JP2576238B2 - 自動除塵機におけるレーキ伸縮装置 - Google Patents
自動除塵機におけるレーキ伸縮装置Info
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- JP2576238B2 JP2576238B2 JP27151789A JP27151789A JP2576238B2 JP 2576238 B2 JP2576238 B2 JP 2576238B2 JP 27151789 A JP27151789 A JP 27151789A JP 27151789 A JP27151789 A JP 27151789A JP 2576238 B2 JP2576238 B2 JP 2576238B2
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- JP
- Japan
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- rake
- chain
- dust remover
- telescopic shaft
- guide
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、水路または水門に張設したスクリーンに
引っ掛かった夾雑物や底部の沈殿物を掻き揚げて除去す
る自動除塵機の改良に関するものである。
引っ掛かった夾雑物や底部の沈殿物を掻き揚げて除去す
る自動除塵機の改良に関するものである。
［従来の技術］ 水路または水門に張設したスクリーンの背後にチェー
ンドライブ式の掻揚レーキを配設し、前記スクリーンに
引っ掛かった塵芥その他の夾雑物や底部の沈殿物をレー
キによって掻き揚げ除去するようにした自動除塵機は従
来公知である。（実開昭55−31808,実開昭56−110125,
特開昭52−118931公報参照） ［この発明が解決しようとする課題］ これら従来公知の自動除塵機においては、第５図に示
すようにチェーン10′にレーキ14′が固定されているた
め、レーキ14′昇降のために機体の前面および背面にそ
れぞれA,Bで示す突出巾を必要とし、地上にその通過巾
Ｃに相当する開口部を設けなければならないので、設置
部開口の狭少な現場には適用できず、開口部が小さいと
土木構造物の手直しを必要とするという問題点があっ
た。
ンドライブ式の掻揚レーキを配設し、前記スクリーンに
引っ掛かった塵芥その他の夾雑物や底部の沈殿物をレー
キによって掻き揚げ除去するようにした自動除塵機は従
来公知である。（実開昭55−31808,実開昭56−110125,
特開昭52−118931公報参照） ［この発明が解決しようとする課題］ これら従来公知の自動除塵機においては、第５図に示
すようにチェーン10′にレーキ14′が固定されているた
め、レーキ14′昇降のために機体の前面および背面にそ
れぞれA,Bで示す突出巾を必要とし、地上にその通過巾
Ｃに相当する開口部を設けなければならないので、設置
部開口の狭少な現場には適用できず、開口部が小さいと
土木構造物の手直しを必要とするという問題点があっ
た。
この発明は、上記問題点を解決することを課題とし、
設置部開口の狭少な現場にも適用可能な自動除塵機を提
供しようとするものである。
設置部開口の狭少な現場にも適用可能な自動除塵機を提
供しようとするものである。
［課題を解決するための手段］ この発明は上記課題を解決するための手段を提供する
ものであって、水路または水門に張設したスクリーンの
背後にチェーンドライブ式の掻揚レーキを配設し、前記
スクリーンに引っ掛かった塵芥その他の夾雑物や底部の
沈殿物をレーキによって掻き揚げ除去するようにした自
動除塵機において、掻揚チェーン10に支持されたレーキ
軸12に等間隔に複数個のスライド軸受13を固定し、該ス
ライド軸受13に前後摺動自在に支持されたレーキ14の基
端部をレーキ伸縮軸15に固定し、該レーキ伸縮軸15の左
右両端にローラ17を取り付け、前記掻揚チェーン10の回
動を案内するチェーンガイド８と前記ローラ17の回動を
案内するローラガイド９との間隔を、機体の前面におい
ては小（l1）とし背面においては大（l2）としたことを
特徴とする除塵機のレーキ伸縮装置を要旨とするもので
ある。
ものであって、水路または水門に張設したスクリーンの
背後にチェーンドライブ式の掻揚レーキを配設し、前記
スクリーンに引っ掛かった塵芥その他の夾雑物や底部の
沈殿物をレーキによって掻き揚げ除去するようにした自
動除塵機において、掻揚チェーン10に支持されたレーキ
軸12に等間隔に複数個のスライド軸受13を固定し、該ス
ライド軸受13に前後摺動自在に支持されたレーキ14の基
端部をレーキ伸縮軸15に固定し、該レーキ伸縮軸15の左
右両端にローラ17を取り付け、前記掻揚チェーン10の回
動を案内するチェーンガイド８と前記ローラ17の回動を
案内するローラガイド９との間隔を、機体の前面におい
ては小（l1）とし背面においては大（l2）としたことを
特徴とする除塵機のレーキ伸縮装置を要旨とするもので
ある。
［実施例］ 第１図ないし第４図に本発明の実施例を示す。
図中１は水路底面、２は水路左右の側壁、３は水上部
の床面、４は底面１上に設置された機体ベースである。
の床面、４は底面１上に設置された機体ベースである。
５は夾雑物除去用のスクリーンであって、水路底面１
から水面上に立ち上がり頂部で反転して裏面カバー６と
接続され、該カバー６を介して床面３に固定されてい
る。
から水面上に立ち上がり頂部で反転して裏面カバー６と
接続され、該カバー６を介して床面３に固定されてい
る。
７はチャンネル状のチェーンガイド８およびローラガ
イド９を備えたガイドケースであって、前記側壁２に固
定されている。
イド９を備えたガイドケースであって、前記側壁２に固
定されている。
10は前記チェーンガイド８に案内されて回動するエン
ドレスの掻揚チェーンであって、チェーンアタッチメン
ト11を介してレーキ軸12を支持している。
ドレスの掻揚チェーンであって、チェーンアタッチメン
ト11を介してレーキ軸12を支持している。
このレーキ軸12には等間隔に複数個のスライド軸受13
が固定され、レーキ14を前後摺動自在に支持している。
レーキ14の基端部はレーキ伸縮軸15に固定され、該レー
キ伸縮軸15の左右両端にはローラ取付座16を介してロー
ラ17が取り付けられており、このローラ17は前記ローラ
ガイド９に係合している。
が固定され、レーキ14を前後摺動自在に支持している。
レーキ14の基端部はレーキ伸縮軸15に固定され、該レー
キ伸縮軸15の左右両端にはローラ取付座16を介してロー
ラ17が取り付けられており、このローラ17は前記ローラ
ガイド９に係合している。
18は前記床面３上に設置された掻揚夾雑物の受入箱、
19は掻揚チェーン10駆動用の上部スプロケットホイル、
20は同じく水路底面付近に設置された従動用の下部スプ
ロケットホイルである。
19は掻揚チェーン10駆動用の上部スプロケットホイル、
20は同じく水路底面付近に設置された従動用の下部スプ
ロケットホイルである。
掻揚チェーン10は前記上下の両スプロケットホイル1
9,20間に掛合されており、上部スプロケットホイル19を
駆動することにより、掻揚チェーン10がチェーンガイド
８に案内されて回動し、一方、レーキ伸縮軸12両端のロ
ーラ10はローラガイド９に案内されて回動するようにな
っている。
9,20間に掛合されており、上部スプロケットホイル19を
駆動することにより、掻揚チェーン10がチェーンガイド
８に案内されて回動し、一方、レーキ伸縮軸12両端のロ
ーラ10はローラガイド９に案内されて回動するようにな
っている。
チェーンガイド８は上下のスプロケットホイル19,20
間に掛合されたチェーン10の軌跡に沿って配設されてい
るが、一方、ローラガイド９は、第１図，第２図に示す
ように上下のスプロケットホイル19,20の中心軸線ａよ
り前方に偏倚して配設され、平行するチェーンガイド８
とローラガイド９の直線部間の距離は前面においては小
で背面においては大となっている。（図においてl
1＜２） ［作用］ 本発明は上記の構成を有するため、レーキ14は機体の
前面においては、突出位置1aの状態で上昇してスクリー
ン５に引っ掛かった夾雑物を掻揚げ、位置2aを経て受入
箱18に排出し、機体の背面においては、位置3aから順次
引込位置4aとなって降下し、底面１との干渉を防止しな
がら位置5aを経て再び突出位置1aに戻る。
間に掛合されたチェーン10の軌跡に沿って配設されてい
るが、一方、ローラガイド９は、第１図，第２図に示す
ように上下のスプロケットホイル19,20の中心軸線ａよ
り前方に偏倚して配設され、平行するチェーンガイド８
とローラガイド９の直線部間の距離は前面においては小
で背面においては大となっている。（図においてl
1＜２） ［作用］ 本発明は上記の構成を有するため、レーキ14は機体の
前面においては、突出位置1aの状態で上昇してスクリー
ン５に引っ掛かった夾雑物を掻揚げ、位置2aを経て受入
箱18に排出し、機体の背面においては、位置3aから順次
引込位置4aとなって降下し、底面１との干渉を防止しな
がら位置5aを経て再び突出位置1aに戻る。
また、第２図に示すように、ローラガイド９の設定位
置を適宜変更することによって、前記レーキ14の突出位
置1aを、1a′〜1a″とすることができる。
置を適宜変更することによって、前記レーキ14の突出位
置1aを、1a′〜1a″とすることができる。
したがって、レーキ14を機体の前面においては夾雑物
の掻揚げに必要な突出位置1aを保ち、一方、背面におい
てはおいては、引込位置4aとすることができ、機体の背
面におけるレーキ14の突出長さが大巾に縮小されるの
で、その昇降に要する通過巾を縮減することができる。
の掻揚げに必要な突出位置1aを保ち、一方、背面におい
てはおいては、引込位置4aとすることができ、機体の背
面におけるレーキ14の突出長さが大巾に縮小されるの
で、その昇降に要する通過巾を縮減することができる。
［効果］ 本発明によれば、掻揚チェーン10に支持されたレーキ
軸12に等間隔に複数個のスライド軸受13を固定し、該ス
ライド軸受13に前後摺動自在に支持されたレーキ14の基
端部をレーキ伸縮軸15に固定し、該レーキ伸縮軸15の左
右両端にローラ17を取り付け、前記掻揚チェーン10の回
動を案内するチェーンガイド８と前記ローラ17の回動を
案内するローラガイド９との間隔を、機体の前面におい
ては小（l1）とし背面においては大（l2）としたことに
よって、機体の背面におけるレーキ14の突出長さを大巾
に縮小することができるので、レーキ昇降に必要な地上
開口巾を小さくすることができ、池上面の取付部が狭い
場合でも設置が可能となる効果がある。
軸12に等間隔に複数個のスライド軸受13を固定し、該ス
ライド軸受13に前後摺動自在に支持されたレーキ14の基
端部をレーキ伸縮軸15に固定し、該レーキ伸縮軸15の左
右両端にローラ17を取り付け、前記掻揚チェーン10の回
動を案内するチェーンガイド８と前記ローラ17の回動を
案内するローラガイド９との間隔を、機体の前面におい
ては小（l1）とし背面においては大（l2）としたことに
よって、機体の背面におけるレーキ14の突出長さを大巾
に縮小することができるので、レーキ昇降に必要な地上
開口巾を小さくすることができ、池上面の取付部が狭い
場合でも設置が可能となる効果がある。
第１図および第２図はレーキ運行状態を示す側面図、第
３図は要部の斜視図、第４図はガイド部の断面図、第５
図は従来例の説明図である。 1:水路底面 2:水路側壁 3:水上部の床面 4:機体ベース 5:スクリーン 6:裏面カバー 7:ケース 8:チェーンガイド 9:ローラガイド 10:掻揚チェーン 11:チェーンアタッチメント 12:レーキ軸 13:スライド軸受 14:レーキ 15:レーキ伸縮軸 16:ローラ取付座 17:ローラ 18:掻揚夾雑物の受入箱 19:上部スプロケットホイル 20:上部スプロケットホイル
３図は要部の斜視図、第４図はガイド部の断面図、第５
図は従来例の説明図である。 1:水路底面 2:水路側壁 3:水上部の床面 4:機体ベース 5:スクリーン 6:裏面カバー 7:ケース 8:チェーンガイド 9:ローラガイド 10:掻揚チェーン 11:チェーンアタッチメント 12:レーキ軸 13:スライド軸受 14:レーキ 15:レーキ伸縮軸 16:ローラ取付座 17:ローラ 18:掻揚夾雑物の受入箱 19:上部スプロケットホイル 20:上部スプロケットホイル
Claims (1)
- 【請求項１】水路または水門に張設したスクリーンの背
後にチェーンドライブ式の掻揚レーキを配設し、前記ス
クリーンに引っ掛かった塵芥その他の夾雑物や底部の沈
殿物をレーキによって掻き揚げ除去するようにした自動
除塵機において、掻揚チェーン（10）に支持されたレー
キ軸（12）に等間隔に複数個のスライド軸受（13）を固
定し、該スライド軸受（13）に前後摺動自在に支持され
たレーキ（14）の基端部をレーキ伸縮軸（15）に固定
し、該レーキ伸縮軸（15）の左右両端にローラ（17）を
取り付け、前記掻揚チェーン（10）の回動を案内するチ
ェーンガイド（８）と前記ローラ（17）の回動を案内す
るローラガイド（９）との間隔を、機体の前面において
は小（l1）とし背面においては大（l2）としたことを特
徴とする除塵機のレーキ伸縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27151789A JP2576238B2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 自動除塵機におけるレーキ伸縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27151789A JP2576238B2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 自動除塵機におけるレーキ伸縮装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03137312A JPH03137312A (ja) | 1991-06-11 |
| JP2576238B2 true JP2576238B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=17501173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27151789A Expired - Lifetime JP2576238B2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 自動除塵機におけるレーキ伸縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576238B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101995902B1 (ko) * | 2018-12-21 | 2019-07-04 | 안병욱 | 자동 승강식 제진기 |
-
1989
- 1989-10-20 JP JP27151789A patent/JP2576238B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03137312A (ja) | 1991-06-11 |
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