JPH0735854Y2 - 走行形自動除塵機 - Google Patents

走行形自動除塵機

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Publication number
JPH0735854Y2
JPH0735854Y2 JP1984061683U JP6168384U JPH0735854Y2 JP H0735854 Y2 JPH0735854 Y2 JP H0735854Y2 JP 1984061683 U JP1984061683 U JP 1984061683U JP 6168384 U JP6168384 U JP 6168384U JP H0735854 Y2 JPH0735854 Y2 JP H0735854Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rake
body frame
dust remover
screen
chain
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1984061683U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60172838U (ja
Inventor
民夫 五十嵐
義仁 奈良崎
次郎 中島
一太郎 小野沢
Original Assignee
日立プラント建設株式会社
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Publication date
Application filed by 日立プラント建設株式会社 filed Critical 日立プラント建設株式会社
Priority to JP1984061683U priority Critical patent/JPH0735854Y2/ja
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は走行形自動除塵機に係り、特に走行台車上に
設けた駆動装置によりギヤラツクを介して本体を昇降さ
せて複数の水路のスクリーンかすを1台で掻揚げる機能
を備えた走行形自動除塵機に関する。
〔従来の技術〕
従来この種装置は1水路に1台宛設置することが多く、
水路数の除塵機が必要である。このような構成にあって
は、設備費が高くなる欠点が有り、またスクリーンにス
クリーンかすがたまるまで装置を停止させておくため無
駄が多すぎる欠点がある。さらに、一般にレーキの幅は
本体フレームの幅より狭いことが多く、水路両側面に掻
き残しができ、スクリーン損失水頭が大きくなり、スク
リーンかすが腐敗する等の欠点があるものが多い。この
ような観点から、複数の水路にわたって移動し、1台の
除塵機によって複数の水路を除塵させる構成のものも提
案されている。しかし、この種の除塵機では掻揚ストロ
ークを確保しつつ水路変更に伴う移動に際して水路壁が
障害にならないようにレーキを上昇させるため、駆動機
構の大型化や移動操作の煩雑さの他、除塵機の全高が高
くなり、屋内設置型の除塵機の場合には建屋コストの増
大を招く等の問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案の目的は、除塵対象の水路の変更を行う場合にも
迅速に作業できるとともに、掻揚ストロークを十分に確
保しつつ機高を小さくして小型化を図ることができ、こ
れによって屋内型の場合にも建屋コストを低減すること
ができるようにした走行型自動除塵機を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は複数の水路のそれぞれに設置されたスクリー
ンへの掻揚操作をなすレーキを備えた除塵装置であっ
て、前記、複数の水路の床面上を水路の直角方向に横切
って走行する台車と、この台車にピニオンラック機構に
より昇降可能に取付けた本体フレームと、この本体フレ
ームに設けられエンドレスに駆動するチェンと、このチ
ェンの駆動によって前記スクリーンに対して平行に昇降
移動するとを備え、レーキの掻揚ストロークは最初は前
記ピニオンラック機構による本体フレームの上昇移動に
よって行い、次いで前記チェンの駆動による本体フレー
ムに対するレーキ自体の上昇移動によって行う2段動作
とされたことを特徴とする。
〔実施例〕
第1図はこの考案に係る走行形自動除塵機の1実施例の
側面図、第2図は正面図を示す。
水路1に直角方向に床面2上に敷設した走行レール3の
上を走行する台車4の上に昇降する本体フレーム5を設
ける。
本体フレーム5には、上部スプロケットホイル6、下部
スプロケットホイル7を固定しこの間にエンドレスに結
合されたチェン8を張設する。上部スプロケットホイル
6は掻揚電動機9よりチェン10、スプロケットホイル1
1、12、軸13を介して矢印方向に回転される。水路1に
付設されたスクリーン14に平行に本体フレーム5の側面
上に直線状のガイドレール15を付設する。
その一端16をチェン8に固定し、他端17は他端17に固定
したローラ18をガイドレール15に沿って転動させること
によってレーキのスクリーンへの近接離反を図るリンク
19を設ける。
リンク19の中間点と端部17に夫々ピン20、21を固定し、
このピン20、21を介して平行にリンク22、23を回動自在
に固定する。レーキアーム24の下端にはレーキ25を付設
し、中間部にはピン26を介してリンク23を回動自在に固
定し、上端はピン27を介してリンク22を回動自在に固定
する。レーキアーム24は、本体フレーム5とスクリーン
14との間にあるようにしてスクリーンの全幅掻揚を可能
とする。レーキアーム24の上端より突出したロツド28の
周囲にばね29を装着し、レーキ25のスクリーン14に対す
る過負荷を防止する。
リンク22の他端には長孔30を付設し、この長孔30の内部
に前記ロツド28、ばね29を装入、装着する。
リンク19にはリンク23の運動の上限、下限を制限するス
トツパ31、32を付設する。
レーキアーム24はチェン8の矢印方向の運動によりスク
リーン14に近接して上昇してレーキ25によりスクリーン
かすを掻き揚げ、シユート33の斜面33Aを上昇し、台車
4のフレーム4に回動自在に固定したワイパ35によつて
レーキ25上のスクリーンかすを掻き落されてシユート33
内に落下させることができる。水路の底面上に砂が堆積
していてレーキ25が砂面に当接するときは、リンク22、
23の角度が変化してレーキアーム24を上昇させて過負荷
を防止する。
次に本体フレーム5の昇降装置について説明する。
本体フレーム5の側面に直線状の大歯車の列即ちギヤラ
ツク36を固定する。台車4のフレーム34に固定した昇降
電動機37より減速装置38を経てピニオン39(小歯車)を
駆動し、これを前記ギヤラック36とかみ合わせて、本体
フレーム5を昇降させる。本体フレーム5の案内は、台
車4のフレーム34に固定したローラ40、41によつて行
う。
次に運転方法について説明する。
第3図は運転方法を示す説明図である、運転は昇降を床
面2上で一旦停止する2段階方式とする。第3図(a)
は本体フレームが下降する状態を示し、この間レーキは
停止している。
第3図(b)は本体フレームが下降して下限において停
止した状態を示し、本体フレームの下降停止後にレーキ
の下降運動を開始し、図示の位置において、スクリーン
にかみ合った状態でレーキを停止する。
第3図(c)は本体フレームの上昇する状態を示し、こ
の間レーキは停止したままでスクリーンかすを掻き揚げ
る。
第3図(d)は本体フレームが上昇して上限において停
止した状態を示し、本体フレームが上昇停止後にレーキ
の上昇運動を開始し、図示の位置において、停止しワイ
パによってスクリーンかすを掻き落される。
次に走行台車を図示しまい走行電動機によつて駆動して
隣接水路へ移動する。
隣接水路への移動の後、下降動作に入るが、これは上記
掻揚操作と逆の手順をとり、最初にフレームを下降さ
せ、下降端に達した後、チェンを駆動してレーキの下降
動作を行わせるのである。これにより下降操作も2段階
操作によって行われ、掻揚開始までの操作が迅速に行わ
れるものとなる。
〔考案の効果〕
この考案は複数の水路のスクリーンかす掻揚を1台の機
械でおこなうことができ、かつ、掻揚運動を2段動作と
したので、従来の単一レーキ式除塵機より機高を低くす
ることができ、水路の変更は掻揚作業に続けて迅速に行
われ、もって水路変更のための独立した駆動源を要しな
いとう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る走行形自動除塵機の1実施例の
側面図、第2図は正面図、第3図は運転方法の説明図を
示す。 4…台車、5…本体フレーム 8…チェン、9…掻揚電動機 13…スクリーン、14…ガイドレール 18…リンク、22、23…リンク 24…レーキアーム、25…レーキ 33…シユート、36…ギヤラツク 37…昇降電動機、39…ピニオン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−172524(JP,U) 実開 昭54−79723(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の水路のそれぞれに設置されたスクリ
    ーンへの掻揚操作をなすレーキを備えた除塵装置であっ
    て、前記、複数の水路の床面上を水路の直角方向に横切
    って走行する台車と、この台車にピニオンラック機構に
    より昇降可能に取付けた本体フレームと、この本体フレ
    ームに設けられエンドレスに駆動するチェンと、このチ
    ェンの駆動によって前記スクリーンに対して平行に昇降
    移動するレーキとを備え、レーキの掻揚ストロークは最
    初は前記ピニオンラック機構による本体フレームの上昇
    移動によって行い、次いで前記チェンの駆動による本体
    フレームに対するレーキ自体の上昇移動によって行う2
    段動作とされたことを特徴とする走行形自動除塵装置。
JP1984061683U 1984-04-26 1984-04-26 走行形自動除塵機 Expired - Lifetime JPH0735854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984061683U JPH0735854Y2 (ja) 1984-04-26 1984-04-26 走行形自動除塵機

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Publication Number Publication Date
JPS60172838U JPS60172838U (ja) 1985-11-15
JPH0735854Y2 true JPH0735854Y2 (ja) 1995-08-16

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JP1984061683U Expired - Lifetime JPH0735854Y2 (ja) 1984-04-26 1984-04-26 走行形自動除塵機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014020158A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Hazama Kisetsu Kogyo Kk モノレーキ除塵機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626014Y2 (ja) * 1977-11-16 1981-06-19
JPS58172524U (ja) * 1982-05-14 1983-11-18 荏原インフイルコ株式会社 走行型除塵機

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JP2014020158A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Hazama Kisetsu Kogyo Kk モノレーキ除塵機

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JPS60172838U (ja) 1985-11-15

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