JP3839531B2 - 遠心転動造粒コーティング装置およびこれを用いた粉粒体の造粒方法ならびにコーティング方法 - Google Patents

遠心転動造粒コーティング装置およびこれを用いた粉粒体の造粒方法ならびにコーティング方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心転動造粒コーティング装置およびこれを用いた粉粒体の造粒方法ならびにコーティング方法に関し、特に医薬品や食品の球形造粒、あるいは球形顆粒にコーティングを施す遠心転動造粒コーティングについての技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
粉粒体を遠心転動して球形造粒したり、球形顆粒にコーティングを施す遠心転動造粒コーティング装置(以下、「CF装置」という)は、たとえばフロイント産業株式会社製の「遠心流動型コーティング造粒装置、CF−GRANULATOR」に代表されるように広く市販されているものであり、その構造は図5に示すようなものである。図5のCF装置67では、回転皿64の周縁部と側壁とが小さな曲率半径で接しているので、遠心力を受けた粉粒体が垂直方向に転動する際のエネルギーの摩擦損失が大きくなり、固定壁における転動作用が小さくなり、仕込量の上限が抑制されてしまう。
【0003】
そもそもCF装置は、当初は錠剤等のコーティングを主用途として開発されたものであったが、今日では、球形造粒や球形顆粒表面に薬剤層などをコーティングする用途が主体となっている。
【0004】
これらの用途においては、真球度の良好な球形顆粒を収率よく所定の粒度範囲内に入るように製造したり、均一なコーティング層を球形顆粒上に設けたりすることが要求される。そして、こういった要求に応えるために、CF装置の構造や形状については以前から種々の提案がなされている。
【0005】
すなわち、錠剤等のコーティングに有効なCF装置として、たとえば特公昭46−22544号公報の「被覆方法および装置」には、図6に示すように、中心部に水平に回転する回転皿24と、この回転皿24の周囲に設けられた曲面減速部25と、曲面減速部25に連なる円筒状部26から構成されたコーティングパン27が記載されている。また、特公昭46−10878号公報の「コーティング方法および装置」には、図7に示すように、水平に回転する回転皿34とこれを囲む曲面固定壁35とからなるコーティングパン37が記載されている。
【0006】
さらに、球形造粒等に有効なCF装置として、特公昭54−992号公報の「粒子の自動コーティング装置」には、図8に示すように、コーティング装置内の湿度を水分検出器で測定することによって結合液と乾燥用熱風の供給量を制御する自動粉末コーティング装置47が記載されている。また、船越嘉郎氏の東北大学における学位論文「薬剤の圧縮成形と造粒」には、図9に示すように、固定壁55が内側に湾曲した遠心転動型コーティング装置57が記載されている。
【0007】
現在市販されているCF装置において標準とされる粉粒体の処理能力は、たとえば回転皿の直径が1000mmの機種では、製品仕上がりベースで30〜50kgとされており、これより多く仕込んだ場合には、粉粒体が十分に遠心転動することができず、真球度の良好な粒子が製造できなくなる。そして、このようなCF装置における処理能力の限界は、CF装置に固有のやむを得ないものとして受け入れられていたのである。
【0008】
その一方で、近年においては製薬装置等の大型化により製造能力がアップし、CF装置に対しても1バッチ当たりの処理能力のアップを求める市場の要求が強くなった。ここで、市販されているCF装置の仕様に拘束される限り、この要求に対応するためには、さらに大型のCF装置を設置しなければならないことになる。
【0009】
しかし、CF装置においては、回転皿上にある粉粒体の落下を防ぐために、側壁と回転皿との間に設けられた通気空隙を狭くかつ一定幅に保つことが要請されるので、装置の大型化は加工精度上非常に困難なことである。そこで、現状では、コスト高および設置面積の増大化を甘受しつつ多数のCF装置を設置することにより、前記した要求に対応している。しかし、このような処理能力の限界は、前記した各種の提案によっては解消することができない。
【0010】
本発明者らは、このような処理能力の限界は、粉粒体を転動させるための遠心力を個々の粒子に有効に作用させることでクリアできるのではないかとの視点に立って従来のCF装置について解析した結果、現在知られているCF装置の形状は遠心力の作用を十分に利用できるものではないことを知り、これを改善するため特開平7−232049号公報に開示された遠心転動造粒コーティング装置71を提案した(図10)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平7−232049号公報に示された遠心転動造粒コーティング装置71は、回転皿75が平面状の底面部75aから円弧状の垂直断面をなして上方に湾曲された周縁部75bを有するもので、処理能力を大幅に向上させることができるものである。しかしながら、この装置は、図10において、周縁部75bの曲率半径Rが回転皿75の直径Dの0.25倍以下と小さいため、この部分に被処理粉粒体が付着して堆積しやすいという課題があることが見い出された。
【0012】
また、この周縁部75bは、被処理粉粒体を遠心転動させる際に、該粉粒体に対して有効に遠心力を作用させるのに適しており、このような機能を維持しつつ粉粒体の付着、堆積のない回転皿75の形状を定めることが必要とされることが本発明者らによって明らかとなった。
【0013】
そこで、本発明の目的は、遠心転動造粒コーティング装置の回転皿に対して被処理粉粒体が付着、堆積することを防止できる技術を提供することにある。
【0014】
また、本発明の他の目的は、被処理粉粒体を回転皿上で遠心転動させるのに有効な遠心力を十分に得ることができ、効率良く製品を製造できる技術を提供することにある。
【0015】
さらに、本発明のさらに他の目的は、良質の造粒、コーティング製品を得ることのできる造粒、コーティング技術を提供することにある。
【0016】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0018】
すなわち、本発明の遠心転動造粒コーティング装置は、医薬品および食品の遠心転動造粒コーティングに用いられるものであり、回転駆動手段によって水平方向に回転する回転皿と、所定の間隔をおいて前記回転皿の外側に設けられ、遠心転動時における粉粒体との接粉部が実質的に垂直に形成された円筒状の固定壁とからなり、前記回転皿の垂直断面は、その全部またはその直径(D)に対して、水平方向の寸法(P)がP≧0.25Dの関係を有する外周部が中心に向かって下向きに傾斜した傾斜部をなし、その傾斜部の高さ(H)が前記直径(D)に対して0.1D≦H≦0.33Dの範囲にあるものである。
【0019】
また、本発明の装置においては、回転皿の傾斜部すなわち外周部の高さ(H)は直径(D)に対して好ましくは0.1D≦H≦0.25Dの範囲にあるものであってもよい。
【0020】
さらに、回転皿の外周部(P)は直径(D)に対して好ましくは0.4D≧P≧0.25Dの関係を有するものであってもよい。
【0021】
回転皿の傾斜部すなわち外周部は直線状であってもよいし、あるいは下に凸な円弧状で、その曲率半径(R)がR≧0.5D、好ましくはR≧Dであってもよい。
【0022】
回転皿は前記した外周部と、その内側の中央部すなわち底面部とからなり、該底面部は水平に形成されている。
【0023】
回転皿はその中心位置に隆起部を有するものであってもよく、この隆起部は回転皿の他の部分にねじやボルト等で固定するか、あるいは回転皿の他の部分と一体に形成してもよい。
【0024】
さらに、回転皿の全体が中心に向かって下向きに傾斜した逆円錐形状に形成されていてもよい。
【0025】
また、本発明による粉粒体の造粒方法は、前記した遠心転動造粒コーティング装置に粉粒体を仕込み、前記回転皿を回転させつつ結合剤液あるいは結合剤液と粉体とを供給し、粉粒体どうしあるいは粉粒体と前記供給された粉体とを結合させるものである。回転皿と固定壁との間隙から気体を送入しつつ造粒を行ってもよい。
【0026】
さらに、本発明による粉粒体のコーティング方法は、前記した遠心転動造粒コーテング装置に粉粒体を仕込み、前記回転皿を回転させつつコーティング剤液あるはコーティング剤液と粉体とを供給し、粉粒体粒子上にコーティング層を形成させるものである。この場合にも、回転皿と固定壁との間隙から気体を送入しつつコーティングを行ってもよい。
【0027】
本発明の遠心転動造粒コーティング装置において、前記回転皿の垂直断面は、その全部または直径の1/2以上の外周部は中心に向かって下側に傾斜した実質的に直線状の傾斜部であるが、この傾斜部すなわち外周部の水平方向の寸法が短いと、固定壁部分において粉粒体の転動に必要な遠心力を有効に作用させるためには、急角度または曲率半径の小さな弧状の外周部とせざるを得ず、粉粒体の付着、堆積が生じ易くなる。
【0028】
一方、傾斜部の高さは回転皿の直径の0.1〜0.33倍とすることが有効であって、これが0.1倍より小さいと遠心力の有効利用が十分でなく、0.33倍を超えると、粉粒体の付着、堆積が発生し易い。傾斜部は直線状であれば付着に関しては最も良好であるが、固定壁部分の粉粒体への遠心力の伝達の点では、幾分下に凸な円弧状のほうが有効である。この円弧状の曲率半径は回転皿の直径の0.5倍以上、好ましくは直径以上とする。曲率半径が直径未満、特に直径の0.5倍未満では、粉粒体の付着、堆積が発生し易くなる。
【0029】
また、本発明の装置の回転皿の中心位置に設ける隆起部は、回転皿の中心付近の粉粒体を外周部に移動させ、またその傾斜した側面で粉粒体を転動させる作用を有するが、その形状は円錐状、截頭円錐状、半球状等、特に限定されない。隆起部の大きさは、回転皿の直径の1/2以下とするのがよく、これより大きいと粉粒体の転動区域の面積が小さくなり、好ましくない。
【0030】
本発明の装置の回転皿の外周部、中央部、隆起部等の各部分は明確な境界で区画されている必要はなく、むしろ境界における粉粒体の付着、堆積を防ぎ、また清浄を容易にするため、適宜曲面の移行部を設けて滑らかに接続されているのがよい。また、円弧とされる部分は厳密な円弧でなく、楕円の一部のように曲率半径が一定しないものでもよく、この場合、曲率半径は円弧全体の平均的な値とする。
【0031】
また、回転皿の直径を可能な限り大きくする必要から固定壁の接粉部は実質的に垂直とされているが、これは回転皿とのつながりを滑らかにする程度の僅少な曲面部として形成することを排除するものではない。さらに、接粉部以外の固定壁の形状は、この部位が粉粒体の遠心転動作用とは無関係であるから任意の形状を採用することができ、たとえば、流動層造粒装置のように拡大した直径のバグフィルタ収容部に接続してもよい。但し、前記のように、接粉部は実質的に垂直であることが要求されるものであり、たとえばその上部を内側に湾曲した曲面に形成することなどは、粉粒体が上方に押し上げられる際の摩擦抵抗となるのみならず、粉粒体の収容容積も小さくなるので好ましくない。
【0032】
本発明の装置には、結合剤液やコーティング液を供給するためのスプレーガン、粉末を供給するための粉末供給装置を備えるのが普通であり、また前記回転皿と前記固定壁との間隙から粉粒体が落下するのを防ぎ、粉粒体の転動を助長するとともに、乾燥機能を持たせるため、前記間隙から気体を送入するように構成するとよい。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0034】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1である遠心転動造粒コーティング装置を示す断面図、図2はその遠心転動造粒コーティング装置の要部断面図である。
【0035】
図1のように、本実施の形態による遠心転動造粒コーティング装置1は粉粒体2を遠心転動させてこれに結合剤や粉体を所定の速度で添加し、粒体を芯として、あるいは粉体同士を結合させて球形顆粒などを造粒したり、このような球形顆粒などを遠心転動させつつ粉体や結合剤を加えてその上にコーティング層を形成する装置であり、上部に位置する遠心転動部3と、下部に位置する回転駆動部4からなるものである。
【0036】
遠心転動部3には、投入された粉粒体2を遠心転動させる回転皿5が収納されて遠心転動室6が形成されており、所定の間隔のもとにこの回転皿5を包囲するようにして、ハウジングをなす円筒状のステータ(固定壁)7が設けられている。
【0037】
回転皿5は中心側に位置する平面状の中央部5aと、この中央部5aの外周側において中心に向かって下向き直線状に傾斜した傾斜部をなす外周部5bとから形成されている。図2に示すように、回転皿5の垂直断面は外周部5bの水平方向の寸法(P)が該回転皿5の全部またはその直径(D)に対してP≧0.25D(2P≧1/2D)の関係を有している。回転皿5の外周部5bの水平方向の寸法(P)は直径(D)に対して0.4D≧P≧0.25Dの関係にあるのが好ましい。この外周部5bの水平方向の寸法(P)が短かすぎると、ステータ7の固定壁部分において粉粒体2の転動に必要な遠心力を有効に作用させるためには、外周部5bを急な傾斜角度とせざるを得ず、粉粒体2の付着、堆積を生じてしまう。
【0038】
また、回転皿5の外周部5bすなわち傾斜部の中央部5aからの高さ(H)は直径(D)に対して0.1D≦H≦0.33Dの範囲にある。さらに詳しくは、回転皿5の外周部5bすなわち傾斜部の高さ(H)は直径(D)に対して0.1D≦H≦0.25Dであるのが好ましく、高さHが直径Dの0.1倍より小さいと、回転皿5の遠心力の有効利用が十分に行われず、0.33倍を超えると外周部5bへの粉粒体2の付着、堆積が生じる。
【0039】
なお、回転皿5の中央部5aの中心には円錐状の隆起部8が形成され、これによって回転皿5の歪みが防止されて強度が確保されるとともに、回転皿5の中央付近にある粉粒体2を遠心転動作用が行われる外周部5bに積極的に移動させるようになっている。
【0040】
遠心転動室6の上方からは、回転皿5に粉粒体2を供給する供給管9が、その投入口9aを回転皿5に臨ませて設けられている。さらに、図示しないタンクに貯蔵させた結合剤や粉体をこの粉粒体2上に噴霧する二流体ないし三流体構造のスプレーノズル15が設けられている。
【0041】
ステータ7の内壁部のうち、遠心転動時における粉粒体2との接触部、すなわち接粉部7aは回転皿5の中央部5aに対して実質的に垂直に形成されており、これによって回転皿5により遠心転動された粉粒体2が、余分な抵抗を受けることなく接粉部7aに沿って上方に押し上げられるようになっている。ステータ7には、エア(気体)10を回転皿5の下部に形成された流体室11に取り入れるエア供給ポート7bが開設されている。そして、取り入れられたエア10は流体室11から回転皿5とステータ7との間の通気用の環状の間隙12を通って遠心転動室6に導入されるようになっている。したがって、このエア10の導入により、回転皿5とステータ7との間の間隙12から粉粒体2が落下することが防止されるとともに、このエア10によって粉粒体2の乾燥が促進されるようになる。
【0042】
回転駆動部4には、回転皿5を回転させるモータ(回転駆動手段)13がケーシング14に収納されて設けられている。このモータ13のシャフト13aは回転皿5の回転中心軸に固定され、これによって回転皿5が水平方向に回転されるようになっている。
【0043】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0044】
まず、遠心転動造粒コーティング装置1の遠心転動室6の内部の回転皿5上に被処理原料である粉粒体2を供給管9の投入口9aから所定量投入し、モータ13で回転皿5を回転させて該回転皿5上で粉粒体2を遠心転動させ、またエア供給ポート7bから流体室11を経て通気用の間隙12から遠心転動室6の中に供給する。
【0045】
一方、スプレーノズル15から結合剤および粉体を遠心転動室6内の被処理中の粉粒体2の上に供給する。
【0046】
それにより、遠心転動室6内の回転皿5の上では粉粒体2が遠心転動され、その遠心転動状態の粉粒体2に対して結合剤および粉体が供給されることになるので、粉粒体2上に粉体が被覆され、球形粒子が造粒、コーティングされる。
【0047】
その場合、本実施の形態では、回転皿5が平面状の中央部5aの外周側に、傾斜部をなす外周部5bを有し、しかもこの外周部5bは、その水平方向の寸法(P)が直径(D)に対してP≧0.25D、好ましくは0.4D≧P≧0.25Dであり、かつその傾斜部の高さ(H)が直径(D)に対して0.1D≦H≦0.33D、好ましくは0.1D≦H≦0.25Dであるので、回転皿5の遠心力が十分に有効利用され、粉粒体2は回転皿5の外周部5b上で効果的に遠心転動される。
【0048】
その結果、本実施の形態によれば、粉粒体2が回転皿5の外周部5b上に付着、堆積することなく、所望の球形粒子製品を効率良く製造することができる。
【0049】
(実施の形態2〜5)
図3(a) 〜(d) は本発明に用いる回転皿の他の実施の形態を示す略断面図である。
【0050】
まず、図3(a) に示す回転皿5は水平面状の中央部5aがなく、全体が直線傾斜形の外周部5bとして中心に向けて下向きに直線状に傾斜した、いわゆる逆円錐状に形成されている。また、回転皿5の中心部には隆起部8が設けられていない。この形態では、回転皿5の全体に粉粒体2が付着、堆積することを防止でき、しかも、全体的傾斜部を用いて効率の良い造粒、コーティングを行うことができる。
【0051】
次に、図3(b) の形態では、回転皿5の中央部5aの中心には隆起部8が設けられていない。
【0052】
また、図3(c) の形態においては、回転皿5の中央部自体が水平面形状ではなくて、隆起部8aとして上に凸な椀状または饅頭状に、該回転皿5の他の部分と一体形成され、別体の隆起部8を設けなくても、その強度を大きくするようになっている。
【0053】
さらに、図3(d) の形態の場合、隆起部8bは円錐形ではなく、截頭円錐形に形成されている。
【0054】
これらの図3(a) 〜(d) の実施の形態においても、粉粒体の付着、堆積がない等の所望の作用効果を得ることができる。
【0055】
(実施の形態6)
図4は本発明に用いられる回転皿のさらに他の実施の形態を示す略断面図である。
【0056】
この実施の形態では、回転皿5は図3(a) と同様に、平面状の中央部5aや隆起部8がない上に、外周部5b’が直線状ではなくて、下に凸な円弧状の傾斜部として形成されている。
【0057】
また、この外周部5b’の曲率半径(R)は円弧中心Cからの距離が回転皿5の直径(D)よりも大きく形成されている。もっとも、この曲率半径(R)はR≧0.5Dであればよいが、好ましくはR≧Dである。
【0058】
本実施の形態においても、回転皿5の外周部5b’上に粉粒体2が付着、堆積しない等の所望の作用効果を得ることができる。
【0059】
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0060】
たとえば、回転皿5の直径を可能な限り大きくする必要からステータ7の接粉部7aは実質的に垂直とされているが、これは回転皿5とのつながりを滑らかにする程度の僅少な曲面部として形成することを排除するものではなく、後者も本発明の範囲に含まれるものである。さらに、接粉部7a以外のステータ7の内壁の形状は、この部位が粉粒体2の遠心転動作用とは無関係であるので、任意の形状を採用することができ、たとえば、流動層造粒装置のように拡大した直径のバグフィルタ収容部に接続してもよい。但し、前記のように、接粉部7aは実質的に垂直であることが要求されるものであり、たとえばその上部を内側に湾曲した曲面に形成することなどは、粉粒体2が上方に押し上げられる際の摩擦抵抗となるのみならず、粉粒体2の収容容積も小さくなるので好ましくない。
【0061】
回転皿5とステータ7との間の通気用の間隙12は、粉粒体2の落下を防止するためには近接させておくことが必要であるが、落下防止の機能を発揮することができる限りその幅は自由に設定することができる。
【0062】
そして、本発明に示される粉粒体の造粒コーティング技術は、医薬の芯として用いる球形顆粒(商品名ノンパレル、フロイント産業株式会社)の製造や、これを用いた徐放性、腸溶性などの医薬品の製造、あるいは球形顆粒状の医薬品の製造などに適用が可能であり、また球形の食品やトッピングなどに用いる食品材料の製造に適用できる。
【0063】
(実施例)
図1に示す遠心転動造粒コーティング装置において、円筒状のステータ(固定壁)の内径300mm、回転皿の直径D=299mm、外周部(傾斜部)の高さH=45mm、外周部の水平方向の寸法P=84mmとし、また隆起部は円錐状とし、中央部すなわち底面部の直径50mm、設置面からの高さ50mmとした遠心転動造粒コーティング装置を製作した。
【0064】
この装置に、蔗糖・澱粉混合の球形粒子である商品名ノンパレル101(30〜42メッシュ)(フロイント産業株式会社製)1500gを仕込み、回転皿とステータ(固定壁)との間隙からエアを250l/分の速度で送入しつつ回転皿を300RPMで回転した。装置内に乳糖2450gとコーンスターチ1050gの混合粉末を散布しながらヒドロキシプロピルセルロースHPC−L(日本曹達株式会社製)の5重量%水溶液500mlを噴霧した。上記の粉末の散布と液の噴霧は40分間を要した。
【0065】
この操作により、仕込んだノンパレル101の粒子上に乳糖が均一に付着し、22〜32メッシュの均一な球形粒子約5000gが得られた。ステータ(固定壁)および回転皿への粉粒体の付着は認められなかった。
【0066】
(比較例1)
従来の形式の遠心転動造粒コーティング装置として図5の形式のもので、ステータ(固定壁)の内壁の直径が300mmのものを用いた他、前記実施例と同様に構成および操作した。本比較例では、粉粒体の転動状態が不良で、球形粒子上の乳糖層の厚みが不均一で、球形度が不良であった。良好な球形粒子を得るには、仕上がりで約3000g(ノンパレル仕込量で900g)にまで処理量を減少させる必要があった。
【0067】
(比較例2)
従来の形式の遠心転動造粒コーティング装置として図10の形式のもので、ステータ(固定壁)の内壁の直径が300mmのものを用いた他、前記実施例と同様に構成および操作した。本比較例では、生成された球形粒子は良好であったが、回転皿の湾曲部に球形粒子や乳糖粉末が付着、堆積した。このため、収量は約4500gに低減し、また使用後回転皿を清掃しなければならなかった。
【0068】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0069】
(1).本発明によれば、回転皿の外周部が中心に向かって下向きに傾斜した傾斜部をなし、その外周部の水平方向の寸法(P)が直径(D)に対してP≧0.25D、好ましくは0.4D≧P≧0.25D、高さ(H)が0.1D≦H≦0.33D、好ましくは0.1D≦H≦0.25Dであることにより、回転皿の外周部に粉粒体が付着、堆積することを防止できる。
【0070】
(2).上記(1) により、被処理粉粒体を回転皿の上で遠心転動させるのに有効な遠心力を十分に得ることができ、造粒、コーティングを効率良く行うことができる。
【0071】
(3).上記(1) ,(2) により、良質の造粒、コーティング製品を得ることができる。
【0072】
(4).回転皿の外周部が下に凸な円弧状であり、その曲率半径(R)がR≧0.5D、好ましくはR≧Dであることにより、被処理粉粒体の回転皿への付着、堆積を防止できる。
【0073】
(5).回転皿の中央位置に隆起部を設けることにより、回転皿の中央部の強度を増大させることができる。
【0074】
(6).回転皿と固定壁との間隙から気体を送入しつつ、造粒、コーティングを行うことにより、その間隙から粉粒体が回転皿の下に落下することを防止でき、回転皿の下側部位を清浄に保つことができる。
【0075】
(7).回転皿の全体が中心に向かって下向きに傾斜した逆円錐状に形成されていることにより粉粒体の付着を防止でき、また効率の良い造粒、コーティングを行うことができる。
【0076】
(8).回転皿の中心部位自体が隆起部として該回転皿の他の部分と一体形成されていることにより、回転皿とは別体の隆起部を設けなくても回転皿の強度を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である遠心転動造粒コーティング装置を示す断面図である。
【図2】図1の遠心転動造粒コーティング装置の要部断面図である。
【図3】 (a) 〜(d) は本発明に用いられる回転皿の他の実施の形態を示す略断面図である。
【図4】本発明に用いられる回転皿のさらに他の実施の形態を示す略断面図である。
【図5】従来の遠心転動造粒コーティング装置の一例を示す断面図である。
【図6】従来の遠心転動造粒コーティング装置の他の一例を示す断面図である。
【図7】従来の遠心転動造粒コーティング装置のさらに他の一例を示す断面図である。
【図8】従来の遠心転動造粒コーティング装置のさらに他の一例を示す断面図である。
【図9】従来の遠心転動造粒コーティング装置のさらに他の一例を示す断面図である。
【図10】従来の遠心転動造粒コーティング装置のさらに他の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 遠心転動造粒コーティング装置
2 粉粒体
3 遠心転動部
4 回転駆動部
5a 中央部
5b,5b’ 外周部
6 遠心転動室
7 ステータ(固定壁)
7a 接粉部
7b エア供給ポート
8,8a,8b 隆起部
9 供給管
10 エア(気体)
11 流体室
12 通気用の間隙
13 モータ(回転駆動手段)
13a シャフト
14 ケーシング
15 スプレーノズル
24 回転皿
25 曲面減速部
26 円筒状部
27 コーティングパン
34 回転皿
35 曲面固定壁
37 コーティングパン
47 自動粉末コーティング装置
55 固定壁
57 遠心転動型コーティング装置
64 回転皿
67 遠心転動造粒コーティング装置
71 遠心転動造粒コーティング装置
75 回転皿
75a 底面部
75b 周縁部

Claims (12)

  1. 遠心転動室に粉粒体を投入してこれを造粒またはコーティングする医薬品および食品用の遠心転動造粒コーティング装置であって、回転駆動手段によって水平方向に回転する回転皿と、所定の間隔をおいて前記回転皿の外側に設けられ、遠心転動時における粉粒体との接粉部が実質的に垂直に形成された円筒状の固定壁とからなり、前記回転皿の垂直断面は、該回転皿の全部またはその直径(D)に対して、水平方向の寸法(P)がP≧0.25Dの関係を有する外周部が中心に向かって下向きに傾斜した傾斜部をなし、その傾斜部の高さ(H)が前記直径(D)に対して0.1D≦H≦0.33Dの範囲にあり、前記傾斜部が直線状であり、前記回転皿は前記外周部と、その内側の中央部とからなり、該中央部は水平に形成されていることを特徴とする遠心転動造粒コーティング装置。
  2. 前記傾斜部の高さ(H)が前記直径(D)に対して、0.1D≦H≦0.25Dの範囲にあることを特徴とする請求項1記載の遠心転動造粒コーティング装置。
  3. 前記外周部の水平方向の寸法(P)が前記直径(D)に対して0.4D≧P≧0.25Dの関係を有することを特徴とする請求項1または2記載の遠心転動造粒コーティング装置。
  4. 前記傾斜部が下に凸な円弧状であり、その曲率半径(R)がR≧0.5Dであることを特徴とする請求項1記載の遠心転動造粒コーティング装置。
  5. 前記円弧の曲率半径(R)がR≧Dであることを特徴とする請求項記載の遠心転動造粒コーティング装置。
  6. 前記回転皿の中心位置に隆起部を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の遠心転動造粒コーティング装置。
  7. 前記隆起部が前記回転皿の他の部分と一体形成されていることを特徴とする請求項記載の遠心転動造粒コーティング装置。
  8. 前記回転皿の全体が中心に向かって下向きに傾斜した逆円錐形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項記載の遠心転動造粒コーティング装置。
  9. 請求項1〜のいずれか1項記載の遠心転動造粒コーティング装置に粉粒体を仕込み、前記回転皿を回転させつつ結合剤液あるいは結合剤液と粉体とを供給し、粉粒体どうしあるいは粉粒体と前記供給された粉体とを結合させることを特徴とする粉粒体の造粒方法。
  10. 前記回転皿と前記固定壁との間隙から気体を送入しつつ造粒することを特徴とする請求項記載の粉粒体の造粒方法。
  11. 請求項1〜のいずれか1項記載の遠心転動造粒コーティング装置に粉粒体を仕込み、前記回転皿を回転させつつコーティング剤液あるいはコーティング剤液と粉体とを供給し、粉粒体粒子上にコーティング層を形成させることを特徴とする粉粒体のコーティング方法。
  12. 前記回転皿と前記固定壁との間隙から気体を送入しつつコーティングすることを特徴とする請求項11記載の粉粒体のコーティング方法。
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