JPH03198805A - 携帯物の吊下げ帯収納装置 - Google Patents

携帯物の吊下げ帯収納装置

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JPH03198805A
JPH03198805A JP30253889A JP30253889A JPH03198805A JP H03198805 A JPH03198805 A JP H03198805A JP 30253889 A JP30253889 A JP 30253889A JP 30253889 A JP30253889 A JP 30253889A JP H03198805 A JPH03198805 A JP H03198805A
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JP
Japan
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hanging
band
strap
shoulder band
portable
Prior art date
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Application number
JP30253889A
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English (en)
Inventor
Shinkichi Shimura
信吉 志村
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MEJIYAA KK
SUUPAA KOREKUSHIYON KK
Original Assignee
MEJIYAA KK
SUUPAA KOREKUSHIYON KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、バッグ、カメラ、ボックス等の携帯物に取付
けられたショルダーバンド、手提バンド等の吊下げ帯を
、その要、不要に応じて引出し、引込みの作動が可能な
携帯物の吊下げ帯収納装置に関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする問題点]一般に
、この種携帯物、例えば、手提カバンやスポーツバッグ
などには、手提用の把手が設けられているが、これら携
帯物が重い場合や長く持ち運ぶ際に、把手だけで持って
いたのでは腕が疲れたり、あるいは両手を使いたい場合
などに不便であることから、ショルダーバンド等の吊下
げ帯を設ける必要がある。
一方、携帯物に設けられたショルダーバンド等の吊下げ
帯は、所謂コキ鋼等の調整具を用いてバンド長さを調整
可能に構成して、バッグを使用する者の体形などに応じ
ていちいち長さの調整をして使用しなければならないば
かりか、不必要時にあっては、吊下げ帯が長いため、携
帯物から垂れ下がって、持ち運びの際に突起物等に引掛
けて携帯物を落してしまったり、著しくは不測の事態を
引き起こす要因ともなっていた。しかも、携帯物を地面
等に降ろしたときに吊下げ帯が汚れたり。
これに伴って衣服をも汚したりする欠点があり、何等に
しても不必要時には邪魔なものであり、使い勝手が良い
ものではなかった。
ところで従来、これらの不都合や欠点を解消するために
、所謂引掛は金具等によって吊下げ帯を要、不要に応じ
て着脱自在に構成したものが知られているが、吊下げ帯
の要、不要は、連続した使い勝手がなされるものである
ことから、要、不要に応じていちいち着脱して使用する
ことはなく、上記不都合や欠点を解消し得るものでもな
く、携帯物から垂れ下がった一部分を邪魔にならないよ
うに携帯物にしまったり、把手と一緒に持つなどの原始
的な方法で対処しているのが実状である。
[問題を解決するための手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができる携帯物の吊下げ帯収納装置を提供する
ことを目的として創案されたものであって、ショルダー
バンド等の吊下げ帯が設けられるバッグ等の携帯物であ
って、該携帯物に、前記吊下げ帯を引出しおよび引込み
作動可能な吊下げ帯の収納機構を設けたものにおいて、
該収納機構は、吊下げ帯の一側端を引込み収納する引込
み手段と、該引込み手段に設けられ吊下げ帯の収納側と
引出側への移動を規制するロック手段と、該ロック手段
の解除操作を行う解除手段とから成り、前記引込み手段
を、常時巻取り側へ付勢せしめた弾機と、該弾機の畜勢
力に連動連結されて吊下げ帯を巻装する巻取体とで構成
すると共に、前記ロック手段を、吊下げ帯の収納側と引
出側への移動を無段階的に同時規制すべく、前記巻取体
に設けた凹凸状部と該凹凸状部に進退作動可能で前記巻
取体の回動を常時規制するよう凹凸状部に係合せしめる
ラッチ体とで構成したことを特徴とするものである。
そして本発明は、この構成によって、携帯物に吊下げ帯
が設けられたものでありながら、吊下げ帯は、バッグ等
を使用する者の体形などに応じて任意の長さに引出し、
あるいは引込み操作によって調整して使用することがで
き、従来の如く、バックルやコキ鑵等によっていちいち
バンド長さを調整する必要もなく、またバッグ等を小脇
に抱え込んで使用するなど、使用の形態に応じた大幅な
調整操作を可能とし、調整範囲を拡大できると共に、吊
下げ帯の要、不要が連続する使用の形態に対しても、迅
速な操作が可能となって、不必要時には、引込み手段に
よって、確実に引込み収納するすることもできるから、
従来の如く吊下げ帯が長いために携帯物から垂れ下がっ
て、持ち運びの際に突起物等に引掛けて携帯物を落して
しまったり、著しくは不側の事態を引き起こす要因とな
ることもなく、また、携帯物を地面等に降ろしたときに
吊下げ帯が汚れたり、これに伴って衣服をも汚したりす
ることも確実に解消し得て、しかも、吊下げ帯をいちい
ち着脱することなく行えるので、不必要時に邪魔となる
ことがなく、使い勝手を著しく向上させることができる
ようにしたものである。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1はバッグであって、該バッグ1の上面に
は把手体1aが設けられており、また−側面にはショル
ダーバンド2の先端に取付けられたリンク2aを着脱自
在に掛止する引掛金具(図示しない)が設けられ、他側
面にはショルダーバント2が引込み収納される収納装置
3が取付けられている。そして収納装置3は、その外観
を構成するケースカバー4の内部に、ショルダーバンド
2を引込み収納する引込み手段5と、ショルダーバンド
2の巻取側と引出側への移動を規制するロック手段6と
解除操作を行なう解除手段7とが内装されている。41
はショルダーバンド2を引出し引込み案内する案内口で
ある。
51は引込み手段5を構成する巻取体としての巻取軸で
あって、該巻取軸51は、バッグ1に取付けられる底面
部52aに一体形成されたブラケット52.52間に軸
架されて、その両端部がブラケット52.52の外側に
突出している。そして巻取軸51の一端部に設けた割溝
51aに巻始め端を、ブラケット52に巻き終り端をそ
れぞれ固着せしめたゼンマイバネ53が常時巻取側へ付
勢させた状態で装着されている。54は巻取軸51に一
体回動すべく嵌装された巻取体としての巻取ドラムであ
って、該巻取ドラム54は、前記ショルダー/<ンド2
の一側端が装着されていて、ショルダーバンド2を巻装
するようになっている。
一方、6はショルダーバンド2の収納側と引出側への移
動を無段階的に同時規制するロック手段であって、該ロ
ック手段6は、前記巻取軸51の他端部に一体回動する
よう嵌着された歯状(凹凸状)部を有する回転体61と
、該歯状(凹凸状)部に係合するラッチ体62とから成
っていて、回転体61の歯頂部と歯底部とが円弧状に形
成されている。そして、ラッチ体62は、中央のリンク
状部62aと、その内周面後方に突設された前記回転体
61に係止するラッチ係62bと、リンク状部62aの
外周面前方に突設されたアーム62Cによって一体形成
されており1回転体61の回転を規制しないようその外
周に配置されている。
更に、アーム62cには、左右方向に長孔62dが穿設
されていて、ラッチ体62は、一端がラッチ体62に、
他端がブラケット52に突設されて長孔62dに遊嵌す
るピン63に、それぞれ装着された圧縮バネ64によっ
て、回転体61にラッチ係62bが常時係合するよう付
勢されていて、ブラケット52に設けられたガイド65
.65に案内されて1前後方向に摺動自在に構成されて
いる。
なお、本実施例では1回転体61の周縁部に凹凸状部と
して歯状部を形成したがこれに限定されるものでなく、
本発明の凹凸状部は単に凹状部。
凸状部を含むものであるから、歯状部に換えて孔状部、
或はやすり状部等とし、或は、周縁部に換えて側面部に
形成しても良く、その形状および形成部位は本発明を実
施する吊下げ帯の収納側と引出側への移動を無段階的に
同時規制する範囲において任意である。また、ロック手
段6として回転体61を別体に設けて、これにラッチ体
62を係合しであるが、回転体61とラッチ体62の係
合手段はこれに限定されるものでなく1例えば、巻取体
としての巻取軸51の端部や巻取ドラム54に一体的に
形成させて回転体61として兼用し、これら凹凸状部に
適宜係合するラレチ体62の係合であっても良い。
71は解除手段7を構成する操作ボタンであって、該操
作ボタン71は、ケースカバー4に穿設した孔72に遊
嵌されて上面に外観露出しており、その基端部をラッチ
体62のアーム62c先端部に面接して対設させて、ラ
ッチ体62の前後方向の摺動操作を可能に構成し1回転
体61とラッチ係62bとの係止、係脱ができるように
なっている。
尚、操作ボタン71の操作で、ラッチ体62の前後方向
の摺動が円滑になされるよう、本実施例では操作ボタン
71の基端部が接当する面域を大きくとるため、ラッチ
体62が設けられない他のブラケット52側にもアーム
62cを同様に圧縮バネ64によって構成し、アーム6
2c、62c間を架橋せしめて、操作ボタン71の基端
部が接当する面域を大きくとっている。
また、第5図以降に示す図面は他の実施例を示すもので
あって、第5図に示す実施例では、ショルダーバンド2
の巻装によって巻取ドラム54の径が大きくならないよ
う、巻取ドラム54の前方にショルダーバンド2が蛇行
状に収納させるべく、回転軸8.8・・・をジグザグ状
に配置して、蛇行状収納域のショルダーバンド2の長さ
に相当する余長部を極薄状のテープ体9で構成し、ショ
ルダーバンド2に連結せしめて吊下げ帯を構成しである
そしてショルダーバンド2の引出し引込み操作が容易に
できるよう、前記ロック手段6と解除手段7とを後方に
位置せしめて逆向きに構成したものである。
同様に、第6図(a)〜(d)に示す実施例では、吊下
げ帯が、ショルダーバンド2と前記テープ体9の代わり
に用いたワイヤー9aとで構成されていて1両者は連結
金具9bで連結されている。
そしてワイヤー9aは、その基端部が巻取ドラム54に
装着されて、フレキシブルチューブ42とバッグ1の両
側面部と底面部にコ字状に設けたガイド43に沿って案
内されて巻装するようになっており1、また、ショルダ
ーバンド2はガイド43に案内されてガイド43内に収
納されるようになっている。更に、ショルダーバンド2
の引出側の余長部には、肩パツト2bが摺動自在に装着
されていて、ショルダーバンド2の収納時に肩パツト2
bが収納を邪魔して残るようになっていて、余長部をバ
ッグ1の外側面部に折返し折曲して、パック1側とショ
ルダーバンド2側に夫々設けたボタン2c、2cで着脱
自在に係止されるようになっている。また、64はラッ
チ係り62を常時回転体61に押圧係合せしめるバネで
ある。
一方、第7図に示すロック手段6の他の実施例において
1回転体61を不要にし、(、)図にあっては、巻取ド
ラム54に歯状部を形成させて直接ラッチ体62をバネ
64aを介して係合させてあり、この場合操作ボタン7
1を押圧或は引張操作することで両者の係合が解除され
るようになっている。この歯状部に換えて適宜間隔を設
けて凹凸状部として穿設した孔状部であっても良い。ま
た、(b)図にあっては、巻取軸51の側面部に全歯状
部を形成させて、同じく直接ラッチ体62をバネ64a
を介して係合させてあり、この場合操作ボタン71を引
張操作することで両者の係合が解除されるようになって
いる。従って、引張操作する場合には操作ボタン71に
手掛は紐等付けておけば操作がし易い。
更に、第8図にあっては、ロック手段6を引込み手段5
に設けずにバンド2に対して直接ロックするための実施
例であって、支点軸71aを介して一体的に形成された
ラッチ体62と操作ボタン71とをバネ64で、ラッチ
体62を、ベルト2に設けた係合孔21に押圧嵌入して
係合したものであり、このロック手段6を持ちいること
で吊下げ帯ガイド43の所望の位置に(例えば先端部)
に設けることを可能にしてい−る。
[作  用コ 淑述の如く構成された本発明の実施例におけるショルダ
ーバンド2の収納装置3をバッグ1に取付けた場合の作
用について説明する。
ショルダーバンド2は、通常、荷物が大きい場合や重い
場合、長く持ち運ぶ場合や両手を使いたい場合など、種
々の使い勝手の良さから種々の用途に採用されており、
例えば、これをバッグ1に取付けた場合に、把手体1a
と兼用して使用される場合が多く、把手体1aとショル
ダーバンド2とがバッグ1の使用状態において交互に使
い分けが成されるのであるが、ショルダーバンド2の不
必要時には、バンド2が長いためにバック1から垂れ下
がってしまい、持ち運びの際に突起物等に引掛けてバッ
グ1を落してしまったり、著しくは乗り物等に引きづら
れたりして不測の事態を引き起こす要因ともなっていた
。しかも、バッグ1を地面等に降ろしたときに吊下げ帯
が汚れたり、これに伴って衣服をも汚してしまうなどの
問題を残していた。
ところが本発明におけるショルダーバンド2は、収納装
置3にバンド2の一側端をゼンマイバネ53によって常
時巻取側へ付勢された巻取ドラム54に巻装させた引込
み手段5によって引込み収納するようになっているため
、ショルダーバンド2の要・不要に応じた引出しおよび
引込み作動が可能となり、不必要時には確実に収納装置
3に格納することができ、従来の如く吊下げ帯が長いた
めに携帯物から垂れ下がって、持ち運びの際に突起物等
に引掛けて携帯物を落してしまったり、著しくは不測の
事態を引き起こす要因となることもなく、また、携帯物
を地面等に降ろしたときに吊下げ帯が汚れたり、これに
伴って衣服をも汚したりすることも確実に解消し得るも
のである。
しかも、ショルダーバンド2の収納側と引出側への移動
は、巻取ドラム54に連動して一体回動する歯車状の回
転体61に対して、前後方向の摺動可能に構成されたラ
ッチ体62のラッチ係62bが、圧縮バネ64の弾圧力
で常時噛合状態で係止する構成のロック手段6によって
、同時に、かつ無段階にロックすることができ、その上
、このロック手段6によってロックされた状態を、その
基端部をラッチ体62のアーム62c先端部に面接させ
て対設した操作ボタン71の操作で、ラッチ体62の前
後方向の摺動操作を行なう構成の解除操作が可能な解除
手段7によって、ショルダーバンド2を引込み収納した
い場合には、操作ボタン71を押した状態でロック手段
6が解除されて、自動的に巻取ドラム54に巻装される
こととなり、また、ショルダーバンド2を引出したい場
合には、同じく操作ボタン71を押してロック手段6を
解除して、巻取ドラム54の巻取畜勢力に抗して引きだ
すことができるから、バッグ1にショルダーバンド2を
設けたものでありながら、バンド2の引出し及び引込み
操作が随時にかつ瞬時に行なうことができ、バッグ等を
使用する者の体形などに応じて任意の長さの引出し、あ
るいは引込み量を操作、調整して使用することができ、
従来の如く、バックルやコキ鎧等によっていちいちバン
ド長さを調整する必要もないから、バンド2の折返し折
曲部分が不要となってバンド長さを短くでき、また、バ
ッグ等を小脇に抱え込んで使用するなど、使用の形態に
応じた大幅な調整操作が可能となり、調整範囲を拡大で
きると共に、吊下げ帯の要、不要が連続する使用の形態
に対しても、迅速な操作を可能とすることができる。
更に、ショルダーバンド2の先端部は、バック1に対し
て係脱自在な構成としであることから、バント2は収納
装置3に全て収納することができ。
不必要時にバック1の外観に露出することがなく、ショ
ルダーバンド2を使用したいがバッグの外観を損ねる等
の理由で使用できなかったものに対しても用いることが
でき、従って、バッグのみならず、クールボックス、ビ
デオカメラ、ギター及びギターケース等、種々の携帯物
に応用でき、使用範囲を拡大し得るものである。
また、ショルダーバンド2の先端部を、バック1に対し
て固着したものであっても、バンド2はバック1の外周
面に密接する状態が確保できるので、垂れ下がることが
なく、上記効果が失われるものでなく、収納装置3をバ
ック1に回転可能に取付けするなどすれば、バッグの上
面のみならず、側面、底面に位置させることもでき、従
って、バンド2の垂れ下がる余分な部分の収納とするこ
とができ、収納装置3を更にコンパクトにすることがで
きる。
一方、バッグ1の周面部に口字状の吊下げ帯ガイド43
を設けであるので、ショルダーバンド2の全体を巻取る
必要がないから巻取ドラム54の巻径を小さくすること
ができ、収納装置3全体をコンパクトにすることができ
ると共に、ショルダーバンド2の巻取側に別途極薄状の
テープ体9やワイヤー9a等を装着し巻取ることが可能
となり。
しかも、厚手のバンド2を用いたとしても、バンド2の
収納はガイド43内で行なえば良く、また、バンド2の
余長部をバッグ外側面に折返し折曲することにより、収
納装置3全体を薄型、小型にし得て、小さな携帯物にも
適用することができるものである。
尚、本実施例におけるショルダーバンド2は、帯状のも
のに限定されるものでなく、紐状の所謂吊下帯であれば
良く、その材質を問わないことは言うまでもなく、収納
装置3の取付部位も本実施例に限定されるものでなく、
携帯物に応じてその裏面側等、任意の部位に取付できる
ものである。
[発明の効果コ これを要するに本発明は、ショルダーバンド等の吊下げ
帯が設けられるバッグ等の携帯物であって、該携帯物に
、前記吊下げ帯を引出しおよび引込み作動可能な吊下げ
帯の収納機構を設けたものにおいて、該収納機構は、吊
下げ帯の一側端を引込み収納する引込み手段と、該引込
み手段に設けられ吊下げ帯の収納側と引出側への移動を
規制するロック手段と、該ロック手段の解除操作を行う
解除手段とから成り、前記引込み手段を、常時巻取り側
へ付勢せしめた弾機と、該弾機の畜勢力に連動連結され
て吊下げ帯を巻装する巻取体とで構成すると共に、前記
ロック手段を、吊下げ帯の収納側と引出側への移動を無
段階的に同時規制すべく、前記巻取体に設けた凹凸状部
と該凹凸状部に進退作動可能で前記巻取体の回動を常時
規制するよう凹凸状部に係合せしめるラッチ体とで構成
したものであるから、吊下げ帯は、収納側と引出側の両
方向に力が加わるものでありながら、その両方向の力を
夫々同時にしかも無段階的に規制することができ、バッ
グ等を使用する者の体形などに応じて任意の長さに引出
し、あるいは引込み操作によって随時に且つ瞬時に調整
して使用することができるから、従来の如く、バックル
やコキ鎧等を不要にしていちいちバンド長さを調整する
必要もなく、またバッグ等を小脇に抱え込んで使用する
など、使用の形態に応じた大幅な調整操作が可能となり
、調整範囲を拡大できると共に、吊下げ帯の要、不要が
連続する使用の形態に対しても。
迅速な操作が可能となって、不必要時には、引込み手段
によって、確実に引込み収納するすることもできるから
、従来の如く吊下げ帯が長いために携帯物から垂れ下が
って、持ち運びの際に突起物等に引掛けて携帯物を落し
てしまったり、著しくは不測の事態を引き起こす要因と
なることもなく。
また、携帯物を地面等に降ろしたときに吊下げ帯が汚れ
たり、これに伴って衣服をも汚したりすることも確実に
解消し得て、しかも、吊下げ帯をいちいち着脱すること
なく行えるので、不必要時に邪魔となることがなく、使
い勝手を著しく向上させることができる全く新規な作用
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る携帯物の吊下げ帯収納装置の一実
施例を示したものであって、第1図は収納装置を携帯物
に取付した状態の斜視図、第2図は吊下げ帯の収納機構
を示す要部水平断面図、第3図は吊下げ帯の収納機構の
ロック機構とその解除機構を示す内観側面図、第4図は
吊下げ帯の収納機構を示す内観背面面図、第5図は収納
機構の他の実施例を示す断面図である。 図中、1はバッグ、1aは把手体、2はショルダーバン
ド、2aリンク、3は収納装置、4はケースカバー、4
1は案内口、5は引込み手段、51は巻取軸、51aは
割溝、52はブラケット。 53はゼンマイバネ、54は巻取ドラム、6はロック手
段、61は回転体、62はラッチ体、62aはリンク部
材、62bはラッチ係、62cはアーム、62dは長孔
、63はピン、64は圧縮バネ、65はガイド、7は解
除手段、71は操作ボタン、72は孔、8は回転軸、9
はテープ体である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ショルダーバンド等の吊下げ帯が設けられるバッ
    グ等の携帯物であって、該携帯物に、前記吊下げ帯を引
    出しおよび引込み作動可能な吊下げ帯の収納機構を設け
    たものにおいて、該収納機構は、吊下げ帯の一側端を引
    込み収納する引込み手段と、該引込み手段に設けられ吊
    下げ帯の収納側と引出側への移動を規制するロック手段
    と、該ロック手段の解除操作を行う解除手段とから成り
    、前記引込み手段を、常時巻取り側へ付勢せしめた弾機
    と、該弾機の畜勢力に連動連結されて吊下げ帯を巻装す
    る巻取体とで構成すると共に、前記ロック手段を、吊下
    げ帯の収納側と引出側への移動を無段階的に同時規制す
    べく、前記巻取体に設けた凹凸状部と該凹凸状部に進退
    作動可能で前記巻取体の回動を常時規制するよう凹凸状
    部に係合せしめるラッチ体とで構成したことを特徴とす
    る携帯物の吊下げ帯収納装置。
  2. (2)ショルダーバンド等の吊下げ帯が設けられたバッ
    グ等の携帯物において、該携帯物に、前記吊下げ帯を引
    出しおよび引込み作動可能とすべく、吊下げ帯の一側端
    を引込み収納する引込み手段と、該引込み手段に設けら
    れた吊下げ帯の収納側と引出側への移動を無段階的に同
    時規制するロック手段と、該ロック手段の解除操作を行
    なう解除手段とで構成してなる吊下げ帯の収納機構を設
    けると共に、該吊下げ帯の収納機構への収納を、前記携
    帯物の上下左右の側面の少なくとも一側面部に沿わせて
    設けられた吊下げ帯ガイドを介して行なわせしめる構成
    としたことを特徴とする携帯物の吊下げ帯収納装置。
  3. (3)上記吊下げ帯は、ショルダーバンドと、該シヨル
    ダーバンドの引込み側端部に設けられて上記引込み手段
    に収納されるワイヤーとで構成してあることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至2項記載の携帯物の吊下げ
    帯収納装置。
  4. (4)上記ロック手段を、吊下げ帯に設けられた凹凸状
    部と該凹凸状部に嵌合係止するラッチ体とで構成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項乃至3項記載の携
    帯物の吊下げ帯収納装置。
  5. (5)上記吊下げ帯の引出側の余長部を、携帯物外側面
    に折返し折曲せしめて係止したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項乃至4項記載の携帯物の吊下げ帯収納装
    置。
JP30253889A 1989-11-21 1989-11-21 携帯物の吊下げ帯収納装置 Pending JPH03198805A (ja)

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JP30253889A JPH03198805A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 携帯物の吊下げ帯収納装置
AU65863/90A AU644819B2 (en) 1989-11-21 1990-11-06 Device for lodging a suspending strap for a portable object
DE69029924T DE69029924T2 (de) 1989-11-21 1990-11-12 Vorrichtung zum Unterbringen eines Aufhänge-Riemens für einen tragbaren Gegestand
EP90121586A EP0428967B1 (en) 1989-11-21 1990-11-12 Device for lodging a suspending strap for a portable object
CA002030399A CA2030399C (en) 1989-11-21 1990-11-20 Device for lodging a suspending strap for a portable object
US07/908,852 US5294029A (en) 1989-11-21 1992-07-01 Device for lodging a suspending strap for a portable object

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JP30253889A JPH03198805A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 携帯物の吊下げ帯収納装置

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JP30253889A Pending JPH03198805A (ja) 1989-11-21 1989-11-21 携帯物の吊下げ帯収納装置

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JP (1) JPH03198805A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0889607A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 New Meido Tanioka:Kk キャディバッグ
JP2009011840A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Tony Yeung 調節可能なストラップを有するキャリア装置およびその使用方法
JP2017221500A (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 ネパ カンパニー リミテッドNEPA Co.,Ltd. かばん

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