JP2002101583A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JP2002101583A
JP2002101583A JP2000284688A JP2000284688A JP2002101583A JP 2002101583 A JP2002101583 A JP 2002101583A JP 2000284688 A JP2000284688 A JP 2000284688A JP 2000284688 A JP2000284688 A JP 2000284688A JP 2002101583 A JP2002101583 A JP 2002101583A
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magnetizing
magnetized
magnet
overhang
rotor
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JP2000284688A
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Yusuke Kikuchi
祐介 菊地
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動機の軸方向の振動、騒音を削減するとと
もに位置検出に必要な磁束量を増加させて信頼性を向上
し製造コストを削減した電動機を提供する。 【解決手段】 ロータ1のプラスチックマグネット3の
成形時に、成形型内に各々の磁極に対応し着磁部3cの
外周部に対向する複数の第一着磁用マグネットを配設
し、第一オーバーハング部3c1の先端面に対向する複
数の第二着磁用マグネットを配設することにより、磁路
をステータと鎖交するフラックス量及びベクトルが一様
となるようにするとともに、第二オーバーハング部3c
3の端部からロータ界磁部3c2、及び第二オーバーハ
ング部3c3と同一の長さの前記第一オーバーハング部
3c1の箇所までの間の部分Pwの磁気配向を極異方性
配向とし、残りの前記第一オーバーハング部3c1の部
分Awの磁気配向をアキシャル方向とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機に係り、詳し
くは振動、騒音を削減し、ロータコアの位置検出用素子
の検出磁束量を増加させたマグネットの磁気配向構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の電動機の一例を示す一部
切欠断面図、図7(a)は、従来の電動機のロータの一
実施例を示す断面図、(b)は側面図、図8は、従来の
成形型内におけるロータと着磁用マグネットの配置の一
例を示す説明図、図9は、従来のロータの着磁部磁束と
位置検出素子を示す説明図である。従来、電動機は、中
心部に設けられた回転軸2と、同回転軸2に嵌合される
円筒状の嵌合部3aと、同嵌合部3aの外周面から放射
状に突出する複数の支持部3bと、同支持部3bにより
前記嵌合部3aと同心にて結合され、成形時に成形型内
に配置された第一着磁用マグネット21により着磁され
る円筒状の着磁部3cを備えたプラスチックマグネット
3とからなるロータ1と、前記着磁部3cの軸方向長さ
より狭幅で巻線17を巻装したステータコア12と、同
ステータコア12の一側に対向し配設され位置検出素子
14を備えた基板13と、両側に前記ロータ1の回転軸
2を軸支する軸受15を保持し、全体を覆うブラケット
16を備えたステータ11とから構成される。
【0003】そして、前記プラスチックマグネット3の
着磁部3cの軸方向一端に、前記位置検出素子14と対
向する第一オーバーハング部3c1と、中央に前記ステ
ータコア12と対向するロータ界磁部3c2と、他端に
前記第一オーバーハング部3c1より狭幅の第二オーバ
ーハング部3c3を設け、前記位置検出素子14の検出
する磁束と前記ロータ界磁部3c2の磁束をともに前記
着磁部3cから得ている。
【0004】また、前記プラスチックマグネット3の成
形時に、成形型内に各々の磁極に対応し前記着磁部3c
の外周部に対向する複数の第一着磁用マグネット21を
配設することにより、前記着磁部3cの全幅に対してラ
ジアル方向または極異方性の磁区配向を形成させてい
る。そして、前記着磁部3cの肉厚を、前記位置検出素
子14と対向する第一オーバーハング部3c1で段部3
zを形成して薄くし、材料費の削減、軽量化を図ってい
る。
【0005】しかしながら、前記位置検出素子14との
距離を維持するため、第一オーバーハング部3c1の幅
を広くして対処しており、前記第一オーバーハング部3
c1、第二オーバーハング部3c3の幅は同一ではな
く、このためロータ1回転時のアンバランスが生じ、軸
方向の振動を発生するおそれがある問題があった。ま
た、前記位置検出素子14の必要な磁束量を増加させ、
高温時の磁束量低下にも良好な耐環境性の向上を図るこ
とが信頼性のため望まれていた。
【0006】一方、位置検出マグネット(図示せず)を
プラスチックマグネット3と別部品として配設するもの
もあった。この場合、材料費、取付工数がかかりコスト
削減の障害となるおそれがあり問題となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、電動機の軸方向の振動、
騒音を削減するとともに、位置検出に必要な磁束量を増
加させて信頼性を向上し、製造コストを削減した電動機
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、中心部に設けられた回転軸と、同回転軸に嵌合され
る円筒状の嵌合部と、同嵌合部の外周面から放射状に突
出する複数の支持部と、同支持部により前記嵌合部と同
心にて結合され、成形時に成形型内に配置された着磁用
マグネットにより着磁される円筒状の着磁部を備えたプ
ラスチックマグネットとからなるロータと、前記着磁部
の軸方向長さより狭幅で巻線を巻装したステータコア
と、同ステータコアの一側に対向し配設され位置検出素
子を備えた基板と、両側に前記ロータの回転軸を軸支す
る軸受を保持し、全体を覆うブラケットを備えたステー
タとからなり、前記プラスチックマグネットの着磁部の
軸方向一端に、前記位置検出素子と対向する第一オーバ
ーハング部と、中央に前記ステータコアと対向するロー
タ界磁部と、他端に前記第一オーバーハング部より狭幅
の第二オーバーハング部を設け、前記位置検出素子の検
出する磁束と前記ロータ界磁部の磁束をともに前記着磁
部から得てなる電動機において、前記プラスチックマグ
ネットの成形時に、成形型内に各々の磁極に対応し前記
着磁部の外周部に対向する複数の第一着磁用マグネット
を配設するとともに、前記第一オーバーハング部の先端
面に対向する複数の第二着磁用マグネットを配設するこ
とにより、該第一着磁用マグネット及び第二着磁用マグ
ネットによる磁路を、前記ステータと鎖交するフラック
ス量及びベクトルが一様となるようにするとともに、前
記第二オーバーハング部の端部から前記ロータ界磁部、
及び前記第二オーバーハング部と同一の長さの前記第一
オーバーハング部の箇所までの間の磁気配向を極異方性
配向、残りの前記第一オーバーハング部の磁気配向をア
キシャル方向としてなるようにする。
【0009】そして、前記第一着磁用マグネットの幅
を、前記着磁部の幅と等しくするとともに、前記第二着
磁用マグネットの径方向寸法を、前記ロータの径方向寸
法と等しいか少し小さくしてなるようにする。
【0010】また、前記成形型内の第一着磁用マグネッ
トを、前記第二オーバーハング部の先端より所定長だけ
外側に突出して、前記着磁部の外周部にN極またはS極
を対向させるように配置するとともに、前記第二着磁用
マグネットを、前記第一オーバーハング部の先端面にN
極またはS極を対向させるように配置し、前記着磁部を
着磁してなるようにする。
【0011】さらに、前記着磁部の肉厚を一端から他端
まで同一にしてなるようにする。
【0012】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明
による電動機の一実施例を示す一部切欠断面図、図2
(a)は、本発明による電動機のロータの一実施例を示
す断面図、(b)は側面図、図3は、本発明による成形
時におけるプラスチックマグネットと着磁用マグネット
の配置の一実施例を示す説明図、図4は、本発明による
成型時のプラスチックマグネットの着磁部と第一着磁用
マグネットの配置を示す説明図(a)と、成型後の極異
方性配向を示す説明図(b)、図5は、本発明による成
型時のプラスチックマグネットの着磁部と第二着磁用マ
グネットの配置を示す説明図(a)と、成型後の着磁部
磁束と位置検出素子を示す説明図(b)である。ここ
で、従来例と同じ部分の符号は同一とする。図におい
て、1はロータ、2は回転軸、2aはローレット、3は
プラスチックマグネット、3aは嵌合部、3bは支持
部、3cは着磁部、3c1は第一オーバーハング部、3
c2はロータ界磁部、3c3は第二オーバーハング部、
11はステータ、12はステータコア、13は基板、1
4は位置検出素子、15は軸受、16はブラケット、1
7は巻線、21は第一着磁用マグネット、22は第二着
磁用マグネットを示す。
【0013】先ず、主な構成部品について説明すると、
ロータ1は、中心部に設けられた回転軸2と、同回転軸
2のローレット2aに嵌合される円筒状の嵌合部3a
と、同嵌合部3aの外周面から放射状に突出する複数の
支持部3bと、同支持部3bにより前記嵌合部3aと同
心にて結合され、成形時に成形型内に配置された第一、
第二着磁用マグネット21、22により着磁される円筒
状の着磁部3cを備えたプラスチックマグネット3とか
ら構成されている。
【0014】また、ステータ11は、前記着磁部3cの
軸方向長さより狭幅で巻線を巻装したステータコア12
と、同ステータコア12の一側に対向し配設され位置検
出素子14を備えた基板13と、両側に前記ロータ1の
回転軸2を軸支する軸受15を保持し、全体を覆うブラ
ケット16とから構成されている。
【0015】そして、前記プラスチックマグネット3の
着磁部3cの軸方向一端に、前記位置検出素子14と対
向する第一オーバーハング部3c1と、中央に前記ステ
ータコア12と対向するロータ界磁部3c2と、他端に
前記第一オーバーハング部3c1より狭幅の第二オーバ
ーハング部3c3を設け、前記位置検出素子14の検出
する磁束と前記ロータ界磁部3c2の磁束をともに前記
着磁部3cから得ている。
【0016】ここで、前記プラスチックマグネット3の
成形時に、成形型内に各々の磁極に対応し前記着磁部3
cの外周部に対向する複数の第一着磁用マグネット21
を配設する。
【0017】この実施例では、第一着磁用マグネット2
1を一対のマグネット21a、21bにより各々の磁極
に対応させている。それとともに、前記第一オーバーハ
ング部3c1の先端面に対向する複数の第二着磁用マグ
ネット22を配設する。この状態で、第一着磁用マグネ
ット21及び第二着磁用マグネット22による磁路を前
記ステータ11と鎖交するフラックス量及びベクトルが
一様となるようにする。それとともに、前記第二オーバ
ーハング部3c3の端部から前記ロータ界磁部3c2、
及び前記第二オーバーハング部3c3と同一の長さの前
記第一オーバーハング部3c1の箇所までの間の磁気配
向を極異方性配向とする。
【0018】この極異方性配向の部分は、図2(a)に
示されるPwの幅に相当する部分である。図2(a)に
おいて、前記第二オーバーハング部3c3の幅をOh
2、前記ロータ界磁部3c2に対応する前記ステータコ
ア12の幅をSw、前記第一オーバーハング部3c1の
幅をOh1、前記プラスチックマグネット3の幅をRw
とする。
【0019】一方、残りの前記第一オーバーハング部3
c1の部分Awの磁気配向をアキシャル方向としてい
る。このアキシャル方向の磁気配向の部分Awは、(R
w−Pw)の幅の部分である。
【0020】そして、前記第一着磁用マグネット21の
幅を、前記着磁部3cの幅と等しくするとともに、前記
第二着磁用マグネット22の径方向寸法を、前記ロータ
1の径方向寸法と等しいか少し小さくしている。
【0021】また、前記成形型内の第一着磁用マグネッ
ト21を、前記第二オーバーハング部3c3の先端より
所定長dだけ外側に突出して、前記着磁部3cの外周部
にN極またはS極を対向させるように配置する。
【0022】ここで、所定長dは、前記第一着磁用マグ
ネット21及び第二着磁用マグネット22による磁路を
前記ステータ11と鎖交するフラックス量及びベクトル
が一様となるようにするとともに、前記第二オーバーハ
ング部3c3の端部から前記ロータ界磁部3c2、及び
前記第二オーバーハング部3c3と同一の長さの前記第
一オーバーハング部3c1の箇所までの間の磁気配向を
極異方性配向とするために、実験的に決められる値であ
る。それとともに、前記第二着磁用マグネット22を、
前記第一オーバーハング部3c1の先端面にN極または
S極を対向させるように配置し、前記着磁部3cを着磁
している。
【0023】さらに、前記着磁部3cの肉厚を一端から
他端まで同一にしている。
【0024】次いで、上述の実施例による本発明の作
用、効果について説明する。前記第一着磁用マグネット
21の幅を、前記着磁部3cの幅と等しくするととも
に、前記第二着磁用マグネット22の径方向寸法を、前
記ロータ1の径方向寸法と等しいか少し小さくし、前記
第一着磁用マグネット21及び第二着磁用マグネット2
2による磁路を、前記成形型内の第一着磁用マグネット
21を、前記第二オーバーハング部3c3の先端より所
定長dだけ外側に突出して、前記着磁部3cの外周部に
N極またはS極を対向させるように配置することによ
り、前記ステータ11と鎖交するフラックス量及びベク
トルが一様となるようにし、前記極異方性配向の部分P
wを形成したので、特に回転磁界の通電切換時に、アキ
シャル方向の振動を抑制することができる。
【0025】一方、前記プラスチックマグネット3の着
磁部3cに、アキシャル方向の磁気配向の部分Awを形
成しているので、前記位置検出素子14が検出する磁束
量を増加させることができる。このため、前記位置検出
素子1を通過する磁束の磁気パーミアンスを改善し高温
時の磁束低下に対し信頼性を向上させることができる。
【0026】また、前記着磁部3cの肉厚を一端から他
端まで同一にしているので、アキシャル方向の磁気配向
の部分Awの磁束をさらに増加させることができる。
【0027】このようにして、前記回転軸3の軸方向の
振動、騒音を削減し、信頼性を向上させ、一個の前記プ
ラスチックマグネット3の着磁部3cから、有効磁束及
び前記位置検出素子1の検出する磁束を得ることがで
き、材料費並びに組立工数を削減することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明においては、中心部
に設けられた回転軸と、同回転軸に嵌合される円筒状の
嵌合部と、同嵌合部の外周面から放射状に突出する複数
の支持部と、同支持部により前記嵌合部と同心にて結合
され、成形時に成形型内に配置された着磁用マグネット
により着磁される円筒状の着磁部を備えたプラスチック
マグネットとからなるロータと、前記着磁部の軸方向長
さより狭幅で巻線を巻装したステータコアと、同ステー
タコアの一側に対向し配設され位置検出素子を備えた基
板と、両側に前記ロータの回転軸を軸支する軸受を保持
し、全体を覆うブラケットを備えたステータとからな
り、前記プラスチックマグネットの着磁部の軸方向一端
に、前記位置検出素子と対向する第一オーバーハング部
と、中央に前記ステータコアと対向するロータ界磁部
と、他端に前記第一オーバーハング部より狭幅の第二オ
ーバーハング部を設け、前記位置検出素子の検出する磁
束と前記ロータ界磁部の磁束をともに前記着磁部から得
てなる電動機において、前記プラスチックマグネットの
成形時に、成形型内に各々の磁極に対応し前記着磁部の
外周部に対向する複数の第一着磁用マグネットを配設す
るとともに、前記第一オーバーハング部の先端面に対向
する複数の第二着磁用マグネットを配設することによ
り、該第一着磁用マグネット及び第二着磁用マグネット
による磁路を、前記ステータと鎖交するフラックス量及
びベクトルが一様となるようにするとともに、前記第二
オーバーハング部の端部から前記ロータ界磁部、及び前
記第二オーバーハング部と同一の長さの前記第一オーバ
ーハング部の箇所までの間の磁気配向を極異方性配向、
残りの前記第一オーバーハング部の磁気配向をアキシャ
ル方向としてなるようにした。この結果、電動機の軸方
向の振動、騒音を削減するとともに、位置検出に必要な
磁束量を増加させて信頼性を向上し、製造コストを削減
した電動機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機の一実施例を示す一部切欠
断面図である。
【図2】(a)は、本発明による電動機のロータの一実
施例を示す断面図、(b)は側面図である。
【図3】本発明による成形時におけるプラスチックマグ
ネットと着磁用マグネットの配置の一実施例を示す説明
図である。
【図4】本発明による成型時のプラスチックマグネット
の着磁部と第一着磁用マグネットの配置を示す説明図
(a)と、成型後の極異方性配向を示す説明図(b)で
ある。
【図5】本発明による成型時のプラスチックマグネット
の着磁部と第二着磁用マグネットの配置を示す説明図
(a)と、成型後の着磁部磁束と位置検出素子を示す説
明図(b)である。
【図6】従来の電動機の一例を示す一部切欠断面図であ
る。
【図7】(a)は、従来の電動機のロータの一実施例を
示す断面図、(b)は側面図である。
【図8】従来の成形型内におけるロータと着磁用マグネ
ットの配置の一例を示す説明図である。
【図9】従来のロータの着磁部磁束と位置検出素子を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 回転軸 2a ローレット 3 プラスチックマグネット 3a 嵌合部 3b 支持部 3c 着磁部 3c1 第一オーバーハング部 3c2 ロータ界磁部 3c3 第二オーバーハング部 11 ステータ 12 ステータコア 13 基板 14 位置検出素子 15 軸受 16 ブラケット 17 巻線 21 第一着磁用マグネット 22 第二着磁用マグネット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部に設けられた回転軸と、同回転軸
    に嵌合される円筒状の嵌合部と、同嵌合部の外周面から
    放射状に突出する複数の支持部と、同支持部により前記
    嵌合部と同心にて結合され、成形時に成形型内に配置さ
    れた着磁用マグネットにより着磁される円筒状の着磁部
    を備えたプラスチックマグネットとからなるロータと、 前記着磁部の軸方向長さより狭幅で巻線を巻装したステ
    ータコアと、同ステータコアの一側に対向し配設され位
    置検出素子を備えた基板と、両側に前記ロータの回転軸
    を軸支する軸受を保持し、全体を覆うブラケットを備え
    たステータとからなり、 前記プラスチックマグネットの着磁部の軸方向一端に、
    前記位置検出素子と対向する第一オーバーハング部と、
    中央に前記ステータコアと対向するロータ界磁部と、他
    端に前記第一オーバーハング部より狭幅の第二オーバー
    ハング部を設け、前記位置検出素子の検出する磁束と前
    記ロータ界磁部の磁束をともに前記着磁部から得てなる
    電動機において、 前記プラスチックマグネットの成形時に、成形型内に各
    々の磁極に対応し前記着磁部の外周部に対向する複数の
    第一着磁用マグネットを配設するとともに、前記第一オ
    ーバーハング部の先端面に対向する複数の第二着磁用マ
    グネットを配設することにより、該第一着磁用マグネッ
    ト及び第二着磁用マグネットによる磁路を、前記ステー
    タと鎖交するフラックス量及びベクトルが一様となるよ
    うにするとともに、前記第二オーバーハング部の端部か
    ら前記ロータ界磁部、及び前記第二オーバーハング部と
    同一の長さの前記第一オーバーハング部の箇所までの間
    の磁気配向を極異方性配向、残りの前記第一オーバーハ
    ング部の磁気配向をアキシャル方向としてなることを特
    徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 前記第一着磁用マグネットの幅を、前記
    着磁部の幅と等しくするとともに、前記第二着磁用マグ
    ネットの径方向寸法を、前記ロータの径方向寸法と等し
    いか少し小さくしてなることを特徴とする請求項1記載
    の電動機。
  3. 【請求項3】 前記成形型内の第一着磁用マグネット
    を、前記第二オーバーハング部の先端より所定長だけ外
    側に突出して、前記着磁部の外周部にN極またはS極を
    対向させるように配置するとともに、前記第二着磁用マ
    グネットを、前記第一オーバーハング部の先端面にN極
    またはS極を対向させるように配置し、前記着磁部を着
    磁してなることを特徴とする請求項2記載の電動機。
  4. 【請求項4】 前記着磁部の肉厚を一端から他端まで同
    一にしてなることを特徴とする請求項3記載の電動機。
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