JP2004298852A - コンペイ糖状粒体の造粒装置及び製造方法 - Google Patents

コンペイ糖状粒体の造粒装置及び製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な装置によって、製造過程において、傾斜回転パンの底部隅にコンペイ糖状の粒体が付着することがなく、全て完全なコンペイ糖状粒体として造粒され、しかも積層構造をもつコンペイ糖状粒体として造粒し、歩留まりが高く且つ効率良く生産することのできるコンペイ糖状粒体の造粒装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】コンペイ糖状粒体の造粒装置は、底部隅をアールとした傾斜回転パンと、この傾斜回転パンを駆動する駆動装置と、傾斜回転パン内に粉体を充填する粉体供給手段と、傾斜回転パンの内部に少なくとも粒体成長工程時に一点に集中して水を吹付け可能なノズルと、スクレーパとを備える。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明はコンペイ糖状粒体の造粒装置及び製造方法に係り、さらに詳細には、コンペイ糖状粒体を従来の造粒装置の簡単な構造上の改善を施すことのよって、コンペイ糖状粒体を簡単に造粒することができ、均一な造粒体を製造することができるコンペイ糖状粒体の造粒装置及び製造方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術とその解決課題】
従来の造粒装置は、パン型造粒機を使用する回転方方法、ディスクペレタイザー等による押し出し方法や、マルメライザー等による遠心運動による造粒方法が主体であった。これらの方法で作製された粒体は、球形粒体(丸粒)であって、コンペイトウ形の造粒はできなかった。この丸粒では、肩張りクラックが入りやすく、表面積を拡大することはできず、転がってしまう等、実際の使用上において、不便さを有していた。
【0003】
このため、丸状の粒体であることよる上記の点を解消し また、従来コンペイ糖状粒体の造粒によりコンペイ糖状の粒体が生成できたとしても、図7に示すように、傾斜回転パン(1)の底部隅(1a)が直角のなっているため、底部隅(10a)に粒体の付着層(17c)が付着し、重畳積層される結果、傾斜回転パン(1)の一定速度回転にも拘らず粉体、粒体の流動の均一性を損なうため、粒径の不揃いを生じると共に無駄な生成物の形成によって、材料の無駄となり、粒体生成の効率を低下させる要因となものであった。
傾斜回転パンの底部隅にコンペイ糖状の粒体が付着してしまって歩留まりが悪く、効率上でも、均一な粒体を生産する上でも問題を残していた。
【0004】
以上から、この出願の発明は、簡単な装置によって、製造過程において、傾斜回転パンの底部隅にコンペイ糖状の粒体が付着することがなく、全てコンペイ糖状粒体として造粒することができ、歩留まりが高く且つ効率良く生産することのできるコンペイ糖状粒体の造粒装置及び製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するために、第1に、底部隅をアールとした傾斜回転パンと、この傾斜回転パンを駆動する駆動装置と、傾斜回転パン内に粉体を充填する粉体供給手段と、傾斜回転パンの内部に少なくとも粒体成長工程時に一点に集中して水を吹付け可能なノズルと、スクレーパとを備えたことを特徴とするコンペイ糖状粒体の造粒装置(請求項1)を提供する。
【0006】
また、この出願の発明は、第2には、底部隅をアールとした傾斜回転パンと、傾斜回転パンを駆動する駆動装置と、傾斜回転パン内に粉体を充填する粉体供給手段と、傾斜回転パンの内部に一点に集中して水を吹付けるノズルと備え、傾斜回転パンに粉体を充填し、傾斜回転パンを回転すると共に連れ回り流動する回転粉体に水を一点集中的に噴射する準備工程と、傾斜回転パン内に充填された粉体を回転攪拌しながら加水し、パン底に付着させる粉体加水パン底付着工程と、回転中のパン底付着粉体をスクレーパで掻き落として、落下中にばらばらの原料粒となす付着粉体掻き取り落下分解による原料粒生成工程と、原料粒を流動させながら、流動している原料粒に一点集中で加水してある程度の湿気を含ませ、その後、粉体を供して湿気を帯びた原料粒に塗す作業を繰り返す加水・塗紛繰り返しによる原料粒成長工程と、所定の大きさに成長するにつれて、傾斜回転パン回転の遠心力によって、傾斜回転パンの底から徐々に上縁に浮き出し、自動的に傾斜回転パン外に放出される成長粒遠心放出工程とを含んでコンペイ糖状の粒体を形成することを特徴とするコンペイ糖状粒体の製造方法(請求項2)を提供する。
【0007】
以下、この出願の発明を,図面によりさらに詳細に説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】
この出願の発明に係るコンペイ糖状粒体の造粒装置によれば、造粒する原料に対して、粘度性のある粉体を10〜30%程度混入する。これによって、原料粉体を150メッシュアンダー品にすることができ、また可塑性を得ることができる。
【0009】
また、ノズルの設置位置は、好ましくは噴射水を受ける粒体の表面上方約40センチメートルである。そして、ノズルからの水の流出形態は、少なくとも粒体成長工程時には粒体の一部に加水する1点加水であり、粒体成長工程時前のパン底に付着させる粉体加水パン底付着工程時にも、流動する粉体に1点加水することができるし、また、効率の点から粉体全体に広範囲にわたって噴霧してパン底に付着するようにすることもできる。粒体成長工程時において、1点加水方式の採用によって、傾斜回転パン内を流動する粒体は、粉体塗しと加水の作用を繰り返し受ける中で、凹凸状の凸の部分に効率よく水が付着され、コンペイ糖状の突起の成長を促進することができる。
【0010】
コンペイ糖状粒体の製造方法において、回転数は、原料にもよるが10〜30rpm/分とし、傾斜角度を30〜60度位の範囲で運転することが好ましく、これによって、コンペイ糖の粒が形成されていく。傾斜回転パンから遠心分離されて排出されるコンペイ糖状粒体の大きさは、回転数によって制御することもできる。
【0011】
コンペイ糖状粒体の製造形態において、傾斜回転パンの回転は連続したままにすることも、最初の粉体供給時のみ傾斜回転パンを停止することもできる。この場合はバッチ製造となる。
【0012】
【実施例】
以下、この出願の発明を,図面を用いて説明する。
(実施例1)
本願発明のコンペイ糖状粒体の造粒装置は、図1に模式的に示される。図1によれば、コンペイ糖状粒体の造粒装置は、傾斜回転パン(1)と、傾斜回転パン(1)を駆動する駆動装置(2)と、傾斜回転パン内に粉末を供給する供給口(5a)を備えた粉体供給手段(5)及び傾斜回転パン(1)の内部に水を吹付けるノズル(4)を備えている。傾斜回転パン(1)の底部隅は底隅アール部(1a)となっている。
コンペイ糖状粒体の造粒装置は、後述するように付属品としてスクレーパ(8)を備えている。
【0013】
図1において、皿状の傾斜回転パン(1)は回転軸(3)を介して駆動装置(2)に回転駆動可能に接続されている。また、傾斜回転パン(1)のパン底面(1b)では、このパン底面(1b)に連れ回りする原料の供給粉体はノズル(4)から加水されるにつれて、湿気を帯び、パン底面(1b)に付着される。
【0014】
図2は、本発明の造粒装置により製造されたコンペイ糖状粒体を写真で示すものであり、略均一の大きさに成長されたコンペイ糖粒体(7d)が示されている。
以下、本発明の造粒装置により製造工程について、図3〜図5によって説明をする。
【0015】
図3に示すように、最初、粉体供給手段(5)の供給管(5a)から傾斜回転パン(1)内に所定量の供給粉体(7)を供給充填し、傾斜回転パン(1)を駆動装置(2)により回転する。傾斜回転パン(1)の回転に伴って、パン底面(1b)では、図3(b)に示すように収容粉体(7a)が連れ回りする。この流動している収容粉体(7a)がパン底面(1b)の頂部付近からすべり落ちる位置においてノズル(4)から噴射し加水する。このときの加水は、流動する収容粉体(7a)に湿気を与える程度で、水分を十分含んで流動状となるまでには至らない状態ものである。そして、傾斜回転パン(1)の回転中、湿気が与えられた供給粉体(7a)はパン底面(1b)に付着し始め、図4(a)に示すように、パン底面(1b)に加水付着粉体(7b)が形成され、図4(b)の点線の位置まで広く付着される。
【0016】
次いで、ノズル(4)からの水の吹付けを一時的に停止し、傾斜回転パン(1)の回転させながら、図4(b)に示すように、スクレーパ(8)を用いて、矢印の左方向に移動しながら加水付着粉体(7b)を剥離すると、剥離された粉体は転落しながら傾斜回転パン(1)の下方部に蓄積する。この剥離された加水粉体(7b)は、下方に蓄積された当初はまだ粒にはならない。ここで、傾斜回転パン(1)の回転が1〜2分くらい継続して流動していると、下方に蓄積された剥離された加水粉体がパン回転を受けて回転動に伴って、直径0.5〜0.8mmの粒体(7c)が徐々に形成されはじめ、傾斜回転パン(1)の外周に粒体(7c)を集積しながら、パン回転を継続する。
【0017】
粒体(7c)が、図5(a)に示すように、断面で半径の略2分の1の個所で仕切った下方部分の略2分の1くらいとなる所定量が蓄積された段階で、図5(b)に示すように、ノズル(4)から再度水を、粒体(7c)がパン底面(1b)の頂部付近からすべり落ちる粒体(7c)の流下側の位置において、粒体(7c)にノズル(4)から加水する。
【0018】
その後、加水された粒体(7c)に粉体供給手段(5)の供給管(5a)から供給粉体(7)を供給して振り掛けるように塗すことによって、粒体(7c)の表面の点状の湿気箇所に供給粉体(7)が部分的に付着されながら、流動が続けられる。
【0019】
以上のように、この粒体(7c)へのノズル(4)からの吹付けと、粉体供給管(5a)からの供給粉体(7)の供給の繰り返し作業によって、傾斜回転パン(1)内では、粒体(7c)が徐々に大きな成長粒子となって成長することになる。ノズル(4)からの吹き付けの際、吹き付けは細流となっていて、コンペイ糖状の突起に噴射できるほどの細さで吹付けられる。これによって、コンペイ糖状の突起部分は積層をなして成長しながら粒体(7d)が形成される。
以上から、この出願の造粒装置によれば、傾斜回転パン(1)による各工程での粉体、粒体の循環流の中での繰り返し作業によって、所望のコンペイ糖状の粒体が徐々に積層され、増径された粒体が生成される。
【0020】
【作用】
駆動装置(2)によって傾斜回転パン(1)を駆動する。そして、粉末を供給する粒体サーバーを含む粉体供給手段(5)の供給管(5a)から傾斜回転パン(1)内に粉体(7)を充填すると共に、回転によって傾斜回転パン(1)の内部に創成された薄い層をなした下流側の循環流に、ノズル(4)によって水を吹付ける。その際、ノズル(4)からの吹き付けは細流となって、コンペイ糖状の突起に噴射できるほどの細さで吹付けられる。すなわち、コンペイ糖状の表面に加水する水は霧状ではなく、1点加水を行う。
【0021】
本願発明では、傾斜回転パン(1)の底部隅(1a)はアールとなった丸みのある構造にしているので、造粒機の回転方法による運転状態においても、従来のように底部隅(1a)に原料が付着し徐々に底上げされ径が変化して積層固床を形成するようなことはなく、蓄積粒体(7b)の流動は万遍なく均一に行われる。これによって、原料を無駄なくして所期の粒体を創成することができる。すなわち、原料の付着がなくなることにより、回転する傾斜回転パン(1)のパン底面(1b)内において、上部から流下する粉体又は粒体の拡散状態も、底部隅(1a)が直角の従来の場合に比べて、最初から円滑に行われ、全体に均一に原料が付着することと相俟って、均質で、均一なコンペイ糖状粒体を成長し生成することができる。
【0022】
以上、この出願の発明の、コンペイ糖状粒体の製造方法を第7図にしたがって説明する。
傾斜回転パンに粉体を充填し、傾斜回転パンを回転すると共に連れ回り流動する粉体に水を一点集中的に噴射する準備工程と、傾斜回転パン内に充填された粉体を回転攪拌しながら加水し、パン底に付着させる粉体加水パン底付着工程と、回転中のパン底付着粉体をスクレーパで掻き落として、落下中にばらばらの原料粒となす付着粉体掻き取り落下分解による原料粒生成工程と、原料粒を流動させながら、流動している原料粒に一点集中で加水してある程度の湿気を含ませ、その後、粉体を供して湿気を帯びた原料粒に塗す作業を繰り返す加水・塗紛繰り返しによる原料粒成長工程と、所定の大きさに成長するにつれて、傾斜回転パン回転の遠心力によって、傾斜回転パンの底から徐々に上縁に浮き出し、自動的に傾斜回転パンの縁から外に遠心力で放出される成長粒遠心放出工程とを経て自動的にコンペイ糖状の粒体を形成することができる。
【0023】
本願発明のコンペイ糖状粒体の製造方法によれば、スクレーパによる掻き落し作業を含みながら、粉体の供給、水の供給及び傾斜回転パンの回転制御を行うことによって、回転する傾斜回転パン(1)の傾斜したパン底面(1b)内において、粉体を傾斜面に一時的に付着させた薄い層をなす付着粉体をスクレーパで掻き落しながら再度上方に流動させて後、水の供給と粉体の供給を交互に繰り返しながら、粒体の循環流は粒径を徐々に生成させ、全体に略均一なコンペイ糖状の粒体が自動的に傾斜回転パン(1)から吐き出され、容易にコンペイ糖状の粒体を製造することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、この出願の発明によれば、傾斜回転パンの底部隅にコンペイ糖状の粒体が付着することがなく、簡単な装置の改善によって、製造過程において、使用した材料の全てを完全なコンペイ糖状粒体として造粒することができ、これによって歩留まりが高く且つ効率良く生産することのでき、さらに、造粒されたコンペイ糖状粒体は、粉体の供給、水の供給及び傾斜回転パンの回転制御によって、略均一なコンペイ糖状粒体を製造することができるので、例えば、所定の機能を有する溶解剤としての利用において、粒体の表面積を大きくすることができるため、溶解剤の有する機能を高レベルに維持しながら長時間発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明に係るコンペイ糖状粒体の造粒装置の全体的概要図である。
【図2】本発明の造粒装置により製造されたコンペイ糖状粒体を示す写真である。
【図3】図1に示されたコンペイ糖状粒体の造粒装置による粉体加水工程を表わす概要図であり、(a)は傾斜回転パン内で流動状態にある紛体の断面を模式的に示す図であり、(b)は粉体への加水位置と粒体の流動状態を模式的に示した平面図である。
【図4】加水付着粉体剥離工程を示す概要図であり、(a)は傾斜回転パン内で流動状態にある紛体の断面を模式的に示す図であり、(b)は加水付着粉体を剥離する場合の剥離位置と加水付着粉体から粒体に形成される過程での流動状態を模式的に示した平面図である。
【図5】図4の加水付着粉体剥離工程に続く造粒工程を示す概要図であり、(a)は粒体からコンペイ糖状粒体へと成長させる際における粒体の蓄積状態を模式的に示す図であり、(b)は粒体の流動状態を模式的に示す平面図である。
【図6】この出願の発明によるコンペイ糖状粒体の造粒方法のフロー図を示す。
【図7】従来のコンペイ糖状粒体の造粒装置の傾斜回転パンにおける粒体の流動状態を模式的に示した横方向断面図である。
【符合の簡単な説明】
1 傾斜回転パン
1a 底隅アール部
1b パン底面
2 駆動装置
3 回転軸
4 ノズル
5 粉体供給手段
5a 供給口
6 噴射水
7 供給粉体
7a 収容粉体
7b 付着粉体
7c 粒体
7d コンペイ糖状粒体
8 スクレーパ
10 傾斜回転パン
10a 底部隅
10b] パン底面
13 回転軸
17a 付着粒体
17b 蓄積粒体
17c 付着層

Claims (2)

  1. 底部隅をアールとした傾斜回転パンと、この傾斜回転パンを駆動する駆動装置と、傾斜回転パン内に粉体を充填する粉体供給手段と、傾斜回転パンの内部に少なくとも粒体成長工程時に一点に集中して水を吹付け可能なノズルと、スクレーパとを備えたことを特徴とするコンペイ糖状粒体の造粒装置。
  2. 底部隅をアールとした傾斜回転パンと、傾斜回転パンを駆動する駆動装置と、傾斜回転パン内に粉体を充填する粉体供給手段と、傾斜回転パンの内部に一点に集中して水を吹付けるノズルと備え、傾斜回転パンに粉体を充填し、傾斜回転パンを回転すると共に連れ回り流動する回転粉体に水を一点集中的に噴射する準備工程と、傾斜回転パン内に充填された粉体を回転攪拌しながら加水し、パン底に付着させる粉体加水パン底付着工程と、回転中のパン底付着粉体をスクレーパで掻き落として、落下中にばらばらの原料粒となす付着粉体掻き取り落下分解による原料粒生成工程と、原料粒を流動させながら、流動している原料粒に一点集中で加水してある程度の湿気を含ませ、その後、粉体を供して湿気を帯びた原料粒に塗す作業を繰り返す加水・塗紛繰り返しによる原料粒成長工程と、所定の大きさに成長するにつれて、傾斜回転パン回転の遠心力によって、傾斜回転パンの底から徐々に上縁に浮き出し、自動的に傾斜回転パン外に放出される成長粒遠心放出工程とを含んでコンペイ糖状の粒体を形成することを特徴とするコンペイ糖状粒体の製造方法。
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