JPH09234104A - 時計ケースの可動先カン部 - Google Patents
時計ケースの可動先カン部Info
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- JPH09234104A JPH09234104A JP4474696A JP4474696A JPH09234104A JP H09234104 A JPH09234104 A JP H09234104A JP 4474696 A JP4474696 A JP 4474696A JP 4474696 A JP4474696 A JP 4474696A JP H09234104 A JPH09234104 A JP H09234104A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側にず
れることを確実に防止することができる時計ケースの可
動先カン部取付構造を提供する。 【解決手段】 時計ケース1に固定され且つ可動先カン
駒7を枢止する固定ピン15と、可動先カン駒7に設け
られ且つ固定ピン15が挿入される長穴11と、固定ピ
ン15と長穴11の内壁との間に配され且つ可動先カン
駒7を時計ケース1に向けて付勢するばね部材16と、
時計ケース1と可動先カン駒7との間に設けられ且つ第
1位置イと第2位置ロにおいて互いに係合する係合突起
部1Fと係合凹部5、6とを備えて、可動先カン駒7が
ばね部材16の弾発力に抗して時計ケース1よりバンド
の長手方向に沿って離間して、よって係合突起部1Fと
係合凹部5(6)との係合が解除されるようにした。
れることを確実に防止することができる時計ケースの可
動先カン部取付構造を提供する。 【解決手段】 時計ケース1に固定され且つ可動先カン
駒7を枢止する固定ピン15と、可動先カン駒7に設け
られ且つ固定ピン15が挿入される長穴11と、固定ピ
ン15と長穴11の内壁との間に配され且つ可動先カン
駒7を時計ケース1に向けて付勢するばね部材16と、
時計ケース1と可動先カン駒7との間に設けられ且つ第
1位置イと第2位置ロにおいて互いに係合する係合突起
部1Fと係合凹部5、6とを備えて、可動先カン駒7が
ばね部材16の弾発力に抗して時計ケース1よりバンド
の長手方向に沿って離間して、よって係合突起部1Fと
係合凹部5(6)との係合が解除されるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計ケースの可動
先カン部取付構造に関するものである。
先カン部取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19に示すように、腕時計70を手首
71に長い時間嵌めていると、図中の仮想線に示すよう
に腕時計70が小指側(12時側)にずれてしまうこと
がある。特に、激しい運動をすると、腕時計70は小指
側(12時側)にずれやすい。すると、腕時計70が表
示する時刻が見えにくくなってしまっていた。腕時計7
0がずれてしまうのは、手首71の表側が弯曲している
ためである。例えば、腕を振るような運動をすると、手
首71の表側を腕時計70が滑っていく。腕時計70
が、特に小指側(12時側)に向けてずれてしまうの
は、人間の腕の構造に原因があると考えられる。腕を机
の上などに載せた場合に、手の甲が外側になって、小指
が下に、親指が上になるのが自然である。手の甲を内側
に向けるには、無理に手首71を内側に捩じらなければ
ならない。日常生活の中では、手の甲を内側に捩じる動
作より、手の甲を外側に振る動作の方が圧倒的に多い。
このために、腕時計70が、特に小指側(12時側)に
向けてずれてしまうと考えられている。本発明は、上記
の問題点に着目し、それを解決しようとするものであ
る。
71に長い時間嵌めていると、図中の仮想線に示すよう
に腕時計70が小指側(12時側)にずれてしまうこと
がある。特に、激しい運動をすると、腕時計70は小指
側(12時側)にずれやすい。すると、腕時計70が表
示する時刻が見えにくくなってしまっていた。腕時計7
0がずれてしまうのは、手首71の表側が弯曲している
ためである。例えば、腕を振るような運動をすると、手
首71の表側を腕時計70が滑っていく。腕時計70
が、特に小指側(12時側)に向けてずれてしまうの
は、人間の腕の構造に原因があると考えられる。腕を机
の上などに載せた場合に、手の甲が外側になって、小指
が下に、親指が上になるのが自然である。手の甲を内側
に向けるには、無理に手首71を内側に捩じらなければ
ならない。日常生活の中では、手の甲を内側に捩じる動
作より、手の甲を外側に振る動作の方が圧倒的に多い。
このために、腕時計70が、特に小指側(12時側)に
向けてずれてしまうと考えられている。本発明は、上記
の問題点に着目し、それを解決しようとするものであ
る。
【0003】さて、特開昭57−6380号公報、及び
実開昭60−80370号公報に開示された技術は、本
発明と関連するものである。特開昭57−6380号公
報に開示された技術は、図20に示すように腕時計本体
73を、時刻表示部74と、この時刻表示部74にヒン
ジ77を介して回動可能に連結された把持部75とで構
成し、時刻表示部74に設けたバンド取付部74aに一
方の時計バンド76を、把持部75に設けたバンド取付
部75aに他方の時計バンド76Aをそれぞれ連結した
ものであって、この腕時計本体73を手首82に装着し
た状態では把持部75を時刻表示部74に対して折り曲
げることができる。このように、把持部75を時刻表示
部74に対して折り曲げれば、腕時計本体73が小指側
(12時側)に向けてずれてしまう動きを、ある程度は
抑止できる。なぜならば、把持部75が、腕時計本体7
3の6時側を支えて、腕時計本体73が小指側(12時
側)に向けてずれてしまう動きを止めるからである。
実開昭60−80370号公報に開示された技術は、本
発明と関連するものである。特開昭57−6380号公
報に開示された技術は、図20に示すように腕時計本体
73を、時刻表示部74と、この時刻表示部74にヒン
ジ77を介して回動可能に連結された把持部75とで構
成し、時刻表示部74に設けたバンド取付部74aに一
方の時計バンド76を、把持部75に設けたバンド取付
部75aに他方の時計バンド76Aをそれぞれ連結した
ものであって、この腕時計本体73を手首82に装着し
た状態では把持部75を時刻表示部74に対して折り曲
げることができる。このように、把持部75を時刻表示
部74に対して折り曲げれば、腕時計本体73が小指側
(12時側)に向けてずれてしまう動きを、ある程度は
抑止できる。なぜならば、把持部75が、腕時計本体7
3の6時側を支えて、腕時計本体73が小指側(12時
側)に向けてずれてしまう動きを止めるからである。
【0004】また、実開昭60−80370号公報に開
示された技術は、図21の(1)、(2)に示すように
時計ケース78にスターラップ79をピボット80で連
結して、このスターラップ79に腕装着用バンド(図示
せず)を取り付けたものであって、時計ケース78を含
む腕時計本体を手首に装着した状態でスターラップ79
をピボット80で折り曲げることができる。これも同様
に、スターラップ79を折り曲げれば、時計ケース78
を含む腕時計本体が、小指側(12時側)に向けてずれ
てしまう動きを、ある程度は抑止できる。
示された技術は、図21の(1)、(2)に示すように
時計ケース78にスターラップ79をピボット80で連
結して、このスターラップ79に腕装着用バンド(図示
せず)を取り付けたものであって、時計ケース78を含
む腕時計本体を手首に装着した状態でスターラップ79
をピボット80で折り曲げることができる。これも同様
に、スターラップ79を折り曲げれば、時計ケース78
を含む腕時計本体が、小指側(12時側)に向けてずれ
てしまう動きを、ある程度は抑止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の技術では、把持部75(あるいはスターラップ
79)を時刻表示部74(あるいは腕時計本体)に対し
てある傾き角度にすることはできるが、把持部75(あ
るいはスターラップ79)は、常に時刻表示部74(あ
るいは腕時計本体)に対して回転可能であり、所定の傾
き位置で把持部75(あるいはスターラップ79)を固
定することができなかった。
た従来の技術では、把持部75(あるいはスターラップ
79)を時刻表示部74(あるいは腕時計本体)に対し
てある傾き角度にすることはできるが、把持部75(あ
るいはスターラップ79)は、常に時刻表示部74(あ
るいは腕時計本体)に対して回転可能であり、所定の傾
き位置で把持部75(あるいはスターラップ79)を固
定することができなかった。
【0006】よって、激しい運動をすると、腕時計が手
首の弯曲に沿って小指側にずれてしまう。これは、把持
部75(あるいはスターラップ79)が、時刻表示部7
4(あるいは腕時計本体)の6時側を支えきれずに、回
転してしまうからである。
首の弯曲に沿って小指側にずれてしまう。これは、把持
部75(あるいはスターラップ79)が、時刻表示部7
4(あるいは腕時計本体)の6時側を支えきれずに、回
転してしまうからである。
【0007】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、時計本体が
手首の弯曲に沿って小指側にずれることを確実に防止す
ることができる時計ケースの可動先カン部取付構造を提
供することにある。
たものであって、その目的とするところは、時計本体が
手首の弯曲に沿って小指側にずれることを確実に防止す
ることができる時計ケースの可動先カン部取付構造を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係わる時計ケースの可動先カン
部取付構造は、時計ケースに回転可能に取り付けられ且
つ時計ケースとバンドの間に配さられる可動先カン部に
おいて、前記時計ケースに対して、少なくとも2つの上
下方向の傾き角度で前記可動先カン部を前記時計ケース
に係脱可能に固定する角度固定機構を備えたことを特徴
とする。
めに、請求項1の発明に係わる時計ケースの可動先カン
部取付構造は、時計ケースに回転可能に取り付けられ且
つ時計ケースとバンドの間に配さられる可動先カン部に
おいて、前記時計ケースに対して、少なくとも2つの上
下方向の傾き角度で前記可動先カン部を前記時計ケース
に係脱可能に固定する角度固定機構を備えたことを特徴
とする。
【0009】かかる構成により、可動先カン部が角度固
定機構により、時計ケースに対して少なくとも2つの所
定の傾き角度で確実に固定される。このために、通常時
には、可動先カン部を一方の所定の傾き角度で固定保持
し、激しい運動をする場合には、可動先カン部を他方の
所定の傾き角度で固定保持してこの可動先カン部で時計
ケースの少なくとも片側(6時側)を支えることが可能
になり、時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側にずれ
ることを確実に防止することができる。
定機構により、時計ケースに対して少なくとも2つの所
定の傾き角度で確実に固定される。このために、通常時
には、可動先カン部を一方の所定の傾き角度で固定保持
し、激しい運動をする場合には、可動先カン部を他方の
所定の傾き角度で固定保持してこの可動先カン部で時計
ケースの少なくとも片側(6時側)を支えることが可能
になり、時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側にずれ
ることを確実に防止することができる。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、時計ケースに回転可能に取り付けられ且つ時計ケー
スとバンドの間に配さられる可動先カン部において、前
記可動先カン部が、前記時計ケースに対して略同一平面
内に位置する第1位置と、前記時計ケースに対して上下
方向に傾いた少なくとも1つの第2位置とを採り、前記
第1位置と前記第2位置で、前記可動先カン部を前記時
計ケースに係脱可能に固定する角度固定機構を備えたこ
とを特徴とする。
項2の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、時計ケースに回転可能に取り付けられ且つ時計ケー
スとバンドの間に配さられる可動先カン部において、前
記可動先カン部が、前記時計ケースに対して略同一平面
内に位置する第1位置と、前記時計ケースに対して上下
方向に傾いた少なくとも1つの第2位置とを採り、前記
第1位置と前記第2位置で、前記可動先カン部を前記時
計ケースに係脱可能に固定する角度固定機構を備えたこ
とを特徴とする。
【0011】かかる構成により、可動先カン部が角度固
定機構により、時計ケースに対して略同一平面内に位置
する第1位置と、時計ケースに対して上下方向に傾いた
少なくとも1つの第2位置で確実に固定される。このた
めに、通常時には、可動先カン部を時計ケースに対して
第1位置で固定保持し、激しい運動をする場合には、可
動先カン部を時計ケースに対して上下方向に傾いた少な
くとも1つの第2位置で固定保持してこの可動先カン部
で時計ケースの少なくとも片側(6時側)を支えること
が可能になり、時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側
にずれることを確実に防止することができる。
定機構により、時計ケースに対して略同一平面内に位置
する第1位置と、時計ケースに対して上下方向に傾いた
少なくとも1つの第2位置で確実に固定される。このた
めに、通常時には、可動先カン部を時計ケースに対して
第1位置で固定保持し、激しい運動をする場合には、可
動先カン部を時計ケースに対して上下方向に傾いた少な
くとも1つの第2位置で固定保持してこの可動先カン部
で時計ケースの少なくとも片側(6時側)を支えること
が可能になり、時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側
にずれることを確実に防止することができる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項2記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
において、前記角度固定機構が、前記時計ケースに固定
され且つ前記可動先カン部を枢止する固定ピンと、前記
可動先カン部に設けられ且つ前記固定ピンが挿入される
長穴と、前記固定ピンと前記長穴の内壁との間に配され
且つ前記可動先カン部を前記時計ケースに向けて付勢す
るばね部材と、前記時計ケースと前記可動先カン部との
間に設けられ且つ前記第1位置と前記第2位置において
互いに係合する係合突起部と係合凹部とより成り、前記
可動先カン部が前記ばね部材の弾発力に抗して前記時計
ケースよりバンドの長手方向に沿って離間することによ
って、前記係合突起部と前記係合凹部が離間して、前記
係合突起部と前記係合凹部との係合を解除するようにし
た。
項3の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項2記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
において、前記角度固定機構が、前記時計ケースに固定
され且つ前記可動先カン部を枢止する固定ピンと、前記
可動先カン部に設けられ且つ前記固定ピンが挿入される
長穴と、前記固定ピンと前記長穴の内壁との間に配され
且つ前記可動先カン部を前記時計ケースに向けて付勢す
るばね部材と、前記時計ケースと前記可動先カン部との
間に設けられ且つ前記第1位置と前記第2位置において
互いに係合する係合突起部と係合凹部とより成り、前記
可動先カン部が前記ばね部材の弾発力に抗して前記時計
ケースよりバンドの長手方向に沿って離間することによ
って、前記係合突起部と前記係合凹部が離間して、前記
係合突起部と前記係合凹部との係合を解除するようにし
た。
【0013】かかる構成により、可動先カン部の係合突
起部が、第1位置にある係合凹部に係脱可能に係合して
いる状態では、この第1位置が時計ケースに対して略同
一平面に位置するために、可動先カン部は時計ケースに
対して略同一平面内に位置している。
起部が、第1位置にある係合凹部に係脱可能に係合して
いる状態では、この第1位置が時計ケースに対して略同
一平面に位置するために、可動先カン部は時計ケースに
対して略同一平面内に位置している。
【0014】この状態から可動先カン部を時計ケースか
ら離す方向に引っ張って前記ばね部材を圧縮して可動先
カン部を時計ケースより遠ざけて係合突起部を、第1位
置にある係合凹部より外し、可動先カン部を時計ケース
に対してある角度に折り曲げて引っ張り解除すると、ば
ね部材の圧縮反力により可動先カン部が時計ケース側に
移動して係合突起部が第2位置に位置する係合凹部に係
合して、可動先カン部が折り曲げ位置で保持される。
ら離す方向に引っ張って前記ばね部材を圧縮して可動先
カン部を時計ケースより遠ざけて係合突起部を、第1位
置にある係合凹部より外し、可動先カン部を時計ケース
に対してある角度に折り曲げて引っ張り解除すると、ば
ね部材の圧縮反力により可動先カン部が時計ケース側に
移動して係合突起部が第2位置に位置する係合凹部に係
合して、可動先カン部が折り曲げ位置で保持される。
【0015】したがって、通常時には、可動先カン部を
第1位置に固定保持し、激しい運動をする場合には、可
動先カン部を第2位置に固定保持して、この可動先カン
部で時計ケースの少なくとも片側(6時側)を支えるこ
とにより、時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側にず
れることを確実に防止することができる。
第1位置に固定保持し、激しい運動をする場合には、可
動先カン部を第2位置に固定保持して、この可動先カン
部で時計ケースの少なくとも片側(6時側)を支えるこ
とにより、時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側にず
れることを確実に防止することができる。
【0016】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項3記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
にお置において、前記係合突起部を前記可動先カン部に
設けると共に、前記係合凹部を、前記時計ケースの、第
1位置と前記第2位置における前記係合突起部に相対す
る位置に設けて、前記第1位置と前記第2位置におい
て、前記係合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合
させた。
項4の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項3記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
にお置において、前記係合突起部を前記可動先カン部に
設けると共に、前記係合凹部を、前記時計ケースの、第
1位置と前記第2位置における前記係合突起部に相対す
る位置に設けて、前記第1位置と前記第2位置におい
て、前記係合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合
させた。
【0017】かかる構成により、上記した請求項3と同
様な作用を奏し得る。
様な作用を奏し得る。
【0018】また、上記の目的を達成するために、請求
項5の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項3記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
において、前記係合凹部を前記可動先カン部に設けると
共に、前記係合突起部を、前記時計ケースの、第1位置
と前記第2位置における前記係合凹部に相対する位置に
設けて、前記第1位置と前記第2位置において、前記係
合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合させた。
項5の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項3記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
において、前記係合凹部を前記可動先カン部に設けると
共に、前記係合突起部を、前記時計ケースの、第1位置
と前記第2位置における前記係合凹部に相対する位置に
設けて、前記第1位置と前記第2位置において、前記係
合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合させた。
【0019】かかる構成により、上記した請求項3と同
様な作用を奏し得る。
様な作用を奏し得る。
【0020】また、上記の目的を達成するために、請求
項6の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項3記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
において、前記係合突起部を前記時計ケースに設けると
共に、前記係合凹部を前記可動先カン部の、前記第1位
置と前記第2位置における前記係合突起部に相対する位
置に設けて、前記第1位置と前記第2位置において、前
記係合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合させ
た。
項6の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項3記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
において、前記係合突起部を前記時計ケースに設けると
共に、前記係合凹部を前記可動先カン部の、前記第1位
置と前記第2位置における前記係合突起部に相対する位
置に設けて、前記第1位置と前記第2位置において、前
記係合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合させ
た。
【0021】かかる構成により、上記した請求項3と同
様な作用を奏し得る。
様な作用を奏し得る。
【0022】また、上記の目的を達成するために、請求
項7の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項3記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
において、前記係合凹部を前記時計ケースに設けると共
に、前記係合突起部を前記可動先カン部の、前記第1位
置と前記第2位置における前記係合凹部に相対する位置
に設けて、前記第1位置と前記第2位置において、前記
係合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合させた。
項7の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項3記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
において、前記係合凹部を前記時計ケースに設けると共
に、前記係合突起部を前記可動先カン部の、前記第1位
置と前記第2位置における前記係合凹部に相対する位置
に設けて、前記第1位置と前記第2位置において、前記
係合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合させた。
【0023】かかる構成により、上記した請求項3と同
様な作用を奏し得る。
様な作用を奏し得る。
【0024】また、上記の目的を達成するために、請求
項8の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項2記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
において、前記可動先カン部を、前記時計ケースの12
時側と6時側に各々備えた。
項8の発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造
は、請求項2記載の時計ケースの可動先カン部取付構造
において、前記可動先カン部を、前記時計ケースの12
時側と6時側に各々備えた。
【0025】かかる構成により、通常時には、両方の可
動先カン部を第1位置に固定保持し、激しい運動をする
場合には、両方の可動先カン部を第2位置に固定保持し
て、これらの可動先カン部で時計ケースの両側を支える
ことにより、時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側に
ずれることを確実に防止することができる。
動先カン部を第1位置に固定保持し、激しい運動をする
場合には、両方の可動先カン部を第2位置に固定保持し
て、これらの可動先カン部で時計ケースの両側を支える
ことにより、時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側に
ずれることを確実に防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0027】(実施例1)本発明に係わる時計ケースの
可動先カン部取付構造の実施例1を図1乃至図5に示
す。図1は本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取
付構造の実施例1の分解状態の斜視図、図2は同時計ケ
ースの可動先カン部取付構造の側面図、図3は同時計ケ
ースの可動先カン部取付構造の横断面図、図4の
(1)、(2)、(3)は同時計ケースの可動先カン部
取付構造の作動説明図、図5は同時計ケースの可動先カ
ン部取付構造を備えた腕時計を手首に装着した状態の一
部省略した説明図である。
可動先カン部取付構造の実施例1を図1乃至図5に示
す。図1は本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取
付構造の実施例1の分解状態の斜視図、図2は同時計ケ
ースの可動先カン部取付構造の側面図、図3は同時計ケ
ースの可動先カン部取付構造の横断面図、図4の
(1)、(2)、(3)は同時計ケースの可動先カン部
取付構造の作動説明図、図5は同時計ケースの可動先カ
ン部取付構造を備えた腕時計を手首に装着した状態の一
部省略した説明図である。
【0028】腕時計の時計ケース1の12時側と6時側
とには二股状のバンド取付脚部2が各々設けてあり、こ
れらのバンド取付脚部2の先部にはバンド短手方向に抜
けるピン穴3が形成してあり、また、バンド取付脚部2
の先端部は側面半円形状の曲面4にしてある。そして、
6時側のバンド取付脚部2の曲面4には、時計ケース1
に対して略同一平面内に位置する第1位置イにバンド短
手方向に沿う溝よりなる係合凹部5が、また、第1位置
イに対して下方向に所定の角度に傾いた第2位置ロにバ
ンド短手方向に沿う溝よりなる係合凹部6がそれぞれ形
成してある。
とには二股状のバンド取付脚部2が各々設けてあり、こ
れらのバンド取付脚部2の先部にはバンド短手方向に抜
けるピン穴3が形成してあり、また、バンド取付脚部2
の先端部は側面半円形状の曲面4にしてある。そして、
6時側のバンド取付脚部2の曲面4には、時計ケース1
に対して略同一平面内に位置する第1位置イにバンド短
手方向に沿う溝よりなる係合凹部5が、また、第1位置
イに対して下方向に所定の角度に傾いた第2位置ロにバ
ンド短手方向に沿う溝よりなる係合凹部6がそれぞれ形
成してある。
【0029】時計バンドTの接続端部には可動先カン部
である可動先カン駒7が揺動可能に連結してあり、この
可動先カン駒7の先端部には、その中央に連結用突起部
8が、また、この連結用突起部8を挟んだ左右には端面
部9、10がそれぞれ形成してある。そして、連結用突
起部8には、この連結用突起部8の両側壁部8a、8b
に抜けるバンド短手方向に沿う長穴11が形成してあ
り、この長穴11はバンド長手方向に長い穴である。ま
た、連結用突起部8の側壁部8bには長穴11に連なる
係止溝部17が形成してあり、この係止溝部17は長穴
11の先側内面11aを含めて断面コ字形状である。ま
た、前記可動先カン駒7の端面部9、10には、アリ溝
形状の突起取付用溝12がバンド短手方向に形成してあ
り、これらの突起取付用溝12の外端部は可動先カン駒
7の両側面部7aに抜けている。
である可動先カン駒7が揺動可能に連結してあり、この
可動先カン駒7の先端部には、その中央に連結用突起部
8が、また、この連結用突起部8を挟んだ左右には端面
部9、10がそれぞれ形成してある。そして、連結用突
起部8には、この連結用突起部8の両側壁部8a、8b
に抜けるバンド短手方向に沿う長穴11が形成してあ
り、この長穴11はバンド長手方向に長い穴である。ま
た、連結用突起部8の側壁部8bには長穴11に連なる
係止溝部17が形成してあり、この係止溝部17は長穴
11の先側内面11aを含めて断面コ字形状である。ま
た、前記可動先カン駒7の端面部9、10には、アリ溝
形状の突起取付用溝12がバンド短手方向に形成してあ
り、これらの突起取付用溝12の外端部は可動先カン駒
7の両側面部7aに抜けている。
【0030】また、突起取付用溝12に取り付けられる
係合突起体13は、その基部に溝係合部14Aを有し、
この溝係合部14Aに突条部14Bを形成したものであ
り、この溝係合部14Aを突起取付用溝12に係合して
係合突起体13が可動先カン駒7に取り付けてあり、係
合突起体13の突条部14Bは端面部9、10より外方
に突出していて、係合突起部1Fを形成している。
係合突起体13は、その基部に溝係合部14Aを有し、
この溝係合部14Aに突条部14Bを形成したものであ
り、この溝係合部14Aを突起取付用溝12に係合して
係合突起体13が可動先カン駒7に取り付けてあり、係
合突起体13の突条部14Bは端面部9、10より外方
に突出していて、係合突起部1Fを形成している。
【0031】また、固定ピン15と前記長穴11の内壁
との間に配されるばね部材16は、短冊状のばね板16
Aの中央部を一方に膨出してこの膨出部18を挟んだ左
右を平坦部19A、19Bにし、膨出部18の一端部に
平坦部19Bを含む平面視でコ字形状の係止部20を形
成したものであり、このばね部材16の全長は前記長穴
11の全長より小さくしてある。
との間に配されるばね部材16は、短冊状のばね板16
Aの中央部を一方に膨出してこの膨出部18を挟んだ左
右を平坦部19A、19Bにし、膨出部18の一端部に
平坦部19Bを含む平面視でコ字形状の係止部20を形
成したものであり、このばね部材16の全長は前記長穴
11の全長より小さくしてある。
【0032】そして、ばね部材16を前記連結用突起部
8の長穴11に挿入して、このコ字形状の係止部20
を、長穴11に連なる係止溝部17に係止してばね部材
16を長穴11内に固定してばね部材16の平坦部19
A、19Bを長穴11の先側内面11aに当接して膨出
部18を長穴11内に位置させる。この状態で、前記連
結用突起部8を時計ケース1の二股状のバンド取付脚部
2間に挿入して、一方のバンド取付脚部2のピン穴3か
ら固定ピン15を挿入して、この固定ピン15を長穴1
1の後側内面11bとばね部材16の膨出部18との間
を通し、他方のバンド取付脚部2のピン穴3に挿入(圧
入)して、時計バンド7の可動先カン駒7が時計ケース
1のバンド取付脚部2に連結してある。
8の長穴11に挿入して、このコ字形状の係止部20
を、長穴11に連なる係止溝部17に係止してばね部材
16を長穴11内に固定してばね部材16の平坦部19
A、19Bを長穴11の先側内面11aに当接して膨出
部18を長穴11内に位置させる。この状態で、前記連
結用突起部8を時計ケース1の二股状のバンド取付脚部
2間に挿入して、一方のバンド取付脚部2のピン穴3か
ら固定ピン15を挿入して、この固定ピン15を長穴1
1の後側内面11bとばね部材16の膨出部18との間
を通し、他方のバンド取付脚部2のピン穴3に挿入(圧
入)して、時計バンド7の可動先カン駒7が時計ケース
1のバンド取付脚部2に連結してある。
【0033】この場合、前記ばね部材16の膨出部18
は固定ピン15の挿入により圧縮されていて、この圧縮
反力が固定ピン15に対して可動先カン駒7を時計ケー
ス1側に押していて、この可動先カン駒7の係合突起部
1Fが、第1位置イにある係合凹部5に係脱可能に係合
している。そして、固定ピン15と、長穴11と、ばね
部材16と、係合突起部1Fと、係合凹部5とで角度固
定機構を構成している。
は固定ピン15の挿入により圧縮されていて、この圧縮
反力が固定ピン15に対して可動先カン駒7を時計ケー
ス1側に押していて、この可動先カン駒7の係合突起部
1Fが、第1位置イにある係合凹部5に係脱可能に係合
している。そして、固定ピン15と、長穴11と、ばね
部材16と、係合突起部1Fと、係合凹部5とで角度固
定機構を構成している。
【0034】次に、上記のように構成された時計ケース
の可動先カン部取付構造の作動を説明する。上記したよ
うに可動先カン駒7の係合突起部1Fが、第1位置イに
ある係合凹部5に係脱可能に係合している状態では、図
4の(1)に示すように第1位置イが時計ケース1に対
して略同一平面内に位置しているために、可動先カン駒
7は時計ケース1に対して略同一平面内に位置してい
る。
の可動先カン部取付構造の作動を説明する。上記したよ
うに可動先カン駒7の係合突起部1Fが、第1位置イに
ある係合凹部5に係脱可能に係合している状態では、図
4の(1)に示すように第1位置イが時計ケース1に対
して略同一平面内に位置しているために、可動先カン駒
7は時計ケース1に対して略同一平面内に位置してい
る。
【0035】この状態から、図4の(2)に示すように
可動先カン駒7を時計ケース1から離す方向に引っ張っ
て前記ばね部材16の膨出部18を圧縮して可動先カン
駒7を時計ケース1より遠ざけて係合突起部1Fを第1
の係合凹部5より外し、可動先カン駒7を時計ケース1
に対して所定の角度に折り曲げて可動先カン駒7の引っ
張りを解除すると、前記ばね部材16の膨出部18の圧
縮反力により可動先カン駒7が時計ケース1側に移動し
て係合突起部1Fが第2位置ロに位置する係合凹部6に
係合して可動先カン駒7が時計ケース1の6時側におけ
る第2位置ロに固定保持される。
可動先カン駒7を時計ケース1から離す方向に引っ張っ
て前記ばね部材16の膨出部18を圧縮して可動先カン
駒7を時計ケース1より遠ざけて係合突起部1Fを第1
の係合凹部5より外し、可動先カン駒7を時計ケース1
に対して所定の角度に折り曲げて可動先カン駒7の引っ
張りを解除すると、前記ばね部材16の膨出部18の圧
縮反力により可動先カン駒7が時計ケース1側に移動し
て係合突起部1Fが第2位置ロに位置する係合凹部6に
係合して可動先カン駒7が時計ケース1の6時側におけ
る第2位置ロに固定保持される。
【0036】したがって、通常時には、可動先カン駒7
を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場合に
は、図5に示すように可動先カン駒7を第2位置ロに固
定保持して、この可動先カン駒7で時計ケース1の6時
側を支えることにより、時計ケース1が手首Gの弯曲に
沿って小指側にずれることを確実に防止する。
を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場合に
は、図5に示すように可動先カン駒7を第2位置ロに固
定保持して、この可動先カン駒7で時計ケース1の6時
側を支えることにより、時計ケース1が手首Gの弯曲に
沿って小指側にずれることを確実に防止する。
【0037】(実施例2)本発明に係わる時計ケースの
可動先カン部取付構造の実施例2を図6乃至図8に示
す。図6は本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取
付構造の分解状態の斜視図、図7は同時計ケースの可動
先カン部取付構造の側面図、図8は同時計ケースの可動
先カン部取付構造の横断面図である。
可動先カン部取付構造の実施例2を図6乃至図8に示
す。図6は本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取
付構造の分解状態の斜視図、図7は同時計ケースの可動
先カン部取付構造の側面図、図8は同時計ケースの可動
先カン部取付構造の横断面図である。
【0038】本発明に係わる時計ケースの可動先カン部
取付構造の実施例2においては、腕時計の時計ケース1
の6時側に設けられた二股状のバンド取付脚部2の先端
部の曲面4には、時計ケース1に対して略同一平面内に
位置する第1位置イにバンド短手方向に沿うアリ溝状の
突起取付用溝20が、また、第1位置イに対して下方向
に所定の角度傾いた第2位置ロにバンド短手方向に沿う
アリ溝状の突起取付用溝21がそれぞれ形成してある。
そして、突起取付用溝20、21に溝係合部14Aを係
合していて、係合突起体13がバンド取付脚部2に取り
付けてあり、係合突起体13の突条部14Bは曲面4よ
り外方に突出していて、係合突起部1Fを形成してい
る。
取付構造の実施例2においては、腕時計の時計ケース1
の6時側に設けられた二股状のバンド取付脚部2の先端
部の曲面4には、時計ケース1に対して略同一平面内に
位置する第1位置イにバンド短手方向に沿うアリ溝状の
突起取付用溝20が、また、第1位置イに対して下方向
に所定の角度傾いた第2位置ロにバンド短手方向に沿う
アリ溝状の突起取付用溝21がそれぞれ形成してある。
そして、突起取付用溝20、21に溝係合部14Aを係
合していて、係合突起体13がバンド取付脚部2に取り
付けてあり、係合突起体13の突条部14Bは曲面4よ
り外方に突出していて、係合突起部1Fを形成してい
る。
【0039】時計バンドTの接続端部に揺動可能に連結
された可動先カン部である可動先カン駒7の先端部に
は、その中央に連結用突起部22が、また、この連結用
突起部22を挟んだ左右には端面部23、24がそれぞ
れ形成してある。そして、連結用突起部22には、この
連結用突起部22の両側壁部22a、22bに抜けるバ
ンド短手方向に沿う長穴25が形成してあり、この長穴
25はバンド長手方向に長い穴である。また、連結用突
起部22の側壁部22bには長穴25に連なる係止溝部
26が形成してあり、この係止溝部26は長穴25の先
側内面25aを含めて断面コ字形状である。また、前記
可動先カン駒7の端面部23、24にはバンド短手方向
に沿う溝よりなる係合凹部27が形成してある。また、
固定ピン28及びばね部材29は上記した実施例1にお
ける固定ピン15及びばね部材16と同構成である。
された可動先カン部である可動先カン駒7の先端部に
は、その中央に連結用突起部22が、また、この連結用
突起部22を挟んだ左右には端面部23、24がそれぞ
れ形成してある。そして、連結用突起部22には、この
連結用突起部22の両側壁部22a、22bに抜けるバ
ンド短手方向に沿う長穴25が形成してあり、この長穴
25はバンド長手方向に長い穴である。また、連結用突
起部22の側壁部22bには長穴25に連なる係止溝部
26が形成してあり、この係止溝部26は長穴25の先
側内面25aを含めて断面コ字形状である。また、前記
可動先カン駒7の端面部23、24にはバンド短手方向
に沿う溝よりなる係合凹部27が形成してある。また、
固定ピン28及びばね部材29は上記した実施例1にお
ける固定ピン15及びばね部材16と同構成である。
【0040】そして、ばね部材29を前記連結用突起部
22の長穴25に挿入して、このコ字形状の係止部20
を、長穴25に連なる係止溝部26に係止してばね部材
29を長穴25内に固定してばね部材29の平坦部19
A、19Bを長穴25の先側内面25aに当接して膨出
部18を長穴25内に位置させる。この状態で、前記連
結用突起部22を時計ケース1の二股状のバンド取付脚
部2間に挿入して、一方のバンド取付脚部2のピン穴3
から固定ピン28を挿入して、この固定ピン28を長穴
25の後側内面25bとばね部材29の膨出部18との
間に通し、他方のバンド取付脚部2のピン穴3に挿入
(圧入)して、時計バンド7の可動先カン駒7が時計ケ
ース1のバンド取付脚部2に連結してある。
22の長穴25に挿入して、このコ字形状の係止部20
を、長穴25に連なる係止溝部26に係止してばね部材
29を長穴25内に固定してばね部材29の平坦部19
A、19Bを長穴25の先側内面25aに当接して膨出
部18を長穴25内に位置させる。この状態で、前記連
結用突起部22を時計ケース1の二股状のバンド取付脚
部2間に挿入して、一方のバンド取付脚部2のピン穴3
から固定ピン28を挿入して、この固定ピン28を長穴
25の後側内面25bとばね部材29の膨出部18との
間に通し、他方のバンド取付脚部2のピン穴3に挿入
(圧入)して、時計バンド7の可動先カン駒7が時計ケ
ース1のバンド取付脚部2に連結してある。
【0041】この場合、前記ばね部材29の膨出部18
は固定ピン28の挿入により圧縮されていて、この圧縮
反力が固定ピン28に対して可動先カン駒7を時計ケー
ス1側に押していて、バンド取付脚部2の係合突起部1
Fが、可動先カン駒7の、第1位置イにある第1の係合
凹部27に係脱可能に係合している。
は固定ピン28の挿入により圧縮されていて、この圧縮
反力が固定ピン28に対して可動先カン駒7を時計ケー
ス1側に押していて、バンド取付脚部2の係合突起部1
Fが、可動先カン駒7の、第1位置イにある第1の係合
凹部27に係脱可能に係合している。
【0042】次に、上記のように構成された時計ケース
の可動先カン部取付構造の作動を説明する。上記したよ
うにバンド取付脚部2の第1位置イにある係合突起部1
Fが、可動先カン駒7の係合凹部27に係脱可能に係合
している状態では、この第1位置イが時計ケース1に対
して略同一平面内にあるために、可動先カン駒7は時計
ケース1に対して略同一平面内に位置している。
の可動先カン部取付構造の作動を説明する。上記したよ
うにバンド取付脚部2の第1位置イにある係合突起部1
Fが、可動先カン駒7の係合凹部27に係脱可能に係合
している状態では、この第1位置イが時計ケース1に対
して略同一平面内にあるために、可動先カン駒7は時計
ケース1に対して略同一平面内に位置している。
【0043】この状態から可動先カン駒7を時計ケース
1から離す方向に引っ張って前記ばね部材29の膨出部
18を圧縮して可動先カン駒7を時計ケース1より遠ざ
けて、係合凹部27を係合突起部1Fをより外し、可動
先カン駒7を時計ケース1に対してある角度に折り曲げ
て可動先カン駒7の引っ張りを解除すると、前記ばね部
材29の膨出部18の圧縮反力により可動先カン駒7が
時計ケース1側に移動して、係合凹部28が第2位置ロ
にある係合突起部1Fに係合して、可動先カン駒7が時
計ケース1の6時側における第2位置ロに固定保持され
る。
1から離す方向に引っ張って前記ばね部材29の膨出部
18を圧縮して可動先カン駒7を時計ケース1より遠ざ
けて、係合凹部27を係合突起部1Fをより外し、可動
先カン駒7を時計ケース1に対してある角度に折り曲げ
て可動先カン駒7の引っ張りを解除すると、前記ばね部
材29の膨出部18の圧縮反力により可動先カン駒7が
時計ケース1側に移動して、係合凹部28が第2位置ロ
にある係合突起部1Fに係合して、可動先カン駒7が時
計ケース1の6時側における第2位置ロに固定保持され
る。
【0044】したがって、通常時には、可動先カン駒7
を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場合には
可動先カン駒7を第2位置ロに固定保持して、この可動
先カン駒7で時計ケース1の6時側を支えることによ
り、時計ケース1が手首Gの弯曲に沿って小指側にずれ
ることを確実に防止する。
を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場合には
可動先カン駒7を第2位置ロに固定保持して、この可動
先カン駒7で時計ケース1の6時側を支えることによ
り、時計ケース1が手首Gの弯曲に沿って小指側にずれ
ることを確実に防止する。
【0045】(実施例3)本発明に係わる時計ケースの
可動先カン部取付構造の実施例3を図9乃至図11に示
す。図9は本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取
付構造の実施例3の分解状態の斜視図、図10は同時計
ケースの可動先カン部取付構造の側面図、図11は同時
計ケースの可動先カン部取付構造の横断面図である。
可動先カン部取付構造の実施例3を図9乃至図11に示
す。図9は本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取
付構造の実施例3の分解状態の斜視図、図10は同時計
ケースの可動先カン部取付構造の側面図、図11は同時
計ケースの可動先カン部取付構造の横断面図である。
【0046】本発明に係わる時計ケースの可動先カン部
取付構造の実施例3においては、腕時計の時計ケース1
のバンド取付脚部30は一枚板状であり、6時側のバン
ド取付脚部30のバンド取付脚部30の先端面は曲面3
1に成されており、この曲面31には時計ケース1に対
して略同一平面内に位置する第1位置イにバンド短手方
向に沿う溝よりなる第1の係合凹部32が、また、第1
位置イに対して下方向にそれぞれ異なる角度で傾いた第
2位置ロ及び第3位置ハにバンド短手方向に沿う溝より
なる第2、第3の係合凹部33、34がそれぞれ形成し
てある。また、バンド取付脚部30に先端部には、この
バンド取付脚部30の両側壁部30a、30bに抜ける
バンド短手方向に沿うピン孔30Aが形成してある。
取付構造の実施例3においては、腕時計の時計ケース1
のバンド取付脚部30は一枚板状であり、6時側のバン
ド取付脚部30のバンド取付脚部30の先端面は曲面3
1に成されており、この曲面31には時計ケース1に対
して略同一平面内に位置する第1位置イにバンド短手方
向に沿う溝よりなる第1の係合凹部32が、また、第1
位置イに対して下方向にそれぞれ異なる角度で傾いた第
2位置ロ及び第3位置ハにバンド短手方向に沿う溝より
なる第2、第3の係合凹部33、34がそれぞれ形成し
てある。また、バンド取付脚部30に先端部には、この
バンド取付脚部30の両側壁部30a、30bに抜ける
バンド短手方向に沿うピン孔30Aが形成してある。
【0047】時計バンドTの接続端部に揺動可能に連結
された可動先カン部である可動先カン駒7の先端部に
は、その左右に連結用突起部35、36が形成してあっ
て、可動先カン駒7の先端部の、連結用突起部35、3
6間は端面部37になっている。そして、連結用突起部
35、36には、これらの連結用突起部35、36の両
側壁部35a、35b,36a、36bに抜けるバンド
短手方向に沿う長穴38,39が形成してあり、これら
の長穴38、39はバンド長手方向に長い穴である。ま
た、連結用突起部35、36の内側の側壁部35b、3
6aには長穴38、39に連なる係止溝部40、41が
形成してあり、これらの係止溝部40、41は長穴3
8、39の先側内面38a、39aを含めて断面コ字形
状である。また、前記可動先カン駒7の端面部37には
突起取付用溝42がバンド短手方向に形成してある。
された可動先カン部である可動先カン駒7の先端部に
は、その左右に連結用突起部35、36が形成してあっ
て、可動先カン駒7の先端部の、連結用突起部35、3
6間は端面部37になっている。そして、連結用突起部
35、36には、これらの連結用突起部35、36の両
側壁部35a、35b,36a、36bに抜けるバンド
短手方向に沿う長穴38,39が形成してあり、これら
の長穴38、39はバンド長手方向に長い穴である。ま
た、連結用突起部35、36の内側の側壁部35b、3
6aには長穴38、39に連なる係止溝部40、41が
形成してあり、これらの係止溝部40、41は長穴3
8、39の先側内面38a、39aを含めて断面コ字形
状である。また、前記可動先カン駒7の端面部37には
突起取付用溝42がバンド短手方向に形成してある。
【0048】そして、突起取付用溝42には係合突起体
43が装着してあり、この係合突起体43の先部は端面
部37より外方に突出していて、係合突起部1Fを形成
している。
43が装着してあり、この係合突起体43の先部は端面
部37より外方に突出していて、係合突起部1Fを形成
している。
【0049】また、固定ピン45と前記長穴38、39
の内壁との間に配されるばね部材46は、短冊状のばね
板46Aを略S字形状に屈曲して形成してあり、一端部
に平面視でコ字形状の係止部47を、他端部に略く字形
状のばね部48を形成したものである。
の内壁との間に配されるばね部材46は、短冊状のばね
板46Aを略S字形状に屈曲して形成してあり、一端部
に平面視でコ字形状の係止部47を、他端部に略く字形
状のばね部48を形成したものである。
【0050】そして、ばね部材46を、前記連結用突起
部35、36の長穴38、39に挿入して、このコ字形
状の係止部47を、長穴38、39に連なる係止溝部4
0、41に係止してばね部材46を長穴38、39内に
固定してばね部材46のばね部48を長穴38、39内
に位置させる。この状態で、前記バンド取付脚部30を
前記連結用突起部35、36間に挿入して、連結用突起
部36の長穴39から固定ピン45を挿入して、この固
定ピン45を長穴39の後側内面39bとばね部材46
のばね部48との間を通し、また、固定ピン45を、バ
ンド取付脚部30のピン孔30Aに挿入して後に、連結
用突起部35の長穴38に挿入して、この固定ピン45
を長穴38の後側内面38bとばね部材46のばね部4
8との間を通して、時計バンドTの可動先カン駒7が時
計ケース1のバンド取付脚部30に連結してある。
部35、36の長穴38、39に挿入して、このコ字形
状の係止部47を、長穴38、39に連なる係止溝部4
0、41に係止してばね部材46を長穴38、39内に
固定してばね部材46のばね部48を長穴38、39内
に位置させる。この状態で、前記バンド取付脚部30を
前記連結用突起部35、36間に挿入して、連結用突起
部36の長穴39から固定ピン45を挿入して、この固
定ピン45を長穴39の後側内面39bとばね部材46
のばね部48との間を通し、また、固定ピン45を、バ
ンド取付脚部30のピン孔30Aに挿入して後に、連結
用突起部35の長穴38に挿入して、この固定ピン45
を長穴38の後側内面38bとばね部材46のばね部4
8との間を通して、時計バンドTの可動先カン駒7が時
計ケース1のバンド取付脚部30に連結してある。
【0051】この場合、前記ばね部材46のばね部48
は固定ピン45の挿入により圧縮されていて、この圧縮
反力が、固定ピン45に対して可動先カン駒7を時計ケ
ース1側に押していて、この可動先カン駒7の係合突起
部1Fが、第1位置イにある第1の係合凹部32に係脱
可能に係合している。
は固定ピン45の挿入により圧縮されていて、この圧縮
反力が、固定ピン45に対して可動先カン駒7を時計ケ
ース1側に押していて、この可動先カン駒7の係合突起
部1Fが、第1位置イにある第1の係合凹部32に係脱
可能に係合している。
【0052】次に、上記のように構成された時計ケース
の可動先カン部取付構造の作動を説明する。上記したよ
うに可動先カン駒7の係合突起部1Fが、第1位置イに
ある第1の係合凹部32に係脱可能に係合している状態
では、この第1位置イが時計ケース1に対して略同一平
面内に位置しているために、可動先カン駒7は時計ケー
ス1に対して略同一平面内に位置している。
の可動先カン部取付構造の作動を説明する。上記したよ
うに可動先カン駒7の係合突起部1Fが、第1位置イに
ある第1の係合凹部32に係脱可能に係合している状態
では、この第1位置イが時計ケース1に対して略同一平
面内に位置しているために、可動先カン駒7は時計ケー
ス1に対して略同一平面内に位置している。
【0053】この状態から可動先カン駒7を時計ケース
1から離す方向に引っ張って前記ばね部材46のばね部
48を圧縮して可動先カン駒7を時計ケース1より遠ざ
けて係合突起部1Fを、第1の係合凹部32より外し、
可動先カン駒7を時計ケース1に対して所定の角度に折
り曲げて可動先カン駒7の引っ張りを解除すると、前記
ばね部材46のばね部48の圧縮反力により可動先カン
駒7が時計ケース1側に移動して係合突起部1Fが第2
位置ロに位置する第2の係合凹部33に係合して、可動
先カン駒7が時計ケース1の6時側における第2位置ロ
に固定保持される。
1から離す方向に引っ張って前記ばね部材46のばね部
48を圧縮して可動先カン駒7を時計ケース1より遠ざ
けて係合突起部1Fを、第1の係合凹部32より外し、
可動先カン駒7を時計ケース1に対して所定の角度に折
り曲げて可動先カン駒7の引っ張りを解除すると、前記
ばね部材46のばね部48の圧縮反力により可動先カン
駒7が時計ケース1側に移動して係合突起部1Fが第2
位置ロに位置する第2の係合凹部33に係合して、可動
先カン駒7が時計ケース1の6時側における第2位置ロ
に固定保持される。
【0054】また、可動先カン駒7の係合突起部1F
が、第1位置イにある第1の係合凹部32に係脱可能に
係合している状態から、可動先カン駒7を時計ケース1
から離す方向に引っ張って前記ばね部材46のばね部4
8を圧縮して可動先カン駒7を時計ケース1より遠ざけ
て係合突起部1Fを、第1の係合凹部32より外し、可
動先カン駒7を時計ケース1に対して所定の角度に折り
曲げて可動先カン駒7の引っ張りを解除すると、前記ば
ね部材46のばね部48の圧縮反力により可動先カン駒
7が時計ケース1側に移動して係合突起部1Fが第3位
置ハに位置する第3の係合凹部34に係合して、可動先
カン駒7が時計ケース1の6時側における第3位置ハに
固定保持される。
が、第1位置イにある第1の係合凹部32に係脱可能に
係合している状態から、可動先カン駒7を時計ケース1
から離す方向に引っ張って前記ばね部材46のばね部4
8を圧縮して可動先カン駒7を時計ケース1より遠ざけ
て係合突起部1Fを、第1の係合凹部32より外し、可
動先カン駒7を時計ケース1に対して所定の角度に折り
曲げて可動先カン駒7の引っ張りを解除すると、前記ば
ね部材46のばね部48の圧縮反力により可動先カン駒
7が時計ケース1側に移動して係合突起部1Fが第3位
置ハに位置する第3の係合凹部34に係合して、可動先
カン駒7が時計ケース1の6時側における第3位置ハに
固定保持される。
【0055】したがって、通常時には、可動先カン駒7
を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場合には
可動先カン駒7を第2位置ロもしくは第3位置ハに固定
保持して、この可動先カン駒7で時計ケース1の6時側
を支えることにより、時計ケース1が手首Gの弯曲に沿
って小指側にずれることを確実に防止する。
を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場合には
可動先カン駒7を第2位置ロもしくは第3位置ハに固定
保持して、この可動先カン駒7で時計ケース1の6時側
を支えることにより、時計ケース1が手首Gの弯曲に沿
って小指側にずれることを確実に防止する。
【0056】(実施例4)本発明に係わる時計ケースの
可動先カン部取付構造の実施例4を図12乃至図14に
示す。図12は本発明に係わる時計ケースの可動先カン
部取付構造の実施例4の分解状態の斜視図、図13は同
時計ケースの可動先カン部取付構造の側面図、図14は
同時計ケースの可動先カン部取付構造の横断面図であ
る。
可動先カン部取付構造の実施例4を図12乃至図14に
示す。図12は本発明に係わる時計ケースの可動先カン
部取付構造の実施例4の分解状態の斜視図、図13は同
時計ケースの可動先カン部取付構造の側面図、図14は
同時計ケースの可動先カン部取付構造の横断面図であ
る。
【0057】本発明に係わる時計ケースの可動先カン部
取付構造の実施例4においては、腕時計の時計ケース1
の6時側に設けたバンド取付脚部30の先端面の曲面3
1には、時計ケース1に対して略同一平面内に位置する
第1位置イにバンド短手方向に沿う突起取付用溝50
が、また、第1位置イに対して下方向にそれぞれ異なる
角度で傾いた第2位置ロ及び第3位置ハにバンド短手方
向に沿う突起取付用溝51、52がそれぞれ形成してあ
り、これら突起取付用溝50、51、52に係合突起体
53、54、55が取り付けてあり、係合突起体53、
54、55の先部は曲面31より外方に突出していて、
係合突起部1Fー1、1Fー2、1Fー3を形成してい
る。
取付構造の実施例4においては、腕時計の時計ケース1
の6時側に設けたバンド取付脚部30の先端面の曲面3
1には、時計ケース1に対して略同一平面内に位置する
第1位置イにバンド短手方向に沿う突起取付用溝50
が、また、第1位置イに対して下方向にそれぞれ異なる
角度で傾いた第2位置ロ及び第3位置ハにバンド短手方
向に沿う突起取付用溝51、52がそれぞれ形成してあ
り、これら突起取付用溝50、51、52に係合突起体
53、54、55が取り付けてあり、係合突起体53、
54、55の先部は曲面31より外方に突出していて、
係合突起部1Fー1、1Fー2、1Fー3を形成してい
る。
【0058】時計バンドTの接続端部に揺動可能に連結
された可動先カン駒7の左右の連結用突起部35、36
には上記した実施例3と同様に長穴38、39と、長穴
38、39に連なる係止溝部40、41とが形成してあ
り、可動先カン駒7の先端部の、連結用突起部35、3
6間の端面部37にはバンド短手方向に沿う溝よりなる
係合凹部56が形成してある。また、固定ピン57とば
ね部材58は上記した実施例3の固定ピン45及びばね
部材46と同様である。
された可動先カン駒7の左右の連結用突起部35、36
には上記した実施例3と同様に長穴38、39と、長穴
38、39に連なる係止溝部40、41とが形成してあ
り、可動先カン駒7の先端部の、連結用突起部35、3
6間の端面部37にはバンド短手方向に沿う溝よりなる
係合凹部56が形成してある。また、固定ピン57とば
ね部材58は上記した実施例3の固定ピン45及びばね
部材46と同様である。
【0059】そして、ばね部材58を、前記連結用突起
部35、36の長穴38、39に挿入して、このコ字形
状の係止部47を、長穴38、39に連なる係止溝部4
0、41に係止してばね部材58を長穴38、39内に
固定してばね部材58のばね部48を長穴38、39内
に位置させる。この状態で、前記バンド取付脚部30を
前記連結用突起部35、36間に挿入して、連結用突起
部36の長穴39から固定ピン57を挿入して、この固
定ピン57を長穴39の後側内面39bとばね部材58
のばね部48との間を通し、また、固定ピン57を、バ
ンド取付脚部30のピン孔30Aに挿入して後に、他方
の連結用突起部35の長穴38に挿入して、この固定ピ
ン57を長穴38の後側内面38bとばね部材58のば
ね部48との間を通して、時計バンドTの可動先カン駒
7が時計ケース1のバンド取付脚部30に連結してあ
る。
部35、36の長穴38、39に挿入して、このコ字形
状の係止部47を、長穴38、39に連なる係止溝部4
0、41に係止してばね部材58を長穴38、39内に
固定してばね部材58のばね部48を長穴38、39内
に位置させる。この状態で、前記バンド取付脚部30を
前記連結用突起部35、36間に挿入して、連結用突起
部36の長穴39から固定ピン57を挿入して、この固
定ピン57を長穴39の後側内面39bとばね部材58
のばね部48との間を通し、また、固定ピン57を、バ
ンド取付脚部30のピン孔30Aに挿入して後に、他方
の連結用突起部35の長穴38に挿入して、この固定ピ
ン57を長穴38の後側内面38bとばね部材58のば
ね部48との間を通して、時計バンドTの可動先カン駒
7が時計ケース1のバンド取付脚部30に連結してあ
る。
【0060】この場合、前記ばね部材58のばね部48
は固定ピン57の挿入により圧縮されていて、この圧縮
反力が固定ピン57に対して可動先カン駒7を時計ケー
ス1側に押していて、バンド取付脚部30の第1位置イ
にある係合突起部1Fー1が、可動先カン駒7の係合凹
部56に係脱可能に係合している。
は固定ピン57の挿入により圧縮されていて、この圧縮
反力が固定ピン57に対して可動先カン駒7を時計ケー
ス1側に押していて、バンド取付脚部30の第1位置イ
にある係合突起部1Fー1が、可動先カン駒7の係合凹
部56に係脱可能に係合している。
【0061】次に、上記のように構成された時計ケース
の可動先カン部取付構造の作動を説明する。上記したよ
うにバンド取付脚部30の第1位置イにある係合突起部
1Fー1が、可動先カン駒7の係合凹部56に係脱可能
に係合している状態では、この第1位置イが時計ケース
1に対して略同一平面内に位置するために、可動先カン
駒7は時計ケース1に対して略同一平面内に位置してい
る。
の可動先カン部取付構造の作動を説明する。上記したよ
うにバンド取付脚部30の第1位置イにある係合突起部
1Fー1が、可動先カン駒7の係合凹部56に係脱可能
に係合している状態では、この第1位置イが時計ケース
1に対して略同一平面内に位置するために、可動先カン
駒7は時計ケース1に対して略同一平面内に位置してい
る。
【0062】この状態から可動先カン駒7を時計ケース
1から離す方向に引っ張って前記ばね部材58のばね部
48を圧縮して可動先カン駒7を時計ケース1より遠ざ
けて係合凹部56を第1位置イにある係合突起部1F−
1より外し、可動先カン駒7を時計ケース1に対して所
定の角度に折り曲げて、可動先カン駒7の引っ張りを解
除すると、前記ばね部材58のばね部48の圧縮反力に
より係合凹部56が第2位置ロに位置する係合突起部1
F−2に係合して、可動先カン駒7が時計ケース1の6
時側における第2位置ロに固定保持される。
1から離す方向に引っ張って前記ばね部材58のばね部
48を圧縮して可動先カン駒7を時計ケース1より遠ざ
けて係合凹部56を第1位置イにある係合突起部1F−
1より外し、可動先カン駒7を時計ケース1に対して所
定の角度に折り曲げて、可動先カン駒7の引っ張りを解
除すると、前記ばね部材58のばね部48の圧縮反力に
より係合凹部56が第2位置ロに位置する係合突起部1
F−2に係合して、可動先カン駒7が時計ケース1の6
時側における第2位置ロに固定保持される。
【0063】また、バンド取付脚部30の第1位置イに
ある係合突起部1Fー1が、可動先カン駒7の係合凹部
56に係脱可能に係合している状態から、可動先カン駒
7を時計ケース1から離す方向に引っ張って前記ばね部
材58のばね部48を圧縮して可動先カン駒7を時計ケ
ース1より遠ざけて第1位置イにある係合突起部1F−
1を係合凹部56より外し、可動先カン駒7を時計ケー
ス1に対して所定の角度に折り曲げて、可動先カン駒7
の引っ張りを解除すると、前記ばね部材58のばね部4
8の圧縮反力により係合凹部56が第3位置ハに位置す
る係合突起部1F−3に係合して、可動先カン駒7が時
計ケース1の6時側における第3位置ハに固定保持され
る。
ある係合突起部1Fー1が、可動先カン駒7の係合凹部
56に係脱可能に係合している状態から、可動先カン駒
7を時計ケース1から離す方向に引っ張って前記ばね部
材58のばね部48を圧縮して可動先カン駒7を時計ケ
ース1より遠ざけて第1位置イにある係合突起部1F−
1を係合凹部56より外し、可動先カン駒7を時計ケー
ス1に対して所定の角度に折り曲げて、可動先カン駒7
の引っ張りを解除すると、前記ばね部材58のばね部4
8の圧縮反力により係合凹部56が第3位置ハに位置す
る係合突起部1F−3に係合して、可動先カン駒7が時
計ケース1の6時側における第3位置ハに固定保持され
る。
【0064】したがって、通常時には、可動先カン駒7
を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場合に
は、可動先カン駒7を第2位置ロもしくは第3位置ハに
固定保持して、この可動先カン駒7で時計ケース1の6
時側を支えることにより、時計ケース1が手首Gの弯曲
に沿って小指側にずれることを確実に防止する。
を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場合に
は、可動先カン駒7を第2位置ロもしくは第3位置ハに
固定保持して、この可動先カン駒7で時計ケース1の6
時側を支えることにより、時計ケース1が手首Gの弯曲
に沿って小指側にずれることを確実に防止する。
【0065】(実施例5)本発明に係わる時計ケースの
可動先カン部取付構造の実施例5を図15乃至図17に
示す。図15は本発明に係わる時計ケースの可動先カン
部取付構造の実施例5の分解状態の斜視図、図16は同
時計ケースの可動先カン部取付構造の側面図、図17は
同時計ケースの可動先カン部取付構造の横断面図であ
る。
可動先カン部取付構造の実施例5を図15乃至図17に
示す。図15は本発明に係わる時計ケースの可動先カン
部取付構造の実施例5の分解状態の斜視図、図16は同
時計ケースの可動先カン部取付構造の側面図、図17は
同時計ケースの可動先カン部取付構造の横断面図であ
る。
【0066】本発明の実施例5に係わる時計ケースの可
動先カン部取付構造は、上記した実施例1の時計ケース
の可動先カン部取付構造における係合凹部5を、溝形状
ではなく丸孔にし、また、係合突起部1Fを条体ではな
く丸棒状にして、他の構成を実施例1の時計ケースの可
動先カン部取付構造と同じにしたものであり、上記した
実施例1の時計ケースの可動先カン部取付構造における
符号を付して説明を省略する。
動先カン部取付構造は、上記した実施例1の時計ケース
の可動先カン部取付構造における係合凹部5を、溝形状
ではなく丸孔にし、また、係合突起部1Fを条体ではな
く丸棒状にして、他の構成を実施例1の時計ケースの可
動先カン部取付構造と同じにしたものであり、上記した
実施例1の時計ケースの可動先カン部取付構造における
符号を付して説明を省略する。
【0067】すなわち、バンド取付脚部2の先端部の曲
面4には、時計ケース1に対して略同一平面内に位置す
る第1位置イに丸孔状の係合凹部60が、また、第1位
置イに対して下方向に所定の角度傾いた第2位置ロに丸
孔状の係合凹部61がそれぞれ形成してある。
面4には、時計ケース1に対して略同一平面内に位置す
る第1位置イに丸孔状の係合凹部60が、また、第1位
置イに対して下方向に所定の角度傾いた第2位置ロに丸
孔状の係合凹部61がそれぞれ形成してある。
【0068】また、時計バンドTの接続端部に揺動可能
に連結された可動先カン部である可動先カン駒7の連結
用突起部8を挟んだ左右端面部9、10には、丸棒(砲
弾)状の係合突起部1Fが突設してある。
に連結された可動先カン部である可動先カン駒7の連結
用突起部8を挟んだ左右端面部9、10には、丸棒(砲
弾)状の係合突起部1Fが突設してある。
【0069】したがって、可動先カン駒7の係合突起部
1Fが、第1位置イにある係合凹部60に係脱可能に係
合している状態では、この第1位置イが時計ケース1に
対して略同一平面内に位置するために、可動先カン駒7
は時計ケース1に対して略同一平面内に位置している。
1Fが、第1位置イにある係合凹部60に係脱可能に係
合している状態では、この第1位置イが時計ケース1に
対して略同一平面内に位置するために、可動先カン駒7
は時計ケース1に対して略同一平面内に位置している。
【0070】この状態から可動先カン駒7を時計ケース
1から離す方向に引っ張ってばね部材16の膨出部18
を圧縮して可動先カン駒7を時計ケース1より遠ざけて
係合突起部1Fを、第1位置イにある係合凹部60より
外し、可動先カン駒7を時計ケース1に対してある角度
に折り曲げて可動先カン駒7の引っ張りを解除すると、
前記ばね部材16の膨出部18の圧縮反力により可動先
カン駒7が時計ケース1側に移動して係合突起部1Fが
第2位置ロに位置する係合凹部61に係合して、可動先
カン駒7が時計ケース1の6時側における第2位置ロに
固定保持される。
1から離す方向に引っ張ってばね部材16の膨出部18
を圧縮して可動先カン駒7を時計ケース1より遠ざけて
係合突起部1Fを、第1位置イにある係合凹部60より
外し、可動先カン駒7を時計ケース1に対してある角度
に折り曲げて可動先カン駒7の引っ張りを解除すると、
前記ばね部材16の膨出部18の圧縮反力により可動先
カン駒7が時計ケース1側に移動して係合突起部1Fが
第2位置ロに位置する係合凹部61に係合して、可動先
カン駒7が時計ケース1の6時側における第2位置ロに
固定保持される。
【0071】したがって、通常時には、可動先カン駒7
を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場合に
は、可動先カン駒7を第2位置ロに固定保持して、この
可動先カン駒7で時計ケース1の6時側を支えることに
より、時計ケース1が手首Gの弯曲に沿って小指側にず
れることを確実に防止する。
を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場合に
は、可動先カン駒7を第2位置ロに固定保持して、この
可動先カン駒7で時計ケース1の6時側を支えることに
より、時計ケース1が手首Gの弯曲に沿って小指側にず
れることを確実に防止する。
【0072】上記した実施例1〜実施例5の時計ケース
の可動先カン部取付構造は、図18に示すように腕時計
の時計ケース1の12時側と6時側とに設けてあるバン
ド取付脚部2のそれぞれに設けてもよい。図18におい
ては、上記した実施例1の時計ケースの可動先カン部取
付構造をバンド取付脚部2に設けた場合である。
の可動先カン部取付構造は、図18に示すように腕時計
の時計ケース1の12時側と6時側とに設けてあるバン
ド取付脚部2のそれぞれに設けてもよい。図18におい
ては、上記した実施例1の時計ケースの可動先カン部取
付構造をバンド取付脚部2に設けた場合である。
【0073】したがって、通常時には、両方の可動先カ
ン駒7を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場
合には、両方の可動先カン駒7を第2位置ロに固定保持
して、これらの可動先カン駒7で時計ケース1の両側を
支えることにより、時計ケース1が手首Gの弯曲に沿っ
て小指側にずれることを確実に防止する。
ン駒7を第1位置イに固定保持し、激しい運動をする場
合には、両方の可動先カン駒7を第2位置ロに固定保持
して、これらの可動先カン駒7で時計ケース1の両側を
支えることにより、時計ケース1が手首Gの弯曲に沿っ
て小指側にずれることを確実に防止する。
【0074】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造によれば、
時計ケースに回転可能に取り付けられ且つ時計ケースと
バンドの間に配さられる可動先カン部において、前記時
計ケースに対して、少なくとも2つの上下方向の傾き角
度で前記可動先カン部を前記時計ケースに係脱可能に固
定する角度固定機構を備えたことにより、可動先カン部
が角度固定機構により、時計ケースに対して少なくとも
2つの所定の傾き角度で確実に固定される。このため
に、通常時には、可動先カン部を一方の所定の傾き角度
で固定保持し、激しい運動をする場合には、可動先カン
部を他方の所定の傾き角度で固定保持してこの可動先カ
ン部で時計ケースの少なくとも片側(6時側)を支える
ことが可能になり、時計ケースが手首の弯曲に沿って小
指側にずれることを確実に防止することができる。
に係わる時計ケースの可動先カン部取付構造によれば、
時計ケースに回転可能に取り付けられ且つ時計ケースと
バンドの間に配さられる可動先カン部において、前記時
計ケースに対して、少なくとも2つの上下方向の傾き角
度で前記可動先カン部を前記時計ケースに係脱可能に固
定する角度固定機構を備えたことにより、可動先カン部
が角度固定機構により、時計ケースに対して少なくとも
2つの所定の傾き角度で確実に固定される。このため
に、通常時には、可動先カン部を一方の所定の傾き角度
で固定保持し、激しい運動をする場合には、可動先カン
部を他方の所定の傾き角度で固定保持してこの可動先カ
ン部で時計ケースの少なくとも片側(6時側)を支える
ことが可能になり、時計ケースが手首の弯曲に沿って小
指側にずれることを確実に防止することができる。
【0075】また、請求項2の発明に係わる時計ケース
の可動先カン部取付構造によれば、時計ケースに回転可
能に取り付けられ且つ時計ケースとバンドの間に配さら
れる可動先カン部において、前記可動先カン部が、前記
時計ケースに対して略同一平面内に位置する第1位置
と、前記時計ケースに対して上下方向に傾いた少なくと
も1つの第2位置とを採り、前記第1位置と前記第2位
置で、前記可動先カン部を前記時計ケースに係脱可能に
固定する角度固定機構を備えたことにより、可動先カン
部が角度固定機構により、時計ケースに対して略同一平
面内に位置する第1位置と、時計ケースに対して上下方
向に傾いた少なくとも1つの第2位置で確実に固定され
る。このために、通常時には、可動先カン部を時計ケー
スに対して第1位置で固定保持し、激しい運動をする場
合には、可動先カン部を時計ケースに対して上下方向に
傾いた少なくとも1つの第2位置で固定保持してこの可
動先カン部で時計ケースの少なくとも片側(6時側)を
支えることが可能になり、時計ケースが手首の弯曲に沿
って小指側にずれることを確実に防止することができ
る。
の可動先カン部取付構造によれば、時計ケースに回転可
能に取り付けられ且つ時計ケースとバンドの間に配さら
れる可動先カン部において、前記可動先カン部が、前記
時計ケースに対して略同一平面内に位置する第1位置
と、前記時計ケースに対して上下方向に傾いた少なくと
も1つの第2位置とを採り、前記第1位置と前記第2位
置で、前記可動先カン部を前記時計ケースに係脱可能に
固定する角度固定機構を備えたことにより、可動先カン
部が角度固定機構により、時計ケースに対して略同一平
面内に位置する第1位置と、時計ケースに対して上下方
向に傾いた少なくとも1つの第2位置で確実に固定され
る。このために、通常時には、可動先カン部を時計ケー
スに対して第1位置で固定保持し、激しい運動をする場
合には、可動先カン部を時計ケースに対して上下方向に
傾いた少なくとも1つの第2位置で固定保持してこの可
動先カン部で時計ケースの少なくとも片側(6時側)を
支えることが可能になり、時計ケースが手首の弯曲に沿
って小指側にずれることを確実に防止することができ
る。
【0076】また、請求項3の発明に係わる時計ケース
の可動先カン部取付構造によれば、請求項2記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造において、前記角度固定
機構が、記時計ケースに固定され且つ前記可動先カン部
を枢止する固定ピンと、前記可動先カン部に設けられ且
つ前記固定ピンが挿入される長穴と、前記固定ピンと前
記長穴の内壁との間に配され且つ前記可動先カン部を前
記時計ケースに向けて付勢するばね部材と、前記時計ケ
ースと前記可動先カン部との間に設けられ且つ前記第1
位置と前記第2位置において互いに係合する係合突起部
と係合凹部とより成り、前記可動先カン部が前記ばね部
材の弾発力に抗して前記時計ケースよりバンドの長手方
向に沿って離間することによって、前記係合突起部と前
記係合凹部が離間して、前記係合突起部と前記係合凹部
との係合を解除するようにしたことにより、可動先カン
部の係合突起部が、第1位置にある係合凹部に係脱可能
に係合している状態では、この第1位置が時計ケースに
対して略同一平面内に位置するために、可動先カン部
は、時計ケースに対して略同一平面内に位置している。
の可動先カン部取付構造によれば、請求項2記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造において、前記角度固定
機構が、記時計ケースに固定され且つ前記可動先カン部
を枢止する固定ピンと、前記可動先カン部に設けられ且
つ前記固定ピンが挿入される長穴と、前記固定ピンと前
記長穴の内壁との間に配され且つ前記可動先カン部を前
記時計ケースに向けて付勢するばね部材と、前記時計ケ
ースと前記可動先カン部との間に設けられ且つ前記第1
位置と前記第2位置において互いに係合する係合突起部
と係合凹部とより成り、前記可動先カン部が前記ばね部
材の弾発力に抗して前記時計ケースよりバンドの長手方
向に沿って離間することによって、前記係合突起部と前
記係合凹部が離間して、前記係合突起部と前記係合凹部
との係合を解除するようにしたことにより、可動先カン
部の係合突起部が、第1位置にある係合凹部に係脱可能
に係合している状態では、この第1位置が時計ケースに
対して略同一平面内に位置するために、可動先カン部
は、時計ケースに対して略同一平面内に位置している。
【0077】この状態から可動先カン部を時計ケースか
ら離す方向に引っ張って前記ばね部材を圧縮して可動先
カン部を時計ケースより遠ざけて係合突起部を、第1位
置にある係合凹部より外し、可動先カン部を時計ケース
に対してある角度に折り曲げて引っ張り解除すると、ば
ね部材の圧縮反力により可動先カン部が時計ケース側に
移動して係合突起部が第2位置に位置する係合凹部に係
合して、可動先カン部が折り曲げ位置で保持される。
ら離す方向に引っ張って前記ばね部材を圧縮して可動先
カン部を時計ケースより遠ざけて係合突起部を、第1位
置にある係合凹部より外し、可動先カン部を時計ケース
に対してある角度に折り曲げて引っ張り解除すると、ば
ね部材の圧縮反力により可動先カン部が時計ケース側に
移動して係合突起部が第2位置に位置する係合凹部に係
合して、可動先カン部が折り曲げ位置で保持される。
【0078】したがって、通常時には、可動先カン部を
第1位置に固定保持し、激しい運動をする場合には、可
動先カン部を第2位置に固定保持して、この可動先カン
部で時計ケースの少なくとも片側(6時側)を支えるこ
とにより、時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側にず
れることを確実に防止することができる。
第1位置に固定保持し、激しい運動をする場合には、可
動先カン部を第2位置に固定保持して、この可動先カン
部で時計ケースの少なくとも片側(6時側)を支えるこ
とにより、時計ケースが手首の弯曲に沿って小指側にず
れることを確実に防止することができる。
【0079】また、請求項4の発明に係わる時計ケース
の可動先カン部取付構造によれば、請求項3記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造にお置において、前記係
合突起部を前記可動先カン部に設けると共に、前記係合
凹部を、前記時計ケースの、第1位置と前記第2位置に
おける前記係合突起部に相対する位置に設けて、前記第
1位置と前記第2位置において、前記係合突起部と前記
係合凹部とを係脱可能に係合させたことにより、上記し
た請求項3と同様な効果を奏し得る。
の可動先カン部取付構造によれば、請求項3記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造にお置において、前記係
合突起部を前記可動先カン部に設けると共に、前記係合
凹部を、前記時計ケースの、第1位置と前記第2位置に
おける前記係合突起部に相対する位置に設けて、前記第
1位置と前記第2位置において、前記係合突起部と前記
係合凹部とを係脱可能に係合させたことにより、上記し
た請求項3と同様な効果を奏し得る。
【0080】また、請求項5の発明に係わる時計ケース
の可動先カン部取付構造によれば、請求項3記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造において、前記係合凹部
を前記可動先カン部に設けると共に、前記係合突起部
を、前記時計ケースの、第1位置と前記第2位置におけ
る前記係合凹部に相対する位置に設けて、前記第1位置
と前記第2位置において、前記係合突起部と前記係合凹
部とを係脱可能に係合させたことにより、上記した請求
項3と同様な効果を奏し得る。
の可動先カン部取付構造によれば、請求項3記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造において、前記係合凹部
を前記可動先カン部に設けると共に、前記係合突起部
を、前記時計ケースの、第1位置と前記第2位置におけ
る前記係合凹部に相対する位置に設けて、前記第1位置
と前記第2位置において、前記係合突起部と前記係合凹
部とを係脱可能に係合させたことにより、上記した請求
項3と同様な効果を奏し得る。
【0081】また、請求項6の発明に係わる時計ケース
の可動先カン部取付構造によれば、請求項3記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造において、前記係合突起
部を前記時計ケースに設けると共に、前記係合凹部を、
前記可動先カン部の、第1位置と前記第2位置における
前記係合突起部に相対する位置に設けて、前記第1位置
と前記第2位置において、前記係合突起部と前記係合凹
部とを係脱可能に係合させたことにより、上記した請求
項3と同様な効果を奏し得る。
の可動先カン部取付構造によれば、請求項3記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造において、前記係合突起
部を前記時計ケースに設けると共に、前記係合凹部を、
前記可動先カン部の、第1位置と前記第2位置における
前記係合突起部に相対する位置に設けて、前記第1位置
と前記第2位置において、前記係合突起部と前記係合凹
部とを係脱可能に係合させたことにより、上記した請求
項3と同様な効果を奏し得る。
【0082】また、請求項7の発明に係わる時計ケース
の可動先カン部取付構造によれば、請求項3記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造において、前記係合凹部
を前記時計ケースに設けると共に、前記係合突起部を前
記可動先カン部の、前記第1位置と前記第2位置におけ
る前記係合凹部に相対する位置に設けて、前記第1位置
と前記第2位置において、前記係合突起部と前記係合凹
部とを係脱可能に係合させたことにより、上記した請求
項3と同様な効果を奏し得る。
の可動先カン部取付構造によれば、請求項3記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造において、前記係合凹部
を前記時計ケースに設けると共に、前記係合突起部を前
記可動先カン部の、前記第1位置と前記第2位置におけ
る前記係合凹部に相対する位置に設けて、前記第1位置
と前記第2位置において、前記係合突起部と前記係合凹
部とを係脱可能に係合させたことにより、上記した請求
項3と同様な効果を奏し得る。
【0083】また、請求項8の発明に係わる時計ケース
の可動先カン部取付構造によれば、請求項2記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造において、前記可動先カ
ン部を、前記時計ケースの12時側と6時側に各々備え
たことにより、通常時には、両方の可動先カン部を第1
位置に固定保持し、激しい運動をする場合には、両方の
可動先カン部を第2位置に固定保持して、これらの可動
先カン部で時計ケースの両側を支えることにより、時計
ケースが手首の弯曲に沿って小指側にずれることを確実
に防止することができる。
の可動先カン部取付構造によれば、請求項2記載の時計
ケースの可動先カン部取付構造において、前記可動先カ
ン部を、前記時計ケースの12時側と6時側に各々備え
たことにより、通常時には、両方の可動先カン部を第1
位置に固定保持し、激しい運動をする場合には、両方の
可動先カン部を第2位置に固定保持して、これらの可動
先カン部で時計ケースの両側を支えることにより、時計
ケースが手首の弯曲に沿って小指側にずれることを確実
に防止することができる。
【図1】本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付
構造の実施例1の分解状態の斜視図である。
構造の実施例1の分解状態の斜視図である。
【図2】同時計ケースの可動先カン部取付構造の側面図
である。
である。
【図3】同時計ケースの可動先カン部取付構造の横断面
図である。
図である。
【図4】(1)、(2)、(3)は同時計ケースの可動
先カン部取付構造の作動説明図である。
先カン部取付構造の作動説明図である。
【図5】同時計ケースの可動先カン部取付構造を備えた
腕時計を手首に装着した状態の一部省略した説明図であ
る。
腕時計を手首に装着した状態の一部省略した説明図であ
る。
【図6】本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付
構造の実施例2の分解状態の斜視図である。
構造の実施例2の分解状態の斜視図である。
【図7】同時計ケースの可動先カン部取付構造の側面図
である。
である。
【図8】同時計ケースの可動先カン部取付構造の横断面
図である。
図である。
【図9】本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取付
構造の実施例3の分解状態の斜視図である。
構造の実施例3の分解状態の斜視図である。
【図10】同時計ケースの可動先カン部取付構造の側面
図である。
図である。
【図11】同時計ケースの可動先カン部取付構造の横断
面図である。
面図である。
【図12】本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取
付構造の実施例4の分解状態の斜視図である。
付構造の実施例4の分解状態の斜視図である。
【図13】同時計ケースの可動先カン部取付構造の側面
図である。
図である。
【図14】同時計ケースの可動先カン部取付構造の横断
面図である。
面図である。
【図15】本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取
付構造の実施例5の分解状態の斜視図である。
付構造の実施例5の分解状態の斜視図である。
【図16】同時計ケースの可動先カン部取付構造の側面
図である。
図である。
【図17】同時計ケースの可動先カン部取付構造の横断
面図である。
面図である。
【図18】本発明に係わる時計ケースの可動先カン部取
付構造を両側に設けた腕時計の側面図である。
付構造を両側に設けた腕時計の側面図である。
【図19】一般の腕時計を手首に装着した状態の斜視図
である。
である。
【図20】従来の時計ケースの可動先カン部取付構造を
有する腕時計を手首に装着した状態の斜視図である。
有する腕時計を手首に装着した状態の斜視図である。
【図21】(1)は従来の他の時計ケースの可動先カン
部取付構造の平面図である。(2)は同可動先カン部取
付構造の側面図である。
部取付構造の平面図である。(2)は同可動先カン部取
付構造の側面図である。
1 時計ケース 1F 係合突起部 2 バンド取付脚部 5、6 係合凹部 7 可動先カン駒(可動先カン部) 11 長穴 15 固定ピン 16 ばね部材
Claims (8)
- 【請求項1】 時計ケースに回転可能に取り付けられ且
つ時計ケースとバンドの間に配される可動先カン部にお
いて、前記時計ケースに対して、少なくとも2つの上下
方向の傾き角度で前記可動先カン部を前記時計ケースに
係脱可能に固定する角度固定機構を備えたことを特徴と
する時計ケースの可動先カン部の構造。 - 【請求項2】 時計ケースに回転可能に取り付けられ且
つ時計ケースとバンドの間に配される可動先カン部にお
いて、前記可動先カン部が、前記時計ケースに対して略
同一平面内に位置する第1位置と、前記時計ケースに対
して上下方向に傾いた少なくとも1つの第2位置とを採
り、前記第1位置と前記第2位置で、前記可動先カン部
を前記時計ケースに係脱可能に固定する角度固定機構を
備えたことを特徴とする時計ケースの可動先カン部の構
造。 - 【請求項3】 前記角度固定機構が、前記時計ケースに
固定され且つ前記可動先カン部を枢止する固定ピンと、
前記可動先カン部に設けられ且つ前記固定ピンが挿入さ
れる長穴と、前記固定ピンと前記長穴の内壁との間に配
され且つ前記可動先カン部を前記時計ケースに向けて付
勢するばね部材と、前記時計ケースと前記可動先カン部
との間に設けられ且つ前記第1位置と前記第2位置にお
いて互いに係合する係合突起部と係合凹部とより成り、
前記可動先カン部が前記ばね部材の弾発力に抗して前記
時計ケースよりバンドの長手方向に沿って離間すること
によって、前記係合突起部と前記係合凹部が離間して、
前記係合突起部と前記係合凹部との係合を解除するよう
にした請求項1、または2記載の時計ケースの可動先カ
ン部の構造。 - 【請求項4】 前記係合突起部を前記可動先カン部に設
けると共に、前記係合凹部を、前記時計ケースの、第1
位置と前記第2位置における前記係合突起部に相対する
位置に設けて、前記第1位置と前記第2位置において、
前記係合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合させ
た請求項3記載の時計ケースの可動先カン部の構造。 - 【請求項5】 前記係合凹部を前記可動先カン部に設け
ると共に、前記係合突起部を、前記時計ケースの、第1
位置と前記第2位置における前記係合凹部に相対する位
置に設けて、前記第1位置と前記第2位置において、前
記係合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合させた
請求項3記載の時計ケースの可動先カン部の構造。 - 【請求項6】 前記係合突起部を前記時計ケースに設け
ると共に、前記係合凹部を前記可動先カン部の、前記第
1位置と前記第2位置における前記係合突起部に相対す
る位置に設けて、前記第1位置と前記第2位置におい
て、前記係合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合
させた請求項3記載の時計ケースの可動先カン部の構
造。 - 【請求項7】 前記係合凹部を前記時計ケースに設ける
と共に、前記係合突起部を前記可動先カン部の、前記第
1位置と前記第2位置における前記係合凹部に相対する
位置に設けて、前記第1位置と前記第2位置において、
前記係合突起部と前記係合凹部とを係脱可能に係合させ
た請求項3記載の時計ケースの可動先カン部の構造。 - 【請求項8】 前記可動先カン部を、前記時計ケースの
12時側と6時側に各々備えた請求項1、または2記載
の時計ケースの可動先カン部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4474696A JPH09234104A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 時計ケースの可動先カン部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4474696A JPH09234104A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 時計ケースの可動先カン部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09234104A true JPH09234104A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12700021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4474696A Pending JPH09234104A (ja) | 1996-03-01 | 1996-03-01 | 時計ケースの可動先カン部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09234104A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1106096A3 (en) * | 1999-11-30 | 2003-05-14 | Takashima Sangyo Co., Ltd. | Joint structure for watch and watchband |
JP2014069060A (ja) * | 2012-10-01 | 2014-04-21 | Four Creators:Kk | 時計バンド取り付け構造 |
CN104905501A (zh) * | 2014-03-13 | 2015-09-16 | 卡西欧计算机株式会社 | 带的安装构造以及钟表 |
JP2015221391A (ja) * | 2015-09-14 | 2015-12-10 | カシオ計算機株式会社 | バンド取付構造 |
CN115245228A (zh) * | 2021-04-26 | 2022-10-28 | 精工爱普生株式会社 | 表带和钟表 |
CN116530760A (zh) * | 2022-02-03 | 2023-08-04 | 精工爱普生株式会社 | 表带、钟表以及表带长度调整机构 |
US11819096B2 (en) | 2020-06-16 | 2023-11-21 | Elc Management Llc | Single-piece watch band |
-
1996
- 1996-03-01 JP JP4474696A patent/JPH09234104A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1106096A3 (en) * | 1999-11-30 | 2003-05-14 | Takashima Sangyo Co., Ltd. | Joint structure for watch and watchband |
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CN115245228A (zh) * | 2021-04-26 | 2022-10-28 | 精工爱普生株式会社 | 表带和钟表 |
CN116530760A (zh) * | 2022-02-03 | 2023-08-04 | 精工爱普生株式会社 | 表带、钟表以及表带长度调整机构 |
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