JP2004322326A - プリンタ - Google Patents

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成介 室木
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Abstract

【課題】プリンタの搬送系の駆動音を小さくし、消費電力も減らす。
【解決手段】プリント時の記録紙の搬送モードとして、第1〜第3モードからなる3つの搬送モードを設ける。第1モードが選択されると、給排紙時及び画像記録時の搬送速度は、通常の速度に設定される。第2モードが選択されると、給排紙時の搬送速度は、低速度に設定され、画像記録時の搬送速度は、通常の速度が設定される。第3モードが選択されると、給排紙時及び画像記録時の搬送速度は、低速度に設定される。搬送モードが選択されなかった場合には、自動的に第1モードが選択される。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録紙の搬送速度を切り替えるプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1に記載されているように、記録紙の搬送モードを、通常の速度で搬送する標準モードと、高速度で搬送する高速モードとに切替えることができるプリンタがある。このプリンタでは、高品質な画像をプリントしない場合には、高速モードを選択する。高速モードが選択されると、画像の副走査方向(記録紙の搬送方向)の解像度が落とされるため、記録紙の搬送速度を通常の搬送速度よりも高速にすることができる。記録紙の搬送速度は、搬送モータにより制御され、高速モードが選択されたときには、搬送モータは通常よりも速く回転させられる。このプリンタでは、高速モードを選択することによりプリント時間を短縮することができる
【0003】
【特許文献1】
特開平06−297772号公報 (第3頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記プリンタでは、高速モードを選択することによりプリント時間は短縮されるが、搬送モータの回転速度が上がるため、搬送モータや搬送系に用いられているギア等の駆動音が大きくなるという問題が生じる。また、標準モードは、プリント時間を短縮するために、画像記録時よりも給排紙時の搬送速度を速くしているのが通常である。そのため、標準モードを選択した場合においても給排紙時の駆動音が大きくなってしまう。従って、このプリンタを特に個人宅で使用する場合において、騒音が余り気にならない昼間の使用には問題がないが、騒音が気になる夜間の使用には問題がある。また、この騒音対策として、搬送モータやギヤなどの搬送系を全て吸音材で覆う方法もあるが、プリンタの製造コスト上昇を招くという欠点がある。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためのものであり、状況に応じて、記録紙の搬送速度を低速度に切り替え、搬送系の駆動音を小さくさせるようにしたプリンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のプリンタは、搬送経路に給紙された記録紙に画像を記録し、画像記録後の前記記録紙を前記搬送経路から排紙するプリンタにおいて、給排紙時の前記記録紙の搬送速度を通常の速度より低速度に切替える給排紙速度切替手段を有することを特徴とする。さらに、画像記録時の前記記録紙の搬送速度を通常の速度より低速度に切替える画像記録速度切替手段を有することが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明を実施したカラー感熱プリンタを示す概略図である。このカラー感熱プリンタ10では、記録媒体として長尺のカラー感熱記録紙(以下、単に記録紙という)11が用いられる。この記録紙11は、ロール状に巻かれた記録紙ロール12の形態でカラー感熱プリンタ10にセットされる。
【0008】
記録紙ロール12の外周面には、給紙ローラ13が当接されている。この給紙ローラ13は、搬送モータ14により駆動される。給紙ローラ13が図中時計方向に回転すると、記録紙ロール12は図中反時計方向に回転され、記録紙11が記録紙ロール12から送り出される。逆に、給紙ローラ13が図中反時計方向に回転されると、記録紙ロール12は図中時計方向に回転され、記録紙11は記録紙ロール12に巻き戻される。
【0009】
記録紙11は、周知のように支持体上にシアン感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。また、第1の感熱発色層であるイエロー感熱発色層は、波長が約420nmの青紫色の光であるイエロー定着光が照射されたときに発色能力が消失する。第2の感熱発色層であるマゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、波長が約365nmの近紫外線であるマゼンタ定着光が照射されたときに発色能力が消失する。
【0010】
記録紙ロール12の近傍には、記録紙11を挟み込んで搬送する搬送ローラ対16が配置されている。この搬送ローラ対16は、搬送モータ14により回転駆動されるキャプスタンローラ16aと、このキャプスタンローラ16aに圧接するピンチローラ16bとからなり、記録紙11を図中右方の給紙方向と、図中左方の巻戻し方向とに往復搬送する。
【0011】
本実施形態では、搬送モータ14には、スッテピングモータが用いられている。上述したように、記録紙11の搬送速度は、このスッテピングモータの回転速度に依存する。また、周知のように、スッテピングモータは、入力されたパルス信号の数に対応した角度だけ回転し、その回転速度はパルス信号の周波数によって決まる。従って、後述する搬送モータドライバから搬送モータ14に印加されるパルス信号の周波数を制御することにより、記録紙11の搬送速度を制御することができる。
【0012】
搬送ローラ対16の給紙方向の下流側には、サーマルヘッド18とプラテンローラローラ19とが記録紙11の搬送経路を挟み込むように配置されている。サーマルヘッド18は、記録紙11の搬送経路の上方に配置されており、多数の発熱素子を記録紙11の搬送方向と直交する主走査方向に沿ってライン状に配列した発熱素子アレイ18aを備えている。
【0013】
サーマルヘッド18は、記録紙11が搬送ローラ対16によって印画方向に搬送される際に、プラテンローラ19との間で記録紙11を挟み込み、発熱素子アレイ18aを所定の温度に発熱させ、記録紙11の各感熱発色層を発色させる。プラテンローラ19は、記録紙11の搬送に応じて従動回転する。
【0014】
サーマルヘッド18の給紙方向の下流側には、記録紙11の記録面に対面するように、光定着器21が配置されている。この光定着器21は、イエロー用定着ランプ22、マゼンタ用定着ランプ23、リフレクタ24等から構成される。イエロー用定着ランプ22は、発光ピークが420nmの近紫外線を放射して、記録紙11のイエロー感熱発色層を定着する。マゼンタ用定着ランプ23は、365nmの紫外線を放出してマゼンタ感熱発色層を定着する。
【0015】
光定着器21の給紙方向の下流側にはカッタ26と排紙口27とが順に配置されている。カッタ26は長尺の記録紙11を記録エリア毎に切断する。排紙口27からはカッタ26によりシート状に切断された記録紙が排出される。
【0016】
図2は、搬送モータ14を制御する制御機構の電気的構成を示すブロック図である。システムコントローラ31は、図示は省略するが、CPU、ワークROM、ワークRAMなどからなり、プリンタ全体の動作を統括制御する。このシステムコントローラ31には、操作パネル32、搬送モータドライバ33の他、図示は省略するが、ランプドライバ、ヘッドドライバ等が接続されている。システムコントローラ31は、操作パネル32からの入力信号により、各ドライバに駆動制御信号を送り、搬送モータ14、サーマルヘッド18、定着ランプ22,23等の制御を行う。
【0017】
システムコントローラ31には、記録紙11の搬送速度を制御する搬送速度制御用メモリ35が設けられている。上述したように、記録紙11の搬送速度を制御するためには、搬送モータ14の回転速度を制御する必要がある。そのため、この搬送速度制御用メモリ35には、搬送モータ14の回転速度を制御する制御モード情報として、図3に示すように、第1モード〜第3モードからなる3つの制御モード情報が記録されている。図3は、プリント処理時の搬送モータ14の回転速度を各制御モード別に表したグラフである。なお、本実施形態では、プリント処理の工程を、給紙、画像記録、排紙の3つの工程に分けているが、これに限らず、プリンタの仕様や記録紙の種類に応じて、例えば、光定着の工程などを別途設けてもよい。
【0018】
給紙工程とは、記録紙ロール12から記録紙11を搬送経路に送り出してから、記録紙11の画像記録エリアの先端が、サーマルヘッド18の発熱素子アレイ18aに到達するまでとする。画像記録工程とは、発熱素子アレイ18aによりイエロー、マゼンダ、シアンの各画像の記録を行う間だけとする。排紙工程とは、シアン画像記録後の記録紙11が、排紙口27から排出されるまでの間とする。また、カラー感熱プリンタ10は、1個のサーマルヘッドに対して記録紙11を3回往復動させて熱記録を行う3パス方式のカラー感熱プリンタであるので、イエローまたはマゼンタ画像の記録後から各画像の光定着が完了するまでの間は排紙工程とし、光定着後から発熱素子アレイ18aによりマゼンタまたはシアン画像の記録が開始されるまでの間は給紙工程とする。なお、定着工程を排紙工程に含めたが、これに代えて、画像記録工程に含めてもよい。
【0019】
第1モード(図中実線で表す)は、記録紙11を通常の搬送速度で搬送したときの搬送モータ14の回転速度を示している。上述したように、プリント時間を短縮するために、給排紙時の搬送モータ14の回転速度Vを画像記録時の回転速度Vよりも速くしている。なお、本実施形態では、第1モードに限らず、後述する第2、第3モードも給紙時と排紙時とにおける搬送モータ14の回転速度を等しくしているが、これに限らず、プリンタの仕様等に応じて任意に変えてもよい。
【0020】
第2モード(図中1点鎖線で表す)は、画像記録時の回転速度を、第1モードと同じVにしているが、給排紙時の回転速度を第1モードの回転速度Vよりも遅いVにしている。これにより、プリント時間は、第1モードと比較して長くなってしまうが、給排紙時に搬送系から発生する駆動音を小さくすることができる。
【0021】
第3モード(図中2点鎖線で表す)は、給排紙時の回転速度を第2モードと同じVとしているが、さらに、画像記録時の回転速度を第1、第2モードの回転速度Vよりも遅いVにしている。これにより、プリント時間はさらに長くなるが、画像記録時に搬送系から生じる駆動音も小さくすることができる。また、第1、第2モードと比較して、搬送モータ14の消費電力量を減らすことができる。ここで、回転速度V〜Vの値は、搬送モータの種類や記録紙の種類などに応じてプリンタの機種毎に予め設定されている値である。
【0022】
搬送モータ14の制御モードとして、第1〜第3の3つ制御モードを設けることにより、記録紙11の搬送モードも3つに分かれる。上述のように、記録紙11の搬送速度は、搬送モータ14の回転速度に依存する。そのため、給排紙時の記録紙11の搬送速度は、搬送モータ14の回転速度がVの時には、通常の速度となり、回転速度がVの時には、低速度となる。また、画像記録時の記録紙11の搬送速度は、搬送モータ14の回転速度がVの時には、通常の速度となり、回転速度がVの時には、低速度となる。つまり、第1モードが選択されると、記録紙11は、給排紙時、画像記録時共に通常の速度で搬送される。第2モードが選択されると、記録紙11は、給排紙時には低速度で搬送され、画像記録時には、通常の速度で搬送される。第3モードが選択されると、記録紙11は、給排紙時、画像記録時共に低速度で搬送される。
【0023】
操作パネル32には、図2に示すように、操作メニューやプリンタの状態が表示されるLCDパネル36と、プリント開始キー37、モード選択キー38、操作メニューの選択などに使用される十字キー39、選択されたメニューを決定するSETキー40、電源スイッチ(図示せず)等からなる各種操作キーとが設けられている。
【0024】
モード選択キー38は、上述の第1〜第3モードの3つの搬送モードを選択する選択部材である。モード選択キー38が押されると、システムコントローラ31は、搬送モードの選択メニューをLCDパネル36に表示する。ユーザーは、LCDパネル36を見ながら、十字キーを使って搬送モードを選択する。選択が完了したら、ユーザーは、SETキー40を押して、搬送モードを決定する。なお、搬送モードが選択されない場合には、第1モードが自動的に選択される。搬送モードが決定すると、システムコントローラ31は、選択された搬送モードの情報を搬送速度制御用メモリ35から読み込む。同時に、選択された搬送モードの種類が、LCDパネル36に表示される。
【0025】
システムコントローラ31は、プリント開始キー37が押されると、搬送モータドライバ33に選択された搬送モード情報に対応した駆動制御信号を送る。搬送モータドライバ33は、システムコントローラ31からの駆動制御信号に基づいて、搬送モータ14を駆動する駆動パルスを発生する。上述したように、搬送モータ14の回転速度はパルス信号の周波数によって決まる。そのため、この駆動パルスの周波数が、選択された搬送モード情報に基づいて制御される。また、この駆動パルスは、システムコントローラ31にてカウントされ、記録紙11の搬送量の検出に用いられる。
【0026】
次に、図4を用いて上記実施形態の作用について説明する。ユーザは、プリント指示を出す前に、モード選択キー38と十字キー39及びSETキー40を操作し、記録紙11の搬送モードを選択する。ここで、搬送モードが選択されなかった場合には、自動的に第1モードが選択される。上述したように、第1モードが選択されると、給排紙時及び画像記録時の搬送速度は、通常の速度に設定される。第2モードが選択されると、給排紙時の搬送速度は、低速度に設定され、画像記録時の搬送速度は、通常の速度に設定される。第3モードが選択されると、給排紙時及び画像記録時の搬送速度は、低速度に設定される。これにより、ユーザは、騒音を余り気にしなくてよい昼間にプリントする場合には、第1モードを選択し、他方、騒音が気になる夜間にプリントする場合には、第2モードを選択し、さらに、プリンタの消費電力を減らしたい場合には第3モードを選択することができる。
【0027】
システムコントローラ31は、選択された搬送モードの情報を搬送速度制御用メモリ35から読み込む。搬送モードが決定したら、ユーザーは、プリント開始キー37を押し、プリント指示を出す。システムコントローラ31は、選択された搬送モード情報に基づき、搬送モータドライバ33に駆動制御信号を送る。
【0028】
搬送モータドライバ33に駆動制御信号が入力されると、搬送モータドライバ33は、搬送モータ14を駆動する駆動パルスを発生する。搬送モータ14は、回転を開始し、図1に示すように、給紙ローラ13を図中時計方向に回転させる。記録紙ロール12は、図中反時計方向に回転して記録紙11を搬送経路に向けて送り出す。
【0029】
記録紙ロール12から送り出された記録紙11が、搬送ローラ対16にニップされると、搬送ローラ対16のキャプスタンローラ16aは、搬送モータ14によって給紙方向に回転され、記録紙11を記録紙ロール12から引き出して給紙方向に搬送する。記録紙11の記録エリアの先端がサーマルヘッド18の発熱素子アレイ18aに到達すると、発熱素子アレイ18aをイエロー画像に応じて発熱させ、イエロー感熱発色層にイエロー画像を熱記録する。プラテンローラ19は、記録紙11を下方から圧接してサーマルヘッド18との接触状態を安定化させる。印画が完了すると、図示しないシフト機構によりプラテンローラ19を待避位置に移動させる。
【0030】
また、イエロー画像の熱記録中に光定着器21のイエロー用定着ランプ22が点灯する。熱記録済みの記録紙11が搬送ローラ対16により順次搬送され、記録エリアの後端が光定着器21を通過した時に搬送が停止される。同時にイエロー用定着ランプ22を消灯する。これにより、イエロー画像が定着される。イエロー画像の定着が完了すると、システムコントローラ31は、記録紙11を巻き戻し方向に搬送する。その後、上述したイエロー画像の印画及び定着と同様に、マゼンタ画像の印画及び定着とシアン画像の印画とが順に行われる。シアン画像の印画が完了すると、記録紙11は更に給紙方向に向けて搬送され、カッタ26によって所定の位置で切り離され、排紙口27から排出される。
【0031】
その後、システムコントローラ31は、搬送モータ14を回転させ、記録紙11の先端を搬送ローラ対16がニップする位置まで搬送して、次の印画処理待機状態になる。そして、一定時間を経過しても次の入力がない場合には、記録紙11を記録紙ロール12に巻き戻した後に、電源をオフにする。
【0032】
なお、本実施形態では、記録紙11の搬送モードは3つに分けられたが、これに限らず、例えば、図3において、給排紙時及び画像記録時の搬送モータ14の回転速度をVとした低速・低消費電力モードなどの各種搬送モードを必要に応じて追加してもよい。また、本実施形態では、モード選択キー38と十字キー39及びSETキー40を操作して、記録紙11の搬送モードを選択させるようにしたが、これに限らず、レバースイッチ等の各種切替部材を設け、搬送モードを選択するようにしてもよい。
【0033】
本実施形態のカラー感熱プリンタ10では、記録紙11の搬送経路に沿って、搬送ローラ対16、サーマルヘッド18、プラテンローラ19、光定着器20が順に配置されているが、これに限らず、プリンタの仕様に応じて配置を変更してもよい。また、本実施形態では、長尺の記録紙を使用し、プリント後に切断してシート状のカラープリントを作成したが、シート状にカットされた記録紙にプリントを行うカラー感熱プリンタにも採用することができる。
【0034】
本実施形態では、1個のサーマルヘッドに対してカラー感熱記録紙を3回往復動させて熱記録を行う3パス方式のカラー感熱プリンタを例に説明したが、複数個のサーマルヘッドに対してカラー感熱記録紙を1回通過させて行う1パス方式のカラー感熱プリンタにも採用してよい。
【0035】
また、本発明は、カラー感熱プリンタへの使用に限定されるものではなく、熱転写式、昇華式のサーマルプリンタやインクジェット方式等の各種プリンタに実施してもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明のプリンタによれば、給排紙時及び画像記録時の記録紙の搬送速度を通常の速度より低速に切替える搬送速度切替手段を設けたので、必要に応じて搬送速度を切り替えて使用することができる。これにより、状況に応じて記録紙の搬送速度を低速度に切り替え、搬送系の駆動音を小さくすることができ、また、消費電力を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー感熱プリンタの概略図である。
【図2】同カラー感熱プリンタの搬送モータを制御する制御機構の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】プリント処理時の搬送モータの回転速度を各制御モード別に表したグラフである。
【図4】同カラー感熱プリンタのプリント処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 カラー感熱プリンタ
11 カラー感熱記録紙
14 搬送モータ
31 システムコントローラ
32 操作パネル
33 搬送モータドライバ
35 搬送速度制御用メモリ
38 モード選択キー
40 SETキー

Claims (2)

  1. 搬送経路に給紙された記録紙に画像を記録し、画像記録後の前記記録紙を前記搬送経路から排紙するプリンタにおいて、
    給排紙時の前記記録紙の搬送速度を通常の速度より低速に切替える給排紙速度切替手段を有することを特徴とするプリンタ。
  2. 画像記録時の前記記録紙の搬送速度を通常の速度より低速に切替える画像記録速度切替手段を有することを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
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