JP2004307850A - 微小樹脂粒子含有o/w型エマルションを製造する方法、内部架橋した微小樹脂粒子含有o/w型エマルション、カチオン電着塗料組成物及び塗装物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カチオン性基又はアニオン性基を有する樹脂(A)、上記樹脂(A)中のカチオン性基又はアニオン性基の20〜150モル%を中和する酸又は塩基(B)、油相中に分散した平均粒子径0.01〜0.2μmの内部架橋した微小樹脂粒子(C)及び水性媒体(D)からなるW/O型エマルション(Y)に、更に水性媒体(D)を添加していくことでO/W型エマルション(Z)に相転換する工程からなるエマルション粒子中に微小樹脂粒子を内包し、エマルション粒子の平均粒子径が0.02〜0.3μmである内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションを製造する方法。
Description
第2の本発明は、上記現状に鑑み、安定性が高く、カチオン電着塗料として好適に用いることができる内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションを提供することを目的とするものである。
第3の本発明は、エッジ部での防錆性、塗膜の平滑性に優れ、油はじきを抑制する塗膜を得ることができ、浴安定性、電着特性、塗膜の耐水性等にも優れたカチオン電着塗料組成物を提供することを目的とするものである。
上記工程(1−1)は、更に、疎水性樹脂(H)を混合しても良い。
上記内部架橋した微小樹脂粒子(C)は、エポキシ樹脂(A)に対して、1〜100質量%含まれるものであることが好ましい。
上記内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションは、エマルション粒子径が0.02〜0.3μmであることが好ましい。
第4の本発明は、上記カチオン電着塗料組成物を電着塗装することにより得られることを特徴とする塗装物でもある。
以下に、本発明を詳細に説明する。
上記樹脂(A)がアミノ基含有エポキシ樹脂である場合は、原料エポキシ樹脂分子内のエポキシ環を、1級アミン、2級アミン又は3級アミン酸塩等のアミン類との反応によって開環して製造することができる。上記原料エポキシ樹脂としては特に限定されず、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS、フェノールノボラック、クレゾールノボラック等の多環式フェノール化合物とエピクロルヒドリンとの反応生成物であるポリフェノールポリグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、ジイソシアネート化合物、又は、ジイソシアネート化合物のNCO基をメタノール、エタノール等の低級アルコールでブロックして得られたビスウレタン化合物と、エピクロルヒドリンとの反応によって得られるオキサゾリドン環含有エポキシ樹脂等を挙げることができる。
上記疎水性ポリエステル樹脂は、ポリオールとポリカルボン酸又は酸無水物とのポリエステル化によって得ることができる。上記ポリオールとしては特に限定されず、例えば、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパンの二量体等のテトラオール;トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール等のトリオール;1,9−ノナンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヒドロキシピバリックネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−ブタンジオール、2−メチル−1,3−プロピレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、水添ビスフェノールA、カプロラクトンジオール、ビスヒドロキシエチルタウリン、ダイマー酸の還元体等のジオール類等を挙げることができる。
上記疎水性ポリエステル樹脂は、塗膜に柔軟性、可撓性を付与することができる。また、疎水性樹脂であることから、作業性、特にワキ性を向上することができる。
次いで、上記分散体(V)と上記樹脂(A)とを混合することによって、W/O型エマルション(Y)を調製する[工程(2−2)]。上記工程によって、上記樹脂(A)を含む油相は、分散媒となり、分散体(V)中の水及びこれに溶解する成分がエマルション粒子となる。この際、内部架橋した微小樹脂粒子(C)は、水性媒体からなるエマルション粒子中に分散するのではなく、樹脂(A)からなる油相中に分散する。上記W/O型エマルション(Y)の調製方法としては、特に限定されず、通常のW/O型エマルション調製方法によって行うことができる。
上記疎水性ポリエステル樹脂は、ポリオールとポリカルボン酸又は酸無水物とのポリエステル化によって得ることができる。上記ポリオールとしては特に限定されず、例えば、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパンの二量体等のテトラオール;トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール等のトリオール;1,9−ノナンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヒドロキシピバリックネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−ブタンジオール、2−メチル−1,3−プロピレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、水添ビスフェノールA、カプロラクトンジオール、ビスヒドロキシエチルタウリン、ダイマー酸の還元体等のジオール類等を挙げることができる。
上記疎水性ポリエステル樹脂は、塗膜に柔軟性、可撓性を付与することができる。また、疎水性樹脂であることから、作業性、特にワキ性を向上することができる。
次いで、上記分散体(V)と上記エポキシ樹脂(A−1)並びに上記ブロックイソシアネート(H−1)及び/又は上記メラミン樹脂(H−2)とを混合することによって、W/O型エマルション(Y)を調製する[工程(2−2)]。上記工程によって、上記エポキシ樹脂(A−1)並びに上記ブロックイソシアネート(H−1)及び/又は上記メラミン樹脂(H−2)を含む油相は、分散媒となり、分散体(V)中の水及びこれに溶解する成分がエマルション粒子となる。この際、内部架橋した微小樹脂粒子(C)は、水性媒体からなるエマルション粒子中に分散するのではなく、エポキシ樹脂(A−1)並びにブロックイソシアネート(H−1)及び/又はメラミン樹脂(H−2)からなる油相中に分散する。
第2の本発明の内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションは、カチオン性基を有するエポキシ樹脂(A)、ブロックイソシアネート(H−1)及び/又はメラミン樹脂(H−2)、並びに、粒子径0.01〜0.2μmの内部架橋した微小樹脂粒子(C)からなるものであって、上記内部架橋した微小樹脂粒子(C)は、油相中に分散しているものであるため、特にカチオン電着塗料組成物に使用した場合に、電着塗装によって形成された塗膜を加熱によって硬化させる際の流動性を制御することができる。これによって、エッジカバー性に優れ、エッジ部の防錆性に優れた塗膜を形成することができる。また、塗膜の平滑性にも優れ、油はじきを抑制することができ、浴安定性、電着特性、塗膜の耐水性等にも優れたカチオン電着塗料組成物が得られる。
攪拌機、冷却管、窒素導入管、温度計及び滴下漏斗を装備した反応容器に、2,4−/2,6−トリレンジイソシアネート(質量比=8/2)21.8部、メチルイソブチルケトン(以下MIBKという)88.7部及びジブチル錫ジラウレート0.01部を加えた。ここに室温でメタノール24.4部を添加したところ、発熱により系内の温度は60℃まで昇温した。その後30分間反応を継続した後に、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート132.3部、エチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル29.1部を1時間かけて滴下した。更に反応混合物に、ビスフェノールA−プロピレンオキシド5モル付加体82.0部を添加した。反応は、主に60〜65℃の範囲で行い、IRスペクトルを測定しながらイソシアネート基が消失するまで継続した。
攪拌機、冷却管、窒素導入管、温度計及び滴下漏斗を装備した反応容器に、2,4−/2,6−トリレンジイソシアネート(質量比=8/2)43.6部、メチルイソブチルケトン(以下MIBKという)22.5部及びジブチル錫ジラウレート0.07部を加えた。ここに室温でメタノール19.3部を添加したところ、発熱により系内の温度は60℃まで昇温した。反応は、主に60〜65℃の範囲で行い、IRスペクトルを測定しながらイソシアネート基が消失するまで継続した。
攪拌機、冷却管、窒素導入管、温度計及び滴下漏斗を装備した反応容器に、製造例2で製造したオキサゾリドン環を有するアミン化エポキシ樹脂2を3.6部と氷酢酸0.25部及びイオン交換水159.1部とを加え、75℃で加熱攪拌した。ここに2,2′−アゾビス(2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン))0.6部の酢酸100%中和水溶液を5分かけて滴下した。5分間エージングした後、メチルメタクリレート10部を5分かけて滴下した。更に5分間エージングした後、上記エポキシ樹脂10.7部と氷酢酸0.75部及びイオン交換水75.0部とを混合した溶液にt−ブチルメタクリレート55.0部、4−ヒドロキシブチルアクリレート5.0部及びネオペンチルグリコールジメタクリレート30.0部からなるα,β−エチレン性不飽和モノマー混合物を加え攪拌して得られたプレエマルションを40分かけて滴下した。60分間エージングした後、冷却し、内部架橋した微小樹脂粒子1の分散液を得た。得られた架橋樹脂粒子1の分散液の不揮発分は30%、pHは4.7、平均粒子径は40nmであった。
製造例3で得た水分散粒子をキシレンと混合し、エバポレーターにより減圧下で共沸させることにより水を除去し、キシレンに分散した内部架橋した微小樹脂粒子2を得た。得られた内部架橋した架橋樹脂粒子2のキシレン分散液の不揮発分は30%、平均粒子径は40nmであった。
攪拌機、冷却管、窒素導入管、温度計及び滴下漏斗を装備した反応容器にイソホロンジイソシアネート222.0部を加え、メチルイソブチルケトン39.1部で希釈した後、ジブチル錫ジラウレート0.2部を加えた。50℃に昇温後、2−エチルヘキシルアルコール131.5部を2時間かけて滴下した。適宜冷却を行い、反応温度を50℃に維持することにより、固形分90%のハーフブロック化イソシアネートを得た。
攪拌機、冷却管、窒素導入管、温度計及び滴下漏斗を装備した反応容器に、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート134.0部、MIBK27.7部及びジブチル錫ジラウレート0.2部を加え、80℃に加熱した。内容物を均一に溶解させた後、エチレングリコールモノブチルエーテル94,4部にε−カプロラクタム22.6部を溶解させた溶液を上記反応容器に80℃にて2時間かけて滴下した。温度を100℃まで上げ、4時間加熱してIR分析によりイソシアネート基が消失するまで反応させた。次いで、メチルイソブチルケトン34.9部を加えてブロックイソシアネート硬化剤1を得た。
攪拌機、冷却管、窒素導入管、温度計及び滴下漏斗を装備した反応容器にMIBK56.7部を入れ115℃に加熱攪拌した。ここにt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート5.3部及びMIBK2.4部を混合した溶液とメタクリル酸グリシジル16.0部、スチレン22.6部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート17.5部、メチルメタクリレート18.6部及びn−ブチルアクリレート25.3部からなるモノマー混合物とを3時間で滴下した。30分間エージングした後、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート5.0部及びMIBK5.0部を混合した溶液を30分で滴下し、更に2時間のエージングを行った後、N−メチルエタノールアミン8.5部を作用させることでアミノ基を有するアクリル樹脂1を得た。このアミノ基を有するアクリル樹脂1のアミン価は70mgKOH/g、数平均分子量は4000であった。
攪拌機、冷却管、窒素導入管、温度計及び滴下漏斗を装備した反応容器に、製造例6で製造したアミノ基を有するアクリル樹脂1を3.6部と氷酢酸0.72部及びイオン交換水159.1部とを加え、75℃で加熱攪拌した。ここに2,2′−アゾビス(2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン))0.5部の酢酸100%中和水溶液を5分かけて滴下した。5分間エージングした後、メチルメタクリレート10部を5分かけて滴下した。更に5分間エージングした後、上記アクリル樹脂10.7部と氷酢酸2.16部及びイオン交換水75.0部とを混合した溶液にt−ブチルメタクリレート55.0部、4−ヒドロキシブチルアクリレート5.0部及びネオペンチルグリコールジメタクリレート30.0部からなるα,β−エチレン性不飽和モノマー混合物を加え攪拌して得られたプレエマルションを40分かけて滴下した。60分間エージングした後、冷却し、内部架橋した微小樹脂粒子3の分散液を得た。得られた架橋樹脂粒子3の分散液の不揮発分は30%、pHは4.3、平均粒子径は60nmであった。
攪拌機、冷却管、窒素導入管、温度計及び滴下漏斗を装備した反応容器にMIBK30.0部を入れ115℃に加熱攪拌した。ここにt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート10.0部及びMIBK1.5部を混合した溶液とメタクリル酸3.8部、スチレン2.6部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート25.5部、2−エチルヘキシルアクリレート21.5部及びn−ブチルアクリレート46.5部からなるSP値が10.7であるモノマー混合物とを3時間で滴下した。30分間エージングした後、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート0.3部及びMIBK1部を混合した溶液を30分で滴下し、更に2時間のエージングを行い、カルボキシル基を有するアクリル樹脂1を得た。ポリスチレン換算のGPCにより求められた、このカルボキシル基を有するアクリル樹脂1の数平均分子量は4900、重量平均分子量は12000、酸価は27.0mgKOH/gであった。
攪拌機、冷却管、窒素尊入管、温度計及び滴下漏斗を装備した反応容器に、製造例8で製造したカルボキシル基を有するアクリル樹脂1を3.6部とN,N′−ジメチルエタノールアミン(以下、DMEA)0.11部及びイオン交換水159.1部とを加え、75℃で加熱攪拌した。ここに4,4′−アゾビス(4−シアノ吉草酸)0.5部、DMEA0.31部及びイオン交換水20部の混合物を5分かけて滴下した。5分間エージングした後、メチルメタクリレート10部を5分かけて滴下した。更に5分間エージングした後、上記アクリル樹脂10.7部とDMEA0.33部及びイオン交挽水75.0部とを混合した溶液にt−ブチルメタクリレート55.0部、4−ヒドロキシブチルアクリレート5.0部及びネオペンチルグリコールジメタクリレート30.0部からなるα,β−エチレン性不飽和モノマー混合物を加え攪拌して得られたプレエマルションを40分かけて滴下した。60分間エージングした後、冷却し、内部架橋した微小樹脂粒子4の分散液を得た。得られた架橋樹脂粒子4の分散液の不揮発分は30%、pHは8.5、平均粒子径は60nmであった。
製造例8で得られたカルボキシル基を有するアクリル樹脂1を18.1部、N,N′−ジメチルエタノールアミン1.1部、イオン交換水47.8部、タイペーク酸化チタン(石原産業社製)40.0部を混合し、サンドグラインドミルで粒度5μm以下まで粉砕して顔料分散ペースト2を調製した。
製造例1で得られたオキサゾリドン環を含有したアミン化エポキシ樹脂1及び製造例5で得られたブロックイソシアネート硬化剤1を固形分配合比75:25で均一に混合した後、エチレングリコールモノヘキシルエーテルを固形分に対して8.8%になる量を添加した。更に酢酸水を加えて中和率35.5%となるように中和・攪拌しW/O型エマルションを形成する。ここに製造例3で製造した架橋樹脂粒子1を固形分に対して10%になる量を添加した。次いで、イオン交換水をゆっくりと加えて希釈し、相転換させO/W型エマルションを形成する。固形分が36.0%となるよう、減圧下でMIBKを除去することにより、微小樹脂粒子含有エマルション1を得た。得られた微小樹脂粒子含有エマルション1の不揮発分は38.1%、pHは6.3、平均粒子径は85nmであった。前述のように粒子分布を測定すると単一のピークしか見られなかった。図10に粒子径分布を示した。
製造例1で得られたオキサゾリドン環を含有したアミン化エポキシ樹脂1及び製造例5で得られたブロックイソシアネート硬化剤1を固形分配合比75:25で均一に混合した後、エチレングリコールモノへキシルエーテルを固形分に対して8.8%になる量を添加した。また別にアミン化エポキシ樹脂に対して中和率35.5%となる量の酢酸水と全樹脂固形分の10%に当たる量の微小架橋樹脂粒子1とを混合する。これをイオン交換水で希釈した後、先の樹脂混合物を加えW/O型エマルションを形成する。これに更にイオン交換水をゆっくりと加えて希釈し、相転換させO/W型エマルションを形成する。固形分が36.0%となるよう、減圧下でMIBKを除去することにより、微小樹脂粒子含有エマルション2を得た。得られた微小樹脂粒子含有エマルション2の不揮発分は36.1%、pHは6.3、平均粒子径は85nmであった。前述のように粒子分布を測定すると単一のピークしか見られなかった。図11に粒子径分布を示した。
製造例1で得られたオキサゾリドン環を含有したアミン化エポキシ樹脂1及び製造例5で得られたブロックイソシアネート硬化剤1を固形分配合比75:25で均一に混合した後、エチレングリコールモノへキシルエーテルを固形分に対して8.8%になる量と中和率35.5%となる量の酢酸水を添加した。また別に全樹脂固形分の10%に当たる量の製造例3−2で得られた微小架橋樹脂粒子2に攪拌しながら徐々に、先の樹脂混合物を加えW/O型エマルションを形成する。これに更にイオン交換水をゆっくりと加えて希釈し、相転換させO/W型エマルションを形成する。固形分が36.0%となるよう、減圧下でMIBKを除去することにより、微小樹脂粒子含有エマルション3を得た。得られた微小樹脂粒子含有エマルション3の不揮発分は36.1%、pHは6.3、平均粒子径は85nmであった。前述のように粒子分布を測定すると単一のピークしか見られなかった。図12に粒子径分布を示した。
製造例6で得られたアミノ基を含有したアクリル樹脂1及び製造例5で得られたブロックイソシアネート硬化剤1を固形分配合比75:25で均一に混合した後、エチレングリコールモノヘキシルエーテルを固形分に対して3.0%になる量を添加した。更に酢酸水を加えて中和率35.5%となるように中和・攪拌しW/O型エマルションを形成する。ここに製造例7で製造した架橋樹脂粒子3を固形分に対して10%になる量を添加した。次いで、イオン交換水をゆっくりと加えて希釈し、相転換させO/W型エマルションを形成する。固形分が30.0%となるよう、減圧下でMIBKを除去することにより、微小樹脂粒子含有エマルション4を得た。得られた微小樹脂粒子含有エマルション4の不揮発分は30.2%、pHは6.2、平均粒子径は75nmであった。前述のように粒子分布を測定すると単一のピークしか見られなかった。図13に粒子径分布を示した。
製造例8で得られたカルボキシル基を有するアクリル樹脂1及びサイメル325(三井サイテック社製)を固形分配合比61:39で均一に混合した後、DMEA水溶液を加えて中和率100%となるように中和・攪拌しW/O型エマルションを形成する。ここに製造例9で製造した架橋樹脂粒子4を固形分に対して10%になる量を添加した。次いで、脱イオン水をゆっくりと加えて希釈し、相転換させO/W型エマルションを形成する。固形分が35.0%となるよう、減圧下でMIBKを除去することにより、微小樹脂粒子含有エマルション5を得た。得られた微小樹脂粒子含有エマルション5の不揮発分は35.1%、pHは9.6、平均粒子径は75nmであった。前述のように粒子分布を測定すると単一のピークしか見られなかった。図14に粒子径分布を示した。
製造例2で得られたオキサゾリドン環を含有したアミン化エポキシ樹脂2及び製造例5で得られたブロックイソシアネート硬化剤1を固形分比75:25で均一に混合した上記アミン化エポキシ樹脂溶液100部に対して中和率40%となる量の酢酸水、製造例7で得られた架橋樹脂粒子の媒体を水からMIBKに媒体置換した油性架橋樹脂粒子分散体(固形分30質量%)50部を予め混合した。更に上記混合物に対して脱イオン水300部を徐々に添加していくことで、系をW/OからO/W型に相転換させてエマルションを形成した。更に固形分が36.0%となるように、減圧下でMIBKを留去することにより、目的とする微小樹脂粒子含有エマルション6を得た。得られた微小樹脂粒子含有エマルション6の不揮発分は36%、pHは6.5、平均粒子径は80nmであった。前述のように粒子分布を測定すると単一のピークしか見られなかった。図15に粒子径分布を示した。
製造例1で得られたオキサゾリドン環を含有したアミン化エポキシ樹脂1及び製造例5で得られたブロックイソシアネート硬化剤1を固形分配合比75:25で均一に混合した後、エチレングリコールモノヘキシルエーテルを固形分に対して8.8%になる量を添加した。更に酢酸水を加えて中和率35.5%となるように中和・攪拌しW/O型エマルションを形成する。次いで、イオン交換水をゆっくりと加えて希釈し、相転換させO/W型エマルションを形成する。固形分が36.0%となるよう、減圧下でMIBKを除去することにより、微小樹脂粒子を含有しないエマルションを得た。
ここに製造例3で製造した架橋樹脂粒子1を固形分に対して10%になる量を別添加した。得られたエマルションの不揮発分は36.1%、pHは6.3、平均粒子径は75nmであった。前述のように粒子分布を測定すると二つのピークが見られた。図16に粒子径分布を示した。
製造例1で得られたオキサゾリドン環を含有したアミン化エポキシ樹脂1及び製造例5で得られたブロックイソシアネート硬化剤1を固形分配合比75:25で均一に混合した後、エチレングリコールモノへキシルエーテルを固形分に対して8.8%になる量を添加した。更に酢酸水を加えて中和率35.5%となるように中和・攪拌しW/O型エマルションを形成する。次いで、イオン交換水をゆっくりと加えて希釈し、相転換させO/W型エマルションを形成する。固形分が36.0%となるよう、減圧下でMIBKを除去することにより、微小樹脂粒子を含有しないエマルションを得た。得られたエマルションの不揮発分は36.0%、pHは6.2、平均粒子径は75nmであった。前述のように粒子分布を測定すると単一のピークしか見られなかった。図17に粒子径分布を示した。
(カチオン電着塗料の調製)
実施例1、2、3、4又は6及び比較例1又は2で得られたカチオン性の微小樹脂粒子含有O/W型エマルション707部、製造例4で得られた顔料分散ペースト1を213部、イオン交換水1470部とを混合して、それぞれのカチオン電着塗料を調製した。
(塗装外観)
得られたカチオン電着塗料を、りん酸亜鉛処理鋼板に対して、焼付け後の膜厚が20μmになるような電圧で電着塗装し、160℃で15分間焼付けを行って硬化膜を得た。この塗膜の表面粗度(Ra)を、表面粗さ計サーフテスト−211(ミツトヨ社製)を用いて、カットオフ0.8mm及び走査長4.0mmの条件で測定した。
りん酸亜鉛処理鋼板に代えて、10cmの長さを有するカッターナイフの刃を用いた以外は、上記と同様の条件で電着及び焼き付けを行い、JIS Z 2371の耐塩水噴霧試験方法に準じて、35℃で168時間試験を行った後の刃先部分の錆個数を数えた。
実施例5で得られたアニオン性の微小樹脂粒子含有O/W型エマルション5を1090部、製造例10で得られた顔料分散ペースト2を1290部混合し、これをフォードカップNo.4で20℃にて30秒となるようイオン交換水で希釈して水性中塗り塗料を調整した。
リン酸亜鉛処理した鋼板の表面に、鉛フリー電着塗料(日本ペイント社製「パワーニックス−110グレー」)を乾燥膜厚20μmとなるように電着塗装し160℃で15分間加熱し電着塗膜を形成した。この上に、得られた水性中塗り塗料を乾燥膜厚35μmとなるようにエアースプレー塗装し、140℃で30分間加熱して試験板を得た。
2.内部架橋した微小樹脂粒子(C)が油相中に分散した樹脂エマルション粒子
3.水相
4.樹脂エマルション粒子
5.樹脂からなる分散媒
6.水性媒体からなるW/O型エマルション分散質
Claims (13)
- カチオン性基又はアニオン性基を有する樹脂(A)、前記樹脂(A)中のカチオン性基又はアニオン性基の20〜150モル%を中和する酸又は塩基(B)、油相中に分散した平均粒子径0.01〜0.2μmの内部架橋した微小樹脂粒子(C)及び水性媒体(D)からなるW/O型エマルション(Y)に、更に水性媒体(D)を添加していくことでO/W型エマルション(Z)に相転換する工程からなることを特徴とする
エマルション粒子中に微小樹脂粒子を内包し、エマルション粒子の平均粒子径が0.02〜0.3μmである内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションを製造する方法。 - W/O型エマルション(Y)は、
樹脂(A)と、前記樹脂(A)中のカチオン性基又はアニオン性基の20〜150モル%を中和する酸又は塩基(B)とを混合することによって樹脂(A)を中和する工程(1−1)、及び、
前記工程(1−1)により得られた中和された樹脂(A)と、平均粒子径0.01〜0.2μmの内部架橋した微小樹脂粒子(C)の水分散体(W)とを混合し、W/O型エマルション(Y)を形成する工程(1−2)
によって得られるものである請求項1記載の内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションを製造する方法。 - W/O型エマルション(Y)は、
平均粒子径0.01〜0.2μmの内部架橋した微小樹脂粒子(C)の水分散体(W)と、樹脂(A)中のカチオン性又はアニオン性基の20〜150モル%を中和する酸又は塩基(B)とを混合し、内部架橋した微小樹脂粒子の分散体(V)を形成する工程(2−1)、及び、
前記工程(2−1)により得られた分散体(V)と、前記樹脂(A)とを混合し、W/O型エマルション(Y)を形成する工程(2−2)
によって得られるものである請求項1記載の内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションを製造する方法。 - カチオン性基又はアニオン性基を有する樹脂(A)、前記樹脂(A)中のカチオン性基又はアニオン性基の20〜150モル%を中和する酸又は塩基(B)及び油相中に分散した平均粒子径0.01〜0.2μmの内部架橋した微小樹脂粒子(C)からなる油性分散体(X)に、水性媒体(D)を添加していくことでO/W型エマルション(Z)を形成する工程からなることを特徴とする
エマルション粒子中に微小樹脂粒子を内包し、エマルション粒子の平均粒子径が0.02〜0.3μmである内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションを製造する方法。 - 内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションは、更に、エマルション粒子中に疎水性樹脂(H)が分散又は溶解している請求項1、2、3又は4記載の内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションを製造する方法。
- 工程(1−1)は、更に、疎水性樹脂(H)を混合するものである請求項2記載の内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションを製造する方法。
- カチオン性基を有するエポキシ樹脂(A−1)、ブロックイソシアネート(H−1)及び/又はメラミン樹脂(H−2)、並びに、粒子径0.01〜0.2μmの内部架橋した微小樹脂粒子(C)からなる内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションであって、
前記内部架橋した微小樹脂粒子(C)は、油相中に分散しているものである
ことを特徴とする内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルション。 - エポキシ樹脂(A−1)は、カチオン性基の20〜150モル%が酸により中和されている請求項7記載の内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルション。
- 内部架橋した微小樹脂粒子(C)は、エポキシ樹脂(A−1)に対して、1〜100質量%含まれるものである請求項7又は8記載の内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルション。
- ブロックイソシアネート(H−1)及び/又はメラミン樹脂(H−2)は、エポキシ樹脂(A−1)に対して、10〜50質量%含まれるものである請求項8又は9記載の内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルション。
- 内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルションは、エマルション粒子径が0.02〜0.3μmである請求項7、8、9又は10記載の内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルション。
- 少なくとも請求項7、8、9、10又は11記載の内部架橋した微小樹脂粒子含有O/W型エマルション、及び、顔料分散ペーストからなることを特徴とするカチオン電着塗料組成物。
- 請求項12記載のカチオン電着塗料組成物を電着塗装することにより得られることを特徴とする塗装物。
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