JP2004315191A - 物品保管設備の落下防止装置 - Google Patents

物品保管設備の落下防止装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004315191A
JP2004315191A JP2003113513A JP2003113513A JP2004315191A JP 2004315191 A JP2004315191 A JP 2004315191A JP 2003113513 A JP2003113513 A JP 2003113513A JP 2003113513 A JP2003113513 A JP 2003113513A JP 2004315191 A JP2004315191 A JP 2004315191A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
regulation
arm
fall prevention
prevention device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003113513A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Inui
吉隆 乾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP2003113513A priority Critical patent/JP2004315191A/ja
Publication of JP2004315191A publication Critical patent/JP2004315191A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で低コストで製造でき、物品の落下を防止する。
【解決手段】複数の収納部を有する棚と、出し入れ駆動機構38によりフォークプレート52を出退して収納部に物品1を出し入れ可能な移載装置25とを具備し、移載装置25のフォークプレート52に載置された物品1の上方に出退自在な上部規制部材54を設けるとともに、出し入れ駆動機構38によるフォークプレート52の出し入れ動作に連動されて、上部規制部材54を出退させる上部規制連動機構55を設けた。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、棚の物品収納空間に対して物品を出し入れする物品保管設備において、移載装置の物品受部材上の物品の落下を防止するための物品保管設備の落下防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば特許文献1に示すように、荷を棚の収納部に対して出し入れする荷保管設備では、出し入れ装置の出し入れ具に載置された荷に対して、上動阻止体を出退自在に配置して物品の落下を防止する構成が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−158506号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、出し入れ具を有する架台内に出退用モータを配置してその出力軸を架台上に突出させ、この出力軸に上動阻止体が取り付けられ、架台の出退に従って出退用モータを作動させることにより上動阻止体を出退させるように構成されている。このため、架台内の部品や重量の増加、制御系の増加や製造コストが嵩むといった問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決して、簡単な構造で低コストで製造でき、物品の落下を効果的に防止できる物品保管設備の落下防止装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、物品を収納する複数の収納部を有する棚と、出し入れ駆動機構により物品受部を出退して前記収納部に物品を出し入れ可能な移載装置とを具備し、前記移載装置の物品受部に載置された物品の上方に出退自在な上部規制部材を設けるとともに、前記出し入れ駆動機構の物品受け部の出し入れ動作に連動されて前記上部規制部材を出退させる上部規制連動機構を設けたものである。
【0007】
上記構成によれば、物品受け部の出し入れ動作に連動して、上部規制連動装置により上部規制部材を出退させるように構成したので、上部規制部材を出退させるための駆動装置が不要となり、部品や動力源の削減が可能で、機械的に連動されることから構造も簡単で、制御信号も不要となり、物品受け部上からの物品の落下を効果的に防止することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、物品を収納する複数の収納部を有する棚と、出し入れ駆動機構により物品受部を出退して前記収納部に物品を出し入れ可能な移載装置とを具備し、前記移載装置の物品受部に載置された物品の側方に規制位置と待避位置との間で作動自在な側部規制部材を設けるとともに、前記出し入れ駆動機構の物品受け部の出し入れ動作に連動されて前記側部規制部材を規制位置と待避位置との間で作動させる側部規制連動装置を設けたものである。
【0009】
上記構成によれば、物品受け部の出し入れ動作に連動して、側部規制連動機構により側部規制部材を規制位置と待避位置との間で動作させるように構成したので、側部規制部材を動作させるための駆動装置が不要となり、部品や動力源の削減が可能で、機械的に連動されることから構造も簡単で、制御信号も不要となり、物品受け部上からの物品の落下を効果的に防止することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、出し入れ駆動機構は、移載装置の架台部に第1軸心周りに回動自在に支持された第1アームと、該第1アームの遊端部に第1軸心に平行な第2軸心周りに回動自在に支持された第2アームと、該第2アームの遊端部に第1軸心に平行な第3軸心周りに回動自在に支持された物品受部材と、前記第1アームおよび第2アームならびに物品受部材の回動を互いに連動させる出し入れ連動装置とを具備し、上部規制連動機構および側部規制連動機構の少なくとも一方が、前記第3軸心に沿う軸部を介して入力されるように構成されたものである。
【0011】
上記構成によれば、出し入れ連動機構により第1,第2アームと物品受部材を回動して物品受部材を出退する出し入れ連動装置から軸部を介して上部規制連動機構および側部規制連動機構の少なくとも一方に入力するように構成したので、駆動力を容易に取り出せて精度よく規制部材を動作させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
ここで、本発明に係る落下防止装置を具備した物品保管設備の第1の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0013】
図6に示すように、棚5は、支柱や側板などからなる枠組フレーム11に、上下方向および横方向に複数の収納部7が形成され、各収納部7にはそれぞれ欠如部8aが形成された棚板8が設けられている。前記収納部7に棚板8を介して収納自在な物品1は、図2に示すようにたとえば半導体(ウエハ)を入れた容器(FOUP :Front Opening Unified Pod:前面開き一体化ポッド)2と、この容器2を位置決めして支持自在な側面視でL字状のパレット体3などから構成される。前記棚5は通路4をあけて前後一対が並設されており、図示しないが、いずれかの棚5における一部の収納部7に、物品1の入出庫のための荷捌き部が形成されている。
【0014】
前記通路4には、床面に敷設された床レール11および走行レール(リニアガイド)12と、天井部に取り付けられた天井レール13とが具備され、床レール11に案内される走行駆動車輪21および走行レール12に案内される走行ガイド部材(スライダ)22ならびに天井レール13に案内される天井駆動輪23を有する走行体20が走行自在に配設されている。走行体20の底部フレーム20aに設けられた走行駆動装置(電動モータ)23aにより走行駆動車輪21が正逆転駆動されて走行体20が走行される。またこの走行体20には、枠組フレーム11の収納部2との間で物品1を受渡し可能な移載装置25を搭載した昇降台24が昇降自在に配置されている。
【0015】
前記走行体20は、図7に示すように、底部フレーム20aと天井フレーム20bとが右側の一対の昇降ポスト20cおよび左側の支柱材20dにより連結されて縦長直方体の枠状に形成されている。前記昇降台24は、図1に示すように、右側の昇降ガイドポスト20cに沿って内装された一対の昇降レール(リニアガイド)26に昇降ガイド部材(スライダ)27を介して昇降自在に支持されている。この昇降台24の昇降駆動装置28は、底部フレーム20aに設けられた一対の駆動タイミングプーリ28aと、天井フレーム20bに設けられた一対の従動タイミングプーリ28bと、これらタイミングプーリ28a,28bにそれぞれ巻張されるとともに昇降ポスト20c内に沿って配設され両端部が昇降台24に連結された一対の昇降用タイミングベルト28cと、底部フレーム20aに内装されて駆動タイミングプーリ28aを連結軸およびギヤボックスを介して回転駆動する昇降モータ28dとで構成されている。また右側の支柱材20d側には電装ケーブル29が昇降台24に連結して設けられている。
【0016】
次に移載装置25を図1〜図5を参照して説明する。
移載装置25は、昇降台24の架台部31に鉛直方向の第1軸心O回りに旋回自在に設けられたターンテーブル32が設けられるとともに、このターンテーブル32上で回転軸心Oを中心に往復回動自在に設けられた第1アーム33と、第1アーム33の遊端部に第1軸心Oに平行な第2軸心O回りに回転自在に設けられた第2アーム34と、第2アーム34の遊端部に第1軸心Oに平行な第3軸心O回りに回動自在に支持された出退フレーム(物品受部材)35と、第1アーム33の回動に従って第2アーム34と出退フレーム35の回動を連動させる出し入れ連動装置36とを具備した出し入れ駆動機構38が設けられている。
【0017】
前記ターンテーブル32を旋回させるテーブル旋回装置37は、架台31に旋回軸受37aを介して第1軸ハウジング51が回転自在に支持され、第1軸41上に連結部材を介してターンテーブル32が連結されている。また第1軸ハウジング51の下部に旋回用受動プーリ37bが取り付けられ、架台31に設けられた旋回用モータ37cにより回転駆動される旋回用駆動プーリ37dと前記旋回用受動プーリ37bとの間に旋回用タイミングベルト37eが巻張されて構成され、移載装置25の作業対象を前部の棚10と後部の棚10との間で切り替える時にターンテーブル32が180度旋回される。
【0018】
前記第1アーム33および第2アーム34はそれぞれ中空状に形成されており、第1軸ハウジング51上の第1軸部45には軸受を介して第1アーム33が回転自在に支持されている。また第1アーム33の遊端部に第2軸心O上に第2軸筒42が突設され、この第2軸筒42に軸受を介して第2アーム34が回転自在に支持されている。また第2アーム34の遊端部で第3軸心O上に第3軸43が固定され、この第3軸43に軸受を介して出退フレーム35が回転自在に支持されている。
【0019】
そして、出し入れ連動装置36は、出退フレーム35内に設置された移載用モータ36aにより回転駆動される軸部36sが第3軸43に連結され、出退フレーム35に連結された連動用駆動筒44が第3軸43に回転自在に外嵌されている。また連動用駆動筒44に第4プーリ36bが取り付けられている。さらに第1アーム33と第2アーム34の遊端部には、第2軸筒42内で第2軸心O上に第2軸46が回転自在に支持され、この第2軸46に第3プーリ36gと第4プーリ36bが取り付けられている。そして第4プーリ36bと第3プーリ36gが第2タイミングベルト36cを介して連結連動され、さらに第2プーリ36dと第1軸部45に固定された第1プーリ36eとが第1タイミングベルト36fを介して連結連動されている。
【0020】
したがって、図1に示すように、移載用モータ36aにより第3軸43が矢印a方向にα°回転されると、出退フレーム35に対して第2アーム34が逆の矢印b方向にα°回転されると同時に、連動用駆筒44,第3プーリ36b,第2タイミングベルト36c,第2プーリ36gおよび第2軸筒42を介して第1アーム33が第2アーム34に対して矢印c方向にβ°回転される。なお、第2軸筒42は第2プーリ36d,第1タイミングベルト36f,第1プーリ36eおよび第1プーリ36eを介して第1軸ハウジング41に連結されていることから、第1アーム33はターンテーブル32に対して矢印d方向にγ°旋回されることになる。これにより、出退フレーム35が実線で示す搬送位置から仮想線で示す荷受位置まで平行移動して突出される。なお、ここでたとえばα°=β°=γ°≒60°に設定されている。
【0021】
前記出退フレーム35には、出退方向の後部に立設されて移載用モータ36aが収容された機器収納ボックス51と、この機器収納ボックス51の底部から出退方向前方に突出されたフォークプレート(物品受け部)52とを具備し、前記機器収納ボックス51には、フォークプレート52上の物品2の左右両側に突出された左右一対の固定式の側部規制部材53と、物品2の上方に突設された可動式の上部規制部材54とが設けられている。
【0022】
またフォークプレート52の上面には、パレット体3の底部に形成された長円形の係止凹部3aにそれぞれ係合可能な3個の係止ピン52aが一定間隔を隔てて突設されている。
【0023】
前記上部規制部材54には、機器収納ボックス51内の出し入れ駆動機構38のフォークプレート52の出し入れ動作に連動されて上部規制部材54を出退させる上部規制連動機構55が設けられている。すなわち、機器収納ボックス51の上面に、板状の上部規制部材54の基端部が回動軸56を介して軸受部材57に回転自在に支持されており、回動軸56は第3軸43と同一軸心上に配置されている。そして、移載用モータ36aの出力軸に回転される軸部(カップリング43a)と、前記回動軸56との間に、移載用モータ36aとの干渉を避けるための回避用リンク部材58を介して連結されて上部規制連動機構55が構成されている。前記回避用リンク部材58は、回動軸56に連結された上リンク58aと、カップリング43aに連結された下リンク58bと、上リンク58aおよび下リンク58bの遊端部間を互いに連結する連結ロッド58cとで構成される。
【0024】
したがって、図4に示すように、フォークプレート52が後退した搬送位置では、実線で示すように、フォークプレート52(物品1)の上方で出退方向に伸びて物品1の飛び出しを規制する規制位置にあり、図5に示すように、移載用モータ36aが起動されてフォークプレート52が荷受位置に突出されると、第3軸43の回転が回避用リンク部材58および回動軸56を介して上部規制部材54に伝達され、仮想線で示すように、待避位置まで回動されて後退され物品の受渡しに干渉しないように構成される。
【0025】
上記構成において、図示しないコントローラから所定の収納部7の物品1の取り出し指令が出力されると、走行駆動装置21aにより走行体20が移動されて目的の収納部7の対応位置で停止される。ついで昇降駆動装置28により昇降台24が昇降されて収納部7の対応高さで停止される。さらに移載装置25における出し入れ駆動機構38の移載用モータ36aが起動されてフォークプレート52が搬送位置から荷受位置に突出される。この時、移載用モータ36aに連動して回避用リンク部材(上部規制連動機構)58を介して上部規制部材54が規制位置から待避位置まで回動されて後退され、これにより物品との干渉が回避される。
【0026】
次いで、昇降駆動装置28により昇降台24が少し上昇されることで、フォークプレート52が棚板8の欠如部を通過して物品1を受け取り、係止ピン52aがパレット体3の係止凹部3aに嵌合される。さらに、出し入れ駆動機構38によりフォークプレート52が荷受位置から搬送位置に後退される。この時、移載用モータ36aに連動して回避用リンク部材58を介して上部規制部材54が待避位置から規制位置に回動される。これにより、搬送時における振動や非常停止時の物品1の浮き上がりが防止され、物品の落下を効果的に防止することができる。
【0027】
したがって、フォークプレート52上に支持された物品1は、係止ピン52aにより位置ずれが規制され、また側部規制部材53により搬送方向への位置ずれが防止され、さらに規制位置の上部規制部材54により物品1の浮き上がりが防止されている。したがって、搬送中の非常停止などで、物品1がフォークプレート52から上方や側方に飛び出して落下するという事故を未然に防止することができる。
【0028】
さらに走行体20が荷捌き部まで移動されて昇降台24の高さが調整され、物品1が荷捌き部に搬出される。
上記実施の形態によれば、出し入れ駆動機構38によるフォークプレート52の出し入れ動作に連動して、上部規制部材54を出退させるように構成したので、上部規制部材54を出退動作させるための駆動装置が不要となり、部品や動力源を削減することができる。また機械的に連動されることから構造も簡単で、制御信号も不要となる。
【0029】
図8および図9は、第1の実施の形態の側部規制部材を、可動式とした第2の実施の形態を説明する。なお、先の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0030】
すなわち、側部規制部材61を、物品1の側面に当接あるいは接近した実線で示す規制位置と、物品1の側面が所定距離離れた仮想線で示す待避位置との間で接近離間させる側部規制連動機構62は、出し入れ駆動機構38によるフォークプレート52の出し入れ動作に連動されるもので、移載用モータ36aにより回転駆動される軸部36sにラック・ピニオン機構63が設けられている。
【0031】
前記ラック・ピニオン機構63は、軸部36sに取り付けられた駆動ピニオン63aと、駆動ピニオン63aの出し入れ出退方向の前後で起動ピニオン63aに噛合される2本の従動ラック63b,63cとで構成されている。基端側にラック63b,63cが取り付けられた作動ロッド64A,64Bが機器収納ボックス51の側壁にガイド部材65を介して長さ方向にスライド自在に貫設され、作動ロッド64の先端部に側部規制部材61がそれぞれ取り付けられている。
【0032】
したがって、フォークプレート52が後退された実線で示す搬送位置では、側部規制部材61が互いに接近した規制位置にあり、出し入れ駆動機構38が起動されて移載用モータ36aが回転され、フォークプレート52搬送位置から荷受位置に突出される。この時、仮想線で示すように、移載用モータ36aに連動して上部規制部材54が規制位置から待避位置まで回動され後退されると同時に、側部規制連動機構62によりラック・ピニオン機構63を介して側部規制部材61が規制位置から互いに離間した待避位置に離間される。次いで、出し入れ駆動機構38によりフォークプレート52が荷受位置から搬送位置に後退されると、移載用モータ36aに連動して、上部規制部材54が待避位置から規制位置に回動されると同時に、側部規制部材61が待避位置から規制位置に接近移動される。これにより、フォークプレート52に支持された物品の左右方向へのずれおよび浮き上がりを確実に防止できて、落下を確実に防止することができる。
【0033】
上記実施の形態によれば、出し入れ駆動機構38によるフォークプレート52の出し入れ動作に連動して、上部規制部材54と側部規制部材61とをそれぞれ規制位置と待避位置との間で動作させるように構成したので、上部規制部材54を出退動作させるための駆動装置が不要となり、部品や動力源を削減することができる。また機械的に連動されることから構造も簡単で、制御信号も不要となる。
【0034】
図10〜図12は第3の実施の形態を示し、可動式の側部規制部材71A,71Bを水平姿勢の規制位置と、上下に回動させた待避位置との間で動作させるように構成したものである。
【0035】
すなわち、出し入れ駆動機構38によるフォークプレート52の出し入れ動作に連動される側部規制連動機構72は、移載用モータ36aにより回転駆動される軸部36sと、機器収納ボックス51の両側に貫設され軸受を介して回転自在に支持された一対の回動ロッド74A,74Bとの間に、ベベルギヤ機構73が介在されて構成されている。前記ベベルギヤ機構73は、軸部36sに駆動ベベルギヤ73aが取り付けられ、また回動ロッド74A,74Bの基端部に駆動ベベルギヤ73aに噛合される従動ベベルギヤ73b,73cとで構成されている。
【0036】
上記構成によれば、先の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。なお、可動式の上部規制部材54を固定式とし、可動式の側部規制部材61,71のみを設けることもできる。
【0037】
【発明の効果】
以上に述べたごとく請求項1記載の発明によれば、物品受け部の出し入れ動作に連動して、上部規制連動装置により上部規制部材を出退させるように構成したので、上部規制部材を出退させるための駆動装置が不要となり、部品や動力源の削減が可能で、機械的に連動されることから構造も簡単で、制御信号も不要となり、物品受け部上からの物品の落下を効果的に防止することができる。
【0038】
請求項2記載の発明によれば、物品受け部の出し入れ動作に連動して、側部規制連動機構により側部規制部材を規制位置と待避位置との間で動作させるように構成したので、側部規制部材を動作させるための駆動装置が不要となり、部品や動力源の削減が可能で、機械的に連動されることから構造も簡単で、制御信号も不要となり、物品受け部上からの物品の落下を効果的に防止することができる。
【0039】
請求項3記載の発明によれば、出し入れ連動機構により第1,第2アームと物品受部材を回動して物品受部材を出退する出し入れ連動装置から軸部を介して上部規制連動機構および側部規制連動機構の少なくとも一方に入力するように構成したので、駆動力を容易に取り出せて精度よく規制部材を動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品保管設備の第1の実施の形態を示し、移載装置の動作を説明する平面図である。
【図2】同移載装置を搭載した昇降台の斜視図である。
【図3】同移載装置を搭載した昇降台を示す背面断面図である。
【図4】同搬送位置の移載装置を示す昇降台の側面断面図である。
【図5】同移載装置の荷受位置を示す昇降台の側面断面図である。
【図6】同物品保管設備を示す一部切欠き斜視図である。
【図7】同物品保管設備の走行体を示す一部切欠き斜視図である。
【図8】本発明に係る物品保管設備の第2の実施の形態を示し、落下防止装置の側面断面図である。
【図9】同落下防止装置の側面断面図である。
【図10】本発明に係る物品保管設備の第3の実施の形態を示し、落下防止装置の側面断面図である。
【図11】同落下防止装置の背面断面図である。
【図12】同落下防止装置の側面断面図である。
【符号の説明】
1 物品
4 通路
5 棚
7 収納部
8 棚板
20 走行体
24 昇降台
25 移載装置
28 昇降駆動装置
31 架台部
32 ターンテーブル
33 第1アーム
34 第2アーム
35 出退フレーム
36 出し入れ連動装置
38 出し入れ駆動機構
41 第1軸ハウジング
42 第2軸筒
43 第3軸
44 連動駆動筒
45 第1軸部
46 第2軸
51 機器収納ボックス
52 フォークプレート
52a 係止ピン
53 側部規制部材
54 上部規制部材
55 上部規制連動機構
56 回動軸
57 軸受部材
58 回避用リンク部材
58a 上リンク
58b 下リンク
58c 連結ロッド
61 側部規制部材
62 側部規制連動機構
63 ラック・ピニオン機構
64 作動ロッド
71 側部規制部材
72 側部規制連動機構
73 ベベルギヤ機構
74 回動ロッド

Claims (6)

  1. 物品を収納する複数の収納部を有する棚と、出し入れ駆動機構により物品受部を出退して前記収納部に物品を出し入れ可能な移載装置とを具備し、
    前記移載装置の物品受部に載置された物品の上方に出退自在な上部規制部材を設けるとともに、前記出し入れ駆動機構の物品受け部の出し入れ動作に連動されて前記上部規制部材を出退させる上部規制連動機構を設けた
    ことを特徴とする物品保管設備の落下防止装置。
  2. 物品を収納する複数の収納部を有する棚と、出し入れ駆動機構により物品受部を出退して前記収納部に物品を出し入れ可能な移載装置とを具備し、
    前記移載装置の物品受部に載置された物品の側方に規制位置と待避位置との間で作動自在な側部規制部材を設けるとともに、前記出し入れ駆動機構の物品受け部の出し入れ動作に連動されて前記側部規制部材を規制位置と待避位置との間で作動させる側部規制連動機構を設けた
    ことを特徴とする物品保管設備の落下防止装置。
  3. 出し入れ駆動機構は、移載装置の架台部に第1軸心周りに回動自在に支持された第1アームと、該第1アームの遊端部に第1軸心に平行な第2軸心周りに回動自在に支持された第2アームと、該第2アームの遊端部に第1軸心に平行な第3軸心周りに回動自在に支持された物品受部材と、前記第1アームおよび第2アームならびに物品受部材の回動を互いに連動させる出し入れ連動装置とを具備し、上部規制連動機構および側部規制連動機構の少なくとも一方が、前記第3軸心に沿う軸部を介して入力されるように構成された
    ことを特徴とする請求項1または2記載の物品保管設備の落下防止装置。
  4. 上部規制連動機構は、軸部材を介して上部規制部材を物品上方の規制位置と、該規制位置から後退された待避位置との間で回動するように構成された
    ことを特徴とする請求項3記載の物品保管設備の落下防止装置。
  5. 側部連動機構は、軸部材を介して物品の両側に配置された側部規制部材を物品の側面に近接する規制位置と、該規制位置から離間された待避位置との間で互いに接近離間するように構成された
    ことを特徴とする請求項3記載の物品保管設備の落下防止装置。
  6. 側部連動機構は、軸部材を介して物品の両側に配置された側部規制部材を物品の側面に近接する規制位置と、該規制位置から後退された待避位置との間で回動するように構成された
    ことを特徴とする請求項3記載の物品保管設備の落下防止装置。
JP2003113513A 2003-04-18 2003-04-18 物品保管設備の落下防止装置 Pending JP2004315191A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003113513A JP2004315191A (ja) 2003-04-18 2003-04-18 物品保管設備の落下防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003113513A JP2004315191A (ja) 2003-04-18 2003-04-18 物品保管設備の落下防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004315191A true JP2004315191A (ja) 2004-11-11

Family

ID=33473390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003113513A Pending JP2004315191A (ja) 2003-04-18 2003-04-18 物品保管設備の落下防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004315191A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306504A (ja) * 2005-04-01 2006-11-09 Daifuku Co Ltd カセット保管及び被処理板の処理設備
JP2007055698A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Asyst Shinko Inc スタッカクレーン
EP2093795A1 (en) * 2008-02-20 2009-08-26 Murata Machinery, Ltd. Suspended platform for overhead traveling carriage
WO2011013337A1 (ja) * 2009-07-29 2011-02-03 ムラテックオートメーション株式会社 搬送システム及び保管装置
JP2011116538A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Daifuku Co Ltd 物品保管設備
WO2012157319A1 (ja) * 2011-05-17 2012-11-22 村田機械株式会社 天井搬送車
WO2016152276A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 村田機械株式会社 物品の支持装置及び支持方法
JP2019018924A (ja) * 2017-07-11 2019-02-07 株式会社ダイフク 物品搬送車
JP2020132397A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 村田機械株式会社 移載装置及びスタッカクレーン
WO2021100337A1 (ja) * 2019-11-22 2021-05-27 村田機械株式会社 スタッカクレーン
US20220134575A1 (en) * 2020-10-30 2022-05-05 Semes Co., Ltd. Carriage robot and tower lift including the same

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306504A (ja) * 2005-04-01 2006-11-09 Daifuku Co Ltd カセット保管及び被処理板の処理設備
JP4502127B2 (ja) * 2005-04-01 2010-07-14 株式会社ダイフク カセット保管及び被処理板の処理設備
JP2007055698A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Asyst Shinko Inc スタッカクレーン
EP2093795A1 (en) * 2008-02-20 2009-08-26 Murata Machinery, Ltd. Suspended platform for overhead traveling carriage
US7828164B2 (en) 2008-02-20 2010-11-09 Murata Machinery, Ltd. Suspended platform for overhead traveling carriage
WO2011013337A1 (ja) * 2009-07-29 2011-02-03 ムラテックオートメーション株式会社 搬送システム及び保管装置
JP2011029549A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Muratec Automation Co Ltd 搬送システム及び保管装置
CN102470983A (zh) * 2009-07-29 2012-05-23 村田自动化机械有限公司 输送系统及保管装置
JP2011116538A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Daifuku Co Ltd 物品保管設備
WO2011070881A1 (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 株式会社ダイフク 物品保管設備及びその運転方法
CN102656101A (zh) * 2009-12-07 2012-09-05 株式会社大福 物品保管设备及其运转方法
US8928481B2 (en) 2009-12-07 2015-01-06 Daifuku Co., Ltd. Article storage equipment and method of operating same
JP5561432B2 (ja) * 2011-05-17 2014-07-30 村田機械株式会社 天井搬送車
JPWO2012157319A1 (ja) * 2011-05-17 2014-07-31 村田機械株式会社 天井搬送車
WO2012157319A1 (ja) * 2011-05-17 2012-11-22 村田機械株式会社 天井搬送車
KR101967272B1 (ko) 2015-03-26 2019-04-09 무라다기카이가부시끼가이샤 물품의 지지 장치 및 지지 방법
KR20170129241A (ko) * 2015-03-26 2017-11-24 무라다기카이가부시끼가이샤 물품의 지지 장치 및 지지 방법
JPWO2016152276A1 (ja) * 2015-03-26 2018-01-11 村田機械株式会社 物品の支持装置及び支持方法
WO2016152276A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 村田機械株式会社 物品の支持装置及び支持方法
TWI661986B (zh) * 2015-03-26 2019-06-11 日商村田機械股份有限公司 物品之支撐裝置及支撐方法
JP2019018924A (ja) * 2017-07-11 2019-02-07 株式会社ダイフク 物品搬送車
JP2020132397A (ja) * 2019-02-22 2020-08-31 村田機械株式会社 移載装置及びスタッカクレーン
CN111605936A (zh) * 2019-02-22 2020-09-01 村田机械株式会社 移载装置以及堆装起重机
JP7003945B2 (ja) 2019-02-22 2022-02-10 村田機械株式会社 移載装置及びスタッカクレーン
TWI828868B (zh) * 2019-02-22 2024-01-11 日商村田機械股份有限公司 移載裝置及堆高式起重機
WO2021100337A1 (ja) * 2019-11-22 2021-05-27 村田機械株式会社 スタッカクレーン
US20220134575A1 (en) * 2020-10-30 2022-05-05 Semes Co., Ltd. Carriage robot and tower lift including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3832294B2 (ja) 荷保管設備
JP3832293B2 (ja) 荷保管設備
JP7300007B2 (ja) 棚シャトル車および棚システム
JP6930522B2 (ja) 物品搬送装置
JP6222135B2 (ja) 自動倉庫
JP3832292B2 (ja) 荷保管設備
CN210883773U (zh) 一种搬运系统及其搬运机器人
JP3832295B2 (ja) 荷取り扱い設備
KR20230106717A (ko) 고층 입체 창고에서 컨테이너의 입고 및 출고 또는이동 방법 및 그 장치
KR20160084420A (ko) 물품 수납 설비
JP2004315191A (ja) 物品保管設備の落下防止装置
JP2002249211A (ja) 荷保管設備
KR100849417B1 (ko) 물품취급설비
JPH0642810U (ja) 自動倉庫
JP2017145117A (ja) 物品搬送装置及び物品搬送設備
JP2007045544A (ja) 自動倉庫における荷の落下防止装置
KR20230003515A (ko) 외팔보 구성을 갖는 컨테이너 핸들링 운반체, 및 복수의 컨테이너 핸들링 운반체를 포함하는 자동화된 저장 및 회수 시스템
KR20230002392A (ko) 컨테이너 이송 위치를 포함하는 컨테이너 핸들링 운반체, 연관 시스템 및 방법
JP3832253B2 (ja) 荷保管設備
JPH0858921A (ja) 多段フォーク装置および多段フォーク装置付き出し入れ装置
JP3804456B2 (ja) 荷取り扱い設備
CN219468709U (zh) 一种用于穿梭搬运车的提升机
CN219031024U (zh) 堆垛装置
JPH083367Y2 (ja) 立体自動倉庫
JP3832255B2 (ja) 荷保管設備

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080430