JP4581495B2 - ラッピング加工装置とラッピング加工方法 - Google Patents
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Description
を有し、前記ラッピングフィルムの砥粒面をワークの加工面に押付けてラッピング加工するラッピング加工装置であって、前記ラッピングフィルムの薄肉基材は、幅方向両側端部が中央部よりもワークの加工面に向って突出した形状を有することを特徴とする。
図1はラッピング加工装置の概略図、図2は図1の2−2線に沿う概略断面図で、同ラッピング加工装置の上下アーム閉状態を示し、図3は同上下アームの開状態を示す概略断面図、図4は本実施形態のワークを示し、(A)は同ワークの斜視図、(B)は同ワークの要部説明図である。なお、ワークの軸線方向(図1で左右方向)をX方向、X方向に直交する水平方向(図1で紙面直交方向)をY方向、X方向に直交する鉛直方向(図1で上下方向)をZ方向と定義する。
本実施形態は、上述した例のみでなく、薄肉基材11aは、幅方向で曲率半径rの円弧状断面形状を有する金属材料、例えば、スチールなどにより構成してもよい。なお、砥粒4は、前記同様均一な厚さで設けられている。
図7は本実施形態に係るシュー部分の変形例2を示す、図6と同様の概略断面図、図8は砥粒部分の変形例を示す平面図、図9は図8の9−9線に沿う拡大断面図であり、図1〜6に示す部材と同様の機能を有する部材については、同一符号を使用し、その説明を省略する。
図10は本発明の第2の実施形態を示すシュー部分の概略断面図、図11は図10の要部拡大説明図であり、第1の実施形態と同様の機能を有する部材については、同一符号を使用し、その説明を省略する。
図12は本発明の第3の実施形態を示すシュー部分の側面図、図13は図12の13−13線に沿う断面図で、押圧手段の突出前の状態を示し、図14は図13と同様の断面図で、押圧手段の突出時の状態を示し、図15はカムロブ部の回転角に対する接触力を示すグラフである。なお、前記実施形態と同様の機能を有する部材については、同一符号を使用し、その説明を省略する。
4…砥粒、
4A…砥粒層、
4a…バインダー、
5…押圧手段、
11…ラッピングフィルム、
11a…薄肉基材、
12…砥粒積層体、
13…間隙、
40…回転駆動ユニット、
50…オシレーションユニット、
60…カムシャフト、
61…カムロブ部、
200…制御コントローラ、
r…曲率半径、
W…ワーク。
Claims (11)
- 断面非真円の円弧状をしたワークの加工面を覆い、薄肉基材の一面に砥粒が設けられた長尺な帯状のラッピングフィルムと、
前記ワークを回転駆動する回転駆動手段と、
前記ラッピングフィルムの背面側に設けられた凹シューと、
前記ワークを軸方向にオシレーションするオシレーション手段と、
を有し、前記ラッピングフィルムの砥粒面をワークの加工面に押付けてラッピング加工するラッピング加工装置であって、
前記ラッピングフィルムの薄肉基材は、幅方向両側端部が中央部よりもワークの加工面に向って突出した形状を有することを特徴とするラッピング加工装置。 - 前記薄肉基材は、弾性材料により構成され、前記ワークの軸方向断面が所定の曲率半径を有する円弧状としたことを特徴とする請求項1に記載のラッピング加工装置。
- 前記薄肉基材は、前記ワークの軸方向で中央部よりも幅方向両側端部所定領域の肉厚を厚くし、当該両側端部に砥粒を設けたことを特徴とする請求項1に記載のラッピング加工装置。
- 前記両側端部の砥粒は、多数の砥粒積層体が所定の間隙を介して配置されていることを特徴とする請求項3に記載のラッピング加工装置。
- 前記薄肉基材は、金属材料により構成され、前記ワークの軸方向断面が所定の曲率半径を有する円弧状としたことを特徴とする請求項1に記載のラッピング加工装置。
- 前記薄肉基材は、均一な厚さに砥粒を設けたことを特徴とする請求項5に記載のラッピング加工装置。
- 断面非真円の円弧状をしたワークの加工面を覆い、薄肉基材の一面に砥粒が設けられた長尺な帯状のラッピングフィルムと、
前記ワークを回転駆動する回転駆動手段と、
前記ラッピングフィルムの背面側に設けられた凹シューと、
前記ワークを軸方向にオシレーションするオシレーション手段と、
を有し、前記ラッピングフィルムの砥粒面をワークの加工面に押付けてラッピング加工するラッピング加工装置であって、
前記薄肉基材に設けられた砥粒層は、前記ラッピングフィルムの幅方向両側端部が中央部よりもワークの加工面に向って突出した形状を有することを特徴とするラッピング加工装置。 - 前記両側端部の砥粒は、多数の砥粒積層体が所定の間隙を介して配置されていることを特徴とする請求項7に記載のラッピング加工装置。
- 断面非真円の円弧状をしたワークの加工面を覆い、薄肉基材の一面に砥粒が設けられた長尺な帯状のラッピングフィルムと、
前記ワークを回転駆動する回転駆動手段と、
前記ラッピングフィルムの背面側に設けられた凹シューと、
前記ワークを軸方向にオシレーションするオシレーション手段と、
を有し、前記ラッピングフィルムの砥粒面をワークの加工面に押付けてラッピング加工するラッピング加工装置であって、
前記凹シューは、前記ラッピングフィルムの砥粒面を前記ワークの加工面に押付ける押圧手段を有し、前記ワークが所定の回転位置になると、前記押圧手段により前記ラッピングフィルムの砥粒面を幅方向両側端部が中央部よりもワークの加工面に向って突出変形させることを特徴とするラッピング加工装置。 - 前記凹シューは、前記ラッピングフィルムと対向する先端部がワークの軸方向では直状としたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のラッピング加工装置。
- 断面非真円の円弧状をしたワークの加工面を、薄肉基材の一面に砥粒が設けられた長尺な帯状のラッピングフィルムにより覆い、当該ラッピングフィルムを背面側からシューにより押圧し、前記ワークを回転駆動するとともに軸方向にオシレーションすることにより前記ワークの加工面をラッピング加工するラッピング加工方法であって、
前記ワークの回転角度を検出し、当該ワークが所定の回転角度になると、前記シューに設けられた押圧手段により前記ラッピングフィルムを幅方向両側端部が中央部よりもワークの加工面に向って突出変形させた状態で前記ワークの加工面に押し付け、該ワークの所定の部位を中凸形状に形成することを特徴とするラッピング加工方法。
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JP2005349525A JP2005349525A (ja) | 2005-12-22 |
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Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2004-06-10 JP JP2004172592A patent/JP4581495B2/ja not_active Expired - Fee Related
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