JP2004267504A - バンドの駒用連結ピン、バンド、及び腕時計 - Google Patents

バンドの駒用連結ピン、バンド、及び腕時計 Download PDF

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Abstract

【課題】隣接する駒相互の連結・分解の作業性を向上できるとともに、隣接する駒相互の連結の信頼性を向上できるバンドの駒用連結ピンを提供する。
【解決手段】第1通孔22を有したアーム部21aで挟まれた凹部21b内に第2通孔23を有した凸部(係合部)21cを配置して互いに隣接する駒21相互を連結し、第1、第2の通孔22、23にわたって挿入される駒用連結ピン31を前提とする。連結ピン31は、第1、第2の通孔22、23の径より小径で弾性変形が可能な線材で作られている。このピン31の第1通孔22内に配置される両端部32と第2通孔23内に配置される中間部との内の少なくとも一方が、側面視ジグザグ状を呈する弾性変形部33をなしている。弾性変形部33は、自由状態での幅が第1、第2の通孔22、23の孔径より大きく、かつ使用状態で第1、第2の通孔22、23の内の少なくとも一方の孔内面に弾性的に接するように形成されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに連結された複数の駒を備えるブレスレットや時計バンド等のバンド、並びにこのバンドの複数の駒相互を連結するための駒用連結ピン、及び前記バンドを備える腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、腕時計のバンドが備える駒相互を連結するために、隣接する駒が夫々有した連結脚部に、バンドの短手方向に貫通する貫通孔を穿設し、隣接する駒相互の内の一方の駒の連結脚部と他方の駒の連結脚部とを組合わせ、バンドの短手方向に対向する各貫通孔に連結ピンを挿通し、このピンの両端に割パイプを嵌着して、隣接する駒相互を連結するものがある(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
この特許文献1には、割パイプと駒との関係についての記載がない。しかし、駒相互の連結状態を維持するためには、割パイプが駒の貫通孔に対して抜けないように貫通孔内に挿入して固定され、この割パイプが連結ピンを不用意に抜けないように保持しているものと考えられる。
【0004】
又、腕時計のバンドが備える駒相互を連結するために、隣接する駒相互の一方の駒に設けた凹部を挟むアーム部と、他方の駒に設けた凸部とに、夫々バンドの短手方向に貫通する貫通孔を穿設し、隣接する駒相互の凹部と凸部とを組合せて、バンドの短手方向に対向する各貫通孔に、ヘアーピン状の連結ピンを挿入することにより、隣接する駒相互を連結するものがある(例えば特許文献2参照。)。
【0005】
この特許文献2に記載のヘアーピン状の連結ピンは、ばね性を有する金属線を二つ折りに折り曲げるとともに、一部に背向して径方向に円弧形状に突出する突出部が形成されている。
【0006】
更に、特許文献2には、貫通孔の径のばらつきによる連結ピンの貫通孔からの脱落をなくすために、前記突出部を連結ピンの軸線に対して略垂直に立ち上がる矩形形状とするとともに、この突出部に配設される段穴部を、凸部の貫通孔の一部に形成して、突出部の角部と段穴部の端部との干渉により、段穴部をストッパーとして機能させる技術も記載されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−313221号公報(段落0008〜0009、図1、図3)
【0008】
【特許文献2】
特開平10−80307号公報(段落0003〜0004、0039〜0042、0049、図1、図2、図6、図13、図14)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1では、連結ピンとこのピンが抜けないように保持している割パイプとは面接触している。これにより、割パイプに対する連結ピンの相対的な挿脱にかなり大きな操作力が必要であり、人体の手首部の太さに合わせて駒数を増やしたり減らしたりする際の駒相互の連結及び分解には、販売店などでの作業においてもかなり手間が掛かり易い。
【0010】
特許文献2で矩形形状の突出部を有した連結ピンを用いるものでは、連結ピンの軸方向の動きを止めるストッパーとして機能する段穴部によって、連結ピンを抜き外すことが難しく、販売店などでの作業においても分解にかなり手間が掛かり易い。これとともに、駒の凸部に段穴部を作る加工にも手間が掛かる。
【0011】
又、特許文献2の図13及び図14に記載の構成では、連結ピンの2箇所の突出部のみを貫通孔の内面に弾性的に圧接させることにより、貫通孔に対する連結ピンの固定力を得ている。このため、貫通孔に連結ピンを挿入することは容易である。しかし、貫通孔の径のばらつきに応じて前記固定力が低下する場合には、使用中に加わる振動などにより連結ピンが長手方向に移動することがあり、最悪の場合には抜ける恐れがある。
【0012】
この点を改善するには、貫通孔の精度を上げて連結ピンを大きく変形させればよい。しかし、この場合には貫通孔の加工コストが上昇することは勿論のこと、二つ折りに折り曲げられた連結ピンの二つ折り部が、過度に変形されてへたり易くなる。これにより、一度引き抜いた連結ピンを、分解後の再組立(隣接する駒相互の連結)に使用する場合、設計通りの弾性反発力を発揮できず、言い換えれば、初期品質を維持できないことがある。
【0013】
本発明が解決しようとする課題は、隣接する駒相互の連結・分解の作業性を向上できるとともに、隣接する駒相互の連結の信頼性を向上できるバンドの駒用連結ピン、バンド、及び腕時計を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、第1通孔を有したアーム部で挟まれた凹部内に第2通孔を有した係合部を配置して互いに隣接する駒相互を連結し、前記第1及び第2の通孔にわたって挿入されるバンド用の駒用連結ピンを前提とする。そして、前記課題を解決するために、本発明の連結ピンは、前記第1及び第2の通孔の径より小径で弾性変形が可能な線材で作られていて、前記第1通孔内に配置される両端部と前記第2通孔内に配置される中間部との内の少なくとも一方を、側面視ジグザグ状を呈する弾性変形部としている。この弾性変形部は、自由状態での幅が前記第1及び第2の通孔の孔径より大きく、かつ使用状態で前記第1及び第2の通孔の内の少なくとも一方の孔内面に弾性的に接するように形成されている。
【0015】
本発明及び以下の各発明では、弾性変形が可能な線材として金属線材を好適に使用できる。本発明及び以下の各発明で、弾性変形部が側面視ジグザグ状を呈するとは、螺旋状又は波形状であることを含んでいる。弾性変形部が螺旋状である場合、孔内面との接触長さを長く確保するために、少なくとも1巻以上の巻数を有することが好ましい。同様には弾性変形部が波形状である場合、孔内面との接触を4個所以上確保するために、少なくとも1ピッチ半以上の波形とすることが好ましい。更に、本発明及び以下の各発明で、弾性変形部の幅とは、弾性変形部を側面方向から視認した状態で、連結ピンの軸線方向と直交する方向に沿って最大に離間した部位間の寸法を指している。具体的には、螺旋状弾性変形部の幅は螺旋の外径寸法であり、波形状弾性変形部の幅は互いに逆向きの波頭間の寸法である。
【0016】
隣接された駒相互を本発明に係るバンドの駒用連結ピンで連結する際、通孔に挿入される連結ピンの弾性変形部は、その幅を自由状態より狭めるように弾性変形されるので、これに伴って連結ピン全体が軸方向に沿って伸張されて、弾性変形部の過度の変形が抑制される。挿入された連結ピンの弾性変形部は、復元しようとする反発力で通孔の孔内面に接触するので、通孔の径のばらつきを吸収できる。そして、弾性変形部がジグザグ状であることにより、この弾性変形部と通孔の孔内面との接触が過大となることが抑制されるとともに、通孔の孔内面へのジグザグ状弾性変形部の弾性的接触により、隣接された駒相互の連結を維持できる。又、隣接された駒相互の連結を解除するには、通孔に棒状の工具を押し込んで連結ピンを通孔内から押出せばよい。この場合、既述のようにジグザグ状弾性変形部が通孔の孔内面に過大に接触していないので、通孔内からの取出しの抵抗が小さい。
【0017】
弾性変形部を螺旋状とした本発明に係るバンドの駒用連結ピンの好ましい形態では、通孔の孔内面に対する弾性変形部の接触が螺旋状となるので、通孔の孔内面に対する弾性変形部の接触長さを長く確保できる。
【0018】
又、本発明は、第1通孔を有したアーム部で挟まれた凹部内に、第2通孔を有した係合部を配置して互いに隣接する駒相互を、前記第1及び第2の通孔にわたって挿入された連結ピンで連結したバンドを前提とする。そして、前記課題を解決するために、前記連結ピンが、前記第1及び第2の通孔の径より小径で弾性変形が可能な線材で作られていて、前記第1通孔内に配置される両端部と前記第2通孔内に配置される中間部との内の少なくとも一方を、側面視ジグザグ状を呈する弾性変形部としている。この弾性変形部は、自由状態での幅が前記第1及び第2の通孔の孔径より大きく、かつ使用状態で前記第1及び第2の通孔の内の少なくとも一方の孔内面に弾性的に接するように形成されている。
【0019】
本発明及びその他の各発明において、隣接する駒とは、その内の一方がアーム部で挟まれた凹部を有し、他方が凹部内に配置して組合わされる係合部を有したものである。この場合、係合部の形態は、駒が、中継用のものであるのか、非中継用のものであるのかで異なる。具体的には、凹部を有した主たる駒と中継用の駒とが隣接する関係にある場合、中継用の駒の両端部は、この中継用の駒の両側に配設される前記主たる駒の凹部に嵌入される大きさに形成され、この嵌合される端部が係合部として用いられる。したがって、前記主たる駒相互は中継用の駒を介して間接的に連結される。又、非中継用の駒の場合には、隣接する駒の内の一方に係合部として用いられる凸部が形成され、この凸部を他方の駒が有した凹部に嵌入させて、隣接する非中継用の駒相互が組合わされるものである。更に、本発明は、互いに連結された複数の駒を備えてなる時計バンド、ブレスレット、衣料用バンド、及びネックレス等のバンドに適用可能である。
【0020】
本発明のバンドは、その各駒相互が既述の連結ピンを介して連結されているので、隣接する駒相互の連結・分解の作業性を向上できるとともに、隣接する駒相互の連結の信頼性を向上できる。
【0021】
弾性変形部を螺旋状とした本発明に係るバンドの好ましい形態では、通孔の孔内面に対する連結ピンの弾性変形部の接触が螺旋状となるので、通孔の孔内面に対する弾性変形部の接触長さを長く確保できる。
【0022】
又、前記課題を解決するために本発明の腕時計は、バンド取付け部を有する時計外装組立に時計ムーブメントが内蔵された時計本体と、前記バンド取付け部に連結された既述の発明に係るバンドとを具備している。
【0023】
本発明の腕時計は、そのバンドが備える各駒相互が既述の連結ピンを介して連結されているので、隣接する駒相互の連結・分解の作業性を向上できるとともに、隣接する駒相互の連結の信頼性を向上できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
【0025】
図1中符号11で示す腕時計は、時計本体12と、時計バンド(以下バンドと略称する。)13とを備えている。
【0026】
時計本体12は、時計外装組立14内に竜頭15によって操作される図示しない時計ムーブメント等を収容している。時計外装組立14は、環状をなす胴14aの表面にカバーガラス14bを装着するとともに、胴14aの裏面に裏蓋(図示しない)を装着して形成されていて、そのカバーガラス14bを通して内部の文字板14c及び針14dなどを透視できる。時計ムーブメントは、小型電池やぜんまいを動力にしたもの、又は自動巻きのもの、若しくはクォーツ発振モジュールにより文字板上で時刻等をデジタル表示するデジタル時計対応のもの、或いはデジタル時計対応のものとそれ以外のものとを併用したもの等のいずれであってもよい。
【0027】
時計本体12は、胴14aを12時及び6時の方向から挟む一対のバンド取付け部16を備えている。両取付け部16は、その幅方向中央部に胴14aから離れる方向に突出する凸部16aを有している。凸部16aには、その幅方向、言い換えれば、バンド13の幅方向(短手方向)に貫通する通孔17が設けられている。
【0028】
バンド13は、それが延びる方向に並べられた複数の駒21を連結ピン31で連結した構成を備えている。
【0029】
詳しくは、各駒21は、いずれも金属製であって、同一部品である。これらの駒21は、図1及び図2に例示するように並び方向(言い換えればバンド13の長手方向)の一端側に、一対のアーム部21a、及びこれらアーム部21aで挟まれた凹部21bを有し、前記並び方向の他端側に係合部として機能する凸部21cを有している。凹部21b及び凸部21cは、駒21の幅方向(バンド13の幅方向)中央部に位置されている。凸部21cは凹部21bに嵌入する大きさに作られている。
【0030】
一対のアーム部21aの夫々には、バンド13の幅方向に貫通する第1通孔22が開けられている。図2で代表して示すように各第1通孔22の開口端部は環状のテーパ面22aで夫々面取りされている。凸部21の夫々にも、バンド13の幅方向に貫通する第2通孔23が開けられている。第2通孔23の孔径は、後述する連結ピン31の挿入時の引っ掛かりを抑制するために、第1通孔22の孔径以上とすることが好ましい。しかし、第2通孔23の開口端部を環状のテーパ面で夫々面取りする場合には、第2通孔23の孔径を第1通孔22の孔径以下とすることも可能である。第1、第2の通孔22、23はいずれも段付き孔ではなく実質的に径の変化がない真直ぐな孔であるので、その加工が容易である。
【0031】
連結ピン31は、第1通孔22の孔径より小径でかつ弾性を有する金属線材の丸棒で作られている。図2及び図3に例示したように連結ピン31は、例えば第1通孔22内に配置される両端部32と、これらを一体につないで第2通孔23内に配置される弾性変形部33とから形成されている。弾性変形部33は、以下に説明する構成により、この変形部33が挿入された通孔を有した駒との結合部として機能するものである。
【0032】
図3に例示したように連結ピン31を側面方向から見た状態(側面視)での弾性変形部33はジグザグ状を呈している。このために、第1実施形態では弾性変形部33を螺旋状(コイル状)としてある。ここに、弾性変形部33がジグザグ状を呈するとは、弾性変形部33をなす各部が、恰も側面視波形を描くように連結ピン31の軸線31aに対して交互に方向を変えて斜めに交差していることを指している。
【0033】
この螺旋状の弾性変形部33は例えば二巻きされている。更に、弾性変形部33の自由状態での幅A(図3参照)は、第1通孔22及び第2通孔23の孔径より大きく形成されている。
【0034】
次に、連結ピン31を用いて、隣接した駒21相互を連結してバンド13を組立てる手順を説明する。はじめに、連結すべき駒21を同じ向きに並べて、一方の駒21の凹部21bに他方の駒21の凸部21cを嵌入させるとともに、前記一方の駒21が有した一対の第1通孔22と前記他方の駒21が有した単一の第2通孔23とが、互いに向い合うように位置決めする。この状態で、いずれか一方の第1通孔22から連結ピン31をその軸方向に沿って挿入し、このピン31を第2通孔23に挿通させるとともに他方の第1通孔22に挿入させる。
【0035】
このようにして一対の第1通孔22とこれらの間の第2通孔23とにわたって挿入された連結ピン31により、図2に示すように隣接された駒21相互が連結される。この連結状態では、連結ピン31の両端部32が第1通孔22に遊挿されているので、隣接された駒21相互は連結ピン31の両端部32を中心に回動可能である。
【0036】
既述の挿入では、連結ピン31の弾性変形部33が、これより小径な第1、第2の通孔22、23の孔内面で押される。このため、弾性変形部33がその幅Aを自由状態より狭めながら、つまり、第1実施形態では縮径しながら、弾性変形される。この弾性変形に伴い連結ピン31全体が軸方向に沿って伸張される。
【0037】
この軸方向への伸張により、第1、第2の通孔22、23の孔内面に対する弾性変形部33との接触力が過度に増えることが抑制される。このため、第1、第2の通孔22、23への連結ピン31の挿入を比較的軽い力で行うことができるとともに、弾性変形部33が過度に変形されてへたることがない。
【0038】
したがって、隣接する駒21相互の連結、つまり、バンド13の組立作業を容易にできる。しかも、第1実施形態では、第1通孔22の開口端部にテーパ面22aを設けてあるので、既述の挿入の際に、挿入先端側に位置した弾性変形部33の端部がアーム部21aに引っ掛かることが抑制される。これにより、第1通孔22に弾性変形部33を円滑に導入させることができる。この点でも組立作業が容易となる。
【0039】
以上の連結ピン31の挿入完了後には、縮められた弾性変形部33が復元しようとする反発力で、この弾性変形部33が第2通孔23の孔内面に弾性的に接触する。このため、第2通孔23の径のばらつきを吸収できる。しかも、側面視ジグザグ状の弾性変形部33は、その形状故に、第2通孔23の孔内面に面接触することはなく、螺旋状に接触して、隣接された駒21相互の連結を維持できる。
【0040】
この螺旋状の接触によれば、連結ピンとこのピンが面接触する割パイプを用いた従来と比較して、接触面積が少ないので、連結ピン31を挿入する際の抵抗が遥かに小さく、よって、連結作業を容易に行うことができる。更に、ヘアーピン状の連結ピンを用いた従来と比較して、2点のみの接触ではなく、これよりも遥かに長い螺旋状の接触を得ることができるので、隣接された駒21相互の連結を確実に維持できる。
【0041】
なお、既述の手順で組立てられたバンド13と時計本体12のバンド取付け部16との連結も連結ピン31を用いて行われるが、その手順は、隣接された駒21相互を連結ピン31を用いて連結する既述の手順と同じであるので、説明を省略する。この場合、バンド取付け部16の通孔17が駒21の第2通孔23と同様に用いられる。
【0042】
又、販売店などでバンド13の長さを詰めるため等に、隣接された駒21相互の連結を解除(分解)するには、いずれか一方の第1通孔22に棒状の工具(図示しない)を押し込んで連結ピン31の一方の端部32をバンド13外に押出してから、この外に突出した端部を図示しない工具で掴んで連結ピン31全体を、第1、第2の通孔22、23内から引出せばよい。
【0043】
この場合、既述のように連結ピン31のジグザグ状弾性変形部33が第2通孔23の孔内面に螺旋状に接触している。この接触は、圧入を伴った面接触等のような過大な接触とはなっていないので、連結ピン31を第2通孔33内から押出す際の抵抗が小さい。よって、比較的軽い力で第1、第2の通孔22、23から連結ピン31を取出して分解できる。これにより、販売店等においては比較的短時間でバンド13の長さの調節を行うことができる。
【0044】
図4は本発明の第2実施形態を示している。第2実施形態は基本的には第1実施形態と同じ構成であるので、同じ構成については第1実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる構成について説明する。
【0045】
第2実施形態では、連結ピン31の略全体にわたって、側面視ジグザグ状、例えば4巻きの螺旋状の弾性変形部33が形成されている。これにより、両端部32寄りの端部巻き部分33aは、第1通孔22内に配置されてこの通孔22の孔内面に弾性的に接触し、これら端部巻き部分33a間の中間部巻き部分33bは、第2通孔23内に配置されてこの通孔23の孔内面に弾性的に接触している。
【0046】
以上説明した点以外の構成は第1実施形態と同じである。したがって、この第2実施形態においても、第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決できる。しかも、第2実施形態では、連結ピン31の弾性変形部33が第1通孔22及び第2通孔23にわたってこれらの孔内面に夫々弾性的に接触している。このため、隣接する駒21相互の回動が多少渋くなるものの、孔内面への弾性変形部33の接触が増えて、隣接する駒21相互の連結を、より確実に維持できる。
【0047】
図5は本発明の第3実施形態を示している。第3実施形態は基本的には第1実施形態と同じ構成であるので、同じ構成については第1実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる構成について説明する。なお、必要に応じて図2も参照する。
【0048】
第3実施形態では、連結ピン31の両端部が側面視ジグザグ状例えば螺旋状の弾性変形部33をなし、これらの間の中間部31bは真直ぐに作られている。両端部の弾性変形部33は、一対の第1通孔22内に配置されてこの通孔22の孔内面に弾性的に接触し、中間部31bは、第2通孔23を遊挿して配置されるようになっている。
【0049】
以上説明した点以外の構成は第1実施形態と同じである。したがって、この第3実施形態においても、第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決できる。この第3実施形態は、駒21の凸部21cの幅を狭くしたデザインのバンド13とする場合に、一対のアーム部21aの第1通孔22とこれらの内部に配置される一対の弾性変形部33とで、隣接する駒21相互の連結を確実に維持する上で好適である。
【0050】
図6は本発明の第4実施形態を示している。第4実施形態は基本的には第1実施形態と同じ構成であるので、同じ構成については第1実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる構成について説明する。
【0051】
第4実施形態では、側面視ジグザグ状をなす弾性変形部33が、連結ピン31の中間部を波形状に折り曲げて形成されている。この場合、弾性変形部33の波形は略1ピッチ半となっている。この弾性変形部33は、駒21の第2通孔23内に配置されて、この通孔23の孔内面に数個所弾性的に接触している。前記波形が1ピッチ半である場合には図6に符号tで示す合計4箇所で第2通孔23の孔内面に接触できる。
【0052】
以上説明した点以外の構成は第1実施形態と同じである。波形の弾性変形部33を有した連結ピン31は、第1通孔22及び第2通孔23にわたって挿入される際に、恰も波頭の角度が大きくなるような軸線方向の伸張を伴って挿入することができる。したがって、この第4実施形態においても、第1実施形態と同じ作用を得て本発明の課題を解決できる。
【0053】
なお、この第4実施形態では、波形の弾性変形部33を連結ピン31の略全長にわたって設けて、実施することができる。或いは、連結ピン31の第1通孔22内に配置される両端部のみに波形の弾性変形部33を設けるとともに、第2通孔23内に配置される中間部を第2通孔23に遊挿されるように真直ぐにして、実施することもできる。
【0054】
【発明の効果】
本発明に係るバンドの駒用連結ピン、及びこのピンを用いて隣接した駒相互が連結されたバンド、並びにこのバンドを備えた腕時計によれば、隣接する駒相互の連結・分解の作業性を向上できるとともに、隣接する駒相互の連結の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る腕時計を示す平面図。
【図2】図1の腕時計が備えるバンドの一部を一部切欠いて示す平面図。
【図3】図1の腕時計が備える駒用連結ピンを示す側面図。
【図4】本発明の第2実施形態に係る腕時計が備えるバンドの一部を一部切欠いて示す平面図。
【図5】本発明の第3実施形態に係る腕時計が備える駒用連結ピンを示す側面図。
【図6】本発明の第4実施形態に係る腕時計が備えるバンドの一部を一部切欠いて示す平面図。
【符号の説明】
1・・・腕時計
2・・・時計本体
13・・・バンド
14・・・時計外装組立
16・・・バンド取付け部
21・・・駒
21a・・・駒のアーム部
21b・・・駒の凹部
21c・・・駒の凸部(係合部)
22・・・アーム部の第1通孔
22a・・・第1通孔のテーパ面
23・・・凸部(係合部)の第2通孔
31・・・連結ピン
32・・・連結ピンの端部
33・・・連結ピンの弾性変形部

Claims (5)

  1. 第1通孔を有したアーム部で挟まれた凹部内に第2通孔を有した係合部を配置して互いに隣接する駒相互を連結し、前記第1及び第2の通孔にわたって挿入されるバンドの駒用連結ピンにおいて、
    前記第1及び第2の通孔の径より小径で弾性変形が可能な線材で作られているとともに、前記第1通孔内に配置される両端部と前記第2通孔内に配置される中間部との内の少なくとも一方が、側面視ジグザグ状を呈し、自由状態での幅が前記第1及び第2の通孔の孔径より大きく、かつ使用状態で前記第1及び第2の通孔の内の少なくとも一方の孔内面に弾性的に接する弾性変形部をなしているバンドの駒用連結ピン。
  2. 前記弾性変形部が螺旋状である、請求項1に記載のバンドの駒用連結ピン。
  3. 第1通孔を有したアーム部で挟まれた凹部内に、第2通孔を有した係合部を配置して互いに隣接する駒相互を、前記第1及び第2の通孔にわたって挿入された連結ピンで連結したバンドにおいて、
    前記連結ピンが、前記第1及び第2の通孔の径より小径で弾性変形が可能な線材で作られていて、この連結ピンの前記第1通孔内に配置される両端部と前記第2通孔内に配置される中間部との内の少なくとも一方が、側面視ジグザグ状を呈し、自由状態での幅が前記第1及び第2の通孔の孔径より大きく、かつ使用状態で前記第1及び第2の通孔の内の少なくとも一方の孔内面に弾性的に接する弾性変形部をなしているバンド。
  4. 前記弾性変形部が螺旋状である、請求項3に記載のバンド。
  5. バンド取付け部を有する時計外装組立に時計ムーブメントが内蔵された時計本体と、
    前記バンド取付け部に連結された請求項3又は4に記載のバンドと、
    を具備した腕時計。
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