JP2004316692A - 流路連結構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明では、電食錆の発生を確実に防止することができる流路連結構造を提供することを課題とする。
【解決手段】流路連結構造Mは、チューブ1と、チューブ1の端部1aに取り付けられるバンジョー継手2と、バンジョー継手2の頭部22の両面22b,22cに配置される金属製のシール部材3と、流路42が開口した凹状の被取付部41を有する金属製のベース部材4と、ベース部材4の流路42とバンジョー継手2内の流路21bとを結ぶ連通孔51を有する金属製のバンジョーボルト5とを備えている。そして、シール部材3とベース部材4との間に、一端面61が被取付部41に圧接され、かつ他端面62が被取付部41の開口端から外部へ突出する筒状のスリーブ6を設け、このスリーブ6の他端面62に、シール部材3,3に挟まれたバンジョー継手2がバンジョーボルト5により取り付けられる。
【選択図】 図1
【解決手段】流路連結構造Mは、チューブ1と、チューブ1の端部1aに取り付けられるバンジョー継手2と、バンジョー継手2の頭部22の両面22b,22cに配置される金属製のシール部材3と、流路42が開口した凹状の被取付部41を有する金属製のベース部材4と、ベース部材4の流路42とバンジョー継手2内の流路21bとを結ぶ連通孔51を有する金属製のバンジョーボルト5とを備えている。そして、シール部材3とベース部材4との間に、一端面61が被取付部41に圧接され、かつ他端面62が被取付部41の開口端から外部へ突出する筒状のスリーブ6を設け、このスリーブ6の他端面62に、シール部材3,3に挟まれたバンジョー継手2がバンジョーボルト5により取り付けられる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バンジョー継手を利用した流路連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両のブレーキ系などを構成する流路構造では、複数の流路同士を連結するためにバンジョー継手を利用した流路連結構造が適用されている。このような流路連結構造としては、図4に示すように、シール部材101,101でその先端部102aが挟まれたバンジョー継手102をバンジョーボルト103によってベース部材104に取り付けることで、バンジョー継手102内の流路102bがバンジョーボルト103の溝部103aや連通孔103bを介してベース部材104の流路104aに連通する構造が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平07−012156号公報(段落番号〔0016〕〜〔0020〕、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構造では、シール部材101とベース部材104とのシール面(接触面)が外部に露出していることから、仮にベース部材104の材質をたとえばアルミニウムやマグネシウムにするとともに、シール部材101の材質を銅にした場合に、被水すると互いの電位差によって電食錆が発生し、シール機能が損なわれるおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、電食錆の発生を確実に防止することができる流路連結構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決した本発明のうちの請求項1に記載の発明は、管体と、前記管体の端部に取り付けられるバンジョー継手と、前記バンジョー継手の先端部の両面に配置される金属製のシール部材と、流路が開口した凹状の被取付部を有する金属製のベース部材と、前記ベース部材の流路と前記バンジョー継手内の流路とを結ぶ連通孔を有する金属製のバンジョーボルトとを備えた流路連結構造において、前記シール部材と前記ベース部材との間に、一端が前記被取付部に圧接され、かつ他端が前記被取付部の開口端から外部へ突出する筒状のスリーブを設け、前記スリーブの他端面に、前記シール部材に挟まれた前記バンジョー継手を前記バンジョーボルトにより取り付けることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、スリーブの一端をベース部材に凹状に形成された被取付部、すなわちベース部材の内部に圧接して、ベース部材およびスリーブ間をシール(封止)することにより、シールされた部分が外部に露出しないので、そのシール部分からの電食錆の発生を防止することができる。また、スリーブによりシール部材がベース部材から離れて設置されるので、仮にベース部材の材質にアルミニウムやマグネシウム、シール部材の材質に銅を使用した場合であってもシール部材およびベース部材間の電食錆の発生を確実に防止することができる。なお、シール部材およびスリーブ間の電食錆の発生は、スリーブの材質を適宜変更することにより防止することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成において、前記スリーブの他端には径方向外側に延びるフランジ部が形成されるとともに、前記フランジ部および前記ベース部材に挟持されるリング部と、前記バンジョー継手の回転を規制する係止部とを一体に有する回り止め部材を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による効果に加え、スリーブを被取付部に取り付けることでベース部材に固定される回り止め部材によって、バンジョー継手の回転が規制されるので、バンジョーボルトをスリーブに取り付けるとき、またはスリーブから取り外すときにおけるバンジョー継手の共回りを防止することができる。また、リング部によってスリーブとベース部材の間への水の浸入を防止するシール機能をもたせることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の構成において、前記回り止め部材は、非導電性材料によって形成されることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明による効果に加え、回り止め部材が非導電性材料によって形成されるので、この回り止め部材と、ベース部材またはスリーブとの間における電食錆の発生を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る流路連結構造の詳細について説明する。参照する図面において、図1は本発明の実施形態に係る流路連結構造を示す断面図である。
【0013】
図1に示すように、流路連結構造Mは、チューブ(管体)1、バンジョー継手2、シール部材3,3、ベース部材4、バンジョーボルト5、およびシール部材3とベース部材4との間に配置されるスリーブ6を主に備えている。バンジョー継手2は、チューブ1の端部1aにその基端部21aが取り付けられる管状の胴体部21と、この胴体部21の先端にその平面視が略円状となるように形成される頭部(先端部)22とを有している。そして、この頭部22には、バンジョーボルト5が挿通可能な挿通孔22aが形成されるとともに、胴体部21には、この挿通孔22aとチューブ1内とに連通する流路21bが形成されている。
【0014】
シール部材3,3は、略リング状に形成される金属製の部材であり、バンジョー継手2の頭部22の両面、すなわち上面22bと下面22cとに接するように配置されている。なお、シール部材3の材料は、どのように選択してもよいが、本実施形態においては銅として説明することとする。
【0015】
ベース部材4は、スリーブ6が取り付けられる凹状の被取付部41と、この被取付部41に開口する流路42と、被取付部41の開口端側の面である上面43に一体に形成される回り止め部44とを主に有している。なお、ベース部材4の材料は、金属であればどのように設定してもよいが、本実施形態においてはアルミニウムとして説明することとする。
【0016】
被取付部41には、スリーブ6が螺合される雌ねじ部41aが形成されるとともに、流路42に向かうにつれて縮径するテーパ面41bがシール面として形成されている。回り止め部44は、バンジョーボルト5を中心とするバンジョー継手2の回転を規制するものであり、その回転を妨げるようにバンジョー継手2の胴体部21の両側に近接するように二つ立設されている(一つのみ図示)。
【0017】
バンジョーボルト5は、スリーブ6に螺合する金属製のボルトであり、その内部にベース部材4の流路42とバンジョー継手2内の流路21bとを結ぶ連通孔51を有している。連通孔51は、バンジョーボルト5の先端面52から所定の深さで軸方向に沿って形成される軸方向孔51aと、バンジョーボルト5の外周面53に周方向に沿って形成される溝部51bと、この溝部51bと軸方向孔51aとに連通するように軸方向孔51aの底部近傍からボルト径方向(軸直角方向)に沿って形成される軸直角孔51cとで構成されている。また、バンジョーボルト5の外周面53の先端部には、前記溝部51bと所定距離だけ離れた位置にスリーブ6に螺合する雄ねじ部53aが形成されている。
【0018】
スリーブ6は、略円筒状となる金属製の部材であり、その一端面61がシール面としてベース部材4のテーパ面41bに沿うように傾斜して形成されている。また、スリーブ6は、その一端面61がテーパ面41bに圧接された状態においてその他端面62がベース部材4の上面43(被取付部41の開口端)から外部へ突出するような長さで形成されている。なお、この他端面62は、スリーブ6の他端からスリーブ6の径方向外側に延びたフランジ部63によって前記シール部材3の座面として形成されている。
【0019】
また、スリーブ6の外周面64には、ベース部材4の被取付部41に形成された雌ねじ部41aに螺合する雄ねじ部64aが形成されるとともに、内周面65には、バンジョーボルト5の雄ねじ部53aが螺合する雌ねじ部65aが形成されている。なお、スリーブ6の材料は、金属であればどのようなものでもよいが、本実施形態においては鉄として説明することとする。
【0020】
次に、流路連結構造Mの組立方法について説明する。
図1に示すように、まず、ベース部材4の被取付部41にスリーブ6をねじ込んでいき、その一端面61をテーパ面41bに圧接させる。次に、スリーブ6の他端面62に、シール部材3、バンジョー継手2、シール部材3の順でセットしていく。この際、バンジョー継手2の胴体部21は、二つの回り止め部44の間に配設させておく。そして、これらのシール部材3,3に挟まれたバンジョー継手2をバンジョーボルト5によりベース部材4に取り付けることで、流路連結構造Mの組み立てが完了する。
【0021】
以上によれば、本実施形態において、次のような効果を得ることができる。
(1)スリーブ6の一端面61と、ベース部材4に凹状に形成された被取付部41の底面であるテーパ面41bとの圧接によりシールされた部分は、外部に露出しないので、このシール部分からの電食錆の発生を確実に防止することができる。さらに、本実施形態のようにアルミニウムと鉄というようなイオン化傾向が比較的大きく異なる異種材料をベース部材4およびスリーブ6に使用した場合であっても、そのシール部分が外部に露出しないことから、これらの電位差の影響によってシール部分に電食錆が発生することを確実に防止できる。
【0022】
(2)本実施形態のようにイオン化傾向が小さい銅をシール部材3の材料に使用し、イオン化傾向が大きいアルミニウムをベース部材4の材料に使用した場合であっても、これらはスリーブ6により離されて設置されるので、電位差が大きいシール部材3およびベース部材4間の電食錆の発生を確実に防止できる。また、銅と鉄というようなイオン化傾向が比較的小さく異なる異種材料をシール部材3およびスリーブ6に使用するので、シール部材3およびスリーブ6間の電位差を所定値以下に抑えることができ、これらの間に電食錆が発生することを確実に防止できる。
【0023】
回り止め部44によってバンジョー継手2の回転が規制されるので、バンジョーボルト5の取り付け時、または取り外し時におけるバンジョー継手2の共回りを防止することができる。
【0024】
以上、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
(i)本実施形態では、バンジョー継手2の回転を規制する構造として回り止め部44をベース部材4に一体に形成したが、本発明はこれに限定されず、たとえば、図2に示すように、ベース部材4とは別体となる回り止め部材7を使用してもよい。具体的に、この回り止め部材7は、その平面視が略リング状となるリング部71と、このリング部71に一体に形成される係止部72とを主に備えている。リング部71は、その内周面71aがスリーブ6の外周面64と略同じ径で形成されている。また、係止部72は、バンジョー継手2の胴体部21をその回転方向(紙面に直交する方向)において挟み込むように二つ立設されている(一つのみ図示)。さらに、回り止め部材7の底面7aには、平面方向における位置決め用のピン部73が一体に形成されている。
【0025】
そして、このように形成される回り止め部材7は、ベース部材4にスリーブ6を取り付ける前にそのピン部73をベース部材4の位置決め孔部4aに挿入することで位置決めされ、スリーブ6を被取付部41にねじ込むことでフランジ部63とベース部材4とに挟持されて固定される。このようにベース部材4とは別体の回り止め部材7を使用することによれば、本実施形態のようにベース部材4の上面43に突出する部分を形成する必要がなくなるので、このベース部材4の製造が容易となる。
【0026】
(ii)本実施形態では、スリーブ6を被取付部41に螺合させることでベース部材4に取り付ける構造としたが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、図3に示すように、スリーブ8の圧入によりベース部材4の一部45をスリーブ8の段付きとなる外周面81の一端に形成された溝部81aに流入させてかしめる構造、いわゆるセルフクリンチ構造としてもよい。このような構造によれば、かしめられたスリーブ8の溝部81aと流入したベース部材4の一部45とがシール部分となる他、スリーブ8の外周面81全体と被取付部41の内周面41c全体がシール面となるので、そのシール性能を向上させることができる。
【0027】
また、この構造においては、回り止め部材7のリング部71の略中央部に、回り止め部材7の回転を規制する形状、たとえばインボリュート歯型のような形状となる段付きのセレーション孔71bを形成し、スリーブ8のフランジ部82の外周面82aやその下部の外周面81bを前記段付きのセレーション孔71bに噛み合う形状にするのが望ましい。この構造によれば、ベース部材4にスリーブ8を圧入する前に回り止め部材7の平面方向(回転方向)の位置決めをし、その後セレーション孔71bの内面形状にフランジ部82の外周面82aやその下部の外周面81bの形状が合うようにスリーブ8をセットして被取付部41に圧入することで、回り止め部材7が回転不能な状態でベース部材4に固定されることとなる。このようなセレーション孔71bを回り止め部材7に設ける構造によれば、図2に示す構造のように位置決め用のピン部73や位置決め孔部4aを形成する必要がないので、その分製造コストを下げることができる。
【0028】
(iii)また、図2および図3のようにベース部材4とは別に回り止め部材7を設ける構造では、この回り止め部材7の材料を非導電性となる材料にするのが望ましい。このような材料にすることにより、回り止め部材7と、ベース部材4またはスリーブ6,8との間における電食錆の発生を防止することができる。
(iv)本実施形態では、シール部材3とスリーブ6の材料を異種材料としたが、本発明はこれに限定されず、同種材料を用いてもよい。このように同種材料、たとえばシール部材3およびスリーブ6を共に銅で形成することで、これらの間の電位差がなくなり、電食錆の発生が防止される。なお、この場合、アルミニウム製のベース部材4とスリーブ6との電位差が大きくなるが、そのシール部分は外部に露出しないので、シール部分に電食錆が発生せず、シール部分からの漏れを確実に防止することができる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、シール部材とベース部材との間にスリーブを設けることで、ベース部材内部でシールできるとともにシール部材がスリーブと当接することになるので、シール部材およびベース部材がどのような材質であっても、これらの間で発生する電食錆を確実に防止することができる。
【0030】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による効果に加え、回り止め部材によってバンジョー継手の回転が規制されるので、バンジョーボルトの取り付け時、または取り外し時におけるバンジョー継手の共回りを防止することができる。
【0031】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明による効果に加え、回り止め部材が非導電性材料によって形成されるので、この回り止め部材と、ベース部材またはスリーブとの間における電食錆の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る流路連結構造を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る流路連結構造を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る流路連結構造を示す断面図である。
【図4】従来の流路連結構造を示す断面図である。
【符号の説明】
M 流路連結構造
1 チューブ(管体)
1a 端部
2 バンジョー継手
21 胴体部
22 頭部(先端部)
21b 流路
22b 上面
22c 下面
3 シール部材
4 ベース部材
41 被取付部
42 流路
44 回り止め部
5 バンジョーボルト
51 連通孔
51a 軸方向孔
51b 溝部
51c 軸直角孔
6 スリーブ
61 一端面
62 他端面
43 上面
63 フランジ部
7 回り止め部材
71 リング部
72 係止部
【発明の属する技術分野】
本発明は、バンジョー継手を利用した流路連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両のブレーキ系などを構成する流路構造では、複数の流路同士を連結するためにバンジョー継手を利用した流路連結構造が適用されている。このような流路連結構造としては、図4に示すように、シール部材101,101でその先端部102aが挟まれたバンジョー継手102をバンジョーボルト103によってベース部材104に取り付けることで、バンジョー継手102内の流路102bがバンジョーボルト103の溝部103aや連通孔103bを介してベース部材104の流路104aに連通する構造が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平07−012156号公報(段落番号〔0016〕〜〔0020〕、図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構造では、シール部材101とベース部材104とのシール面(接触面)が外部に露出していることから、仮にベース部材104の材質をたとえばアルミニウムやマグネシウムにするとともに、シール部材101の材質を銅にした場合に、被水すると互いの電位差によって電食錆が発生し、シール機能が損なわれるおそれがあった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、電食錆の発生を確実に防止することができる流路連結構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決した本発明のうちの請求項1に記載の発明は、管体と、前記管体の端部に取り付けられるバンジョー継手と、前記バンジョー継手の先端部の両面に配置される金属製のシール部材と、流路が開口した凹状の被取付部を有する金属製のベース部材と、前記ベース部材の流路と前記バンジョー継手内の流路とを結ぶ連通孔を有する金属製のバンジョーボルトとを備えた流路連結構造において、前記シール部材と前記ベース部材との間に、一端が前記被取付部に圧接され、かつ他端が前記被取付部の開口端から外部へ突出する筒状のスリーブを設け、前記スリーブの他端面に、前記シール部材に挟まれた前記バンジョー継手を前記バンジョーボルトにより取り付けることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、スリーブの一端をベース部材に凹状に形成された被取付部、すなわちベース部材の内部に圧接して、ベース部材およびスリーブ間をシール(封止)することにより、シールされた部分が外部に露出しないので、そのシール部分からの電食錆の発生を防止することができる。また、スリーブによりシール部材がベース部材から離れて設置されるので、仮にベース部材の材質にアルミニウムやマグネシウム、シール部材の材質に銅を使用した場合であってもシール部材およびベース部材間の電食錆の発生を確実に防止することができる。なお、シール部材およびスリーブ間の電食錆の発生は、スリーブの材質を適宜変更することにより防止することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の構成において、前記スリーブの他端には径方向外側に延びるフランジ部が形成されるとともに、前記フランジ部および前記ベース部材に挟持されるリング部と、前記バンジョー継手の回転を規制する係止部とを一体に有する回り止め部材を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による効果に加え、スリーブを被取付部に取り付けることでベース部材に固定される回り止め部材によって、バンジョー継手の回転が規制されるので、バンジョーボルトをスリーブに取り付けるとき、またはスリーブから取り外すときにおけるバンジョー継手の共回りを防止することができる。また、リング部によってスリーブとベース部材の間への水の浸入を防止するシール機能をもたせることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の構成において、前記回り止め部材は、非導電性材料によって形成されることを特徴とする。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明による効果に加え、回り止め部材が非導電性材料によって形成されるので、この回り止め部材と、ベース部材またはスリーブとの間における電食錆の発生を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る流路連結構造の詳細について説明する。参照する図面において、図1は本発明の実施形態に係る流路連結構造を示す断面図である。
【0013】
図1に示すように、流路連結構造Mは、チューブ(管体)1、バンジョー継手2、シール部材3,3、ベース部材4、バンジョーボルト5、およびシール部材3とベース部材4との間に配置されるスリーブ6を主に備えている。バンジョー継手2は、チューブ1の端部1aにその基端部21aが取り付けられる管状の胴体部21と、この胴体部21の先端にその平面視が略円状となるように形成される頭部(先端部)22とを有している。そして、この頭部22には、バンジョーボルト5が挿通可能な挿通孔22aが形成されるとともに、胴体部21には、この挿通孔22aとチューブ1内とに連通する流路21bが形成されている。
【0014】
シール部材3,3は、略リング状に形成される金属製の部材であり、バンジョー継手2の頭部22の両面、すなわち上面22bと下面22cとに接するように配置されている。なお、シール部材3の材料は、どのように選択してもよいが、本実施形態においては銅として説明することとする。
【0015】
ベース部材4は、スリーブ6が取り付けられる凹状の被取付部41と、この被取付部41に開口する流路42と、被取付部41の開口端側の面である上面43に一体に形成される回り止め部44とを主に有している。なお、ベース部材4の材料は、金属であればどのように設定してもよいが、本実施形態においてはアルミニウムとして説明することとする。
【0016】
被取付部41には、スリーブ6が螺合される雌ねじ部41aが形成されるとともに、流路42に向かうにつれて縮径するテーパ面41bがシール面として形成されている。回り止め部44は、バンジョーボルト5を中心とするバンジョー継手2の回転を規制するものであり、その回転を妨げるようにバンジョー継手2の胴体部21の両側に近接するように二つ立設されている(一つのみ図示)。
【0017】
バンジョーボルト5は、スリーブ6に螺合する金属製のボルトであり、その内部にベース部材4の流路42とバンジョー継手2内の流路21bとを結ぶ連通孔51を有している。連通孔51は、バンジョーボルト5の先端面52から所定の深さで軸方向に沿って形成される軸方向孔51aと、バンジョーボルト5の外周面53に周方向に沿って形成される溝部51bと、この溝部51bと軸方向孔51aとに連通するように軸方向孔51aの底部近傍からボルト径方向(軸直角方向)に沿って形成される軸直角孔51cとで構成されている。また、バンジョーボルト5の外周面53の先端部には、前記溝部51bと所定距離だけ離れた位置にスリーブ6に螺合する雄ねじ部53aが形成されている。
【0018】
スリーブ6は、略円筒状となる金属製の部材であり、その一端面61がシール面としてベース部材4のテーパ面41bに沿うように傾斜して形成されている。また、スリーブ6は、その一端面61がテーパ面41bに圧接された状態においてその他端面62がベース部材4の上面43(被取付部41の開口端)から外部へ突出するような長さで形成されている。なお、この他端面62は、スリーブ6の他端からスリーブ6の径方向外側に延びたフランジ部63によって前記シール部材3の座面として形成されている。
【0019】
また、スリーブ6の外周面64には、ベース部材4の被取付部41に形成された雌ねじ部41aに螺合する雄ねじ部64aが形成されるとともに、内周面65には、バンジョーボルト5の雄ねじ部53aが螺合する雌ねじ部65aが形成されている。なお、スリーブ6の材料は、金属であればどのようなものでもよいが、本実施形態においては鉄として説明することとする。
【0020】
次に、流路連結構造Mの組立方法について説明する。
図1に示すように、まず、ベース部材4の被取付部41にスリーブ6をねじ込んでいき、その一端面61をテーパ面41bに圧接させる。次に、スリーブ6の他端面62に、シール部材3、バンジョー継手2、シール部材3の順でセットしていく。この際、バンジョー継手2の胴体部21は、二つの回り止め部44の間に配設させておく。そして、これらのシール部材3,3に挟まれたバンジョー継手2をバンジョーボルト5によりベース部材4に取り付けることで、流路連結構造Mの組み立てが完了する。
【0021】
以上によれば、本実施形態において、次のような効果を得ることができる。
(1)スリーブ6の一端面61と、ベース部材4に凹状に形成された被取付部41の底面であるテーパ面41bとの圧接によりシールされた部分は、外部に露出しないので、このシール部分からの電食錆の発生を確実に防止することができる。さらに、本実施形態のようにアルミニウムと鉄というようなイオン化傾向が比較的大きく異なる異種材料をベース部材4およびスリーブ6に使用した場合であっても、そのシール部分が外部に露出しないことから、これらの電位差の影響によってシール部分に電食錆が発生することを確実に防止できる。
【0022】
(2)本実施形態のようにイオン化傾向が小さい銅をシール部材3の材料に使用し、イオン化傾向が大きいアルミニウムをベース部材4の材料に使用した場合であっても、これらはスリーブ6により離されて設置されるので、電位差が大きいシール部材3およびベース部材4間の電食錆の発生を確実に防止できる。また、銅と鉄というようなイオン化傾向が比較的小さく異なる異種材料をシール部材3およびスリーブ6に使用するので、シール部材3およびスリーブ6間の電位差を所定値以下に抑えることができ、これらの間に電食錆が発生することを確実に防止できる。
【0023】
回り止め部44によってバンジョー継手2の回転が規制されるので、バンジョーボルト5の取り付け時、または取り外し時におけるバンジョー継手2の共回りを防止することができる。
【0024】
以上、本発明は、前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で実施される。
(i)本実施形態では、バンジョー継手2の回転を規制する構造として回り止め部44をベース部材4に一体に形成したが、本発明はこれに限定されず、たとえば、図2に示すように、ベース部材4とは別体となる回り止め部材7を使用してもよい。具体的に、この回り止め部材7は、その平面視が略リング状となるリング部71と、このリング部71に一体に形成される係止部72とを主に備えている。リング部71は、その内周面71aがスリーブ6の外周面64と略同じ径で形成されている。また、係止部72は、バンジョー継手2の胴体部21をその回転方向(紙面に直交する方向)において挟み込むように二つ立設されている(一つのみ図示)。さらに、回り止め部材7の底面7aには、平面方向における位置決め用のピン部73が一体に形成されている。
【0025】
そして、このように形成される回り止め部材7は、ベース部材4にスリーブ6を取り付ける前にそのピン部73をベース部材4の位置決め孔部4aに挿入することで位置決めされ、スリーブ6を被取付部41にねじ込むことでフランジ部63とベース部材4とに挟持されて固定される。このようにベース部材4とは別体の回り止め部材7を使用することによれば、本実施形態のようにベース部材4の上面43に突出する部分を形成する必要がなくなるので、このベース部材4の製造が容易となる。
【0026】
(ii)本実施形態では、スリーブ6を被取付部41に螺合させることでベース部材4に取り付ける構造としたが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、図3に示すように、スリーブ8の圧入によりベース部材4の一部45をスリーブ8の段付きとなる外周面81の一端に形成された溝部81aに流入させてかしめる構造、いわゆるセルフクリンチ構造としてもよい。このような構造によれば、かしめられたスリーブ8の溝部81aと流入したベース部材4の一部45とがシール部分となる他、スリーブ8の外周面81全体と被取付部41の内周面41c全体がシール面となるので、そのシール性能を向上させることができる。
【0027】
また、この構造においては、回り止め部材7のリング部71の略中央部に、回り止め部材7の回転を規制する形状、たとえばインボリュート歯型のような形状となる段付きのセレーション孔71bを形成し、スリーブ8のフランジ部82の外周面82aやその下部の外周面81bを前記段付きのセレーション孔71bに噛み合う形状にするのが望ましい。この構造によれば、ベース部材4にスリーブ8を圧入する前に回り止め部材7の平面方向(回転方向)の位置決めをし、その後セレーション孔71bの内面形状にフランジ部82の外周面82aやその下部の外周面81bの形状が合うようにスリーブ8をセットして被取付部41に圧入することで、回り止め部材7が回転不能な状態でベース部材4に固定されることとなる。このようなセレーション孔71bを回り止め部材7に設ける構造によれば、図2に示す構造のように位置決め用のピン部73や位置決め孔部4aを形成する必要がないので、その分製造コストを下げることができる。
【0028】
(iii)また、図2および図3のようにベース部材4とは別に回り止め部材7を設ける構造では、この回り止め部材7の材料を非導電性となる材料にするのが望ましい。このような材料にすることにより、回り止め部材7と、ベース部材4またはスリーブ6,8との間における電食錆の発生を防止することができる。
(iv)本実施形態では、シール部材3とスリーブ6の材料を異種材料としたが、本発明はこれに限定されず、同種材料を用いてもよい。このように同種材料、たとえばシール部材3およびスリーブ6を共に銅で形成することで、これらの間の電位差がなくなり、電食錆の発生が防止される。なお、この場合、アルミニウム製のベース部材4とスリーブ6との電位差が大きくなるが、そのシール部分は外部に露出しないので、シール部分に電食錆が発生せず、シール部分からの漏れを確実に防止することができる。
【0029】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、シール部材とベース部材との間にスリーブを設けることで、ベース部材内部でシールできるとともにシール部材がスリーブと当接することになるので、シール部材およびベース部材がどのような材質であっても、これらの間で発生する電食錆を確実に防止することができる。
【0030】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による効果に加え、回り止め部材によってバンジョー継手の回転が規制されるので、バンジョーボルトの取り付け時、または取り外し時におけるバンジョー継手の共回りを防止することができる。
【0031】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明による効果に加え、回り止め部材が非導電性材料によって形成されるので、この回り止め部材と、ベース部材またはスリーブとの間における電食錆の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る流路連結構造を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る流路連結構造を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る流路連結構造を示す断面図である。
【図4】従来の流路連結構造を示す断面図である。
【符号の説明】
M 流路連結構造
1 チューブ(管体)
1a 端部
2 バンジョー継手
21 胴体部
22 頭部(先端部)
21b 流路
22b 上面
22c 下面
3 シール部材
4 ベース部材
41 被取付部
42 流路
44 回り止め部
5 バンジョーボルト
51 連通孔
51a 軸方向孔
51b 溝部
51c 軸直角孔
6 スリーブ
61 一端面
62 他端面
43 上面
63 フランジ部
7 回り止め部材
71 リング部
72 係止部
Claims (3)
- 管体と、
前記管体の端部に取り付けられるバンジョー継手と、
前記バンジョー継手の先端部の両面に配置される金属製のシール部材と、
流路が開口した凹状の被取付部を有する金属製のベース部材と、
前記ベース部材の流路と前記バンジョー継手内の流路とを結ぶ連通孔を有する金属製のバンジョーボルトとを備えた流路連結構造において、
前記シール部材と前記ベース部材との間に、一端が前記被取付部に圧接され、かつ他端が前記被取付部の開口端から外部へ突出する筒状のスリーブを設け、
前記スリーブの他端面に、前記シール部材に挟まれた前記バンジョー継手を前記バンジョーボルトにより取り付けることを特徴とする流路連結構造。 - 前記スリーブの他端には径方向外側に延びるフランジ部が形成されるとともに、
前記フランジ部および前記ベース部材に挟持されるリング部と、前記バンジョー継手の回転を規制する係止部とを一体に有する回り止め部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の流路連結構造。 - 前記回り止め部材は、非導電性材料によって形成されることを特徴とする請求項2に記載の流路連結構造。
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-
2003
- 2003-04-11 JP JP2003107920A patent/JP2004316692A/ja active Pending
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