JP2004256181A - 拡張トレイ - Google Patents

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JP2004256181A
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Toshiaki Kusuda
敏明 楠田
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Kyocera Document Solutions Inc
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】拡張部材の引き出し/収納操作をスムースに行うことが可能な拡張トレイを提供する。
【解決手段】拡張トレイである手差し給紙用トレイ1には、その本体2の内側に、本体2より引き出し可能に拡張部材3が設けられている。本体2の内面の天井部分には、拡張部材3の引き出し方向と垂直な方向の中央付近であって、引き出し方向の最先端付近に、本体側係合突起2aが設けられている。拡張部材3の上面には、引き出し方向の最末端付近に、本体側係合突起2aと係合する拡張部材側係合突起3aが設けられている。これら2つの突起は、手差し給紙用トレイ1の側面から見て台形をなす突起である。そして、これらの突起の当接面の斜面作用により、係合部の係合/係合解除がなされる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体の大きさを超える大きさの物を搭載する場合に、拡張部材を引き出すことによって搭載可能とする拡張トレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタ等に代表される画像形成装置のように、所定サイズの用紙に対し印刷等の加工を行う機器にあっては、用紙を給紙する時に使用する給紙トレイや、印刷後の用紙が排出される排紙トレイが設けられている。これらのトレイの多くは、トレイが占有する床面積をできるだけ小さくするためや、機器に収納することを考慮して、普段は縮めておき、必要時のみ面積を拡張する拡張トレイが使用されている。
【0003】
上記のような拡張トレイの基本的な構成は、本体と、用紙送り方向において本体より長い用紙を搭載可能にするための拡張部材からなる。拡張部材には、引き出し式のものや折り畳み式のものがある。引き出し式の拡張部材を用いる拡張トレイにおいて、本体と拡張部材の間には、拡張部材の引き出し方向に対する側壁部の両側に、所定の拡張位置にてこの拡張部材を留めておく係合部が設けられている。この係合部においては、トレイ本体と拡張部材の各々に突起が設けられ、これらが係合することで所定の拡張位置にて拡張部材を留めておくことができる。このような拡張トレイの一例を特許文献1に見ることができる。
【0004】
特許文献1に記載された拡張トレイの係合部の概略構成を図5に示す。図5は部分断面上面図である。拡張トレイの本体の下カバー103に、本体側の係合突起である斜面103−eが設けられている。また、拡張部材である延長トレイ104には、その側壁部に係合突起であるクリックアーム104−eが設けられている。このクリックアーム104−eは、延長トレイの引き出し方向(矢印)に対して両側の側壁部に設けられている。これらの斜面103−eとクリックアーム104−eが係合することにより、所定の拡張位置にて延長トレイ104を留めておくことができる。なお、延長トレイ104は図示しないストッパにより、下カバー103から引き抜くことができないようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−258998号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1記載の拡張トレイのように、拡張部材の両側の側壁部に係合部が設けられている場合、拡張部材の引き出し/収納の操作をする時に、図6に示すような片側の係合部のみが係合するという状態が発生し得る。これにより、拡張部材の両側の側壁部で引っ掛かるような抵抗が生じ、引き出し/収納の操作をスムースに行うことができず、操作性が悪くなる。また、片側の係合部のみが係合している状態で、無理に力を入れて拡張部材を移動しようとすると、係合部が破損してしまう恐れがある。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、拡張部材の引き出し/収納操作をスムースに行うことが可能な拡張トレイを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、本体と、この本体に引き出し可能に設けられた拡張部材で構成され、前記拡張部材の引き出し方向と垂直な方向の中央付近に、拡張部材を所定の拡張位置に留めるための係合部を設けた。
【0009】
この構成によれば、拡張部材の引き出し方向に対する両側壁部に係合部を設ける必要がないので、これらの係合部のうちの片側のみが係合するという状態が発生するということがない。その結果、拡張部材の両側の側壁部で引っ掛かるような抵抗が生じることがなく、拡張部材の引き出し/収納操作をスムースに行うことが可能となる。これにより、拡張部材の操作性が良くなり、無理に力を入れて拡張部材を破損してしまうこともない。
【0010】
また、前記本体と前記拡張部材の各々に設けた突起により前記係合部を構成し、これらの突起間の斜面作用により、係合部の係合/係合解除がなされることとした。
【0011】
この構成によれば、係合部を係合/係合解除するために、別途部材を設けたり、手を添えて操作をしたりする必要がない。その結果、部品点数の削減によりコストダウンを図ることができる。また、拡張部材を移動する操作以外の操作を行う必要がないので、操作性が良く、好都合である。
【0012】
また、前記機器が画像形成装置であることとした。
【0013】
この構成によれば、拡張部材の引き出し/収納操作をスムースに行うことが可能であって、無理に力を入れて拡張部材を破損してしまうことがない画像形成装置の給紙トレイや排紙トレイを得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。なおここでは、拡張トレイを備えた機器が複写機やプリンタ等の画像形成装置であり、拡張トレイが印刷前の用紙を搭載する手差し給紙用トレイであるとして設計されているものとする。
【0015】
本発明の実施形態に係る手差し給紙用トレイを、図1から図3に示す。図1は、拡張部材を所定の拡張位置に引き出した状態を示す要部断面上面斜視図である。図2は、拡張部材を完全に収納した状態を示す上面斜視図である。図3は、拡張部材を収納した手差し給紙用トレイを画像形成装置の側面に取り付けた状態を示す上面斜視図である。
【0016】
拡張トレイである手差し給紙用トレイ1には、その本体2の内側に、拡張部材3が設けられている。また、本体2には、用紙の幅方向の位置を正しく設定するためのカーソル4が設けられている。これらの本体2と、拡張部材3と、カーソル4は、合成樹脂で形成されている。
【0017】
このような手差し給紙用トレイ1が、画像形成装置10(図3にその一部のみ示す)の側面に設けられた手差し給紙部11に取り付けられる。手差し給紙用トレイ1に、使用者が手で用紙をその都度載せて使用する。用紙送り方向の長さが本体2の長さを超える用紙を使用するときには、拡張部材3を引き出して拡張する。
【0018】
手差し給紙用トレイ1の本体2の内面の天井部分には、拡張部材3の引き出し方向(図1及び図2の矢印)と垂直な方向、すなわち用紙幅方向の中央付近であって、引き出し方向の最先端付近に、本体側係合突起2aが設けられている。本体側係合突起2aは、本体2の側面から見て台形をなす突起である(図1及び図4参照)。
【0019】
また、拡張部材3は、本体2の内側に引き出し可能に設けられている。そして、この拡張部材3の上面には、引き出し方向の最末端付近に、本体側係合突起2aと係合する拡張部材側係合突起3aが設けられている。この拡張部材側係合突起3aは、本体側係合突起2aと同様に、拡張部材3の側面から見て台形をなす突起である。これら2つの係合突起が係合する位置が、拡張部材3の所定の拡張位置である。なお、拡張部材3は図示しないストッパにより、本体2から引き抜くことができないようになっている。
【0020】
次に、本体2と拡張部材3の係合部の詳細について、図4を用いて説明する。図4は、図1に示す手差し給紙用トレイの本体と拡張部材の係合部を示す部分断面側面図である。図中の矢印は、拡張部材の引き出し方向を示す。
【0021】
拡張部材3を所定の拡張位置に引き出す時には、まず、図4(a)に示すように、拡張部材側係合突起3aが本体側係合突起2aに当接するまで、スムースに引き出すことができる。次に、図4(b)に示すように、拡張部材側係合突起3aが本体側係合突起2aに当接した時には、これらの突起の当接面の斜面作用により、拡張部材側係合突起3aは押し下げられ、本体側係合突起2aは押し上げられる。本体2及び拡張部材3は各々合成樹脂で形成されているので、この合成樹脂の弾性により、このような斜面作用による力を受けても破損してしまうことはない。そして、拡張部材側係合突起3aが本体側係合突起2aの部分を通過すると、図4(c)に示すように、拡張部材3が、2つの係合突起が係合する位置である所定の拡張位置に達する。
【0022】
なお、前述の図示しないストッパにより、所定の拡張位置においては、拡張部材3を引き出し方向に移動することができず、さらに本体2から引き抜くことができないようになっている。そして、拡張部材3が所定の拡張位置にある時には、拡張部材3を軽く手で押した程度では、係合部が係合解除されることはない。また、このような拡張トレイをほぼ垂直に起立させて使用する場合、重力の作用によって意図せず係合部が係合解除されることもない。
【0023】
拡張部材3を所定の拡張位置から収納方向に押し込むと、拡張部材側係合突起3aは本体側係合突起2aを押し上げて本体2の奥へ入り込み、手差し給紙用トレイ1は縮小状態になる。
【0024】
このようにして、拡張部材3の引き出し方向に対する両側壁部に係合部を設ける必要がないので、これらの係合部のうちの片側のみが係合するという状態が発生するということがない。その結果、拡張部材3の両側の側壁部で引っ掛かるような抵抗が生じることがなく、拡張部材3の引き出し/収納操作をスムースに行うことが可能となる。
【0025】
また、係合部を係合/係合解除するために、別途部材を設けたり、手を添えて操作をしたりする必要がない。その結果、部品点数の削減によりコストダウンを図ることができる。また、拡張部材3を移動する操作以外の操作を行う必要がないので、操作性が良く、好都合である。
【0026】
そして、この機器が画像形成装置であれば、拡張部材3の引き出し/収納操作をスムースに行うことが可能であって、無理に力を入れて拡張部材3を破損してしまうことがない給紙トレイや排紙トレイを得ることができる。
【0027】
上記のように本発明の実施形態を示したが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明の構成によれば、拡張部材の引き出し方向に対する両側壁部に係合部を設ける必要がないので、これらの係合部のうちの片側のみが係合するという状態が発生するということがない。その結果、拡張部材の両側の側壁部で引っ掛かるような抵抗が生じることがなく、拡張部材の引き出し/収納操作をスムースに行うことが可能となる。これにより、拡張部材の操作性が良くなり、無理に力を入れて拡張部材を破損してしまうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る手差し給紙用トレイの拡張部材を所定の拡張位置に引き出した状態を示す要部断面上面斜視図
【図2】拡張部材を完全に収納した状態を示す上面斜視図
【図3】拡張部材を収納した手差し給紙用トレイを画像形成装置の側面に取り付けた状態を示す上面斜視図
【図4】図1に示す手差し給紙用トレイの本体と拡張部材の係合部を示す部分断面側面図
【図5】従来の拡張トレイの係合部を示す部分断面上面図
【図6】図5の拡張トレイの係合不良状態を示す部分断面上面図
【符号の説明】
1 手差し給紙用トレイ
2 本体
2a 本体側係合突起
3 拡張部材
3a 拡張部材側係合突起

Claims (3)

  1. 本体と、この本体に引き出し可能に設けられた拡張部材で構成され、前記拡張部材の引き出し方向と垂直な方向の中央付近に、拡張部材を所定の拡張位置に留めるための係合部を設けたことを特徴とする拡張トレイ。
  2. 前記本体と前記拡張部材の各々に設けた突起により前記係合部を構成し、これらの突起間の斜面作用により、係合部の係合/係合解除がなされることを特徴とする請求項1に記載の拡張トレイ。
  3. 前記機器が画像形成装置であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の拡張トレイ。
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