JP2004321111A - 無菌システムとその使用方法 - Google Patents

無菌システムとその使用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004321111A
JP2004321111A JP2003122465A JP2003122465A JP2004321111A JP 2004321111 A JP2004321111 A JP 2004321111A JP 2003122465 A JP2003122465 A JP 2003122465A JP 2003122465 A JP2003122465 A JP 2003122465A JP 2004321111 A JP2004321111 A JP 2004321111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isolator
culture
sterilizing
opening
sterile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003122465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4300863B2 (ja
Inventor
Mamoru Kokubo
護 小久保
Koji Ueda
浩司 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibuya Kogyo Co Ltd filed Critical Shibuya Kogyo Co Ltd
Priority to JP2003122465A priority Critical patent/JP4300863B2/ja
Priority to US10/819,252 priority patent/US20040215362A1/en
Priority to EP04252263A priority patent/EP1471138B1/en
Publication of JP2004321111A publication Critical patent/JP2004321111A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4300863B2 publication Critical patent/JP4300863B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/20Gaseous substances, e.g. vapours
    • A61L2/208Hydrogen peroxide
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/04Heat
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M37/00Means for sterilizing, maintaining sterile conditions or avoiding chemical or biological contamination
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M41/00Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
    • C12M41/12Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of temperature
    • C12M41/14Incubators; Climatic chambers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2202/00Aspects relating to methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects
    • A61L2202/10Apparatus features
    • A61L2202/12Apparatus for isolating biocidal substances from the environment
    • A61L2202/122Chambers for sterilisation

Abstract

【解決手段】培養装置1のアイソレータ2は6枚の側壁面を有しており、開閉扉3A,4A,5A,6A,7Aを介してインキュベータ3、冷蔵庫4、表面滅菌手段5、加熱滅菌手段6、RTP7が接続され、アイソレータ2内にはハーフスーツ8と人体や動物の体液を上澄液と沈殿液に分離する遠心分離器9が設けられている。
そして細胞の培養が正常に行われた場合には、この表面滅菌手段によって培養容器の表面を滅菌してから培養装置の外部に搬出し、また細胞の培養に異常があるときには、培養容器を加熱滅菌手段によって加熱滅菌し、培養容器内の細胞ごと滅菌して培養装置の外部に搬出する。
【効果】拡張性および作業効率が高く、しかも被滅菌物や培養容器の表面に付着した微生物等がアイソレータの外部へと流出してしまうのを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無菌システムとその使用方法に関し、詳しくは外部雰囲気から隔離されて内部が無菌状態に維持されるアイソレータを備えた無菌システムとその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、医薬品の無菌性試験に伴う微生物の培養や、人体または動物から採取した細胞の培養など、無菌状態を維持したまま様々な作業を行うために以下のような無菌システムが使用されている。
最初に、無菌箱若しくは無菌操作箱を直列的に複数台接続した無菌システムが知られており(特許文献1)、これらの無菌箱若しくは無菌操作箱をそれぞれインキュベータやクリーンブースとして使用することで、無菌状態下で細胞を培養することができるようになっている。
次に、無菌実験台とインキュベータとをインキュベータに備えられた開閉扉を介して接続させた培養装置が知られており(特許文献2)、無菌実験台内で培養容器内の細胞に培養液を加える等の作業を行った後、この培養容器をインキュベータ内に移動させるので、無菌状態下で細胞を培養することができるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
実開昭56−47741号公報
【特許文献2】
実公昭62−7110号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
まず、上記特許文献1の構成の場合、複数の無菌箱若しくは無菌操作箱を接続することで拡張性があるが、その構造上各無菌箱および無菌操作箱は直列的にしか接続できないので、作業者は各作業を行うためにそれぞれの無菌箱及び無菌操作箱へと移動する必要があり、作業が非効率的なものとなっていた。
さらに特許文献2の構成の場合、エアカーテンにより有害物質が外部へ流出することを防止しているが、培養の終了した培養容器を無菌実験台の外部に搬出する際には、培養容器の表面に有害な微生物が付着したり、培養容器に細胞とともに有害な微生物が混在していると、これらの微生物が培養容器とともに外部に流出してしまう虞がある。
以上のことから、本発明は拡張性と作業効率が高く、また有害な微生物等が外部に流出することを防止する無菌システムとその使用方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち請求項1の無菌システムは、外部雰囲気から隔離されて内部が無菌状態に維持されるアイソレータを備え、このアイソレータを5つ以上の側壁面を有する多角形状に形成するとともに、少なくとも4つの側壁面にそれぞれ外部に連通する連通口を形成し、さらに各連通口をそれぞれ開閉する開閉扉を設けたことを特徴としている。
【0006】
また請求項2の無菌システムは、外部雰囲気から隔離されて内部が無菌状態に維持されるアイソレータと、被滅菌物の表面を滅菌する表面滅菌手段と、被滅菌物を加熱して滅菌する加熱滅菌手段とを備えるとともに、アイソレータの少なくとも2つの側壁面に上記表面滅菌手段と加熱滅菌手段と連通する連通口を形成し、さらに各連通口をそれぞれ開閉する開閉扉を設けたことを特徴としている。
【0007】
そして請求項6の無菌システムの使用方法は、外部雰囲気から隔離されて内部が無菌状態に維持されるアイソレータと、培養容器の表面を滅菌する表面滅菌手段と、培養容器を加熱して滅菌する加熱滅菌手段とを備える無菌システムの使用方法であって、
アイソレータより当該培養容器を外部へと取り出す際、培養容器での培養が正常な場合には当該培養容器の表面を表面滅菌手段によって滅菌し、培養容器での培養が異常な場合には当該培養容器を加熱滅菌手段によって滅菌することを特徴としている。
【0008】
上記請求項1の発明によれば、アイソレータの側壁面を5つ以上とし、さらに連通口を4つ以上設けることで、無菌状態下での作業に必要な各種の装置を接続することができるので、拡張性の高い無菌システムを得ることができ、またアイソレータが各装置の中心に位置することになるので、作業者は無菌状態下での作業のために上記特許文献1のように移動する必要がなくなり、効率的な作業を行うことができる。
【0009】
また請求項2の発明によれば、アイソレータに表面滅菌手段及び加熱滅菌手段を設けることで、無菌システムの外部に有害な微生物等が流出することを防止できる。
【0010】
さらに請求項6の発明によれば、アイソレータより当該培養容器を外部へと取り出す際には、培養容器内の培養の状態に応じて培養容器の表面に付着した微生物はもちろん、培養に異常があるときには培養容器内の微生物も加熱によって死滅させることができるので、有害な微生物が無菌システムの外部に流出することを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図示実施例について説明すると、図1は人体又は動物の細胞を培養する無菌システムとしての培養装置1を示し、図示しない容器に人体又は動物より体液を採取した後、この培養装置1内で当該体液より細胞を採取してこれを図示しない培養容器へと分注するとともに、当該細胞の培養を行うものとなっている。
図1に示すように、培養装置1は6つの側壁面を備えて平面的に多角形状に形成されたアイソレータ2を有し、このアイソレータ2は側壁面、天面、床面により取り囲まれて外部雰囲気から隔離されている。
これら側壁面のうち、図示右下の側壁面には接続口を介して細胞を培養するインキュベータ3が接続され、左下の側壁面には接続口を介して培養液を冷蔵する冷蔵庫4が接続されている。
また図示左側の側壁面には培養容器等を滅菌ガスによって滅菌する表面滅菌手段5が接続口を介して接続され、右側の側壁面には高温高圧の蒸気で滅菌する加熱滅菌手段6が接続口を介して接続されている。
さらに、上方の側壁面には不要となった資材等を収容するRTP(RapidTransfer Port)7が接続口を介して接続されており、このRTP7は後述するようにアイソレータ2に対して分離可能に設けられている。
そしてアイソレータ2と上記インキュベータ3、冷蔵庫4、表面滅菌手段5、加熱滅菌手段6、RTP7の各手段を接続するそれぞれの接続口には開閉扉3A,4A,5A,6A,7Aを開閉自在に設け、当該開閉扉を閉鎖すると上記各手段とアイソレータ2とは気密的に隔離されるようになっている。
【0012】
そしてアイソレータ2の内部には作業者が着用して所要の作業を行うハーフスーツ8と、上記体液を遠心分離する遠心分離器9と、培養された細胞を観察するための観察手段10とが備えられ、さらにアイソレータ2の図示上端の側壁面に設けられたアクリル板11を介して容器に貼付されたバーコードを読み取る読取手段12が設けられている。
またアイソレータ2には図示しない無菌エア供給装置が備えられ、当該無菌エア供給装置から供給される除菌された空気によってアイソレータ1内は所定の陽圧に保たれている。
上記ハーフスーツ8はアイソレータ2の略中央に設置されており、アイソレータ2の側壁面の位置は、ハーフスーツ8を着用した作業者の作業範囲が上記開閉扉3A,4A,5A,6A,7Aを超えて上記各手段内でも作業ができるように設定されている。
【0013】
遠心分離器9には従来公知の遠心分離器を用い、上記容器内の体液を遠心作用により上澄液と沈殿液とに分離するようになっている。
観察手段10には従来公知の電子顕微鏡を用い、この観察手段10は撮影した画像を図示しないモニタに映し出すとともに、この画像を図示しない記憶手段に記憶するようになっている。
さらに読取手段12は容器に貼付されているバーコードを読みとるとともに、このバーコードの内容を上記記憶手段に送信するようになっている。そして記憶手段は容器ごとに細胞を採取した対象や採取した時期を記憶するようになっている。
また、アイソレータ2には容器から必要な成分を抽出するためのスポイトなど、細胞の培養に必要な資材を載置する図示しないトレーが設置されており、これらの資材は上記表面滅菌手段5や加熱滅菌手段6によって滅菌された後、アイソレータ2内に搬入されるようになっている。
【0014】
次にインキュベータ3は複数の培養容器を収容できるようになっており、図示しない温度・湿度調整手段を備えてインキュベータ3内を所要の温度及び湿度に保ち、細胞の培養を最適な環境で行うことができる。
冷蔵庫4には未使用の培養液を貯留する図示しない培養液タンクが収容され、培養液が化学変化によって変質してしまうのを防止するため、冷蔵庫4内は所定の温度に設定されている。
表面滅菌手段5には表面滅菌手段5内部での作業を行うためのグローブ13とアイソレータ2の反対側に培養装置1の外部より体液を収容した容器やその他の資材を搬出入するための搬出入扉5Bが設けられている。
またこの表面滅菌手段5には過酸化水素蒸気等の滅菌ガスを表面滅菌手段5内に供給する図示しない滅菌ガス供給手段が設けられており、滅菌ガスを表面滅菌手段5内に充満させることで培養容器の表面や資材を滅菌するようになっている。
加熱滅菌手段6はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)であり、この加熱滅菌手段6にはアイソレータ2の反対側に培養装置1の外部より培養液や資材を搬出入するための搬出入扉6Bが設けられている。
この加熱滅菌手段6では、培養容器やその他の資材を加熱滅菌するようになっており、さらにこの加熱滅菌手段6を用いることにより、培養後の培養容器内の細胞や微生物も死滅させることができるようになっている。
そして上記RTP7は既に特開平6−193323号公報等に開示されているので、詳細な説明を省略するが、このRTP7の連通口及び開閉扉7Aはそれぞれアイソレータ2側とケース7B側に分離可能に設けられている。
そして、ケース7B内にはアイソレータ2内で使用されて不要となった資材等が収容され、所定の時期にRTP7をアイソレータ2より分離して、内部の資材の処分を行うようになっている。
【0015】
以上のように、本実施例のアイソレータは6つの側壁面を有するとともに5つの連通口を介して上記インキュベータ3、冷蔵庫4、表面滅菌手段5、加熱滅菌手段6、RTP7の各手段を接続することができるので拡張性の高いものとなっている。
しかもハーフスーツ8を装着した作業者の作業範囲内にインキュベータ3などの各作業手段が接続されているので、細胞の培養に必要な作業を作業者が移動することなく行うことができ、ハーフスーツ8を装着した作業者の前方となる側壁面をハーフスーツ8の方に向けて傾けて形成し、ここに異なる作業手段をそれぞれ配置しているので、ハーフスーツ8の着用により後方を振り向くことのできない状態であっても作業を効率的に行うことができる。
さらに、アイソレータ2内に遠心分離器9を備えることで、細胞の分離と培養を無菌状態下ですることができ、分離した細胞をインキュベータ3へと移動させる間に、培養容器内に微生物が侵入するのを防止することができる。
【0016】
以下において本実施例における無菌システムの使用方法を説明する。まず使用前に図示しない滅菌ガス供給手段により、アイソレータ2内部を過酸化水素蒸気等の滅菌ガスで滅菌する。この際、開閉扉3A、3Bを開放しておきインキュべ−タ3、冷蔵庫4の内部を同時に滅菌する。
また、これに合わせて、アイソレータ2内部に搬入する培養や実験に用いる培養容器や試験器具などの資材のうち、熱を掛けられる物については加熱滅菌手段6に、熱を掛けられない物については表面滅菌手段5に、それぞれ搬入出扉5B、6Bから収容させて滅菌し、同時にアイソレータ2内部で培養すべき細胞を抽出するための、人体又は動物の体液の入った容器の表面を表面滅菌手段6で滅菌する。
以上の滅菌操作が完了したら、作業者はアイソレータ2に設けられたハーフスーツ8を着用して、滅菌された資材をおよび体液の入った容器をアイソレータ2内に搬入し、さらに容器に貼付されたバーコードを読取手段12にかざして読取手段12にその内容を読み取らせる。
そして作業者はこの容器を遠心分離器9にセットし、容器内の体液を遠心分離する。その後作業者は細胞が含まれる沈殿液を抽出してこれを複数の培養容器に分注する。
【0017】
次に、作業者は冷蔵庫4の開閉扉4Aを開いて、培養液タンクから培養容器へと所定量の培養液を注入し、さらに作業者はインキュベータ3の開閉扉3Aを開いてインキュベータ3内に培養容器を収容して培養させる。
所定期間が経過すると、作業者はハーフスーツ8を着用してインキュベータ3から各培養容器を取り出して有害な細菌の有無や細胞の形態を観察手段10を用いて確認する。
その結果、細胞とともに有害な細菌や微生物が混在しているなどの理由により、この培養容器内の細胞は不要であると判断したら、作業者は加熱滅菌手段6の開閉扉6Aを開いて当該培養容器を加熱滅菌手段6に収容させる。
そして開閉扉6Aを閉じたら、加熱滅菌手段6によって培養容器を高圧蒸気滅菌し、培養容器内の細胞を微生物とともに滅菌する。そしてこの培養容器はその後搬出入扉9Bより外部に取り出され、死滅した細胞及び微生物は廃棄される。
このように培養容器の表面だけでなく培養容器内の微生物まで死滅させることにより、これらの微生物が培養装置の外部に流出してしまうのを防止することができる。
【0018】
一方、観察の結果培養容器内の細胞が正常に培養されていると判断したら、作業者は培養容器を再びインキュベータ3に戻し、さらに所定期間の培養を行う。
そしてこの所定期間が経過して十分に細胞が培養されたら、作業者はインキュベータ3より培養容器を取り出し、さらに表面滅菌手段5の開閉扉5Aを開いてこの培養容器を表面滅菌手段5へ収容させる。そして培養容器の表面を滅菌ガスによって滅菌し、その後この培養容器は搬出入扉5Bより培養装置1の外部へと取り出される。
このように培養容器の表面だけ滅菌することで、例えばアイソレータ2内において何らかの要因で培養容器の表面に有害な微生物等が付着することがあってもこれを滅菌することができ、一方の培養容器内の細胞については滅菌されることがないので、安全な状態で当該細胞を培養装置1の外部に搬出することができる。
以上の培養作業が終了したら、使用した試験器具等の資材を表面滅菌手段5や加熱滅菌手段6で滅菌してから搬出し、アイソレータ2及びインキュベータ3、冷蔵庫4の内部を使用前と同様に滅菌ガスにより滅菌して全ての作業を終了する。
そして次の検体についての培養作業に際しては、上述したように使用前に滅菌操作を行って1検体毎にアイソレータ2内部を滅菌するので、検体間での感染が防止される。
【0019】
図2は第2の実施例を示している。本実施例では、アイソレータ2内に上記ハーフスーツ8に代えてロボット14を設置しており、図2において上記第1の実施例と共通するものには同じ符号を付している。
アイソレータ2内には図示しない制御装置によって作動するロボット14が設置されるとともに、ロボット14の作業に応じて交換されるロボット14のヘッド部分を載置するヘッド載置部15が設けられていて、例えば培養容器を搬送するためのグリッパや、培養液を培養容器内に注入するための分注ヘッドが載置されている。
また第1の実施例と同様、アイソレータ2の側壁面の位置は、ロボット14の動作範囲が上記開閉扉3A,4A,5A,6A,7Aを超えて上記各手段内でも作業ができるように設定され、本実施例の開閉扉3A,4A,5A,6A,7Aは上記制御装置によって自動的に開閉するようになっている。
さらに観察手段10の画像は培養装置1の外部に設けられたモニタに映し出され、作業者がこのモニタを見て培養容器内の細胞の状態を判断し、制御装置に対してこの培養容器の処理について指示できるようになっている。
なお、本実施例においても上記第1の実施例と同様の手順で細胞の培養が行われるため、ロボット14の動作についての詳細な説明を省略する。
このようにハーフスーツ8に代えてロボット14をアイソレータ2内に設けた第2実施例においては、ロボット14をアイソレータ2の略中央に位置させるとともに、ロボット14の方に向けて形成した各側壁面に異なる作業手段をそれぞれ配置して、ロボット14を中心に放射状に各作業手段を設けているので、ロボット14の動作範囲を小さくして効率的に作業させることができるとともに、ロボット14のリーチを短くすることができ、ロボット14を小型化して装置全体をコンパクトに構成することができる。
【0020】
図3は第3の実施例を示している。本実施例では上記第1,第2実施例におけるハーフスーツ8やロボット14の代わりに、アイソレータ2にグローブ16を設けた構成となっており、図3において上記第1の実施例と共通するものには同じ符号を付している。
本実施例においてもアイソレータ2は6つの側壁面を備えており、ここでは図示上方に位置する側壁面を、作業者がアイソレータ内部を視認できるように全体が透明なアクリル板で構成している。
また図示左右の側壁面にはRTP7及び加熱滅菌手段6が接続され、図示下方の側壁面にはそれぞれ左方から順に表面滅菌手段5、インキュベータ3、冷蔵庫4が接続されている。
さらにアイソレータ2の各側壁面の位置は、グローブ16を装着した作業者の作業可能な範囲が各開閉扉3A,4A,5A,6A,7Aを超えて上記各作業手段内での作業ができるように設けられている。
したがって、本実施例のアイソレータ2には第1の実施例と同様、グローブ16を装着した作業者の作業範囲内にインキュベータ3などの各作業手段が接続されているので、細胞の培養に必要な作業を作業者が移動することなく行うことができ、作業者の前方となる側壁面をグローブ16に向けて傾けて設けているので、作業を効率的に行うことができる。
【0021】
なお、上記3つの実施例では細胞の培養を行っているが、上記アイソレータを使用する無菌システムは、薬品の調合や無菌状態下で行うその他の試験などにも使用でき、上記アイソレータの接続口にどのような設備を接続させるかはその目的に応じて適宜変更可能である。
また、上記各実施例においては、アイソレータ2内にハーフスーツ8、ロボット14、グローブ16がそれぞれ1つずつ設置されていたが、これらを複数でアイソレータ2内に設置しても良い。例えばロボット8とグローブ16をアイソレータ2に設置すれば、ロボット14には困難な作業を作業者が代わりに行うことが可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、拡張性および作業効率が高く、しかも有害な細菌や微生物等がアイソレータの外部へと流出することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す培養装置1の平面図。
【図2】本発明の第2実施例を示す培養装置1の平面図。
【図3】本発明の第3実施例を示す培養装置1の平面図。
【符号の説明】
1 培養装置 2 アイソレータ
3 インキュベータ 3A 開閉扉
5 表面滅菌手段 5A 開閉扉
6 加熱滅菌手段 6A 開閉扉
8 ハーフスーツ 9 遠心分離機
14 ロボット 16 グローブ

Claims (6)

  1. 外部雰囲気から隔離されて内部が無菌状態に維持されるアイソレータを備え、このアイソレータを5つ以上の側壁面を有する多角形状に形成するとともに、少なくとも4つの側壁面にそれぞれ外部に連通する連通口を形成し、さらに各連通口をそれぞれ開閉する開閉扉を設けたことを特徴とする無菌システム。
  2. 外部雰囲気から隔離されて内部が無菌状態に維持されるアイソレータと、被滅菌物の表面を滅菌する表面滅菌手段と、被滅菌物を加熱して滅菌する加熱滅菌手段とを備えるとともに、アイソレータの少なくとも2つの側壁面に上記表面滅菌手段と加熱滅菌手段と連通する連通口を形成し、さらに各連通口をそれぞれ開閉する開閉扉を設けたことを特徴とする無菌システム。
  3. アイソレータ内にハーフスーツ、グローブ、ロボットの少なくともいずれか一つを設置し、当該ハーフスーツ、グローブ、ロボットの動作可能範囲が上記連通口を超えた範囲にまで到達することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の無菌システム。
  4. 上記アイソレータに連通口を介してインキュベータを設けるとともに、連通口をそれぞれ開閉する開閉扉を設け、当該インキュベータ内において細胞の培養を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の無菌システム。
  5. 上記アイソレータ内に遠心分離器を設け、人体又は動物より得られた体液を遠心分離することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の無菌システム。
  6. 外部雰囲気から隔離されて内部が無菌状態に維持されるアイソレータと、培養容器の表面を滅菌する表面滅菌手段と、培養容器を加熱して滅菌する加熱滅菌手段とを備える無菌システムの使用方法であって、
    アイソレータより当該培養容器を外部へと取り出す際、培養容器での培養が正常な場合には当該培養容器の表面を表面滅菌手段によって滅菌し、培養容器での培養が異常な場合には当該培養容器を加熱滅菌手段によって滅菌することを特徴とする無菌システムの使用方法。
JP2003122465A 2003-04-25 2003-04-25 無菌システムとその使用方法 Expired - Fee Related JP4300863B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003122465A JP4300863B2 (ja) 2003-04-25 2003-04-25 無菌システムとその使用方法
US10/819,252 US20040215362A1 (en) 2003-04-25 2004-04-06 Aseptic system and method for using the same
EP04252263A EP1471138B1 (en) 2003-04-25 2004-04-16 Aseptic system and method for using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003122465A JP4300863B2 (ja) 2003-04-25 2003-04-25 無菌システムとその使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004321111A true JP2004321111A (ja) 2004-11-18
JP4300863B2 JP4300863B2 (ja) 2009-07-22

Family

ID=32959714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003122465A Expired - Fee Related JP4300863B2 (ja) 2003-04-25 2003-04-25 無菌システムとその使用方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20040215362A1 (ja)
EP (1) EP1471138B1 (ja)
JP (1) JP4300863B2 (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007055317A1 (ja) * 2005-11-11 2007-05-18 Nikon Corporation 培養装置
JP2009225742A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Sanyo Electric Co Ltd アイソレータ
JP2009543553A (ja) * 2006-07-14 2009-12-10 エクセレレックス インク. 環境保護用収容システム
JP2010195432A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Shibuya Kogyo Co Ltd 無菌接続装置
JP2011050289A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Shibuya Kogyo Co Ltd 接続装置
JP2011167405A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Kawasaki Heavy Ind Ltd アイソレータおよび細胞自動培養装置、ならびにアイソレータの滅菌処理方法
KR20110118628A (ko) * 2008-12-23 2011-10-31 조마 테크놀로지 리미티드 유연성 제조 시스템
JP2012231726A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Panasonic Healthcare Co Ltd アイソレータ、培養物の移動方法
WO2015072177A1 (ja) 2013-11-12 2015-05-21 東京エレクトロン株式会社 多能性幹細胞の培養方法及び施設
JPWO2013125374A1 (ja) * 2012-02-21 2015-07-30 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 アイソレータ
JP2016028613A (ja) * 2015-12-03 2016-03-03 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 アイソレータ、培養物の移動方法
JPWO2015111544A1 (ja) * 2014-01-24 2017-03-23 パナソニックヘルスケア株式会社 インキュベータおよびこれを備えた細胞培養システム、加湿水の供給方法
WO2017069148A1 (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 ロート製薬株式会社 細胞処理装置
JP2017169502A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 澁谷工業株式会社 アイソレータシステムおよびその除染方法
JPWO2017069151A1 (ja) * 2015-10-20 2017-10-19 ロート製薬株式会社 細胞処理装置
WO2018021553A1 (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 北海道公立大学法人札幌医科大学 アイソレータ
JP2018050527A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 澁谷工業株式会社 細胞シートの切断方法
JP2018510660A (ja) * 2015-03-31 2018-04-19 スライブ バイオサイエンス, インコーポレイテッド 自己細胞治療製造用の細胞維持機
JP2018512889A (ja) * 2015-03-31 2018-05-24 スライブ バイオサイエンス, インコーポレイテッド 自動細胞培養インキュベータ
JP2020000195A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 国立大学法人大阪大学 培養容器の収容体および培養処理システム
JP2020018976A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 日科ミクロン株式会社 薬剤保管機能付アイソレーター
WO2020196490A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 テルモ株式会社 細胞培養物を清浄度の高い空間において調製するための容器及びキット

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005095097A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Sanyo Electric Co Ltd 培養庫
JP4549806B2 (ja) * 2004-10-25 2010-09-22 川崎重工業株式会社 オートクレーブ滅菌を利用した自動細胞培養装置及びその使用方法
ES2326916T3 (es) * 2005-06-17 2009-10-21 MERZ PHARMA GMBH & CO. KGAA Aparato y metodo para la produccion de compuestos biologicamente activos por fermentacion.
TW200709936A (en) * 2005-07-13 2007-03-16 Dimatix Inc Fluid deposition cluster tool
JP4799221B2 (ja) * 2006-03-06 2011-10-26 三洋電機株式会社 アイソレータ用インキュベータ
JP2008054647A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Hitachi Ltd 培養装置
EP2516117B1 (en) * 2009-12-21 2017-05-10 Pall Life Sciences Belgium Disposable production line
US8759084B2 (en) * 2010-01-22 2014-06-24 Michael J. Nichols Self-sterilizing automated incubator
WO2012098931A1 (ja) * 2011-01-17 2012-07-26 学校法人東京女子医科大学 細胞培養処理システム及び細胞培養処理システムのモジュール接続方法
ITMI20130034A1 (it) * 2013-01-11 2013-04-12 Luca Vietri Clean enclosure per centrifughe a cestello estraibile
EP2871031B1 (en) * 2013-10-18 2018-04-25 Pall Life Sciences Belgium BVBA Disposable production line for filling and finishing a product
JP6440432B2 (ja) * 2014-09-26 2018-12-19 公立大学法人横浜市立大学 細胞培養システム
SG11201803079QA (en) 2015-10-20 2018-05-30 Rohto Pharmaceutical Co Ltd Cell treatment apparatus
CN109661582B (zh) 2016-06-20 2023-05-23 创始科技有限公司 自动化细胞处理系统和方法
CN107058092A (zh) * 2017-06-09 2017-08-18 丁玉菊 一种预防疾病多功能微生物培养箱
GB201715168D0 (en) 2017-09-20 2017-11-01 Extract Tech Ltd Biological processing assembly
CN109943484A (zh) * 2019-04-01 2019-06-28 上海东富龙医疗装备有限公司 一种rtp二氧化碳培养箱
CN114847085B (zh) * 2022-05-26 2023-07-25 郴州市芝草农业科技开发有限公司 一种食用菌的无菌接种装置及方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3907389A (en) * 1973-12-12 1975-09-23 Marion E Cox Glove box chamber
FR2522963A1 (fr) * 1982-03-12 1983-09-16 Calhene Installation pour le confinement et le transport en atmosphere sterile d'etres humains, notamment de nouveau-nes
FR2565598B1 (fr) * 1984-06-06 1986-10-03 Inst Nat Sante Rech Med Appareil modulaire pour la culture cellulaire
EP0483226A4 (en) * 1989-07-18 1993-02-17 Oncogene Science, Inc. Automated laboratory apparatus
US5316733A (en) * 1992-04-15 1994-05-31 Piper Plastics, Inc. Clean box with sliding arms
AT403550B (de) * 1992-08-18 1998-03-25 Robocon Lab Ind Roboter Inkubator
FR2695343B1 (fr) * 1992-09-04 1994-11-25 Sne Calhene Mécanisme de commande centralisé, à sécurités incorporées, pour un dispositif de transfert étanche entre deux volumes clos.
US5892200A (en) * 1996-09-19 1999-04-06 The Boc Group, Inc. Transfer port system
JP2990500B2 (ja) * 1997-02-07 1999-12-13 株式会社ウドノ医機 滅菌装置の扉開閉機構
US5863498A (en) * 1997-02-07 1999-01-26 Steris Corporation Decontamination apparatus door unit
EP1284755A1 (en) * 2000-05-26 2003-02-26 Purepulse Technologies, Inc. Pulsed polychromatic light passthrough sterilization device
JP4272850B2 (ja) * 2002-06-17 2009-06-03 学校法人慈恵大学 ヒト細胞・組織培養システム
KR20040001439A (ko) * 2002-06-28 2004-01-07 (주)바이오넥스 자동화된 원심분리 시스템

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9404074B2 (en) 2005-11-11 2016-08-02 Nikon Corporation Incubation apparatus
WO2007055317A1 (ja) * 2005-11-11 2007-05-18 Nikon Corporation 培養装置
US10597626B2 (en) 2005-11-11 2020-03-24 Nikon Corporation Incubation apparatus
JP2009543553A (ja) * 2006-07-14 2009-12-10 エクセレレックス インク. 環境保護用収容システム
JP2009225742A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Sanyo Electric Co Ltd アイソレータ
KR101660852B1 (ko) 2008-12-23 2016-09-28 조마 (유에스) 엘엘씨 유연성 제조 시스템
KR20110118628A (ko) * 2008-12-23 2011-10-31 조마 테크놀로지 리미티드 유연성 제조 시스템
JP2010195432A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Shibuya Kogyo Co Ltd 無菌接続装置
JP2011050289A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Shibuya Kogyo Co Ltd 接続装置
JP2011167405A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Kawasaki Heavy Ind Ltd アイソレータおよび細胞自動培養装置、ならびにアイソレータの滅菌処理方法
JP2012231726A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Panasonic Healthcare Co Ltd アイソレータ、培養物の移動方法
JPWO2013125374A1 (ja) * 2012-02-21 2015-07-30 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 アイソレータ
WO2015072177A1 (ja) 2013-11-12 2015-05-21 東京エレクトロン株式会社 多能性幹細胞の培養方法及び施設
US10370632B2 (en) 2013-11-12 2019-08-06 Kajima Corporation Facility for culturing pluripotent stem cells
JPWO2015111544A1 (ja) * 2014-01-24 2017-03-23 パナソニックヘルスケア株式会社 インキュベータおよびこれを備えた細胞培養システム、加湿水の供給方法
US11920121B2 (en) 2015-03-31 2024-03-05 Thrive Bioscience, Inc. Automated cell culture incubator
US11319523B2 (en) 2015-03-31 2022-05-03 Thrive Bioscience, Inc. Automated cell culture incubator
US11168297B2 (en) 2015-03-31 2021-11-09 Thrive Bioscience, Inc. Cell maintainer for autologous cell therapy production
US11879120B2 (en) 2015-03-31 2024-01-23 Thrive Bioscience, Inc. Cell maintainer for autologous cell therapy production
JP2018510660A (ja) * 2015-03-31 2018-04-19 スライブ バイオサイエンス, インコーポレイテッド 自己細胞治療製造用の細胞維持機
JP2018512889A (ja) * 2015-03-31 2018-05-24 スライブ バイオサイエンス, インコーポレイテッド 自動細胞培養インキュベータ
JPWO2017069151A1 (ja) * 2015-10-20 2017-10-19 ロート製薬株式会社 細胞処理装置
JPWO2017069148A1 (ja) * 2015-10-20 2018-08-09 ロート製薬株式会社 細胞処理装置
WO2017069148A1 (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 ロート製薬株式会社 細胞処理装置
JP2016028613A (ja) * 2015-12-03 2016-03-03 パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 アイソレータ、培養物の移動方法
JP2017169502A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 澁谷工業株式会社 アイソレータシステムおよびその除染方法
JPWO2018021553A1 (ja) * 2016-07-28 2019-05-23 北海道公立大学法人 札幌医科大学 アイソレータ
WO2018021553A1 (ja) * 2016-07-28 2018-02-01 北海道公立大学法人札幌医科大学 アイソレータ
JP2018050527A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 澁谷工業株式会社 細胞シートの切断方法
JP7216267B2 (ja) 2018-06-29 2023-02-01 国立大学法人大阪大学 培養容器の収容体および培養処理システムおよび培養用収容体の使用方法
JP2020000195A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 国立大学法人大阪大学 培養容器の収容体および培養処理システム
JP2020018976A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 日科ミクロン株式会社 薬剤保管機能付アイソレーター
JP7416764B2 (ja) 2019-03-25 2024-01-17 テルモ株式会社 細胞培養物を清浄度の高い空間において調製するための容器及びキット
JPWO2020196490A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01
WO2020196490A1 (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 テルモ株式会社 細胞培養物を清浄度の高い空間において調製するための容器及びキット

Also Published As

Publication number Publication date
EP1471138A1 (en) 2004-10-27
JP4300863B2 (ja) 2009-07-22
EP1471138B1 (en) 2011-08-24
US20040215362A1 (en) 2004-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4300863B2 (ja) 無菌システムとその使用方法
JP4550101B2 (ja) 自動細胞培養装置及びその使用方法
EP1650291B1 (en) Automatic cell cultivation apparatus utilizing autoclave sterilization and method for using the same
EP2468844B1 (en) Cell culture apparatus
JP5177086B2 (ja) 採取物調製用パーソナルボックスおよび採取物調製システムならびに採取物調製方法
US10232363B2 (en) Safety cabinet
JP5140095B2 (ja) 自動培養装置、及び培養容器設置方法
JP7216267B2 (ja) 培養容器の収容体および培養処理システムおよび培養用収容体の使用方法
JP5694277B2 (ja) 自動培養装置
EP2478920B1 (en) Sterilized connection apparatus
JP4656485B2 (ja) 無菌培養方法及びその装置
JP3201607U (ja) 細胞培養システム
JP2005278565A (ja) 無菌培養方法及び無菌培養装置
JP3203002U (ja) 細胞培養システム
CN101227930B (zh) 冷消毒器
JP2020000194A (ja) 細胞加工システム
JP6860492B2 (ja) 細胞処理装置
JP2016208866A (ja) 自動培養装置
JP2019198241A (ja) 滅菌装置を備えた細胞増殖装置
US20220340847A1 (en) Cell culture system
JP2017099622A (ja) 無菌材料移送方法
KR20210024981A (ko) 세포 처리 시스템
JP2019198239A (ja) 互いに独立したサブユニットを有する細胞増殖装置
JP2019198238A (ja) 収容ポジションを管理可能な細胞増殖装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4300863

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees