JP4676404B2 - 配信装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ローミングサービスを利用して移動機にコンテンツを配信するための技術に関する。
近年では、固定電話機のみならず、携帯電話機に対するローミングサービスが提供されている。ローミングサービスとは、ユーザが契約している通信事業者の各種通信サービスを、その通信事業者と業務提携している他の通信事業者のネットワーク設備を利用してユーザに提供することをいう。例えば国を跨ったローミングサービス(以下、国際ローミングサービスという)を利用すると、携帯電話機のユーザは、外国に所在している場合でも、その所在地の通信事業者のネットワーク設備を介して、自国の通信事業者によって提供される各種通信サービスを受けることができる。この国際ローミングサービスにおいて各種通信サービスを如何に適切にユーザに提供するかという点については、従来から様々な工夫が提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
ところで、最近では、携帯電話機の用途が音声通信から非音声通信にシフトしつつある。例えば、インターネットに接続されたWWW(World Wide Web)サーバ装置にアクセスして各種コンテンツをダウンロードし、このコンテンツを再生・出力する携帯電話機は広く利用されている。このような状況の下、ユーザのニーズに合致するようなコンテンツを多数用意しておき、これらのコンテンツを配信するというコンテンツ配信サービスが様々な事業者(以下、コンテンツプロバイダという)によって提供されている。この種のコンテンツとしては、例えば楽曲や電子書籍、或いは人気アニメのキャラクタ画像などがあるが、これらは著作権によって保護されているものが多い。このような場合、コンテンツプロバイダは、著作権者との間で事前に使用許諾契約を締結し、その著作権者に対して一定の使用料を支払うことを条件として、コンテンツ配信サービスを実施するようになっている。
特開平5−236074号公報 特開2004−236182号公報
さて、先に説明したような国際ローミングサービスが提供される地域が今後ますます拡大することになれば、ユーザは世界中の何処にいても自国の移動通信網を介して上記のようなコンテンツ配信サービスを受けることができるようになる。これはユーザにとって非常に便利であるが、ここで、上述したコンテンツの著作権が問題となる。一般に、著作権の使用許諾契約は、コンテンツを使用(配信)する地域を限定して締結される。従って、例えば日本においてのみコンテンツを使用(配信)することが契約上で定まっていれば、日本国内においてコンテンツを配信することは許可されるが、外国でコンテンツを配信することは許されない。よって、この場合、外国に所在する携帯電話機が国際ローミングサービスを利用してコンテンツ配信サービスを受けることは、著作権の観点からは許されないことになる。
また、国際ローミングサービスを利用すると、一般に通信料金が割高になることが多い。よって、外国に居る場合には、通信料金が嵩むからコンテンツ配信サービスを受けたくないというユーザも少なくない。ここで、例えばユーザからの要求に応じてコンテンツを配信するというプル型配信の場合には、ユーザがコンテンツを要求しなければ済むだけで、あまり問題とはならない。一方、ユーザからの要求を待たずにコンテンツプロバイダが自発的にコンテンツを配信するというプッシュ型配信や、携帯電話機自身がユーザからの要求を待たずに(例えば定期的に)コンテンツを要求してそれを取得するという疑似プッシュ型配信の場合には、ユーザが意図しない場合であっても、コンテンツが自動的に配信されてくるから、重大な問題となる。
以上のような事情から、コンテンツの配信先の移動機が所在する地域に応じて、コンテンツの配信形態を異ならせることが望ましい。よって、本発明は、コンテンツの配信先の移動機が所在する地域に応じてコンテンツの配信形態が異なるサービスを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、コンテンツを記憶した記憶手段と、移動機に割り当てられた移動機識別情報を含み、前記記憶手段に記憶されたコンテンツを要求するリクエストを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたリクエストに所定の識別情報が含まれている場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、前記記憶手段に記憶されているコンテンツを配信せずに、当該移動機識別情報を当該コンテンツに対応付けて保存する保存手段と、前記保存手段によって前記移動機識別情報が保存された後で前記受信手段によってリクエストが受信され、当該リクエストに前記所定の識別情報が含まれていない場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報に対応付けて保存しておいた前記コンテンツを、当該移動機識別情報が割り当てられた移動機に配信する配信手段とを備えることを特徴とする配信装置を提供する。
上記発明において、前記リクエストの送信元の移動機のユーザに対して日時を指定させ、その指定された日時を取得する取得手段を備え、前記記憶手段は、前記コンテンツに対応付けて、そのコンテンツの配信が許される期間を対応付けて記憶し、前記保存手段は、前記取得手段によって取得された日時が、前記リクエストによって要求されるコンテンツに対応する前記期間内か否かを判定し、その期間内であれば、前記移動機識別情報を前記ンテンツに対応付けて保存するようにしてもよい。
また、上記発明において、日時を計測する計時手段を備え、前記記憶手段は、前記コンテンツに対応付けて、そのコンテンツの配信が許される期間を対応付けて記憶し、前記配信手段は、前記受信手段によって前記リクエストが受信されたときに前記計時手段によって計測された日時が、前記移動機識別情報に対応付けて保存しておいた前記コンテンツに対応する前記期間内か否かを判定し、その期間内であれば、当該コンテンツを前記移動機に配信するようにしてもよい。
また、本発明は、著作権によって保護される保護コンテンツと、著作権によって保護されない非保護コンテンツとを記憶した記憶手段と、移動機に割り当てられた移動機識別情報を含み、前記記憶手段に記憶されたコンテンツを要求するリクエストを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたリクエストにより、前記保護コンテンツが要求され、且つ、そのリクエストに所定の識別情報が含まれている場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、当該保護コンテンツを配信せずに、当該保護コンテンツに当該移動機識別情報を対応付けて保存する保存手段と、前記受信手段によって受信されたリクエストにより前記非保護コンテンツが要求された場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、当該非保護コンテンツを配信する第1の配信手段と、前記保存手段によって前記移動機識別情報が保存された後で前記保護コンテンツを要求するリクエストが前記受信手段によって受信され、当該リクエストに前記所定の識別情報が含まれていない場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報に対応付けて保存しておいた前記保護コンテンツを、当該移動機識別情報が割り当てられた移動機に配信する第2の配信手段とを備えることを特徴とする配信装置を提供する。
上記発明において、前記第1の配信手段が前記非保護コンテンツを配信するに先立って、当該非保護コンテンツの配信に要する料金を前記移動機に通知する通知手段を備え、前記第1の配信手段は、前記料金の通知に応じて前記非保護コンテンツが前記移動機によって要求された場合には、当該非保護コンテンツを当該移動機に配信することが望ましい。
また、本発明は、コンピュータを、移動機に割り当てられた移動機識別情報を含み、記憶手段に記憶されたコンテンツを要求するリクエストを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたリクエストに所定の識別情報が含まれている場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、前記記憶手段に記憶されているコンテンツを配信せずに、当該移動機識別情報を当該コンテンツに対応付けて保存する保存手段と、前記保存手段によって前記移動機識別情報が保存された後で前記受信手段によってリクエストが受信され、当該リクエストに前記所定の識別情報が含まれていない場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報に対応付けて保存しておいた前記コンテンツを、当該移動機識別情報が割り当てられた移動機に配信する配信手段として機能させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、コンピュータを、移動機に割り当てられた移動機識別情報を含み、記憶手段に記憶されたコンテンツを要求するリクエストを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信されたリクエストにより、著作権によって保護される保護コンテンツが要求され、且つ、そのリクエストに所定の識別情報が含まれている場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、当該保護コンテンツを配信せずに、当該保護コンテンツに当該移動機識別情報を対応付けて保存する保存手段と、前記受信手段によって受信されたリクエストにより、著作権によって保護されない非保護コンテンツが要求された場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、当該非保護コンテンツを配信する第1の配信手段と、前記保存手段によって前記移動機識別情報が保存された後で前記保護コンテンツを要求するリクエストが前記受信手段によって受信され、当該リクエストに前記所定の識別情報が含まれていない場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報に対応付けて保存しておいた前記保護コンテンツを、当該移動機識別情報が割り当てられた移動機に配信する第2の配信手段として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、コンテンツの配信先の移動機が所在する地域に応じてコンテンツの配信形態が異なるサービスを提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、図面において、共通する部分には同一の符号が付されている。
[A:構成]
[システムの全体構成]
図1は、本実施形態に係る通信システムの全体構成を示すブロック図である。図1において、移動通信網IMTは、International Mobile Telecommunication-2000方式に従うネットワーク設備である。移動通信網IMTは、ある国(例えば日本)の通信事業者Aによって管理されており、通信事業者Aと通信サービスの契約を締結したユーザ(以下、通信事業者Aの契約ユーザという)が利用する移動機MSに対して、通話やデータ通信等の通信サービスを提供する。移動通信網GSMは、Global System for Mobile Communication方式に従うネットワーク設備である。移動通信網GSMは、ある国(例えば米国)の通信事業者Bによって管理されており、通信事業者Bと通信サービスの契約を締結したユーザ(以下、通信事業者Bの契約ユーザという)が利用する移動機(図示略)に対して通話やデータ通信等の通信サービスを提供する。これらの移動通信網IMTや移動通信網GSM、さらには別の国や地域の通信事業者が管理する複数の移動通信網MN1、MN2は、各国を跨いで設置された網間接続ネットワークGRXによって相互に接続されている。これらの移動通信網IMT、GSM、MN1、MN2の各々の通信事業者は、互いに国際ローミングに関する業務提携を行うことにより、各通信事業者の契約ユーザが利用する移動機に対して国際ローミングサービスを提供し得るようになっている。例えば、移動機MSは、図1の点線矢印に示すように、移動通信網IMTのサービスエリアから移動通信網GSMにサービスエリアに移動したとしても、移動通信網GSM、網間接続ネットワークGRX及び移動通信網IMTを介して、通信サービスを受けることができるようになっている。
移動通信網IMTは、複数の基地局BTS1〜BTS4と、複数の加入者交換局LMMS1、LMMS2と、境界交換局CMMSと、関門交換局GMMSと、ゲートウェイ装置GWとを備えている。なお、基地局BTS1〜BTS4は全て共通の構成及び動作なので、以下では、各基地局を特に区別して説明する必要がある場合を除き、「基地局BTS」と総称する。また、加入者交換局LMMS1、LMMS2についても同様の理由で、「加入者交換局LMMSと」総称する。基地局BTSは、通信事業者Aが通信サービスエリア内に所定の間隔で配置されており、各々が形成する無線セルに在圏している移動機MSとの間で無線通信を行う。加入者交換局LMMS、境界交換局CMMS及び関門交換局GMMSは各々、移動通信網IMT内における回線交換機能及びパケット交換機能を備えた設備である。加入者交換局LMMSは複数の基地局BTSに接続されており、関門交換局GMMSは、加入者交換局LMMS及び境界交換局CMMSに接続されるとともにゲートウェイ装置GWに接続されており、境界交換局CMMSは、網間接続ネットワークGRXと関門交換局GMMSとに接続されている。これらの交換局のうち、加入者交換局LMMS及び関門交換局GMMSは周知の交換局となんら異なるところはないが、境界交換局CMMSは、回線交換機能及びパケット交換機能に加えて、後述するローミングフラグ付加機能を備えている。ゲートウェイ装置GWは、関門交換局GMMSと接続される一方、インターネットINETに接続されている。このゲートウェイ装置GWは、移動通信網IMTとインターネットINETとの間でプロトコル変換を行いつつ、これらの間でやり取りされるデータ信号を中継するというゲートウェイ機能に加えて、後述するコード変換機能及びローミング識別情報付加機能を備えている。また、移動通信網GSMは、上記境界交換局CMMSに相当するノード設備GGSNと、上記加入者交換局LMMSに相当するノード設備SGSNと、基地局BTSに相当する図示せぬノード設備を備えている。
インターネットINETに接続された複数のコンテンツサーバ装置CS1〜CS4は、いずれも通信事業者Aと同じ国(ここでは日本)の管理者によって管理されている。これらコンテンツサーバ装置CS1〜CS4はいずれも同じ構成及び動作であるから、以下の説明において特に区別する必要がある場合を除いて「コンテンツサーバ装置CS」と総称する。コンテンツサーバ装置CSは、WWW(World Wide Web)サーバとしての機能を備えており、各種コンテンツを示すファイル形式のデータ(以下、単にコンテンツという)や、ユーザに対する対話画面を表示するためにHTML(Hypertext Markup Language)で記述されたファイル形式のデータ(以下、HTMLファイルという)をハードディスク等の不揮発性記憶手段に記憶している。このコンテンツサーバ装置CSは、URL(Uniform Resource Locator)を含むHTTPリクエストを受信した場合、そのHTTPリクエストの送信元に対して、上記URLによって特定されるコンテンツやHTMLファイルを含むHTTPレスポンスを返信するようになっている。なお、“コンテンツ”とは、典型的には「楽曲」であるが、これ以外にも例えば「電子書籍」や「ビデオクリップ」などのように、テキスト、音楽及び画像の少なくともいずれか1つによって表現される情報であればよい。また、ゲームソフトウェアやJava(登録商標)アプレット等の各種コンピュータプログラムを“コンテンツ”という概念に含んでもよい。これらコンテンツの中には、著作権によって保護されたもの(保護コンテンツ)と、著作権によって保護されていないもの(非保護コンテンツ)とがある。
移動機MSには、自身に割り当てられた移動機識別情報と、例えば毎日24時などの所定の時刻を示すタイマー値と、コンテンツサーバ装置CSのURLとが記憶されている。移動機識別情報は例えば電話番号である。タイマー値及びURLは、コンテンツサーバ装置CSによるコンテンツ配信サービスの提供に先立って、例えばコンテンツサーバ装置CSから移動機MSに通知され、その移動機MSに記憶される。移動機MSは、このタイマー値が表す時刻が経過するたびに、上記URLを含むHTTPリクエストを送信することでコンテンツサーバ装置CSにアクセスし、コンテンツを要求する。コンテンツサーバ装置CSは、例えば日替わり或いは1週間単位でコンテンツ群を更新しており、移動機MSからのアクセスがあった場合には、その時点で用意している最新のコンテンツ群をHTTPレスポンスとして移動機MSに配信する。ただし、コンテンツサーバ装置CSは、移動機MSが、日本国内(ローミング元)からアクセスしてきた場合と、日本以外の国(ローミング先)から国際ローミングサービスを利用してアクセスしてきた場合とでは、そのアクセスに応答して行う動作が異なっている。具体的には、コンテンツサーバ装置CSは、ローミング元における移動機MSからのアクセスに対しては、それに応じて直ちにコンテンツを配信する、という通常どおりのコンテンツ配信サービスを提供する。一方、コンテンツサーバ装置CSは、ローミング先における移動機MSから、著作権によって保護されたコンテンツに対するアクセスがあった場合には、そのアクセス対象となるコンテンツをバックアップしておく。そして、コンテンツサーバ装置CSは、後日改めてその移動機MSからローミング元を経由してアクセスがあった場合には、バックアップしておいたコンテンツをその移動機MSに配信するようになっている。なお、ここでいう「バックアップ」とは、後からコンテンツを利用するために、そのコンテンツを移動機識別情報に対応付けた状態で保存することを言う。
次に、図2の模式図を参照しながら、コンテンツサーバ装置CSが、ローミング元における移動機MSからのアクセスか、或いは、ローミング先における移動機MSからのアクセスかということを判別するための仕組みを説明する。
国際ローミングサービスを実施する際には、移動機MSがそのサービス実施時に実際に在圏している移動通信網(以下、ローミング先移動通信網という)と、移動機MSのユーザが通信サービスを契約している通信事業者の移動通信網(以下、ローミング元移動通信網という)との間で、ユーザに対して課金すべき通信料金を決定し、それを徴収するという処理を行わなければならない。このため、国際ローミングサービス時に、通常は、ローミング先移動通信網を管理する通信事業者の事業者コードが、このローミング先移動通信網からローミング元移動通信網に通知されるようになっている。例えばローミング先移動通信網が移動通信網GSMであり、ローミング元移動通信網が移動通信網IMTである場合、移動通信網GSMが移動機MSから送信されたデータ信号に事業者コードを付加する。これにより、図2の矢印Aに示すように、移動通信網GSMの事業者コードが移動通信網IMTに通知される。そして、この事業者コードは、境界交換局CMMSを介してそのままゲートウェイ装置GWまで到達することになる。なお、移動機MSから送信されたデータ信号に事業者コードを付加する機能(事業者コード通知機能という)が、移動通信網GSMを構成するどの装置によって実現されるかは、通信事業者Bが適宜定めればよい。例えば、ノードGGSNであってもよいし、その他の専用装置であってもよい。
境界交換局CMMSは、網間接続ネットワークGRXを介して受信したデータ信号に対しては、ローミングフラグを付加するローミングフラグ付加機能を備えている。従って、境界交換局CMMSを経由したデータ信号に対しては、図2の矢印A及びBに示すように、前述した事業者コードのほか、ローミングフラグが付加されていることになる。なお、境界交換局CMMSがデータ信号の中のどのフィールドにローミングフラグを付加するかは通信事業者Aが適宜定めればよい。
ゲートウェイ装置GWは、受信したデータ信号についてプロトコル変換を行うが、このプロトコル変換の際に、受信したデータ信号内にローミングフラグが含まれている場合には、そのローミングフラグを、コンテンツサーバ装置CSが解釈可能な所定のローミング識別情報に変換し、このローミング識別情報をHTTPのヘッダに付加してインターネットINETに送出するローミング識別情報付加機能を備えている。さらに、ゲートウェイ装置GWは、受信したデータ信号内に事業者コードが含まれている場合には、上記プロトコル変換の際に、この事業者コードをコンテンツサーバ装置CSが解釈可能な共通の国コードに変換し、変換後の国コードをHTTPのヘッダに付加してインターネットINETに送出するコード変換機能を備えている。ここで事業者コードを国コードに変換するのは、移動通信網GSM、MN1、MN2等から通知されてくる事業者コードは、各々の通信事業者の間でのみ定めた体系によって定まるコードであり、コンテンツサーバ装置CSはその内容を理解することが出来ないからである。なお、ゲートウェイ装置GWがHTTPヘッダ内のどのフィールドに上記識別情報や国コードを付加するかということは通信事業者Aと各コンテンツサーバ装置CSの管理者との間で予め定めておけばよい。
このローミング識別情報付加機能及びコード変換機能によって、図2の矢印C及びDに示すように、ゲートウェイ装置GWからコンテンツサーバ装置CSに対して国コードとローミング識別情報が付加されたデータ信号が送信されることになる。コンテンツサーバ装置CSは、受信したHTTPリクエストにローミング識別情報が含まれていれば、ローミング先における移動機MSからのアクセスと判断することができる。一方、コンテンツサーバ装置CSは、受信したHTTPリクエストにローミング識別情報が含まれていなければ、ローミング元における移動機MSからのアクセスと判断することができる。さらに、コンテンツサーバ装置CSは、HTTPリクエストの国コードを参照することにより、受信したHTTPリクエストがどの国に所在する移動機MSから送信されてきたものかを特定することも可能である。
[ゲートウェイ装置GWの構成]
図3は、ゲートウェイ装置GWの構成を示す図である。
図3に示すように、ゲートウェイ装置GWは、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、通信インタフェース24、ハードディスク25及びこれらを相互に接続するバス26を備えている。ROM22にはIPL(Initial Program Loader)等の基本制御を司る制御プログラムが格納されている。CPU21は、このROM22やハードディスク25に記憶されている各種プログラムを実行することによって後述する各種機能を実現する。RAM23は、CPU21のワークエリアとして用いられ、例えばCPU21によって実行されるプログラムが展開されたり、プログラム実行時に用いられる各種データが一時的に記憶される。通信インタフェース24は、データ信号の送受信を行う。ハードディスク25には、中継プログラム251と、コード変換テーブル252とが記憶されている。中継プログラムには、CPU21がデータ信号のプロトコル変換処理や中継処理を行うとともに、前述したコード変換機能及びローミング識別情報付加機能を実現するための手順が記述されている。コード変換テーブル252は、コード変換機能を実現する際に用いられる。図4は、コード変換テーブル252に記述された内容の一例を示す図である。図4に示す例では、事業者コード「100010XX1PL」が示す通信事業者(ここでは通信事業者Bとする)は国コード「C1001」が示す国(ここでは米国とする)の通信事業者であることを意味している。
次に、図5に示すフローを参照しながら、ゲートウェイ装置GWのCPU21の動作について説明する。まず、ゲートウェイ装置GWのCPU21は、受信したデータ信号にローミングフラグが含まれているか否かを判断する(ステップS11)。ここで、ローミングフラグが含まれていなければ(ステップS11;No)、CPU21は、受信したデータ信号に対してプロトコル変換等を行いつつデータ中継処理を行う(ステップS12)。一方、ローミングフラグが含まれていれば(ステップS11;Yes)、CPU21は、コード変換テーブル252を参照して、データ信号に含まれている事業者コードを国コードに変換する(ステップS13)。次いで、CPU21は、プロトコル変換を行うとともに、国コードとローミング識別情報をHTTPヘッダに付加し(ステップS14)、これをHTTPリクエストとしてインターネットINETに送信する(ステップS15)。
[コンテンツサーバ装置CSの構成]
次に、コンテンツサーバ装置CSの構成について説明する。
図6は、コンテンツサーバ装置CSの構成を示したブロック図である。図6に示すように、コンテンツサーバ装置CSは、CPU11、ROM12、RAM13、通信インタフェース14、ハードディスク15及びこれらを相互に接続するバス16を備えている。ROM12にはIPL(Initial Program Loader)等の基本制御を司る制御プログラムが格納されている。CPU11は、このROM12やハードディスク15に記憶されている各種プログラムを実行することによって後述する各種機能を実現する。RAM13は、CPU11のワークエリアとして用いられ、例えばCPU11によって実行されるプログラムが展開されたり、プログラム実行時に用いられる各種データが一時的に記憶される。通信インタフェース14は、インターネットINETを介して各種の通信装置とパケット通信を行う。ハードディスク15は、コンテンツを配信するためのコンテンツ配信プログラムと、コンテンツを配信してもよいか否かを判定するための配信テーブルと、各種のコンテンツやHTMLファイル等を含むファイル群とを記憶している。また、ハードディスク15には、コンテンツをバックアップするためのバックアップ領域が設けられている。このバックアップ領域には、それぞれの移動機MSについてコンテンツのバックアップ状況を管理するためのバックアップ管理テーブルが記憶されている。
図7は、コンテンツサーバ装置CSが記憶している配信テーブルの一例を示す図である。この配信テーブルには、各コンテンツファイルのファイル名と、ユーザに提示する楽曲名(コンテンツ名)とに対応付けて、外国配信可否情報及び再生期間が記述されている。外国配信可否情報は、コンテンツが外国(ローミング先)に配信されてもよいか否かを示す情報である。再生期間は、日本(ローミング元)においてコンテンツの再生が許された期間とである。なお、この再生期間における「再生」とは、移動機MSのユーザにとっても再生ではなく、コンテンツプロバイダにとっての再生であり、コンテンツサーバ装置CSがコンテンツを配信する行為を意味する。
例えば、ファイル名「music1.wav」で楽曲名「明日がある」という楽曲(コンテンツ)は、外国配信可否情報が「非」であるから、外国に配信することが許可されていない。また、そのコンテンツを日本に配信する場合であっても、その再生期間は2006年4月1日から2006年4月15日までとなっている。外国配信可否情報は、著作権の契約に基づいて決められているものである。つまり、外国へ配信不可とされているコンテンツとは、著作権で保護されたものであって日本国内でのみその使用が許諾されたものである。一方、外国へ配信可とされているコンテンツとは、著作権で保護されていないものである。さらに、著作権の契約を行う場合には一般に期間も定められる。配信テーブルの「再生期間」とは、この著作権の契約で定められた期間である。コンテンツサーバ装置CSのCPU11は、コンテンツ配信プログラムを実行することにより、この配信テーブルに記述されている内容を参照しながら、コンテンツの配信可否を判定する。即ち、CPU11は、外国からのアクセスに対してコンテンツを配信可と判定した場合には、そのコンテンツを移動機MSに配信する。一方、配信不可であれば上記移動機MSに対して、コンテンツの配信が許されないので、そのコンテンツをバックアップしておくか否かを問い合わせるためのHTMLファイルを送信する。そしてこのバックアップ後に日本国内から移動機MSのアクセスがあった場合には、CPU11は、そのバックアップしておいたコンテンツを移動機MSに配信することになる。
次に、図8は、バックアップ領域に記憶されたバックアップ管理テーブルの一例を示す図である。
このバックアップ管理テーブルには、それぞれの移動機MSに割り当てられた移動機識別情報に対応付けて、バックアップフラグと、帰国日時と、バックアップ対象ファイル名とが記述されている。バックアップフラグは、その移動機MSについてコンテンツをバックアップしているか否かを示す情報である。帰国日時は、移動機MSのユーザが外国から日本に帰国する予定の日時である。バックアンプ対象ファイル名は、バックアップした1又は複数のコンテンツのファイル名である。例えば、移動機識別情報「UID0001」の移動機MSについては、ファイル名「music1.wav」及び「music2.wav」のコンテンツをバックアップしており、その移動機MSのユーザが日本に帰国する予定の日時は2006年4月13日となっている。なお、本実施形態において「日時」とは、日だけでもよいし、時刻だけでもよいし、日及び時刻を含むものであってもよい。
以上が本実施形態の構成である。
[B:動作]
次に、図9〜13を参照しながら、上記通信システムの動作例を説明する。
図9は、移動通信網GSMに在圏する移動機MSから、コンテンツサーバ装置CS1が記憶しているコンテンツにアクセスする場合の動作例を示したシーケンス図である。
まず、移動機MSは、自身が記憶しているタイマー値が経過すると(ステップS101)、自身が記憶しているURLを含むHTTPリクエストを送信する。移動機MSから送信されるHTTPリクエストには、その移動機MSの移動機識別情報が含まれている(以下の説明において同じ)。このHTTPリクエストは、移動通信網GSMの事業者コード通知機能によって事業者コード「100010XX1PL」が付加された後、網間接続ネットワークGRXを介して境界交換局CMMSによって受信される。境界交換局CMMSは、受信したHTTPリクエストに事業者コードが付加されているので、このHTTPリクエストにローミングフラグを付加し(ステップS102)、ゲートウェイ装置GWに転送する。ゲートウェイ装置GWは、上記HTTPリクエストを受信すると、図5に示した手順に従って処理を行う。ここでは、受信したHTTPリクエストにローミングフラグ及び事業者コードが含まれているので、ゲートウェイ装置GWは、図4に示すコード変換テーブル252を参照して、事業者コード「100010XX1PL」を国コード「C1001」に変換する(ステップS103)。次いで、ゲートウェイ装置GWは、プロトコル変換を行うとともに、国コード「C1001」とローミング識別情報をHTTPヘッダに付加して(ステップS104)、インターネットINETに送信する。
コンテンツサーバ装置CS1のCPU11は、インターネットINET経由で上記HTTPリクエストを通信インタフェース14によって受信すると、このリクエストのヘッダを参照し、ローミング識別情報を検出する(ステップS105)。ローミング識別情報が抽出されたということは、このHTTPリクエストがローミング先における移動機MSから送信されたことを意味する。そこで、CPU11は、HTTPリクエストからURLを抽出し、このURLに格納されたコンテンツ群(ここでは、ファイル名「music1.wav」、「music2.wav」、「music3.wav」、「music4.wav」のコンテンツ)が、配信テーブルにおいて外国に配信可能とされているか否かを判断する(ステップS106)。ここでは図7に示すようにこれらのファイル名のコンテンツは外国配信が不可である。よって、CPU11は、移動機MSに対して、コンテンツの配信が許されないので、そのコンテンツをバックアップしておくか否かを問い合わせるためのHTMLファイルを生成し、これを通信インタフェース14から移動機MS宛に送信する(ステップS107)。なお、ここで、コンテンツの外国配信が可能であれば、CPU11は、ファイル名「music1.wav」、「music2.wav」、「music3.wav」、「music4.wav」のコンテンツをハードディスク15から読み出し、これらを通信インタフェース14からHTTPレスポンスとして移動機MSに送信すればよい。
移動機MSは、図10において、ゲートウェイ装置GW及び境界交換局CMMS経由で、上記HTMLファイルを受信すると、これを表示部に表示する(ステップS108)。図11は、このときに移動機MSに表示される画面の一例である。図11に示すように、この画面にはバックアップ対象となるコンテンツの名称(楽曲名)が列挙されており、さらに、ユーザの帰国予定日時を入力するテキストボックスが設けられている。ここで、ユーザが例えば「明日がある」と「海に行こう」を選択し、さらに帰国日時として「2006年4月13日」を入力して、「送信」と記されたソフトボタンを選択すると、移動機MSはこの操作を受け付け、選択乃至入力された内容を含むHTTPリクエストを送信する(図10のステップS109)。このHTTPリクエストは、境界交換局CMMS及びゲートウェイ装置GWを経由してコンテンツサーバ装置CS1によって受信される。なお、このときも境界交換局CMMS及びゲートウェイ装置GWは図9を用いて説明したような処理を行うが、以下の説明には関わってこないので説明を省略する。
コンテンツサーバ装置CS1のCPU11は、通信インタフェース14によって上記HTTPリクエストを受信すると、ユーザによって選択されたコンテンツをバックアップすることができるか否かを判断する(ステップS110)。具体的には、CPU11は、コンテンツサーバ装置CSは、HTTPリクエストに含まれている帰国予定日時と、選択されたコンテンツについて配信テーブルに記された再生期間とを比較し、帰国予定日時が再生期間内であればコンテンツをバックアップすることができると判断するし、帰国予定日時が再生期間外であればコンテンツをバックアップすることができないと判断する。ここでは、「明日がある」のコンテンツのファイル名「music1.wav」と、「海に行こう」のコンテンツのファイル名「music3.wav」の再生期間は、いずれも帰国予定日時「2006年4月13日」を含んでいるので、CPU11は、コンテンツをバックアップすることができると判断する。
そして、CPU11は、バックアップ管理テーブルにおいて、HTTPリクエストに含まれていた移動機識別情報に対応するバックアップフラグを「1」(オン)とし、帰国予定日時「2006年4月13日」と、バックアップ対象のコンテンツのファイル名「music1.wav」、「music3.wav」を記述する。これにより、コンテンツがバックアップされることになる(ステップS111)。次いで、CPU11は、移動機MSに対して、バックアップが完了した旨のHTMLファイルを通信インタフェース14から送信する。移動機MSは、このHTMLファイルを受信すると、これを表示する(ステップS112)。図12は、このときに移動機MSに表示される画面の一例である。図12に示すように、この画面にはバックアップされたコンテンツの楽曲名が記されており、ユーザはこれを見てバックアップされたコンテンツを確認することができる。
次に、図13を参照しながら、上記の移動機MSのユーザが日本に帰国した後の動作について説明する。ここでは、ユーザが帰国した日は当初の予定どおり「2006年4月13日」であったとする。
移動機MSは、自身が記憶しているタイマー値が経過すると(ステップS201)、自身が記憶しているURLを含むHTTPリクエストを送信する。このHTTPリクエストは、移動通信網IMTを経由し、コンテンツサーバ装置CS1によって受信される。コンテンツサーバ装置CS1のCPU11は、HTTPリクエストを通信インタフェース14によって受信すると、このリクエストのヘッダからローミング識別情報を検出しようと試みるが、検出できないので、このHTTPリクエストはローミング元の移動機MSから送信されたと判断することができる。この場合、CPU11は、受信したHTTPリクエストから移動機識別情報「UID0001」を抽出し、バックアップ管理テーブルを参照して、この移動機識別情報に対応するバックアップの状況を確認する(ステップS202)。ここでは、図8に示すように、移動機識別情報「UID0001」に対応するバックアップフラグが「1」(オン)となっているから、移動機MSに対してバックアップされているコンテンツが存在するということである。なお、ここで移動機識別情報に対応するバックアップフラグが「0」(オフ)となっている場合は、移動機MSに対してバックアップされているコンテンツが存在しないことを意味する。よって、CPU11は、その時点でハードディスク15に用意している最新のコンテンツ群をHTTPレスポンスとして、通信インタフェース14から移動機MSに配信すればよい。
次に、CPU11は、上記HTTPリクエストを受信したときの現在日時と、バックアップされているコンテンツについて配信テーブルに記された再生期間とを比較し、現在日時が再生期間内であるか否かを確認する(ステップS203)。現在日時は、ハードディスク15などに記憶された計時プログラムをCPU11が常時実行することによって計測すればよい。ここでは、「明日がある」のコンテンツのファイル名「music1.wav」と、「海に行こう」のコンテンツのファイル名「music3.wav」の再生期間はいずれも2006年4月1日から2006年4月15日となっており、現在日時「2006年4月13日」を含んでいる。よって、CPU11は、コンテンツを配信することができると判断する。そして、CPU11は、バックアップ管理テーブルに記述されたファイル名「music1.wav」及び「music3.wav」のコンテンツをハードディスク15から読み出し、これをHTTPレスポンスとして通信インタフェース14から移動機MSに送信する(ステップS204)。移動機MSは、これを自身のメモリに記憶し(ステップS205)、ユーザの操作に応じてこれを再生する(ステップS206)
なお、現在日時が再生期間を経過している場合は、コンテンツを配信することはできなないので、CPU11はエラーメッセージを移動機MSに送信して処理を終了する。
以上説明した実施形態によれば、コンテンツサーバ装置CSは、コンテンツの著作権が許諾されていない国にユーザが居る場合であっても、そのコンテンツをユーザの指示に従ってバックアップしておくことができる。そして、コンテンツサーバ装置CSは、ユーザが著作権の許諾されている国に移動したことが確認できれば、そのバックアップしておいたコンテンツをユーザの移動機MSに配信する。これにより、著作権によって許諾されている範囲内で、ユーザはコンテンツを利用することができる。
また、コンテンツサーバ装置CSは、コンテンツをバックアップしようとする際には、ユーザが著作権が許諾されている国に移動する予定の日時を確認し、その日時が、コンテンツの著作権によって定められている再生期間以内である場合にコンテンツをバックアップする。よって、ユーザが著作権が許諾されている国に移動したときには、コンテンツの再生期間が過ぎていたという事態を極力避けることができる。
[C:変形例]
上述した実施形態を次のように変形してもよい。
実施形態では、コンテンツサーバ装置CSが受信したHTTPリクエストに、所定のローミング識別情報が付加されているか否かによって、ローミング先における移動機MSからのアクセスか又はローミング元における移動機MSからのアクセスかを判断していたが、さらに、HTTPリクエストに付加されている国コードを参照すれば、移動機MSが在圏している国をより正確に特定することができる。さらにこの場合、実施形態では、ゲートウェイ装置GWにて、事業者コードをコンテンツサーバ装置CSが解釈可能な国コードに変換し、ローミングフラグをコンテンツサーバ装置CSが解釈可能なローミング識別情報に変換するようにしていた。しかし、コンテンツサーバ装置CSがローミング先を国コードの別によって区分するのではなく、通信事業者の別によって区分したいのであれば、ゲートウェイ装置GWは、事業者コードをコンテンツサーバ装置CSが解釈可能な事業者識別情報に変換すればよい。また、コンテンツサーバ装置CSがそもそも事業者コードやローミングフラグを解釈可能であれば、ゲートウェイ装置GWにて上記のような変換処理を行わなくてもよいことはもちろんである。
また、実施形態では、ゲートウェイ装置GWは、ローミング先の移動通信網の事業者コード通知機能によって通知される事業者コードに基づいて、ローミング先からのアクセスであることを把握していたが、これに限らない。例えば、移動機MSがGPS(Global Positioning System)による測位機能を備えている場合、このGPS機能によって測位された位置情報をHTTPリクエストに付加するようにしておけば、ゲートウェイ装置GWは、この位置情報に基づいてローミング元からのアクセスかローミング先からのアクセスかということを判別することができる。そして、ローミング先からのアクセスであれば、HTTPリクエストのヘッダにローミング識別情報を付加してコンテンツサーバ装置CSに送信すればよい。
また、例えば、移動通信網が通常備えるホームロケーションレジスタには、移動機MSの位置登録情報、即ち移動機MSが在圏する位置登録エリアのエリアIDとその移動機MSの電話番号とが対応付けられて記憶されている。このホームロケーションレジスタに移動機MSが外国に在圏していることを示す情報を登録しておけば、このホームロケーションレジスタの登録内容を参照するだけで、ローミング先からのアクセスかローミング元からのアクセスかを判断することも可能である。そこで、ゲートウェイ装置GWや、移動通信網IMTの例えば関門交換局GMMSが、移動機MSからHTTPリクエストを受信すると、ホームロケーションレジスタを参照して、ローミング先からのアクセスかローミング元からのアクセスかを判断する。そして、ローミング先からのアクセスであると判断すると、そのHTTPリクエストにローミング識別情報を付加してコンテンツサーバ装置CSに送信するようにしてもよい。なお、ホームロケーションレジスタへの登録は、ユーザが移動機MSを操作することによって設定するようにしてもよい。
また、実施形態では、図4に示すように、ローミング先を国毎に区分するようにしていたが、必ずしも、これに限らない。例えば、複数の国からなる地域(例えばヨーロッパ地域(EU)等)をひとまとまりにして扱ってもよいし、1つの国を宗教や政治等の事情に応じて複数の地域に区分してもよい。また、国際的には「国」として認知されていないような地域であっても、本発明においては、ひとつの国として扱ってもよい。要するに、本発明では、著作権の許諾という観点から区分される領域(エリア)であれば、「国」、「州」、「郡」、「地域」、「地区」等の名称にかかわらず、各々単独のものとして取り扱うことができる。
また、実施形態では、外国配信が不可とされているコンテンツを移動機MSには一切配信しないようにしていた。しかし、これに限らず、次のようにしてもよい。例えば、ユーザがコンテンツ配信サービスに対して支払う料金に、さらに付加的に別料金を支払うことを条件として、コンテンツをローミング先の移動機MSに配信するようにしてもよい。この場合、コンテンツサーバ装置CSのCPU11は、ローミング先の移動機MSからのアクセスであると判断すると、まず、別料金を支払うか否かをユーザに問い合わせるメッセージを移動機MSに送信し、このメッセージに対してユーザが別料金を支払う旨の操作を行うと、コンテンツを配信すればよい。この別料金には、ローミング先のエリアでコンテンツを使用するための著作権料が含まれている。また、この別料金は、ローミング先のエリアに応じて金額が異なっていてもよい。
また、実施形態では、コンテンツの外国配信が可能であれば、コンテンツサーバ装置CSのCPU11は移動機MSにコンテンツを送信していたが、ユーザによっては、国際ローミングサービスを利用すると、コンテンツ配信に要する通信料金が嵩むので、コンテンツをバックアップしておいて日本に記憶してから取得したいと考えることがある。そこで、コンテンツサーバ装置CSのCPU11は、コンテンツを配信するに先立って、そのコンテンツの配信に要する料金を移動機MSに通知するようにしてもよい。そして、この通知に応じて、移動機MSからコンテンツのバックアップが要求された場合には、コンテンツサーバ装置CSのCPU11は、そのコンテンツをバックアップすればよい。一方、料金を通知したのにも関わらず、移動機MSからコンテンツが要求された場合には、コンテンツサーバ装置CSのCPU11は、そのコンテンツを移動機MSに配信すればよい。
実施形態では、ローミング先移動通信網が、そのローミング先の移動通信網に所在する移動機MSから送信されるHTTPリクエストに対してローミングフラグを付加していた。しかし、必ずしもこれに限定されるわけではなく、ローミング先移動通信網又はローミング元移動通信網の少なくともいずれか一方がHTTPリクエストに対してローミングフラグを付加すればよい。
コンテンツを移動機MSに配信する配信装置は、実施形態で例示したコンテンツサーバ装置CSのように単体の装置から構成されるものであってもよいし、複数の装置群からなるシステムとして構成されていてもよい。
実施形態では、著作権という権利によって保護されたコンテンツの例を挙げたが、コンテンツを保護する権利は著作権に限らない。要するに、地域によって、配信(利用)が許したり許さなかったりするようなコンテンツであれば、本発明を適用可能である。
移動機MSとしてIMT-2000方式の携帯電話機を例示したが、これに限らず、例えばPDC(Personal Digital Cellular)方式の携帯電話機や、PHS(Personal Handyphone System)方式の簡易携帯電話機であってもよい。また、移動機MSとコンテンツサーバ装置CSとのデータ信号の遣り取りにはHTTPを用いたが、これら両者の間のリクエストやコンテンツの遣り取りは、HTTP以外のプロトコルによって実現してもよい。
上述したゲートウェイ装置GWのCPU21やコンテンツサーバ装置CSのCPU11が実行するプログラムは、ゲートウェイ装置GWやコンテンツサーバ装置CS1によって読み取り可能な磁気記録媒体、光記録媒体あるいはROM等の記録媒体に記録して提供することが可能である。また、これらプログラムを、インターネットのようなネットワーク経由でゲートウェイ装置GWやコンテンツサーバ装置CS1〜CS4にダウンロードさせることももちろん可能である。
本発明の実施の一形態に係る通信システムの全体構成を示すブロック図である。 同システムにおけるローミング元からのアクセスか或いはローミング先からのアクセスかということをコンテンツサーバ装置に通知するための仕組みを説明する模式図である。 同システムにおけるゲートウェイサーバ装置の構成を示すブロック図である。 同システムにおけるコード変換テーブルの一例を示す図である。 同システムにおけるゲートウェイサーバ装置のCPUが実行する手順を示すフローチャートである。 同システムにおけるコンテンツサーバ装置の構成を示すブロック図である。 同システムにおける配信テーブルの一例を示す図である。 同システムにおけるバックアップ管理テーブルの一例を示す図である。 同システムにおける動作例を示すシーケンス図である。 同システムにおける動作例を示すシーケンス図である。 同システムにおける移動機に表示される画面を示す図である。 同システムにおける移動機に表示される画面を示す図である。 同システムにおける動作例を示すシーケンス図である。
符号の説明
MS・・・移動機、IMT・・・移動通信網、GSM・・・移動通信網、GW・・・ゲートウェイ装置、21・・・CPU、22・・ROM、23・・・RAM、24・・・通信インタフェース(データ中継手段)、25・・・ハードディスク、CS1〜CS4・・・コンテンツサーバ装置、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・通信インタフェース(コンテンツ送信手段)、15・・・ハードディスク、INET・・・インターネット。

Claims (7)

  1. コンテンツを記憶した記憶手段と、
    移動機に割り当てられた移動機識別情報を含み、前記記憶手段に記憶されたコンテンツを要求するリクエストを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたリクエストに所定の識別情報が含まれている場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、前記記憶手段に記憶されているコンテンツを配信せずに、当該移動機識別情報を当該コンテンツに対応付けて保存する保存手段と、
    前記保存手段によって前記移動機識別情報が保存された後で前記受信手段によってリクエストが受信され、当該リクエストに前記所定の識別情報が含まれていない場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報に対応付けて保存しておいた前記コンテンツを、当該移動機識別情報が割り当てられた移動機に配信する配信手段と
    を備え
    前記所定の識別情報は、前記移動機がローミング先の移動通信網に在圏することを示す識別情報であることを特徴とする配信装置。
  2. 前記リクエストの送信元の移動機のユーザに対して日時を指定させ、その指定された日時を取得する取得手段を備え、
    前記記憶手段は、前記コンテンツに対応付けて、そのコンテンツの配信が許される期間を対応付けて記憶し、
    前記保存手段は、前記取得手段によって取得された日時が、前記リクエストによって要求されるコンテンツに対応する前記期間内か否かを判定し、その期間内であれば、前記移動機識別情報を前記コンテンツに対応付けて保存する
    ことを特徴とする請求項1記載の配信装置。
  3. 日時を計測する計時手段を備え、
    前記記憶手段は、前記コンテンツに対応付けて、そのコンテンツの配信が許される期間を対応付けて記憶し、
    前記配信手段は、前記受信手段によって前記リクエストが受信されたときに前記計時手段によって計測された日時が、前記移動機識別情報に対応付けて保存しておいた前記コンテンツに対応する前記期間内か否かを判定し、その期間内であれば、当該コンテンツを前記移動機に配信する
    ことを特徴とする請求項1記載の配信装置。
  4. 著作権によって保護される保護コンテンツと、著作権によって保護されない非保護コンテンツとを記憶した記憶手段と、
    移動機に割り当てられた移動機識別情報を含み、前記記憶手段に記憶されたコンテンツを要求するリクエストを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたリクエストにより、前記保護コンテンツが要求され、且つ、そのリクエストに所定の識別情報が含まれている場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、当該保護コンテンツを配信せずに、当該保護コンテンツに当該移動機識別情報を対応付けて保存する保存手段と、
    前記受信手段によって受信されたリクエストにより前記非保護コンテンツが要求された場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、当該非保護コンテンツを配信する第1の配信手段と、
    前記保存手段によって前記移動機識別情報が保存された後で前記保護コンテンツを要求するリクエストが前記受信手段によって受信され、当該リクエストに前記所定の識別情報が含まれていない場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報に対応付けて保存しておいた前記保護コンテンツを、当該移動機識別情報が割り当てられた移動機に配信する第2の配信手段と
    を備え
    前記所定の識別情報は、前記移動機がローミング先の移動通信網に在圏することを示す識別情報であることを特徴とする配信装置。
  5. 前記第1の配信手段が前記非保護コンテンツを配信するに先立って、当該非保護コンテンツの配信に要する料金を前記移動機に通知する通知手段を備え、
    前記第1の配信手段は、前記料金の通知に応じて前記非保護コンテンツが前記移動機によって要求された場合には、当該非保護コンテンツを当該移動機に配信する
    ことを特徴とする請求項4記載の配信装置。
  6. コンピュータを、
    移動機に割り当てられた移動機識別情報を含み、記憶手段に記憶されたコンテンツを要求するリクエストを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたリクエストに所定の識別情報が含まれている場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、前記記憶手段に記憶されているコンテンツを配信せずに、当該移動機識別情報を当該コンテンツに対応付けて保存する保存手段と、
    前記保存手段によって前記移動機識別情報が保存された後で前記受信手段によってリクエストが受信され、当該リクエストに前記所定の識別情報が含まれていない場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報に対応付けて保存しておいた前記コンテンツを、当該移動機識別情報が割り当てられた移動機に配信する配信手段と
    して機能させ
    前記所定の識別情報は、前記移動機がローミング先の移動通信網に在圏することを示す識別情報であることを特徴とするプログラム。
  7. コンピュータを、
    移動機に割り当てられた移動機識別情報を含み、記憶手段に記憶されたコンテンツを要求するリクエストを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信されたリクエストにより、著作権によって保護される保護コンテンツが要求され、且つ、そのリクエストに所定の識別情報が含まれている場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、当該保護コンテンツを配信せずに、当該保護コンテンツに当該移動機識別情報を対応付けて保存する保存手段と、
    前記受信手段によって受信されたリクエストにより、著作権によって保護されない非保護コンテンツが要求された場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報が割り当てられた移動機に対して、当該非保護コンテンツを配信する第1の配信手段と、
    前記保存手段によって前記移動機識別情報が保存された後で前記保護コンテンツを要求するリクエストが前記受信手段によって受信され、当該リクエストに前記所定の識別情報が含まれていない場合には、当該リクエストに含まれている前記移動機識別情報に対応付けて保存しておいた前記保護コンテンツを、当該移動機識別情報が割り当てられた移動機に配信する第2の配信手段と
    して機能させ
    前記所定の識別情報は、前記移動機がローミング先の移動通信網に在圏することを示す識別情報であることを特徴とするプログラム。
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