JP2004236951A - 小物入れポケットを有するかばん類 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】腰バンド取付部11を有するカバーケース2と、収納袋部3の出入口4を開閉する蓋部5を有する携帯電話収納部1とを備えている。収納袋部3内で内底部を外底部と出入口4との間で移動させる小物出入補助手段6を備えている。携帯電話収納部1をカバーケース2に回動可能に支持して、その回動に伴い、携帯電話収納部1の出入口4の向きが腰バンドの延設方向に沿う横向きHと腰バンドの延設方向に対し交差する縦向きVとになるように設定し得る。小物出入補助手段6においては、蓋部5として帯体16を兼用し、帯体16を外底部側から出入口4側へ引いて内底部を外底部から出入口4へ向けて移動させることにより、帯体連結部と帯体支持部とをつなぐ帯体16の長さを変更し得る。
【効果】携帯電話収納部1が腰に当たりにくくなるために歩き易くなる。出入口4からの携帯電話の突出寸法が大きくなり、携帯電話を収納袋部3から取り出し易くなる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話やたばこなどの小物を収納し得る各種小物入れポケットを有するかばん類に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば、かばんに設けた小物入れポケットに携帯電話を収納する場合、風雨からの携帯電話の保護や、小物入れポケットのコンパクト化のために、一般には、小物入れポケットに携帯電話のほぼ全体を収納して蓋部を閉じるようになっている。しかし、携帯電話を把持しにくくなって小物入れポケットから取り出すのに不便であった。
【0003】
そこで、本出願人は、特願2002−157965号において、各種小物入れポケットを有するかばん類を提供している。
このかばんの小物入れポケットはその出入口が上方を向く縦向き状態で使用される。このかばんをウエストバッグと仮定した場合、この小物入れポケットを縦向き状態のまま腰バンドに取り付けることとなる。しかし、この小物入れポケットでは、外底部と出入口との間の長さ方向の寸法がその長さ方向に対し直交する幅方向の寸法よりも大きくなっているため、この小物入れポケットが腰に当たって歩きにくくなるおそれがあり、使用上不便であった。
【0004】
この発明は、かばん類の小物入れポケットにおいて、特に携帯電話を取り出し易くするとともに、特にウエストバッグとして利用した場合に使用上便利にすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
後記実施形態の図面(図1〜5)の符号を援用して本発明を説明する。
* 請求項1の発明
この発明にかかる小物入れポケットを有するかばん類は、下記のように構成されている。
【0006】
このかばん類(B)は、腰バンド取付部(11)を有するポケット支持部(カバーケース2)と、出入口(4)を設けた収納袋部(3)を有する小物入れポケット(例えば携帯電話収納部1)とを備えている。この小物入れポケット(1)にあっては、収納袋部(3)内で外底部(18)のほかに設けた内底部(19)を外底部(18)と出入口(4)との間で移動させる小物出入補助手段(携帯電話出入補助手段6)を備えている。なお、この出入口(4)を開閉する蓋部を設ける場合と設けない場合とがある。この小物入れポケット(1)をこのポケット支持部(2)に対し移動可能に支持して、その移動に伴い、小物入れポケット(1)の出入口(4)の向きが腰バンド(W)の延設方向に沿う横向き(H)とこの腰バンド(W)の延設方向に対し交差する縦向き(V)とになるように設定し得る。
【0007】
この発明では、かばん類(B)を特にウエストバッグとして利用した場合、小物入れポケット(1)を出入口(4)の横向き(H)状態で使用すれば、小物入れポケット(1)が腰に当たりにくくなるために歩き易くなって使用上便利である。また、必要に応じて小物入れポケット(1)を出入口(4)の縦向き(V)状態で使用した場合、小物(例えば携帯電話T)を内底部(19)上に載せて収納袋部(3)に収納した収納状態で、小物出入補助手段(6)において内底部(19)を外底部(18)から出入口(4)へ向けて移動させると、携帯電話(T)が内底部(19)により持ち上げられて出入口(4)から突出する。そのため、出入口(4)からの携帯電話(T)の突出寸法(M)が大きくなり、その突出部分を把持し易くなる。従って、携帯電話(T)が収納袋部(3)から取り出し易くなる。
【0008】
* 請求項2の発明
この発明にかかる小物入れポケットを有するかばん類は、下記のように構成されている。
【0009】
このかばん類(B)は、取付部(11)を有するポケット支持部(カバーケース2)と、収納袋部(3)に設けた出入口(4)を開閉する蓋部(5)を有する小物入れポケット(例えば携帯電話収納部1)とを備えている。なお、小物入れポケット(1)で出入口(4)を蓋部(5)により閉じる際、この蓋部(5)をポケット支持部(2)に保持する場合と小物入れポケット(1)自体に保持する場合とがある。この小物入れポケット(1)にあっては、収納袋部(3)内で外底部(18)のほかに設けた内底部(19)を外底部(18)と出入口(4)との間で移動させる小物出入補助手段(携帯電話出入補助手段6)を備えている。この小物出入補助手段(6)においては、受体(16)の一端部を受体連結部(17)で取着し、この受体(16)を折り曲げてその折曲部を前記内底部(19)とし、この受体(16)の他端部を受体支持部(20)で移動可能に支持するとともに、収納袋部(3)の出入口(4)を開閉する蓋部(5)としてこの受体(16)の他端部を兼用し、この受体(16)の他端部を外底部(18)側から出入口(4)側へ引いて内底部(19)を外底部(18)から出入口(4)へ向けて移動させることにより、この受体連結部(17)とこの受体支持部(20)とをつなぐ受体(16)の長さを変更可能にした。この小物入れポケット(1)をこのポケット支持部(2)に対し移動可能に支持して、その移動に伴い、小物入れポケット(1)の出入口(4)の向きが互いに交差する横向き(H)と縦向き(V)とになるように設定し得る。
【0010】
この発明では、かばん類(B)を例えばウエストバッグとして利用した場合、小物入れポケット(1)を出入口(4)の横向き(H)状態で使用すれば、小物入れポケット(1)が腰に当たりにくくなるために歩き易くなって使用上便利である。また、必要に応じて小物入れポケット(1)を出入口(4)の縦向き(V)状態で使用した場合、小物(例えば携帯電話T)を内底部(19)上に載せて収納袋部(3)に収納した収納状態で、小物出入補助手段(6)において内底部(19)を外底部(18)から出入口(4)へ向けて移動させると、携帯電話(T)が内底部(19)により持ち上げられて出入口(4)から突出する。そのため、出入口(4)からの携帯電話(T)の突出寸法(M)が大きくなり、その突出部分を把持し易くなる。従って、携帯電話(T)が収納袋部(3)から取り出し易くなる。
【0011】
さらに、この発明は下記・の点でも有効である。
・受体(16)を収納袋部(3)内で折り曲げるだけの簡単な構造により、内底部(19)を設けることができる。
【0012】
・小物(例えば携帯電話T)を内底部(19)により持ち上げて出入口(4)から容易に突出させることができる。
・受体(16)を収納袋部(3)内で確実に保持した状態で、受体(16)の他端部を外底部(18)側から出入口(4)側へ引くことができ、受体(16)が安定して操作を行い易くなる。
【0013】
・小物出入補助手段(6)の構造を簡単にすることができるばかりではなく、開いた蓋部(5)を把持したまま外底部(18)側から出入口(4)側へ引くことができ、より一層操作性を向上させることができる。
【0014】
* 請求項3の発明
この発明は、請求項1または請求項2の発明を前提として下記のように構成されている。
【0015】
前記ポケット支持部はカバーケース(2)であって、このカバーケース(2)は前記小物入れポケット(1)を挟む両側壁部(7,8)を有している。この小物入れポケット(1)はこの両側壁部(7,8)に対しそれらの相対向内面に沿って回動し得るように回動支持部(ホック14,15)で支持されている。出入口(4)の縦向き(V)状態で小物入れポケット(1)の出入口(4)側がカバーケース(2)の両側壁部(7,8)から突出する。例えば、出入口(4)の縦向き(V)状態で小物入れポケット(1)の外底部(18)側はカバーケース(2)の両側壁部(7,8)間に収納されたままである。出入口(4)の横向き(H)状態で小物入れポケット(1)の出入口(4)側がカバーケース(2)の両側壁部(7,8)間に収納される。例えば、出入口(4)の横向き(H)状態で小物入れポケット(1)の外底部(18)側もカバーケース(2)の両側壁部(7,8)間に収納される。このカバーケース(2)は小物入れポケット(1)の出入口(4)の横向き(H)状態でその出入口(4)が対向する蓋壁部(9)を両側壁部(7,8)間に有している。例えば、小物入れポケット(1)で出入口(4)を蓋部(5)により閉じる際、この蓋部(5)をカバーケース(2)の蓋壁部(9)に保持する。
【0016】
この発明では、カバーケース(2)が小物入れポケット(1)の収納機能を有しているので、出入口(4)の横向き(H)状態で小物入れポケット(1)内の小物(T)を確実に保管することができる。
【0017】
* 請求項4の発明
この発明は、請求項1または請求項2の発明を前提として下記のように構成されている。
【0018】
前記ポケット支持部はカバーケース(2)であって、このカバーケース(2)は前記小物入れポケット(1)を挟む両側壁部(7,8)を有している。この小物入れポケット(1)はこの両側壁部(7,8)に対し回動支持部(14,15)で回動可能に支持されている。この回動支持部(14,15)は小物入れポケット(1)と両側壁部(7,8)とを互いに連結する組付状態と互いに分離する分解状態とを取り得る。例えば、この回動支持部は着脱可能なホック(14,15)である。
【0019】
この発明では、カバーケース(2)と小物入れポケット(1)とをそれぞれ別々に製造し易くなるとともに、それらを別々に製造した後にカバーケース(2)に対する小物入れポケット(1)の組み付けを簡単に行うことができる。
【0020】
* 請求項5の発明
この発明は、請求項4の発明を前提として下記のように構成されている。
前記小物入れポケット(1)はカバーケース(2)に対し回動支持部(14,15)以外の連結部(連結帯13)で分離不能に連結されている。
【0021】
この発明では、カバーケース(2)に対し小物入れポケット(1)を組み付ける際や、回動支持部(14,15)を分解した状態で、カバーケース(2)に対する小物入れポケット(1)の落下を防止することができる。
【0022】
* 第6の発明は、請求項2の発明を前提とし、これに請求項3の発明及び請求項4の発明を付加したものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態にかかるかばんについて図面を参照して説明する。
図1(a)(b)に示すかばんBは、ウエストバッグであって、小物入れポケットとしての携帯電話収納部1と、ポケット支持部としてのカバーケース2とを備えている。前記携帯電話収納部1は、出入口4を有する収納袋部3と、この出入口4を開閉する蓋部5とを備えている。図2,3,4に示すように、この収納袋部3は前壁部3aと後壁部3bと左壁部3cと右壁部3dと底壁部3eとを有している。この収納袋部3内には後で詳述する携帯電話出入補助手段6が設けられている。図2,3,4に示すように、前記カバーケース2は、互いに相対向する前側壁部7及び後側壁部8と、この前側壁部7の左端部と後側壁部8の左端部との間の左側壁部9(蓋壁部)と、この左側壁部9の下端部から前後両側壁部7,8の下端部に沿って延びる底壁部10とを有している。この前側壁部7の上端部と後側壁部8の上端部との間、この前側壁部7の右端部と後側壁部8の右端部との間、この底壁部10の右端部と前側壁部7の下端部と後側壁部8の下端部との間は、それぞれ開放されている。後側壁部8の外側には環状の腰バンド取付部11がその一端部で取着されているとともにその他端部でホック12により着脱可能に取り付けられている。
【0024】
前記携帯電話収納部1は、その左壁部3cの下側とカバーケース2の底壁部10の右端部との間に連結された連結帯13(連結部)により、カバーケース2に対しその前後両側壁部7,8間で連結されて分離できないようになっている。
【0025】
この携帯電話収納部1の前壁部3aとカバーケース2の前側壁部7、携帯電話収納部1の後壁部3bとカバーケース2の後側壁部8とは、それぞれホック14,15(回動支持部)により着脱可能に取り付けられている。これらのホック14,15は、カバーケース2の前後両側壁部7,8に取着された雌部14a,15aと、携帯電話収納部1の前後両壁部3a,3bに取着された雄部14b,15bとからなる。これらのホック14,15において、雌部14a,15aと雄部14b,15bとを互いに離脱させると、携帯電話収納部1がカバーケース2の前後両側壁部7,8に対し分離する分解状態になる。これらのホック14,15において、雌部14a,15aと雄部14b,15bとを互いに取着すると、携帯電話収納部1がカバーケース2の前後両側壁部7,8に対し連結される組付状態になる。この組付状態では、携帯電話収納部1がカバーケース2に対しホック14,15(回動支持部)の回動中心線Cを中心に前後両側壁部7,8の相対向内面に沿って回動可能となる。
【0026】
前記携帯電話出入補助手段6においては、収納袋部3内に柔軟な帯体16(受体)が収納されている。この帯体16の一端部は、左壁部3cの内側に対し出入口4と底壁部3eとの間の中間部付近で帯体連結部17により取着されている。この帯体16は、帯体連結部17から左壁部3cの内側に沿って底壁部3eの付近まで垂れ下がり、この底壁部3eの内側にある外底部18に面してU状に折り曲げられ、そのU状折曲部(内底部19)から右壁部3dの内側に沿って持ち上げられる。さらに、この帯体16の他端部側は、収納袋部3の右壁部3dに対しその出入口4から底壁部3eとの中間部付近まで取着された帯体支持部20により移動可能に支持され、前記帯体連結部17とこの帯体支持部20とをつなぐ帯体16の長さが変更可能になっている。この帯体16の他端部側に連結された取っ手21は前記蓋部5として兼用されている。この取っ手21の内側には面ファスナー22aが取着されている。
【0027】
使用時には腰に巻いた腰バンドWを腰バンド取付部11に挿通して組付状態のかばんBを腰に取り付ける。このかばんBにあって、出入口4がカバーケース2の左側壁部9の内側に対向するように携帯電話収納部1を回動させて腰バンドWの延設方向に沿った横向きHの状態にすると、図1(a)及び図2に示すように、携帯電話収納部1の全体がカバーケース2の前後両側壁部7,8間に収納される。その横向きHの状態で、蓋部5(帯体16の取っ手21)を左側壁部9に当てがい、この左側壁部9の外側に取着された面ファスナー22bに蓋部5の面ファスナー22aを結合すると、携帯電話収納部1の出入口4がカバーケース2の左側壁部9及び蓋部5により閉じられる。
【0028】
使用時に腰に取り付けたかばんBにあって、左側壁部9の面ファスナー22bから蓋部5の面ファスナー22aを離脱させて携帯電話収納部1の出入口4を開くとともに、携帯電話収納部1の出入口4が上方を向くように携帯電話収納部1を腰バンドWの延設方向に対し交差する縦向きVの状態にする。その状態では、図1(b)及び図3に示すように、携帯電話収納部1の底壁部3e側が前後両側壁部7,8間に収納されたままで、携帯電話収納部1の出入口4側がカバーケース2の前後両側壁部7,8間から上方へ突出する。
【0029】
図1(b)及び図3に示す状態では、携帯電話Tが収納袋部3内でU状帯体16間に挟まれるとともにこの帯体16の内底部19上に載せられて収納され、携帯電話Tの上端部が出入口4で僅かに露出する。その状態で、図5に示すように、蓋部5(取っ手21)を把持したまま外底部18側から出入口4側へ引くと、帯体16の内底部19が外底部18から出入口4へ向けて移動する。そのため、携帯電話Tが帯体16により持ち上げられてその上端部が出入口4から突出し、出入口4からの携帯電話Tの突出寸法Mが大きくなって携帯電話Tを収納袋部3から取り出し易くなる。
【0030】
図5に示す縦向きVの状態で携帯電話Tを収納袋部3内に押し込むと、図1(b)及び図3に示す縦向きVの状態に戻る。さらに、図1(b)及び図3に示す縦向きVの状態で携帯電話収納部1を回動させて蓋部5(取っ手21)により出入口4を閉じると、図1(a)及び図2に示す横向きHの状態に戻る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施形態にかかるかばんにおいて小物入れポケットとしての携帯電話収納部の横向き状態を示す斜視図であり、(b)は同じく携帯電話収納部の縦向き状態を示す斜視図である。
【図2】図1(a)の状態にある携帯電話収納部の縦断面図である。
【図3】図1(b)の状態にある携帯電話収納部の縦断面図である。
【図4】図3の携帯電話収納部で回動支持部を示す縦断面図である。
【図5】図3の縦向き状態で携帯電話の取出状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
B…かばん(かばん類)、1…携帯電話収納部(小物入れポケット)、2…カバーケース(ポケット支持部)、3…収納袋部、4…出入口、5…蓋部、6…携帯電話出入補助手段(小物出入補助手段)、7,8…側壁部、9…側壁部(蓋壁部)、11…腰バンド取付部、13…連結帯(連結部)、14,15…ホック(回動支持部)、16…帯体(受体)、17…帯体連結部(受体連結部)、18…外底部、19…内底部、20…帯体支持部(受体支持部)、H…横向き、V…縦向き、T…携帯電話(小物)、W…腰バンド。

Claims (5)

  1. 腰バンド取付部を有するポケット支持部と、出入口を設けた収納袋部を有する小物入れポケットとを備え、
    この小物入れポケットにあっては、収納袋部内で外底部のほかに設けた内底部を外底部と出入口との間で移動させる小物出入補助手段を備え、
    この小物入れポケットをこのポケット支持部に対し移動可能に支持して、その移動に伴い、小物入れポケットの出入口の向きが腰バンドの延設方向に沿う横向きとこの腰バンドの延設方向に対し交差する縦向きとになるように設定し得る
    ことを特徴とする小物入れポケットを有するかばん類。
  2. 取付部を有するポケット支持部と、収納袋部に設けた出入口を開閉する蓋部を有する小物入れポケットとを備え、
    この小物入れポケットにあっては、収納袋部内で外底部のほかに設けた内底部を外底部と出入口との間で移動させる小物出入補助手段を備え、
    この小物出入補助手段においては、受体の一端部を受体連結部で取着し、この受体を折り曲げてその折曲部を前記内底部とし、この受体の他端部を受体支持部で移動可能に支持するとともに、収納袋部の出入口を開閉する蓋部としてこの受体の他端部を兼用し、この受体の他端部を外底部側から出入口側へ引いて内底部を外底部から出入口へ向けて移動させることにより、この受体連結部とこの受体支持部とをつなぐ受体の長さを変更可能にし、
    この小物入れポケットをこのポケット支持部に対し移動可能に支持して、その移動に伴い、小物入れポケットの出入口の向きが互いに交差する横向きと縦向きとになるように設定し得る
    ことを特徴とする小物入れポケットを有するかばん類。
  3. 前記ポケット支持部はカバーケースであって、このカバーケースは前記小物入れポケットを挟む両側壁部を有し、この小物入れポケットはこの両側壁部に対しそれらの相対向内面に沿って回動し得るように回動支持部で支持され、出入口の縦向き状態で小物入れポケットの出入口側がカバーケースの両側壁部から突出し、出入口の横向き状態で小物入れポケットの出入口側がカバーケースの両側壁部間に収納され、このカバーケースは小物入れポケットの出入口の横向き状態でその出入口が対向する蓋壁部を両側壁部間に有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の小物入れポケットを有するかばん類。
  4. 前記ポケット支持部はカバーケースであって、このカバーケースは前記小物入れポケットを挟む両側壁部を有し、この小物入れポケットはこの両側壁部に対し回動支持部で回動可能に支持され、この回動支持部は小物入れポケットと両側壁部とを互いに連結する組付状態と互いに分離する分解状態とを取り得ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の小物入れポケットを有するかばん類。
  5. 前記小物入れポケットはカバーケースに対し回動支持部以外の連結部で分離不能に連結されていることを特徴とする請求項4に記載の小物入れポケットを有するかばん類。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009179476A (ja) * 2008-02-01 2009-08-13 Aisen Kogyo Kk 収納箱
CN103704967A (zh) * 2013-12-30 2014-04-09 中国科学院上海硅酸盐研究所 便携式电子设备的保护套

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