JP2004312876A - Acモータのロータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】瓦状の分割マグネット3をロータ表面に円筒上に均等に配したACモータのロータにおいて、各分割マグネット3の軸方向両端に切り欠き4を形成するとともに、分割マグネット3の切り欠き4に、外周部に軸方向に延びる爪6を有するリング状の固定部材5の爪6を係合して、ロータの表面に各分割マグネット3を固定する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はACモータのロータ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の分割マグネットを使用したACモータのロータは、ロータ回転中の分割マグネットの飛散防止を図るため、分割マグネット表面へのテープやガラスファイバー等の巻き付けを行っている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−136692号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術においては、ロータのマグネットとステータコア間の空隙に、テープなどの厚み寸法を確保する必要があるため、空隙が大きくなり、モータの特性が悪くなるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、ロータのマグネットとステータコア間の空隙を最適な寸法で維持し、モータ特性を良好に保つことができるACモータのロータを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、瓦状の分割マグネットをロータ表面に円筒上に均等に配したACモータのロータにおいて、各分割マグネットの軸方向両端に切り欠きを形成するとともに、前記切り欠きに、外周部に軸方向に延びる爪を有するリング状の固定部材の前記爪を係合して、ロータの表面に各分割マグネットを固定するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、本発明におけるACモータのロータを示す側面図、図2は図1における分割マグネットを示す斜視図である。
図1および図2において、1はACモータのロータ、2はシャフト、3はシャフト2の外周面に等間隔に配置した分割マグネットで接着剤でシャフトに固着している。4は分割マグネットの軸方向両端に形成した切り欠き、5は外周部に軸方向に延びる爪6を有するリング状の固定部材である。前記分割マグネット3の切り欠き4に、リング状の固定部材の爪を係合して、分割マグネット3をシャフト2の表面に固定している。シャフト2の表面にロータヨークを有するロータにおいては、ロータヨークの表面に分割マグネットを固定する。
このような構成にすることにより、磁気回路設計の際にロータとステータ間の空隙にテープ等の厚みを確保する必要がなく、分割マグネットの飛散防止を図ることができる。また、リング状の固定部材を採用することで分割マグネットの等配位置決めを容易にすることができる。さらに、機械的にマグネットを等配保持できるためマグネット接着作業が容易になり、かつ、テープ巻き等の工程も廃止できるため、ロータの製作工数が低減する。
【0007】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば次のような効果がある。
(1)ロータとステータ間の空隙にテープ等を配することなく分割マグネットの飛散防止を図ることができる。
(2)分割マグネットの等配位置決めを容易にすることができるとともに、マグネット接着作業が容易になり、かつ、テープ巻き等の工程も廃止できるため、ロータの製作工数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるACモータのロータを示す側面図である。
【図2】図1における分割マグネットを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ACモータのロータ
2 シャフト
3 分割マグネット
4 切り欠き
5 固定部材
6 爪
Claims (1)
- 瓦状の分割マグネットをロータ表面に円筒上に均等に配したACモータのロータにおいて、
各分割マグネットの軸方向両端に切り欠きを形成するとともに、前記切り欠きに、外周部に軸方向に延びる爪を有するリング状の固定部材の前記爪を係合して、ロータの表面に各分割マグネットを固定したことを特徴とするACモータのロータ。
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JP2003102993A JP2004312876A (ja) | 2003-04-07 | 2003-04-07 | Acモータのロータ |
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Publications (2)
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JP2004312876A true JP2004312876A (ja) | 2004-11-04 |
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Family
ID=33466274
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JP2003102993A Pending JP2004312876A (ja) | 2003-04-07 | 2003-04-07 | Acモータのロータ |
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Country | Link |
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-
2003
- 2003-04-07 JP JP2003102993A patent/JP2004312876A/ja active Pending
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