JP3550136B2 - 小物入れポケット並びに同ポケットを有するかばん類及び衣類 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話やたばこなどの小物を収納し得る各種小物入れポケット並びにこの小物入れポケットを有するかばん類及び衣類に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば、かばんに設けた小物入れポケットに携帯電話を収納する場合、風雨からの携帯電話の保護や、小物入れポケットのコンパクト化のために、一般には、小物入れポケットに携帯電話のほぼ全体を収納して蓋部を閉じるようになっている。しかし、携帯電話を把持しにくくなって小物入れポケットから取り出すのに不便であった。
【0003】
この発明は、かばん類や衣類などの小物入れポケットにおいて、特に携帯電話を取り出し易くすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
後記実施形態の図面(図1〜3に示す第一実施形態、図4に示す第一実施形態の別例、図5〜6に示す第二実施形態、図7に示す第二実施形態の別例、図8〜10に示す第三実施形態、図11に示す第三実施形態の別例)の符号を援用して本発明を説明する。
【0005】
請求項1または請求項3の発明にかかる小物入れポケットは、第一、第二及び第三の実施形態並びにそれらの別例に対応し、下記の構成を備える。
【0006】
この小物入れポケット(例えば携帯電話収納部1)は、出入口(3)を有する収納袋部(2)を備えている。前記収納袋部(2)内で外底部(10)のほかに内底部(11)を設け、この内底部(11)を外底部(10)と出入口(3)との間で移動させる小物出入補助手段(携帯電話出入補助手段7)を備えている。なお、この出入口(3)を開閉する蓋部を設ける場合と設けない場合とがある。
【0007】
請求項2又は4の発明にかかる小物入れポケットは、第一、第二及び第三の実施形態並びにそれらの別例に対応し、下記の構成を備える。
この小物入れポケット(例えば携帯電話収納部1)は、出入口(3)を有する収納袋部(2)と、この出入口(3)を開閉する蓋部(4)とを備えている。前記収納袋部(2)内で外底部(10)のほかに内底部(11)を設け、この内底部(11)を外底部(10)と出入口(3)との間で移動させる小物出入補助手段(携帯電話出入補助手段7)を備えている。ここに蓋部(4)とは、広義に解釈し、後記実施形態のように収納袋部(2)の出入口(3)に対し蓋部(4)を直接設ける形態ばかりではなく、図示はしないが、蓋付き外袋内に収納袋部(2)を設けてもよく、この場合には外袋の蓋が収納袋部(2)に対する蓋部(4)に該当する。
【0008】
上記にそれぞれ示した構成では、小物(例えば携帯電話T)を内底部(11)上に載せて収納袋部(2)に収納した収納状態で、小物出入補助手段(7)において内底部(11)を外底部(10)から出入口(3)へ向けて移動させると、携帯電話(T)が内底部(11)により持ち上げられて出入口(3)から突出する。そのため、出入口(3)からの携帯電話(T)の突出寸法(M)が大きくなり、その突出部分を把持し易くなる。従って、携帯電話(T)を収納袋部(2)から取り出し易くなる。
【0009】
また、請求項1乃至4の発明では、第一、第二及び第三の実施形態並びにそれらの別例に対応し、下記の構成も備える。
【0010】
前記小物出入補助手段(7)においては、例えば収納袋部(2)に設けた受体連結部(9)で受体(例えば帯体8や紐)の一端部を取着し、この受体(8)を折り曲げてその折曲部に前記内底部(11)を設けた。この発明では、受体(8)を収納袋部(2)内で折り曲げるだけの簡単な構造により、内底部(11)を設けることができる。
また、前記小物出入補助手段(7)においては、前記受体(8)の他端部を外底部(10)側から出入口(3)側へ引くことにより、前記内底部(11)を外底部(10)から出入口(3)へ向けて移動させる。この発明では、小物(例えば携帯電話T)を内底部(11)により持ち上げて出入口(3)から容易に突出させることができる。
【0013】
* 請求項1又は2の発明は、第一実施形態及び第三実施形態並びにそれらの別例に対応し、上記構成に加え下記の構成も備える。
【0014】
前記受体(8)の他端部は、例えば蓋部(4)または収納袋部(2)に設けた受体支持部(12)で移動可能に支持され、前記受体連結部(9)とこの受体支持部(12)とをつなぐ受体(8)の長さを変更可能にした。この発明では、受体(8)を収納袋部(2)内で確実に保持した状態で、受体(8)の他端部を外底部(10)側から出入口(3)側へ引くことができる。従って、受体(8)が安定して操作を行い易くなる。
【0015】
請求項3または4の発明は第二実施形態及びその別例に対応し、上記に示した構成に加え下記の構成も備える。
前記受体(8)の他端部を、例えば蓋部(4)に設けた受体連結部(15)で取着し、この受体(8)の両端部を取着する両受体連結部間(9,15)をつなぐ受体(8)の長さを一定にした。この発明では、受体(8)を収納袋部(2)内で確実に保持した状態で、受体(8)の他端部を外底部(10)側から出入口(3)側へ引くことができる。従って、受体(8)が安定して操作を行い易くなる。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1または2の発明を前提として下記のように構成されている。
前記受体(8)の他端部は、前記収納袋部(2)の出入口(3)を開閉する蓋部(4)として兼用されている。この発明では、小物出入補助手段(7)の構造を簡単にすることができるばかりではなく、開いた蓋部(4)を把持したまま外底部(10)側から出入口(3)側へ引くことができ、より一層操作性を向上させることができる。
【0019】
請求項6の発明は、第二実施形態及びその別例に対応し、請求項3または4の発明を前提として下記のように構成されている。
【0020】
前記収納袋部(2)の出入口(3)を開閉する蓋部(4)をその出入口(3)に対し開いた場合に、受体(8)の他端部が外底部(10)側から出入口(3)側へ引かれるように、両受体連結部(9,15)間をつなぐ受体(8)の長さが設定されている。この発明では、蓋部(4)を開くだけの簡単な操作により、受体(8)の他端部を外底部(10)側から出入口(3)側へ引くことができる。従って、より一層操作性を向上させることができる。
【0021】
* 請求項7の発明
この発明にかかるかばん類(B)は、請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項の発明に記載の小物入れポケット(例えば携帯電話収納部1)を備えている。この発明によれば、かばん類(B)において、請求項1から請求項8のうちいずれかの請求項の発明の効果を発揮する。ちなみに、かばん類(B)とは、広義に解釈し、物を収納して保管または運搬し得る各種用途のものをいい、この小物入れポケットのみを有するものも含む。なお、このかばん類(B)を身体や別のかばん内に対し着脱可能に取り付けてもよい。
【0022】
* 請求項8の発明
この発明にかかる衣類(C)は、請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項の発明に記載の小物入れポケット(例えば携帯電話収納部1)を備えている。
この発明によれば、衣類(C)において、請求項1から請求項8のうちいずれかの請求項の発明の効果を発揮する。ちなみに、衣類(C)とは、主に上着やズボンや外套などの外着をいうが、広義に解釈し、人が着ることができる各種用途のものをいう。
【0023】
【発明の実施の形態】
〔第一実施形態〕
まず、本発明の第一実施形態にかかるかばんについて図1、図2及び図3を参照して説明する。
【0024】
このかばんBの一部には小物入れポケットとして携帯電話収納部1が設けられている。この携帯電話収納部1は、出入口3を有する収納袋部2と、この出入口3を開閉する蓋部4とを備えている。この収納袋部2は前壁部2aと後壁部2bと左壁部2cと右壁部2dと底壁部2eとを有している。この収納袋部2の前壁部2aの外側とこの蓋部4の内側とにはそれぞれ面ファスナー5,6が取着され、蓋部4により収納袋部2の出入口3を閉じた状態でこれらの面ファスナー5,6が互いに結合される。この収納袋部2内には下記*で詳述する携帯電話出入補助手段7が設けられている。
【0025】
* 前記携帯電話出入補助手段7
前記収納袋部2内には柔軟な帯体8(受体)が収容され、この帯体8の一端部が前壁部2aの内側に対し出入口3の付近で帯体連結部9により取着されている。この帯体8は、帯体連結部9から前壁部2aの内側に沿って底壁部2eの付近まで垂れ下がり、この底壁部2eの内側にある外底部10に面してU状に折り曲げられ、そのU状折曲部(内底部11)から後壁部2bの内側に沿って持ち上げられて出入口3に至る。さらに、帯体8の他端部は、蓋部4の内側に取着された帯体支持部12に挿通され、この帯体支持部12を挟む両側にストッパ13a,13bを有している。この帯体8の他端には紐状の取っ手14が連結されている。両ストッパ13a,13bが帯体支持部12に当たるまで帯体8を帯体支持部12に対し移動させることができ、その移動に伴い、帯体連結部9と帯体支持部12とをつなぐ帯体8の長さが変わる。
【0026】
図1に示す収納状態では、携帯電話Tが収納袋部2内でU状帯体8間に挟まれた状態でこの帯体8の内底部11上に載せられて収納され、この収納袋部2の出入口3が蓋部4により閉じられている。この収納状態で、図2に示すように収納袋部2の出入口3に対し蓋部4を開くと、携帯電話Tの上端部が出入口3で僅かに露出する。図2の開放状態で、図3に示すように取っ手14を上方へ引くと、帯体8の内底部11が外底部10から出入口3へ向けて移動し、携帯電話Tが帯体8により持ち上げられてその上端部が出入口3から突出する。そのため、出入口3からの携帯電話Tの突出寸法Mが大きくなり、その突出部分を把持し易くなって携帯電話Tを収納袋部2から取り出し易くなる。収納袋部2の出入口3に対し蓋部4を開いた状態で携帯電話Tを収納袋部2内に押し込んだ後、収納袋部2の出入口3に対し蓋部4を閉じると、図1に示す収納状態になる。
【0027】
〔第一実施形態の別例〕
次に、本発明の第一実施形態の別例にかかる衣類について図4(a)(b)(c)を参照して説明する。
【0028】
図4(a)(b)(c)に示す衣類C(上着やズボンや外套などの外着)の一部には、第一実施形態と同様な小物入れポケットとして携帯電話収納部1が設けられている。図4(a)(b)(c)は、それぞれ、第一実施形態における図1(a)、図2(a)及び図3(a)に対応する。第一実施形態における図1(b)、図2(b)及び図3(b)は、それぞれ、この別例においても同様である。
【0029】
〔第二実施形態〕
次に、本発明の第二実施形態にかかるかばんについて図5及び図6を参照して説明する。この第二実施形態は、第一実施形態と比較して携帯電話出入補助手段7を異にする。以下、第一実施形態との相違点を中心に述べる。
【0030】
前記帯体8の他端部は蓋部4の内側に対し帯体連結部15で取着されている。そのため、第一実施形態における帯体支持部12と両ストッパ13a,13bと紐状取っ手14はそれぞれ省略されている。この帯体8の両端部を取着する両帯体連結部9,15間をつなぐ帯体8の長さは一定になっている。図5に示す収納状態で、図6に示すように収納袋部2の出入口3に対し蓋部4を開くと、帯体8の他端部が蓋部4により外底部10側から出入口3側へ引かれ、帯体8の内底部11が外底部10から出入口3へ向けて移動する。そのため、携帯電話Tが帯体8により持ち上げられてその上端部が出入口3から突出し、出入口3からの携帯電話Tの突出寸法Mが大きくなって携帯電話Tを収納袋部2から取り出し易くなる。
【0031】
〔第二実施形態の別例〕
次に、本発明の第二実施形態の別例にかかる衣類について図7(a)(b)を参照して説明する。
【0032】
図7(a)(b)に示す衣類C(上着やズボンや外套などの外着)の一部には、第二実施形態と同様な小物入れポケットとして携帯電話収納部1が設けられている。図7(a)(b)は、それぞれ、第二実施形態における図5(a)及び図6(a)に対応する。第二実施形態における図5(b)及び図6(b)は、それぞれ、この別例においても同様である。
【0033】
〔第三実施形態〕
次に、本発明の第三実施形態にかかるかばんについて図8、図9及び図10を参照して説明する。この第三実施形態は、第一実施形態と比較して携帯電話出入補助手段7を異にする。以下、第一実施形態との相違点を中心に述べる。
【0034】
前記帯体8の他端部は収納袋部2に対しその出入口3付近に取着された帯体支持部12により移動可能に支持され、前記帯体連結部9とこの帯体支持部12とをつなぐ帯体8の長さが変更可能になっている。この帯体8の他端に連結された取っ手14は、前記蓋部4として兼用されている。図8に示す収納状態で、図9に示すように収納袋部2の出入口3に対し蓋部4を開き、その蓋部4(取っ手14)を把持したまま外底部10側から出入口3側へ引くと、図10に示すように、帯体8の内底部11が外底部10から出入口3へ向けて移動する。そのため、携帯電話Tが帯体8により持ち上げられてその上端部が出入口3から突出し、出入口3からの携帯電話Tの突出寸法Mが大きくなって携帯電話Tを収納袋部2から取り出し易くなる。
【0035】
〔第三実施形態の別例〕
次に、本発明の第三実施形態の別例にかかる衣類について図11(a)(b)(c)を参照して説明する。
【0036】
図11(a)(b)(c)に示す衣類C(上着やズボンや外套などの外着)の一部には、第三実施形態と同様な小物入れポケットとして携帯電話収納部1が設けられている。図11(a)(b)(c)は、それぞれ、第三実施形態における図8(a)、図9(a)及び図10(a)に対応する。第三実施形態における図8(b)、図9(b)及び図10(b)は、それぞれ、この別例においても同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第一実施形態にかかるかばんにおいて小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図2】(a)は図1の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開いた開放状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図3】(a)は図2の開放状態で携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図4】(a)は第一実施形態の別例にかかる衣類において小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)は(a)の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開いた開放状態を示す正面図であり、(c)は(b)の開放状態で携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図である。
【図5】(a)は第二実施形態にかかるかばんにおいて小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図6】(a)は図5の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開くとともに携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図7】(a)は第二実施形態の別例にかかる衣類において小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)は(a)の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開くとともに携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図である。
【図8】(a)は第三実施形態にかかるかばんにおいて小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図9】(a)は図8の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開いた開放状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図10】(a)は図9の開放状態で携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図11】(a)は第三実施形態の別例にかかる衣類において小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)は(a)の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開いた開放状態を示す正面図であり、(c)は(b)の開放状態で携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図である。
【符号の説明】
B…かばん(かばん類)、C…衣類、1…携帯電話収納部、2…収納袋部、3…出入口、4…蓋部、7…携帯電話出入補助手段(小物出入補助手段)、8…帯体(受体)、9…帯体連結部(受体連結部)、10…外底部、11…内底部、12…帯体支持部(受体支持部)、15…帯体連結部(受体連結部)。
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話やたばこなどの小物を収納し得る各種小物入れポケット並びにこの小物入れポケットを有するかばん類及び衣類に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば、かばんに設けた小物入れポケットに携帯電話を収納する場合、風雨からの携帯電話の保護や、小物入れポケットのコンパクト化のために、一般には、小物入れポケットに携帯電話のほぼ全体を収納して蓋部を閉じるようになっている。しかし、携帯電話を把持しにくくなって小物入れポケットから取り出すのに不便であった。
【0003】
この発明は、かばん類や衣類などの小物入れポケットにおいて、特に携帯電話を取り出し易くすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
後記実施形態の図面(図1〜3に示す第一実施形態、図4に示す第一実施形態の別例、図5〜6に示す第二実施形態、図7に示す第二実施形態の別例、図8〜10に示す第三実施形態、図11に示す第三実施形態の別例)の符号を援用して本発明を説明する。
【0005】
請求項1または請求項3の発明にかかる小物入れポケットは、第一、第二及び第三の実施形態並びにそれらの別例に対応し、下記の構成を備える。
【0006】
この小物入れポケット(例えば携帯電話収納部1)は、出入口(3)を有する収納袋部(2)を備えている。前記収納袋部(2)内で外底部(10)のほかに内底部(11)を設け、この内底部(11)を外底部(10)と出入口(3)との間で移動させる小物出入補助手段(携帯電話出入補助手段7)を備えている。なお、この出入口(3)を開閉する蓋部を設ける場合と設けない場合とがある。
【0007】
請求項2又は4の発明にかかる小物入れポケットは、第一、第二及び第三の実施形態並びにそれらの別例に対応し、下記の構成を備える。
この小物入れポケット(例えば携帯電話収納部1)は、出入口(3)を有する収納袋部(2)と、この出入口(3)を開閉する蓋部(4)とを備えている。前記収納袋部(2)内で外底部(10)のほかに内底部(11)を設け、この内底部(11)を外底部(10)と出入口(3)との間で移動させる小物出入補助手段(携帯電話出入補助手段7)を備えている。ここに蓋部(4)とは、広義に解釈し、後記実施形態のように収納袋部(2)の出入口(3)に対し蓋部(4)を直接設ける形態ばかりではなく、図示はしないが、蓋付き外袋内に収納袋部(2)を設けてもよく、この場合には外袋の蓋が収納袋部(2)に対する蓋部(4)に該当する。
【0008】
上記にそれぞれ示した構成では、小物(例えば携帯電話T)を内底部(11)上に載せて収納袋部(2)に収納した収納状態で、小物出入補助手段(7)において内底部(11)を外底部(10)から出入口(3)へ向けて移動させると、携帯電話(T)が内底部(11)により持ち上げられて出入口(3)から突出する。そのため、出入口(3)からの携帯電話(T)の突出寸法(M)が大きくなり、その突出部分を把持し易くなる。従って、携帯電話(T)を収納袋部(2)から取り出し易くなる。
【0009】
また、請求項1乃至4の発明では、第一、第二及び第三の実施形態並びにそれらの別例に対応し、下記の構成も備える。
【0010】
前記小物出入補助手段(7)においては、例えば収納袋部(2)に設けた受体連結部(9)で受体(例えば帯体8や紐)の一端部を取着し、この受体(8)を折り曲げてその折曲部に前記内底部(11)を設けた。この発明では、受体(8)を収納袋部(2)内で折り曲げるだけの簡単な構造により、内底部(11)を設けることができる。
また、前記小物出入補助手段(7)においては、前記受体(8)の他端部を外底部(10)側から出入口(3)側へ引くことにより、前記内底部(11)を外底部(10)から出入口(3)へ向けて移動させる。この発明では、小物(例えば携帯電話T)を内底部(11)により持ち上げて出入口(3)から容易に突出させることができる。
【0013】
* 請求項1又は2の発明は、第一実施形態及び第三実施形態並びにそれらの別例に対応し、上記構成に加え下記の構成も備える。
【0014】
前記受体(8)の他端部は、例えば蓋部(4)または収納袋部(2)に設けた受体支持部(12)で移動可能に支持され、前記受体連結部(9)とこの受体支持部(12)とをつなぐ受体(8)の長さを変更可能にした。この発明では、受体(8)を収納袋部(2)内で確実に保持した状態で、受体(8)の他端部を外底部(10)側から出入口(3)側へ引くことができる。従って、受体(8)が安定して操作を行い易くなる。
【0015】
請求項3または4の発明は第二実施形態及びその別例に対応し、上記に示した構成に加え下記の構成も備える。
前記受体(8)の他端部を、例えば蓋部(4)に設けた受体連結部(15)で取着し、この受体(8)の両端部を取着する両受体連結部間(9,15)をつなぐ受体(8)の長さを一定にした。この発明では、受体(8)を収納袋部(2)内で確実に保持した状態で、受体(8)の他端部を外底部(10)側から出入口(3)側へ引くことができる。従って、受体(8)が安定して操作を行い易くなる。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1または2の発明を前提として下記のように構成されている。
前記受体(8)の他端部は、前記収納袋部(2)の出入口(3)を開閉する蓋部(4)として兼用されている。この発明では、小物出入補助手段(7)の構造を簡単にすることができるばかりではなく、開いた蓋部(4)を把持したまま外底部(10)側から出入口(3)側へ引くことができ、より一層操作性を向上させることができる。
【0019】
請求項6の発明は、第二実施形態及びその別例に対応し、請求項3または4の発明を前提として下記のように構成されている。
【0020】
前記収納袋部(2)の出入口(3)を開閉する蓋部(4)をその出入口(3)に対し開いた場合に、受体(8)の他端部が外底部(10)側から出入口(3)側へ引かれるように、両受体連結部(9,15)間をつなぐ受体(8)の長さが設定されている。この発明では、蓋部(4)を開くだけの簡単な操作により、受体(8)の他端部を外底部(10)側から出入口(3)側へ引くことができる。従って、より一層操作性を向上させることができる。
【0021】
* 請求項7の発明
この発明にかかるかばん類(B)は、請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項の発明に記載の小物入れポケット(例えば携帯電話収納部1)を備えている。この発明によれば、かばん類(B)において、請求項1から請求項8のうちいずれかの請求項の発明の効果を発揮する。ちなみに、かばん類(B)とは、広義に解釈し、物を収納して保管または運搬し得る各種用途のものをいい、この小物入れポケットのみを有するものも含む。なお、このかばん類(B)を身体や別のかばん内に対し着脱可能に取り付けてもよい。
【0022】
* 請求項8の発明
この発明にかかる衣類(C)は、請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項の発明に記載の小物入れポケット(例えば携帯電話収納部1)を備えている。
この発明によれば、衣類(C)において、請求項1から請求項8のうちいずれかの請求項の発明の効果を発揮する。ちなみに、衣類(C)とは、主に上着やズボンや外套などの外着をいうが、広義に解釈し、人が着ることができる各種用途のものをいう。
【0023】
【発明の実施の形態】
〔第一実施形態〕
まず、本発明の第一実施形態にかかるかばんについて図1、図2及び図3を参照して説明する。
【0024】
このかばんBの一部には小物入れポケットとして携帯電話収納部1が設けられている。この携帯電話収納部1は、出入口3を有する収納袋部2と、この出入口3を開閉する蓋部4とを備えている。この収納袋部2は前壁部2aと後壁部2bと左壁部2cと右壁部2dと底壁部2eとを有している。この収納袋部2の前壁部2aの外側とこの蓋部4の内側とにはそれぞれ面ファスナー5,6が取着され、蓋部4により収納袋部2の出入口3を閉じた状態でこれらの面ファスナー5,6が互いに結合される。この収納袋部2内には下記*で詳述する携帯電話出入補助手段7が設けられている。
【0025】
* 前記携帯電話出入補助手段7
前記収納袋部2内には柔軟な帯体8(受体)が収容され、この帯体8の一端部が前壁部2aの内側に対し出入口3の付近で帯体連結部9により取着されている。この帯体8は、帯体連結部9から前壁部2aの内側に沿って底壁部2eの付近まで垂れ下がり、この底壁部2eの内側にある外底部10に面してU状に折り曲げられ、そのU状折曲部(内底部11)から後壁部2bの内側に沿って持ち上げられて出入口3に至る。さらに、帯体8の他端部は、蓋部4の内側に取着された帯体支持部12に挿通され、この帯体支持部12を挟む両側にストッパ13a,13bを有している。この帯体8の他端には紐状の取っ手14が連結されている。両ストッパ13a,13bが帯体支持部12に当たるまで帯体8を帯体支持部12に対し移動させることができ、その移動に伴い、帯体連結部9と帯体支持部12とをつなぐ帯体8の長さが変わる。
【0026】
図1に示す収納状態では、携帯電話Tが収納袋部2内でU状帯体8間に挟まれた状態でこの帯体8の内底部11上に載せられて収納され、この収納袋部2の出入口3が蓋部4により閉じられている。この収納状態で、図2に示すように収納袋部2の出入口3に対し蓋部4を開くと、携帯電話Tの上端部が出入口3で僅かに露出する。図2の開放状態で、図3に示すように取っ手14を上方へ引くと、帯体8の内底部11が外底部10から出入口3へ向けて移動し、携帯電話Tが帯体8により持ち上げられてその上端部が出入口3から突出する。そのため、出入口3からの携帯電話Tの突出寸法Mが大きくなり、その突出部分を把持し易くなって携帯電話Tを収納袋部2から取り出し易くなる。収納袋部2の出入口3に対し蓋部4を開いた状態で携帯電話Tを収納袋部2内に押し込んだ後、収納袋部2の出入口3に対し蓋部4を閉じると、図1に示す収納状態になる。
【0027】
〔第一実施形態の別例〕
次に、本発明の第一実施形態の別例にかかる衣類について図4(a)(b)(c)を参照して説明する。
【0028】
図4(a)(b)(c)に示す衣類C(上着やズボンや外套などの外着)の一部には、第一実施形態と同様な小物入れポケットとして携帯電話収納部1が設けられている。図4(a)(b)(c)は、それぞれ、第一実施形態における図1(a)、図2(a)及び図3(a)に対応する。第一実施形態における図1(b)、図2(b)及び図3(b)は、それぞれ、この別例においても同様である。
【0029】
〔第二実施形態〕
次に、本発明の第二実施形態にかかるかばんについて図5及び図6を参照して説明する。この第二実施形態は、第一実施形態と比較して携帯電話出入補助手段7を異にする。以下、第一実施形態との相違点を中心に述べる。
【0030】
前記帯体8の他端部は蓋部4の内側に対し帯体連結部15で取着されている。そのため、第一実施形態における帯体支持部12と両ストッパ13a,13bと紐状取っ手14はそれぞれ省略されている。この帯体8の両端部を取着する両帯体連結部9,15間をつなぐ帯体8の長さは一定になっている。図5に示す収納状態で、図6に示すように収納袋部2の出入口3に対し蓋部4を開くと、帯体8の他端部が蓋部4により外底部10側から出入口3側へ引かれ、帯体8の内底部11が外底部10から出入口3へ向けて移動する。そのため、携帯電話Tが帯体8により持ち上げられてその上端部が出入口3から突出し、出入口3からの携帯電話Tの突出寸法Mが大きくなって携帯電話Tを収納袋部2から取り出し易くなる。
【0031】
〔第二実施形態の別例〕
次に、本発明の第二実施形態の別例にかかる衣類について図7(a)(b)を参照して説明する。
【0032】
図7(a)(b)に示す衣類C(上着やズボンや外套などの外着)の一部には、第二実施形態と同様な小物入れポケットとして携帯電話収納部1が設けられている。図7(a)(b)は、それぞれ、第二実施形態における図5(a)及び図6(a)に対応する。第二実施形態における図5(b)及び図6(b)は、それぞれ、この別例においても同様である。
【0033】
〔第三実施形態〕
次に、本発明の第三実施形態にかかるかばんについて図8、図9及び図10を参照して説明する。この第三実施形態は、第一実施形態と比較して携帯電話出入補助手段7を異にする。以下、第一実施形態との相違点を中心に述べる。
【0034】
前記帯体8の他端部は収納袋部2に対しその出入口3付近に取着された帯体支持部12により移動可能に支持され、前記帯体連結部9とこの帯体支持部12とをつなぐ帯体8の長さが変更可能になっている。この帯体8の他端に連結された取っ手14は、前記蓋部4として兼用されている。図8に示す収納状態で、図9に示すように収納袋部2の出入口3に対し蓋部4を開き、その蓋部4(取っ手14)を把持したまま外底部10側から出入口3側へ引くと、図10に示すように、帯体8の内底部11が外底部10から出入口3へ向けて移動する。そのため、携帯電話Tが帯体8により持ち上げられてその上端部が出入口3から突出し、出入口3からの携帯電話Tの突出寸法Mが大きくなって携帯電話Tを収納袋部2から取り出し易くなる。
【0035】
〔第三実施形態の別例〕
次に、本発明の第三実施形態の別例にかかる衣類について図11(a)(b)(c)を参照して説明する。
【0036】
図11(a)(b)(c)に示す衣類C(上着やズボンや外套などの外着)の一部には、第三実施形態と同様な小物入れポケットとして携帯電話収納部1が設けられている。図11(a)(b)(c)は、それぞれ、第三実施形態における図8(a)、図9(a)及び図10(a)に対応する。第三実施形態における図8(b)、図9(b)及び図10(b)は、それぞれ、この別例においても同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第一実施形態にかかるかばんにおいて小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図2】(a)は図1の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開いた開放状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図3】(a)は図2の開放状態で携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図4】(a)は第一実施形態の別例にかかる衣類において小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)は(a)の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開いた開放状態を示す正面図であり、(c)は(b)の開放状態で携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図である。
【図5】(a)は第二実施形態にかかるかばんにおいて小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図6】(a)は図5の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開くとともに携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図7】(a)は第二実施形態の別例にかかる衣類において小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)は(a)の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開くとともに携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図である。
【図8】(a)は第三実施形態にかかるかばんにおいて小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図9】(a)は図8の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開いた開放状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図10】(a)は図9の開放状態で携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図であり、(b)はこの携帯電話収納部の断面図である。
【図11】(a)は第三実施形態の別例にかかる衣類において小物入れポケットとしての携帯電話収納部に携帯電話を収納した状態を示す正面図であり、(b)は(a)の収納状態から携帯電話収納部の蓋部を開いた開放状態を示す正面図であり、(c)は(b)の開放状態で携帯電話収納部から携帯電話を取り出す状態を示す正面図である。
【符号の説明】
B…かばん(かばん類)、C…衣類、1…携帯電話収納部、2…収納袋部、3…出入口、4…蓋部、7…携帯電話出入補助手段(小物出入補助手段)、8…帯体(受体)、9…帯体連結部(受体連結部)、10…外底部、11…内底部、12…帯体支持部(受体支持部)、15…帯体連結部(受体連結部)。
Claims (8)
- 出入口を有する収納袋部を備えた小物入れポケットにおいて、前記収納袋部内で外底部のほかに内底部を設け、この内底部を外底部と出入口との間で移動させる小物出入補助手段を備え、
該小物出入補助手段においては、受体の一端部を受体連結部で取着し、この受体を折り曲げてその折曲部を前記内底部とし、
前記受体の他端部を外底部側から出入口側へ引くことにより前記内底部が外底部から出入口へ向けて移動するように、前記受体の他端部を受体支持部で移動可能に支持し、
前記受体連結部とこの受体支持部とをつなぐ受体の長さを変更可能にしたことを特徴とする小物入れポケット。 - 出入口を有する収納袋部と、この出入口を開閉する蓋部とを備えた小物入れポケットにおいて、前記収納袋部内で外底部のほかに内底部を設け、この内底部を外底部と出入口との間で移動させる小物出入補助手段を備え、
該小物出入補助手段においては、受体の一端部を受体連結部で取着し、この受体を折り曲げてその折曲部を前記内底部とし、
前記受体の他端部を外底部側から出入口側へ引くことにより前記内底部が外底部から出入口へ向けて移動するように、前記受体の他端部を受体支持部で移動可能に支持し、
前記受体連結部とこの受体支持部とをつなぐ受体の長さを変更可能にしたことを特徴とする小物入れポケット。 - 出入口を有する収納袋部を備えた小物入れポケットにおいて、前記収納袋部内で外底部のほかに内底部を設け、この内底部を外底部と出入口との間で移動させる小物出入補助手段を備え、
該小物出入補助手段においては、受体の一端部を受体連結部で取着し、この受体を折り曲げてその折曲部を前記内底部とし、
前記受体の他端部を外底部側から出入口側へ引くことにより前記内底部が外底部から出入口へ向けて移動するように、前記受体の他端部を受体連結部で取着し、
この受体の両端部を取着する両受体連結部間をつなぐ受体の長さを一定にしたことを特徴とする小物入れポケット。 - 出入口を有する収納袋部と、この出入口を開閉する蓋部とを備えた小物入れポケットにおいて、前記収納袋部内で外底部のほかに内底部を設け、この内底部を外底部と出入口との間で移動させる小物出入補助手段を備え、
該小物出入補助手段においては、受体の一端部を受体連結部で取着し、この受体を折り曲げてその折曲部を前記内底部とし、
前記受体の他端部を外底部側から出入口側へ引くことにより前記内底部が外底部から出入口へ向けて移動するように、前記受体の他端部を受体連結部で取着し、
この受体の両端部を取着する両受体連結部間をつなぐ受体の長さを一定にしたことを特徴とする小物入れポケット。 - 前記受体の他端部は、前記収納袋部の出入口を開閉する蓋部として兼用されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の小物入れポケット。
- 前記収納袋部の出入口を開閉する蓋部をその出入口に対し開いた場合に、受体の他端部が外底部側から出入口側へ引かれるように、両受体連結部間をつなぐ受体の長さが設定されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の小物入れポケット。
- 請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項に記載の小物入れポケットを備えたことを特徴とするかばん類。
- 請求項1から請求項6のうちいずれかの請求項に記載の小物入れポケットを備えたことを特徴とする衣類。
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