JP2000116428A - カバンの肩掛け兼用把手の構造 - Google Patents

カバンの肩掛け兼用把手の構造

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JP2000116428A
JP2000116428A JP10318399A JP31839998A JP2000116428A JP 2000116428 A JP2000116428 A JP 2000116428A JP 10318399 A JP10318399 A JP 10318399A JP 31839998 A JP31839998 A JP 31839998A JP 2000116428 A JP2000116428 A JP 2000116428A
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Teshio Kaneko
子 徹志雄 金
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、カバン、特にその把手の構造に
関するものであり、肩掛け用ベルトを使用しないとき
に、同肩掛け用ベルトをカバン本体に収納あるいは添設
状に始末可能としてなる新規な構造のカバンの肩掛け兼
用把手の新規な構造を提供する。 【解決手段】 筐体形状に形成されたカバン本体1を有
し、同カバン本体1の上面中央付近に、所定間隔を隔て
て一対の縦断面略T字型の把手用連結金具3,3を固
着、立設し、該把手用連結金具3,3間に、把手部2を
掛け渡し状となるよう脱着可能に嵌着すると共に、一対
の肩掛け用ベルト4,4の一端をカバン本体の左右下側
隅部の夫々に設けた巻取機構5,5に連結した上、同肩
掛け用ベルト4,4夫々の他端を、該把手部2の両端に
夫々連結してなるカバンの肩掛け兼用把手の構造であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】この発明は、手に把持して持ち運び可能
であると共に、肩に吊り下げての利用も可能とするカバ
ンの把手の構造に関するものであって、特に、肩紐部分
を使用しないときにの収納状態、およびカバン本体外側
への添設状態に特徴のあるカバンの肩掛け兼用把手の新
規な構造を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】通勤、通学用のカバンやアタッシュケー
ス、旅行カバン、およびカメラ、ビデオ、携帯型コンピ
ュータやその他の電子機器を収納するキャリングケース
等、携行物を外力から保護したり、各種物品をまとめて
運搬し易くする等の目的から、各種形状、構造からなる
カバン類が一般に広く利用される。このカバン類として
は、手提げカバンや肩掛け用のものの外、手提げ用の把
手および肩掛け紐の双方を備え、軽量物品を収納したと
きや、短時間の移動等に際しては手提げカバンとして利
用し、両手を使いたいときや長時間の持ち運び、および
重量物を収納したとき等には、ショルダーバックとして
利用できるように構成し、利用者のその時々の都合に応
じてその負担を軽減できるようにしたものも見受けられ
る。
【0003】このように収納する荷物の重量や形状、あ
るいは、持ち運ぶ者の都合に応じて、手提げカバン、シ
ョルダーバックまたは背負いカバン等の複数の運搬形態
への変更を可能とするようにしたカバンには、特開平6
−339406号公報に示される発明のように、長い一
本のベルト両端をカバン本体の底面に回動自在に支持さ
せると共に、ベルトの長さ方向の中央をカバン本体の背
板上端中央に設けた係止部材に係脱自在に係止すること
により、左右一対の背負いベルトとして利用可能であ
り、また、係止部材による係止を外してベルトの長さ方
向中央部分をカバン本体から取り外し、カバン底面のベ
ルト回動支持部を回動させることにより、同ベルト両端
側の夫々をカバン本体左右のまち部分に添わせた上、同
まち部分に補助ベルトで仮止めすることによってショル
ダーバックに変更でき、さらに、該ベルトに設けられた
寸法調節用の金具を調節し、ベルト長を短縮することに
よって手提げカバンとして利用することも可能な構造と
なっているものがある。
【0004】また、実開平4−34915号公報に開示
されたカバンは、ベルトを無端、輪状とし、その中間部
を二つ折りにしてカバン本体の底部側から同表裏両側面
を挟むように配設すると共に、カバン本体の上部近傍に
長さ方向に移動自在に取り付け、ベルトの表裏上側に引
き出された部分を均等な長さに調節して手提げ用のハン
ドルとすることができるよう構成した上、表裏何れか一
方側のハンドル部分を、さらに引き出してショルダーバ
ックとする外、該ベルトの表裏側面のうち何れか一方の
左右に肩幅程度の間隔を確保されている部分を引き出
し、両腕を通して背負いバックとして利用できるよう構
成したものとなっている。
【0005】これら既に提案済みとなっているものに代
表されるような手提げカバンからショルダーバックに変
形できるよう構成されたカバンは、そのベルトおよび同
ベルトに付属する金具部品等の一切をカバンの外部に露
出したものとなっているため、ベルトの長さ調節に伴
い、余剰となったベルト端部が邪魔になったり、携行中
に周囲の人や物に引っ掛かけてしまう虞れがある上、外
部に露出したベルトは傷みが早く、カバンの外周壁面を
も傷付けてしまう原因にもなる等といった不都合を有し
ていたが、これまでのところ、このような不具合を悉く
解決するに有効な構造をもつ把手やカバンは提供されて
いなかった。
【0006】この発明は、以上のような従前からのカバ
ンで、手提げカバンおよびショルダーバックに変形可能
とするようにしたカバンの難点に対処し、手提げカバン
とショルダーバックとに変形する操作をさらに簡単なも
のにすると共に、不要時の肩掛け用ベルトの外部への露
出を防止する上で、把手部、肩掛け用ベルトおよびカバ
ン本体の構造を改善できないものかとの判断から、逸速
くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多
の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に手提
げカバンとして利用する際に肩掛け用ベルトをカバン本
体内もしくは把手部内に適宜収納可能であり、該肩掛け
用ベルトの収納作業も容易で速やかに行うことができる
新規な構造のカバン用肩掛け兼用把手、およびそれを有
するカバンを実現化することに成功したものであり、以
下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、
その構成を詳述することとする。
【0007】
【発明の構成】図面に示すこの発明を代表する実施例か
らも明確に理解されるように、この発明に包含されるカ
バンの肩掛け兼用把手の構造は、基本的に、カバン本体
の上面中央付近に、所定間隔を隔てて一対の把手用連結
金具を形成した上、該把手用連結金具間に掛け渡し状で
あって、その両端側をそれら把手用連結金具に脱着自在
となるようにして把手部を取着すると共に、同把手部両
端の夫々には、適宜巻取機構によって伸縮、展開可能で
あって、夫々の一端側はカバン本体の適所に連結された
肩掛け用ベルトの他端を連結した構成を要旨としてい
る。
【0008】上記したとおりの基本的な構成に包含され
ているこの発明のカバンの肩掛け兼用把手の構造を、よ
り具体的な構成のものとして示せば次のとおりのものと
なる。即ち、カバン本体の上面中央付近に、所定間隔を
隔てて縦断面略T字型の一対の把手用連結金具を形成し
た上、該把手用連結金具間に掛け渡し状であって、その
両端側に平面形略U字型の嵌着溝部を設けた把手部を、
同嵌着溝部の開口端からそれら把手用連結金具に脱着自
在となるようにして取着すると共に、同把手部両端の夫
々には、適宜巻取機構によって伸縮、展開可能であっ
て、夫々の一端側はカバン本体の適所に連結された肩掛
け用ベルトの他端を連結してなる構成を要旨とするカバ
ンの肩掛け兼用把手である。
【0009】同様に、カバン本体の上面中央付近に、所
定間隔を隔てて一対の把手用連結金具を形成した上、該
把手用連結金具間に掛け渡し状であって、その両端側を
それら把手用連結金具に脱着自在となるようにして把手
部を取着すると共に、同把手部両端の夫々には、カバン
本体あるいは把手部の何れかまたは双方適所内に組み込
まれ、巻き取りおよび巻き出し可能、且つ適宜巻き取り
状態のままで仮固定可能とする巻取機構によって伸縮、
展開可能であって、夫々の一端側はカバン本体の適所に
連結された肩掛け用ベルトの他端を連結してなる構成を
要旨とするカバンの肩掛け兼用把手の構造も包含してい
る。
【0010】そして、より一層具体的な構成のものとし
ては、カバン本体の上面中央付近に、所定間隔を隔てて
縦断面略T字型の一対の把手用連結金具を形成した上、
該把手用連結金具間に掛け渡し状であって、その両端側
に平面形略U字型の嵌着溝部を設けた把手部を、同嵌着
溝部の開口端からそれら把手用連結金具に脱着自在とな
るようにして取着すると共に、同把手部両端の夫々に
は、カバン本体あるいは把手部の何れかまたは双方適所
内に組み込まれ、巻き取りおよび巻き出し可能、且つ適
宜巻き取り状態のままで仮固定可能とする巻取機構によ
って伸縮、展開可能であって、夫々の一端側はカバン本
体の適所に連結された肩掛け用ベルトの他端を連結した
カバンの肩掛け兼用把手の構造が包含される。
【0011】把手用連結金具は、カバン本体上面に把手
部を着脱可能に連結する機能を果たす金具であり、把手
部を取り付けたときには、荷物が詰め込まれたカバン本
体を、後述の把手部で吊り下げ、保持する際に、その全
体荷重を把手部に伝達できるだけの充分な連結強度を確
保できる構造のものでなければならず、しかも把手部を
容易且つ速やかに着脱可能となるような構成のものとす
べきである。
【0012】したがって、例えば、ネジを利用した螺着
構造によるものとする外、後述する実施例に代表される
ように、把手部を水平方向に移動して嵌着する縦断面T
字型または縦断面転倒J字型等に形成し、金具上端に、
後述の把手部端部側を当接または掛止状とすることによ
ってカバン本体からの荷重が受け止められるよう構成し
たり、あるいは鍵孔状の掛止孔が形成された金具とし、
その掛止孔に対し、把手部端部側底部に突設した縦断面
転倒T字型または縦断面J字型等に形成した掛止金具
を、把手部の弾性変形で嵌合、離脱可能となるようにす
る等、通常の把手部としての使用では本来の把手部とし
ての機能を安全に全うし、ネジを緩めたり、把手部を通
常の使用と違う、例えば実施例のように適宜角度水平回
動したり、あるいは把手部の弾性変形によって掛止金具
間隔を変えるようにする等、各種操作で把手部を脱着可
能とするような構造のものを採用することができる。
【0013】なお、この把手用連結金具には、後記する
把手部を掛止状とした後、不用意に離脱させてしまわな
いようにする仮固定機構、例えば磁石の吸着力を利用し
て把手部を仮固定させてその連結状態を保持するように
したり、あるいは後述する実施例に採用しているような
突起の出入りによるもの、その他、ベルトのバックル状
に形成され、把手部端に突設された舌片部を繋着するよ
うにしたもの等、適宜公知の仮固定構造を併設したもの
とする極めて好都合のものとすることができる。
【0014】把手部は、カバンを吊り下げるために手で
把持する部分であって、前記把手用連結金具を通して掛
かるカバン全体の荷重を手に伝える機能を果たすことに
なり、その両端部は、所定間隔を隔てて設けられた上記
一対の把手用連結金具に着脱自在に連結し得るよう構成
されていなければならず、またカバン本体からの荷重を
手で比較的楽に受けることのできる形状、寸法,および
素材のものに設定すべきであり、比較的軟質なベルト状
のものとしたり、あるいは比較的硬質のハンドル状のも
のに形成することも可能であり、両端夫々に肩掛け用ベ
ルトが連結されたもの(したがって、ベルト他端側に後
述の巻取機構が組み込まれる。)として形成されるか、
あるいは、両端夫々に肩掛け用ベルトを巻き取り可能な
機構を介して連結したものとすることができる外、カバ
ン本体に巻き取り可能に連結された一本の肩掛け用ベル
トの中途部に、該肩掛け用ベルトに沿って摺動自在に連
結し、同肩掛け用ベルトを引き延ばしたときには、摺動
させて中央からずらしてしまい、該肩掛け用ベルトの中
央部分を直に肩に掛けてしまうよう構成したものとする
ことも可能である。
【0015】巻取機構は、使用していない肩掛け用ベル
トを一時的に巻き取り、収納する機能を果たすものであ
り、肩掛け用ベルトに損傷を与えないように収納できる
機構を採用したものとし、しかも簡単な操作によって速
やかに肩掛け用ベルトを収納できるよう構成すべきであ
って、巻き取り構造、例えば、カバン本体の肩掛け用ベ
ルトの連結された部分に内蔵され、折り畳み収納可能な
ハンドルを展開して回動操作し、肩掛け用ベルトを巻き
取り可能に構成したり、カバン本体側あるいは把手部側
の肩掛け用ベルトの連結部分に内蔵された巻取軸に、同
巻取軸を巻き取り方向に付勢する渦巻バネを設け、該渦
巻バネの復元力を受けて肩掛け用ベルトを自動的に巻き
取るように構成したもの等とする外、場合によっては、
ベルトを自動的に折り畳み、収容してしまうようにした
機構のもの等で代替することも可能である。
【0016】また、この巻取機構には、同巻取機構内、
カバン本体、把手部あるいは肩掛け用ベルトの何れかに
同巻取機構を強制的に停止するか、もしくは、肩掛け用
ベルトの巻き取りおよび巻き戻し移動を強制的に停止す
る仮固定機能、例えば、肩掛け用ベルトを直接厚み方向
から挟み込み、仮固定するようにしたもの、あるいは巻
取軸の外周側から摩擦片で挟み込み、肩掛け用ベルトを
仮固定可能とするようにしたもの等の外、肩掛け用ベル
トの巻き取り移動方向に沿って複数の係合孔を穿孔し、
カバン本体あるいは把手部に設けた係合鉤に該係合孔の
何れか1つを選択的に係合させ、長さ調節をして仮固定
できるよう構成したもの等のような、適宜公知の手段を
選択、採用することもできる。
【0017】肩掛け用ベルトは、カバン本体を吊り下
げ、肩に掛けることができるようにする機能を果たすも
のであり、把手部と同程度の耐荷重強度を有すると共
に、巻き取り収納あるいは折り畳み収納可能な程度の柔
軟性を備えたものでなければならず、比較的薄く引張り
強度に秀れた材質を選択すべきであり、肩掛け側の側面
または仮固定のための摩擦片等が接する側の側面の全長
あるいはそれらが接触する可能性のある所定長範囲に渡
り、軟質ゴム又は軟質合成樹脂等の摩擦を高める素材を
一体に設けたり、摩擦を高める凹凸形状を成形したもの
とすることも可能である外、全長に渡り蛇腹状に伸縮す
るバネ素材を添設し、吊り下げ時には延伸状となり、折
り畳み収納の際や非使用時の荷重の掛からない時には、
自ずから収縮してしまうものとした上、カバン本体また
は把手部の連結部分に収納部を形成することによって自
動的に収納状態となるよう構成したもの等とすることも
できる。
【0018】なお、カバン本体は、従前からのカバンを
構成するカバン本体と基本的には変わらず、荷物を収
容、運搬するための筐体または袋体としての機能を果た
すものであって、通常の荷物による荷重で容易に破損し
てしまうことのない程度の強度に形成されていなければ
ならず、把手連結金具の取り付け部分、および肩掛け用
ベルトの連結部分等の荷重の集中する部分には補強布や
補強板等を設け、充分な強度を確保できるようにしたも
のとするのが望ましく、例えば、上部が開口した袋体状
に形成され、同上部開口部を閉鎖、仮固定可能な蓋部を
開閉自在に設けると共に、該蓋部の上面中央の所定間隔
を隔てた箇所に一対の把手用連結金具を設け、適所に肩
掛け用ベルトの連結部分を形成したものとする外、中央
から二分割状に開閉される筐体に形成され、一対の把手
用連結金具を双方の筐体上部間に跨るよう配置し、これ
ら一対の把手用連結金具間に把手部を掛け渡し装着可能
に構成したもの等とすることもできる。
【0019】開閉蓋部は、カバン本体の荷物収納用開口
部を開閉し、収容物の露出、落下を規制する機能を果た
すものであって、カバンの使用目的に合う強度と材質の
ものを選択、採用するようにし、それがカバン本体の上
面に設けられる場合には、蓋部上面中央に所定間隔を隔
てた把手用連結金具を設け、把手部を着脱可能に構成
し、該開閉蓋部を閉鎖、仮固定した状態で把手を連結
し、持ち運ぶことができるようにしたもの等としたり、
あるいはカバン本体の表裏側面の双方に開口部を形成す
るようにしたものでは、夫々に開閉蓋部を設けたものに
すると共に、止め金具、締め付け紐、ファスナー、ボタ
ンまたは仮止め用バンド等、適宜仮固定機能を付加した
ものとするようにする等、カバン本体の荷物収納用開口
部の位置や形状、構造に応じた最適な形状、構造のもの
とする。以下では、図面に示すこの発明を代表する実施
例と共に、その構造について詳述することとする。
【0020】
【実施例1】図1の肩掛け兼用把手を引き出したカバン
の斜視図、図2の肩掛け兼用把手をカバン本体に仮固定
したカバンの斜視図、図3の把手部仮固定構造の斜視
図、および図4の肩掛け用ベルト巻取機構の斜視図に示
される事例は、矩形状に形成されたカバン本体1の表裏
側面の夫々に開閉蓋部12,13を設け、該表裏側面に
挟まれた左右側面に沿って肩掛け用ベルト4を巻き取る
よう形成したもので、この発明の基本的構成を具備した
ものの最も代表的なカバンの肩掛け兼用把手の実施例
と、それを有するカバンの代表的な一実施例を示すもの
である。
【0021】カバン本体1は、所定剛性を確保すること
によってカバンの筐体状外郭形状をなす短筒状枠部1
1、および同短筒状枠部11の表裏開口部を、比較的軟
質な素材からなり、下側縁部だけが一体に連続し、他の
3辺をファスナーによって開閉可能に形成した開閉蓋部
12,13を設けたものであり、該短筒状枠部11の上
面中央には、把手部2の両端を装着するに適する所定間
隔を隔てた位置の夫々に、把手用連結金具3,3を設け
てあり、把手用連結金具3は、短筒状枠部11の上側面
に貫通状に立設した縦断面T字型の金具であり、基部を
短筒状枠部11内側面に固着された補強板31に一体に
結合したものとなっている。また、把手用連結金具3,
3夫々の一側には、上端部に把手部2仮固定片部21縁
部を仮固定可能な係合用段差部33を有する突没ボタン
32が、短筒状枠部11内に設けたコイルバネ34によ
り、突出方向に付勢するよう設けられている。
【0022】把手部2の両端に設けた仮固定片部21,
21の何れか一方には、カバン本体1の表側に開口する
平面U字型の嵌着溝部22を形成し、同何れか他方に
は、カバン本体1裏側に開口する平面U字型の嵌着溝部
22を形成したものとなっており、夫々の嵌着溝部2
2,22を、縦断面T字型の把手用連結金具3,3に側
方から嵌着可能に構成し、カバン本体1短筒状枠部11
の上面における左右壁面付近には、肩掛け用ベルト4,
4の中途部を挿通するスリット状の開口部14,14が
形成され、該肩掛け用ベルト4,4夫々の一端を、カバ
ン本体1内に設けられた巻取機構5,5に連結する一
方、他端を前記把手部2仮固定片部21,21の夫々に
連結したものとなっている。
【0023】巻取機構5は、帯形状の肩掛け用ベルト4
の一端を、短筒状枠部11内下側隅に回転自在に軸着し
た水平状の巻取軸部51に連結すると共に巻き付け、同
巻取軸部51に対して同心状に巻き付き、巻き取り側に
付勢する渦巻バネ52を設けた上、巻取軸部5との間に
巻き付けられた肩掛け用ベルト4を挟み込むように接合
可能に構成された仮固定具部53を設け、同仮固定具部
53を巻き付けられた肩掛け用ベルト4側に向けて付勢
するコイルバネ54、および短筒状枠部11外側に突出
して該コイルバネ54を圧縮する方向に押圧操作可能と
する仮固定解除ボタン55を有するものとなっている。
【0024】
【実施例2】図5の把手内に巻取機構を設けたカバンの
肩掛け兼用把手の斜視図、および図6の巻取機構を内蔵
するカバンの肩掛け兼用把手の縦断面図に示される事例
は、この発明のカバンの肩掛け兼用把手、およびそれを
有するカバンに包含される他の実施例を示すものであ
り、把手部2に設けられた巻取機構5を操作し、肩掛け
用ベルト4,4を巻き取り可能とするよう構成したもの
である。
【0025】把手部2内部は、両端に設けた仮固定片部
21,21の間の部分を中空状に形成し、同仮固定片部
21,21の夫々の中央側には、巻取機構5,5を収容
する筐体形状部23,23が形成され、該筐体形状部2
3,23内に水平状に軸着した巻取軸部51,51の夫
々に、筐体形状部23,23に開口されたスリット部2
4,24を通して挿入した肩掛け用ベルト4,4の他端
側を連結、巻き付けしたものとなっており、巻取軸部5
1,51の一端は、該筐体形状部23,23の側方に突
出した巻取操作摘み部25,25となっている。
【0026】さらに、把手部2内部に、板バネ機能を有
する仮固定用弾性板体26を内蔵し、その両端部を巻取
軸部51,51に巻き付いた肩掛け用ベルト4,4に押
圧するよう構成すると共に、該仮固定用弾性板体26の
両端側上部に位置して、把手部2の両端側上面に突出す
る仮固定解除操作片部27,27を設けたものとなって
おり、該仮固定解除操作片部27,27を把手部2の中
央側に向けてスライド移動すると、仮固定用弾性板体2
6の端部を肩掛け用ベルト4,4から引き離し可能とす
るよう構成している。
【0027】また、把手部2の仮固定片部21,21、
および把手用連結金具3,3の構造は、前記実施例に示
したものと略同様に形成し、把手部2の両端側に連結、
巻き取りした肩掛け用ベルト4,4の一端側は、カバン
本体1の適所に連結したものとなっている。
【0028】
【作 用】以上のとおりの構成からなるこの発明のカバ
ンの肩掛け兼用把手、およびそれを有するカバンは、把
手部2を側方にスライド移動させると,該把手部2は把
手用連結金具3,3から外れ、肩掛け用ベルト4,4を
巻取機構5,5から解き放ち、延伸状に引き出すと肩掛
け可能なものとなり、また、肩掛け可能な状態に引き出
してある把手部2は、カバンの吊り下げ状態が解放さ
れ,仮固定機構の組み込まれているものではそれを解除
すると、自然に巻き取り機構5,5によって肩掛け用ベ
ルト4,4が巻き取り、収容されて把手用連結金具3,
3近傍に納まり、その後、取り外しの際とは逆向きにス
ライド移動すると把手用連結金具3,3に連結され、カ
バン本体1に合体した元の状態に復し、手提げ型のカバ
ンとしての使用が可能になる。
【0029】図1に示されるカバンは、把手部2を図中
矢印方向に順次操作すると、把手部2両端に形成された
仮固定片部21,21の平面U字型に形成した嵌着溝部
22,22が、夫々縦断面T字型の把手用連結金具3,
3に側方から嵌着し、図2中に示すように把手部2が、
カバン本体1と一体化するものとなり、また、矢印とは
逆向きに順次操作すれば、嵌着溝部22,22が、図1
のように把手用連結金具3,3から離脱し、カバン本体
1から離れて肩掛け可能な状態となる。
【0030】把手部2を仮固定するとき合には、図3に
示すように仮固定片部21で突没ボタン32を押し下
げ、そのまま嵌着溝部22を把手用連結金具3に嵌着さ
せるようスライド移動させ、仮固定片部21が移動して
突没ボタン32がコイルバネ34によって上昇し、係合
用段差部33が該仮固定片部21の縁部に係合すると、
把手部2がカバン本体1に仮固定される。また、把手部
2を取り外すときには、該突没ボタン32を手指で押し
下げて仮固定片部21への係合用段差部33の係合を解
き、同仮固定片部21を嵌着時とは逆向きにスライド移
動して把手用連結金具3から離脱させ、取り外しする。
【0031】また、図1の斜視図に示すカバンは、カバ
ン本体1の側部下方に突出された仮固定解除ボタン5
5,55を押し込み操作すると、肩掛け用ベルト4,4
が、巻き取り機構5,5側に自動的に巻き込まれ、図2
のように、肩掛け用ベルト4,4の一部をカバン本体1
内に収容すると共に、他の露出された一部をカバン本体
1上面に添って仮固定状に配置するものとなり、また、
仮固定解除ボタン55,55を押し込み操作すると共
に、肩掛け用ベルト4,4を引き出し操作すれば、図1
のように肩掛け用ベルト4,4が引き出され、そのまま
仮固定解除ボタン55,55の押し込み操作を止める
と、肩掛け用ベルト4,4は引き出された任意状態のま
まに仮固定されることとなる。
【0032】巻取機構5に肩掛け用ベルト4を巻き取る
には、図4の肩掛け用ベルト巻取機構の斜視図に示され
るように、仮固定解除ボタン55を押し込み操作し、仮
固定具部53をコイルバネ54の押圧力に抗して後退さ
せ、巻取軸部51の仮固定状態を解除し、渦巻バネ52
の復元力を開放すると、巻取軸部51が自動的に巻き取
り方向に回動し、肩掛け用ベルト4を巻き取り収納す
る。仮固定解除ボタン55の押圧操作を止めると、仮固
定具部53がコイルバネ54の押圧力を受けて前進し、
巻取軸部51に巻き付いている肩掛け用ベルト4を、該
巻取軸部51との間に挟み込み、仮固定状態となる。
【0033】そして、肩掛け用ベルト4を引き出す場合
には、仮固定解除ボタン55を押圧操作し、仮固定具部
53を巻取軸部51に巻き付いている肩掛け用ベルト4
から離脱させたままに維持すると共に、肩掛け用ベルト
4を渦巻バネ52の復元力に抗して引き出し、所望する
長さを引き出した後、仮固定解除ボタン55の押圧操作
を止めると、仮固定具部53がコイルバネ54の押圧力
を受けて前進し、巻取軸部51との間に肩掛け用ベルト
4の巻き取り部分を挟み込み、仮固定状態となる。
【0034】また、図5の斜視図に示されているよう
な、把手部2内に肩掛け用ベルト4,4の巻取機構5,
5を備えたカバンは、把手部2の両端に設けられた仮固
定片部21,21が前記実施例と同様の構造となってお
り、把手部2を回動するようにスライド移動させると、
カバン本体1の把手用連結金具3,3に着脱し、把手部
2の両端部に設けられた巻取操作摘み部25,25を巻
き取り方向に回動操作すると、肩掛け用ベルト4,4が
筐体形状部23,23の夫々に巻き取られる。
【0035】この実施例における巻取機構5は、肩掛け
用ベルト4を巻き取る際に、仮固定解除操作片部27
を、図6の縦断面図中の矢印方向にスライド操作して仮
固定用弾性板体26の端部を、巻取軸部51に巻き付い
た肩掛け用ベルト4から引き離し、この引き離し操作の
間に、巻取操作摘み部25を巻き取り方向に回動操作す
ると、肩掛け用ベルト4が筐体形状部23内に巻き取ら
れ、収納される。
【0036】巻き取りを終了した後、仮固定解除操作片
部27の引き離し操作を止め、仮固定用弾性板体26の
先端を、巻取軸部51に巻き付いた肩掛け用ベルト4に
当接させ、仮固定する。そして、肩掛け用ベルト4を送
り出す場合には、仮固定解除操作片部27を、前述同様
に仮固定用弾性板体26の先端が巻取軸部51に巻き付
いた肩掛け用ベルト4から離れる方向にスライド操作
し、巻取軸部51が自由に回動可能な状態とし、この引
き離し状態を維持したまま、巻き取られている肩掛け用
ベルト4を筐体形状部23内から引き出し、必要な長さ
を引き出した後に仮固定解除操作片部27の操作を止
め、肩掛け用ベルト4の巻取軸部51に巻き付いている
部分に仮固定弾性板体26の先端を当接させ、肩掛け用
ベルト4の引き出し状態を仮固定する。
【0037】
【効 果】以上のとおり、この発明のカバンの肩掛け兼
用把手の構造によれば、肩掛け用ベルトを使用しない場
合に、巻取機構に収納し、ベルトや金具等の邪魔な部品
が外部に露出しない構造とすることができると共に、シ
ョルダーバックとして利用する際には、収納状態にある
肩掛け用ベルトを速やかに引き出して利用できるものと
なり、手提げカバンとして利用する際にも、肩掛け用ベ
ルトを速やかに収納できるので、吊り下げ状となる肩掛
け用ベルトの邪魔な部分が発生せず、ベルトやこれに付
随する金具の引っ掛かり等によって起こり得る不用意な
事故を未然に防ぐことができる上、露出を避けて収納さ
れる肩掛け用ベルトは、汚損も少なく、カバン本体に擦
れることもなくすることができることから、従前までの
もののような、肩掛け用ベルトの全長がカバンの外部に
吊り下がり状に露出し、使用していないときには邪魔に
なって周囲の人や物品に引っ掛かって迷惑をかけたり、
肩掛け用ベルトおよびカバン本体自体を汚損してしまう
等といった不都合を一挙に解決し、利便性に富む上、長
期の使用にも耐え得るという秀れた特徴が得られるもの
である。
【0038】特に、実施例に説明したカバンの肩掛け兼
用把手の構造は、把手部2の着脱操作も垂直軸心周りに
回動状に操作するという容易なものであり、迅速且つ確
実な着脱操作を可能とするという利点を有し、仮固定解
除ボタン55,55を操作することによって巻取機構
5,5が作動し、自動的に肩掛け用ベルト4,4が巻き
取られるので、速やかな巻き取りが可能なものとなって
いる上、仮固定具部53により、巻き取り後も確実に仮
固定されるので、肩掛け用ベルト4,4が不用意に巻き
戻され、カバン本体1外へ引き出されてしまうことを防
止できるという効果を発揮するものである。
【0039】さらに、巻取操作摘み部25,25および
仮固定解除操作片部27,27を有する肩掛け用ベルト
4,4の巻取機構5,5が、把手部2の両端部に夫々設
けられたものとしてあることから、把手部2周辺の手元
操作のみによって肩掛け用ベルト4,4の巻き取り、お
よび巻き戻し操作を簡単に行うことができると共に、肩
掛け用ベルト4,4の巻取機構5,5を備えているにも
拘らず、カバン本体1内のスペ−スの全てを収納に利用
することができるという大きな特徴を奏するものとなっ
ている。
【0040】叙述の如く、この発明のカバンの肩掛け兼
用把手の構造は、その新規な構成によって所期の目的を
遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、
従前からの手提げカバンとショルダーバックとの双方に
変更可能なカバンの製造単価に比較しても何等遜色のな
いものとなって経済的なものとすることができる上、肩
掛け用ベルトの巻き取り操作性も良く、利用者が十分な
満足を得ることのできるものとなっており、しかも肩掛
け用ベルトを収納する構造によってカバンの外的デザイ
ンに殆ど影響を与えることなく装備可能なるという有利
な特徴もあって、形状や構造、あるいは素材等に係わら
ず、あらゆるカバンへの採用が可能になるため、市場を
刺激する新たな商品が求められるカバン業界からも高い
評価が得られることとなって、広範に渡って利用、普及
していくものと予想される。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明のカバンの肩掛け兼用把手の構造の技
術的思想を具現化した代表的な実施例を示すものであ
る。
【図 1】肩掛け用ベルトを引き出した状態を示すカバ
ンの斜視図である。
【図 2】肩掛け用ベルトを巻き取り収納した状態を示
すカバンの斜視図である。
【図 3】把手用連結金具の構造の一例を示す斜視図で
ある。
【図 4】巻取機構の構造の一例を示す斜視図である。
【図 5】把手部に巻取機構を設けた把手部を示す斜視
図である。
【図 6】把手部に巻取機構を設けた事例を示す把手部
の縦断面図である。
【符号の説明】
1 カバン本体 11 同 短筒状枠部 12 同 開閉蓋部(表面側) 13 同 開閉蓋部(裏面側) 14 同 スリット状開口部 2 把 手 部 21 同 仮固定片部 22 同 嵌着溝部 23 同 筐体形状部 24 同 スリット部 25 同 巻取操作摘み部 26 同 仮固定用弾性板体 27 同 仮固定解除操作片部 3 把手用連結金具 31 同 補強板 32 同 突没ボタン 33 同 係合用段差部 34 同 コイルバネ 4 肩掛け用ベルト 5 巻取機構 51 同 巻取軸部 52 同 渦巻バネ 53 同 仮固定具部 54 同 コイルバネ 55 同 仮固定解除ボタン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバン本体の上面中央付近に、所定間隔
    を隔てて一対の把手用連結金具を形成した上、該把手用
    連結金具間に掛け渡し状であって、その両端側をそれら
    把手用連結金具に脱着自在となるようにして把手部を取
    着すると共に、同把手部両端の夫々には、適宜巻取機構
    によって伸縮、展開可能であって、夫々の一端側はカバ
    ン本体の適所に連結された肩掛け用ベルトの他端を連結
    してなることを特徴とするカバンの肩掛け兼用把手の構
    造。
  2. 【請求項2】 カバン本体の上面中央付近に、所定間隔
    を隔てて縦断面略T字型の一対の把手用連結金具を形成
    した上、該把手用連結金具間に掛け渡し状であって、そ
    の両端側に平面形略U字型の嵌着溝部を設けた把手部
    を、同嵌着溝部の開口端からそれら把手用連結金具に脱
    着自在となるようにして取着すると共に、同把手部両端
    の夫々には、適宜巻取機構によって伸縮、展開可能であ
    って、夫々の一端側はカバン本体の適所に連結された肩
    掛け用ベルトの他端を連結してなることを特徴とするカ
    バンの肩掛け兼用把手の構造。
  3. 【請求項3】 カバン本体の上面中央付近に、所定間隔
    を隔てて一対の把手用連結金具を形成した上、該把手用
    連結金具間に掛け渡し状であって、その両端側をそれら
    把手用連結金具に脱着自在となるようにして把手部を取
    着すると共に、同把手部両端の夫々には、カバン本体あ
    るいは把手部の何れかまたは双方適所内に組み込まれ、
    巻き取りおよび巻き出し可能、且つ適宜巻き取り状態の
    ままで仮固定可能とする巻取機構によって伸縮、展開可
    能であって、夫々の一端側はカバン本体の適所に連結さ
    れた肩掛け用ベルトの他端を連結してなることを特徴と
    するカバンの肩掛け兼用把手の構造。
  4. 【請求項4】 カバン本体の上面中央付近に、所定間隔
    を隔てて縦断面略T字型の一対の把手用連結金具を形成
    した上、該把手用連結金具間に掛け渡し状であって、そ
    の両端側に平面形略U字型の嵌着溝部を設けた把手部
    を、同嵌着溝部の開口端からそれら把手用連結金具に脱
    着自在となるようにして取着すると共に、同把手部両端
    の夫々には、カバン本体あるいは把手部の何れかまたは
    双方適所内に組み込まれ、巻き取りおよび巻き出し可
    能、且つ適宜巻き取り状態のままで仮固定可能とする巻
    取機構によって伸縮、展開可能であって、夫々の一端側
    はカバン本体の適所に連結された肩掛け用ベルトの他端
    を連結してなることを特徴とするカバンの肩掛け兼用把
    手の構造。
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