によって給紙の際に回転して、用紙(シート)201を一枚ずつに分離する。そして、このカセット給紙クラッチ203は、分離した用紙の先端部を給紙ローラ204の位置まで搬送する。これによりカセット給紙クラッチ203は、1回転につき1枚の用紙201を給紙するよう動作する。給紙クラッチ203によって搬送されてきた用紙201は、給紙ローラ204がこの用紙201を軽く押圧しながら回転することにより搬送される。
また、図2で、222は用紙台、221は手差し給紙クラッチであり、これらにより、上述した用紙カセット202からの給紙だけでなく、給紙台222から1枚ずつ手差し給紙することが可能となっている。
この図2で、205は転写ドラム、206は用紙の先端を挟み込むグリッパ、207は搬送ローラである。印刷時には、この転写ドラム205が所定の速度で回転している。この転写ドラム205では、その回転により転写ドラム205上のグリッパ206が用紙先端位置にきたときに、グリッパ206が用紙先端部を挟み込む。この後、用紙201は、用紙搬送ローラ207の回転に伴って、転写ドラム205に巻きつけられて搬送される。
この図2で、208は感光ドラム、209は現像器支持部、210はイエロー(Y)トナー現像器、211はマゼンダ(M)トナー現像器、212はシアン(C)トナー現像器、213はブラック(K)トナー現像器である。
この現像器支示部209は、所定角度ずつ回転制御されて、所望の色トナーの現像器を、感光ドラム208における現像位置まで移動させる。
この図2で、214はレーザドライバである。このレーザドライバ214は、制御ユニット224(図1に図示)から送出されるドットデータに応じて半導体レーザのオン/オフを行う。これにより、レーザドライバ214は、変調されたレーザビームにより、感光ドラム208上を主走査線方向に走査して主走査ライン上に潜像を形成する。このとき感光ドラム208は、形成された潜像の位置と転写ドラム205上の用紙201の位置との同期がとれるように回転制御される。この動作によって、図示しない帯電器により帯電された感光ドラム208の表面には、レーザドライバ214によるレーザビームの露光によって1ページ分の潜像が形成される。
このようにして感光ドラム208上に形成された潜像は、現像器210、211、212、213の中の所定の色トナーの現像器によってトナー像として現像される。この感光ドラム208上に形成されたトナー像は、転写ドラム205上の用紙201に転写される。
上述した動作を繰り返えすことにより、レーザドライバ214により感光ドラム208上に形成された所要の色に対応した潜像を、所要の色トナーの現像器によって現像し、転写ドラム205上の用紙201にトナー像を重ねる。
このようにして必要なトナー象が転写された用紙201は、転写分離つめ216によって転写ドラム205から分離され、一対の定着ローラ217、217’によってトナー像が加熱定着される。そして、画像が形成された用紙201は、搬送ローラ218、218’及び219によって搬送されて排紙トレイ220上に排紙される。
この図2で、223は濃度センサであり、感光ドラム208上に形成されるYMCKそれぞれのパッチのトナー像の濃度を検知するよう構成されている。この画像形成装置では、一般のプリンタ等と同様に、カートリッジや感光ドラムの交換あるいは環境温度や湿度等の変化によって、現像における感光ドラムへのトナーの載り量が変化する。
このため、この画像形成装置では、部品を交換した時、温度若しくは湿度等の環境条件が変化したとき又は一定の期間毎等の所定のタイミングで、トナー像の濃度を測定する。トナー像の濃度を測定する場合には、一定の濃度データに対するパッチのトナー像を感光ドラム上に形成し、これを濃度センサ223で測定することでその時点での濃度を測定する。
次に、レーザビームプリンタ200とホストコンピュータ109とを含む、印刷システムの構成について、図1を参照して説明する。
このレーザビームプリンタ200における前述した制御ユニット224は、CPU104を備える。このCPU104は、ROM部106に格納された制御プログラムを実行し、レーザビームプリンタ200の制御を行う。また、RAM部105は、ホストコンピュータ109から送られてきた、プリントする為の記録データを蓄えておく領域や、ワークメモリとして、CPU104が各種制御を実行する際に必要な作業領域を提供する。
この制御ユニット224は、CPU104、ROM部106及びRAM部105と接続される制御回路103を備える。この制御回路103は、エンジン制御部101に対して画像データの転送制御等を行う。
この制御ユニット224は、ホストコンピュータ109と制御信号のやりとり及びデータの受信等を行う外部インターフェース部107を備える。
この制御ユニット224は、各種画像の補正等を行い、エンジン制御部101に対して補正されたビデオデータの転送を行なうPWM102を備える。
エンジン制御部101は、紙の搬送等の制御を行う。また、エンジン制御部101は、温度センサ108によって検知された温度データに基づいて、プリンタ200の装置本体内部の内部昇温を監視する。
ホストコンピュータ109は、各種印字する為のデータをプリンタ200に送ると共に、プリンタの状態をモニターに表示し、ユーザに必要な情報を提示可能に構成されている。
次に、上述のように構成した印刷システムにおける第1の印字処理について、図1及び図3を参照して説明する。図3は第1の印字処理のフローチャートである。
この印刷システムでは、プリンタ200が、ホストコンピュータ109等からプリントの命令を受けると第1の印字処理が開始される。この第1の印字処理が開始すると、図1に示すCPU104からエンジン制御部101に印字開始信号が送られる。さらに、印字開始信号を受け取ったエンジン制御部101は、副走査同期信号を出力し、その信号に応じて、PWM102から画像信号が出力される。即ち、図3に示す第1の印字処理において、CPU104は、ステップS301において、プリンタ200に最初のページの印刷を実行させる。
次に、CPU104は、プリントの命令から、印字を継続するか否かを印刷完了したばかりのページが最後のページであるか否かを判断することによって判断し(ステップS302)、最後のページであって、印字を継続しないと判断した場合(ステップS302でNO)に、この第1の印字処理を終了させる。また、CPU104は、印字を継続するすると判断した場合(ステップS302でYES)に、ステップS303に進む。
ここで、プリンタ200では、エンジン制御部101に接続された温度センサ108が、常にプリンタ200の内部の温度を検知している。このため、CPU104は、エンジン制御部101を通して、プリンタ200の内部の温度情報を知ることができる。
ステップS303で、CPU104は、予め設定されている昇温抑制モードに移行する温度に達しているか否かを判断する。そして、CPU104は、温度センサ108(第1検知手段)により検知された温度が、昇温抑制モードに移行する温度(第1の温度)に達していないと判断した場合(ステップS303でNO)に、昇温抑制モードのフラグをOFFにしてステップS304に進む。
また、ステップS303で、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が、昇温抑制モードに移行する温度に達していると判断した場合(ステップS303でYES)には、昇温抑制モードのフラグをONにしてステップS305に進む。
次に、CPU104は、ステップS305で、検知したトナーの残量が、予め定めた少量トナー状態である一定量A以下(第1の残量以下)であるか否かを判断する。そして、CPU104は、一定量A以下であると判断した場合に、ステップS306へ進み、一定量A以下でないと判断した場合に、ステップS308へ進む。
次に、CPU104は、ステップS308で、昇温抑制モードのフラグがONである為、プリンタ200が昇温抑制モードに入り冷却中の表示を行うように制御し、印刷動作を停止する。
次に、CPU104は、温度センサ108の温度情報を監視し、プリンタ200の内部温度が所定の温度以下になった処で(ステップS309でYES)、昇温抑制モードのフラグをOFFにし、ステップS310に進む。
また、前述したステップS305で、CPU104(第2検知手段)がトナーの残量が一定量A以下であると判断した場合(第2検知)には、ステップS306へ進んでカートリッジ交換モードに入る。このステップS306では、CPU104がホストコンピュータ109でカートリッジ交換を促す表示を行わせ、印字動作を停止させて、ステップS307に進む。
次に、CPU104は、ステップS307でユーザによってカートリッジが交換されるのを待ち(ステップS307でNO)、カートリッジが交換された処で(ステップS307でYES)、昇温抑制モードのフラグがONであれば、フラグをOFFにし、ステップS310に進む。このように、昇温抑制モードのフラグがONである状態で、カートリッジの交換を行った場合には、連続印字時間が図7に示すようになり、連続印字動作が途中で中断される。
図7に示すようなタイミングでカートリッジの交換が行われた場合には、カートリッジの交換中にプリンタ200の内部温度が低下する為、疑似的に昇温抑制モードで内部温度を下げているのと同様な効果が得られる。したがって、図7に示すようなタイミングでカートリッジの交換が行われた場合には、連続印字にかかる時間を図6の場合よりも短縮することができることになる。
また前述したように、CPU104が、昇温抑制モードに移行する温度に達していないと判断した場合(ステップS303でNO)に、ステップS304に進む。そして、CPU104は、トナー残量が、印字が不可能と判断されるレベルである一定量B以下(第2の残量以下)か否かを判断する。そして、CPU104は、一定量B以下であると判断した場合(ステップS304でYES)に、前述したステップS306へ進み、処理を続行する。また、CPU104は、一定量B以下でないと判断した場合(ステップS304でNO)に、ステップS310へ進む。
ステップS310では、CPU104はプリンタ200に次ページの印字を行なわせ、ステップS302に帰る。また、ステップS302では、先にも述べた様に、印刷されたばかりのページが最終ページであると判断された処で、本第1の印字処理を終了する。
次に、本印刷システムで実行する、第2の印字処理について、図4を参照して説明する。図4は第2の印字処理のフローチャートである。
前述した図3に示す第1の印字処理では、内部温度が昇温抑制モードに移行する温度に達した時、残りのトナー残量が予め設定したトナー量以下である場合に、カートリッジ交換モードに移行するように制御している。
本第2の印字処理は、上述した残りのトナー残量が予め設定したトナー量以下である場合に、カートリッジ交換モードに移行するか、昇温抑制モードに移行するかを、選択制御できるようにしたものである。
この印刷システムでは、プリンタ200が、ホストコンピュータ等からプリントの命令を受けると図4のフローチャートに示す印字処理(第2の継続判定)が開始される。
この印字処理が開始されると、CPU104は、プリンタ200に最初のページを印刷させる(ステップS401)。次に、プリントの命令から、印字を継続すべきか否かを印刷完了したばかりのページが最後のページであるか否かを判断することによって判断し、最後のページであって、印字を継続しないと判断した場合(ステップS402でNO)に、この第2の印字処理を終了させる。また、CPU104は、印字を継続させると判断した場合(ステップS402でYES)に、ステップS403に進む。
次に、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が、予め設定されている昇温抑制モードに移行する温度に達しているか否かを判断する。そして、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が、昇温抑制モードに移行する温度に達していないと判断した場合(ステップS403でNO)に、昇温抑制モードのフラグをOFFにしてステップS404に進む。
また、ステップS403で、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が、昇温抑制モードに移行する温度に達していると判断した場合(ステップS403でYES)には、昇温抑制モードのフラグをONにしてステップS405に進む。
次に、CPU104は、検知したトナーの残量が、一定量A以下であるか否かを判断し、一定量A以下であると判断した場合に、ステップS406へ進み、一定量A以下でないと判断した場合に、ステップS409へ進む。
次に、CPU104は、ステップS406において、印字処理をそのまま継続するか、カートリッジの交換を行うかのメッセージを、ホストコンピュータ109のモニター上に表示させる。ここにおいてユーザは、印字処理をそのまま継続して昇温抑制モードに入るか、カートリッジ交換を行うかの選択をすることができる。
そのまま継続が選択された場合(ステップS406でYES)には、ステップS409に移行し、昇温抑制モードにセットして、印字を停止させてステップS410へ進む。
次に、CPU104は、温度センサ108の温度情報を監視し、プリンタ200の内部温度が所定の温度以下になるまで待機(ステップS410でNO)する。そして、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が所定の温度以下になったと判断した時(ステップS410でYES)に、昇温抑制モードのフラグをOFFにし、ステップS411に進む。
また、ユーザがカートリッジ交換を選んだ場合(ステップS406でNO)に、CPU104は、ステップS407に移行し、カートリッジ交換モードに移行して、印字を停止する。
次に、CPU104は、カートリッジの交換作業が完了するまで印刷動作を停止し(ステップS408でNO)、交換作業が完了した処で、昇温抑制モードのフラグがONであれば、フラグをOFFにし、ステップS411に進む。
また前述したように、CPU104が、昇温抑制モードに移行する温度に達していないと判断した場合(ステップS403でNO)に、ステップS404に進む。そして、CPU104は、トナー残量が、印字(画質)が不可能と判断されるレベルである一定量B以下か否かを判断する。そして、CPU104は、一定量B以下であると判断した場合(ステップS404でYES)に、前述したステップS407へ進み、処理を続行する。また、CPU104は、一定量B以下でないと判断した場合(ステップS404でNO)に、ステップS411へ進む。
ステップS411では、CPU104は、プリンタ200に次ページの印字を行なわせ、ステップS402に帰る。また、ステップS402では、先にも述べた様に、CPU104が印刷されたばかりのページが最終ページであると判断した処で、本第2の印字処理を終了する。
次に、本印刷システムで実行する、第3の印字処理について、図5を参照して説明する。図5は第3の印字処理のフローチャートである。
前述した図3に示す第1の印字処理では、内部温度が昇温抑制モードに移行する温度に達した時、残りのトナー残量が予め設定したトナー量以下である場合に、カートリッジ交換モードに移行するように制御している。
本第3の印字処理は、内部温度が、通常昇温抑制モードに移行する温度に達した場合と、絶対最大温度に達した場合とに場合分けして対応するものである。ここで述べている絶対最大温度とは、装置の性能上、越えてはならない温度のことである。
本第3の印字処理は、印刷システムにおけるプリンタ200が、ホストコンピュータ等からプリントの命令を受けることにより開始される。この第3の印字処理が開始すると、図1に示すCPU104からエンジン制御部101に印字開始信号が送られる。さらに、印字開始信号を受け取ったエンジン制御部101は、副走査同期信号を出力し、その信号に応じて、PWM102から画像信号が出力される。即ち、図5に示す第3の印字処理において、CPU104は、ステップS501において、プリンタ200に最初のページの印刷を実行させる。
次に、プリントの命令から、印字を継続すべきか否かを印刷完了したばかりのページが最後のページであるか否かを判断することによって判断し、最後のページであって、印字を継続しないと判断した場合(ステップS502でNO)に、この第3の印字処理を終了させる。また、CPU104は、印字を継続させると判断した場合(ステップS502でYES)に、ステップS503に進む。
ここで、プリンタ200では、エンジン制御部101に接続された温度センサ108が、常にプリンタ200の内部の温度を検知している。このため、CPU104は、エンジン制御部101を通して、温度情報を知ることができる。
ステップS503では、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が予め設定されている昇温抑制モードに移行する温度に達しているか否かを判断する。そして、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が昇温抑制モードに移行する温度に達していないと判断した場合(ステップS503でNO)に、昇温抑制モードのフラグをOFFにしてステップS504に進む。
また、ステップS503で、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が昇温抑制モードに移行する温度に達していると判断した場合(ステップS503でYES)には、昇温抑制モードのフラグをONにしてステップS505に進む。
ステップS505で、CPU104は、絶対最大温度を超えるまでに、トナーの残量がBを下回るか否かを判定する。そして、CPU104は、絶対最大温度を超えるまでにトナーの残量がB以下にならないと判断された場合(ステップS505でNO)にステップS508に進む。そして、CPU104は、昇温抑制モードのフラグがONである為、昇温抑制モードに入るように制御し、冷却中の表示を行い、印刷を停止する(ステップS508)。
次に、CPU104は、温度センサ108の温度情報を監視し、温度センサ108により検知された温度が所定の温度以下になるまで待機する(ステップS509でNO)。そして、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が所定の温度以下になったことを検知したときに(ステップS509でYES)昇温抑制モードのフラグをOFFにし、ステップS510に進む。
また、前述したステップS505において、CPU104が、絶対最大温度を超えるまでにトナー残量Bを下回ると判断した場合(ステップS505でYES)に、昇温抑制モードのフラグをOFFにしてステップS504に進む。
ステップS504では、CPU104は、トナーの残量が一定量B以下であるか否かを判定する。そして、CPU104が、トナーの残量が一定量Bより多いと判断した場合(ステップS504でNO)には、ステップS510に進む。また、CPU104は、トナーの残量が一定量以下であると判定した場合(ステップS504でYES)に、カートリッジ交換モードに進み、ステップS506で印字を停止する。
次に、CPU104は、カートリッジの交換作業が完了するまで印刷動作を停止する(ステップS507でNO)。また、CPU104は、カートリッジの交換作業が完了したこと判定した場合に(ステップS507でYES)、昇温抑制モードのフラグがONであれば、フラグをOFFにし、ステップS510に進む。
ステップS510では、CPU104は、次ページの印字を行なわせ、ステップS502に帰る。また、ステップS502では、先にも述べた様に、CPU104が印刷されたばかりのページが最終ページであると判断した処で、本第3の印字処理を終了する。
上述した本第3の印字処理では、CPU104が、昇温抑制モードに移行する温度に達しても、そのまま印字を続けるよう制御する。よって、この場合の連続印字時間は、図8に示すようになる。
すなわち、本第3の印字処理では、CPU104が、昇温抑制モードに移行する温度に達しても絶対最大温度を超える前にカートリッジ交換モードに入るように制御する。これにより、本第3の印字処理では、カートリッジ交換時に内部温度を低下させることができるので、図8に示すように、印字の性能を落とすこと無く連続印字時間を短縮できる。
上述した第3の印字処理では、連続印字機能で実行される連続印字の間に、温度検出手段(第1検知手段)で検出した装置本体内の温度が上限の閾値以上(第1の温度以上)に昇温したときに、予想の判定を実行する。この予想の判定では、連続印字中において、装置の性能上越えてはならない温度である絶対最大温度を超えるまでの間にトナーの残量が印字不可能と判断されるレベルである一定量以下になるか否かを予想する。そして、この予想の判定で絶対最大温度を超えるまでの間にトナーの残量が印字不可能と判断されるレベル以下になると予想した場合に、トナーの消費用の制御機能を動作させる。このトナーの消費用の制御機能では、トナーの残量が印字不可能と判断されるレベルである一定量以下になるまで連続印字の動作を継続してからカートリッジ交換用待機機能を実行させるよう制御する。
要するに、本実施の形態に係る画像形成装置は、共に印刷システムを構成するホストコンピュータ109等から受信したプリントの命令に従って、連続印字(連続プリント)のジョブを実行可能に構成されている。さらに、この画像形成装置の制御部であるCPU104は、受信したプリントの命令の情報から、連続印字にかかる連続印字時間を取得可能に構成されている。
この画像形成装置の制御ユニット224は、装置本体の内部に配置した温度センサ108からの温度情報を元に、常にプリンタ200の内部昇温を監視するエンジン制御部101に接続されている。そして、この画像形成装置であるプリンタ200では、制御部であるCPU104が、エンジン制御部101を通して、温度情報を検知可能に構成されている。
次に、本印刷システムで実行する、第4の印字処理について、図9を参照して説明する。図9は、第4の印字処理のフローチャートである。なお、このフローチャートにおいては、図3の第1の印字処理においてS303〜S309の範囲に対応する昇温抑制モード実行に関する処理が抽出して記述されており、ページの印刷そのものは、第1の印字処理と同様に行われると理解されるべきである。
この第4の印字処理では、昇温抑制モードに移行したときに、トナーカートリッジの交換が実行された場合には、当該昇温抑制モードを解除する。以下、具体的に説明する。
印刷の実行中に、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が昇温抑制モードに移行する温度になったか否かを判断する(S601)。この判断の結果、CPU104が、温度センサ108により検知された温度が昇温抑制モードに移行する温度になったと判断した場合には(S601:Yes)、プリンタ200を昇温抑制モードに移行させる。これにより、プリンタ200による印刷の実行が中止される。この際、CPU104は、昇温抑制モードのフラグをONにしておく。
その後、CPU104は、トナーカートリッジが交換されたか否かを判断する(S603)。この判断の結果、CPU104(第1実行再開手段)が、トナーカートリッジが交換されたと判断した場合には(S603:Yes)、プリンタ200を昇温抑制モードから解除する(S604)。これにより、停止中のプリンタ200による印刷の実行が再開される(第1実行再開)。この際、CPU104は、昇温抑制モードのフラグをOFFにする。
一方、S603の判断の結果、CPU104が、トナーカートリッジが交換されていないと判断した場合には(S603:No)、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が昇温抑制モードを解除する所定の温度以下になったか否かを判断する(S605)。この判断の結果、CPU104(第2実行再開手段)が、温度センサ108により検知された温度が昇温抑制モードを解除する所定の温度以下(第2の温度以下)になったと判断した場合(S605:Yes)、プリンタ200を昇温抑制モードから解除する(S604)。これにより、プリンタ200による印刷の実行が再開される(第2実行再開)。この際、CPU104は、昇温抑制モードのフラグをOFFにする。
CPU104が、昇温抑制モードに移行するか否かを判断するタイミングは、1ページを印刷する毎でも良いし、複数ページを印刷する毎でも良い。
この第4の印字処理では、プリンタ200が昇温抑制モードに移行した場合において、トナーカートリッジの交換が実行されれば、当該昇温抑制モードを解除する。トナーカートリッジの交換が実行されれば、当然トナーカートリッジの交換中にプリンタ200の内部温度が低下する。つまり、プリンタ200の温度を低下させるという観点では、トナーカートリッジの交換と、昇温抑制モードに移行して印刷を停止とでは、同様の効果が得られる。
なお、上記実施形態では、トナーカートリッジの交換を検知する例について説明したが、本発明はこれに限らず、トナーカートリッジの着脱を検知しても良い。また、温度センサ108がプリンタ200の内部の温度を検知する例について説明したが、本発明はこれに限らず、プリンタ200の内部の温度を検知または推定できれば良い。
次に、本印刷システムで実行する、第5の印字処理について、図10を参照して説明する。図10は第5の印字処理のフローチャートである。なお、このフローチャートにおいては、図3の第1の印字処理においてS303〜S309の範囲に対応する昇温抑制モード実行に関する処理が抽出して記述されており、ページの印刷そのものは、第1の印字処理と同様に行われると理解されるべきである。
この第5の印字処理では、昇温抑制モードに移行したときに、トナーカートリッジの交換のための開閉部230が開放された場合には、当該昇温抑制モードを解除する。以下、具体的に説明する。
印刷の実行中に、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が昇温抑制モードに移行する温度になったか否かを判断する(S701)。この判断の結果、CPU104が、温度センサ108により検知された温度が昇温抑制モードに移行する温度になったと判断した場合には(S701:Yes)、プリンタ200を昇温抑制モードに移行させる。これにより、プリンタ200による印刷の実行が中止される。この際、CPU104は、昇温抑制モードのフラグをONにしておく。
その後、CPU104は、トナーカートリッジの交換のための開閉部230が開放されたか否かを判断する(S703)。ここでは、CPU104は、昇温抑制モードの移行後に、開閉部230が開放した状態になったか否かを判断している。この判断の結果、CPU104が、開閉部230が開放されたと判断した場合には(S703:Yes)、プリンタ200を昇温抑制モードから解除する(S704)。これにより、プリンタ200による印刷の実行が再開される。この際、CPU104は、昇温抑制モードのフラグをOFFにする。
一方、S703の判断の結果、CPU104が、開閉部230が開放されていないと判断した場合には(S703:No)、CPU104は、温度センサ108により検知された温度が昇温抑制モードを解除する所定の温度以下になったか否かを判断する(S705)。この判断の結果、CPU104が、温度センサ108により検知された温度が昇温抑制モードを解除する所定の温度以下になったと判断した場合(S705:Yes)、プリンタ200を昇温抑制モードから解除する(S704)。これにより、プリンタ200による印刷の実行が再開される。この際、CPU104は、昇温抑制モードのフラグをOFFにする。
CPU104が、昇温抑制モードに移行するか否かを判断するタイミングは、1ページを印刷する毎でも良いし、複数ページを印刷する毎でも良い。
この第5の印字処理では、プリンタ200が昇温抑制モードに移行した場合において、トナーカートリッジを交換するための開閉部230が開放されれば、当該昇温抑制モードを解除する。開閉部230が開閉されれば、プリンタ200の内部の高温の空気が放出されるので、プリンタ200の内部温度が低下する。つまり、プリンタ200の温度を低下させるという観点では、開閉部230の開放と、昇温抑制モードに移行して印刷を停止とでは、同様の効果が得られる。
なお、上記実施の形態では、CPU104は、開閉部230の開閉を検知する例について説明したが、本発明はこれに限らず、CPU104は、開閉部230が閉じられたことを検知できれば良い。
この画像形成装置では、現像器支持部209に、イエロー(Y)トナー現像器210、マゼンダ(M)トナー現像器211、シアン(C)トナー現像器212、ブラック(K)トナー現像器213が取付られている。各現像器は、転写ドラム205上の静電潜像にトナーを付着させてその色成分のトナー像を生成する。また、図示しないが、現像器支持部209に取り付けられた各現像器に備えられるトナーカートリッジには、CMYKのトナーがそれぞれ充填されている。さらに、これらトナーカートリッジ自体は、各現像器に対して着脱可能に装着されている。そして、この画像形成装置では、トナーカートリッジの着脱を検知する検知手段を備える。図示しないが、例えば、この検知手段は、トナーカートリッジが装着された状態、およびトナーカートリッジが取り外された状態を検知する。
この画像形成装置では、各々のトナーカートリッジに充填されているトナーの残量を検出するトナー残量検出手段を備える。図示しないが、例えば、このトナー残量検出手段は、トナー使用積算量を記録しておいて、制御部がトナーカートリッジのトナーの残量を算出する、一般に利用されている構成を採用することができる。この場合には、画像形成装置へ画像データが供給されるごとに、その画像データの画像の印刷に必要な4つの色成分のトナー量をその画像データに基づいて色成分毎に数学的に算出する。そして、算出されたトナー量は、各色成分についてのトナー使用積算量に加算されて記憶されることになる。
なお、トナー残量検出手段は、トナーカートリッジに内部のトナー残量を検出するセンサを設けて構成しても良い。
画像形成装置を、前述した第1乃至第5の印字処理のうちの選択された1つを実行するように構成する。これにより、画像形成装置では、連続印字を実行中に、昇温抑制モードによるプリント中断と、トナー切れによるカートリッジ交換作業のための中断とが別々に連続して発生することを抑制することを可能とする。そして印字動作の中断時間が長引くことを回避し、ユーザの利便性を向上させることができる。
101 エンジン制御部
103 制御回路
104 CPU
108 温度センサ
109 ホストコンピュータ
200 プリンタ
217,217’ 定着ローラ
224 制御ユニット

Claims (9)

  1. シートに画像を印刷する印刷手段を備えた画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になったことを検知する第1検知手段と、
    前記画像形成装置の内部に配置されるトナーカートリッジの交換を検知する第2検知手段と、
    前記印刷手段による印刷の実行中に、前記第1検知手段により前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になったことが検知された場合、実行中の印刷を停止するように前記印刷手段を制御する制御手段と、
    前記制御手段により印刷が停止されている間に、前記第2検知手段により前記トナーカートリッジの交換が検知された場合、停止中の印刷を再開するように前記印刷手段を制御する第1実行再開手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1検知手段は、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度より低い第2の温度以下になったことをさらに検知し、
    前記制御手段によって印刷が停止されている間に、前記第1検知手段により前記画像形成装置の内部の温度が前記第2の温度以下になったと検知された場合、停止中の印刷を再開するように前記印刷手段を制御する第2実行再開手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 入力された画像データに基づいて印刷を行う印刷手段を備えた画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になったことを検知する第1検知手段と、
    前記画像形成装置の内部に配置されるトナーカートリッジを交換するための開閉部が閉じられたことを検知する第2検知手段と、
    前記印刷手段による印刷の実行中に、前記第1検知手段により前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になったことが検知された場合、実行中の印刷を停止するように前記印刷手段を制御する制御手段と、
    前記制御手段によって印刷が停止されている間に、前記第2検知手段により前記開閉部が閉じられたことが検知された場合、停止中の印刷を再開するように前記印刷手段を制御する第1実行再開手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記第1検知手段は、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度より低い第2の温度以下になったことをさらに検知し、
    前記制御手段によって印刷が停止されている間に、前記第1検知手段により前記画像形成装置の内部の温度が前記第2の温度以下になったと検知された場合、停止中の印刷を再開するように前記印刷手段を制御する第2実行再開手段をさらに備えることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 入力された画像データに基づいて印刷を行う印刷手段を備えた画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の内部の温度を検知する第1検知手段と、
    トナーカートリッジのトナー残量を検知する第2検知手段と、
    前記印刷手段による印刷の実行中に、
    (1)前記第2検知手段により検知されるトナーカートリッジのトナー残量が第1の残量以下の場合、前記トナーカートリッジの交換が実行されるまで、実行中の印刷を停止し、
    (2)前記第1検知手段により検知される温度が第1の温度以上になった場合、かつ前記第2検知手段により検知されるトナーカートリッジのトナー残量が前記第1の残量より多い第2の残量以下の場合、前記トナーカートリッジの交換が実行されるまで、実行中の印刷を停止し、および
    (3)前記第1検知手段により検知される温度が第1の温度以上になった場合、かつ前記第2検知手段により検知されるトナーカートリッジのトナー残量が前記第2の残量より多い場合、前記第1の温度より低い第2の温度以下になるまで、実行中の印刷を停止する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 入力された画像データに基づいて印刷を行う画像形成装置の制御方法であって、
    印刷の実行中に、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になった場合、実行中の印刷を停止し、
    前記工程によって印刷が停止している間に、トナーカートリッジの交換が検知された場合、停止中の印刷を再開することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  7. 入力された画像データに基づいて印刷を行う画像形成装置の制御方法であって、
    印刷の実行中に、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になった場合、実行中の印刷を停止し、
    前記工程によって印刷が停止している間に、トナーカートリッジを交換するための開閉部が閉じられた場合、停止中の印刷を再開することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  8. 入力された画像データに基づいて印刷を行う画像形成装置の制御方法をコンピュータにより実行させるためのコンピュータで実行可能なプログラムを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記画像形成装置の制御方法は、
    印刷の実行中に、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になった場合、実行中の印刷を停止し、
    前記工程によって印刷が停止している間に、トナーカートリッジの交換が検知された場合、停止中の印刷を再開することを特徴とする記憶媒体。
  9. 入力された画像データに基づいて印刷を行う画像形成装置の制御方法をコンピュータにより実行させるためのコンピュータで実行可能なプログラムを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記画像形成装置の制御方法は、
    印刷の実行中に、前記画像形成装置の内部の温度が第1の温度以上になった場合、実行中の印刷を停止し、
    前記工程によって印刷が停止している間に、トナーカートリッジを交換するための開閉部が閉じられた場合、停止中の印刷を再開することを特徴とする記憶媒体。
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