JP2004293219A - 扉開閉用ハンドルの掛金装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】選択した使用モードに応じてフックレバー3の背面基端部8に使用モード設定体9を着脱し、オートロックモードにおいてフックレバー3を起立位置に回転させたとき、使用モード設定体9で押してカムレバー11を正面方向に回転させる一方、マニュアルロックモードにおてフックレバー3を起立位置に回転させたとき、フックレバー3の背面基端部8に押されないノーズ部13をカムレバー11に設け、オートロックモード及びマニュアルロックモードにおいてフックレバー3を倒伏位置に回転させたとき、ロックレバー16の先端部がフックレバー3の背面基端部8の回転軌跡に入り込むようにロックレバー16を姿勢保持する。
【選択図】 図12
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物トラックの荷箱や輸送用コンテナ等の扉開閉用ハンドルに使用される掛金装置である。
【0002】
【従来の技術】この種の荷箱では、観音開き式の扉は片側を蝶番によって荷箱の側柱に取り付けられ、扉に固着した上下のブラケットにロックシャフトが回転可能に挿通され、ロックシャフトの上下端部にロックカムが設けられ、荷箱の上下枠材にカムキーパーが設けられ、ロックシャフトに水平枢軸によって扉開閉用ハンドルが連結され、。扉開閉用ハンドルによってロックシャフトを適宜回転させ、ロックカムをカムキーパーに係合させることによって、扉は荷箱に錠止される。
【0003】
この扉開閉用ハンドルは、荷物の盗難防止等のため、運転者等の正当権限者以外の者が操作できないように掛金装置によって扉に対して錠止する必要がある。この要請に応えるために提案された従来の扉開閉用ハンドルの掛金装置では、本体の割溝部に嵌め入れたフックレバーの中間部を水平枢軸によって本体に起伏自在に枢着し、フックレバーの背面上端部に扉開閉用ハンドルが係脱する横断溝部を設け、本体とフックレバーの間に作用力点の位置に対応してフックレバーを倒伏方向または起立方向に回転付勢する第1デッドポイントバネ機構を設けてある。
そして、別の水平枢軸によってストッパーレバーを本体に枢着し、本体とストッパーレバーの間に作用力点の位置に対応してストッパーレバーを前面方向または後面方向に回転付勢する第2デッドポイントバネ機構を設け、フックレバーの倒伏状態において、ストッパーレバーを第2デッドポイントバネ機構によって後面方向に回転付勢してストッパーレバーの錠止アームをフックレバーの下端部突起に係合させ、本体に設けた錠前のロータにカム円盤を固着し、ストッパーレバーを前面方向に回転させてストッパーレバーの連動アームとフックレバーの下端部突起を係合させるカム突起をカム円盤に設け、カム円盤をバネによって復帰付勢している(例えば特許文献1参照)。
【0004】
この錠前のロータに固着したカム円盤を介してフックレバーを倒伏位置においてロックする方式では、扉開閉用ハンドルが本体の正面上端部に沿って入り込んで来て、起立位置にあるフックレバーの受動部に打ち当ったときには、直ちに一連の施錠作動が進行して前記ロックが自動的に成立してしまうため、フックレバーの正面基端部を押してフックレバーを起立回転させて扉開閉用ハンドルを取出すには、錠前のロータに鍵を挿入してカム円盤を回して、ストッパーレバーを解錠方向に駆動し、フックレバーの回転拘束を解除する必要がある(以下、扉開閉用ハンドルが打ち当ることによってフックレバーが倒伏回転すると同時に、フックレバーの本格的施錠が自動的に成立する作動形態のことを「オートロックモード」という)。
【0005】
ある場所における荷物の積み下ろし作業が全部完了し、次の積み下ろし場所へと貨物トラックを移動させる場合には、走行中における扉の無意図的な開放事故を防止する観点から言って、フックレバーを本格的に施錠するオートロックモードは、最適な使用モードではある。
しかしながら、一定の場所において短時間の間に荷物の積み下ろしを頻繁に繰り返し、運転者が貨物トラックの所に直ぐに戻って来るような場合には、扉の開閉の度に鍵を使用しなければならないオートロックモードは、作業性の観点からは融通性が無く不便であるというユーザーもいる。
【0006】
そのようなユーザーは、荷物の積み下ろしを短時間内に何回も繰り返す間においては、フックレバーは正面基端部を押すことによって起立回転させることができ、最後の荷物の積み下ろしが終了した後、鍵を使用してフックレバーを本格的に施錠できれば足りるとする(以下、扉開閉用ハンドルが打ち当るだけではフックレバーは倒伏回転するだけであり、フックレバーを本格的に施錠するには鍵を使用しなければならない作動形態のことを「オートロックモード」という)。
【0007】
このようにユーザーによって掛金装置の使用モードに対する要求は異なっているのであるが、メーカーとしては、異なる使用モードに対応して異なる構成の掛金装置を2種類も製作するのは非常に煩雑であり、量産効果を挙げることが困難であるので、掛金装置のコスト節減が阻まれ、在庫管理や在庫負担が大きくなっている。
【0008】
【特許文献1】特公平8−16419号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目的は、工場から出荷する段階、ユーザーに納入する段階、あるいはユーザーが荷箱に装着する段階において、使用モード設定体という単一部品を装着するかしないかによって、オートロックモードとマニュアルロックモードに簡単に切換えできる扉開閉用ハンドルの掛金装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の扉開閉用ハンドルの掛金装置では、本体1の割溝部2に嵌め入れたフックレバー3の中間部を水平枢軸4によって本体1に起伏自在に枢着し、フックレバー3の背面先端部に扉開閉用ハンドル5が係脱する横断溝部6を設け、本体1とフックレバー3の間に作用力点の位置に対応してフックレバー3を倒伏方向または起立方向に回転付勢する第1デッドポイントバネ機構7を設ける。
【0011】
選択した使用モードに応じてフックレバー3の背面基端部8に使用モード設定体9を着脱し、水平枢軸10によってカムレバー11を本体1に枢着し、本体1とカムレバー11の間に作用力点の位置に対応してカムレバー11を正面方向または背面方向に回転付勢する第2デッドポイントバネ機構12を設ける。
【0012】
オートロックモードにおいてフックレバー3を起立位置に傾斜回転させたとき、使用モード設定体9で押してカムレバー11を正面方向に回転させる一方、マニュアルロックモードにおいてフックレバー3を起立位置に傾斜回転させたとき、フックレバー3の背面基端部8で押されないノーズ部13を、水平枢軸10よりも第1デッドポイントバネ機構7側の部位においてカムレバー11に設け、第1受動カム部14と第2受動カム部15を水平枢軸10よりも第2デッドポイントバネ機構12側の部位においてカムレバー11に設ける。
【0013】
カムレバー11の正面側に配置したロックレバー16を水平枢軸10によって本体1に枢着し、オートロックモード及びマニュアルロックモードにおいてフックレバー3を倒伏位置に回転させたとき、ロックレバー16の先端部がフックレバー3の背面基端部8の回転軌跡に入り込むようにロックレバー16を回転付勢する姿勢保持用バネ部材17を、カムレバー11とロックレバー16の間に設ける。
【0014】
本体1に錠前18を設け、錠前18のロータ19に操作プレート20を固着し、オートロックモードにおいてロータ19を特定方向に回転させたとき、カムレバー11の第1受動カム部14を押してカムレバー11を背面方向に傾斜回転させる第1駆動カム部21を、操作プレート20の一方の端部に設け、マニュアルロックモードにおいてロータ19を前記特定方向とは逆方向に回転させたとき、カムレバー11の第2受動カム部15を押してカムレバー11を背面方向に傾斜回転させる第2駆動カム部22を、操作プレート20の他方の端部に設ける。
【0015】
そして、ロータ19の鍵孔23に挿入した鍵24から指を離して、鍵24を解放したとき、操作プレート20の第1駆動カム部21がカムレバー11の第1受動カム部14から離脱し、操作プレート20の第2駆動カム部22がカムレバー11の第2受動カム部15から離脱するように、復帰用バネ部材25によってロータ19を回転付勢する。
【0016】
【発明の作用】オートロックモードに設定されているときには、フックレバー3の背面下端部8には使用モード設定体9が装着されている。図1、図5及び図12に示したように荷箱の扉26が閉鎖され、扉開閉用ハンドル5がフックレバー3の横断溝部6に係合しているときには、第1デッドポイントバネ機構7の弾性反発力は、図12においてフックレバー3を水平枢軸4を中心に反時計回り方向に回転付勢させる力として作用しており、倒伏位置にあるフックレバー3の先端3aは本体1の正面1aに突き当てられている。
第2デッドポイントバネ機構12の弾性反発力は、図12においてカムレバー11を水平枢軸10を中心に反時計回り方向に回転させる力として作用しており、カムレバー11は正面側に傾斜回転した位置に保持されている。
【0017】
カムレバー11が正面方向に傾斜した位置にあるときには、ロックレバー16は水平枢軸10を中心に斜め上向きに傾斜回転した状態にあり、ロックレバー16の先端部16aはフックレバー3の背面基端部8の回転軌跡上に位置している。そのため、フックレバー3を水平枢軸4を中心に図12において時計回り方向に回転させようとするとき、使用モード設定体9が直ぐにロックレバー16の先端部16aに当接することになり、フックレバー3は同方向すなわち解錠方向には充分回転することができない。
【0018】
貨物トラックが所定場所に到着して荷物の積み下ろし作業をするときには、錠前18の鍵孔23に所定の鍵24を挿入し、復帰用バネ部材25の弾性反発力と第2デッドポイント機構12の前記力に抗して、ロータ19を図6において反時計回り方向に回し、操作プレート20の第1駆動カム部21によってカムレバー11の第1受動カム部14を押す。
この押圧動作によってカムレバー11が水平枢軸10を中心に図12において時計回り方向に回転し、カムレバー11は図13に示したように背面方向に傾斜回転した位置に到達する。
【0019】
第2デッドポイントバネ機構12の作用方向が前記回転途中で反転するため、カムレバー11は回転終端位置に保持される。
この状態では、ロックレバー16の先端部16aはフックレバー3の背面基端部8の回転軌跡の外側に移動しているため、フックレバー3の回転拘束は解除されている。
そこで、フックレバー3の正面基端部3bを第1デッドポイントバネ機構7の前記力に抗して押圧し、フックレバー3を図13において水平枢軸4を中心に時計回り方向に回転させる。
この回転の途中で第1デッドポイントバネ機構7の作用方向が反転し、フックレバー3は図14に示したように起立位置へと勢い良く傾斜回転し、扉開閉用ハンドル5の拘束を解除する。
【0020】
本体1より引出した扉開閉用ハンドル5を特定方向に回すことによって、前記ロックシャフトが解錠側に回され、前記ロックカムが前記カムキーパーから脱出して、荷箱に対する扉26の錠止が解除され、扉26は扉開閉用ハンドル26を手前に引くことによって開放される。
荷物の積み下ろし作業が完了した後、扉26を閉鎖し、扉開閉用ハンドル5を前記特定方向とは反対側に回すことによって、前記ロックシャフトが施錠側に回され、前記ロックカムが前記カムキーパーに係合して、扉26が荷箱に対して錠止される。
【0021】
その後、扉開閉用ハンドル5を本体1に嵌め入れると、フックレバー3の横断溝部6の内面6aで構成される受動部に扉開閉用ハンドル5の側面5aが打ち当る。そのため、フックレバー3は第1デッドポイントバネ機構7の前記力に抗して水平枢軸4を中心に図14において反時計回り方向に回転し、図12に示した倒伏位置に復帰する。
第1デッドポイントバネ機構7の作用方向は、この回転途中で反転する。
フックレバー3が倒伏位置へ回転する過程で、ロックレバー16の側面部16bがフックレバー3の基端面3cによって押されるため、ロックレバー16は水平枢軸10を中心として図14において時計回り方向に若干角度だけ退避回転し、フックレバー3の通過を許容する。
【0022】
フックレバー3が図12の倒伏位置に復帰回転する終端段階で、フックレバー3の背面基端部8の使用モード設定体9がカムレバー11のノーズ部13を押す。
この押圧動作によってカムレバー11は水平枢軸10を中心として図14において反時計回り方向に回転し、図12に示したように正面方向に傾斜回転した位置に到達する。
これによってオートロックモードの一サイクルが終了し、フックレバー3は鍵24でロータ19を施錠側に回す必要無しに本格的に自動施錠される。
【0023】
マニュアルロックモードに設定されているときには、図15,図16及び図17に示したようにフックレバー3の背面下端部8には使用モード設定体9は装着されていない。
荷箱の扉26が閉鎖され、扉開閉用ハンドル5がフックレバー3の横断溝部6に係合しているときには、第1デッドポイントバネ機構7の弾性反発力は、図15においてフックレバー3を水平枢軸4を中心に反時計回り方向に回転付勢させる力として作用しており、倒伏位置にあるフックレバー3の先端3aは本体1の正面1aに突き当てられている。
第2デッドポイントバネ機構12の弾性反発力は、図15においてカムレバー11を水平枢軸10を中心に反時計回り方向に回転させる力として作用しており、カムレバー11は正面側に傾斜回転した位置に保持されている。
【0024】
このようにカムレバー11が正面方向に傾斜した位置にあるときには、ロックレバー16は水平枢軸10を中心に斜め上向きに回転した状態にあり、ロックレバー16の先端部16aはフックレバー3の背面基端部8の回転軌跡上に、背面基端部8から一定間隔距離を置いて位置している。そのため、フックレバー3を水平枢軸4を中心に図15において時計回り方向に回転させるとき、一定角度回転した段階で背面基端部8がロックレバー16の先端部16aに当接し、フックレバー3は解錠方向には充分回転することができない。
【0025】
貨物トラックが所定場所に到着して荷物の積み下ろし作業を開始するときには、錠前18の鍵孔23に所定の鍵24を挿入し、復帰用バネ部材25の弾性反発力と第2デッドポイント機構12の前記力に抗して、ロータ19を図6において反時計回り方向に回し、操作プレート20の第1駆動カム部21によってカムレバー11の第1受動カム部14を押す。
この押圧動作によってカムレバー11が水平枢軸10を中心に図15において時計回り方向に回転し、カムレバー11は図16に示したように背面方向に傾斜回転した位置に到達する。
【0026】
第2デッドポイントバネ機構12の作用方向が前記回転途中で反転しているため、カムレバー11は回転終端の位置に保持される。
この状態では、ロックレバー16の先端部16aはフックレバー3の背面基端部8の回転軌跡の外側に移動しているため、フックレバー3の回転拘束は解除されている。
そこで、フックレバー3の正面基端部3bを第1デッドポイントバネ機構7の前記力に抗して押圧し、フックレバー3を図16において水平枢軸4を中心に時計回り方向に回転させる。
この回転の途中で第1デッドポイントバネ機構7の作用方向が反転し、フックレバー3は図17に示したように起立位置へと勢い良く傾斜回転し、扉開閉用ハンドル5の拘束を解除する。
【0027】
本体1より引出した扉開閉用ハンドル5を特定方向に回すことによって、前記ロックシャフトが解錠側に回され、前記ロックカムが前記カムキーパーから脱出して、荷箱に対する扉26の錠止が解除され、扉26は扉開閉用ハンドル26を手前に引くことによって開放される。
荷物の一つの積み下ろし作業が終了した後、荷物の盗難防止のために扉26を閉鎖し、扉開閉用ハンドル5を前記特定方向とは反対側に回すと、前記ロックシャフトが施錠側に回され、前記ロックカムが前記カムキーパーに係合して、扉26が荷箱に対して錠止される。
【0028】
その後、扉開閉用ハンドル5を本体1に嵌め入れると、フックレバー3の横断溝部6の内面6aで構成される受動部に扉開閉用ハンドル5の側面5aが打ち当る。そのため、フックレバー3は第1デッドポイントバネ機構7の前記力に抗して水平枢軸4を中心に図17において反時計回り方向に回転し、図16に示した倒伏位置に復帰する。第1デッドポイントバネ機構7の作用方向は、この回転途中で反転する。
【0029】
フックレバー3が倒伏位置へ回転する過程において、ロックレバー16の側面部16bがフックレバー3の基端面16bによって押されることはなく、また、フックレバー3の背面基端部8がカムレバー11のノーズ部13を押すこともないので、カムレバー11はフックレバー3の回転とは無関係であり、何等回転動作しない。
そのため、次の積み下ろし作業の開始に当っては、鍵24を挿入回転する必要がなく、前記したように正面基端部3bを押すことによって、フックレバー3は起立位置に直ちに傾斜回転し、扉開閉用ハンドル5を本体1から取り出すことができる。
それ以降の積み下ろし作業においても同様に鍵24を使用する必要がない。
【0030】
マニュアルロックモードの最終段階、すなわち同一場所での複数回の積み下ろし作業の全部を完了し、次の積み下ろし場所に貨物トラックを移動させるときには、錠前18の鍵孔23に所定の鍵24を挿入し、復帰用バネ部材25の弾性反発力と第2デッドポイント機構12の前記力に抗して、ロータ19を図6において時計回り方向に回し、操作プレート20の第2駆動カム部22によってカムレバー11の第2受動カム部15を押す。
【0031】
この押圧動作によってカムレバー11が水平枢軸10を中心に図16において反時計回り方向に回転し、カムレバー11は図15に示したように正面方向に傾斜回転した位置に到達する。
第2デッドポイントバネ機構12の作用方向が前記回転途中で反転しているため、カムレバー11は回転終端の位置に保持される。
これによってフックレバー3は本体1に対して施錠され、マニュアルロックモードの一サイクルが完了する。
【0032】
【発明の実施の形態】図示の実施例では、扉26に対する本体1の取付孔27は、本体1の背面側に開口しており、本体1はパッキング28を介して扉26の背面側から締付ボルト(図示していない)によって固着されている。そのため、扉26を閉鎖して施錠した状態においては、当該締付ボルトにアクセスすることができないので、荷箱の外側からの無権限による掛金装置の取外し除去が不可能である。また、フックレバー3の水平枢軸4と、カムレバー11及びロックレバー16の水平枢軸10は、本体1の外面部に露出していない。これらのために、掛金装置の防犯性が向上している。
【0033】
本体1の主体部分はアルミダイカスト製であり、扉開閉用ハンドル5が出入り時に摺接する本体1のエプロン部29は、耐衝撃性と耐摩耗性に優れたステンレスなどの金属材料で形成されており、掛金装置の耐用性を向上させている。このエプロン部29は透孔30を通る締付ビス31によって本体1の主体部分に接合されている。エプロン部29の前記取付孔27は扉開閉用ハンドル5の背後に隠される位置にある。そのため、施錠状態では、この取付孔27に挿入した固着具にはアクセスすることができない。
図1から図17に示した実施例では、本体1には錠前18の正面部を隠蔽するキャップ32が水平枢軸33によって上端部を枢着されており、防塵・防水対策がなされている。キャップ32は水平枢軸33に嵌められた捻りコイルバネ34によって閉塞方向に回転付勢されており、キャップ32の下端部背面のゴムまたは軟質プラスチック製の定着栓35が、閉塞時に本体1側の着座孔36に弾性係合するようになっている。これによってキャップ32は本体1に密着し、防塵・防水性を向上させている。
【0034】
本体1には、フックレバー3の横断溝部6の下半分と対応するようにU字形の受溝部59を形成してあり、扉開閉用ハンドル5にかかる外力を分散支持するようにしてある。
第1デッドポイントバネ機構7は、本体1の背面開口部に嵌め込んで締付ビス37によって固着したベース板38と、フックレバー3の背面開口部に固着した横断軸39と、基端受溝41がベース板38の支点板部42に嵌合され、先端受溝43が前記横断軸39に嵌合されたバネガイド板40と、バネガイド板40に嵌合され、ベース板38とバネガイド板40の拡大頭部の間に圧縮された圧縮コイルバネ44とによって構成されている。
【0035】
第2デッドポイントバネ機構12は、本体1の背面開口部に嵌め込み固着された支持プレート45と、カムレバー11の下向きアーム部46と、支持プレート45の支持孔47に基端部が嵌挿され、先端部が前記下向きアーム部46に水平枢軸48によって接続されたバネガイド板49と、バネガイド板49に嵌合され、支持プレート45とバネガイド板49の拡大頭部の間に圧縮された圧縮コイルバネ50とによって構成されている。
カムレバー11の第2受動カム部15は、下向きアーム部46の先端部側面に折り曲げ形成されている。そのため、カムレバー11の第2受動カム部15は第1受動カム部14よりも前記水平枢軸10から遠い位置にある。
【0036】
使用モード設定体9はビスによって構成されており、フックレバー3の背面基端部8の螺子孔51に螺子軸部が捻じ込まれている。
ロックレバー16の姿勢保持用バネ17は捻りコイルバネで構成されており、そのコイル部が水平枢軸10に嵌合されている。ロックレバー16は基端肩部52がカムレバー11のノーズ部13の根元部に当接するようになっている。
操作プレート20の復帰用バネ部材25は捻りコイルバネによって構成されており、そのコイル部がロータ19の外側に嵌合されている。
【0037】
錠前18としては公知のシリンダー錠が使用されており、錠前18の外筒53は本体1の正面壁部の受孔54と支持プレート45の受孔55に正面側から嵌挿され、バネ製のクリップ板56を外筒53の周面溝57に嵌挿することによって、本体1に装着されている。操作プレート20はロータ19に角軸部に相対回転不能に嵌められ、E−リング58によってロータ19に抜脱不能に固定されている。第1駆動カム部21と第2駆動カム部22は、操作プレート20の各端部に折り曲げ形成されている。
図18と図19に示したように前記キャップ32を省略することもできる。
【0038】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の掛金装置は、ユーザーの選択に応じて前記オートロックモードと前記マニュアルロックモードに使用できるものであり、この使用モードの切換えは、使用モード設定体9をフックレバー3の背面基端部8に装着するか否かによって極めて簡単に行われる。
【0039】
オートロックモード専用の掛金装置とマニュアルモード専用の掛金装置を別個に製作する必要はなく、使用モード設定体9をオプション部品として添付した共用の掛金装置を1種類だけ作製して置けば足りるので、量産効果によって製作コストを節減することができる。
【0040】
1種類を在庫保管すれば良いので、在庫保管スペースが節減でき、また、納品時の取り違えやその交換の手間がなくなり、在庫管理と納品管理が簡単化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る扉開閉用ハンドルの掛金装置の使用状態の正面図である。
【図2】図1の掛金装置の正面側からの斜視図である。
【図3】図1の掛金装置の背面左側からの斜視図である。
【図4】図1の掛金装置の背面右側からの斜視図である。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図1の掛金装置に用いたフックレバーの斜視図である。
【図8】図1の掛金装置に用いた第1デッドポイント機構のベース板の斜視図である。
【図9】図1の掛金装置に用いた本体のエプロン部の斜視図である。
【図10】図1の掛金装置に用いたカムレバーの斜視図である。
【図11】図1の掛金装置に用いたロックレバーの斜視図である。
【図12】図1の掛金装置をオートロックモードで使用した場合の縦断面図であり、フックレバーは施錠状態にあり、図示の簡略化のために錠前の表示を省略している。
【図13】図12の状態から鍵を挿入回転してフックレバーの施錠を解除したときの縦断面図であり、錠前の表示を省略している。
【図14】図13の状態からフックレバーの正面基端部を押して、フックレバーを起立位置に傾斜回転させたときの縦断面図であり、錠前の表示を省略している。
【図15】図1の掛金装置をマニュアルロックモードで使用した場合の縦断面図であり、フックレバーは施錠状態にあり、図示の簡略化のために錠前の表示を省略している。
【図16】図15の状態から鍵を挿入回転してフックレバーの施錠を解除したときの縦断面図であり、錠前の表示を省略している。
【図17】図16の状態からフックレバーの正面基端部を押して、フックレバーを起立位置に傾斜回転させたときの縦断面図であり、錠前の表示を省略している。
【図18】本発明の別の実施例に係る掛金装置の正面図である。
【図19】図18の掛金装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 掛金装置の本体
2 本体の縦長割溝部
3 フックレバー
4 水平枢軸
5 扉開閉用ハンドル
6 フックレバーの横断溝部
7 第1デッドポイントバネ機構
8 フックレバーの背面基端部
9 使用モード設定体
10 水平枢軸
11 カムレバー
12 第2デッドポイントバネ機構
13 カムレバーのノーズ部
14 カムレバーの第1受動カム部
15 カムレバーの第2受動カム部
16 ロックレバー
17 ロック部材の姿勢保持用バネ部材
18 錠前
19 錠前のロータ
20 操作プレート
21 操作プレートの第1駆動カム部
22 操作プレートの第2駆動カム部
23 鍵孔
24 鍵
25 操作プレートの復帰用バネ部材
26 扉
Claims (1)
- 本体1の割溝部2に嵌め入れたフックレバー3の中間部を水平枢軸4によって本体1に起伏自在に枢着し、フックレバー3の背面先端部に扉開閉用ハンドル5が係脱する横断溝部6を設け、本体1とフックレバー3の間に作用力点の位置に対応してフックレバー3を倒伏方向または起立方向に回転付勢する第1デッドポイントバネ機構7を設け、
選択した使用モードに応じてフックレバー3の背面基端部8に使用モード設定体9を着脱し、水平枢軸10によってカムレバー11を本体1に枢着し、本体1とカムレバー11の間に作用力点の位置に対応してカムレバー11を正面方向または背面方向に回転付勢する第2デッドポイントバネ機構12を設け、
オートロックモードにおいてフックレバー3を起立位置に傾斜回転させたとき、使用モード設定体9で押してカムレバー11を正面方向に回転させる一方、マニュアルロックモードにおいてフックレバー3を起立位置に傾斜回転させたとき、フックレバー3の背面基端部8で押されないノーズ部13をカムレバー11に設け、第1受動カム部14と第2受動カム部15を水平枢軸10よりも第2デッドポイントバネ機構12側の部位においてカムレバー11に設け、
カムレバー11の正面側に配置したロックレバー16を水平枢軸10によって本体1に枢着し、オートロックモード及びマニュアルロックモードにおいてフックレバー3を倒伏位置に回転させたとき、ロックレバー16の先端部がフックレバー3の背面基端部8の回転軌跡に入り込むようにロックレバー16を回転付勢する姿勢保持用バネ部材17を、カムレバー11とロックレバー16の間に設け、
本体1に錠前18を設け、錠前18のロータ19に操作プレート20を固着し、オートロックモードにおいてロータ19を特定方向に回転させたとき、カムレバー11の第1受動カム部14を押してカムレバー11を背面方向に傾斜回転させる第1駆動カム部21を、操作プレート20の一方の端部に設け、マニュアルロックモードにおいてロータ19を前記特定方向とは逆方向に回転させたとき、カムレバー11の第2受動カム部15を押してカムレバー11を背面方向に傾斜回転させる第2駆動カム部22を、操作プレート20の他方の端部に設け、
ロータ19の鍵孔23に挿入した鍵24を解放したとき、操作プレート20の第1駆動カム部21がカムレバー11の第1受動カム部14から離脱し、操作プレート20の第2駆動カム部22がカムレバー11の第2受動カム部15から離脱するように、復帰用バネ部材25によってロータ19を回転付勢してなる扉開閉用ハンドルの掛金装置。
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