JP2004271957A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】1次転写完了に伴い記録材の搬送速度に応じて画像形成速度を変更するとき、現像ロータリを回動させていずれの現像器も現像位置に位置しないようにすることで、像担持体へのキャリア付着という現象を防止することができる。更に、このとき帯電器の帯電動作を停止することで像担持体の寿命を向上させることができる。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式や静電記録方式を採用した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、厚紙やOHPなどの特殊な用紙に対し画像形成を行う場合、用紙に転写したトナーを定着器で過熱して融解させて用紙に定着させるためには、単位面積当たり必要な熱量が普通紙と比べて大きい。このため、用紙が定着器を通過する搬送速度を減速することで、普通紙よりも多くの熱量を与える方法が採られている。このとき、定着器と画像転写位置間が短い画像形成装置では、用紙の種類によって中間転写体から用紙に像転写する速度を、用紙が定着器を通過する速度に合わせて減速させる必要がある。用紙の種類が厚紙やOHPであっても、感光体から中間転写体への転写の速度は普通紙と同じ速度で像形成が行われるため、像形成が行われた後に中間転写体の回転速度を減速させて用紙に転写し、その後、次の像形成を行うため中間転写体の回転速度を通常の速度に増速する必要があるが、速度変更した際、変更した速度に安定するまでにある程度の時間がかかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この速度が安定するまでの間において、現像器が現像位置にあった場合、感光体にキャリアが付着してしまうといった問題が生じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記課題を解決することができる。本発明は、像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電器と、帯電後の前記像担持体上に形成された静電像を共通の現像部にてトナー及びキャリアを含む現像剤で現像する複数の現像器と、前記複数の現像器を搭載し前記現像部を含む経路で回転する回転体と、を有し、前記像担持体上のトナー像を中間転写体に1次転写後これを記録材に2次転写する画像形成装置において、
1次転写完了に伴い記録材の搬送速度に応じて画像形成速度を変更するとき、前記回転体を回動することで現像器を前記現像部から退避させることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
実施例
図1は、本発明の一実施例であるフルカラー画像形成装置の概略構成を表す図面である。図1に基づき基本的な構成を説明する。
【0006】
(画像形成シーケンス)
まず、カラーリーダー部1の構成について説明する。101は原稿台ガラス(プラテン)、102は自動原稿給紙装置(ADF)である。なお、この自動原稿給紙装置102の代わりに、鏡面圧板もしくは白色圧板(図示せず)を装着する構成でもよい。103および104は原稿を照明する光源であり、ハロゲンランプ、蛍光灯、キセノン管ランプなどの類の光源を使用する。105および106は光源103および104の光を原稿に集光する反射傘である。107〜109はミラー、110は原稿からの反射光または投影光をCCD(電荷結合素子)イメージセンサ(以下、CCDということにする)111上に集光するレンズである。112はCCD111が実装されている基板、100は画像形成装置全体を制御する制御部、113はディジタル画像処理部である。114は、光源103および104と反射傘105および106と、ミラー107を収容するキャリッジである。115は、ミラー108および109を収容するキャリッジである。なお、キャリッジ114は速度Vで、キャリッジ115は速度V/2で、CCD111の電気的走査方向(主走査方向X)に対して直交する副走査方向Yに機械的に移動することによって、原稿の全面を走査する。116は他のデバイスとの外部インターフェイス(I/F)である。
【0007】
また、制御部100は、図2に示すようにディジタル画像処理部113とプリンタ制御部222に対してそれぞれ制御を行うための情報をやり取りするI/Fを持つCPU301と操作部303、メモリ302によって構成されている。操作部303は操作者による処理実行内容の入力や操作者に対する処理に関する情報及び警告等の通知のためのタッチパネル付き液晶により構成される。
【0008】
次に、ディジタル画像処理部113の詳細な説明を行う。図3はディジタル画像処理部113の詳細な構成を示すブロック図である。
【0009】
原稿台ガラス上の原稿は高原103・104からの光を反射し、その反射光はCCD111に導かれて電気信号に変換される(CCD111がカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。そして、その電気信号(アナログ画像信号)は画像処理部113に入力され、クランプ&Amp&S/H&A/D部502でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換される。そして、RGB信号はシェーディング部503で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、つなぎ&MTF補正&原稿検知部504で、CCD111が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度や変倍率によって読取のMTFが変わるため、その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿を走査することにより原稿サイズを認識する。読取位置タイミングが補正されたディジタル信号は入力マスキング部505によって、CCD111の分光特性及び高原103・104及び反射傘105・106の分光特性を補正する。入力マスキング部505の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ506に入力される。セレクタ506から出力された信号は色空間圧縮&下地除去&LOG変換部507と下地除去部514に入力される。下地除去部514に入力された信号は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定する黒文字判定部515に入力され、原稿から黒文字信号を生成する。また、もう一つのセレクタ506の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部507では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に入っているかどうか判断し、入っている場合はそのまま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補正する。そして、下地除去処理を行い、LOG変換部でRGB信号からYMC信号に変換する。そして、黒文字判定部515で生成された信号とタイミングを補正するため、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部507の出力信号は遅延508でタイミングを調整される。この二種類の信号はモワレ除去部509でモワレが除去され、変倍処理部510で主走査方向に変倍処理される。511はUCR&マスキング&黒文字反映部で、変倍処理部510で処理された信号は、YMC信号からはUCR処理でYMCK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正されると共に、黒文字判定部515で生成された判定信号がYMCK信号にフィードバックされる。UCR&マスキング&黒文字反映部511で処理された信号はγ補正部512で濃度調整された後、フィルタ部513でスムージング又はエッジ処理される。以上処理された画像データは、516のページメモリ部に格納され、プリンタ部の画像形成タイミングに合わせて、プリンタ部へ出力される。
【0010】
次に、カラープリンタ部の2の構成を説明する。図1において250はプリンタ制御部であり、画像形成装置全体の制御部である制御部100上のCPU301からの制御信号の受け口となる。制御部100は、カラーリーダ部1に対して、すでに説明した画像読み取り制御を実施することで読み取り画像データを一旦制御部上のメモリ302に格納し、プリンタ制御部250からの基準タイミングに従いメモリ上の画像データをビデオクロックに同期させて画像データ信号としてプリンタ制御部250に送信する。
【0011】
プリンタ部はプリンタ制御部250からの制御信号に基づいて以下で説明する動作を行う。201はレーザスキャナで、画像データ信号に対応するレーザ光を、ポリゴンミラーで主走査方向に走査して感光ドラム202に照射する。
【0012】
感光ドラム202は反時計方向へ回転し、レーザースキャナ201により感光ドラム202上に静電潜像が形成される。203は回転カラー現像器であり、回転軸200の周りに時計方向にブラック、イエロー、マゼンダ、シアンの各色に対応する現像器221、222、223、224を配置して構成される。現像器221〜224には、トナーとキャリアからなる複数色の2成分現像剤を収容する。尚、本実施例の形態においては、現像器221〜224は、回転カラー現像器203に対して容易に着脱可能な構成となっており、各色の現像器221〜224は指定された色の位置に装着される。
【0013】
感光ドラム202上にトナー画像を形成する際に、黒単色画像を現像する際にはブラック現像器221のみが使用され、ブラック現像器221の現像スリーブが感光ドラム202と対向する位置まで回転カラー現像器203を回転させ、静電潜像された感光ドラム202表面と現像バイアスが印加された現像スリーブ面との間に形成される電位量に応じたトナーが、現像器221から感光ドラム202表面へ飛ばされ、感光ドラム202表面の静電潜像が現像される。また、カラー画像の形成を行う場合は、回転カラー現像器203をステッピングモータ(不図示)の回転により、現像を行う各分解色に応じて221〜224の所定の現像器を択一的に回転軸200を中心に感光ドラム202に近接(または接触)させた現像位置に回転動作させて現像を行う。現像器221〜224からは、感光ドラム202上の電荷に応じた量のトナーが供給され、感光ドラム202上の静電潜像が現像される。
【0014】
感光ドラム202上に形成されたトナー像は、感光ドラム202の時計方向への回転により、反時計方向に回転する中間転写体205に転写される。中間転写体205への1次転写は、黒単色画像の場合には中間転写体205の1回転で、フルカラー画像の場合は同4回転で完了する。中間転写体205は、特定の記録紙サイズ、例えばA4サイズ以下の画像を形成するときには、中間転写体205に2面の画像が形成可能である。
【0015】
一方、各カセット(上段カセット208/下段カセット209/3段目カセット210/4段目カセット211)から各カセット段の各ピックアップローラ212/213/214/215によりピックアップされ、各カセット段の各給紙ローラ216/217/218/219により搬送される記録紙は、縦パス搬送ローラ222/223/224/225によりレジストローラ221まで搬送される。手差し給紙の場合には、手差しトレイ240に積載された記録紙は、手差し給紙ローラ220でレジストローラ221まで搬送される。そして、中間転写体205への転写が終了するタイミングで、中間転写体205と2次転写ローラ206の間に記録紙が搬送される。その後、記録紙は2次転写ローラ206と中間転写体205とに挟まれる形で定着器方向へ搬送されるとともに中間転写体205に圧着され、中間転写体205上のトナー像が記録紙に2次転写される。記録紙に転写されたトナー像は、定着ローラおよび加圧ローラ207により加熱および加圧され記録紙に定着される。なお、記録紙に転写されずに残る中間転写体205上の転写残留トナーに関しては、中間転写体205の表面上に当接・離間可能なクリーニングブレード230をこすり当て、転写残留トナーを中間転写体205表面から掻き取ることで、画像形成シーケンス後半の後処理制御でクリーニングされる。感光ドラムユニット内では、残留トナーがブレード231によりドラム表面から掻き取られ、感光ドラムユニット内に一体化されている廃トナーボックス232まで搬送される。さらに、予期せぬことで吸着している可能性のある2次転写ローラ表面上の正負各極性の残留トナーを2次転写正バイアスおよび2次転写逆バイアスを交互に印加し、中間転写体205上に各極性の残留トナーを吸着させ、上記の中間転写クリーニングブレード230で残留トナーを掻き取ることで、残トナーが完全にクリーニングされて後処理制御は終了する。
【0016】
画像が定着された記録紙は、第1排紙の場合には、第1排紙フラッパ237を第1排紙ローラ方向に切り替えて、排紙ローラ233を目指して排紙される。第2排紙の場合には、第1排紙フラッパ237および第2排紙フラッパ238を第2排紙ローラ方向に切り替えて、排紙ローラ234を目指して排紙される。第3排紙の場合には、一旦反転ローラ235で反転動作を行うために、第1排紙フラッパおよび第2排紙フラッパを反転ローラ235方向に切り替えて反転ローラ235で反転させる。反転ローラ235で反転後、第3排紙フラッパを第3排紙方向に切り替えて、第3排紙ローラ236を目指して排紙される。両面排紙の場合には、第3排紙の場合と同様に一旦反転ローラ部235で反転動作を行い、第3排紙フラッパを両面ユニット方向に切り替えて、両面ユニットに搬送される。両面センサで記録紙が検出されてから所定時間後に一旦停止し、再度画像準備が整い次第再給紙され、2面目の画像形成される。
【0017】
ここで、シートの種類別の画像形成時動作を詳細に説明する。
【0018】
[普通紙の場合]
図4は、シートの種類が普通紙である場合の、フルカラー画像形成のタイミングチャートを示す図である。401は、感光ドラム202及び中間転写転写体205を駆動するモータ(図示せず)の速度変化タイミングである。普通紙出力時には、普通紙生産用のスピードV1で回転させる。その状態で、AC電圧にDC電圧が重畳された帯電バイアスが印加されて帯電器272により表面を−300〜−900Vに帯電された感光ドラム202上に、YMCKの順に静電潜像を形成する。ここでは、A4サイズ相当の画像を2枚同時に形成しており、Y−A、M−A、C−A、K−Aが2枚貼りの1枚目、Y−B、M−B、C−B、K−Bが2枚目の画像を示す。404は、回転カラー現像器203を回転するタイミングであり、Y,M,C,Kがそれぞれ、601、602、603、604と対応する。この記号における回転位置はそれぞれ図6の同記号の図に示す通りである。
【0019】
403は感光ドラム202上に形成されたトナー像が中間転写体205に転写されるタイミングであり、この間、1次転写ローラ273において一時帯電電圧が印加される。406は中間転写体205上に転写されたトナー像をシートに転写するタイミングである。黒単色画像の場合には、402、403においてK−Aのレーザー及び1次転写と、406中のAの2次転写のみの制御となる。画像形成枚数が3枚以上の場合には、407の制御の繰り返しである。
【0020】
[厚紙の場合]
シートの種類が厚紙である場合のフルカラー画像のタイミングチャートを図5に示す。1次転写終了タイミングまでは普通紙の制御タイミングと同じである。1次転写終了に伴って、501においてモータを厚紙生産用のスピードV2=V1/2に減速すると同時に、回転カラー現像器203を図6の605に示す位置に回転させる制御を行う。この位置はY色とK色の現像位置のちょうど中間の位置である。これは、1次転写終了後、回転カラー現像器203はK色の現像位置603にあるため、感光ドラム202へのキャリア付着等の問題を防ぐ為である。
【0021】
更に、1次転写終了に伴って、帯電器272に電源から印加するAC電圧分をオフしDC電圧のみを印加するように制御する。このように、キャリア付着という問題をメカ的に回避した結果、その際のAC電圧分をオフすることが可能となりAC電圧による感光体の寿命低下を防止し長寿命化を達成することができる。なお、このとき、AC電圧と共にDC電圧をオフさせても良いが、トナーのかぶりという観点や次の画像形成ジョブを可能な限り早く実行開始しようとするといったスループットの観点などを考慮すると、画像形成が完了して感光体を停止させるまではDC電圧をオンさせたままにしておくのが好ましい。
【0022】
モータスピードがV2の速度で安定した後、中間転写体205上のトナー像と搬送されるシートの先端が一致するタイミングで2次転写506を行う。画像形成枚数が3枚以上の場合には、2次転写506でBの画像を転写した後、モータスピードを再びV1に加速すると同時に、帯電高圧505の設定を1次転写時の設定値に戻し、1次転写高圧の印加を停止する。黒単色画像の場合には、502、503においてK−Aのレーザー及び1次転写と、506中のAの2次転写のみの制御となる。また、フルカラー画像形成時においてシートサイズがA4サイズ以上の副走査方向のサイズであり、中間転写体205上に1枚しか同時に形成できない場合には、502、503においてY−A、M−A、C−A、K−Aのレーザー及び1次転写と、506中のAの2次転写のみの制御となる。
【0023】
以上のように本実施例によれば、画像形成途中で中間転写体の回転速度を減速させる場合、中間転写体の回転速度が安定するまでの間に、現像器を感光体に対向しない位置に退避させることで、感光体へのキャリア付着等の問題を軽減することが可能となった。
【0024】
(その他の実施例)
本実施形態では、モータスピードをV1からV2に減速した時に、回転カラー現像器をYとKの現像位置の中間に順方向に回転し退避させる系について説明を行ったが、退避位置はこれに限定されるものではなく、他の色の現像位置の中間位置でもよい。また、退避時の回転カラー現像器の回転方向も、逆方向に回転させる系でもよい。
【0025】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、1次転写完了に伴い記録材の搬送速度に応じて画像形成速度を変更した際に、像担持体へキャリアが付着してしまうといった現象を防止することができる。更に、このとき帯電器の帯電動作を停止することで像担持体を長寿命化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略構成
【図2】画像形成装置の制御処理部ブロック図
【図3】画像読み取り時のCCD入力からプリンタ部までのディジタル画像処理部の要部構成を示す図
【図4】普通紙2枚貼りの画像形成のタイミングチャートを示す図
【図5】厚紙2枚貼りの画像形成のタイミングチャートを示す図
【図6】回転カラー現像器の回転位置を示す図
【符号の説明】
1 カラーリーダー部
2 カラープリンタ部
100 制御部
101 原稿ガラス台(プラテン)
102 自動原稿給紙装置(ADF)
103、104 光源
105、106 反射傘
107、108、109 ミラー
110 レンズ
111 CCD(電荷結合素子)
112 CCDが実装されている基板
113 ディジタル画像処理部
114、115 キャリッジ
116 外部インターフェイス(I/F)
201 レーザースキャナ
202 感光ドラム(静電坦持体)
203 現像ロータリ
205 中間転写体
206 転写ベルト
207 加圧ローラ
208、209、210、211 カセット
211、212、213、214 ピックアップローラ
261、262、263、264 給紙ローラ
265、266、267、268 搬送ローラ
220 手差し給紙ローラ
217 フェイスアップ排紙口
218 プリンタ制御I/F
221 ブラック現像器
222 イエロー現像器
223 マゼンタ現像器
224 シアン現像器
225 レーザー照射位置
226 可視化位置
301 CPU
302 メモリ
303 操作部
Claims (3)
- 像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電器と、帯電後の前記像担持体上に形成された静電像を共通の現像部にてトナー及びキャリアを含む現像剤で現像する複数の現像器と、前記複数の現像器を搭載し前記現像部を含む経路で回転する回転体と、を有し、前記像担持体上のトナー像を中間転写体に1次転写後これを記録材に2次転写する画像形成装置において、
1次転写完了に伴い記録材の搬送速度に応じて画像形成速度を変更するとき、前記回転体を回動することで現像器を前記現像部から退避させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記帯電器は画像形成の為の帯電動作時にDC電圧とAC電圧とを重畳した帯電バイアスが印加される構成とされ、前記回転体を回動することで現像器を前記現像部から退避させるのに伴って前記帯電器による帯電動作を停止させることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
- 前記帯電器による帯電動作を停止させる際、帯電バイアスのうち少なくともAC電圧をオフすることを特徴とする請求項2の画像形成装置。
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