JP2004097801A - コンピュータ携帯用鞄 - Google Patents

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齋藤 幸彦
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Abstract

【課題】ノートパソコン等のコンピュータの携帯時の安全性を高めることができ、しかも移動中での使用時の安全性を高めることができ、併せて移動中での使用を考慮することができるようにする。
【解決手段】コンピュータ1を収容するケース本体10側にケース側ヒモ20をスライド自在に連結し、そのケース側ヒモ20に肩ヒモ30をスライド自在に連結するようにし、さらにケース側ヒモ20の一部がコンピュータ1に連結固定部を介して連結固定され、ケース本体10にコンピュータ1が収容されると、ケース側ヒモ20がケース本体の内部に引込まれるようにする。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ノートパソコン等のコンピュータを携帯するためのコンピュータ携帯用鞄に関する。
【0002】
【従来の技術】
ノートパソコン等のコンピュータは軽量であるため、持運びに適している。持運びに際しては、コンピュータを保護する等の目的から携帯用鞄が用いられている。携帯用鞄には、ソフトケースタイプのものやハードケースタイプのものがある。携帯用鞄の機能面では、肩掛用や手提用のものがあったり、コンピュータを収容する部分と書類等を入れる部分とを区切ったりするもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したソフトケースタイプの携帯用鞄は、軽量であるため、携帯の面で有利であるが、満員電車等での混雑時には携帯用鞄を胸元に抱えて内部のコンピュータを保護する必要がある。
【0004】
この点、上述したハードケースタイプの携帯用鞄は、非常に頑丈であるため、満員電車等での混雑時であっも内部のコンピュータを容易に保護することは可能である反面、鞄自体が重いばかりか、非常にかさばるために、携帯には不利な面がある。
【0005】
また、これらの携帯用鞄は、何れも持運びの安全性のみが重視され、電車等の移動中での使用についての考慮が不足している。すなわち、電車等のシートに座っている状態では、膝上に携帯用鞄を介してコンピュータを載置することで、移動中でのコンピュータの使用は可能であるが、コンピュータをたとえば携帯用鞄上に固定する手段がないため、振動等により誤ってコンピュータを落してしまう危険性がある。
【0006】
電車等のシートに座れない場合には、立った状態で片手でコンピュータを支えて使用することも多々見受けられるが、この場合にもコンピュータを固定する手段がないため、誤ってコンピュータを落してしまう危険性がさらに強められる。またこの場合、片手がコンピュータを支えることでふさがってしまうため、両手を使えないという問題もある。
【0007】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ノートパソコン等のコンピュータの携帯時の安全性を高めることができ、しかも移動中での使用時の安全性を高めることができ、併せて移動中での使用を考慮することができるコンピュータ携帯用鞄を提供することができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のコンピュータ携帯用鞄は、コンピュータを収容するケース本体と、ケース本体側にスライド自在に連結されるケース側ヒモと、ケース側ヒモに対してスライド自在に連結される肩ヒモとを備え、ケース側ヒモの一部がコンピュータに連結固定され、ケース本体にコンピュータが収容されると、ケース側ヒモがケース本体の内部に引込まれることを特徴とする。
また、ケース本体の両側部の上下には、ケース側ヒモをスライド自在に連結挿通させる連結挿通部が設けられ、肩ヒモの両端には、ケース側ヒモにスライド自在に連結される連結部が設けられているようにすることができる。
また、ケース本体の前面下部と背面上部、又は前面下部及び前面上部と背面上部に、ケース側ヒモをスライド自在に連結挿通させる連結挿通部が設けられ、肩ヒモの両端には、ケース側ヒモにスライド自在に連結される連結部が設けられているようにすることができる。
また、ケース本体の一側部の前面下部及び前面上部と背面上部、又は前面上部と背面上部に、ケース側ヒモをスライド自在に連結挿通させる連結挿通部が設けられ、肩ヒモの端には、ケース側ヒモにスライド自在に連結される連結部が設けられているようにすることができる。
また、ケース側ヒモの一部には、コンピュータを連結固定する連結固定部が設けられているようにすることができる。
また、肩ヒモには、この肩ヒモ自体の長さを調節する調節部が設けられているようにすることができる。
また、ケース本体の前面側又は背面側にはコンピュータの滑り止めとなる滑り止め手段が設けられているようにすることができる。
また、ケース側ヒモは、ループ状とされているようにすることができる。
また、ケース本体は、ノートパソコンを収容するサイズであるようにすることができる。
また、ケース本体は、PDA又は携帯用のゲーム機又は携帯電話の何れかを収容するサイズであるようにすることができる。
本発明に係るコンピュータ携帯用鞄においては、コンピュータを収容するケース本体側にケース側ヒモをスライド自在に連結し、そのケース側ヒモに肩ヒモをスライド自在に連結するようにし、さらにケース側ヒモの一部がコンピュータに連結固定され、ケース本体にコンピュータが収容されると、ケース側ヒモがケース本体の内部に引込まれるようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0010】
図1は、本発明のコンピュータ携帯用鞄の一実施の形態を示す図、図2及び図3は、図1のコンピュータ携帯用鞄の詳細を示す図、図4及び図5は、図1のコンピュータ携帯用鞄の使用方法を説明するための図、図6及び図7は、図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図、図8及び図9は、図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図、図10及び図11は、図8及び図9のコンピュータ携帯用鞄の使用方法を説明するための図、図12及び図13は、図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図、図14及び図15は、図12及び図13のコンピュータ携帯用鞄の使用方法を説明するための図、図16は、図12及び図13のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図である。
【0011】
図1〜図3に示すように、コンピュータ携帯用鞄は、ノートパソコン等のコンピュータ1を収容するケース本体10と、ケース本体10側にスライド自在に連結される2本のループ状のケース側ヒモ20と、これらのケース側ヒモ20にスライド自在に連結される肩ヒモ30とを備えている。
【0012】
ケース本体10は、軽量で適度な剛性を持ったソフトケースタイプのものとすることができる。ケース本体10は、A4又はA5又はB5又はB6等のサイズのノートパソコンを収容するサイズである。ケース本体10には、コンピュータ1の収容口21を覆う蓋部22と、手提用の取っ手23と、蓋部22自体の開放を阻止する留具23aとが設けられている。また、蓋部22には、コンピュータ1の滑り止めとなる滑り止め手段としての滑り止めテープ22bが設けられている。なお、この例では、滑り止めテープ22bを例示しているが、これに限らず、蓋部22の表面に凹凸状の滑り止め加工を施すようにしてもよい。
【0013】
ケース本体10の側面下部と背面上部とにはループ状のケース側ヒモ20をスライド自在に連結挿通させる連結挿通部24,25が設けられている。ここで、連結挿通部24,25は、ケース本体10の両側部の上下にあればよく、ケース本体10の側面下部と背面上部とに限られるものではない。たとえば連結挿通部24は、ケース本体10の背面下部であってもよい。また、連結挿通部25は、ケース本体10の側面上部であってもよい。また、連結挿通部24,25は、ケース本体10のたとえば側面下部と背面上部とに形成したスリットであってもよいし、ケース側ヒモ20に合わせた挿通金具としてもよい。また、その挿通金具は、プラスチック製のものであってもよい。
【0014】
ループ状のケース側ヒモ20の一部には、コンピュータ1を連結固定する連結固定部26が設けられている。ここで、連結固定部26としては、マジックテープ(登録商標)や両面テープ等を用いることができる。また、直接マジックテープ(登録商標)で固定できないものについては、それ用のアタッチメントを作製することで対応可能である。
【0015】
肩ヒモ30の両端には、各ループ状のケース側ヒモ20にスライド自在に連結される連結部としての連結金具31が設けられている。なお、連結部としては連結金具31に限らず、プラスチック製のものであってもよい。また、肩ヒモ30には、肩ヒモ30自体の長さを調節する調節部としての調節金具32と、肩当部33とが設けられている。ここで、調節金具32としてはプラスチック製のものであってもよい。
【0016】
なお、ケース本体10内へコンピュータ1を収容する場合には、たとえば図3のように、ケース側ヒモ20の連結固定部26によって固定されている側を上に向けるようにしてもよいし、逆にケース側ヒモ20の連結固定部26によって固定されている側を下に向けるようにしてもよい。特に、ケース側ヒモ20の連結固定部26によって固定されている側を下に向けるようにして収容した場合には、ケース側ヒモ20がケース本体10内に引込まれる。そのため、肩ヒモ30を肩に掛けると、ケース本体10が胸元にくるように調節金具32によって肩ヒモ30自体の長さを調節しておくことが好ましい。
【0017】
次に、このような構成のコンピュータ携帯用鞄の使用方法について説明する。
【0018】
まず、電車等のシート等に腰掛けた状態で使用する場合、たとえば膝の上で図4(a)に示す状態から蓋部22を開放し、図4(b)に示すように、コンピュータ1をケース本体10から引出す。ここで、コンピュータ1は、上述したように、ケース側ヒモ20の連結固定部26によって固定されている側を下に向けるようにしてケース本体10内部に収容されているものとする。
【0019】
このとき、ループ状のケース側ヒモ20の連結固定部26がコンピュータ1に連結されており、コンピュータ1の引出し動作に合わせてケース側ヒモ20が引張られるが、ケース側ヒモ20は上述したように、ケース本体10の連結挿通部24,25にスライド自在に連結挿通されているため、ケース側ヒモ20に邪魔されることなくコンピュータ1を引出すことができる。またこの場合、誤ってコンピュータ1から手を離すことがあっても、ケース側ヒモ20に連結固定部26を介してコンピュータ1が連結されているため、ケース側ヒモ20によってコンピュータ1を支えることができることから、コンピュータ1の落下の危険性を阻止することができる。
【0020】
次いで、ケース本体10の蓋部22を閉じた後、図4(c)に示すように、その蓋部22の上にコンピュータ1を載置する。この場合、上述したように、蓋部22には、コンピュータ1の滑り止めとなる滑り止めテープ22bが設けられているため、ケース本体10上におけるコンピュータ1の座りを良好に維持することができる。そして、コンピュータ1の蓋体を開放することで、電車等のシート等に腰掛けた状態でコンピュータ1を安全に使用することができる。
【0021】
使用後は、上述した手順とは逆の動きにより、コンピュータ1をケース本体10内部に収容することができる。この場合、上述したように、ケース側ヒモ20の連結固定部26によって固定されている側を下に向けるようにしてコンピュータ1をケース本体10内部に収容すると、ケース側ヒモ20がケース本体10内に引込まれる。このとき、上述したように、肩ヒモ30自体の長さを調節しておくことにより、肩ヒモ30を肩に掛けると、ケース本体10が胸元にくるため、満員電車等での混雑時であってもケース本体10を胸元で抱えることができ、コンピュータ1を保護することが容易となる。
【0022】
一方、上述したように、ケース側ヒモ20の連結固定部26によって固定されている側を上に向けるようにしてコンピュータ1をケース本体10内部に収容すると、ケース側ヒモ20がケース本体10内にほとんど引込まれないため、肩ヒモ30を首から肩の間に掛けると、ケース本体10が胸元にくるようにすることもできる。
【0023】
次に、立った状態での使用方法について説明する。
【0024】
コンピュータ1をケース本体10から引出す手順は、図4(a)〜(c)に示した通りであるが、立った状態での使用に際しては、たとえば図5に示すように、肩ヒモ30を首に回した状態をとるようにする。このとき、ケース本体10を水平に保つようにすると、肩ヒモ30の両端がループ状のケース側ヒモ20によって引張されるとともに、肩ヒモ30の両端に設けられている連結金具31を介して肩ヒモ30の両端が各ループ状のケース側ヒモ20に沿って適度な位置までスライドする。
【0025】
この状態では、ループ状のケース側ヒモ20がケース本体10の側面下部と背面上部とに設けられている連結挿通部24,25に係合されるため、ケース本体10から手を離してもケース本体10が4点支持により水平に保持される。このとき、肩ヒモ30の両端に設けられている連結金具31がケース側ヒモ20に沿って滑ると、ケース本体10の水平姿勢が保たれなくなってしまうおそれがあるため、たとえばケース側ヒモ20に対する連結金具31の係合部分をクリップで固定するようにするか、又は肩ヒモ30に引張力が生じると連結金具31が締ってケース側ヒモ20に対する連結金具31の係合部分が固定されるような構造としてもよい。
【0026】
この状態で、コンピュータ1の蓋体を開放することにより、立った状態でもコンピュータ1を水平に保持した状態で使用することができる。またこの状態では、ケース側ヒモ20及び肩ヒモ30によってコンピュータ1を水平に保持することができ、両手でコンピュータ1を操作することができる。この場合、上述したように、蓋部22に設けられている滑り止めテープ22bによってコンピュータ1の滑りが抑制される。また、上述したように、ケース側ヒモ20に連結固定部26を介してコンピュータ1が連結されているため、ケース本体10上からコンピュータ1がずり落ちそうになっても、コンピュータ1の落下の危険性が阻止される。
【0027】
このように、本実施の形態では、コンピュータ1を収容するケース本体10側にケース側ヒモ20をスライド自在に連結し、そのケース側ヒモ20に肩ヒモ30をスライド自在に連結するようにし、さらにケース側ヒモ20の一部がコンピュータ1に連結固定部26を介して連結固定され、ケース本体10にコンピュータ1が収容されると、ケース側ヒモ20がケース本体10の内部に引込まれるようにした。
【0028】
これにより、上述したように、肩ヒモ30自体の長さを調節しておくことにより、ケース側ヒモ20の連結固定部26によって固定されている側をたとえば下に向けるようにしてコンピュータ1をケース本体10内部に収容すると、ケース側ヒモ20がケース本体10内に引込まれ、肩ヒモ30を肩に掛けると、ケース本体10が胸元にくるため、満員電車等での混雑時であってもケース本体10を胸元で抱えることができ、コンピュータ1を容易に保護することができる。
【0029】
また、ケース側ヒモ20の一部がコンピュータ1に連結固定部26を介して連結固定されているため、ケース本体10内部からコンピュータ1を取出す際、又はコンピュータ1の使用中に誤ってずり落ちそうになっても、コンピュータ1の落下の危険性を確実に阻止することができる。
【0030】
また、ケース本体10の蓋部22に滑り止めテープ22bが設けられているため、ケース本体10上にコンピュータ1を載置したとき、コンピュータ1の座りを良好に維持することができる。
【0031】
また、ケース側ヒモ20がケース本体10の側面下部と背面上部とに設けられている連結挿通部24,25に係合されるため、ケース本体10から手を離してもケース本体10が4点支持により水平に保持されることから、立った状態でもコンピュータ1を水平に保持した状態で安全に使用することができる。また、ケース側ヒモ20及び肩ヒモ30によってコンピュータ1が水平に保持されることから、両手でコンピュータ1を操作することができる。
【0032】
また、ケース側ヒモ20を、ループ状としているので、コンピュータ1の収容や取出しの際のスライド動作を円滑に行わせることができる。
【0033】
また、肩ヒモ30には、この肩ヒモ30自体の長さを調節する調節金具32が設けられているため、ケース側ヒモ20及び肩ヒモ30による長さを肩ヒモ30側で容易に調節することができる。
【0034】
なお、本実施の形態では、滑り止めテープ22bをケース本体10の蓋部22に設けた場合について説明したが、たとえば図6に示すように、コンピュータ1の背面側に滑り止めテープ2を設けるようにしてもよい。
【0035】
また、本実施の形態では、たとえば図2に示したように、ケース本体10の蓋部22を大きめなサイズのものとした場合について説明したが、この例に限らず、たとえば図7に示すように、ケース本体10の蓋部22を小さめなサイズとしてもよい。このようにケース本体10の蓋部22を小さめなサイズとすることで、ケース本体10に対するコンピュータ1の出し入れを容易に行うことができる。またこの場合、滑り止めテープ22bを蓋部22とケース本体10とに設けるようにすることで、ケース本体10上にコンピュータ1を載置したとき、コンピュータ1の座りを良好に維持することができる。
【0036】
また、本実施の形態では、たとえば図2に示したように、滑り止めテープ22bをケース本体10の蓋部22に設けた場合について説明したが、この例に限らず、滑り止めテープ22bをケース本体10の背面側に設けるようにしてもよい。この場合、ケース本体10の背面側にコンピュータ1を載置したとき、コンピュータ1の座りを良好に維持することができる。
【0037】
また、本実施の形態でのコンピュータ携帯用鞄は、コンピュータ1を安全に収容するものとして説明したが、コンピュータ1に限らず、TVチューナの付いた液晶ディスプレイや携帯用DVD等の他の電子機器を収容する場合にも適用することができる。何れにしても携帯用であって落下の危険を防止しなければならず、しかも移動中に使用する可能性がある電子機器の用途に適用することができる。また、このような電子機器に限らず、たとえば記者の取材用ノートを開いたまま鞄に入れておくようにしてもよい。この場合、取材時には図5で説明したようにケース本体10が水平に保持されることから、開いたままの取材用ノートをケース本体10上に載置することで、立った状態でも取材用ノートへの書込みを容易に行うことができる。
【0038】
図8及び図9は、図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図である。なお、以下に説明する図において、図1〜図3と共通する部分には、同一符号を付すものとする。図8及び図9に示すように、コンピュータ携帯用鞄は、上記同様に、ノートパソコン等のコンピュータ1を収容するケース本体10と、ケース本体10側にスライド自在に連結される2本のループ状のケース側ヒモ20と、これらのケース側ヒモ20にスライド自在に連結される肩ヒモ30とを備えている。
【0039】
ケース本体10は、上記同様に、軽量で適度な剛性を持ったソフトケースタイプのものとすることができる。ケース本体10には、コンピュータ1の収容口21を覆う蓋部22が設けられている。なお、ケース本体10には、図2のように、手提用の取っ手23や、蓋部22自体の開放を阻止する留具23aを設けるようにしてもよい。また、蓋部22には、図2のように、コンピュータ1の滑り止めとなる滑り止め手段としての滑り止めテープ22bを設けるようにしてもよい。なお、滑り止めテープ22bに限らず、蓋部22の表面に凹凸状の滑り止め加工を施すようにしてもよい。
【0040】
ケース本体10の前面下部と背面上部とにはループ状のケース側ヒモ20をスライド自在に連結挿通させる連結挿通部24a,25aが設けられている。ここで、連結挿通部24a,25aは、ケース本体10の前面下部と背面上部とに限らず、前面上部と背面下部とに設けられるようにしてもよく、さらには前面下部と背面上部とに加え、前面上部と背面下部とに設けられるようにしてもよい。
【0041】
このように、連結挿通部24a,25aによってケース側ヒモ20がスライド自在に連結挿通されることで、図1〜図3のように、ケース側ヒモ20がケース本体10の側面下部と背面上部との間で引き回されるものとは異なり、ケース側ヒモ20がケース本体10の前面下部と背面上部との間で引き回されることになる。これにより、ケース本体10の両側部は、図8に示すように、ケース側ヒモ20によって保持されるため、肩ヒモ30を肩に掛けると、ケース本体10がより安定した状態となる。なお、連結挿通部24a,25aは、上記同様に、ケース本体10の前面下部と背面上部とに形成したスリットであってもよいし、ケース側ヒモ20に合わせた挿通金具としてもよい。また、その挿通金具は、プラスチック製のものであってもよい。
【0042】
ループ状のケース側ヒモ20の一部は、図9に示すように、コンピュータ1の背面側に設けられた滑り止めテープ3を介して連結固定されている。ここで、ループ状のケース側ヒモ20の一部は、滑り止めテープ3を介さずに、図3のように、連結固定部26によって連結固定されるようにしてもよい。また、その連結固定部26及び滑り止めテープ3としては、上記同様に、マジックテープ(登録商標)や両面テープ等を用いることができる。また、直接マジックテープ(登録商標)で固定できないものについては、上記同様に、それ用のアタッチメントを作製することで対応可能である。
【0043】
肩ヒモ30の両端には、上記同様に、各ループ状のケース側ヒモ20にスライド自在に連結される連結部としての連結金具31が設けられている。なお、連結部としては連結金具31に限らず、プラスチック製のものであってもよい。また、肩ヒモ30には、上記同様に、肩ヒモ30自体の長さを調節する調節部としての調節金具32が設けられている。調節金具32としてはプラスチック製のものであってもよい。なお、肩ヒモ30には、上記同様に、肩当部33を設けてもよい。
【0044】
ケース本体10内へコンピュータ1を収容する場合には、たとえば図9のように、ケース側ヒモ20の一部が連結固定されている側を上に向けるようにしてもよいし、逆にケース側ヒモ20の一部が連結固定されている側を下に向けるようにしてもよい。特に、ケース側ヒモ20の一部が連結固定されている側を下に向けるようにして収容した場合には、上記同様に、ケース側ヒモ20がケース本体10内に引込まれる。そのため、肩ヒモ30を肩に掛けると、ケース本体10が胸元にくるように調節金具32によって肩ヒモ30自体の長さを調節しておくことが好ましい。
【0045】
次に、このような構成のコンピュータ携帯用鞄の使用方法について説明する。
【0046】
まず、電車等のシート等に腰掛けた状態で使用する場合、たとえば膝の上で図10(a)に示す状態から蓋部22を開放し、図10(b)に示すように、コンピュータ1をケース本体10から引出す。ここで、コンピュータ1は、上述したように、ケース側ヒモ20の一部が連結固定されている側を下に向けるようにしてケース本体10内部に収容されているものとする。
【0047】
このとき、ループ状のケース側ヒモ20の一部がコンピュータ1に滑り止めテープ3を介して連結固定されており、コンピュータ1の引出し動作に合わせてケース側ヒモ20が引張られるが、ケース側ヒモ20は上述したように、ケース本体10の連結挿通部24a,25aにスライド自在に連結挿通されているため、ケース側ヒモ20に邪魔されることなくコンピュータ1を引出すことができる。またこの場合、誤ってコンピュータ1から手を離すことがあっても、ケース側ヒモ20の一部にコンピュータ1が連結されているため、ケース側ヒモ20によってコンピュータ1を支えることができることから、コンピュータ1の落下の危険性を阻止することができる。
【0048】
次いで、ケース本体10の蓋部22を閉じた後、図10(c)に示すように、その蓋部22の上にコンピュータ1を載置する。この場合、上述したように、コンピュータ1の背面側には滑り止めテープ3が設けられているため、ケース本体10上におけるコンピュータ1の座りを良好に維持することができる。そして、コンピュータ1の蓋体を開放することで、電車等のシート等に腰掛けた状態でコンピュータ1を安全に使用することができる。なお、ケース本体10上にコンピュータ1を載置する場合には、蓋部22を閉じずに載置してもよい。
【0049】
使用後は、上述した手順とは逆の動きにより、コンピュータ1をケース本体10内部に収容することができる。この場合、上述したように、ケース側ヒモ20の一部が連結固定されている側を下に向けるようにしてコンピュータ1をケース本体10内部に収容すると、ケース側ヒモ20がケース本体10内に引込まれる。このとき、上述したように、肩ヒモ30自体の長さを調節しておくことにより、肩ヒモ30を肩に掛けると、ケース本体10が胸元にくるため、満員電車等での混雑時であってもケース本体10を胸元で抱えることができ、コンピュータ1を保護することが容易となる。
【0050】
一方、上述したように、ケース側ヒモ20の一部が連結固定されている側を上に向けるようにしてコンピュータ1をケース本体10内部に収容すると、ケース側ヒモ20がケース本体10内にほとんど引込まれないため、肩ヒモ30を首から肩の間に掛けると、ケース本体10が胸元にくるようにすることもできる。このとき、ケース本体10の前面下部と背面上部とに設けられている連結挿通部24a,25aによってケース側ヒモ20がスライド自在に連結挿通されている。これにより、ケース本体10の両側部は、図8のように、ケース側ヒモ20によって保持されるため、肩ヒモ30を肩又は首から肩の間に掛けると、ケース本体10がより安定した状態となる。
【0051】
次に、立った状態での使用方法について説明する。
【0052】
コンピュータ1をケース本体10から引出す手順は、図10(a)〜(c)に示した通りであるが、立った状態での使用に際しては、たとえば図11に示すように、肩ヒモ30を首に回した状態をとるようにする。このとき、ケース本体10を水平に保つようにすると、上記同様に、肩ヒモ30の両端がループ状のケース側ヒモ20によって引張されるとともに、肩ヒモ30の両端に設けられている連結金具31を介して肩ヒモ30の両端が各ループ状のケース側ヒモ20に沿って適度な位置までスライドする。
【0053】
この状態では、ループ状のケース側ヒモ20がケース本体10の前面下部と背面上部とに設けられている連結挿通部24a,25aに係合されるため、ケース本体10から手を離してもケース本体10が4点支持により水平に保持される。なお、肩ヒモ30の両端に設けられている連結金具31がケース側ヒモ20に沿って滑ると、ケース本体10の水平姿勢が保たれなくなってしまうおそれがあるため、上記同様に、たとえばケース側ヒモ20に対する連結金具31の係合部分をクリップで固定するようにするか、又は肩ヒモ30に引張力が生じると連結金具31が締ってケース側ヒモ20に対する連結金具31の係合部分が固定されるような構造としてもよい。
【0054】
この状態で、コンピュータ1の蓋体を開放することにより、立った状態でもコンピュータ1を水平に保持した状態で使用することができる。またこの状態では、ケース側ヒモ20及び肩ヒモ30によってコンピュータ1を水平に保持することができ、両手でコンピュータ1を操作することができる。この場合、上述したように、コンピュータ1の背面側に設けられている滑り止めテープ3によってコンピュータ1の滑りが抑制される。また、上述したように、ケース側ヒモ20の一部がコンピュータ1に連結固定されているため、ケース本体10上からコンピュータ1がずり落ちそうになっても、コンピュータ1の落下の危険性が阻止される。さらには、ケース本体10の前面下部の連結挿通部24aの近傍のケース側ヒモ20がコンピュータ1の角部に掛かるため、コンピュータ1のズレ落ちが確実に防止される。
【0055】
このように、本実施の形態では、ループ状のケース側ヒモ20がケース本体10の前面下部と背面上部とに設けられている連結挿通部24a,25aに係合されるようにし、ケース側ヒモ20がケース本体10の前面下部と背面上部との間で引き回されるようにしたので、ケース本体10の両側部が図8のように、ケース側ヒモ20によって保持されることから、上述した効果に加え、肩ヒモ30を肩等に掛けたとき、ケース本体10をより安定した状態とすることができる。
【0056】
図12及び図13は、図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図である。これらの図に示すコンピュータ携帯用鞄は、PDA1Aを収容するためのものであり、ケース本体10Aと、ケース本体10A側にスライド自在に連結される1本のループ状のケース側ヒモ20と、これらのケース側ヒモ20にスライド自在に連結される肩ヒモ30とを備えている。
【0057】
ケース本体10Aは、上記同様に、軽量で適度な剛性を持ったソフトケースタイプのものとすることができる。ケース本体10Aは、PDA1Aを収容できるサイズである。ケース本体10Aには、PDA1Aの収容口21を覆う蓋部22が設けられている。なお、蓋部22は、上述した留具23aやマジックテープ(登録商標)等によって蓋部22自体の開放を阻止するようにしてもよい。また、ケース本体10Aの前面又は背面側又はPDA1Aの背面側に上述した滑り止めテープ3を設けるようにしてもよい。
【0058】
ケース本体10Aの一側部の前面下部及び前面上部と背面上部とにはループ状のケース側ヒモ20をスライド自在に連結挿通させる連結挿通部24a,24b,25aが設けられている。ここで、連結挿通部24a,24b,25aは、ケース本体10Aの前面下部の連結挿通部24aを省いてもよいし、さらにはケース本体10Aの前面下部及び前面上部と背面上部とに加え、背面下部に設けられるようにしてもよい。なお、連結挿通部24a,24b,25aは、上記同様に、スリットであってもよいし、ケース側ヒモ20に合わせた挿通金具としてもよい。また、その挿通金具は、プラスチック製のものであってもよい。
【0059】
ループ状のケース側ヒモ20の一部は、後述の図14に示すように、PDA1Aの背面側に設けられた滑り止めテープ3を介して連結固定されている。ここで、ループ状のケース側ヒモ20の一部は、滑り止めテープ3を介さずに、図3のように、連結固定部26によって連結固定されるようにしてもよい。また、その連結固定部26及び滑り止めテープ3としては、上記同様に、マジックテープ(登録商標)や両面テープ等を用いることができる。また、直接マジックテープ(登録商標)で固定できないものについては、上記同様に、それ用のアタッチメントを作製することで対応可能である。さらに、滑り止めテープ3にあっては、ウレタン粘着素材を使用した粘着シート等を用いてもよい。また、粘着シート等を用いる場合には、ケース側ヒモ20側にPDA1Aより一回り小さい薄い板状の固定具を縫いつけておき、その固定具に粘着シート等を貼着させておくようにしてもよい。
【0060】
肩ヒモ30の両端には、上記同様に、ケース側ヒモ20にスライド自在に連結される連結部としての連結金具31が設けられている。なお、連結部としては連結金具31に限らず、プラスチック製のものであってもよい。ケース本体10内へPDA1Aを収容する場合には、後述の図14(b)の状態からそのままPDA1Aの底部側を下に向けるようにしてもよいし、逆に後述の図14(c)の状態からそのままPDA1Aの底部側を上に向けるようにしてもよい。このように、PDA1Aの底部側を下又は上に向けて収容すると、上記同様に、ケース側ヒモ20がケース本体10A内に引込まれる。そのため、肩ヒモ30は、肩に掛けると、ケース本体10Aが胸元にくるような長さであればよい。また、肩ヒモ30に上述した調節金具32を設け、その調節金具32によって肩ヒモ30自体の長さを調節するようにしてもよい。また、PDA1Aの背面下方のみに、ケース側ヒモ20を固定し、PDA1Aの底部側を上に向けて収容した場合、ケース側ヒモ20がケース本体10A内に引込まれなくすることも可能である。
【0061】
次に、このような構成のコンピュータ携帯用鞄の使用方法について説明する。
【0062】
まず、電車等のシート等に腰掛けた状態で使用する場合、たとえば膝の上で図14(a)に示す状態から蓋部22を開放し、図14(b),(c)に示すように、PDA1Aをケース本体10Aから引出す。ここで、PDA1Aは、上述したように、底部側を下に向けるようにしてケース本体10A内部に収容されているものとする。
【0063】
このとき、ループ状のケース側ヒモ20の一部がPDA1Aに滑り止めテープ3を介して連結固定されており、PDA1Aの引出し動作に合わせてケース側ヒモ20が引張られるが、ケース側ヒモ20は上述したように、ケース本体10の連結挿通部24a,24b,25aにスライド自在に連結挿通されているため、ケース側ヒモ20に邪魔されることなくPDA1Aを引出すことができる。またこの場合、誤ってPDA1Aから手を離すことがあっても、ケース側ヒモ20の一部にPDA1Aが連結されているため、ケース側ヒモ20によってPDA1Aを支えることができることから、PDA1Aの落下の危険性を阻止することができる。
【0064】
次いで、ケース本体10Aの蓋部22を閉じた後、図14(d)に示すように、その蓋部22の上にPDA1Aを載置する。この場合、上述したように、PDA1Aの背面側には滑り止めテープ3が設けられているため、ケース本体10A上におけるPDA1Aの座りを良好に維持することができる。そして、電車等のシート等に腰掛けた状態でPDA1Aを安全に使用することができる。なお、ケース本体10A上にPDA1Aを載置する場合には、蓋部22を閉じずに載置してもよい。
【0065】
使用後は、上述した手順とは逆の動きにより、PDA1Aをケース本体10A内部に収容することができる。この場合、上述したように、底部側を下に向けるようにしてPDA1Aをケース本体10A内部に収容すると、ケース側ヒモ20がケース本体10A内に引込まれる。このとき、上述したように、肩ヒモ30自体の長さを調節しておくことにより、肩ヒモ30を肩に掛けると、ケース本体10Aが胸元にくるため、満員電車等での混雑時であってもケース本体10Aを胸元で抱えることができ、PDA1Aを保護することが容易となる。
【0066】
一方、上述したように、PDA1Aの背面下方のみに、ケース側ヒモ20を固定し、PDA1Aの底部側を上に向けて収容した場合、ケース側ヒモ20がケース本体10A内に引込まれなくすることも可能である。この場合、肩ヒモ30を首から肩の間に掛けると、ケース本体10Aが胸元にくるようにすることもできる。
【0067】
次に、立った状態での使用方法について説明する。
【0068】
PDA1Aをケース本体10Aから引出す手順は、図14(a)〜(d)に示した通りであるが、立った状態での使用に際しては、たとえば図15に示すように、肩ヒモ30を首に回した状態をとるようにする。このとき、ケース本体10Aを水平に保つようにすると、上記同様に、肩ヒモ30の端がループ状のケース側ヒモ20によって引張されるとともに、肩ヒモ30の端に設けられている連結金具31を介して肩ヒモ30の端がループ状のケース側ヒモ20に沿って適度な位置までスライドする。
【0069】
この状態で、立った状態でもPDA1Aを水平に保持した状態で使用することができる。またこの状態では、上述したように、PDA1Aの背面側に設けられている滑り止めテープ3によってPDA1Aの滑りが抑制される。また、上述したように、ケース側ヒモ20がPDA1Aとケース本体10Aとに連結されているため、PDA1A及びケース本体10Aから誤って手を離しても、PDA1Aの落下の危険性が阻止される。
【0070】
このように、本実施の形態では、PDA1Aを収容するケース本体10A側にケース側ヒモ20をスライド自在に連結し、そのケース側ヒモ20に肩ヒモ30をスライド自在に連結するようにし、さらにケース側ヒモ20の一部がPDA1Aに連結固定され、ケース本体10AにPDA1Aが収容されると、ケース側ヒモ20がケース本体10Aの内部に引込まれるようにした。
【0071】
これにより、上述したように、肩ヒモ30自体の長さを調節しておくことにより、肩ヒモ30を肩に掛けると、ケース本体10Aが胸元にくるため、満員電車等での混雑時であってもケース本体10Aを胸元で抱えることができ、PDA1Aを容易に保護することができる。
【0072】
また、ケース側ヒモ20の一部がPDA1Aに滑り止めテープ3を介して連結固定されているため、ケース本体10A内部からPDA1Aを取出す際、又はPDA1Aの使用中に誤ってずり落ちそうになっても、PDA1Aの落下の危険性を確実に阻止することができる。
【0073】
また、PDA1Aに滑り止めテープ3が設けられているため、ケース本体10A上にPDA1Aを載置したとき、PDA1Aの座りを良好に維持することができる。また、ケース側ヒモ20を、ループ状としているので、上記同様に、PDA1Aの収容や取出しの際のスライド動作を円滑に行わせることができる。なお、図12及び図13では、PDA1Aが滑り止めテープ3を介してループ状のケース側ヒモ20に連結される場合について説明したが、この例に限らず、たとえば図16に示すように、PDAケース10Bを設けるとともに、そのPDAケース10Bがケース側ヒモ20のマジックテープ(登録商標)20aに連結されるよにしてもよい。この場合、PDA1Aの背面側やPDAケース10Bの内部に滑り止めシール等を設けるようにすれば、PDAケース10BからのPDA1Aの滑り落ちを防止することができる。PDAケース10BにPDA1Aが収容されるので、PDAケース10BからPDA1Aを取り外しての使用も可能となる。
【0074】
なお、本実施の形態では、ケース本体10AにPDA1Aを収容する場合について説明したが、この例に限らず、ケース本体10Aには携帯用のゲーム機や携帯電話等を収容することも可能である。
【0075】
【発明の効果】
以上の如く本発明に係るコンピュータ携帯用鞄によれば、コンピュータを収容するケース本体側にケース側ヒモをスライド自在に連結し、そのケース側ヒモに肩ヒモをスライド自在に連結するようにし、さらにケース側ヒモの一部がコンピュータに連結固定され、ケース本体にコンピュータが収容されると、ケース側ヒモがケース本体の内部に引込まれるようにしたので、ノートパソコン等のコンピュータの携帯時の安全性を高めることができ、しかも移動中での使用時の安全性を高めることができ、併せて移動中での使用を考慮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンピュータ携帯用鞄の一実施の形態を示す図である。
【図2】図1のコンピュータ携帯用鞄の詳細を示す図である。
【図3】図1のコンピュータ携帯用鞄の詳細を示す図である。
【図4】図1のコンピュータ携帯用鞄の使用方法を説明するための図である。
【図5】図1のコンピュータ携帯用鞄の使用方法を説明するための図である。
【図6】図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図である。
【図7】図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図である。
【図8】図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図である。
【図9】図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図である。
【図10】図8及び図9のコンピュータ携帯用鞄の使用方法を説明するための図である。
【図11】図8及び図9のコンピュータ携帯用鞄の使用方法を説明するための図である。
【図12】図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図である。
【図13】図1のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図である。
【図14】図12及び図13のコンピュータ携帯用鞄の使用方法を説明するための図である。
【図15】図12及び図13のコンピュータ携帯用鞄の使用方法を説明するための図である。
【図16】図12及び図13のコンピュータ携帯用鞄の構成を変えた場合の他の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ
1A PDA
2,3,22b 滑り止めテープ
10,10A ケース本体
10B PDAケース
20 ケース側ヒモ
21 収容口
22 蓋部
23 取っ手
23a 留具
24,25 連結挿通部
24a,24b,25a 連結挿通部
26 連結固定部
30 肩ヒモ
31 連結金具
32 調節金具
33 肩当部

Claims (10)

  1. コンピュータを収容するケース本体と、
    前記ケース本体側にスライド自在に連結されるケース側ヒモと、
    前記ケース側ヒモに対してスライド自在に連結される肩ヒモとを備え、
    前記ケース側ヒモの一部が前記コンピュータに連結固定され、前記ケース本体に前記コンピュータが収容されると、前記ケース側ヒモが前記ケース本体の内部に引込まれることを特徴とするコンピュータ携帯用鞄。
  2. 前記ケース本体の両側部の上下には、前記ケース側ヒモをスライド自在に連結挿通させる連結挿通部が設けられ、
    前記肩ヒモの両端には、前記ケース側ヒモにスライド自在に連結される連結部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ携帯用鞄。
  3. 前記ケース本体の前面下部と背面上部、又は前面下部及び前面上部と背面上部に、前記ケース側ヒモをスライド自在に連結挿通させる連結挿通部が設けられ、
    前記肩ヒモの両端には、前記ケース側ヒモにスライド自在に連結される連結部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ携帯用鞄。
  4. 前記ケース本体の一側部の前面下部及び前面上部と背面上部、又は前面上部と背面上部に、前記ケース側ヒモをスライド自在に連結挿通させる連結挿通部が設けられ、
    前記肩ヒモの端には、前記ケース側ヒモにスライド自在に連結される連結部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンピュータ携帯用鞄。
  5. 前記ケース側ヒモの一部には、前記コンピュータを連結固定する連結固定部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のコンピュータ携帯用鞄。
  6. 前記肩ヒモには、この肩ヒモ自体の長さを調節する調節部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のコンピュータ携帯用鞄。
  7. 前記ケース本体の前面側又は背面側には前記コンピュータの滑り止めとなる滑り止め手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のコンピュータ携帯用鞄。
  8. 前記ケース側ヒモは、ループ状とされていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のコンピュータ携帯用鞄。
  9. 前記ケース本体は、ノートパソコンを収容するサイズであることを特徴とする請求項1〜3、5〜8の何れかに記載のコンピュータ携帯用鞄。
  10. 前記ケース本体は、PDA又は携帯用のゲーム機又は携帯電話の何れかを収容するサイズであることを特徴とする請求項1、4〜8の何れかに記載のコンピュータ携帯用鞄。
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