JP2004260972A - 永久磁石回転機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転子20の主磁極部aには、永久磁石41a、42aが収容される磁石収容孔31aが設けられている。回転子20の外周部は、第1の外周部分22aと第2の外周部分23aが交互に接続されて構成されている。第1の外周部分22aは、回転子20の中心Oと主磁極部aの周方向中心とを結ぶ線(d軸)と交差し、回転子20の中心Oを中心とする半径Rの円弧形状に形成されている。第2の外周部分23aは、回転子20の中心Oと、主磁極部間に設けられている補助磁極部の周方向中心とを結ぶ線(q軸)に交差し、q軸上の補助磁極部が設けられている側と反対方向に所定距離だけずれた位置Qを中心とする半径Rqの円弧形状に形成されている。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、永久磁石回転機、特に、回転子に設けられた磁石収容孔に永久磁石が収容された永久磁石回転機に関する。
【0002】
【従来の技術】
エアコン(空調装置)や冷蔵庫等の圧縮機を駆動する電動機、車両や車載装置等を駆動する電動機等として、磁石収容孔に永久磁石が収容された(埋め込まれた)回転子、すなわち永久磁石埋込構造の回転子を備える永久磁石電動機(「永久磁石埋込型電動機」)が用いられている。
永久磁石埋込型電動機は、ティース部が設けられている固定子と、ティース先端部と間隙を介して配置される回転子を備え、回転子の軸方向に直角な断面において、永久磁石を収容する磁石収容孔が設けられている主磁極部と補助磁極部が周方向に交互に配置されている。これにより、永久磁石の磁束によるマグネットトルクと、補助磁極部の突極性によるリラクタンストルクの両方を利用することができる。
【0003】
永久磁石埋込型電動機として、回転子の軸方向に直角な断面において、外周部が円形形状に形成された回転子を用いたものが知られている。このような回転子を用いた永久磁石埋込型電動機では、主磁極部と補助磁極部の境界部がティース部を通過する時に、ティース部を通る磁束が急激に変化するため、音や振動等が発生することがある。
そこで、ティース部を通る磁束の急激な変化を防止して音や振動等の発生を防止するために、例えば、図15及び図16に示されているような構造の回転子を用いた永久磁石埋込型電動機が提案されている。
図15に示す永久磁石埋込型電動機は、ティース部512aが設けられている固定子510と、ティース先端部と所定の間隙(ギャップ)を介して配置されている回転子520を備え、回転子520の主磁極部には、永久磁石541aを収容する磁石収容孔531aが設けられている。そして、回転子520の外周部は、回転子520の軸方向に直角な断面において、回転子520の中心Oと主磁極部の周方向中央部とを結ぶ線(d軸という)上であって、中心Oより磁石収容孔531a側にずれた位置Kを中心とし、回転子520の中心Oと補助磁極部の周方向中央部とを結ぶ線(q軸という)間に形成された半径R1の円弧形状の外周部分522aを有している。(特許文献1参照)
図16に示す永久磁石埋込型電動機は、ティース部552aが設けられている固定子550と、ティース先端部と所定の間隙(ギャップ)を介して配置されている回転子560を備え、回転子560の主磁極部には、永久磁石581a及び582aを収容する磁石収容孔571a及び572aが設けられている。そして、回転子560の外周部は、回転子560の軸方向に直角な断面において、d軸箇所に形成された、回転子560の中心Oを中心とする半径Rの円弧形状の外周部分562aと、q軸箇所に形成され、半径Rの円弧形状からV字状に切り欠かれた形状の外周部分563aを有している。(特許文献2参照)
なお、固定子のティース部により形成されるスロットには、固定子巻線が収納されている。そして、インバータ等の電源装置から固定子巻線に電力を供給することにより、回転子が回転する。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−222384号公報
【特許文献2】
特開2002−78255号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図15に示す回転子520では、回転子520の中心Oと主磁極部の周方向中心部とを結ぶ線(d軸)付近から少しでも離れると、回転子520の中心Oから回転子520の外周部までの距離が短くなり、回転子520の外周部とティース先端部との間の間隙(ギャップ)が増大する。このため、回転子520の外周部とティース先端部との間の間隙が短いd軸付近に磁束が集中し、磁気飽和し易い。d軸付近が磁気飽和すると、回転子520の外周部とティース先端部との間の間隙(ギャップ)がd軸付近より長い箇所を磁束が流れなければならなくなり、ティース部512aを通る磁束が減少し、固定子巻線に誘起される起電力が低下する。この場合、固定子巻線に誘起される起電力を増大させるために、固定子巻線の巻数を増加させる必要がある。固定子巻線の巻数を増加させると、固定子巻線による銅損が増大する。したがって、電動機の効率を十分に向上させることができない。
【0006】
一方、図16に示す回転子560では、外周部分562aが、回転子560の中心Oを中心とする半径Rの円弧形状に形成されている。このため、図16に示す回転子のように、回転子560の中心Oと主磁極部の周方向中心部とを結ぶ線(d軸)付近の箇所に磁束が集中することはない。
しかしながら、円弧形状に形成されている外周部分562aとV字状に切り欠かれている外周部分563aとの境界付近の箇所における磁束量の変化が大きくなる。このため、起電力波形に含まれる高調波成分が多くなる。
近年、永久磁石埋込型電動機の制御方式として、エンコーダやレゾルバ等の回転子の回転位置を検出するための回転子位置検出センサを用いないセンサレス制御方式が普及している。このセンサレス制御方式では、例えば、起電力波形が正弦波形であると仮定し、入力電圧と入力電流を用いて回転子の回転位置を算出している。このようなセンサレス制御方式を用いている場合、起電力波形に高調波成分が多く含まれるようになると、回転子の回転位置の算出精度が低下し、最適な制御を行うことができなくなって効率が低下する。
【0007】
以上のように、回転子の特定箇所への磁束の集中及び磁束量の変化が大きくなることによって、効率が低下する。
また、スロットに固定子巻線を収容する方式として、分布巻方式と集中巻方式が知られている。集中巻方式は、分布巻方式に比べて、固定子巻線をスロット内に効率よく収容することができ、また、スロットからの固定子巻線のはみ出し量を少なくすることができる。スロットからの固定子巻線のはみ出し量が少ないと、固定子巻線の長さが短くなって固定子巻線による銅損が少なくなり、電動機の効率が向上する。一方、集中巻方式を用いて固定子巻線をスロットに収容する場合、分布巻方式を用いる場合に比べて、長い幅を有するティース端部を用いる必要がある。このティース端部は、ティース本体部に比べて磁気飽和し易い。
このため、固定子巻線をスロットに収容する方法として集中巻方式を用いる場合には、回転子の特定箇所への磁束集中と磁束量の変化をより考慮する必要がある。
そこで、本発明は、磁束が回転子の特定箇所に集中することを防止するとともに、磁束量の変化を小さくして起電力波形に含まれる高調波成分を低減し、効率を十分に向上させることができる永久磁石回転機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの永久磁石回転機である。
請求項1に記載の永久磁石回転機では、回転子の外周部は、軸方向に直角な断面において、それぞれd軸及びq軸と交差し、凸部側が外周方向を向いた第1及び第2の曲線部分が交互に接続されて形成され、第2の曲線部分の曲率が第1の曲線部分の曲率より大きく設定されている。これにより、回転子の特定箇所に磁束が集中するのを防止することができるとともに、磁束量の変化を小さくして起電力波形に含まれる高調波成分を低減することができ、効率を十分に向上させることができる。
なお、第1及び第2の曲線部分の形状は、凸型の曲線形状であればよい。
第1発明に記載された永久磁石回転機の各部の値を適切な範囲に設定することによって、より効率を向上させることができる。
例えば、請求項2に記載されている第2発明のように、第1の曲線部分の開角(機械角)をθ、回転子の極対数をPとした時、開角θが条件[(38/P)度≦θ≦(82/P)度]を満足するように構成する。
あるいは、請求項3に記載されている第3発明のように、回転子の中心から外周部までの距離の中で最も長い距離Rを半径とする外周線と、第2の曲線部分との間の距離の中で最も長い距離をD、スロット数をNとした時、距離Dが条件[(3.48/N)mm≦D≦(6.06/N)mm]を満足するように構成する。
あるいは、請求項4に記載されている第4発明のように、ティース先端部の端部に、回転子の回転方向に沿って傾斜している切欠部を設け、回転子の中心から外周部までの距離の中で最も長い距離Rを半径とする外周線と、第2の曲線部分との間の距離の中で最も長い距離をD1、切欠部の最大切欠長をD2とした時、条件[(3.48/N)mm≦(D1+D2)≦(6.06/N)mm]を満足するように構成する。
あるいは、請求項5に記載されている第5発明のように、回転子の中心から外周部までの距離の中で最も長い距離をR、回転子の中心と第1の曲線部分の曲率中心との間の距離をh、スロット数をNとした時、ずれ量[h/2R×100]が条件[(−6.3/N)%≦(h/2R×100)≦(6.3/N)%]を満足するように構成する。
あるいは、請求項6に記載されている第6発明のように、第1の曲線部分の開角(機械角)をθ、回転子の外周部とティース先端部との間隙の中で最も短い間隙をg、回転子の中心から外周部までの距離の中で最も長い距離Rを半径とする外周線と、第2の曲線部分との間の距離の中で最も長い距離をD、回転子の極対数をPとした時、[0.5mm≦D≦{(g/10)×P×(θ/2)−g}mm]、[(24/P)度≦θ≦(80/P)度]を満足するように構成する。
あるいは、請求項7に記載されている第7発明のように、ティース先端部の端部に、回転子の回転方向に沿って傾斜している切欠部を設け、第1の曲線部分の開角をθ、回転子の外周部とティース先端部との間隙の中で最も短い間隙をg、回転子の中心から外周部までの距離の中で最も長い距離Rを半径とする外周線と、第2の曲線部分との間の距離の中で最も長い距離をD1、回転子の極対数をP、切欠部の最大切欠長をD2とした時、[0.5mm≦(D1+D2)≦{(g/10)×P×(θ/2)−g}mm]、[(24/P)度≦θ≦(80/P)度]を満足するように構成する。
ここで、請求項8に記載されている第8発明のように、第1の曲線部分を、d軸上に曲率中心を有する円弧形状に形成し、第2の曲線部分を、q軸上に曲率中心を有する円弧形状に形成することにより、回転子の第1及び第2の曲線部分を容易に形成することができる。
また、請求項9に記載されている第9発明のように、主磁極部の中央部にブリッジ部が設けられるように磁石収容孔を構成するのが好ましい。この場合には、回転子の強度が増大し、音や振動等の発生を防止することができる。
また、請求項10に記載されている第10発明のように、集中巻方式でスロットに固定子巻線を収容することにより、さらに効率を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施の形態を図1及び図2に示す。第1の実施の形態は、本発明を、回転子の主磁極部に設けられている磁石収容孔に永久磁石が収容された(埋め込まれた)永久磁石埋込型電動機として構成したものである。なお、図1は、第1の実施の形態を軸方向に直角な方向から見た断面図であり、図2は、図1のX部の部分拡大図である。
本実施の形態の永久磁石埋込型電動機は、固定子10と回転子20により構成されている。
固定子10は、固定子コア11、ティース部12a〜12fを有している。固定子コア11とティース部12a〜12fによって、固定子巻線を収容するスロット16a〜16fが形成される。スロット16a〜16fには、固定子巻線が集中巻方式によって収容されている。前述したように、固定子巻線を集中巻方式によってスロットに収容する場合には、ティース部12a〜12fのティース先端部の長さが分布巻方式を用いる場合に比べて長い。図1に示す固定子10は、スロット数が6の場合を示している。
回転子20には、回転軸が嵌合される嵌合孔21が設けられているとともに、主磁極部と補助磁極部が周方向に交互に配置されている。主磁極部には、永久磁石が収容される永久磁石収容孔31a〜31dが設けられている。また、回転子20の外周部は、第1の外周部分22a〜22dと第2の外周部分23a〜23dが交互に接続されて構成されている。図1に示す回転子20は、磁極数が4(極対数が2)の場合を示している。
【0010】
次に、本実施の形態を図2により詳述する。なお、固定子10及び回転子の各部の構成は同じであるため、以下では、固定子10のティース部12a、回転子20の磁石収容孔31aが設けられている主磁極部aの構成について説明する。固定子10のティース部12aは、回転子20の回転方向の両端部側にティース端部13a及び14aが設けられ、回転子20と対向する側にティース先端部15aが設けられている。
回転子20の主磁極部aには、磁石収容孔31aが設けられている。磁石収容孔31aは、内壁32a、33a、外壁34a、35a、端部壁36a、37aにより形成され、回転子20の中心Oと主磁極部aの周方向中心部とを結ぶ線(d軸)を中心に、略V字状に形成されている。内壁32a、33a、外壁34a、35aは、略直線状に形成され、端壁36a、37aは、対向する第2の外周部分23a、23dと略平行に形成されている。
磁石収容孔31aには、軸方向に直角な断面形状が略長方形形状に形成されている永久磁石41a、42aが収容される(埋め込まれる)。この時、磁石収容孔31aの周方向端部(永久磁石41a、42aの端部と端部壁36a、37aとの間)及び中央部(永久磁石41aと42aの間)に、空隙43a、44a、45aが設けられる。永久磁石は、周方向に配置された隣接する主磁極部の極性が逆極性となるように配置される。
なお、永久磁石41a、42aを磁石収容孔31a、32a内に位置決めするための係止部38a、39aが、内壁32a、33aから磁石収容孔側に突出して設けられている。
【0011】
また、回転子20の外周部は、第1の外周部分22aと第2の外周部分23a、23dにより構成されている。
第1の外周部分22aは、回転子20の中心Oと主磁極部aの周方向中心部とを結ぶ線(d軸)と交差し、凸部側が外周方向を向いた曲線形状に形成されている。また、第2の外周部分23aは、回転子20の中心Oと、主磁極部間に設けられている補助磁極部の周方向中心部とを結ぶ線(q軸)と交差し、凸部側が外周方向を向いた曲線形状に形成されている。そして、第2の外周部分23aの曲率半径Rqは、第1の外周部分22aの曲率半径Rdより大きく設定されている。第1の外周部分22a、第2の外周部分23a、23dは、接続点a1、a2で接続されている。
本実施の形態では、第1の外周部分22aは、回転子20の中心Oを中心とする半径Rの円弧形状に形成されている。また、第2の外周部分23aは、q軸上の回転子Oより第2の外周部分23aと反対方向にずれた位置Qを中心とする半径Rqの円弧形状に形成されている。
なお、第1の外周部分22aや第2の外周部分23aの曲線形状は、円弧形状や楕円形状等の凸型形状であればよい。また、第1の外周部22aの曲率中心Oや第2の外周部23aの曲率中心Qの位置は、適宜変更可能である。例えば、第1の外周部22aの曲率中心Oを、d軸上の回転子20の中心Oより第1の外周部22a側に所定距離hだけずれた曲率中心Sの位置に設定してもよい。
【0012】
本実施の形態では、第1の外周部分22a〜22dが本発明の第1の曲線部分に対応し、第2の外周部分23a〜23dが本発明の第2の曲線部分に対応する。
【0013】
以上のように、本実施の形態では、回転子20の外周部は、d軸と交差し、凸部側が外周方向に向いた曲線形状の第1の外周部分22aと、q軸と交差し、第1の外周部より曲率半径が大きい第2の外周部分23aが交互に接続されて構成されているため、磁束が回転子20の特定の箇所に集中することがない。
これにより、十分な起電力が発生するため、固定子巻線の巻数を増加させる必要がなくなり、固定子巻線の銅損による効率の低下を防止することができる。
また、第1の外周部分と第2の外周部分の接続部における磁束量の変化が大きくなることを防止することができるため、起電力波形に含まれる高調波成分が増大するのを防止することができる。これにより、センサレスの制御装置を用いた場合でも、精度よく回転子の位置を検出することができ、最適な制御を行うことができる。したがって、回転子の位置検出精度の低下による効率の低下を防止することができる。
また、第2の外周部分を凸部側が外周方向を向いた曲線形状に形成しているため、第2の外周部分とティース先端部との間の間隙の中の最も長い間隙(例えば、q軸に沿った間隙)の長さ従来例に比べて短くすることができるため、リラクタンストルクを有効に利用することができる。
さらに、本実施の形態で用いている回転子を、固定子巻線を集中巻方式によりスロットに収容する固定子を組み合わせた場合でも、前記した効果を得ることができる。この場合には、集中巻方式を用いることによる効率の向上も期待することができるため、より効率を向上させることができる。すなわち、本実施の形態で用いている回転子は、集中巻方式を用いて固定子巻線をスロットに収容する固定子と好適に組み合わせることができる。
【0014】
次に、本実施の形態で用いている回転子の各値を適切な範囲に設定することによって、効率をより向上させることができることを説明する。
第1の外周部分22aの開角θについて検討する。なお、開角θは、回転子20の中心Oと第1の外周部分22aの両端の接続点a1及びa2を結んだ線により形成される角度(機械角)である。
第1の外周部分22aの開角θと効率との関係を図3に示す。なお、図3に示すグラフは、ティース先端部15aと回転子の外周部との間の間隙(ギャップ)の中で最も短い間隙gを0.6mm、回転子20の中心Oから回転子20の外周部までの長さの中で最も長い長さを半径とする外周線と第2の外周部分23aまでの距離の中で最も長い距離Dを0.8mmに設定した場合のものである。
本実施の形態では、第1の外周部分22aが回転子20の中心Oを曲率中心とする円弧形状に形成されているため、間隙gは、第1の外周部分22aがティース先端部15aと対向した時の第1の外周部分22aとティース先端部15aとの間の距離である。また、第2の外周部分23aがq軸上の点Qを曲率中心とする円弧形状に形成されているため、距離Dは、q軸に沿った、回転子20の中心Oを中心とする半径Rの外周線と第2の外周部分23aとの間の距離である。
図3に示されているように、[19度≦開角θ≦41度]の範囲内の時に効率が点線で示す所定値(94%)以上となっていることがわかる。
なお、間隙(ギャップ)gが0.5mm〜0.7mmの範囲内、距離Dが0.6mm〜1.0mmの範囲内であれば、第1の外周部分22aの開角θに対する効率のグラフは図3に示すグラフと略等しい。
【0015】
ここで、回転子20の極対数が2の場合の条件[19度≦開角θ≦41度]は、回転子20の極対数に応じて変更される。
例えば、回転子20の極対数が1の場合には、極対数が2の場合の条件の2倍、すなわち、[38度≦開角θ≦82度]に対応する。また、回転子20の極対数が3の場合には、極対数が2の場合の条件の2/3倍、すなわち、[38/3度≦開角θ≦82/3度]に対応する。
したがって、回転子20の極対数をPとした場合、第1の外周部分22aの開角θが、条件[(38/P)度≦開角θ≦(82/P)度]を満足するように構成することにより、効率を向上させることができる。
【0016】
次に、回転子20の中心Oから回転子20の外周部までの長さの中で最も長い長さを半径とする外周線と第2の外周部分23aまでの距離の中で最も長い距離Dについて検討する。
距離Dと効率との関係を図4に示す。なお、図4に示すグラフは、第1の外周部分22aの開角θを30度(機械角)、ティース先端部15aと回転子20の外周部との間の間隙(ギャップ)の中で最も短い間隙gを0.6mmに設定した場合のものである。
本実施の形態では、第1の外周部分22aが回転子20の中心Oを曲率中心とする円弧形状に形成されているため、間隙(ギャップ)gは、第1の外周部分22aがティース先端部15aに対向した時の第1の外周部分22aとティース先端部15aとの間の間隙である。また、第2の外周部分23aがq軸上の点Qを曲率中心とする円弧形状に形成されているため、距離Dは、q軸に沿った、回転子20の中心Oを中心とする半径Rの外周線と第2の外周部分23aとの間の距離である。
図4に示されているように、[0.58mm≦距離D≦1.01mm]の範囲内の時に効率が点線で示す所定値(94%)以上となっていることがわかる。これにより、距離Dが、条件[0.58mm≦距離D≦1.01mm]を満足するように構成することにより、効率を向上させることができる。
なお、固定子10のスロット数が6の場合には、第1の外周部分23aの開角θが20度〜40度の範囲内、間隙(ギャップ)gが0.5〜0.7の範囲内であれば、距離Dに対する効率のグラフは図4に示すグラフと略等しい。
【0017】
ここで、固定子10のスロット数が6の場合の条件[0.58mm≦距離D≦1.01mm]は、固定子10のスロット数に応じて変更される。
例えば、固定子10のスロット数が3の場合には、スロット数が6の場合の条件の2倍、すなわち、条件[1.16mm≦距離D≦2.02mm]に対応する。また、固定子10のスロット数が9の場合には、スロット数が6の場合の条件の2/3倍、すなわち、条件[1.16/3mm≦距離D≦2.02/3mm]に対応する。また、固定子10のスロット数が12の場合には、スロット数が6の場合の条件の1/2倍、すなわち、条件[0.29mm≦距離D≦0.505mm]に対応する。
したがって、スロット数をNとした場合、距離Dが[(3.48/N)mm≦距離D≦(6.06/N)mm]を満足するように構成することにより、効率を向上させることができる。
【0018】
次に、第1の外周部分22aの曲率中心Sをd軸に沿って回転子20の中心Oからずらせた場合のずれ量について検討する。ここで、回転子20の中心Oと第1の外周部分22aの曲率中心Sとの間の距離をhとすると、回転子20の中心Oから回転子20の外周部までの間の距離で最も長い距離Rは、距離hと第1の外周部分22aの曲率半径Rdの和で表される。
ずれ量と効率との関係を図5に示す。なお、図5では、ずれ量として[h/2R×100]を用いている。また、図5に示すグラフは、第1の外周部分22aの開角θを30度(機械角)、ティース先端部15aと回転子20の外周部との間の間隙(ギャップ)の中で最も短い間隙gを0.6mm、回転子20の中心Oから回転子20の外周部までの長さの中で最も長い長さを半径とする外周線と第2の外周部分23aまでの距離の中で最も長い距離Dを0.8mmに設定した場合のものである。
本実施の形態では、第1の外周部分22aがd軸に沿って回転子20の中心Oから距離hだけずれた位置Sを曲率中心とする円弧形状に形成されているため、間隙(ギャップ)gは、第1の外周部分22aがティース先端部15aに対向した時の、d軸に沿った第1の外周部分22aとティース先端部15aとの間の間隙である。
図5に示されているように、[−1.05%≦(h/2R×100)≦+1.05%]の範囲内の時に効率が点線で示す所定値(94%)以上となっていることがわかる。これにより、ずれ量[h/2R×100]が、条件[−1.05%≦(h/2R×100)≦+1.05%]を満足するように構成することにより、効率を向上させることができる。この場合、[−2.1%≦(h/R×100)≦+2.1%]の条件を用いても同一である。
なお、固定子10のスロット数が6の場合には、第1の外周部分22aの開角θが20度〜40度の範囲内、間隙(ギャップ)gが0.5mm〜0.7mmの範囲内、距離Dが0.6mm〜1.0mmの範囲内であれば、ずれ量に対する効率のグラフは図5に示すグラフと略等しい。
【0019】
ここで、固定子10のスロット数が6の場合の条件[−1.05%≦(h/2R×100)≦+1.05%]は、固定子10のスロット数に応じて変更される。
例えば、固定子10のスロット数が3の場合には、スロット数が6の場合の条件の2倍、すなわち、条件[−2.1%≦(h/2R×100)≦+2.1%]に対応する。また、固定子10のスロット数が9の場合には、スロット数が6の場合の条件の2/3倍、すなわち、条件[−0.7%≦(h/2R×100)≦+0.7%]に対応する。また、固定子10のスロット数が12の場合には、スロット数が6の場合の条件の1/2倍、すなわち、条件[−0.525%≦(h/2R×100)≦+0.525%]に対応する。
したがって、スロット数をNとした場合、ずれ量[h/2R×100]が、条件[(−6.3/N)%≦(h/2R×100)≦(+6.3/N)%]を満足するように構成することにより、効率を向上させることができる。
【0020】
次に、第1の外周部分22aの開角θと、回転子20の中心Oから回転子20の外周部までの長さの中で最も長い長さを半径とする外周線と第2の外周部分23aまでの距離の中で最も長い距離Dについて検討する。
永久磁石埋込型電動機の発生トルクTは、(1)式で表される。
T=φIq+(Ld−Lq)IdIq (1)
ここで、φは磁束量、Iqはq軸電流、Idはd軸電流、Lqはq軸インダクタンス、Ldはd軸インダクタンスである。
固定子巻線端子間に発生する起電力が大きいと、磁束量φも大きくなる。磁束量φが大きくなると、(1)式から、発生トルクTが大きくなって電流が小さくなる。電流が小さくなると、固定子巻線の銅損が減少し、効率が向上する。
本実施の形態における、開角θ及び距離Dと固定子巻線端子間に発生する起電力の大きさとの関係を図6に示す。図6は、距離D=2.0mm、開角θ=10度の時の起電力の大きさを100%とし、距離Dと開角θを変更した場合の起電力の大きさを示している。
図6に示すように、開角θが大きくなるに従って起電力が大きくなる。この時、距離Dが0.1と小さい場合には開角θが変化しても起電力は殆ど変化しないが、距離Dが大きくなるに従って起電力が大きくなる。前記したように、起電力が大きくなると、磁束量が増加し、電流が小さくなる。これにより、固定子巻線の銅損が減少し、効率が向上する。
図6から、起電力が107%以上になる距離Dは、(2)式で表される。
D≦[(g/10)×P×(θ/2)−g] (2)
ここで、Pは回転子の極対数である。
【0021】
ところで、前述したように、センサレス方式の制御装置では、固定子巻線端子間に発生する起電力が正弦波形であると仮定し、入力電圧と入力電流を用いて回転子の回転位置を算出している。このようなセンサレス方式の制御装置では、起電力波形に含まれる高調波成分が多いと、回転子の位置を正確に算出することができなくなり、インバータ等の電源装置の制御精度が低下して効率が低下する。このため、起電力波形に含まれる高調波成分を減少させることが求められている。
本実施の形態における、開角θ及び距離Dと起電力波形に含まれる1次成分の大きさとの関係を図7に示す。
図7から、起電力波形に含まれる1次成分が85%以上である領域は、(3)式で表される。
12≦[P×(θ/2)]≦40 (3)
但し、 D≧0.5 (4)
(2)式と(4)式から、距離Dは、(5)式で表される。
0.5≦D≦[(g/10)×P×(θ/2)−g] (5)
また、(3)式から、開角θは、(6)式で表される。
(24/P)≦θ≦(80/P) (6)
【0022】
以上のことから、(5)式及び(6)式を満足させることによって、起電力を大きくすることができるとともに、起電力波形に含まれる1次成分を85%以上とすることができる。
起電力を大きくすることにより、電流を減少させることができる。これにより、固定子巻線の銅損を減少させて、効率を向上させることができる。
また、起電力波形に含まれる1次成分を多くし、起電力波形に含まれる高調波成分を少なくすることができる。これにより、センサレス方式の制御装置は、精度よく回転子の位置を検出することができるため、インバータ等の電源装置の制御精度を高めることができ、永久磁石埋込型電動機の効率を向上させることができる。
【0023】
第1の実施の形態では、距離Dを回転子側のみで確保したが、回転子側及び固定子側で確保することもできる。
本発明の第2の実施の形態の部分拡大図を図8に示す。第2の実施の形態では、ティース部12aのティース先端部15aの、回転子20が回転する方向の端部に切欠部18aが設けられている。切欠部18aは、回転子20の回転方向に沿って、端部側の切欠長(回転子20の外周部との間の間隙)が大きくなるように傾斜状に形成されている。切欠部18aの最大切欠長はD2であり、幅はWtである。
なお、切欠部18aを介して永久磁石のN極側からS極側へ流れる磁束を低減するために、切欠部18aの幅Wtは、磁石収容孔31aに収容されている永久磁石42aの幅(あるいは磁石収容孔31aの幅)より長く設定するのが好ましい。
本実施の形態では、回転子20の中心Oから回転子20の外周部までの長さの中で最も長い長さを半径とする外周線と第2の外周部分23dまでの距離の中で最も長い距離D1と、切欠部18aの最大切欠長D2の和(D1+D2)が第1の実施の形態の距離Dに対応する。
この距離(D1+D2)を、前記した条件のDに代えて用いることにより、前記した効果と同用の効果を有する。
【0024】
以上の実施の形態では、V字形状の磁石収容孔に断面形状が長方形形状の永久磁石を収容し、磁石収容孔内の端部壁側と中央部に空隙を設けたが、空隙部としては、磁石収容孔の端部壁と外周部との間に設けた孔や外周部に設けた凹部を用いてもよい。空隙部には非磁性材を充填してもよい。
また、磁石収容孔、空隙部(孔や凹部)、永久磁石の形状や数等は種々変更可能である。
以下に、他の実施の形態で用いる回転子を説明する。
【0025】
図9に示す第3の実施の形態の回転子は、磁石収容孔の中央部にブリッジ部を設けている点が第1の実施の形態の回転子と異なっている。
第3の実施の形態では、主磁極部には、磁石収容孔131a、132aが、略V字形状となるようにd軸に対称に設けられている。磁石収容孔131aと132aの間には、ブリッジ部133aが設けられている。
磁石収容孔131a、132aには、それぞれ断面形状が長方形形状を有する永久磁石141a、142aが収容される。
本実施の形態の回転子では、永久磁石収容孔141a、142a内の回転子の中央部側と外周部側に空隙部が設けられている。
【0026】
図10に示す第4の実施の形態の回転子は、磁石収容孔と回転子の外周部との間に孔が設けられている点が第3の実施の形態と異なっている。
第4の実施の形態では、主磁極部には、磁石収容孔161a、162aが、略V字形状となるようにd軸に対称に設けられている。また、磁石収容孔161a、162aの端部壁と回転子の外周部との間に孔163a、164aが設けられている。磁石収容孔161aと162aとの間、磁石収容孔161aと孔163aとの間、磁石収容孔162aと孔164aとの間には、それぞれブリッジ部165a、166a、167aが設けられている。
磁石収容孔161a、162aには、それぞれ断面形状が長方形形状を有する永久磁石171a、172aが収容される。
本実施の形態の回転子では、永久磁石収容孔161a、162a内の回転子の中央部側に空隙部が設けられている。
【0027】
図11に示す第5の実施の形態の回転子では、主磁極部には、凸部側が回転子の中央部側を向いた断面形状が円弧形状を有する磁石収容孔231aが設けられている。
磁石収容孔241aには、磁石収容孔と略同じ断面形状を有する永久磁石241aが収容される。
本実施の形態の回転子では、空隙部が設けられていない。
【0028】
図12に示す第6の実施の形態の回転子では、主磁極部には、d軸に直角な方向に磁石収容孔261aが設けられている。
磁石収容孔261aの両端部側には、回転際の外周部と略平行に形成されている端部壁262a、263a、主磁極部間の磁束の通路を形成するための通路壁264a、265aが設けられている。
磁石収容孔261aには、断面形状が長方形形状を有する永久磁石271aが収容される。
本実施の形態の回転子では、磁石収容孔261aの両端部側に空隙部が設けられている。
【0029】
図13に示す第7の実施の形態の回転子では、主磁極部には、凸部側が回転子の中央部側を向き、断面形状が台形形状を有する磁石収容孔331aが設けられている。
磁石収容孔331aの両端部と回転子の外周部との間には、孔332a、333aが設けられている。
磁石収容孔331aには、断面形状が長方形形状を有する永久磁石341a、342a、343aが収容される。
本実施の形態の回転子では、磁石収容孔331a内の、永久磁石341aと342a及び343aとの間に空隙部が設けられている。
【0030】
図14に示す第8の実施の形態の回転子では、主磁極部には、凸部側が回転子の中央部側を向き、断面形状が台形形状を有する磁石収容孔361aが設けられている。
磁石収容孔361aの両端部と対向する回転子の外周部には、凹部362a、363aが設けられている。
磁石収容孔361aには、断面形状が長方形形状を有する永久磁石371a、372a、373aが収容される。
本実施の形態の回転子では、磁石収容孔361a内の、永久磁石371aと372a及び373aとの間に空隙部が設けられている。
【0031】
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されることなく、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、回転子の主磁極部を単層で構成したが、多層で構成してもよい。
また、磁石収容孔の形状や永久磁石の形状は種々変更可能である。さらに、永久磁石の材料も種々変更可能である。
また、固定子のスロット数と回転子の極対数の組み合わせは、例えば、極対数が1でスロット数が3、極対数が2でスロット数が6、極対数が3でスロット数が9.極対数が4でスロット数が12等の種々の組み合わせが可能である。
また、本発明は、集中巻方式で固定子巻線をスロットに収容する方法と組み合わせるのが好ましいが、分布巻方式で固定子巻線をスロットに収容する方法と組み合わせることもできる。
また、実施の形態で説明した各値を適切な範囲に設定する方法は、個々に用いてもよいし、適宜組み合わせて用いてもよい。
また、永久磁石埋込型電動機について説明したが、本発明は種々の構造の永久磁石電動機等として構成することができる。
また、本発明の永久磁石回転機は、種々の用途に用いることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜10に記載の永久磁石回転機を用いれば、十分に効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】θと効率との関係を示す図である。
【図4】距離Dと効率との関係を示す図である。
【図5】ずれ量と効率との関係を示す図である。
【図6】θ及び距離Dと起電力の大きさとの関係を示す図である。
【図7】θ及び距離Dと起電力波形に含まれる1次成分との関係を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の部分拡大図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態で用いる回転子の断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態で用いる回転子の断面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態で用いる回転子の断面図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態で用いる回転子の断面図である。
【図13】本発明の第7の実施の形態で用いる回転子の断面図である。
【図14】本発明の第8の実施の形態で用いる回転子の断面図である。
【図15】従来例の回転子の断面図である。
【図16】従来例の回転子の断面図である。
【符号の説明】
10 固定子
12a〜12f ティース部
13a、14a ティース端部
15a ティース先端部
16a〜16f スロット
18a 切欠部
20 回転子
22a〜22d、122a、152a、222a、252a、322a、352a 第1の曲線部分
23a〜23d、123a、123d、153a、153d、223a、223d、253a、253d、323a、323d、353a、353d 第2の曲線部分
31a〜31d、131a、132a、161a、162a、231a、261a、331a、361a 磁石収容孔
32a、33a 内壁
34a、35a 外壁
36a、37a、262a、263a 端部壁
38a、39a 係止部
41a、42a、141a、142a、171a、172a、241a、271a、341a、342a、343a、371a、372a、373a 永久磁石
163a、164a、332a、333a 空隙部
133a、165a、166a、167a、334a、335a、364a、365a ブリッジ部
264a、265a 仕切壁
Claims (10)
- 固定子巻線を収容するスロットを形成するティース部が設けられている固定子と、ティース先端部と間隙を介して配置されている回転子とを備え、回転子には、回転子の軸方向に直角な断面において、永久磁石が収容される磁石収容孔が設けられている主磁極部と補助磁極部が周方向に交互に配置されている永久磁石回転機であって、
回転子の外周部は、主磁極部のd軸と交差し、凸部側が外周方向を向いた第1の曲線部分と、補助磁極部のq軸と交差し、凸部側が外周方向を向いた第2の曲線部分が交互に接続されて形成され、第2の曲線部分の曲率が第1の曲線部分の曲率より大きく設定されている、
永久磁石回転機。 - 請求項1に記載の永久磁石回転機であって、第1の曲線部分の開角(機械角)をθ、回転子の極対数をPとした時、
[38/P]度≦θ≦[82/P]度
を満足するように構成されている、永久磁石回転機。 - 請求項1または2に記載の永久磁石回転機であって、回転子の中心から外周部までの距離の中で最も長い距離Rを半径とする外周線と、第2の曲線部分との間の距離の中で最も長い距離をD、スロット数をNとした時、
[3.48/N]mm≦D≦[6.06/N]mm
を満足するように構成されている、永久磁石回転機。 - 請求項1または2に記載の永久磁石回転機であって、ティース先端部の端部には、回転子の回転方向に沿って傾斜している切欠部が設けられており、回転子の中心から外周部までの距離の中で最も長い距離Rを半径とする外周線と、第2の曲線部分との間の距離の中で最も長い距離をD1、切欠部の最大切欠長をD2とした時、
[3.48/N]mm≦[D1+D2]≦[6.06/N]mm
を満足するように構成されている、永久磁石回転機。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の永久磁石回転機であって、回転子の中心から外周部までの距離の中で最も長い距離をR、回転子の中心と第1の曲線部分の曲率中心との間の距離をh、スロット数をNとした時、
[−6.3/N]%≦[h/2R×100]≦[6.3/N]%
を満足するように構成されている、永久磁石回転機。 - 請求項1に記載の永久磁石回転機であって、第1の曲線部分の開角(機械角)をθ、回転子の外周部とティース先端部との間隙の中で最も短い間隙をg、回転子の中心から外周部までの距離の中で最も長い距離Rを半径とする外周線と、第2の曲線部分との間の距離の中で最も長い距離をD、回転子の極対数をPとした時、
0.5mm≦D≦[(g/10)×P×(θ/2)−g]mm
[24/P]度≦θ≦[80/P]度
を満足するように構成されている、永久磁石回転機。 - 請求項1に記載の永久磁石回転機であって、ティース先端部の端部には、回転子の回転方向に沿って傾斜している切欠部が設けられており、第1の曲線部分の開角をθ、回転子の外周部とティース先端部との間隙の中で最も短い間隙をg、回転子の中心から外周部までの距離の中で最も長い距離Rを半径とする外周線と、第2の曲線部分との間の距離の中で最も長い距離をD1、回転子の極対数をP、切欠部の最大切欠長をD2とした時、
0.5mm≦[D1+D2]≦[(g/10)×P×(θ/2)−g]mm
[24/P]度≦θ≦[80/P]度
を満足するように構成されている、永久磁石回転機。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の永久磁石回転機であって、第1の曲線部分はd軸上に曲率中心を有する円弧形状に形成され、第2の曲線部分はq軸上に曲率中心を有する円弧形状に形成されている、永久磁石回転機。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の永久磁石回転機であって、磁石収容孔は、主磁極部の中央部にブリッジ部が形成されるように設けられている、永久磁石回転機。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の永久磁石回転機であって、スロットには、固定子巻線が集中巻方式により収容されている、永久磁石回転機。
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