JP2004236182A - 通信システム、移動通信網、コンテンツサーバ、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

通信システム、移動通信網、コンテンツサーバ、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ローミングサービスを利用してコンテンツを配信する際に、そのコンテンツの配信先となる国や地域を考慮して適切なサービスを実施するための仕組みを提供する。
【解決手段】移動機MSからコンテンツサーバCP1宛に送信されたリクエスト信号には、移動通信網GSMによって事業者コードが付加される。境界交換局CMMSは、このリクエスト信号にローミングフラグを付加し、ゲートウェイ装置GWに転送する。ゲートウェイ装置GWは、コード変換テーブルを参照して、リクエスト信号に含まれている事業者コードを国コードに変換し、この国コードとローミング識別情報をHTTPヘッダに付加して、コンテンツサーバCP1にHTTPリクエストを送信する。コンテンツサーバCP1は、上記HTTPリクエストを受信すると、配信テーブルを参照して要求されているコンテンツが海外に配信可能か否かを判断し、配信不可であれば、移動機MSに配信不可の旨のエラー通知を送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローミングサービスを利用して移動機にコンテンツを配信するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年では、固定電話機のみならず、携帯電話機に対するローミングサービスが既に開始されている。このローミングサービスとは、ユーザが契約している通信事業者の各種通信サービスを、その通信事業者と業務提携している他の通信事業者のネットワーク設備を利用してユーザに提供するサービスのことをいう。
例えば国を跨ったローミングサービス(以下、国際ローミングサービスという)を利用すると、携帯電話機のユーザは、外国に所在している場合でも、その所在地の通信事業者のネットワーク設備を介して、自国の通信事業者によって提供される各種通信サービスを受けることができる。この国際ローミングサービスにおいて各種通信サービスを如何に適切にユーザに提供するかという点については、従来から様々な工夫が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−236074号公報
【0004】
ところで、最近では、携帯電話機の用途は音声通信から非音声通信にシフトしつつある。例えば、インターネットに接続されたWWW(World Wide Web)サーバにアクセスして各種コンテンツをダウンロードし、このコンテンツを再生・出力する携帯電話機が広く一般に利用されている。
このような状況の下、ユーザのニーズに合致するようなコンテンツを多数用意しておき、これらのコンテンツを有料で配信するというコンテンツ配信サービスが様々な事業者(以下、コンテンツプロバイダという)によって提供されている。この種のコンテンツとしては、例えば人気アニメのキャラクタ画像や、ヒットしている楽曲等があるが、これらは著作権によって保護されているものが多い。このような場合、コンテンツプロバイダは、著作権者との間で事前に使用許諾契約を締結し、その著作権者に対して一定の使用料を支払うことを条件として、コンテンツ配信サービスを実施するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
さて、先に説明したような国際ローミングサービスが提供される地域が今後ますます拡大することになれば、ユーザは世界中のどの地域に居てもその地域の移動通信網を介して上記のようなコンテンツ配信サービスを受けることができるようになる。
これはユーザにとって非常に便利であるが、ここで、コンテンツの著作権が問題となる。通常、著作権の使用許諾契約は、コンテンツを使用(配信)する地域を限定して締結される。従って、例えば日本においてのみコンテンツを使用(配信)することが契約上で定まっていれば、日本国内においてコンテンツを配信することは許可されるが、外国でコンテンツを配信することは許されない。よって、この場合、外国に所在する携帯電話機が国際ローミングサービスを利用してコンテンツ配信サービスを受けることは、著作権の観点からは絶対に許されないことになる。
【0006】
また、著作権以外にも、国際ローミングサービスを利用したコンテンツ配信サービスには、次のような問題がある。即ち、国や地域によって、宗教、慣習、風俗、歴史或いは法律の内容が様々に異なっており、その違いに起因して、ある国では配信可能なコンテンツであっても、他の国では配信することができないという問題がある。従って、コンテンツプロバイダに対しては、このような国や地域毎の事情を考慮して、より適切なコンテンツ配信処理を行うことが要求されることになる。
【0007】
さらに、発展的に考えると、次のような課題も想定される。
経済のグローバル化に伴い、複数の通信事業者間で統合・合併・資本提携或いは業務提携を行うケースは、今後、ますます増加することであろう。そこで、例えば資本提携を行う等の親密な関係にある通信事業者同士では、他の通信事業者との間で行うローミングサービスよりも付加価値の高いローミングサービスを実現したい、という場合が予想される。よって、どの通信事業者と連携してローミングサービスを実施するのかということに応じてユーザに対するサービス内容を適宜変更できるような仕組みがあれば、各通信事業者にとっては非常に便利である。
【0008】
本発明は、このような背景の下になされたものであり、ローミングサービスを利用してコンテンツを配信する際に、そのコンテンツの配信先の移動機が所在する国や地域の事情、或いは、配信先の移動機が所在する移動通信網に関する事情を考慮して適切なサービスを実施することが可能な仕組みを提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明は、第1の移動通信網と、自網の契約ユーザの移動機に対し、前記第1の移動通信網を介してローミングサービスを提供する第2の移動通信網と、前記第2の移動通信網を介して、或いは、前記第2の移動通信網及び前記第1の移動通信網を介して、前記移動機にコンテンツ配信サービスを提供するコンテンツサーバとを備え、前記第2の移動通信網は、移動機によって送信された前記コンテンツサーバ宛のデータ信号を受信し、受信したデータ信号を当該コンテンツサーバに送信するデータ中継手段と、前記データ中継手段が、前記第1の移動通信網に在圏している移動機によって送信された前記コンテンツサーバ宛のデータ信号を受信した場合には、当該データ信号に対し、ある識別情報を付加する付加手段とを有し、前記コンテンツサーバは、移動機から送信されてくるデータ信号に前記識別情報が付加されていた場合には、当該移動機に対して、前記第2の移動通信網に在圏している移動機に提供するコンテンツ配信サービスとは異なるサービスを提供する通信システムを提供する。
この通信システムによれば、第2の移動通信網(ローミング元移動通信網)が、例えば海外等に設置されている第1の移動通信網(ローミング先移動通信網)に在圏している移動機から送信されてくるデータ信号を受信した場合には、このデータ信号に対してある識別情報を付加してサーバに転送し、一方、サーバは、送信されてくるデータ信号に識別情報が付加されていた場合には、前記第2の移動通信網に在圏している移動機に提供するコンテンツ配信サービスとは異なるサービスを提供するので、第1の移動通信網が設置されている地域に応じたサービスを提供することが可能となる。
【0010】
好ましくは、前記識別情報は、前記データ信号が前記第2の移動通信網の設置された国以外の場所に所在する移動機から送信されたことを示す情報であり、前記コンテンツサーバは、前記移動機から送信されてくるデータ信号に前記識別情報が付加されているか否かに基づいて、当該データ信号が前記第2の移動通信網が設置された国に所在する移動機から送信されたものか、或いは、当該国以外の場所に所在する移動機から送信されたものかを判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に基づき、前記第2の移動通信網が設置された国に所在する移動機に対しては前記データ信号によって要求されたコンテンツを配信する一方、前記第2の移動通信網が設置された国以外の場所に所在する移動機に対しては前記データ信号によって要求されたコンテンツを配信しないか、或いは、当該コンテンツの代わりとなる代替コンテンツを配信する配信手段とを備えるようにしてもよい。このようにすれば、前記第2の移動通信網が設置された国以外の場所において不適切なコンテンツが配信されることが無くなる。
【0011】
また、好ましくは、前記識別情報は、前記第1の移動通信網が設置されている国を示す情報であり、前記コンテンツサーバは、前記識別情報が示す国に応じたコンテンツを配信するようにしてもよい。このようにすれば、国に応じた適切なコンテンツ配信が可能となる。
【0012】
また、本発明は、第1の移動通信網と、自網の契約ユーザの移動機に対し、前記第1の移動通信網を介してローミングサービスを提供する第2の移動通信網と、前記第2の移動通信網を介して、或いは、前記第2の移動通信網及び前記第1の移動通信網を介して、移動機にコンテンツを配信するコンテンツサーバとを備え、前記第2の移動通信網は、移動機から送信された前記コンテンツサーバ宛のデータ信号を受信し、受信したデータ信号を当該コンテンツサーバに送信するデータ中継手段と、前記コンテンツサーバが配信可能なコンテンツのうち、前記第1の移動通信網に在圏している移動機に対しては配信しないように定められているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報を記憶した記憶手段と、前記データ中継手段が前記第1の移動通信網に在圏している移動機から前記コンテンツサーバ宛に送信されたデータ信号を受信し、かつ、当該データ信号が前記記憶手段によって記憶されているコンテンツ識別情報が示すコンテンツを要求するものである場合、当該データ信号による要求を拒否する拒否手段とを備える通信システムを提供する。
この通信システムによれば、第2の移動通信網が、第1の移動通信網に在圏している移動機に対しては配信しないコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報を記憶しておき、第1の移動通信網に在圏している移動機から送信されてくるデータ信号を受信し、かつ、このデータ信号が記憶しているコンテンツ識別情報によって示されるコンテンツを要求するための信号である場合、このデータ信号による要求を拒否するので、第1の移動通信網が設置されている地域において不適切なコンテンツ配信サービスを提供しないようにすることが可能となる。
【0013】
また、本発明は、自網の契約ユーザの移動機に対し、他の移動通信網を介してローミングサービスを提供する移動通信網であって、移動機にコンテンツ配信サービスを提供するコンテンツサーバに対して当該移動機によって送信されたデータ信号を受信し、受信したデータ信号を当該コンテンツサーバに送信するデータ中継手段と、前記データ中継手段によって受信したデータ信号が、前記第1の移動通信網に在圏している移動機から送信されてきたデータ信号である場合には、当該データ信号に対してある識別情報を付加する付加手段とを備える移動通信網を提供する。
この移動通信網によれば、例えば海外等に設置されている他の移動通信網に在圏している移動機から送信されてくるデータ信号を受信した場合には、このデータ信号に対してある識別情報を付加してサーバに転送するので、サーバ側では他の移動通信網に在圏している移動機からのアクセスに応じた処理が可能となる。
【0014】
好ましくは、前記識別情報は、前記データ信号が自網の設置された国以外の場所に所在する移動機から送信されたことを示す情報であってもよい。
【0015】
また、好ましくは、前記付加手段は、複数の移動通信網同士を接続するための網間接続ネットワークを介して受信したデータ信号に対して前記識別情報を付加する手段と、前記データ信号に付加された前記識別情報を前記コンテンツサーバが解釈可能な形式に変換する手段とを備えてもよい。
【0016】
また、好ましくは、前記識別情報は、前記他の移動通信網が設置されている国を示す情報であってもよい。
【0017】
また、好ましくは、前記付加手段は、前記他の移動通信網によって通知される当該他の移動通信網に割り当てられた事業者コードを前記コンテンツサーバが解釈可能な国コードに変換して前記データ信号に付加するようにしてもよい。
【0018】
また、本発明は、自網の契約ユーザの移動機に対し、他の移動通信網を介してローミングサービスを提供する移動通信網であって、移動機にコンテンツ配信サービスを提供するコンテンツサーバに対して当該移動機によって送信されたデータ信号を受信し、受信したデータ信号を当該コンテンツサーバに送信するデータ中継手段と、前記コンテンツサーバが配信可能なコンテンツのうち、前記他の移動通信網に在圏している移動機に対しては配信しないように定められているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報を記憶した記憶手段と、前記データ中継手段が前記他の移動通信網に在圏している移動機によって送信された前記コンテンツサーバ宛のデータ信号を受信し、かつ、当該データ信号が前記記憶手段によって記憶されているコンテンツ識別情報が示すコンテンツを要求するものである場合、当該データ信号による要求を拒否する拒否手段とを備える移動通信網を提供する。
この移動通信網によれば、他の移動通信網が設置されている地域において不適切なコンテンツを提供しないようにすることが可能となる。
【0019】
また、本発明は、コンピュータに、移動機から移動通信網を介して送信されてくるリクエスト信号を通信装置を用いて受信し、当該リクエスト信号に応じて前記移動機にコンテンツを通信装置を用いて送信するコンテンツ送信機能と、前記移動機から送信されてきたリクエスト信号に、自国以外の場所に所在する移動機から送信されたことを示す識別情報が付加されているか否かを検出する検出機能とを実現させ、さらに、前記検出機能によって前記リクエスト信号に識別情報が付加されていることが検出された場合、当該リクエスト信号を送信してきた移動機に対しては、要求されたコンテンツを配信しないか、或いは、当該コンテンツの代わりとなる代替コンテンツを送信することを前記コンテンツ送信機能に実現させるためのプログラムを提供する。
【0020】
また、本発明は、コンピュータに、移動機から移動通信網を介して送信されてくるリクエスト信号を通信装置を用いて受信し、当該リクエスト信号に応じて前記移動機にコンテンツを通信装置を用いて送信するコンテンツ送信機能と、前記移動機から送信されてきたリクエスト信号に、当該移動機が在圏する移動通信網が設置されている国を示す識別情報が付加されているか否かを検出する検出機能とを実現させ、さらに、前記検出機能によって前記リクエスト信号に識別情報が付加されていることが検出された場合、前記コンテンツ送信機能に前記識別情報が示す国に応じたコンテンツを送信することを実現させるためのプログラムを提供する。
【0021】
これらのプログラムは、当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として配布されてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について説明する。ただし、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内で種々の変更が可能である。
A:構成
以下、本発明の実施の一形態である通信システムについて説明する。なお、図面において、共通する部分には同一の符号が付されている。
(1)システムの全体構成
図1は、通信システムの全体構成を示すブロック図である。図1において、移動通信網IMTは、IMT−2000(International Mobile Telecommunication−2000)方式に従うネットワーク設備である。移動通信網IMTは、ある国(例えば日本)の通信事業者Aによって管理されており、通信事業者Aと通信サービスの契約を締結したユーザ(通信事業者Aの契約ユーザという、以下同様)が利用する移動機MSに対して、通話やデータ通信等の通信サービスを提供する。
移動通信網GSMは、GSM(Global System for Mobile Communication)方式に従う周知のネットワーク設備である。移動通信網GSMは、ある国(例えば米国)の通信事業者Bによって管理されており、通信事業者Bと通信サービスの契約を締結したユーザが利用する移動機(図示略)に対して通話やデータ通信等の通信サービスを提供する。
これらの移動通信網IMTや移動通信網GSM、さらには別の国や地域の通信事業者が管理する複数の移動通信網MN1、MN2は、各国を跨いで設置された網間接続ネットワークGRXによって相互に接続されている。これらの移動通信網IMT、GSM、MN1、MN2の各々の通信事業者は、互いに国際ローミングに関する業務提携を行うことにより、各通信事業者の契約ユーザが利用する移動機に対して国際ローミングサービスを提供し得るようになっている。例えば、移動機MSは、図1の点線矢印に示すように、移動通信網IMTのサービスエリアから移動通信網GSMのサービスエリアに移動したとしても、移動通信網GSM、網間接続ネットワークGRX及び移動通信網IMTを介して通信サービスを受けることができるようになっている。なお、本実施形態では、移動機が移動通信網IMT(或いはGSM)のサービスエリアに在圏することを、移動機が移動通信網IMT(或いはGSM)に所在する、という用語で表現する。
【0023】
移動通信網IMTは、複数の基地局BTS1〜BTS4と、複数の加入者交換局LMMS1、LMMS2と、境界交換局CMMSと、関門交換局GMMSと、ゲートウェイ装置GWとを備えている。なお、基地局BTS1〜BTS4は全て共通の構成及び動作なので、以下では、各基地局を特に区別して説明する必要がある場合を除き、基地局BTSと総称して説明を行う。加入者交換局LMMS1、LMMS2についても同様の理由で、加入者交換局LMMSと総称する。
基地局BTSは、通信事業者Aが通信サービスエリア内に所定の間隔で配置されており、各々が形成する無線セルに在圏している移動機MSとの間で無線通信を行う。
加入者交換局LMMS、境界交換局CMMS及び関門交換局GMMSは各々、移動通信網IMT内における回線交換機能及びパケット交換機能を備えた設備である。加入者交換局LMMSは複数の基地局BTSに接続されており、関門交換局GMMSは、加入者交換局LMMS及び境界交換局CMMSに接続されるとともにゲートウェイ装置GWに接続されており、境界交換局CMMSは、網間接続ネットワークGRXと関門交換局GMMSとに接続されている。これらの交換局のうち、加入者交換局LMMS及び関門交換局GMMSは周知の交換局となんら異なるところはないが、境界交換局CMMSは、周知の回線交換機能及びパケット交換機能に加えて、後述するローミングフラグ付加機能を備えている。
次に、ゲートウェイ装置GWは、関門交換局GMMSと接続される一方、インターネットINETに接続されている。このゲートウェイ装置GWは、移動通信網IMTとインターネットINETとの間でプロトコル変換を行いつつ、これらの間でやり取りされるデータ信号を中継するという一般的なゲートウェイ機能に加えて、後述するコード変換機能及びローミング識別情報付加機能を備えている。
【0024】
移動通信網GSMは、前述したとおり周知のネットワーク設備であり、上記境界交換局GMMSに相当するノード設備GGSNや、上記加入者交換局LMMSに相当するノード設備SGSNや、基地局BTSに相当する図示せぬ基地局設備を備えている。
【0025】
インターネットINETに接続されたコンテンツサーバCP1〜CP4は、いずれも通信事業者Aと同じ国籍(ここでは日本)の者によって管理されている。以下では、これらコンテンツサーバCP1〜CP4を特に区別する必要がある場合を除き、コンテンツサーバCPと総称する。
これらコンテンツサーバCPは、一般的なWWW(World Wide Web)サーバ装置と同等の機能を備えており、各種コンテンツを示すファイル形式のデータ(以下、単にコンテンツという)や、各種ホームページを表すHTML(Hypertext Markup Language)形式のデータをハードディスク等の不揮発性メモリに記憶している。このコンテンツサーバCPは、通常、コンテンツを特定するURL(Uniform Resource Locator)を含むHTTPリクエストを受信した場合、そのHTTPリクエストの送信元に対して、上記URLによって特定されるコンテンツを含むHTTPレスポンスを返信するようになっている。なお、ここでいうコンテンツとは、例えばニュース、電子書籍、オーディオ、ビデオクリップ、ホームページというような、テキスト、音楽及び画像の少なくともいずれか1つによって表現される情報を意味する他、ゲームソフトウェアやJava(登録商標)アプレット等の各種コンピュータプログラムをも含む概念である。これらコンテンツの中には著作権によって保護されたものがあるが、さらに、この著作権によって保護されたものの中にも、日本国内でのみ使用が許可されたものや、海外においても使用が許可されたものが含まれている。
【0026】
コンテンツサーバCP1〜CP3は、各々、HTTPリクエストの送信元である移動機MSが、日本国内から上記リクエストを送信してきた場合と、日本以外の国から国際ローミングサービスを利用して上記リクエストを送信してきた場合とでは、そのHTTPリクエストに応答して行う動作が異なっている。なお、以下では、移動機MSがそのサービス実施時に実際に在圏している移動通信網が設置されている地域をローミング先(ここでは日本)といい、移動機MSのユーザが通信サービスを契約している通信事業者の移動通信網が設置されている地域(ここでは外国)をローミング元という。
まず、コンテンツサーバCP1は、ローミング元における移動機MSからのアクセスに対しては上述した通常通りの動作を行うが、ローミング先における移動機MSから著作権によって保護されたコンテンツに対するアクセスがあった場合、そのアクセスに応じられない旨のエラー通知を送信元の移動機MSに送信するようになっている。
次に、コンテンツサーバCP2は、ローミング元における移動機MSからのアクセスに対しては通常通りの動作を行うが、ローミング先における移動機MSから著作権によって保護されたコンテンツにアクセスがあった場合、そのコンテンツの代わりとなる代替コンテンツを移動機MSに送信するようになっている。
次に、コンテンツサーバCP3は、ローミング元における移動機MSからのアクセスに対しては通常通りの動作を行うが、ローミング先における移動機MSからコンテンツにアクセスがあった場合、そのローミング先の国に配信可能なコンテンツのみを移動機MSに送信するようになっている。その国に配信可能なコンテンツとは、著作権はもちろん、その国の宗教、慣習、風俗、歴史或いは法律の内容をも考慮して、その国に配信することが適切であると認められたコンテンツである。
【0027】
また、コンテンツサーバCP4においては、ローミング元における移動機MSからのアクセスに対しては通常通りの動作を行うが、ローミング先における移動機MSからのアクセスは一切許可されておらず、このアクセスは拒否されるようになっている。ただし、このアクセスを拒否する装置は、コンテンツサーバCP4自身ではなくて、ゲートウェイ装置GWである。
【0028】
次に、図2の模式図を参照しながら、ローミング元における移動機MSからのアクセスか或いはローミング先における移動機MSからのアクセスかということをコンテンツサーバCPに通知するための仕組みについて説明する。
国際ローミングサービスを実施する際には、移動機MSがそのサービス実施時に実際に在圏している移動通信網(以下ローミング先移動通信網という)と、移動機MSのユーザが通信サービスを契約している通信事業者の移動通信網(以下ローミング元移動通信網という)との間で、ユーザに対して課金すべき通信料金を決定し、それを徴収するという処理を行わなければならない。このため、国際ローミングサービス時には、通常、ローミング先移動通信網を管理する通信事業者の事業者コードが、このローミング先移動通信網からローミング元移動通信網に通知されるようになっている。即ち、図2の矢印Aに示すように、移動機MSから送信されたデータ信号に対し移動通信網GSMが事業者コードを付加することによって、事業者コードが移動通信網GSMから移動通信網IMTに通知される。通知されてきた事業者コードは、境界交換局CMMSを介してそのままゲートウェイ装置GWに到達する。なお、移動機MSから送信されたデータ信号に事業者コードを付加する機能(事業者コード通知機能という)が、移動通信網GSMを構成するどの装置によって実現されるかは、通信事業者Bが適宜定めればよい。例えば、ノードGGSNであってもよいし、その他の専用装置であってもよい。
【0029】
境界交換局CMMSは、網間接続ネットワークGRXを介して受信したデータ信号に対しては、ローミングフラグと呼ばれる識別情報を付加するローミングフラグ付加機能を備えている。従って、境界交換局CMMSを経由したデータ信号に対しては、図2の矢印A及びBに示すように、前述した事業者コードのほか、ローミングフラグが付加されていることになる。なお、境界交換局CMMSがデータ信号の中のどのフィールドにローミングフラグを付加するかは通信事業者Aが適宜定めればよい。
【0030】
ゲートウェイ装置GWは、受信したデータ信号についてプロトコル変換を行うが、このプロトコル変換の際に、受信したデータ信号内にローミングフラグが含まれている場合には、そのローミングフラグをコンテンツサーバCPが解釈可能なローミング識別情報に変換し、このローミング識別情報をHTTPメッセージのヘッダ(以下、HTTPヘッダという)に挿入してインターネットINETに送出するローミング識別情報付加機能を備えている。
さらに、ゲートウェイ装置GWは、受信したデータ信号内に事業者コードが含まれている場合には、上記プロトコル変換の際に、この事業者コードをコンテンツサーバCPが解釈可能な共通の国コードに変換し、変換後の国コードをHTTPヘッダに挿入してインターネットINETに送出するコード変換機能を備えている。なぜなら、移動通信網GSM、MN1、MN2等から通知されてくる事業者コードは、各々の通信事業者の間でのみ定めた体系によって定まるコードであり、コンテンツサーバCPはその内容を理解することが出来ないからである。なお、ゲートウェイ装置GWがHTTPヘッダ内のどのフィールドに上記識別情報や国コードを挿入するかということは通信事業者Aと各コンテンツサーバCPの管理者との間で予め定めておけばよい。
このローミング識別情報付加機能及びコード変換機能によって、図2の矢印C及びDに示すように、ゲートウェイ装置GWからコンテンツサーバCPに対して国コードとローミング識別情報が付加されたデータ信号が送信されることになる。
さらに、ゲートウェイ装置GWは、コンテンツサーバCP4に代わってコンテンツへのアクセスを拒否するアクセス拒否機能を備えている。具体的には、ゲートウェイ装置GWは、ローミング先における移動機MSからのアクセスが許されていないリソースのURLが記述されたアクセス不可URLリストを記憶しておき、中継すべきデータ信号の宛先のURLがこのアクセス不可URLリストに含まれているものと一致する場合には、そのデータ信号の送信元である移動機MSにエラー通知を送信するようになっている。
【0031】
(2)ゲートウェイ装置GWの構成
ここで、図3は、ゲートウェイ装置GWの構成を示す図である。
図3に示すように、ゲートウェイ装置GWは、CPU(Central ProccessingUnit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、通信インタフェース24、ハードディスク25及びこれらを相互に接続するバス26を備えている。ROM22にはIPL(Initial Program Loader)等の基本制御を司る制御プログラムが格納されている。CPU21は、このROM22やハードディスク25に記憶されている各種プログラムを実行することによって後述する各種機能を実現する。RAM23は、CPU21のワークエリアとして用いられ、例えばCPU21によって実行されるプログラムが展開されたり、プログラム実行時に用いられる各種データが一時的に記憶される。通信インターフェース24は、インターネットINETや関門交換局GMMSに接続されており、インターネットINETに接続された通信装置や関門交換局GMMSとの間でデータ信号の送受信を行う。
【0032】
ハードディスク25には、データ信号のプロトコル変換処理や中継処理を行うとともに、前述したコード変換機能、ローミング識別情報付加機能及びアクセス拒否機能を実現するための手順が記述された中継プログラム251と、コード変換機能を実現する際に用いるコード変換テーブル252と、前述したアクセス拒否機能を実現する際に用いるアクセス不可URLリスト253とを記憶している。
ここで、図4は、コード変換テーブル252に記述された内容の一例を示す図である。図4に示す例では、事業者コード「100010XX1PL」が示す通信事業者(ここでは通信事業者Bとする)は国コード「C1001」が示す国(ここでは米国とする)の通信事業者であることを意味している。
また、図5は、アクセス不可URLリスト253に記述された内容の一例を示す図である。図5に示す例では、「abc.co.jp」、「wxy.co.jp」、「hijk.co.jp」というドメイン名を含むURLのリソースに対してはローミング先からのアクセスが拒否されることを意味している。
【0033】
次に、図6に示すフローを参照しながら、ゲートウェイ装置GWのCPU21の動作について説明する。
まず、ゲートウェイ装置GWのCPU21は、受信したデータ信号にローミングフラグが含まれているか否かを判断する(ステップS11)。ここで、ローミングフラグが含まれていなければ(ステップS11;No)、CPU21は、プロトコル変換等の通常のデータ中継処理を行う(ステップS12)。
一方、ローミングフラグが含まれていれば(ステップS11;Yes)、CPU21は、そのデータ信号に含まれている宛先を示すURLがアクセス不可URLリスト253に含まれているか否かを判断する(ステップS13)。含まれていれば(ステップS13;Yes)、CPU21は、データ信号に含まれているURLが示すリソースに対してはアクセス不可であると判断し、その旨のエラー通知を上記データ信号の送信元である移動機MSに送信する(ステップS14)。
これに対し、データ信号内のURLがアクセス不可URLリスト253に含まれていない場合(ステップS13;No)、CPU21は、コード変換テーブル252を参照して、データ信号に含まれている事業者コードを国コードに変換する(ステップS15)。次いで、CPU21は、プロトコル変換を行うとともに、国コードとローミング識別情報をHTTPヘッダに付加して(ステップS16)、データ信号に含まれているURLが示すリソースに対してHTTPリクエストを送信する(ステップS17)。
【0034】
(3)コンテンツサーバCPの構成
次に、コンテンツサーバCP1〜CP4の構成について説明する。
図7は、コンテンツサーバCP1〜CP4に共通する構成を示したブロック図である。図7に示すように、コンテンツサーバCP1〜CP4は、CPU11、ROM12、RAM13、通信インタフェース14、ハードディスク15及びこれらを相互に接続するバス16を備えている。ROM12にはIPL(InitialProgram Loader)等の基本制御を司る制御プログラムが格納されている。CPU11は、このROM12やハードディスク15に記憶されている各種プログラムを実行することによって後述する各種機能を実現する。RAM13は、CPU11のワークエリアとして用いられ、例えばCPU11によって実行されるプログラムが展開されたり、プログラム実行時に用いられる各種データが一時的に記憶される。通信インターフェース14は、インターネット10を介して各種の通信装置とパケット通信を行う。
【0035】
ハードディスク15は、コンテンツを配信するためのコンテンツ配信プログラムと、コンテンツを配信してもよいか否かを判定するための配信テーブルと、各種のコンテンツファイルや各種ホームページを表したHTMLファイル等のファイル群とを記憶している。
【0036】
各コンテンツサーバCP1〜CP4によって、これらコンテンツ配信プログラム、配信テーブル及びファイル群の内容が異なっており、以下、この違いについて説明する。
図8は、コンテンツサーバCP1が記憶している配信テーブルである。この配信テーブルには、各コンテンツファイルのファイル名に対応付けてそのコンテンツが海外に配信されてもよいか否かを示す情報が記憶されている、コンテンツサーバCP1のCPU11は配信プログラムを実行することにより、この配信テーブルに記述されている内容を参照しながら、コンテンツの配信可否を判定する。即ち、CPU11は、海外からのアクセスに対してコンテンツを配信可と判定した場合には、そのコンテンツを移動機MSに配信するが、配信不可であれば上記移動機MSにエラー通知を送信する。ここで、海外へ配信不可とされているコンテンツとは、著作権で保護されたものであって日本国内でのみその使用が許諾されたものである。
【0037】
図9は、コンテンツサーバCP2が記憶している配信テーブルである。この配信テーブルには、各コンテンツファイルのファイル名に対応付けてそのコンテンツが海外に配信されてもよいか否かを示す情報と、配信不可の場合に配信可能な代替コンテンツのファイル名とが記憶されている、コンテンツサーバCP2のCPU11は、配信プログラムを実行することにより、この配信テーブルに記述されている内容を参照しながら、コンテンツの配信可否を判定する。即ち、CPU11は、海外からのアクセスに対してコンテンツを配信可と判定すれば、そのコンテンツを移動機MSに配信するが、配信不可であれば代替コンテンツを上記移動機にMSに配信する。ここで、海外へ配信不可とされているコンテンツとは、著作権で保護されたものであって日本国内でのみ使用が許諾されたものである。そして、代替コンテンツとされているものは、著作権によって保護されていないものや、著作権で保護されたものであって海外でもその使用が許諾されたものである。
【0038】
図10は、コンテンツサーバCP3が記憶している配信テーブルである。この配信テーブルは、国毎に予め用意されたメニューファイルのファイル名が記述されたメニューテーブルMTと、各コンテンツファイルのファイル名に対応付けてそのコンテンツを配信可能な国の国コードが記述された国別コンテンツテーブルCTとによって構成される。コンテンツサーバCP3のCPU11は、海外からメニューファイルに対するアクセスがあった場合には、配信プログラムを実行することにより、メニューテーブルMTを参照してその国に対応するメニューファイルを読み出し、配信する。そのメニューファイルには、国別コンテンツテーブルCTによって配信可能とされているコンテンツのメニュー項目のみが記述されている。そして、コンテンツサーバCP3のCPU11は、海外からコンテンツに対するアクセスがあった場合には、配信プログラムを実行することにより、国別コンテンツテーブルCTを参照し、コンテンツの配信可否を判定する。そして、CPU11は、配信可であれば、そのコンテンツを移動機MSに配信するが、配信不可であれば上記移動機MSにエラー通知を送信する。
以上が実施形態の構成である。
【0039】
B:動作
次に、図11〜15に示すシーケンスを参照しながら、上記構成からなる通信システムの動作例について説明する。
図11は、移動通信網GSMに在圏する移動機MSからコンテンツサーバCP1が記憶している「photo.gif」というファイル名のコンテンツにアクセスする場合の動作を示した図である。
まず、移動機MSはユーザの操作に従って、「photo.gif」というファイル名のコンテンツを要求するためのリクエスト信号を送信する。このリクエスト信号は、移動通信網GSMの事業者コード通知機能によって事業者コード「100010XX1PL」が付加された後、網間接続ネットワークGRXを介して境界交換局CMMSによって受信される(ステップS101)。境界交換局CMMSは、受信したリクエスト信号に事業者コードが付加されているので、このリクエスト信号にローミングフラグを付加し(ステップS102)、ゲートウェイ装置GWに転送する。
【0040】
ゲートウェイ装置GWは、上記リクエスト信号を受信すると(ステップS103)、図6に示した手順に従って、まず、受信したデータ信号にローミングフラグが含まれているので、そのリクエスト信号に含まれているURLがアクセス不可URLリスト253に含まれているか否かを判断する(ステップS104)。ここでは、「photo.gif」というファイル名は図5に示すアクセス不可URLリスト253に含まれていないので、ゲートウェイ装置GWは、図4に示すコード変換テーブル252を参照して、リクエスト信号に付加されている事業者コード「100010XX1PL」を国コード「C1001」に変換する(ステップS105)。次いで、ゲートウェイ装置GWは、プロトコル変換を行うとともに、国コード「C1001」とローミング識別情報をHTTPヘッダに付加して(ステップS106)、コンテンツサーバCP1にHTTPリクエストを送信する。
【0041】
コンテンツサーバCP1は、上記HTTPリクエストを受信すると(ステップS107)、このリクエストのヘッダを参照し、ローミング識別情報を検出する(ステップS108)。次いで、コンテンツサーバCP1は、HTTPリクエスト内のファイル名「photo.gif」を抽出し、配信テーブルを参照してファイル名「photo.gif」が海外に配信可能か否かを判断する(ステップS109)。ここでは図8に示すようにファイル名「photo.gif」が示すコンテンツは海外配信が不可であるから、コンテンツサーバCP1は移動機MSに配信不可の旨のエラー通知を送信する。移動機MSは、このエラー通知を受信すると(ステップS110)、このエラー通知に基づいたメッセージ、例えば「このコンテンツは海外には配信できません」というようなメッセージを表示部に表示する。
【0042】
次に、図12は、移動通信網GSMに在圏する移動機MSからコンテンツサーバCP2が記憶している「movie.gif」というファイル名のコンテンツにアクセスする場合の動作を示した図である。
まず、移動機MSはユーザの操作に従って、「movie.gif」というファイル名のコンテンツを要求するためのリクエスト信号を送信する。このリクエスト信号は、上述したステップS101〜ステップS107と同様の手順でコンテンツサーバCP2に到達する。
【0043】
さて、コンテンツサーバCP2は、上記HTTPリクエストを受信すると、このリクエストのヘッダを参照し、ローミング識別情報を検出する(ステップS201)。次いで、コンテンツサーバCP2は、HTTPリクエスト内のファイル名「movie.gif」を抽出し、配信テーブルを参照してファイル名「movie.gif」が海外に配信可能か否かを判断する(ステップS202)。ここでは図9に示すように、ファイル名「movie.gif」が示すコンテンツは海外配信が不可であるから、コンテンツサーバCP2は、代替コンテンツに指定されているファイル名「aaa.gif」が示すコンテンツをハードディスク15から読み出し(ステップS203)、これを代替コンテンツであることを示す情報とともに移動機MSに送信する。移動機MSは、このコンテンツを受信すると(ステップS204)、代替コンテンツである旨とともに代替コンテンツのGIF画像を表示部に表示する。
【0044】
次に、図13及び14は、移動通信網GSMに在圏する移動機MSからコンテンツサーバCP3にアクセスする場合の動作を示した図である。
まず、移動機MSはユーザの操作に従って、メニューファイルを要求するためのリクエスト信号を送信する。このリクエスト信号は、上述したステップS101〜ステップS107と同様の手順でコンテンツサーバCP3に到達する。
さて、コンテンツサーバCP3は、上記HTTPリクエストを受信すると、このリクエストのヘッダを参照し、ローミング識別情報及び国コードを検出する(ステップS301)。次いで、コンテンツサーバCP3は、図10に示すメニューテーブルMTを参照して、抽出した国コード「C1001」に対応するファイル名「C1001menu.html」が示すメニューファイルをハードディスク15から読み出し(ステップS302)、移動機MSに送信する。移動機MSは、このメニューファイルを受信すると(ステップS303)、メニューを表示する。
【0045】
そして、ユーザが所望のコンテンツを選択する操作を行うと、移動機MSはこの操作を受け付け(ステップS304)、選択されたコンテンツ(ここではファイル名「best.gif」が示すコンテンツとする)を要求するためのリクエスト信号を送信する。このリクエスト信号は、上述したステップS101〜ステップS107と同様の手順でコンテンツサーバCP3に到達する。
さて、コンテンツサーバCP3は、上記HTTPリクエストを受信すると、このリクエストのヘッダを参照し、ローミング識別情報及び国コード「C1001」を検出する(ステップS305)。次いで、コンテンツサーバCP3は、図10に示す国別コンテンツテーブルCTを参照して、要求されているコンテンツが国コード「C1001」が示す国に配信可能であることを確認し、そのコンテンツをハードディスク15から読み出して(ステップS306)、移動機MSに送信する。移動機MSは、このコンテンツを受信し(ステップS307)、表示部に表示する。
【0046】
次に、図15は、移動通信網GSMに在圏する移動機MSからコンテンツサーバCP4にアクセスする場合の動作を示した図である。
まず、移動機MSはユーザの操作に従って、コンテンツサーバCP4が記憶しているコンテンツを要求するためのリクエスト信号を送信する。このリクエスト信号は、上述したステップS101〜ステップS103と同様の手順でゲートウェイ装置GWに到達する。
【0047】
ゲートウェイ装置GWは、上記リクエスト信号を受信すると、図6に示した手順に従って、まず、受信したデータ信号にローミングフラグが含まれているので、そのリクエスト信号に含まれているURL(例えば「abc.co.jp/html」とする)がアクセス不可URLリスト253に含まれているか否かを判断する(ステップS104)。ここでは、図5に示すアクセス不可URLリストに「abc.co.jp」というドメイン名が含まれているので、ゲートウェイ装置GWは、アクセス不可の旨のエラー通知を上記データ信号の送信元である移動機MSに送信する。移動機MSは、このエラー通知を受信すると(ステップS401)、このエラー通知に基づいたメッセージ、例えば「このコンテンツは海外には配信できません」というようなメッセージを表示部に表示する。
【0048】
以上説明した実施形態によれば、不適切なコンテンツを海外に配信することを防止することができる。ここでいう不適切なコンテンツとは、著作権によって保護されたコンテンツであって日本でのみ使用が許諾されたものや、海外の宗教等の事情に照らし合わせて配信すべきでないと判断されたものである。
【0049】
なお、既述の通り、本発明は上述した実施形態に限定されず、以下のような種々の変更が可能である。
例えば実施形態では、ローミング先を国毎に区分するようにしていたが、必ずしも、これに限らない。例えば、複数の国からなる地域(例えばヨーロッパ地域(EU)等)をひとまとまりにして扱ってもよいし、1つの国を宗教や政治等の事情に応じて複数の地域に区分してもよい。また、国際的には「国」として認知されていないような地域であっても、本発明においては、ひとつの国として扱ってもよい。要するに、本発明では、どのような種類のコンテンツを配信すべきかという観点から区分される領域(エリア)であれば、「国」、「州」、「郡」、「地域」、「地区」等の名称にかかわらず、各々単独のものとして取り扱うことができる。なお、特許請求の範囲における「エリア」という用語についても上記の意味で用いることにする。
【0050】
また、実施形態では、ゲートウェイ装置GWにて、事業者コードをコンテンツサーバCPが解釈可能な国コードに変換し、ローミングフラグをコンテンツサーバCPが解釈可能なローミング識別情報に変換するようにしていた。しかし、コンテンツサーバCPがローミング先を国コードの別によって区分するのではなく、通信事業者の別によって区分したいのであれば、ゲートウェイ装置GWは、事業者コードをコンテンツサーバCPが解釈可能な事業者識別情報に変換すればよい。
また、コンテンツサーバCPがそもそも事業者コードやローミングフラグを解釈可能であれば、ゲートウェイ装置GWにて上記のような変換処理を行わなくてもよいことはもちろんである。
【0051】
また、実施形態ではローミング先の移動通信網が有する事業者コード通知機能によって通知される事業者コードに基づいてローミング先からのアクセスであることを把握していたが、これに限らない、例えば、移動機MSがGPS(GlobalPositionig System)による測位機能を備えている場合、このGPS機能によって測位された位置情報をリクエスト信号に付加するようにしておけば、この位置情報に基づいてローミング元からのアクセスかローミング先からのアクセスかということを判別するようにしてもよい。
【0052】
また、実施形態では、移動機MSからリクエスト信号が送信される度に、そのリクエスト信号に付加されている情報に基づいてローミング先からのアクセスかローミング元からのアクセスかを判断するようにしてが。これに限らない。
例えば、移動通信網が通常備えるホームロケーションレジスタには、移動機MSの位置登録情報、即ち移動機MSが在圏する位置登録エリアのエリアIDとその移動機MSの電話番号とが対応付けられて記憶されている。このホームロケーションレジスタに移動機MSが海外に在圏していることを示す情報を登録しておけば、このホームロケーションレジスタの登録内容を参照するだけで、ローミング先からのアクセスかローミング元からのアクセスかを判断することも可能である。なお、このホームロケーションレジスタへの登録は、ユーザが移動機MSを操作することによって設定するやり方でもよい。
【0053】
また、実施形態では、海外からのアクセスに対してはコンテンツを一切配信しないようにしていた。しかし、これに限らず、次のようにしてもよい。
例えば、ユーザがコンテンツ配信サービスに対して支払う料金に、さらに付加的に別料金を支払うことを条件としてコンテンツを配信するようにしてもよい。この場合、コンテンツサーバCPは、ローミング先の移動機MSからのアクセスであると判断すると、まず、別料金を支払うか否かをユーザに問い合わせるメッセージを移動機MSに送信し、このメッセージに対しユーザが別料金を支払う旨の操作を行うと、コンテンツを配信すればよい。この別料金には、ローミング先のエリアでコンテンツを使用するための著作権料が含まれている。この別料金ととして、ローミング先のエリアに応じて異なる金額を設定してもよい。
さらに、ローミング先にコンテンツを配信する際には、そのコンテンツ配信サービスに対して支払うべき料金を無料にしてもよい。例えば、そのローミング先のエリアのユーザに対して広告コンテンツを配信したいコンテンツプロバイダにとっては自身がコンテンツ配信に係るコストを負担してもよいと考えられるので、このような場合は、コンテンツプロバイダが無料で広告コンテンツを配信するようにしてもよい。このように無料で配信されるコンテンツとしては広告のほか、ローミング先のエリアの危険に関する情報(例えば治安やテロに関する情報)等が考えられる。
【0054】
また、移動機MSはIMT−2000方式の携帯電話機を例示したが、これに限らず、例えばPDC(Personal Digital Cellular)方式の携帯電話機や、PHS(Personal Handyphone System)方式の簡易携帯電話機であってもよい。
【0055】
上述したゲートウェイ装置GWやコンテンツサーバCP1〜CP4が実行するプログラムは、ゲートウェイ装置GWやコンテンツサーバCP1〜CP4によって読み取り可能な磁気記録媒体、光記録媒体あるいはROM等の記録媒体に記録して提供することが可能である。また、これらプログラムを、インターネットのようなネットワーク経由でゲートウェイ装置GWやコンテンツサーバCP1〜CP4にダウンロードさせることももちろん可能である。
【0056】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、第2の移動通信網が、例えば海外等に設置されている第1の移動通信網に在圏している移動機から送信されてくるデータ信号を受信した場合には、このデータ信号に対してある識別情報を付加してサーバに転送し、一方、サーバは、送信されてくるデータ信号に識別情報が付加されていた場合には、前記第2の移動通信網に在圏している移動機に提供するコンテンツ配信サービスとは異なるサービスを提供するので、第1の移動通信網が設置されている地域に応じたコンテンツ配信サービスを提供することが可能となる。
また、本発明によれば、第2の移動通信網が、第1の移動通信網に在圏している移動機に対しては配信しないコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報を記憶しておき、第1の移動通信網に在圏している移動機から送信されてくるデータ信号を受信し、かつ、このデータ信号が記憶しているコンテンツ識別情報によって示されるコンテンツを要求するための信号である場合、このデータ信号による要求を拒否するので、第1の移動通信網が設置されている地域において不適切なコンテンツ配信サービスを提供しないようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る通信システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】同システムにおけるローミング元からのアクセスか或いはローミング先からのアクセスかということをコンテンツサーバに通知するための仕組みを説明する模式図である。
【図3】同システムにおけるゲートウェイサーバの構成を示すブロック図である。
【図4】同システムにおけるコード変換テーブルの一例を示す図である。
【図5】同システムにおけるアクセス不可URLリストの一例を示す図である。
【図6】同システムにおけるゲートウェイサーバのCPUが実行する手順を示すフローチャートである。
【図7】同システムにおけるコンテンツサーバの構成を示すブロック図である。
【図8】同システムにおける配信テーブルの一例を示す図である。
【図9】同システムにおける配信テーブルの一例を示す図である。
【図10】同システムにおける配信テーブルの一例を示す図である。
【図11】同システムにおける動作例を示すシーケンス図である。
【図12】同システムにおける動作例を示すシーケンス図である。
【図13】同システムにおける動作例を示すシーケンス図である。
【図14】同システムにおける動作例を示すシーケンス図である。
【図15】同システムにおける動作例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
MS・・・移動機、BTS1〜BTS4・・・基地局、
CMMS・・・境界交換局(データ中継手段)、
GMMS・・・・関門交換局(データ中継手段)、
LMMS1〜LMMS2・・・加入者交換局、
GRX・・・網関接続ネットワーク、
IMT・・・移動通信網(第2の移動通信網)、
GSM・・・移動通信網(第1の移動通信網)、
GW・・・ゲートウェイ装置(データ中継手段、付加手段、記憶手段、拒否手段)、
21・・・CPU(データ中継手段、付加手段)、
22・・ROM、23・・・RAM、
24・・・通信インタフェース(データ中継手段)、25・・・ハードディスク、CP1〜CP4・・・コンテンツサーバ、
11・・・CPU(コンテンツ送信手段、検出手段)、
12・・・ROM、13・・・RAM、
14・・・通信インタフェース(コンテンツ送信手段)、
15・・・ハードディスク、
INET・・・インターネット。

Claims (15)

  1. 第1の移動通信網と、
    自網の契約ユーザの移動機に対し、前記第1の移動通信網を介してローミングサービスを提供する第2の移動通信網と、
    前記第2の移動通信網を介して、或いは、前記第2の移動通信網及び前記第1の移動通信網を介して、前記移動機にコンテンツ配信サービスを提供するコンテンツサーバとを備え、
    前記第2の移動通信網は、
    移動機によって送信された前記コンテンツサーバ宛のデータ信号を受信し、受信したデータ信号を当該コンテンツサーバに送信するデータ中継手段と、
    前記データ中継手段が、前記第1の移動通信網に在圏している移動機によって送信された前記コンテンツサーバ宛のデータ信号を受信した場合には、当該データ信号に対し、ある識別情報を付加する付加手段とを有し、
    前記コンテンツサーバは、
    移動機から送信されてくるデータ信号に前記識別情報が付加されていた場合には、当該移動機に対して、前記第2の移動通信網に在圏している移動機に提供するコンテンツ配信サービスとは異なるサービスを提供する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記識別情報は、前記データ信号が前記第2の移動通信網に所在する移動機から送信されたことを示す情報であり、
    前記コンテンツサーバは、
    前記移動機から送信されてくるデータ信号に前記識別情報が付加されているか否かに基づいて、当該データ信号が前記第2の移動通信網に所在する移動機から送信されたものか、或いは、前記第2の移動通信網以外の移動通信網に所在する移動機から送信されたものかを判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に基づき、前記第2の移動通信網に所在する移動機に対しては前記データ信号によって要求されたコンテンツを配信する一方、前記第2の移動通信網以外の移動通信網に所在する移動機に対しては前記データ信号によって要求されたコンテンツを配信しないか、或いは、当該コンテンツの代わりとなる代替コンテンツを配信する配信手段と
    を備える請求項1記載の通信システム。
  3. 前記識別情報は、前記第1の移動通信網が設置されているエリアを識別するための情報、或いは、前記第1の移動通信網そのものを識別するための情報であり、
    前記コンテンツサーバは、前記識別情報に応じたコンテンツを配信する請求項1記載の通信システム。
  4. 第1の移動通信網と、
    自網の契約ユーザの移動機に対し、前記第1の移動通信網を介してローミングサービスを提供する第2の移動通信網と、
    前記第2の移動通信網を介して、或いは、前記第2の移動通信網及び前記第1の移動通信網を介して、移動機にコンテンツを配信するコンテンツサーバとを備え、
    前記第2の移動通信網は、
    移動機から送信された前記コンテンツサーバ宛のデータ信号を受信し、受信したデータ信号を当該コンテンツサーバに送信するデータ中継手段と、
    前記コンテンツサーバが配信可能なコンテンツのうち、前記第1の移動通信網に所在している移動機に対しては配信しないように定められているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報を記憶した記憶手段と、
    前記データ中継手段が前記第1の移動通信網に所在している移動機から前記コンテンツサーバ宛に送信されたデータ信号を受信し、かつ、当該データ信号が前記記憶手段によって記憶されているコンテンツ識別情報が示すコンテンツを要求するものである場合、当該データ信号による要求を拒否する拒否手段と
    を備える通信システム。
  5. 自網の契約ユーザの移動機に対し、他の移動通信網を介してローミングサービスを提供する移動通信網であって、
    移動機にコンテンツ配信サービスを提供するコンテンツサーバに対して当該移動機によって送信されたデータ信号を受信し、受信したデータ信号を当該コンテンツサーバに送信するデータ中継手段と、
    前記データ中継手段によって受信したデータ信号が、前記他の移動通信網に所在している移動機から送信されてきたデータ信号である場合には、当該データ信号に対してある識別情報を付加する付加手段と
    を備える移動通信網。
  6. 前記識別情報は、前記データ信号が他の移動通信網に所在する移動機から送信されたことを示す情報である請求項5記載の移動通信網。
  7. 前記識別情報は、前記他の移動通信網が設置されているエリアを識別するための情報、或いは、前記他の移動通信網そのものを識別するための情報である請求項5記載の移動通信網。
  8. 前記付加手段は、前記他の移動通信網によって通知される当該他の移動通信網に割り当てられた事業者コードを前記コンテンツサーバが解釈可能なエリアコードに変換して前記データ信号に付加する請求項7記載の移動通信網。
  9. 前記付加手段は、
    複数の移動通信網同士を接続するための網間接続ネットワークを介して受信したデータ信号に対して前記識別情報を付加する手段と、
    前記データ信号に付加された前記識別情報を前記コンテンツサーバが解釈可能な形式に変換する手段と
    を備える請求項5記載の移動通信網。
  10. 自網の契約ユーザの移動機に対し、他の移動通信網を介してローミングサービスを提供する移動通信網であって、
    移動機にコンテンツ配信サービスを提供するコンテンツサーバに対して当該移動機によって送信されたデータ信号を受信し、受信したデータ信号を当該コンテンツサーバに送信するデータ中継手段と、
    前記コンテンツサーバが配信可能なコンテンツのうち、前記他の移動通信網に所在している移動機に対しては配信しないように定められているコンテンツを特定するためのコンテンツ識別情報を記憶した記憶手段と、
    前記データ中継手段が前記他の移動通信網に所在している移動機によって送信された前記コンテンツサーバ宛のデータ信号を受信し、かつ、当該データ信号が前記記憶手段によって記憶されているコンテンツ識別情報が示すコンテンツを要求するものである場合、当該データ信号による要求を拒否する拒否手段と
    を備える移動通信網。
  11. 移動機から移動通信網を介して送信されてくるデータ信号を受信し、当該データ信号による要求に応じて前記移動機にコンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、
    前記移動機から送信されてきたデータ信号に、自サーバが接続された移動通信網以外の移動通信網に所在する移動機から送信されたことを示す識別情報が付加されているか否かを検出する検出手段とを備え、
    前記検出手段によって前記データ信号に識別情報が付加されていることが検出された場合、前記コンテンツ送信手段は、当該データ信号を送信してきた移動機に対しては、要求されたコンテンツを配信しないか、或いは、当該コンテンツの代わりとなる代替コンテンツを送信するコンテンツサーバ。
  12. 移動機から移動通信網を介して送信されてくるデータ信号を受信し、当該データ信号による要求に応じて前記移動機にコンテンツを送信するコンテンツ送信手段と、
    前記移動機から送信されてきたデータ信号に、当該移動機が所在する移動通信網が設置されているエリアを識別するための識別情報、或いは、当該移動機が所在する移動通信網そのものを識別するための識別情報が付加されているか否かを検出する検出手段とを備え、
    前記検出手段によって前記識別情報が付加されていることが検出された場合、前記コンテンツ送信手段は、前記識別情報に応じたコンテンツを前記移動機に送信するコンテンツサーバ。
  13. コンピュータに、
    移動機から移動通信網を介して送信されてくるデータ信号を通信装置を用いて受信し、当該データ信号に応じて前記移動機にコンテンツを通信装置を用いて送信するコンテンツ送信機能と、
    前記移動機から送信されてきたデータ信号に、自コンピュータが接続されている移動通信網以外の移動通信網に所在する移動機から送信されたことを示す識別情報が付加されているか否かを検出する検出機能とを実現させ、
    さらに、前記検出機能によって前記データ信号に前記識別情報が付加されていることが検出された場合、当該データ信号を送信してきた移動機に対しては、要求されたコンテンツを配信しないか、或いは、当該コンテンツの代わりとなる代替コンテンツを送信することを前記コンテンツ送信機能に実現させるためのプログラム。
  14. コンピュータに、
    移動機から移動通信網を介して送信されてくるデータ信号を通信装置を用いて受信し、当該データ信号に応じて前記移動機にコンテンツを通信装置を用いて送信するコンテンツ送信機能と、
    前記移動機から送信されてきたデータ信号に、当該移動機が所在する移動通信網が設置されているエリアを識別するための識別情報、或いは、当該移動機が所在する移動通信網そのものを識別するための識別情報が付加されているか否かを検出する検出機能とを実現させ、
    さらに、前記検出機能によって前記データ信号に識別情報が付加されていることが検出された場合、前記識別情報に応じたコンテンツを送信することを前記コンテンツ送信機能に実現させるためのプログラム。
  15. 請求項13又は14記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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