JP2004311190A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】両コネクタハウジングを高い信頼性を持って正規嵌合し得るレバー式コネクタを提供する。
【解決手段】レバー40が直立位置から嵌合完了位置に至る途中に、両コネクタハウジング10,20間の嵌合抵抗及びレバー40の操作抵抗がともに最大になるピーク点が設定されている。ピーク点においてレバー40の操作部48に加えた押圧力によって、レバー40を一気に嵌合完了位置まで押し倒すことができる。ピーク点では、両コネクタハウジング10,20の嵌合抵抗とレバー40の操作抵抗とがともに最大となる設定であるため、慣性力を発生させるためのための抵抗手段を新たな構成として設ける必要がなく、その分操作抵抗の最大値を低く設定することができる。従って、作業者が操作抵抗の増大によって、誤って嵌合途中で操作を止めるおそれが少なくなり、高い信頼性をもって正規嵌合し得る。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レバー式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
レバー式コネクタは、例えば雌側コネクタハウジングにカム溝を設けたレバーを回動可能に設けるとともに、相手の雄側コネクタハウジングにカム溝に係合するカムピンを設けた構造であって(例えば特許文献1参照)、レバーを嵌合開始位置にした状態で両コネクタハウジングを嵌合すると、カムピンがカム溝の入口に臨み、引き続いてレバーを回動操作すると、カムピンがカム溝内を移動しつつ両コネクタハウジングが互いに引き寄せられて嵌合されるようになっており、すなわちレバーのてこ作用を利用して両コネクタハウジングを小さな力で嵌合しようとするものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−275337号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなコネクタでも、両コネクタハウジングが正規に嵌合される前にレバーの操作が中断され、半嵌合状態に留め置かれるおそれがある。そこで、コネクタが半嵌合のままになることを未然に防止するために、いわゆる慣性ロックと称される機構を適用することが検討されている。これは、例えば、嵌合の過程において、レバーに対して一時的に大きな操作抵抗を与え、そこからレバーが回動されると、その抵抗力の急速な緩和によってレバーが一気に嵌合完了位置まで操作され、正規嵌合に至るというものである。
そこでレバーに対し適切な操作抵抗を加えるための手段としては、例えばカム溝に勾配の急になった領域を設けるという構成が考えられる。しかしながら、この場合レバーに対する操作抵抗の最大値が増大するという問題があり、例えばレバー操作中に操作抵抗が大きくなると作業者がそこで嵌合が完了したと勘違いして操作を中断し、結局コネクタが半嵌合状態に留め置かれるというような事態が起こり得る。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、両コネクタハウジングを高い信頼性を持って正規嵌合し得るレバー式コネクタを提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1の発明に係るレバー式コネクタは、互いに嵌合される雌雄一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングにはカム溝を有するレバーが回動可能に取り付けられ、他方のコネクタハウジングには前記カム溝と係合可能なカムピンが設けられ、両コネクタハウジングの嵌合に際しては、前記レバーを嵌合開始位置として前記カムピンを前記カム溝と係合させた後、前記レバーの操作部を両コネクタハウジングの嵌合方向の中心軸より離間させるように引き上げてレバーを直立位置としてから、前記操作部を反対側に押し倒して嵌合完了位置に至らしめることで両コネクタハウジングが正規嵌合されるものにおいて、前記レバーが直立位置から嵌合完了位置に至る途中に、両コネクタハウジング間の嵌合抵抗及びレバーの操作抵抗がともに最大になるピーク点を設定し、前記レバーが前記ピーク点を超えて回動されるとその操作抵抗が低減されるようにしたところに特徴を有する。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記雌側のコネクタハウジングに装着された雌側端子金具の弾性接触片が雄側のコネクタハウジングに装着された雄側端子金具のタブ部に撓み変形を伴いつつ接触することで雌雄両端子金具の導通が取られるものにおいて、前記両コネクタハウジングの嵌合に際して、前記タブ部が前記弾性接触片を最大量まで撓み変形させたときに、レバーの操作抵抗が最大となるように設定されているところに特徴を有する。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、前記レバーが嵌合完了位置に変位されたところでこのレバーをロックするロック手段が設けられたものにおいて、前記カム溝には、前記レバーが嵌合完了位置に至る直前に、前記両コネクタハウジングの嵌合を進行させずにレバーの回動を許容する遊び領域が設けられているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用および効果】
請求項1の発明によれば、ピーク点においてレバーの操作部に加えた押圧力によって、レバーを一気に嵌合完了位置まで押し倒すことができる。ピーク点では、両コネクタハウジングの嵌合抵抗とレバーの操作抵抗とがともに最大となる設定であるため、慣性力を発生させるための抵抗手段を新たな構成として設ける必要がなく、その分操作抵抗の最大値を低く設定することができる。従って、作業者が操作抵抗の増大によって、誤って嵌合途中で操作を止めるおそれが少なくなり、高い信頼性をもって正規嵌合し得る。
【0010】
請求項2の発明によれば、タブ部が弾性接触片を最大まで撓み変形させた時点をピーク点としているため、慣性力を発生させるための抵抗手段を新たな構成として設けずに済む。
【0011】
請求項3の発明によれば、レバーがロックされる嵌合完了位置に至る直前に、カムピンがカム溝の遊び領域に進入して、両コネクタハウジングの嵌合抵抗がゼロとなるため、レバーの勢いを保ちつつ一気に嵌合完了位置に回動してロックさせることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施形態について図1から図8を参照して説明する。
本実施形態のレバー式コネクタは、図1に示すように、互いに嵌合可能な雄側コネクタハウジング10(本発明の「他方のコネクタハウジング」に相当)と雌側コネクタハウジング20(本発明の「一方のコネクタハウジング」に相当)、及び雌側コネクタハウジング20に取り付けたレバー40とから構成される。なお以下では、それぞれのコネクタハウジング10,20について嵌合面側を前面として説明する。
【0013】
雄側コネクタハウジング10は、合成樹脂製であって、図1及び図2に示すように、図示しない機器と一体的に形成され、前方に突出した断面略長方形の筒状嵌合部11を備えている。筒状嵌合部11の奥壁からは、雄側端子金具のタブ部12が一対横方向に並んで突設されている。各タブ部12は、平板状をなし、その先端にテーパ状の先細り部12Aが形成されている。筒状嵌合部11の左右両外側面には、高さ方向の中央でやや前端寄り位置に、円柱状のカムピン13が一対突設されている。また、各カムピン13の上方には、係止解除突起14が一対突設されている。
【0014】
雌側コネクタハウジング20は、同じく合成樹脂製であって、図3及び図5に示すように、その前面には、雄側コネクタハウジング10の筒状嵌合部11に外嵌可能なフード部21が突設され、フード部21の内側には筒状嵌合部11に内嵌されるタワー部22が形成されている。タワー部22の外周部後端には、環状のシールリング23が嵌着されており、両コネクタハウジング10,20が正規に嵌合されると、このシールリング23の外周が筒状嵌合部11の内周面に密着して内部が水密状に閉塞されるようになっている。タワー部22の前端から雌側コネクタハウジング20の後端に至る部分には、前後に開口した左右一対のキャビティ24が形成されている。各キャビティ24には、それぞれ後方から電線Wの端末に接続された雌側端子金具25が挿入されており、これらが抜け止め状態で保持されている。雌側端子金具25の前部には、角筒状の端子接続部26が形成され、この端子接続部26の上壁26A前端縁からは、弾性接触片27が内側へ折り返し状に延出して形成されている。この弾性接触片27は、上壁26Aから斜め下後方へほぼ直線状に延出するとともに、その延出端から上方へ回曲してその上端部が前方へ回曲されて上壁26Aに当接している。端子接続部26には、前方から雄側端子金具のタブ部12が挿入されて、弾性接触片27の最も低い部分がタブ部12に対し弾性的に接触することで雌雄両端子金具12,25の導通が取られるようになっている。
【0015】
レバー40は、合成樹脂製とされ、図1,図3及び図4に示すように、左右一対のアーム部41の端部が連結部42によって連結されることで、全体が略コの字形に形成されている。このレバー40は、雌側コネクタハウジング20のフード部21を両アーム部41によって左右から挟むようにして装着されるとともに、フード部21の左右両外側面に突設された軸突部28に対して、両アーム部41の先端側にそれぞれ設けた軸受凹部43を嵌めることで、軸突部28を中心として回動可能に軸支されるようになっている。両アーム部41の内面側には、雄側コネクタハウジング10のカムピン13に係合可能なカム溝44がそれぞれ設けられている(図4参照)。このカム溝44は、大まかには入口部44Aから終端部44B側へ行くのに従って次第に軸受凹部43に接近するような形状であり、終端部44Bの近傍に軸受凹部43との距離が不変である円弧状の遊び領域44Cが形成されている。レバー40は、雌側コネクタハウジング20に対してカム溝44の入口部44Aが正面を向いた嵌合開始位置(図5参照)に装着された状態から、カム溝44にカムピン13を係合させつつ図5の時計回り方向に回動されるのに伴って、カムピン13がカム溝44に沿って変位されることで、両コネクタハウジング10,20の嵌合を助勢できるようになっている。また、カムピン13が遊び領域44C内に進入すると、両コネクタハウジング10,20の嵌合を進行させずにレバー40が回動される。そして、レバー40が、図7に示すように、カムピン13がカム溝44の終端部44Bに配される嵌合完了位置に達すると、両コネクタハウジング10,20が正規嵌合状態となる。
【0016】
両アーム部41には、それぞれ連結部42寄り位置に厚み方向に撓み変形可能な係止片46が設けられている。この係止片46は、レバー40が嵌合開始位置にあるときにフード部21の前端側に係止可能とされており(図3参照)、両コネクタハウジング10,20を嵌合させると、雄側コネクタハウジング10の係止解除突起14が係止片46を外側に撓み変形させることでその係止が解除され、レバー40が回動可能な状態となる。
【0017】
連結部42の中央部分には、撓み変形可能な片持ち状のロックアーム47が形成されている。一方、雌側コネクタハウジング20の上面には、中央から後方に延出した部分にロック突部29が形成され、レバー40が嵌合完了位置に達したときにロックアーム47がロック突部29に係止することで、レバー40が回動不能に保持されるとともに両コネクタハウジング10,20が嵌合状態に保持されるようになっている。また、レバー40の嵌合開始位置における連結部42の前面中央には、レバー40を回動操作するときに指を掛けるための操作部48が設けられている。
【0018】
次に両コネクタハウジング10,20の組み付け動作について説明する。
最初にレバー40を雌側コネクタハウジング20に対して嵌合開始位置に保持させておき、図5に示すように、雌側コネクタハウジング20のフード部21内に雄側コネクタハウジング10の筒状嵌合部11を浅く嵌合させ、カムピン13をカム溝44の入口部44Aに進入させる。この過程で、係止解除突起14がレバー40の係止片46に当接して、雌側コネクタハウジング20との係止を解除しつつ外方へ撓み変形させる。これにより、嵌合開始位置としたレバー40の回動規制状態が解除される。
【0019】
次に、レバー40の操作部48に指を掛けてこれを斜め上方向に引き上げる。言い換えれば、操作部48を両コネクタハウジング10,20の嵌合方向(図5の左右方向)の中心軸から離間する側へ引き上げて、レバー40を図5の時計回り方向に回動させる。するとカムピン13とカム溝44との間のカム作用によって、両コネクタハウジング10,20が互いに引き寄せられて次第に嵌合される。そして、タブ部12の先細り部12Aが雌側端子金具25の端子接続部26内に進入し、弾性接触片27に当接する。さらに嵌合が進むと、タブ部12の先細り部12Aが弾性接触片27を徐々に押し上げて撓み変形させる。そして、操作部48が図5に二点鎖線で示す直立位置、詳しくは操作部48が両コネクタハウジング10,20における嵌合方向(図5の左右方向)の中央軸より最も離間する位置に至ったら、そこから操作部48を反対側に押し下げつつレバー40を回動させる。
【0020】
ここで、嵌合の過程においては、図8に示すように、レバー40に対し、主として両コネクタハウジング10,20間の嵌合抵抗に起因した操作抵抗が掛かる。この操作抵抗は、同図に示すように、タブ部12の先細り部12Aの先端が弾性接触片27に当接したところ(P1)から、弾性接触片27をより大きく撓み変形させるのに伴って徐々に上昇する。そして、レバー40が直立位置(P2)を越えて回動されると、図6に示すように、弾性接触片27がタブ部12の先細り部12Aを越えた時点で、弾性接触片27の撓み変形量が最大になり、このとき、両コネクタハウジング10,20間の嵌合抵抗及びレバー40の操作抵抗が最大になる、ピーク点(P3)を迎える。
【0021】
そしてレバー40の操作部48に対しピーク点の操作抵抗を越える力を加えてこれを押し倒す。すると、ここからは弾性接触片27の撓み変形量が変化しないことから、両コネクタハウジング10,20間の嵌合抵抗が低減し、これに伴ってレバー40の操作抵抗が低減する。このため、レバー40は、ピーク点において加えられた押圧力によって一気に回動され、これに伴って両コネクタハウジング10,20の嵌合が一気に進んで正規の深さ位置まで嵌合される(P4)。
ここ(P4)からレバー40が回動されると、カムピン13がカム溝44の遊び領域44C内に進入してレバー40が空転状態、即ち両コネクタハウジング10,20の嵌合抵抗がゼロの状態となり、レバー40の操作抵抗が急激に低減する。そのため、レバー40の操作部48は勢いを保ったまま回動され、ロックアーム47の先端がロック突部29に当接して(P5)、撓み変形しつつロック突部29の上面に乗り上がる。そして、ロックアーム47の先端がロック突部29を越えるとともに復元変形して、ロック突部29に係止する。これにより、レバー40が嵌合完了位置に保持され、両コネクタハウジング10,20が正規嵌合状態にロックされる。
【0022】
以上のように本実施形態によれば、ピーク点においてレバー40の操作部48に加えた押圧力によって、レバー40を一気に嵌合完了位置まで押し倒すことができる。ピーク点では、両コネクタハウジング10,20の嵌合抵抗とレバー40の操作抵抗とがともに最大となる設定であるため、慣性力を発生させるための抵抗手段を新たな構成として設ける必要がなく、その分操作抵抗の最大値を低く設定することができる。従って、作業者が操作抵抗の増大によって、誤って嵌合途中で操作を止めるおそれが少なくなり、高い信頼性をもって正規嵌合し得る。
【0023】
また、タブ部12が弾性接触片27を最大まで撓み変形させた時点をピーク点としているため、慣性力を発生させるための抵抗手段を新たな構成として設けずに済む。
また、レバー40がロックされる嵌合完了位置に至る直前に、カムピン13がカム溝44の遊び領域44Cに進入して、両コネクタハウジング10,20の嵌合抵抗がゼロとなるため、レバー40の勢いを保ちつつ、レバー40を一気に嵌合完了位置に回動してロックさせることができる。
【0024】
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、レバーが雌側のコネクタハウジングに取り付けられたものを示したが、レバーは、雄側のコネクタハウジングに取り付けるようにしても良い。
(2)レバーを嵌合完了位置でロックする手段は、レバーが直接取り付けられたコネクタハウジングに対して嵌合される相手側のコネクタハウジングとの間に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】雌雄コネクタハウジングの嵌合前の側面図
【図2】雄側コネクタハウジングの正面図
【図3】雌側コネクタハウジングの正面図
【図4】レバーの断面図
【図5】嵌合初期の状態を示す断面図
【図6】ピーク点に達したときの状態を示す断面図
【図7】正規嵌合状態の断面図
【図8】レバーの操作角度と操作抵抗との関係を示す説明図
【符号の説明】
10…雄側コネクタハウジング(他方のコネクタハウジング)
12…雄側端子金具のタブ部
13…カムピン
20…雌側コネクタハウジング(一方のコネクタハウジング)
25…雌側端子金具
27…弾性接触片
40…レバー
44…カム溝
44C…遊び領域
48…操作部

Claims (3)

  1. 互いに嵌合される雌雄一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングにはカム溝を有するレバーが回動可能に取り付けられ、他方のコネクタハウジングには前記カム溝と係合可能なカムピンが設けられ、両コネクタハウジングの嵌合に際しては、前記レバーを嵌合開始位置として前記カムピンを前記カム溝と係合させた後、前記レバーの操作部を両コネクタハウジングの嵌合方向の中心軸より離間させるように引き上げてレバーを直立位置としてから、前記操作部を反対側に押し倒して嵌合完了位置に至らしめることで両コネクタハウジングが正規嵌合されるものにおいて、
    前記レバーが直立位置から嵌合完了位置に至る途中に、両コネクタハウジング間の嵌合抵抗及びレバーの操作抵抗がともに最大になるピーク点を設定し、前記レバーが前記ピーク点を超えて回動されるとその操作抵抗が低減されるようにしたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記雌側のコネクタハウジングに装着された雌側端子金具の弾性接触片が雄側のコネクタハウジングに装着された雄側端子金具のタブ部に撓み変形を伴いつつ接触することで雌雄両端子金具の導通が取られるものにおいて、
    前記両コネクタハウジングの嵌合に際して、前記タブ部が前記弾性接触片を最大量まで撓み変形させたときに、レバーの操作抵抗が最大となるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記レバーが嵌合完了位置に変位されたところでこのレバーをロックするロック手段が設けられたものにおいて、
    前記カム溝には、前記レバーが嵌合完了位置に至る直前に、前記両コネクタハウジングの嵌合を進行させずにレバーの回動を許容する遊び領域が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレバー式コネクタ。
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