JP2004253279A - 燃料電池セル及び燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池セルの電気抵抗を小さくし、燃料電池セルの発電性能を向上させるとともに、燃料電池セルの端部に発生する応力を小さくし、信頼性の高い燃料電池セルを提供する。
【解決手段】板状の導電性支持体33aの一方側主面に、内側電極33b1、固体電解質33c、外側電極33dを順次設け、前記導電性支持体33aの他方側主面にインターコネクタ33eを設けてなるとともに、前記導電性支持体33aの一方側主面から他方側主面の端部まで固体電解質33cが延設された燃料電池セル33であって、前記主面における支持体33a、内側電極33b1、固体電解質33cの厚みをそれぞれA1、B1、C1とし、端部における導電性支持体33a、内側電極33b1、固体電解質33cの厚みをそれぞれA2、B2、C2としたとき、A2+B2+C2>A1+B1+C1の関係を満足することを特徴とする
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発電性能及び信頼性に優れた燃料電池セル及び燃料電池に関するものである。
【0002】
【従来技術】
近年、次世代エネルギーとして、燃料電池セルのスタックを収納容器内に収納した燃料電池が種々提案されている。
【0003】
図6は、従来の固体電解質型燃料電池の燃料電池セル1を示すもので、燃料電池セル1は、軸長方向に複数のガス流路3を有する多孔質の支持体を兼ねた扁平な内側電極1a上の外周面に緻密質な固体電解質1b、多孔質な導電性セラミックスからなる外側電極1cを順次設けて構成されており、固体電解質1b、外側電極1cから露出した内側電極1aには、外側電極1cに接続しないようにインターコネクタ1dが設けられ、内側電極1aと電気的に接続している。
【0004】
このような燃料電池セル1では、燃料電池セル1の形状を扁平状とすることにより、燃料電池セル1当たりの発電量を増加させることができる。
【0005】
燃料電池は、上記燃料電池セル1を収納容器内に複数収納して構成され、例えば、内側電極1a内部に酸素ガス注入管5を通じて酸素含有ガスを供給し、外側電極1cに燃料ガス(水素)を供給して約1000℃で発電される。
【0006】
この燃料電池セル1の内側電極1aと固体電解質1b及び外側電極1cが重なり合っている部分が発電部であり、この発電部で発生した電流は内側電極1aを電流経路とし、インターコネクタ1dを介して他の燃料電池セルへと接続される(特許文献1参照)。
【0007】
このような燃料電池セル1では、発電により発生した電流が燃料電池セル1内部、即ち、内側電極1aを通過するが、この電流経路の電気的な抵抗は低いほど、発電ロスが削減され、燃料電池セル1の発電能力は向上する。従って、燃料電池セル1を薄くすると、燃料電池セル1の発電能力が向上する。
【0008】
【特許文献1】
特開平7−029574号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような燃料電池セル1では、燃料電池セル1当たりの発電量をさらに増加させるため、燃料電池セル1の厚みを薄くしたり、燃料電池セル1の幅を広げた場合、燃料電池セル1の側面に応力が発生し、燃料電池セル1の側面に亀裂などが発生し、信頼性が確保できないといった問題があった。
【0010】
本発明は、電気的抵抗を小さくし、発電能力が高く、信頼性に優れた燃料電池セル及び燃料電池を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の燃料電池セルは、板状の導電性支持体の一方側主面に、内側電極、固体電解質、外側電極を順次設け、前記導電性支持体の他方側主面にインターコネクタを設けてなるとともに、前記導電性支持体の一方側主面から他方側主面の端部まで固体電解質が延設された燃料電池セルであって、前記主面における支持体、内側電極、固体電解質の厚みをそれぞれA1、B1、C1とし、端部における導電性支持体、内側電極、固体電解質の厚みをそれぞれA2、B2、C2としたとき、A2+B2+C2>A1+B1+C1の関係を満足することを特徴とする。
【0012】
このような燃料電池セルでは、発電により発生した電流が導電性支持体を電流経路として通過する。この電流経路の電気的な抵抗は低いほど、発電ロスが削減され、燃料電池セルの発電能力は向上する。A1+B1+C1は電流経路の長さを表しており、この長さが短いほど、燃料電池セルの発電能力は向上する。一方で、熱膨張係数の異なる材料の積層体である燃料電池セルにおいては厚みが薄くなるほど、端部への応力集中は大きくなり、固体電解質などにクラックが発生し、信頼性が低下する。
【0013】
そこで、本発明においては、電流経路を短くすると同時に、燃料電池セル端部への応力集中を緩和するため、端面の曲率を小さくすることとした。
【0014】
すなわち、A2+B2+C2>A1+B1+C1とすることで、電流経路を短くすると同時に、燃料電池セル端面の曲率を小さくすることができ、燃料電池セルの発電性能の向上と信頼性の向上を同時に達成することができる。
【0015】
また、本発明の燃料電池セルは、A2>A1の関係を満足することを特徴とする。このような燃料電池セルでは、上記したように、燃料電池セルの発電性能の向上と信頼性の向上を同時に達成することができ、さらに、導電性支持体は、比較的複雑な形状であっても、押し出し成形法等により容易に作製できることから、導電性支持体の形状を平坦部と端部とで変化させ、本発明の燃料電池セルを作製することで生産性を向上させることができる。
【0016】
また、本発明の燃料電池セルは、板状の支持体を兼ねる内側電極の一方側主面に、固体電解質、外側電極を順次設け、前記内側電極の他方側主面にインターコネクタを設けてなるとともに、前記内側電極の一方側主面から他方側主面の端部まで固体電解質が延設された燃料電池セルであって、前記主面における内側電極、固体電解質の厚みをそれぞれD1、C1とし、端部における内側電極、固体電解質の厚みをそれぞれD2、C2としたとき、D2+C2>D1+C1の関係を満足することを特徴とする。
【0017】
このような燃料電池セルでは、D2+C2>D1+C1とすることで、電流経路を短くすると同時に、燃料電池セル端面の曲率を小さくすることができ、燃料電池セルの発電性能の向上と信頼性の向上を同時に達成することができる。
【0018】
また、本発明の燃料電池セルは、D2>D1の関係を満足することを特徴とする。このような燃料電池セルでは、上記したように、燃料電池セルの発電性能の向上と信頼性の向上を同時に達成することができ、生産性を向上させることができる。
【0019】
また、本発明の燃料電池セルは、D2>D1の関係を満足することを特徴とする。このような燃料電池セルでは、固体電解質は燃料電池セルの内部と外部とを物理的に遮断し、発電に用いられる燃料ガスと酸素含有ガスとが混ざり合うことを防止する必要がある。このような燃料電池セルにおいて、端部における緻密な固体電解質の厚みを厚くすることで強度が向上し、さらに、燃料電池セルの信頼性が向上する。
【0020】
また、本発明の燃料電池セルは、外側電極が、酸素側電極であることを特徴とする。このような燃料電池セルでは、外側電極を酸素側電極とし、電流経路の長い内側電極を比較的電気抵抗の小さな燃料側電極とすることで、燃料電池セルとしての電気的な損失を小さくすることができ、発電能力が向上する。
【0021】
本発明の燃料電池は、上記した燃料電池セルを収納容器内に複数収納してなることを特徴とする。このような燃料電池では、燃料電池セルの電流経路の電気抵抗を小さくすることができるため、燃料電池セルの発電性能を向上させることができ、また、支持体を兼ねる内側電極や導電性支持体と固体電解質の熱膨張差に起因し発生する燃料電池セルの端面の応力集中を緩和でき、燃料電池セルの破損を防止できるため、発電性能に優れ、信頼性の高い燃料電池セルおよび燃料電池を提供できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の燃料電池セル33の一形態の横断面斜視図を示すもので、燃料電池セル33は断面が板状で、平坦部aを有し、その両端部bは平坦部aよりも厚く形成されており、端部bの端面mは、端面mへの応力を緩和するために曲面となっている。また、全体的に見て柱状であり、その内部には複数のガス流路34が軸長方向に形成されている。
【0023】
本発明の燃料電池セルは、図1に示すように断面が板状で、全体的に見て柱状の多孔質な導電性支持体33aの一方側主面に、多孔質な燃料側電極33b1、緻密質な固体電解質33c、多孔質な導電性セラミックスからなる酸素側電極33dを順次積層し、酸素側電極33dと反対側の導電性支持体33aの他方側の主面に中間膜(図示せず)、ランタン−クロム系酸化物材料からなるインターコネクタ33e、P型半導体材料からなる集電膜(図示せず)を形成して構成されている。
【0024】
また、この導電性支持体33aは、Y、Lu、Yb、Tm、Er、Ho、Dy、Gd、Sm及びPrから選ばれた1種以上の元素を含む希土類酸化物とNi及び/又はNiOとを主成分とし、導電性支持体33aの内部には複数のガス流路34が形成されている。
【0025】
即ち、燃料電池セル33は、断面形状が、幅方向両端に設けられた弧状部mと、これらの弧状部mを連結する一対の平坦部aとから構成されており、一対の平坦部aは平坦であり、ほぼ平行に形成されている。これらの燃料電池セル33の平坦部aのうち一方は、導電性支持体33aの他方側主面上に中間膜(図示せず)、インターコネクタ33e、集電膜(図示せず)を形成して構成され、他方の平坦部aは、導電性支持体33aの一方側主面上に燃料側電極33b1、固体電解質33c、酸素側電極33dを形成して構成されている。
【0026】
固体電解質33cは、導電性支持体33aの一方側主面から両側の弧状部mを形成するように他方側主面にまで延設され、インターコネクタ33eと重畳している。
【0027】
燃料側電極33b1、固体電解質33c、酸素側電極33dが重なり合っている部分が発電部である。この発電部分は弧状部mにまで形成されていてもかまわない。
【0028】
なお、弧状部mは、発電に伴う加熱や冷却に伴い発生する熱応力を緩和するため、曲面となっていることが望ましい。
【0029】
また、導電性支持体33aの長径寸法(弧状部m−m間の距離)は15〜35mm、短径寸法(平坦部a−a間の距離)が1.5〜4mmであることが望ましい。なお、導電性支持体33aの形状は、板状と表現しているが、長径寸法および短径寸法が変化することにより楕円状あるいは扁平状とも表現できる。
【0030】
導電性支持体33aとインターコネクタ33eの間に形成される中間膜は、Ni及び/またはNiOと希土類元素を含有するZrOを主成分とするものである。中間膜中のNi化合物のNi換算量は全量中35〜80体積%が望ましく、好ましくは50〜70体積%が望ましい。Niを35体積%以上とすることで、Niによる導電パスが増加し、中間膜の伝導度が向上し、電圧降下が小さくなる。また、Niを80体積%を以下とすることで、導電性支持体33aとインターコネクタ33eの間の熱膨張係数差を小さくすることができ、両者の界面の亀裂の発生を抑制できる。
【0031】
また、電位降下が小さくなるという点から中間膜の厚みは20μm以下が望ましく、さらに、10μm以下が望ましい。
【0032】
また、導電性支持体33aの希土類元素は中希土類元素、重希土類元素が望ましい。
【0033】
中希土類元素や重希土類元素の酸化物の熱膨張係数は、固体電解質33cのYを含有するZrOの熱膨張係数より小さく、Niとのサーメット材としての導電性支持体33aの熱膨張係数を固体電解質33cの熱膨張係数に近づけることができ、固体電解質33cのクラックや、固体電解質33cの燃料側電極33b1からの剥離を抑制できる。熱膨張係数が小さい重希土類酸化物を用いることで、導電性支持体33a中のNiを多くでき、導電性支持体33aの電気抵抗を下げることができるという点からも重希土類酸化物を用いることが望ましい。
【0034】
なお、軽希土類元素のLa、Ce、Pr、Ndの酸化物は、希土類元素酸化物の熱膨張係数の総和が固体電解質33cの熱膨張係数未満である範囲であれば、中希土類元素、重希土類元素に加えて含有されていても何ら問題はない。
【0035】
また、精製途中の安価な複数の希土類元素を含む複合希土類酸化物を用いることにより原料コストを大幅に下げることができる。その場合も、複合希土類酸化物の熱膨張係数は固体電解質33cの熱膨張係数未満であることが重要である。
【0036】
また、導電性支持体33aの導電材料としてNi及び/又はNiOを用いていることが望ましい。NiやNiOは安価であり、供給も安定しており、また、Niは還元雰囲気中でも安定な金属として存在することができる。
【0037】
また、インターコネクタ33e表面にP型半導体、例えば、遷移金属ペロブスカイト型酸化物からなる集電膜を設けることが望ましい。インターコネクタ33e表面に直接金属の集電部材を配して集電すると非オーム接触により、電位降下が大きくなる。オーム接触をし、電位降下を少なくするためには、インターコネクタ33eにP型半導体からなる集電膜を接続する必要があり、P型半導体である遷移金属ペロブスカイト型酸化物を用いることが望ましい。遷移金属ペロブスカイト型酸化物としては、ランタン−マンガン系酸化物、ランタン−鉄系酸化物、ランタン−コバルト系酸化物、又は、それらの複合酸化物の少なくとも一種からなることが望ましい。
【0038】
導電性支持体33aの主面に設けられた燃料側電極33b1は、Niと希土類元素が固溶したZrOとから構成される。この燃料側電極33b1の厚みは1〜30μmであることが望ましい。燃料側電極33b1の厚みを1μm以上とすることで、燃料側電極33b1としての3層界面が十分に形成される。また、燃料側電極33b1の厚みを30μm以下とすることで固体電解質33cとの熱膨張差による界面剥離を防止できる。
【0039】
この燃料側電極33b1の主面に設けられた固体電解質33cは、3〜15モル%のY等の希土類元素を含有した部分安定化あるいは安定化ZrOからなる緻密質なセラミックスから構成される。希土類元素としては、安価であるという点からYもしくはYbが望ましい。
【0040】
固体電解質33cの厚みは、10〜100μmであることが望ましい。固体電解質33cの厚みを10μm以上とすることで、ガス透過を防止できる。また、固体電解質33cの厚みを100μm以下にすることで、抵抗成分の増加を抑制できる。
【0041】
また、酸素側電極33dは、遷移金属ペロブスカイト型酸化物のランタン−マンガン系酸化物、ランタン−鉄系酸化物、ランタン−コバルト系酸化物、又は、それらの複合酸化物の少なくとも一種の多孔質の導電性セラミックスから構成されている。酸素側電極33dは、800℃程度の中温域での電気伝導性が高いという点から(La,Sr)(Fe,Co)O系が望ましい。酸素側電極33dの厚みは、集電性という点から30〜100μmであることが望ましい。
【0042】
インターコネクタ33eは、導電性支持体33aの内外の燃料ガス、酸素含有ガスの漏出を防止するため緻密質とされており、また、インターコネクタ33eの内外面は、燃料ガス、酸素含有ガスと接触するため、耐還元性、耐酸化性を有している。
【0043】
このインターコネクタ33eの厚みは、30〜200μmであることが望ましい。インターコネクタ33eの厚みを30μm以上とすることで、ガス透過を完全に防止でき、200μm以下とすることで、抵抗成分の増加を抑制できる。
【0044】
このインターコネクタ33eの端面と固体電解質33cの端面との間には、シール性を向上すべく例えば、Yや、NiとYSZからなる接合層を介在させても良い。
【0045】
そして、板状の導電性支持体33a内部には、複数のガス流路34が軸長方向に形成される。
【0046】
このような燃料電池セル33において、燃料電池セル33の端部bの導電性支持体33aの厚みをA2、燃料側電極33b1の厚みをB2、固体電解質33cの厚みをC2としたとき、A2+B2+C2>A1+B1+C1の関係を満足するよう構成されている。
【0047】
なお、導電性支持体33aの厚みと記載しているが、厚みとは、平坦部a−a方向における距離を意味している。
【0048】
すなわち、本発明の燃料電池セル33は、その断面形状が例えば鉄アレイや綿棒の様に、両端部が平坦部a−a方向に膨れたような形状をしている。
【0049】
なお、端部bにまで発電部が形成された形態では、端部bにおいてはガスの消費量が他の部分より多くなるため、端部bに形成されたガス流路34は他のガス流路34よりも断面積を大きくしてもよい。
【0050】
このような燃料電池セル33において、図1に示すように平坦部a−a間の導電性支持体33aの厚みをA1、燃料側電極33b1の厚みをB1、固体電解質33cの厚みをC1とし、燃料電池セル33の端部bの導電性支持体33aの厚みをA2、燃料側電極33b1の厚みをB2、固体電解質33cの厚みをC2としたとき、A2+B2+C2>A1+B1+C1の関係を満足させ、電流経路であるA1+B1+C1を薄くすることで電流経路の電気的抵抗が小さくなり、燃料電池セル33の発電性能は向上する。また、端部bを厚く形成し、端面mの曲率を小さくすることで、端面mに発生する応力を小さくできる。
【0051】
なお、厚みA2、B2、C2とは、平坦部a−a方向(A1、B1、C1の厚みと同一方向)であって、端部bで固体電解質33cの外面間距離が最大となる位置における厚みである。
【0052】
導電性支持体33aと燃料側電極33b1、固体電解質33c、酸素側電極33d、インターコネクタ33eが重なった平坦部a−a間の距離は、電気抵抗を小さくするという点から4mm以下が望ましく、さらに2.5mm以下が望ましい。
【0053】
端面mの曲率は必ずしも、一定である必要はないが一定とした方が、応力緩和の効果が大きくなる。
【0054】
以上、説明した燃料電池セル33の平坦部a−a間の距離を小さくし、かつ、端面mの曲率を大きくするという二つの要求を同時に満足させることで、燃料電池セル33の発電性能向上と燃料電池セル33の信頼性の向上が同時に達成できる。
【0055】
このような構造を達成するためには、図1に示すように例えば、導電性支持体33aの平坦部aにおけるA1+B1+C1の厚みよりも、端部bにおける導電性支持体33aにおけるA2+B2+C2の厚みを厚くすればよい。導電性支持体33aは、そもそも比較的複雑な形状であるため、押し出し成形法などが採用されるため、平坦部aと端部bとで厚みを変化させることは容易である。例えば、図1では導電性支持体33aは平坦部aの両側に膨らんだ部分を形成して構成されている。
【0056】
また、これ以外にも、図2に示すように導電性支持体33aの厚みをほぼ同一とし、内側電極33b1の平坦部aにおける厚みよりも端部bにおける厚みを大きくすることで、本発明の燃料電池セル33を作製することができる。
【0057】
また、図3に示すように、固体電解質33cの平坦部aにおける厚みよりも端部bにおける厚みを大きくすることで、端部bにおいて緻密な固体電解質33cの層が厚くなり、さらに燃料電池セル33の信頼性が向上する。また、端部bにおいて固体電解質33cの厚みを変化させる場合、例えば、端部bにおいて固体電解質33cの厚みが100μmを超えたとしても、端部bは発電に寄与する割合が低いため、発電性能への影響は軽微である。
【0058】
また、例えば、図4に示すように、図1の導電性支持体33aと燃料側電極33b1に代えて、支持体を兼ねる燃料側電極33b2を用いる場合にも、平坦部aの支持体を兼ねる燃料側電極33b2の厚みをD1、固体電解質33cの厚みをC1とし、端部bの支持体を兼ねる燃料側電極33b2の厚さをD2、固体電解質33cの厚みをC2としたとき、D2+C2>D1+C1となるように、端部bを厚く形成し、端面mの曲率を小さくすることで、端面mに発生する応力を小さくできる。
【0059】
このような構成においても、支持体を兼ねる燃料側電極33b2の厚み及び固体電解質33cの厚みを、燃料電池セル33の平坦部aよりも端部bにおいて大きくなるようにすることで、燃料電池セル33の発電特性と信頼性とを同時に向上させることができる。
【0060】
なお、図では平坦部aと端部bとが、板と円筒とを接合したように記載されているが、接合部への応力集中を緩和できる点から、この接合部はなだらかに形成されている方が望ましい。
【0061】
以上のような燃料電池セル33の製法について説明する。先ず、La、Ce、Pr、Ndの元素を除く希土類酸化物粉末とNi及び/又はNiO粉末を混合し、この混合粉末に、有機バインダーと、溶媒とを混合した導電性支持体材料を用い、押し出し成形して、扁平状の導電性支持体成形体を作製し、これを乾燥、脱脂する。
【0062】
このとき、導電性支持体33aを形成するための金型の形状を、端部bを平坦部a間よりも厚み方向に厚い形状とすることで、容易に端部bが平坦部a間よりも厚い導電性支持体成形体を形成することができる。
【0063】
次に、希土類元素が固溶したZrO粉末と有機バインダーと溶媒を混合した固体電解質材料を用いてシート状の固体電解質成形体を作製する。
【0064】
次に、Ni及び/又はNiO粉末と希土類元素が固溶したZrO粉末と有機バインダーと溶媒とを混合し作製した燃料側電極となるスラリーを、前記固体電解質成形体の一方側に塗布し、固体電解質成形体の一方側の面に燃料側電極成形体を形成する。
【0065】
導電性支持体成形体に、前記シート状の固体電解質成形体と燃料側電極成形体の積層体を、燃料側電極成形体が導電性支持体成形体に当接するように積層巻き付けし、乾燥する。なお、このとき脱脂を行ってもよい。
【0066】
次に、Ni及び/又はNiO粉末と希土類元素が固溶したZrO粉と有機バインダーと、溶媒を混合したスラリーを用いてシート状の中間膜成形体を作製し、導電性支持体成形体に積層する。
【0067】
次に、ランタン−クロム系酸化物粉末と、有機バインダーと、溶媒を混合したインターコネクタ材料を用いてシート状のインターコネクタ成形体を作製し、中間膜成形体上に積層する。
【0068】
これにより、導電性支持体成形体の一方の平坦部の表面に、燃料側電極成形体、固体電解質成形体を順次積層するとともに、他方の平坦部の表面に中間膜成形体、インターコネクタ成形体が積層された積層成形体を作製する。なお、各成形体はドクターブレードによるシート成形や印刷、スラリーディップ、スプレーによる吹き付けなどにより作製することができ、または、これらの組み合わせにより作製してもよい。
【0069】
次に、積層成形体を脱脂処理し、酸素含有雰囲気中で1300〜1600℃で同時焼成する。
【0070】
次に、P型半導体である遷移金属ペロブスカイト型酸化物粉末と、溶媒を混合し、ペーストを作製し、前記積層体をこのペースト中に浸漬し、固体電解質33c、インターコネクタ33eの表面に酸素側電極成形体、集電膜成形体をディッピングにより形成するか、または、直接スプレー塗布し、1000〜1300℃で焼き付けることにより、本発明の燃料電池セル33を作製できる。
【0071】
なお、燃料電池セル33は、酸素含有雰囲気での焼成により、導電性支持体33a、燃料側電極33b1、中間膜33中のNi成分が、NiOとなっているため、その後、導電性支持体33a側から還元性の燃料ガスを流し、NiOを800〜1000℃で還元処理する。また、この還元処理は発電時に行ってもよい。
【0072】
セルスタックは、図5に示すように、複数の燃料電池セル33が複数集合してなり、一方の燃料電池セル33と他方の燃料電池セル33との間に、金属フェルト及び/又は金属板からなる集電部材43を介在させ、一方の燃料電池セル33の導電性支持体33aを、該導電性支持体33aに設けられた中間膜、インターコネクタ33e、集電膜、集電部材43を介して他方の燃料電池セル33の酸素側電極33dに電気的に接続して構成されている。
【0073】
集電部材43は、耐熱性、耐酸化性、電気伝導性という点から、Pt、Ag、Ni基合金、Fe−Cr鋼合金の少なくとも一種からなることが望ましい。
【0074】
なお、符号42は、燃料電池セルを直列に接続するための導電部材である。
【0075】
本発明の燃料電池は、図5のセルスタックを、収納容器内に収納して構成されている。この収納容器には、外部から水素等の燃料ガス及び空気等の酸素含有ガスを燃料電池セル33に導入する導入管が設けられており、燃料電池セル33が600〜1000℃に加熱されることにより発電し、使用された燃料ガス、酸素含有ガスは、収納容器外に排出される。
【0076】
なお、上記形態では導電性支持体33aの厚みを、平坦部aと端部bとで変化させたが、支持体を兼ねる内側電極33b2を用いる場合には、支持体を兼ねる内側電極33b2、内側電極33b1、固体電解質33cの厚みを平坦部aと端部bとで変化させることで、本発明の燃料電池セルを作製できる。なお、これらの場合にはシート状成形体の積層枚数を変化させるなどして、平坦部aと端部bとで厚みを変化させ、端部bを厚くすればよい。
【0077】
なお、本発明は上記形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、内側電極を酸素側電極から形成してもよい。また、酸素側電極33dと固体電解質33cとの間に、反応防止層を形成してもよい。また、図4のように導電性支持体33aと内側電極33b1を同じ組成で形成してもよく、例えば、NiとYを固溶したZrOを用いてもよい。また、内側電極33b1、固体電解質33c及び外側電極33dは、少なくとも平坦部aに設けられていればよい。
【0078】
【発明の効果】
本発明の燃料電池セルでは、電流経路を短くすることができ、燃料電池セルの発電性能を向上でき、また、端部bの曲面の曲率を大きくすることで、曲面に発生する応力を小さくすることができるため、燃料電池セルの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料電池セルの一形態を示す横断面斜視図である。
【図2】内側電極の厚みを変化させた本発明の燃料電池セルの一形態を示す横断面斜視図である。
【図3】固体電解質の厚みを変化させた本発明の燃料電池セルの一形態を示す横断面斜視図である。
【図4】支持体を兼ねた内側電極を用いた本発明の燃料電池セルの一形態を示す横断面斜視図である。
【図5】本発明のセルスタックを示す横断面図である。
【図6】従来の燃料電池セルを示す横断面図である。
【符号の説明】
33・・・燃料電池セル
33a・・・導電性支持体
33b1・・・内側電極、燃料側電極
33b2・・・支持体を兼ねる内側電極
33c・・・固体電解質
33d・・・外側電極、酸素側電極
33e・・・インターコネクタ
34・・・ガス流路
a・・・燃料電池セルの平坦部
b・・・燃料電池セルの端部
m・・・燃料電池セルの端面
A1・・・平坦部aにおける導電性支持体の厚み
A2・・・端部bにおける導電性支持体の厚み
B1・・・平坦部aにおける固体電解質の厚み
B2・・・端部bにおける固体電解質の厚み
C1・・・平坦部aにおける内側電極の厚み
C2・・・端部bにおける内側電極の厚み
D1・・・平坦部aにおける支持体を兼ねる内側電極の厚み
D2・・・端部bにおける支持体を兼ねる内側電極の厚み

Claims (7)

  1. 板状の導電性支持体の一方側主面に、内側電極、固体電解質、外側電極を順次設け、前記導電性支持体の他方側主面にインターコネクタを設けてなるとともに、前記導電性支持体の一方側主面から他方側主面の端部まで固体電解質が延設された燃料電池セルであって、前記主面における支持体、内側電極、固体電解質の厚みをそれぞれA1、B1、C1とし、端部における導電性支持体、内側電極、固体電解質の厚みをそれぞれA2、B2、C2としたとき、A2+B2+C2>A1+B1+C1の関係を満足することを特徴とする燃料電池セル。
  2. A2>A1の関係を満足することを特徴とする請求項1記載の燃料電池セル。
  3. 板状の支持体を兼ねる内側電極の一方側主面に、固体電解質、外側電極を順次設け、前記内側電極の他方側主面にインターコネクタを設けてなるとともに、前記内側電極の一方側主面から他方側主面の端部まで固体電解質が延設された燃料電池セルであって、前記主面における内側電極、固体電解質の厚みをそれぞれD1、C1とし、端部における内側電極、固体電解質の厚みをそれぞれD2、C2としたとき、D2+C2>D1+C1の関係を満足することを特徴とする燃料電池セル。
  4. D2>D1の関係を満足することを特徴とする請求項3記載の燃料電池セル。
  5. C2>C1の関係を満足することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  6. 外側電極が、酸素側電極であることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれかに記載の燃料電池セル。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれかに記載の燃料電池セルを収納容器内に複数収納してなることを特徴とする燃料電池。
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