JP2004243482A - ラッピング加工装置 - Google Patents

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JP2004243482A JP2003036703A JP2003036703A JP2004243482A JP 2004243482 A JP2004243482 A JP 2004243482A JP 2003036703 A JP2003036703 A JP 2003036703A JP 2003036703 A JP2003036703 A JP 2003036703A JP 2004243482 A JP2004243482 A JP 2004243482A
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Takashi Ogino
崇 荻野
Masahiko Iiizumi
雅彦 飯泉
Kiyoshi Hasegawa
清 長谷川
Masahiro Komata
正博 小又
Tomohiro Kondo
智浩 近藤
Kazuo Takeda
和夫 武田
Takafumi Watanabe
孝文 渡辺
Yoshiyuki Senda
義之 千田
Yasushi Matsushita
靖志 松下
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Abstract

【課題】ワークに対して放射方向に移動可能なローラシューを複数個用いて、ラッピングフィルムをワークの加工面に押付け、シューとワークとを確実に接触させると共にシューとワークとの接触面積を実質的に増大し、ワークの仕上げ加工を高効率に行なうことができるラッピング加工装置を提供する。
【解決手段】ワークWに対して放射方向に移動可能な複数個のローラシューRをラッピングフィルム1の背面側に配置し、これらローラシューR間に設けた離間部材Sによりラッピングフィルム1をワークWの加工面から離間したラッピング加工で、ラッピングフィルム1はワークWの加工面に対し確実に複数個のローラシューR部分でワークWと接し、実質的にローラシューRとワークWとの接触面積の増大を確保でき、ワークWの仕上げ加工を高効率に行なうことができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークの加工面を砥粒付きのラッピングフィルム(以下単にフィルムと称することもある)によりフィルムラッピング加工(以下単にラッピング加工)するラッピング加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車用エンジンのクランクシャフトのジャーナル部若しくはピン部あるいはカムシャフトのカムロブ部やジャーナル部等のような断面円弧状加工面を有するワークを仕上げ加工する場合は、最近、非伸縮性でかつ変形可能な薄肉基材の一面に砥粒が設けられた帯状のラッピングフィルムによりラッピング加工している。
【0003】
ラッピング加工は、ワークの加工面をラッピングフィルムで覆い、このフィルムを背面からシューで加圧し、フィルムをワークに押付けた状態でワークを回転しながらフィルムの砥粒面でワークを加工する。
【0004】
このラッピング加工で使用されるシューには、ワークの加工面と当接する部分が凸状となっている凸シューと、凹状になっている凹シューがある。例えば、カムシャフトのカムロブ部をラッピング加工する場合に凸シューを使用した例としては、下記特許文献1があり、クランクシャフトのピン部をラッピング加工する場合に凹シューを使用した例としては、下記特許文献2がある。いずれも一対のシューでラッピングフィルムを介してワークを挟持し、ラッピング加工する構成である。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−237116号公報 (段落番号[0016]、図1、図2、図6参照)
【特許文献2】
特開平9−136257号公報 (段落番号[0002]、[0003]、図11参照)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような一対の凸シューあるいは凹シューは、断面円弧状加工面を有するワークと接するとき、接点が2箇所又は4ヶ所しか得られず、ラッピングフィルムとワークとの接触面積が少なく、ワークの加工面の仕上げを高効率に行なうことが難しい。
【0007】
なお、本明細書では、シューがラッピングフィルムを介してワークの外周面と間接的に当接することを「接触」、シューがラッピングフィルムを介してワークの外周面と間接的に当接する面積のことを「接触面積」と略称する。
【0008】
そこで、シューとワークの接触面積を増大するために、前記特許文献2の図1に示すように、シューの内面側をワークの円弧状加工面に沿った円弧状に成形したものを使用することもある。しかし、このように成形したシューであっても、実際にはシューの円弧状内面とワークの円弧状加工面が確実に全面接触しておらず、1,2点あるいは数点で接しているのみである。特に、長年使用するとシューが摩耗し、接触面積の確保は次第に難しくなる。
【0009】
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、ワークに対して放射方向に移動可能なローラシューを複数個用いて、ラッピングフィルムをワークの加工面に押付け、シューとワークとを確実に接触させると共にシューとワークとの接触面積を実質的に増大し、ワークの仕上げ加工を高効率に行なうことができるラッピング加工装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、下記する手段により達成される。
【0011】
(1) 断面円弧状の加工面を有するワークの加工面上にラッピングフィルムを設け、前記ワークを回転駆動しつつ前記ラッピングフィルムの背面側に設けたシューをシュー押付部材により押圧しラッピング加工を施すラッピング加工装置において、前記シューを複数のローラシューにより構成し、当該ローラシュー間の前記ラッピングフィルムを離間部材により前記ワークの加工面から離間し、前記ローラシュー及び離間部材を前記ワークに対して放射方向に移動可能でかつ回転可能に支持手段により支持したことを特徴とするラッピング加工装置。
【0012】
(2) 前記支持手段は、前記ローラシューが、ラッピングフィルムをワークの加工面に押付ける前進位置と、前記ワークの加工面から離間した後退位置をとるように支持したことを特徴とする前記(1)のラッピング加工装置。
【0013】
(3) 前記支持手段は、前記ローラシューが、前記ラッピングフィルムをワークの加工面に押付ける前進位置と、前記ワークの加工面から離間した後退位置との間の中間位置で、ワークの加工面を所定圧で押圧するように支持したことを特徴とする前記(1)のラッピング加工装置。
【0014】
(4) 前記ラッピング加工装置は、少なくとも前記ローラシュー及び離間部材に当接している前記ラッピングフィルムにテンションを付与するテンション付与手段を有する前記(1)〜(3)のラッピング加工装置。
【0015】
(5) 前記ローラシューと離間部材は、前記ワークの軸線と平行な軸線を有し、成形すべきワークの形状に対応する外面形状としたことを特徴とする前記(1)〜(4)のラッピング加工装置。
【0016】
(6) 前記ローラシューと離間部材は、これらを交互に配置し、前記ラッピングフィルムを当該ローラシューと離間部材にジグザグに巻回したことを特徴とする前記(1)〜(5)のラッピング加工装置。
【0017】
(7) 前記離間部材は、内部から外部に向かって冷却水を吐出する構成としたことを特徴とする前記(1)〜(6)のラッピング加工装置。
【0018】
(8) 前記支持手段は、前記ローラシューと離間部材の両端を支持する支持部材をチェーン状に連続して連結したことを特徴とする(1)〜(7)のラッピング加工装置。
【0019】
(9) 前記ローラシューと前記離間部材は、前記ワークに対し開閉可能に設けられた一対の押圧アームにそれぞれ設けられ、両押圧アームの閉動時に前記ラッピングフィルムが可及的に前記ワークの加工面全周を覆うことを特徴とするである前記(1)〜(8)のラッピング加工装置。
【0020】
(10) 前記ラッピング加工装置は、前記ワーク又は前記ラッピングフィルムにオシレーションを付与するオシレーション手段を有する前記(1)のラッピング加工装置。
【0021】
(11) 前記押圧アームは、前記ワークを取り囲むラッピングフィルム内に向けて冷却水を供給する冷却水供給手段を有する前記(9)のラッピング加工装置。
【0022】
(12) 前記ワークは、クランクシャフトのジャーナル部若しくはピン部、カムシャフトのカムロブ部若しくはジャーナル部であるである前記(1)〜(3)(5)(9)〜(11)のラッピング加工装置。
【0023】
(13) 前記ローラシューは、ワークの軸線と平行な軸線を有し、成形すべきワークの凸形状部分に対応する部分は柔らかい材質を、凹形状部分に対応する部分は固い材質としたことを特徴とする前記(1)〜(6)(8)(9)のラッピング加工装置。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ワークに対して放射方向に移動可能でかつ回転可能に支持された複数個のローラシューをラッピングフィルムの背面側に配置し、これらローラシュー間に設けた離間部材によりラッピングフィルムをワークの加工面から離間するので、ラッピングフィルムはワークの加工面に対し確実に複数個のローラシュー部分でワークと接し、実質的にシューとワークとの接触面積の増大を確保でき、ワークの仕上げ加工を高効率に行なうことができる。しかも、離間部材によりラッピングフィルムをワークの加工面から離間したので、クーラント等の冷却水を加工ポイントに供給し易く、これにより正常なラッピング加工は長期にわたり行なわれ、ワークの面性状も均一化し、製品品質も向上する。
【0025】
さらに、ローラシューや離間部材を回転可能としたので、ラッピングフィルムを交換する場合や、テンション付与手段によりラッピングフィルムにテンションを付与する場合に、フィルム交換やテンション付与円滑にかつ容易に行なうことができる。
【0026】
請求項2の発明によれば、ローラシューが、ラッピングフィルムをワークの加工面に押付ける前進位置と、ワークの加工面から離間した後退位置をとるように支持手段で支持したので、前項の効果に加え、真円状のワークに対し速やかにラッピング加工することができる。
【0027】
請求項3の発明によれば、ローラシューがラッピングフィルムをワークの加工面に押付ける前進位置と、ワークの加工面から離間した後退位置との間の中間位置で、ワークの加工面を所定圧で押圧するように支持手段で支持したので、複数個のローラシューをワークの加工面に確実に接触させることができ、前項の効果に加え、真円状あるいは非真円状のワークを速やかにラッピング加工することができ、ラッピング加工の汎用性が増す。
【0028】
請求項4の発明によれば、テンション付与手段によりラッピングフィルムにテンションを付与したので、ラッピングフィルムのテンションによっても複数個のローラシューを整列させることができ、これによりワークの加工面に確実に接触させることができ、前項の効果に加え、非真円状ワークであっても各ローラシューの面圧を均一にできる。この結果、断面円弧状の加工面を有する種々のワークに対しラッピング加工することができ、汎用性が増し、また、ラッピング加工によるワークの加工面の粗さも均一化することができ、製品品質も向上する。
【0029】
請求項5の発明によれば、ローラシューをワークと平行に配置すると共にその外面形状も成形すべきワークの形状に対応する形状としたので、ワークをローラシューの形状に対応して成形でき、ワークの軸直角断面形状を任意の真直度で加工することもできる。
【0030】
請求項6の発明によれば、ローラシューと離間部材を交互に配置し、ラッピングフィルムをこれらにジグザグに巻回したので、加工を行なう部分と行なわない部分が交互に配置され、実質的にシューとワークとの接触面積の増大を確保でき、しかも、加工により過熱される部分と非加工領域が交互に生じ、加工時の放熱性や切り屑の除去が円滑になる。
【0031】
請求項7の発明によれば、加工を行なわない離間部材から冷却水を吐出すれば、非加工領域で速やかに冷却でき、前項の効果がさらに向上する。
【0032】
請求項8の発明によれば、ローラシューと離間部材の両端を支持する支持部材をチェーン状に連続して連結したので、これら各部材はワークの軸線と平行な軸線を有する位置となり、ワークの真直度を出しやすくなる。
【0033】
請求項9の発明によれば、ローラシューと離間部材を、ワークに対し開閉可能に設けられた一対の押圧アームにそれぞれ設け、両押圧アームの閉動時に前記ラッピングフィルムが可及的に前記ワークの加工面全周を覆うようにしたので、ワークの取付けや取出しが容易となるのみでなく、複数あるローラシューと離間部材を両押圧アームにより一括して操作し、ワークの加工面を略全周にわたり覆うことができ、操作性が向上する。
【0034】
請求項10の発明によれば、ラッピング加工装置にオシレーション手段を設けると、確実に加工時間を短縮できる。
【0035】
請求項11の発明によれば、押圧アームに、ラッピングフィルム内に向けて冷却水を吐出する冷却水供給手段を設けたので、簡単に冷却液の供給ができ、しかも冷却性も向上し、加工性も向上する。
【0036】
請求項12の発明によれば、ワークが円弧状加工面を有するクランクシャフトのジャーナル部若しくはピン部、カムシャフトのジャーナル部であっても、また、カムシャフトのカムロブ部のように非真円状の加工面を有するものであっても、複数個のローラシューがワーク加工面と確実に接するので、実質的にシューとワークとの接触面積が増大し、ラッピング加工を高効率に行なうことができ、ワークの面性状も均一化し、良好な製品品質を確保することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
【0038】
図1はラッピング加工装置の概略正面図、図2,3は図1の2−2線に沿う断面相当図で、図2が押圧アームの閉状態、図3が押圧アームの開状態を示している。
【0039】
まず、本実施形態のラッピング加工装置について概説する。本実施形態のラッピング加工装置は、図1〜3において、クランクシャフトのジャーナル部若しくはピン部をワークWとするもので、非伸縮性でかつ変形可能な薄肉基材の一面に砥粒が設けられたラッピングフィルム1と、ラッピングフィルム1の背面側に配置された複数のローラシューR(図2参照)と、ローラシューRをワークWの加工面に押付け、ラッピングフィルム1の砥粒面をワークWに押付けるシュー押付部材(図2参照)Pと、前記ローラシューR間に設けられ、ラッピングフィルム1がワークWの加工面から離間する離間部材Sと、前記ローラシューR、シュー押付部材P及び離間部材S等を支持する支持手段10と、ワークWを回転駆動する回転駆動手段30(図1参照)と、ワークWとラッピングフィルム1とを相対的にオシレーションさせるオシレーション手段40(図1参照)と、ワークW及びラッピングフィルム1周辺に冷却液を供給して冷却する冷却手段50(図2参照)と、ラッピングフィルム1にテンションを付与するテンション付与手段Tとを有し、ワークWを回転しつつこれにラッピングフィルム1を押圧しラッピング加工を施している。
【0040】
また、このラッピング加工装置は、ラッピング加工に当り、シュー押付部材P、支持手段10、回転駆動手段30及びオシレーション手段40等の作動状態を適宜検知手段(図示せず)により検知し、この検知信号に基づき各手段を制御する制御部Cが設けられている。
【0041】
以下、詳述する。
【0042】
前記ラッピングフィルム1は、種々のタイプがある。本実施形態では、基材が所定幅の帯状をした非伸縮性の高い材料、例えば、板厚tが25μm〜130μm程度のポリエステルなどから構成され、この基材の一面には、数μm〜200μm程度の粒径を有する多数の砥粒(具体的には、酸化アルミニウム、シリコンカーバイト、ダイアモンド等からなる)が接着剤により取付けられている。砥粒は、基材の一面に全面にわたって接着してもよく、また、所定幅の無砥粒領域を間欠的に形成したものであっても良い。基材の他面には、ゴムあるいは合成樹脂等からなる抵抗材料(図示せず)が取付けられているが、場合によっては滑り止め加工を施しても良い。
【0043】
このラッピングフィルム1は、図2に示すように、巻取りリール6をモータMにより回転すると、ラッピング加工装置の枠体等に支持された供給リール5から引き出され、多数のローラr〜rにガイドされ、巻取りリール6に巻き取られる。
【0044】
供給リール5と巻取りリール6の近傍には、テンション付与手段Tが設けられている。このテンション付与手段Tは、ロック装置7と巻取りリール6により構成され、このロック装置7を作動し巻取りリール6を巻くことによりラッピングフィルム1全体に所定のテンションが付与され、ピンと張った固定状態でラッピング加工が行なわれる。なお、場合によっては、ラッピングフィルム1全体に所定のテンションを付与することはなく、少なくともローラシューR及び離間部材Sに当接しているラッピングフィルム1にテンションを付与すればよい。
【0045】
特に、本実施形態では、図2に示すように、ワークWの周囲においてラッピングフィルム1がローラシューRと離間部材Sとの間をジグザグに巻回され、ローラシューRと離間部材Sは、支持手段10によりワークWに対し開閉可能に支持されている。
【0046】
さらに詳述する。支持手段10は、ローラシューR及び離間部材Sが設けられた両押圧アーム11,12と、これを開閉動させる流体圧シリンダ13とを有している。この流体圧シリンダ13が作動すると、支持ピン14を中心として両押圧アーム11,12がラッピングフィルム1と共に開閉する。両押圧アーム11,12の閉じ回動すると、ローラシューR及び離間部材Sがラッピングフィルム1と共にワークWの周りに配置されることになり、開き回動すると、ローラシューR及び離間部材Sがラッピングフィルム1と共にワークWから離間される。
【0047】
両押圧アーム11,12には、中央空所15(図3参照)が設けられ、ここにワークWが設置され、その周囲にローラシューRと離間部材Sが配置されるが、これらローラシューRと離間部材Sが両押圧アーム11,12に取付けられている状態の詳細は、図4〜7に示す。
【0048】
ここに、図4はラッピング加工装置の要部概略平面図、図5,6,7はそれぞれ図4の5−5線、6−6線、7−7線に沿う断面相当図である。
【0049】
前記ローラシューRは、ゴムあるいは合成樹脂等により構成された比較的剛性を有する円柱状をしたものであるが、図4に示すように、中央空所15周辺において、押圧アーム11,12にそれぞれ設けられたシュー押付部材Pと連結されている。
【0050】
シュー押付部材Pは、図5に示すように、押圧アーム11,12の面上に取付けられた流体圧シリンダ等からなる放射方向に進退可能なアクチュエータ16を有し、このアクチュエータ16より突出されたロッド17の先端にU字状のブラケット18が取付けられ、このブラケット18にローラシューRが支持されている。したがって、アクチュエータ16を作動すると、中央空所15内でローラシューRが放射方向に進退し、前進時にはローラシューRの内側面に配置されたラッピングフィルム1をワークWの外周面に当接し、後退時には後述の離間部材Sのバネ21によりラッピングフィルム1と共に後退し、ワークWの外周面より離間することになる。
【0051】
しかし、ワークWがクランクシャフトのように断面が真円の場合は、シュー押付部材Pのアクチュエータ16は、ラッピングフィルム1をワークWの加工面に押付ける前進位置と、ワークの加工面から離間した後退位置という2つの位置をとるものでも問題はないが、カムプルーブ部のように断面が非真円の場合は、ワークWの加工面に押圧する押圧力あるいは変位を調節できるようにする必要がある。
【0052】
したがって、真円状のワークに対しては、前記支持手段10は、ローラシューRが前進位置と後退位置とをとるように、アクチュエータとして流体圧シリンダを使用し、非真円状のワークに対しては、前記支持手段10は、ローラシューRが前進位置と、後退位置との間の中間位置で、ワークの加工面を所定圧で押圧する構成としている。具体的には、ロッド17の中間にバネ(図示せず)などの変位吸収手段を設け、ローラシューRが放射方向に変位可能なようにする。
【0053】
後者のように構成すれば、ワークが真円状あるいは非真円状の如何を問わず、複数個のローラシューをワークの加工面に確実に接触させることができるので、ラッピング加工の汎用性が増すことになる。
【0054】
ここに、ローラシューRは、軸19がブラケット18に回動可能に支持されているが、これは、ラッピングフィルム1を移動させる場合、例えば、ラッピングフィルム1を交換したり、テンションを付与したりする場合に、ラッピングフィルム1の移動が円滑になるからである。また、ローラシューRの外周面端部にフィルム肉厚分程度の高さを有する凸部20を形成し、ラッピングフィルム1の移動時に、フィルムがローラシューRから外れないようにしてもよい。
【0055】
前記離間部材Sは、前記ローラシューRと略同じ太さのローラにより構成され、ローラシューR間に所定のスペースを隔てて配置されているが、ラッピングフィルム1を砥粒面と当接した状態でワークWから離間するものであるため、どのような材質であっても良いが、耐摩耗性のある材料、例えば、硬度のある金属材料が好ましい。この離間部材Sは、図6に示すように、押圧アーム11,12にバネ21を介して連結されている。バネ21は、この離間部材Sの軸端に取付けられたU字状のブラケット22と押圧アーム11,12との間に設けられ、離間部材Sを放射方向外方に引っ張っている。
【0056】
各離間部材Sの軸23も、ラッピングフィルム1を円滑に移動させるために、U字状のブラケット22と回動可能に支持されているが、これも、前記ローラシューRと同様、フィルムの外れ防止のために、外周面端部にフィルム肉厚分程度の高さを有する凸部24を形成することが好ましい。
【0057】
また、この離間部材Sは、図7に示すように、内部に冷却水通路25を形成され、外部からジョイント26を介して供給された冷却水をラッピングフィルム1あるいはワークWに向かって吐出するようになっている。離間部材Sは、図4に示すように、ラッピングフィルム1のワーク加工ポイントに極めて近く、しかもワークWの外周面とラッピングフィルム1とにより区画形成される部分に空間部24を形成しているので、離間部材Sの内部から外部に向かって冷却水を吐出すれば、ワーク加工ポイントやワークWを確実にかつ速やかに冷却したり、切り屑を除去できる。
【0058】
また、押圧アーム11にも、ラッピングフィルム1内に向けて冷却水を吐出する冷却水供給手段50が設けられている。この位置に冷却水供給手段50を設けると、冷却液の供給が簡単にでき好ましい。本実施形態では、離間部材Sの冷却水通路25と冷却手段50の両者を設けているが、場合によっては、いずれか一方のみでも良い。
【0059】
前記支持手段10は、図7に示すように、ローラシューRと離間部材Sを相互にチェーン状に連続して連結する支持部材27を有している。チェーン状に連結すれば、各ローラシューRと離間部材Sは、その軸方向には変位せず、放射方向に変位するのみとなり、ワークWの軸線と平行な軸線を有した状態で放射方向に移動できることから、制御が一方向のみとなり行ないやすく、加工によるワークの真直度も出しやすくなる。
【0060】
この交互に配置されたローラシューRと離間部材Sには、ラッピングフィルム1がジグザグに挿通されている。この結果、ローラシューRにより押圧されたラッピングフィルム1は、ワークの加工面に対し確実に複数箇所で接し、実質的にシューとワークとの接触面積の増大を確保できる。
【0061】
ただし、ラッピングフィルム1は、ワークWの加工面を可及的に全周覆うことが好ましいので、このラッピングフィルム1がワークWと接触を開始する始端側と、ワークWとの接触が完了する終端側は、いずれもローラシューRとし、これにより相互に極力近接した位置でラッピングフィルム1がワークWに接触している。
【0062】
回転駆動手段30は、図1において、主軸31を回転自在に支持するヘッドストック32と、主軸31の先端に連結されワークWの一端を把持するチャック33と、主軸31にベルト34を介して連結された主軸モータMと、ワークWの他端を支持するテールストック35とを有している。
【0063】
ワークWは、ヘッドストック32とテールストック35との間にセットされ、主軸モータMが回転すると、ベルト34、主軸31及びチャック33を介して伝達され、回転する。これらヘッドストック32とテールストック35は、Y方向に沿ってスライド移動自在なテーブル36上に設けられ、このテーブル36は、X方向に沿ってスライド移動自在なテーブル37上に配置されている。
【0064】
オシレーション手段40は、図1に示すように、テーブル37の端部に当接する偏心回転体43と、偏心回転体43を回転駆動するオシレーション用のモータMと、テーブル37の端部に偏心回転体43を常時当接させるためのばね等の弾発手段44と、を有し、モータMによる偏心回転体43の回転と弾発手段44との共働によりテーブル37をX方向に往復移動し、ワークW全体をX方向にオシレーションする。
【0065】
このオシレーションの振幅は、モータMの軸心に対する偏心回転体43の偏心量により定められ、オシレーションの速度は、モータMの回転速度により制御される。偏心回転体43の回転位置は、ロータリエンコーダ45により検出されるが、偏心量の調節は、モータMに軸と偏心回転体43との嵌合部分に調節板を挿入するかあるいは流体圧手段なども使用できる。
【0066】
なお、本実施形態のオシレーション手段40は、ワークWをX方向にオシレーションしているが、これのみでなく、ラッピングフィルム1を当該フィルムの長手方向にオシレーションしてもよい。この場合のオシレーション手段40としては、ローラシューRと離間部材Sとの間からラッピングフィルム1を放射方向外方に一旦引き出し、別途設けられたローラを巻回して元のローラシューと離間部材Sとの間に戻すという手段が用いられる。このようにすれば、ローラを放射方向にオシレーションさせることによりフィルムを長手方向にオシレーションさせることができる。
【0067】
次に、作用を説明する。
【0068】
まず、両押圧アーム11,12が開の状態で、テンション付与手段Tを動作し、供給リール5近傍に設けられたロック装置7をロックし、モータMを作動し巻取りリール6を回転する。この回転によりラッピングフィルム1は所定量移動し、新規な砥粒面がワークWの加工面上にセットされると共にラッピングフィルム1に所定のテンションが付与される。
【0069】
そして、巻取りリール6近傍のロック装置7をロックすると、テンションが付与され弛みのないぴんと張った状態のラッピングフィルム1となる。
【0070】
このラッピングフィルム1は、かなり強度を有しているので、ぴんと張った状態になると、ローラシューRと離間部材Sは、全て中央空所15内でバネ21の弾発力に抗して放射方向内方に移動し整列する。しかも、ローラシューRと離間部材Sは、その両端を支持部材27でチェーン状に連続して連結しているので、その軸方向には移動せず、ワークWの軸線と平行な軸線で配置される。
【0071】
この状態でヘッドストック32とテールストック35との間にワークWをセットし、このセット後、流体圧シリンダ13を作動し、一対の押圧アーム11,12を閉動する。これら押圧アーム11,12の閉動により複数あるローラシューRと離間部材Sを一括して操作し、ワークWの加工面を略全周にわたり覆うことができる。
【0072】
ただし、両押圧アーム11,12は閉じても、ラッピングフィルム1は、まだワークWに対しては後退位置にあり、ワークWの加工面上にはセットされていない。
【0073】
次に、各ローラシューRのシュー押付部材Pを動作する。アクチュエータ16が作動すると、中央空所15内でローラシューRが前進し、テンションが付与された状態のラッピングフィルム1がワークWの外周面に所定の押付け力で押付けられる。このようにテンション付与手段Tによりラッピングフィルム1にテンションを付与した状態でアクチュエータ16を作動すると、複数個のローラシューRではぴんと張った状態のラッピングフィルム1をワークの加工面に接触させることができる。
【0074】
なお、不必要な押付け力がワークWに作用しないように、例えば、ロッド17自体に長さ調節機構(図示せず)を設けても良い。このような長さ調節機構をロッド17に設けると、結果的にアクチュエータ16のストロークを調節することができ、不必要な押付け力がワークWに作用せず、好ましい。
【0075】
各ローラシューRの押付けが、クランクシャフトの各ピン部全てで行なわれると、回転駆動手段30によりワークWを回転させる。この回転によりワークWの加工面は、ローラシューRにより押圧されたラッピングフィルム1の砥粒面でラッピング加工される。この場合、ピン部によっては偏心回転するものもあるが、通常の手法により両押圧アーム11,12もこれに追随して揺動し、同様にラッピング加工される。
【0076】
本実施形態では、ローラシューRが多数設けられているので、ワークWとの接触ポイントが多く、ローラシューRとワークWの接触面積も実質的に増大することになる。ローラシューRと離間部材Sは、軸方向には移動せず、ワークWの軸線と平行な軸線に配置されるので、この状態で加工すると、安定的なラッピング加工ができ、ワークWは確実に所定の好ましい真直度に加工でき、ワークの仕上げ加工も高効率に行なうことができる。
【0077】
このラッピング加工時に、離間部材Sの冷却水通路25から冷却水が吐出される。この冷却水は、離間部材S、ラッピングフィルム1及びワークWの外周面により区画形成された空間に吐出され、この空間に保持される。
【0078】
しかも、ローラシューRと離間部材Sを交互に配置し、ラッピングフィルム1をこれらにジグザグに巻回したので、加工を行ない過熱された部分と、加工を行なわない非加工領域が交互に生じることになり、加工時に発生した熱が直ちに非加工領域で放熱される構造、つまり放熱性の優れた構造となっている。
【0079】
この結果、放熱容易な構造と、高い冷却水保持能力でラッピング加工が行なわれることになり、ラッピングフィルム1とワークWの接触部分、つまり加工ポイントは、確実に冷却され、切り屑も確実に排出されるので、正常なラッピング加工が長期にわたり行なうことができ、ワークの面性状も均一化し、製品品質も向上する。
【0080】
なお、オシレーション手段40を作動し、ワークWをオシレーションしつつラッピング加工すれば、ワークWと砥粒との接する距離が長くなり、ワークWに対する単位時間あたりの作用砥粒数は増大し、加工時間が短縮し、ワークの加工効率を高めることができる。
【0081】
加工が完了すれば、一対の押圧アーム11,12を開動する。これによりラッピングフィルム1と共に複数のローラシューRと離間部材Sを一括してワークWから離すことができ、ワークを容易に取出すことができ、操作性が向上する。
【0082】
所定数のワークを加工すると、ラッピングフィルム1は、前記供給リール5と巻取りリール6により移動され、所定のテンションが付与された新規な面で前述と同様に加工を始めることになり、また、長期にわたりラッピング加工が行なわれたラッピングフィルム1は、新たなものと交換されることになる。
【0083】
このようなフィルムの交換、テンションの付与あるいはフィルムの移動時において、本実施形態のローラシューRや離間部材Sは、それ自体回転可能に支持されているので、フィルム1は容易に移動でき、円滑にフィルム交換等を行なうことができる。
【0084】
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、種々変更できる。例えば、前述した実施形態では、主としてクランクシャフトのピン部を加工する場合について述べたが、これのみでなく、クランクシャフトのジャーナル部であっても良く、場合によっては、カムシャフトのカムロブ部等のような断面非真円状の円弧状加工面を有するものであってもよい。さらに、他の円弧状加工面を有するものに対しても適用できる。本発明では、複数個のローラシュー及び離間部材がワークを外周面から包むので、加工時にローラシューが放射方向に多少位置変位すれば、内部のワークは断面非真円状であってもよい。
【0085】
また、ローラシューRをワークWと平行に配置すると共にその外面形状も成形すべきワークWの形状に対応する形状とすれば、ワークWをローラシューRの形状に対応して成形でき、ワークの軸直角断面形状を任意の真直度で加工することもできる。
【0086】
さらに、ローラシューRが、ワークWの軸線と平行な軸線を有し、成形すべきワークWの凸形状部分に対応する部分は柔らかい材質、凹形状部分に対応する部分は固い材質とすれば、このローラシューRの材質の変化によりワークWを所望の形状にラッピング加工することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るラッピング加工装置の概略正面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う断面相当図である。
【図3】図1の2−2線に沿う断面相当図である。
【図4】前記ラッピング加工装置の要部概略平面図である。
【図5】図4の5−5線に沿う断面相当図である。
【図6】図4の6−6線に沿う断面相当図である。
【図7】図4の7−7線に沿う断面相当図である。
【符号の説明】
1…ラッピングフィルム、
10…支持手段、
11,12…押圧アーム、
27…支持部材、
30…回転駆動手段、
40…オシレーション手段、
50…冷却水供給手段、
P…シュー押付部材、
R…ローラシュー、
S…離間部材、
T…テンション付与手段、
W…ワーク。

Claims (12)

  1. 断面円弧状の加工面を有するワークの加工面上にラッピングフィルムを設け、前記ワークを回転駆動しつつ前記ラッピングフィルムの背面側に設けたシューをシュー押付部材により押圧しラッピング加工を施すラッピング加工装置において、
    前記シューを複数のローラシューにより構成し、当該ローラシュー間の前記ラッピングフィルムを離間部材により前記ワークの加工面から離間し、前記ローラシュー及び離間部材を前記ワークに対して放射方向に移動可能でかつ回転可能に支持手段により支持したことを特徴とするラッピング加工装置。
  2. 前記支持手段は、前記ローラシューが、ラッピングフィルムをワークの加工面に押付ける前進位置と、前記ワークの加工面から離間した後退位置をとるように支持したことを特徴とする請求項1に記載のラッピング加工装置。
  3. 前記支持手段は、前記ローラシューが、前記ラッピングフィルムをワークの加工面に押付ける前進位置と、前記ワークの加工面から離間した後退位置との間の中間位置で、ワークの加工面を所定圧で押圧するように支持したことを特徴とする請求項1に記載のラッピング加工装置。
  4. 前記ラッピング加工装置は、少なくとも前記ローラシュー及び離間部材に当接している前記ラッピングフィルムにテンションを付与するテンション付与手段を有する請求項1〜3のいずれかに記載のラッピング加工装置。
  5. 前記ローラシューと離間部材は、前記ワークの軸線と平行な軸線を有し、成形すべきワークの形状に対応する外面形状としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のラッピング加工装置。
  6. 前記ローラシューと離間部材は、これらを交互に配置し、前記ラッピングフィルムを当該ローラシューと離間部材にジグザグに巻回したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のラッピング加工装置。
  7. 前記離間部材は、内部から外部に向かって冷却水を吐出する構成としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のラッピング加工装置。
  8. 前記支持手段は、前記ローラシューと離間部材の両端を支持する支持部材をチェーン状に連続して連結したことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のラッピング加工装置。
  9. 前記ローラシューと前記離間部材は、前記ワークに対し開閉可能に設けられた一対の押圧アームにそれぞれ設けられ、両押圧アームの閉動時に前記ラッピングフィルムが可及的に前記ワークの加工面全周を覆うことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のラッピング加工装置。
  10. 前記ラッピング加工装置は、前記ワーク又は前記ラッピングフィルムにオシレーションを付与するオシレーション手段を有する請求項1に記載のラッピング加工装置。
  11. 前記押圧アームは、前記ワークを取り囲むラッピングフィルム内に向けて冷却水を供給する冷却水供給手段を有する請求項9に記載のラッピング加工装置。
  12. 前記ワークは、クランクシャフトのジャーナル部若しくはピン部、カムシャフトのカムロブ部若しくはジャーナル部である請求項1〜3,5,9〜11のいずれかに記載のラッピング加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006315168A (ja) * 2005-04-11 2006-11-24 Nissan Motor Co Ltd クランクシャフトの加工方法および加工装置
CN108581702A (zh) * 2018-05-31 2018-09-28 上汽大众汽车有限公司 曲柄连杆颈去毛刺机构

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