JP2004308174A - 除塵機 - Google Patents
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Abstract
【課題】チェーンの張力調整作業を容易にでき、また、前側ガイドレールと上スプロケットとの間においてチェーンの作動をスムーズにできる除塵機を提供する。
【解決手段】水路1上の主スクリーン3の後側の左右両側にチェーン14を案内するアイドルスプロケット18を設けると共に、アイドルスプロケット18に軸芯位置調整装置19を設ける。前側ガイドレール11の上端11Aと上スプロケット9とのチェーン14の経路14Aにチェーン14が転動又は摺動する案内ローラ32をフレーム上部7に設ける。アイドルスプロケット18の軸芯位置調整装置19を操作することにより、チェーン14の経路部14Bを変更して簡単に調整を行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】水路1上の主スクリーン3の後側の左右両側にチェーン14を案内するアイドルスプロケット18を設けると共に、アイドルスプロケット18に軸芯位置調整装置19を設ける。前側ガイドレール11の上端11Aと上スプロケット9とのチェーン14の経路14Aにチェーン14が転動又は摺動する案内ローラ32をフレーム上部7に設ける。アイドルスプロケット18の軸芯位置調整装置19を操作することにより、チェーン14の経路部14Bを変更して簡単に調整を行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、河川、取水路、上下水処理場、廃水処理場あるいは水力発電所の取水口などの水路中に設けられる除塵機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものとしてしている水路中に上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側に沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンローラを設けたレーキと、前記主スクリーンの上端及び下端の左右両側に設けられ前記チェーンローラをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケット、下案内とを有する除塵機が公知である。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2737604号公報(段落0010、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に従来の除塵機においては、チェーンローラの張力調整を上スプロケットの位置調整によって行っていたので、上スプロケットに位置調整装置が設けられていた。このように上スプロケットに位置調整装置が設けられたものにおいては、位置調整装置が比較的高い位置に設けられているので、作業性に劣るという問題があった。
【0005】
また、従来の除塵機においては、チェーンローラは主スクリーン前側のガイドレールを転動又は摺動した後に上スプロケットに係合するものであるが、ガイドレールと上スプロケットとの間においてはチェーンローラは自由な状態となり、この結果チェーンローラが、くの字状に折曲して、スムーズな作動ができなくなるという虞がある。
【0006】
そこで、本発明は、チェーンの張力調整作業を容易にできる除塵機を提供することを目的とする。また、本発明は、前側ガイドレールと上スプロケットとの間においてチェーンの作動をスムーズにできる除塵機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、水路の左右に配置されたフレーム間の上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの水路上流側の左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側ガイドレールに沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンを設けたレーキと、前記主スクリーンの上方の左右両側に設けられ前記チェーンをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケットとを有する除塵機において、前記水路上の前記主スクリーンの後側の左右両側に前記チェーンを案内するアイドルスプロケットを設けると共に、前記アイドルスプロケットに軸芯位置調整装置を設けたことを特徴とする除塵機である。
【0008】
この請求項1の構成によれば、アイドルスプロケットの軸芯位置調整装置を操作することにより、アイドルスプロケットの軸芯を移動して、チェーンの経路延長を変更する。
【0009】
請求項2の発明は、水路の左右に配置されたフレーム間の上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側ガイドレールに沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンを設けたレーキと、前記主スクリーンの上方の左右両側に設けられ前記チェーンをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケットとを有する除塵機において、前記前側ガイドレールの上端と前記上スプロケットとの前記チェーンの経路に前記チェーンが転動又は摺動する案内ローラを前記フレームに設けたことを特徴とする除塵機である。
【0010】
この請求項2の構成によれば、前側ガイドレールの上端と上スプロケットとの間においてはチェーンは案内ローラを転動又は摺動して走行することができる。
【0011】
【発明の実施形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図を参照して説明する。1は水路、2はこの水路中の底面である。3は水路1の上流側の左右に配置されたフレーム4間の上下に配設された主スクリーン、この主スクリーン3は、縦格子状のバースクリーンであり、多数のバー5からなる。そして、主スクリーン3は、水路1の左右に配置されるフレーム下部6を介して水路1中に若干傾斜した状態で上下に配設され、下端は水路1中の底面2との間に隙間を有している。そして、前記水路1中に配置された左右一対のフレーム下部6のそれぞれ上部には、水路1上に位置して左右一対のフレーム上部7が設けられている。このフレーム上部7は、水路1の流れ方向、すなわち前後方向に沿って幅Wが広く配置された金属板状であって、斜め後方へ次第に幅Wが狭くなるように立設している。尚、フレーム下部6とフレーム上部7は一体形フレームでもよい。また、フレーム上部7の幅Wは下部及び上部より中間部が幅大となるように形成してもよい。そして、主スクリーン3の上端付近に位置して平板状のエプロン8が斜め上方に設けられ、このエプロン8の上端に位置して駆動スプロケットたる上スプロケット9がフレーム上部7の上端側で軸受10により軸着されている。
【0012】
また、前記フレーム下部6及びフレーム上部7には、主スクリーン3及びエプロン8の上流側すなわち前側に沿って前側ガイドレール11が設けられており、この前側ガイドレール11の上端部11Aの接線方向Yは上スプロケット9の回転軌跡12の上部にほぼ点接触するように配置されて、前記上端部11Aは上スプロケット9に近接している。一方、前側ガイドレール11の下端部11Bは、前記底面2に近接してほぼ半円に後方へ湾曲した折り返しガイドレール12が形成されている。また、折り返しガイドレール12の後側に位置する先端12Aには、主スクリーン3の下流側すなわち後側に後側ガイドレール13が設けられている。前記前側ガイドレール11は後述するチェーン14を前後間で挟むように所定の間隔を有して前側部15及び後側部15Aを有しており、前側部15は、下端11Bよりフレーム下部6のほぼ上部まで設けられ、一方後側部15Aは下端11Bより上端11Aまで設けられている。折り返しガイドレール12はチェーン14を上下間で挟むように所定の間隔を有して下側部16及び上側部16Aを有し、さらに後側ガイドレール13は、チェーン14を後前間で挟むように所定の間隔を有して後側部17及び前側部17Aを有しており、後側ガイドレール13の上端13Aはフレーム下部6のほぼ上部に延設している。そして、前側部15と下側部16と後側部17は連続し、また後側部15Aと上側部16Aと前側部17Aは連続している。
【0013】
上スプロケット9と折り返しガイドレール12側に掛け渡された無端状のチェーン14は、左右一対設けられ、前記前側、折り返し及び後側ガイドレール11,12,13に沿って、前側ガイドレール11で上昇し上スプロケット9で下方へ折り返し、後側ガイドレール13で下降し、折り返しガイドレール12で上方へ折り返して循環走行するものである。
【0014】
さらに、前記上スプロケット9と後側ガイドレール13の上端13Aとの間のチェーン14の経路14Aの途中のくの字形の経路部14Bの内側にアイドルスプロケット18を設ける。アイドルスプロケット18はチェーン14を案内するために遊転するスプロケットであって、フレーム上部7を介して軸着する。そして、このアイドルスプロケット18にチェーン14の張力を調整するための軸芯位置調整装置19を設ける。軸芯位置調整装置19は、経路部14Bに対して直交して外側に長孔20をフレーム上部7に形成し、この長孔20にアイドルスプロケット18の軸21を軸受21Aを直接的或いは間接的に介して挿通すると共に、前記軸21を長孔20に沿って移動できるようにしておく。さらに、前記軸21を長孔20の適所に前記軸受21Aを介して固定するように固定手段22を設けている。固定手段22は、例えばフレーム上部7と一体な雌螺子部22Aとブラケット7Aに螺子軸22Bを長孔20の方向に貫通すると共にその先端22Cを経路部14Bに対向している。一方軸21又は軸受21Aと直接的或いは間接的に取付部材22Eを一体に設ける。この取付部材22Eはフレーム上部7に沿って摺動して移動できるようになっている。そして、先端22Cを取付部材22Eの当接受け部22Dに押圧するように当接させることにより、前記軸21を経路部14Bの張力に抗して長孔20の適所に固定できるようになっている。尚、7Bはフレーム上部7の表面に添着した補強板である。したがって、螺子軸22Bを回動することにより雌螺子部22A螺合して螺子軸22Bを進退することにより、取付部材22E、ひいては軸21、軸受21Aを長孔20に転動或いは摺動してその位置を調整することができるものである。
【0015】
そして、チェーン14は、一対のチェーンリンク23と、このチェーンリンク23の端部に図示しないピンを介して回転可能に支持された合成樹脂製のローラ24とを組として、これらを多数組連結してチェーンローラが構成されている。前記左右のチェーン14間には、レーキ25が渡して固定してあり、レーキ25は両端部が左右のチェーン14のチェーンリンク23に連結されている。また、レーキ25には、該レーキ25の進行方向とほぼ直交する平板状の櫛歯26,27をそれぞれ複数有している。そして、櫛歯26は、前記主スクリーン3のバー5間を通るものである。また、櫛歯27は、底面2に立設した補助スクリーン28を通るものである。尚、図中29はモータで、このモータ29は、駆動用チェーン30を介して前記上スプロケット9に動力を伝達し、前記チェーン14を駆動するものである。また、31は上スプロケット9の後側の下方に位置する回収した塵芥類を収容する収容部である。
【0016】
さらに、前側ガイドレール11の上端11Aと上スプロケット9とのチェーン14の経路14Aに前記チェーン14が転動又は摺動する案内ローラ32を前記フレーム上部7に設ける。これは前側ガイドレール11の上端11A側と上スプロケット9におけるチェーン14の係合始端、すなわち前記接線Yがほぼ点接触する箇所との間に、案内ローラ32を設けるものであり、案内ローラ32は前記前側ガイドレール11の経路14A、すなわち上端11Aの接線Yにほぼ沿って1又は複数配置されるものであって、案内ローラ32の回転中心軸芯33は立設したフレーム上部7の内側に向けて、該フレーム上部の縦方向に直交し、かつ案内ローラ32の周面上部にチェーン14におけるチェーンリンク23または、及びローラ24の下部が転動又は摺動するように配置されている。
【0017】
つぎに、前記の構成について、その作用を説明する。除塵機において、チェーン14の張力の調整を行うとき、例えば張力を強めるときは、固定手段22を緩めて軸受21Aを介して軸21を長孔20の内側(図1では斜め上方)に移動し、そして再び固定手段22を締めて軸21を長孔20に固定することにより、チェーン14の経路14Aを長くして、チェーン14を張ることができる。
【0018】
そして、モータ29の駆動により、チェーン14が図1において時計回り方向へ回り、このチェーン14とともにレーキ25が循環走行する。そして、主スクリーン3の前側において上昇するレーキ25が、水路1中を流れ主スクリーン3の前側、すなわち上流側に捕捉された塵芥類を櫛歯26により掻き上げ、除去する。掻き上げられた塵芥は、レーキ25が上スプロケット9を回って反転することにより、収容部31へ落下する。その後、レーキ25は、主スクリーン3の後側を下降し、折り返しガイドレール12に沿ってで主スクリーン3の下端を回って反転し、再び主スクリーン3の前側を上昇する。そして、折り返しガイドレール12に沿ってレーキ25が回っている間に、レーキ25の櫛歯27が補助スクリーン28のバー間を通って、この補助スクリーン28に捕捉された塵芥類を連行して引き上げていく。
【0019】
このようにチェーン14とともにレーキ25が循環走行するとき、チェーン14は前記前側、折り返し及び後側ガイドレール11,12,13に沿って、前側ガイドレール11で上昇し上スプロケット9で下方へ折り返し、後側ガイドレール13で下降し、折り返しガイドレール12で上方へ折り返して循環走行すると共に、これら前側、折り返し及び後側ガイドレール11,12,13において、チェーン14は連続した前側部15と下側部16と後側部17と、これらとチェーン14の転動又は摺動のため所定間隔に離れて形成される連続した後側部15Aと上側部16Aと前側部17Aとの間に挟まれるようにして案内されながら転動又は摺動する。そして、このようなチェーン14とともにレーキ25が循環走行のとき、チェーン14が前側ガイドレール11の上端11Aから上スプロケット9に向けて走行するときに、チェーンリンク23とローラ24は、前記接線方向Yに配置される案内ローラ32に転動又は摺動して、チェーン14は前記接線Yに沿って移動した後に、上スプロケット9に係合することができる。このためにチェーン14が前側ガイドレール11の上端11Aから上スプロケット9の間において屈曲するようなことはなく、この結果チェーン14は前側ガイドレール11の上端11Aから上スプロケット9へ案内ローラ32によりスムーズに移行することができる。
【0020】
以上のように、前記実施形態では水路1上の前記主スクリーン3の後側の左右両側にチェーン14を案内するアイドルスプロケット18を設けると共に、前記アイドルスプロケット18に軸芯位置調整装置19を設けたことにより、アイドルスプロケット18の軸芯位置調整装置19を操作することにより、チェーン14の経路部14Bを変更して簡単に調整を行うことができる。また、フレーム上部7の上部には軸受10などが配置されることとなるので、平板状のフレーム上部7の外観を向上することができる。
【0021】
また、前側ガイドレール11の上端11Aと上スプロケット9とのチェーン14の経路14Aに前記チェーン14が転動又は摺動する案内ローラ32を前記フレーム上部7に設けることにより、前側ガイドレール11の上端11Aと上スプロケット9との間においてはチェーン14は動きが規制されて無駄な動きをすることなくスムーズな作動ができる。
【0022】
さらに、前記前側ガイドレール11の下端11Bを後方へ折り返して折り返しガイドレール12を設けると共に、この折り返しガイドレール12の先端12Aを前記上スプロケット9の方向に延設して後側ガイドレール13を設け、前記後側ガイドレール13は前記チェーン14を挟むように前側部17Aと後側部17が設けられるので、チェーン14は、後側ガイドレール13の前側部17Aと後側部17に挟まれるようにして走行し、主スクリーン3の後側においてチェーン14は無駄な動きがなく、スムーズな作動ができる。
【0023】
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明は、水路の左右に配置されたフレーム間の上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの水路上流側の左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側ガイドレールに沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンを設けたレーキと、前記主スクリーンの上方の左右両側に設けられ前記チェーンをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケットとを有する除塵機において、前記水路上の前記主スクリーンの後側の左右両側に前記チェーンを案内するアイドルスプロケットを設けると共に、前記アイドルスプロケットに軸芯位置調整装置を設けたことを特徴とする除塵機であり、チェーンの張力等の調整にあっては上スプロケットより下方に位置するアイドルスプロケットを移動することにより、簡単に調整を行うことができる。
【0025】
請求項2の発明は、水路の左右に配置されたフレーム間の上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側ガイドレールに沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンを設けたレーキと、前記主スクリーンの上方の左右両側に設けられ前記チェーンをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケットとを有する除塵機において、前記前側ガイドレールの上端と前記上スプロケットとの前記チェーンの経路に前記チェーンが転動又は摺動する案内ローラを前記フレームに設けたことを特徴とする除塵機であり、チェーンは前側ガイドレールの上端と上スプロケットとの間において動きが規制されて無駄な動きをすることなくスムーズな作動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す一部を拡大断面とした斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す案内ローラの斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すアイドルスプロケットの正面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示すアイドルスプロケットの断面図である。
【符号の説明】
1 水路
3 主スクリーン
4 フレーム
9 上スプロケット
11 前側ガイドレール
14 チェーン
14A 経路
18 アイドルスプロケット
19 軸芯位置調整装置
25 レーキ
32 案内ローラ
【発明の属する技術分野】
本発明は、河川、取水路、上下水処理場、廃水処理場あるいは水力発電所の取水口などの水路中に設けられる除塵機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものとしてしている水路中に上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側に沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンローラを設けたレーキと、前記主スクリーンの上端及び下端の左右両側に設けられ前記チェーンローラをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケット、下案内とを有する除塵機が公知である。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2737604号公報(段落0010、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に従来の除塵機においては、チェーンローラの張力調整を上スプロケットの位置調整によって行っていたので、上スプロケットに位置調整装置が設けられていた。このように上スプロケットに位置調整装置が設けられたものにおいては、位置調整装置が比較的高い位置に設けられているので、作業性に劣るという問題があった。
【0005】
また、従来の除塵機においては、チェーンローラは主スクリーン前側のガイドレールを転動又は摺動した後に上スプロケットに係合するものであるが、ガイドレールと上スプロケットとの間においてはチェーンローラは自由な状態となり、この結果チェーンローラが、くの字状に折曲して、スムーズな作動ができなくなるという虞がある。
【0006】
そこで、本発明は、チェーンの張力調整作業を容易にできる除塵機を提供することを目的とする。また、本発明は、前側ガイドレールと上スプロケットとの間においてチェーンの作動をスムーズにできる除塵機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、水路の左右に配置されたフレーム間の上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの水路上流側の左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側ガイドレールに沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンを設けたレーキと、前記主スクリーンの上方の左右両側に設けられ前記チェーンをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケットとを有する除塵機において、前記水路上の前記主スクリーンの後側の左右両側に前記チェーンを案内するアイドルスプロケットを設けると共に、前記アイドルスプロケットに軸芯位置調整装置を設けたことを特徴とする除塵機である。
【0008】
この請求項1の構成によれば、アイドルスプロケットの軸芯位置調整装置を操作することにより、アイドルスプロケットの軸芯を移動して、チェーンの経路延長を変更する。
【0009】
請求項2の発明は、水路の左右に配置されたフレーム間の上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側ガイドレールに沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンを設けたレーキと、前記主スクリーンの上方の左右両側に設けられ前記チェーンをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケットとを有する除塵機において、前記前側ガイドレールの上端と前記上スプロケットとの前記チェーンの経路に前記チェーンが転動又は摺動する案内ローラを前記フレームに設けたことを特徴とする除塵機である。
【0010】
この請求項2の構成によれば、前側ガイドレールの上端と上スプロケットとの間においてはチェーンは案内ローラを転動又は摺動して走行することができる。
【0011】
【発明の実施形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図を参照して説明する。1は水路、2はこの水路中の底面である。3は水路1の上流側の左右に配置されたフレーム4間の上下に配設された主スクリーン、この主スクリーン3は、縦格子状のバースクリーンであり、多数のバー5からなる。そして、主スクリーン3は、水路1の左右に配置されるフレーム下部6を介して水路1中に若干傾斜した状態で上下に配設され、下端は水路1中の底面2との間に隙間を有している。そして、前記水路1中に配置された左右一対のフレーム下部6のそれぞれ上部には、水路1上に位置して左右一対のフレーム上部7が設けられている。このフレーム上部7は、水路1の流れ方向、すなわち前後方向に沿って幅Wが広く配置された金属板状であって、斜め後方へ次第に幅Wが狭くなるように立設している。尚、フレーム下部6とフレーム上部7は一体形フレームでもよい。また、フレーム上部7の幅Wは下部及び上部より中間部が幅大となるように形成してもよい。そして、主スクリーン3の上端付近に位置して平板状のエプロン8が斜め上方に設けられ、このエプロン8の上端に位置して駆動スプロケットたる上スプロケット9がフレーム上部7の上端側で軸受10により軸着されている。
【0012】
また、前記フレーム下部6及びフレーム上部7には、主スクリーン3及びエプロン8の上流側すなわち前側に沿って前側ガイドレール11が設けられており、この前側ガイドレール11の上端部11Aの接線方向Yは上スプロケット9の回転軌跡12の上部にほぼ点接触するように配置されて、前記上端部11Aは上スプロケット9に近接している。一方、前側ガイドレール11の下端部11Bは、前記底面2に近接してほぼ半円に後方へ湾曲した折り返しガイドレール12が形成されている。また、折り返しガイドレール12の後側に位置する先端12Aには、主スクリーン3の下流側すなわち後側に後側ガイドレール13が設けられている。前記前側ガイドレール11は後述するチェーン14を前後間で挟むように所定の間隔を有して前側部15及び後側部15Aを有しており、前側部15は、下端11Bよりフレーム下部6のほぼ上部まで設けられ、一方後側部15Aは下端11Bより上端11Aまで設けられている。折り返しガイドレール12はチェーン14を上下間で挟むように所定の間隔を有して下側部16及び上側部16Aを有し、さらに後側ガイドレール13は、チェーン14を後前間で挟むように所定の間隔を有して後側部17及び前側部17Aを有しており、後側ガイドレール13の上端13Aはフレーム下部6のほぼ上部に延設している。そして、前側部15と下側部16と後側部17は連続し、また後側部15Aと上側部16Aと前側部17Aは連続している。
【0013】
上スプロケット9と折り返しガイドレール12側に掛け渡された無端状のチェーン14は、左右一対設けられ、前記前側、折り返し及び後側ガイドレール11,12,13に沿って、前側ガイドレール11で上昇し上スプロケット9で下方へ折り返し、後側ガイドレール13で下降し、折り返しガイドレール12で上方へ折り返して循環走行するものである。
【0014】
さらに、前記上スプロケット9と後側ガイドレール13の上端13Aとの間のチェーン14の経路14Aの途中のくの字形の経路部14Bの内側にアイドルスプロケット18を設ける。アイドルスプロケット18はチェーン14を案内するために遊転するスプロケットであって、フレーム上部7を介して軸着する。そして、このアイドルスプロケット18にチェーン14の張力を調整するための軸芯位置調整装置19を設ける。軸芯位置調整装置19は、経路部14Bに対して直交して外側に長孔20をフレーム上部7に形成し、この長孔20にアイドルスプロケット18の軸21を軸受21Aを直接的或いは間接的に介して挿通すると共に、前記軸21を長孔20に沿って移動できるようにしておく。さらに、前記軸21を長孔20の適所に前記軸受21Aを介して固定するように固定手段22を設けている。固定手段22は、例えばフレーム上部7と一体な雌螺子部22Aとブラケット7Aに螺子軸22Bを長孔20の方向に貫通すると共にその先端22Cを経路部14Bに対向している。一方軸21又は軸受21Aと直接的或いは間接的に取付部材22Eを一体に設ける。この取付部材22Eはフレーム上部7に沿って摺動して移動できるようになっている。そして、先端22Cを取付部材22Eの当接受け部22Dに押圧するように当接させることにより、前記軸21を経路部14Bの張力に抗して長孔20の適所に固定できるようになっている。尚、7Bはフレーム上部7の表面に添着した補強板である。したがって、螺子軸22Bを回動することにより雌螺子部22A螺合して螺子軸22Bを進退することにより、取付部材22E、ひいては軸21、軸受21Aを長孔20に転動或いは摺動してその位置を調整することができるものである。
【0015】
そして、チェーン14は、一対のチェーンリンク23と、このチェーンリンク23の端部に図示しないピンを介して回転可能に支持された合成樹脂製のローラ24とを組として、これらを多数組連結してチェーンローラが構成されている。前記左右のチェーン14間には、レーキ25が渡して固定してあり、レーキ25は両端部が左右のチェーン14のチェーンリンク23に連結されている。また、レーキ25には、該レーキ25の進行方向とほぼ直交する平板状の櫛歯26,27をそれぞれ複数有している。そして、櫛歯26は、前記主スクリーン3のバー5間を通るものである。また、櫛歯27は、底面2に立設した補助スクリーン28を通るものである。尚、図中29はモータで、このモータ29は、駆動用チェーン30を介して前記上スプロケット9に動力を伝達し、前記チェーン14を駆動するものである。また、31は上スプロケット9の後側の下方に位置する回収した塵芥類を収容する収容部である。
【0016】
さらに、前側ガイドレール11の上端11Aと上スプロケット9とのチェーン14の経路14Aに前記チェーン14が転動又は摺動する案内ローラ32を前記フレーム上部7に設ける。これは前側ガイドレール11の上端11A側と上スプロケット9におけるチェーン14の係合始端、すなわち前記接線Yがほぼ点接触する箇所との間に、案内ローラ32を設けるものであり、案内ローラ32は前記前側ガイドレール11の経路14A、すなわち上端11Aの接線Yにほぼ沿って1又は複数配置されるものであって、案内ローラ32の回転中心軸芯33は立設したフレーム上部7の内側に向けて、該フレーム上部の縦方向に直交し、かつ案内ローラ32の周面上部にチェーン14におけるチェーンリンク23または、及びローラ24の下部が転動又は摺動するように配置されている。
【0017】
つぎに、前記の構成について、その作用を説明する。除塵機において、チェーン14の張力の調整を行うとき、例えば張力を強めるときは、固定手段22を緩めて軸受21Aを介して軸21を長孔20の内側(図1では斜め上方)に移動し、そして再び固定手段22を締めて軸21を長孔20に固定することにより、チェーン14の経路14Aを長くして、チェーン14を張ることができる。
【0018】
そして、モータ29の駆動により、チェーン14が図1において時計回り方向へ回り、このチェーン14とともにレーキ25が循環走行する。そして、主スクリーン3の前側において上昇するレーキ25が、水路1中を流れ主スクリーン3の前側、すなわち上流側に捕捉された塵芥類を櫛歯26により掻き上げ、除去する。掻き上げられた塵芥は、レーキ25が上スプロケット9を回って反転することにより、収容部31へ落下する。その後、レーキ25は、主スクリーン3の後側を下降し、折り返しガイドレール12に沿ってで主スクリーン3の下端を回って反転し、再び主スクリーン3の前側を上昇する。そして、折り返しガイドレール12に沿ってレーキ25が回っている間に、レーキ25の櫛歯27が補助スクリーン28のバー間を通って、この補助スクリーン28に捕捉された塵芥類を連行して引き上げていく。
【0019】
このようにチェーン14とともにレーキ25が循環走行するとき、チェーン14は前記前側、折り返し及び後側ガイドレール11,12,13に沿って、前側ガイドレール11で上昇し上スプロケット9で下方へ折り返し、後側ガイドレール13で下降し、折り返しガイドレール12で上方へ折り返して循環走行すると共に、これら前側、折り返し及び後側ガイドレール11,12,13において、チェーン14は連続した前側部15と下側部16と後側部17と、これらとチェーン14の転動又は摺動のため所定間隔に離れて形成される連続した後側部15Aと上側部16Aと前側部17Aとの間に挟まれるようにして案内されながら転動又は摺動する。そして、このようなチェーン14とともにレーキ25が循環走行のとき、チェーン14が前側ガイドレール11の上端11Aから上スプロケット9に向けて走行するときに、チェーンリンク23とローラ24は、前記接線方向Yに配置される案内ローラ32に転動又は摺動して、チェーン14は前記接線Yに沿って移動した後に、上スプロケット9に係合することができる。このためにチェーン14が前側ガイドレール11の上端11Aから上スプロケット9の間において屈曲するようなことはなく、この結果チェーン14は前側ガイドレール11の上端11Aから上スプロケット9へ案内ローラ32によりスムーズに移行することができる。
【0020】
以上のように、前記実施形態では水路1上の前記主スクリーン3の後側の左右両側にチェーン14を案内するアイドルスプロケット18を設けると共に、前記アイドルスプロケット18に軸芯位置調整装置19を設けたことにより、アイドルスプロケット18の軸芯位置調整装置19を操作することにより、チェーン14の経路部14Bを変更して簡単に調整を行うことができる。また、フレーム上部7の上部には軸受10などが配置されることとなるので、平板状のフレーム上部7の外観を向上することができる。
【0021】
また、前側ガイドレール11の上端11Aと上スプロケット9とのチェーン14の経路14Aに前記チェーン14が転動又は摺動する案内ローラ32を前記フレーム上部7に設けることにより、前側ガイドレール11の上端11Aと上スプロケット9との間においてはチェーン14は動きが規制されて無駄な動きをすることなくスムーズな作動ができる。
【0022】
さらに、前記前側ガイドレール11の下端11Bを後方へ折り返して折り返しガイドレール12を設けると共に、この折り返しガイドレール12の先端12Aを前記上スプロケット9の方向に延設して後側ガイドレール13を設け、前記後側ガイドレール13は前記チェーン14を挟むように前側部17Aと後側部17が設けられるので、チェーン14は、後側ガイドレール13の前側部17Aと後側部17に挟まれるようにして走行し、主スクリーン3の後側においてチェーン14は無駄な動きがなく、スムーズな作動ができる。
【0023】
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明は、水路の左右に配置されたフレーム間の上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの水路上流側の左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側ガイドレールに沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンを設けたレーキと、前記主スクリーンの上方の左右両側に設けられ前記チェーンをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケットとを有する除塵機において、前記水路上の前記主スクリーンの後側の左右両側に前記チェーンを案内するアイドルスプロケットを設けると共に、前記アイドルスプロケットに軸芯位置調整装置を設けたことを特徴とする除塵機であり、チェーンの張力等の調整にあっては上スプロケットより下方に位置するアイドルスプロケットを移動することにより、簡単に調整を行うことができる。
【0025】
請求項2の発明は、水路の左右に配置されたフレーム間の上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側ガイドレールに沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンを設けたレーキと、前記主スクリーンの上方の左右両側に設けられ前記チェーンをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケットとを有する除塵機において、前記前側ガイドレールの上端と前記上スプロケットとの前記チェーンの経路に前記チェーンが転動又は摺動する案内ローラを前記フレームに設けたことを特徴とする除塵機であり、チェーンは前側ガイドレールの上端と上スプロケットとの間において動きが規制されて無駄な動きをすることなくスムーズな作動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す一部を拡大断面とした斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す案内ローラの斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すアイドルスプロケットの正面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示すアイドルスプロケットの断面図である。
【符号の説明】
1 水路
3 主スクリーン
4 フレーム
9 上スプロケット
11 前側ガイドレール
14 チェーン
14A 経路
18 アイドルスプロケット
19 軸芯位置調整装置
25 レーキ
32 案内ローラ
Claims (2)
- 水路の左右に配置されたフレーム間の上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの水路上流側の左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側ガイドレールに沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンを設けたレーキと、前記主スクリーンの上方の左右両側に設けられ前記チェーンをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケットとを有する除塵機において、前記水路上の前記主スクリーンの後側の左右両側に前記チェーンを案内するアイドルスプロケットを設けると共に、前記アイドルスプロケットに軸芯位置調整装置を設けたことを特徴とする除塵機。
- 水路の左右に配置されたフレーム間の上下に配設された主スクリーンと、前記主スクリーンの左右両側に配置される前側ガイドレールと、前記主スクリーンの前側で該前側ガイドレールに沿って上昇し後側で下降して循環走行すると共に左右両側に前記ガイドレールを転動又は摺動するチェーンを設けたレーキと、前記主スクリーンの上方の左右両側に設けられ前記チェーンをそれぞれ案内してレーキを反転させる上スプロケットとを有する除塵機において、前記前側ガイドレールの上端と前記上スプロケットとの前記チェーンの経路に前記チェーンが転動又は摺動する案内ローラを前記フレームに設けたことを特徴とする除塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003100850A JP2004308174A (ja) | 2003-04-03 | 2003-04-03 | 除塵機 |
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Publications (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015206194A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 富士工機産業株式会社 | 複合除塵機 |
KR200479579Y1 (ko) | 2013-02-21 | 2016-02-15 | (주)와이즈엔텍 | 양축형 로터리 제진기와 제진기의 체인 장력조절장치 |
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- 2003-04-03 JP JP2003100850A patent/JP2004308174A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070925 |