JP5069666B2 - 情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法 - Google Patents

情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5069666B2
JP5069666B2 JP2008288811A JP2008288811A JP5069666B2 JP 5069666 B2 JP5069666 B2 JP 5069666B2 JP 2008288811 A JP2008288811 A JP 2008288811A JP 2008288811 A JP2008288811 A JP 2008288811A JP 5069666 B2 JP5069666 B2 JP 5069666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
terminal
collection
transmission request
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008288811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010118744A (ja
Inventor
学 太田
充 村田
まり 阿久澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2008288811A priority Critical patent/JP5069666B2/ja
Priority to PCT/JP2009/068911 priority patent/WO2010055805A1/ja
Priority to EP09826055A priority patent/EP2357862A1/en
Priority to CN2009801449602A priority patent/CN102210172A/zh
Priority to US13/128,719 priority patent/US8566478B2/en
Publication of JP2010118744A publication Critical patent/JP2010118744A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5069666B2 publication Critical patent/JP5069666B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/30Resource management for broadcast services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • H04W72/121Wireless traffic scheduling for groups of terminals or users
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/22Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities
    • H04W8/24Transfer of terminal data

Description

本発明は、情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法に関する。
近年、ある特定の地域に在圏する通信端末に対して、通信事業者側の配信サーバから一斉にメッセージを配信することができる3GPP標準のCBS(Cell Broadcast Service)技術(例えば、特許文献1参照)が規定されている。
このCBS技術を用いて、例えば気象業務法の改正により気象庁から配信されるようになった「発生した断層運動による地震動及び火山現象についての一般の利用に適合する予報及び警報」(いわゆる緊急地震速報、非特許文献1参照)や、自治体等が提供する緊急情報等を、当該情報に対して影響があると考えられる地域に在圏する通信端末に対して移動体通信網を介して一斉配信するサービスが通信事業者により提供されている(例えば、非特許文献2参照)。さらに通信事業者は、災害などが発生した場合にネットワークの輻輳により音声通話などが困難になることから、災害伝言板を設置し、被災地域の人と連絡が取れるにするサービスを行っている(例えば、非特許文献3参照)。
特開2007−323202号公報 緊急地震速報について、[online]、気象庁、[平成20年10月20日検索]、インターネット<URL:http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/EEW/kaisetsu/index.html> 緊急速報「エリアメール」、[online]、NTTドコモ、[平成20年10月20日検索]、インターネット<URL:http://www.nttdocomo.co.jp/service/anshin/areamail/> iモード災害用伝言板サービス、[online]、NTTドコモ、[平成20年10月20日検索]、インターネット<URL:http://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/>
上記のCBS技術を用いて特定の地域に在圏する通信端末から通信端末が保持する情報を収集する技術が検討されている。具体的には、特定の地域に在圏する通信端末に対して情報の送信を要求する信号を配信サーバから一斉配信し、通信端末において、その信号の受信を契機として自端末が保持する情報を配信サーバに対して送信されることで、特定の地域に在圏する通信端末からの情報を配信サーバで収集する方法である。
しかしながら、上記のように、情報送信を要求する信号が通信端末に対して一斉配信され、特定の地域に在圏する全ての通信端末が当該信号に対して一斉に応答すると輻輳が発生することが懸念される。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、輻輳を誘発することなく、特定の地域に在圏する通信端末に対して情報送信要求を配信し、通信端末で保持される情報を収集することができる情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報収集装置は、移動体通信網を介して、特定の基地局の配下に在圏する複数の通信端末において保持される情報である収集情報を収集する情報収集システムであって、前記基地局を特定する情報である基地局特定情報と、前記収集情報の種別を特定する情報である収集情報種別とを受信する情報受信手段と、前記基地局特定情報に基づき、前記収集情報を収集する対象となる前記通信端末の数を表す情報を含む端末情報を取得する端末情報取得手段と、前記収集情報種別に基づき、当該収集情報種別により特定される情報の情報量に係る情報量情報を取得する情報量取得手段と、前記基地局特定情報に基づき、当該基地局を介して通信を行うことができる容量に係る情報である容量情報を取得する容量情報取得手段と、前記端末情報と、前記情報量情報と、前記容量情報と、に基づいて、前記複数の通信端末が前記収集情報を送信するタイミングを指定する送信タイミング情報を生成し、当該送信タイミング情報と、前記収集情報種別と、を含む情報送信要求を作成する送信要求作成手段と、前記情報送信要求を前記複数の通信端末に対して配信する送信要求配信手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る情報収集システムによる情報収集方法は、移動体通信網を介して、特定の基地局の配下に在圏する複数の通信端末において保持される収集情報を収集する情報収集システムによる情報収集方法であって、前記情報収集システムの情報受信手段が、前記基地局を特定する情報である基地局特定情報と、前記収集情報の種別を特定する情報である収集情報種別とを受信する情報受信ステップと、前記情報収集システムの端末情報取得手段が、前記基地局特定情報に基づき、前記収集情報を収集する対象となる前記通信端末の数を表す情報を含む端末情報を取得する端末情報取得ステップと、前記情報収集システムの情報量取得手段が、前記収集情報種別に基づき、当該収集情報種別により特定される情報の情報量に係る情報量情報を取得する情報量取得ステップと、前記情報収集システムの容量情報取得手段が、前記基地局特定情報に基づき、当該基地局を介して通信を行うことができる容量に係る情報である容量情報を取得する容量情報取得ステップと、前記情報収集システムの情報収集制御手段が、前記端末情報と、前記情報量情報と、前記容量情報と、に基づいて、前記複数の通信端末が前記収集情報を送信するタイミングを指定する送信タイミング情報を生成する情報収集制御ステップと前記情報収集システムの送信要求作成手段が、前記送信タイミング情報と、前記収集情報種別と、を含む情報送信要求を作成する送信要求作成ステップと、前記情報収集システムの送信要求配信手段が、前記情報送信要求を前記複数の通信端末に対して配信する送信要求配信ステップと、を備えることを特徴とする。
上記の情報収集システム及び情報収集方法によれば、基地局特定情報に基づいて、端末情報と、容量情報が取得され、さらに、収集情報の種別を特定する収集情報種別に基づいて収集情報の情報量情報が取得される。さらに、この、端末情報と、情報量情報と、容量情報と、とに基づいて、基地局を介して通信を行う容量を超過しないタイミングが指定された送信タイミング情報を生成することができ、当該送信タイミング情報が含まれる情報送信要求が通信端末に対して配信される。このように、配信される情報送信要求に対して基地局の配下に在圏する複数の通信端末が応答するタイミングを指定することで、配下の複数の端末による一斉返信が妨げられ、通信量の増大による輻輳の誘発を抑制することができる。
ここで、前記情報受信手段は、前記収集情報を収集する通信端末の種別を特定する情報である端末種別をさらに取得し、前記情報収集制御手段は、前記端末情報と、前記情報量情報と、前記容量情報と、前記端末種別と、に基づいて、前記送信タイミング情報を生成し、前記送信要求作成手段は、前記送信タイミング情報と、前記端末種別と、前記収集情報種別と、を含む情報送信要求を作成する態様とすることができる。
上記のように、通信端末の種別を特定する端末種別を情報送信要求に含めて基地局の配下に在圏する通信端末に対して配信することで、基地局の配下に在圏する複数の通信端末のうち、特定の種別の通信端末のみからの応答を情報収集システムにおいて収集することができるため、より細かい条件に応じた情報収集を行うことができると共に、返信を希望としない通信端末からの返信を抑止することができるため、情報収集の際に発生する通信量を抑制することができる。
また、前記情報収集制御手段は、前記複数の通信端末が前記収集情報を前記情報収集システムへ一斉に送信した場合に、前記容量を超過する通信が発生するか否かを、前記端末情報と、前記情報量情報と、前記容量情報と、に基づいて判断し、前記容量を超過すると判断した場合には、前記送信タイミング情報を生成し、前記容量を超過しないと判断した場合には、前記送信タイミング情報の生成を中止し、前記送信要求作成手段は、前記情報収集制御手段が前記容量を超過しないと判断した場合には、前記情報送信要求から前記送信タイミング情報を排除する態様とすることもできる。
このように、基地局の配下の通信端末が収集情報を一斉に送信した場合に、容量を超過する通信が発生するか否かによって送信タイミング情報の作成の要否を判断することにより、情報収集制御手段によって行われる送信タイミング情報の作成に係る処理を低減することができると共に、複数の通信端末に対して配信する情報送信要求に含まれる情報量を低減させることができる。
ここで上記の輻輳の誘発を抑制して情報の収集を行うことができる情報収集システムにより作成される送信タイミング情報としては、具体的には、前記複数の通信端末それぞれを特定する情報を用いて、前記複数の通信端末を複数のグループに区別し、当該グループ毎に異なるタイミングを指定する情報とすることができる。また、前記複数の通信端末が前記収集情報を送信するタイミングを任意の時間幅で指定する情報とする態様をとることもできる。
また、上記目的は、情報収集システムが基地局をさらに含む構成である場合にも達成することもできる。すなわち、本発明に係る情報収集システムは、基地局をさらに含んで構成され、前記基地局は、自局の配下に在圏する前記通信端末の数を示す端末数情報を保持し、前記端末数情報の送信を要求する前記端末情報取得手段からの端末数送信要求に応じて当該端末数情報を送信する端末数情報保持手段を備え、前記端末情報取得手段は、前記基地局特定情報により特定される前記基地局に対して前記端末数送信要求を送信することにより、前記基地局から送信される当該端末数情報を前記端末情報として取得することを特徴とする。
上記のように、端末数取得手段が、基地局で保持される配下に在圏する通信端末の数を示す情報を端末数情報として取得することで、基地局との間で通信を行うことにより端末数情報を取得することができるため、効率的に端末数情報を取得することができる。
さらに、この情報収集システムは、前記基地局特定情報と、前記端末情報と、を対応付けて格納する端末情報格納装置と、前記収集情報種別と、前記情報量情報と、を対応付けて格納する情報量情報格納装置と、前記基地局特定情報と、前記容量情報と、を対応付けて格納する容量情報格納装置と、を更に備え、前記端末情報取得手段は、前記端末情報格納装置から前記端末情報を取得し、前記情報量取得手段は、前記情報量情報格納装置から前記情報量情報を取得し、前記容量情報取得手段は、前記容量情報格納装置から前記容量情報を取得する。このように、端末情報格納装置と、情報量情報格納装置と、容量情報格納装置と、を含んで構成されていてもよい。
また、上記目的を達成する情報収集システムとしての他の構成として、移動体通信網を介して、特定の基地局の配下に在圏する複数の通信端末において保持される情報である収集情報を収集する情報収集装置と、前記基地局とを含んで構成される情報収集システムであって、前記情報収集装置は、前記基地局を特定する情報である基地局特定情報と、前記収集情報の種別を特定する情報である収集情報種別とを受信する情報受信手段と、前記収集情報種別に基づき、当該収集情報種別により特定される情報の情報量に係る情報量情報を取得する情報量取得手段と、前記情報量情報と、前記収集情報種別と、を含む情報送信要求を作成する送信要求作成手段と、前記情報送信要求を前記基地局に対して送信する送信要求送信手段と、を備え、前記基地局は、前記情報収集装置から送信される前記情報送信要求を受信する送信要求受信手段と、自局の配下に在圏する通信端末の数を示す端末数情報を保持する端末数情報保持手段と、前記複数の通信端末が前記収集情報を前記情報収集装置へ一斉に送信した場合に、前記容量を超過する通信が発生するか否かを、前記情報送信要求に含まれる前記情報量情報と、前記端末数情報保持手段により保持される前記端末数情報と、に基づいて判断し、前記容量を超過すると判断した場合には、前記送信タイミング情報を生成し、前記容量を超過しないと判断した場合には、前記送信タイミング情報の生成を中止する送信タイミング情報生成手段と、当該送信タイミング情報が添付された前記情報送信要求を前記複数の通信端末に対して配信する情報送信要求配信手段と、を備える態様とすることもできる。
上記の態様とすることで、例えば、情報収集装置から複数の基地局に対して情報送信要求を配信する場合に、自局から配下の通信端末に対して配信する際に用いられる送信タイミング情報が各基地局において生成される。このため、送信タイミング情報の生成処理を情報収集装置が一台で行う場合に比べて、当該処理を複数の基地局が分散して並列的に行うことから、当該処理にかかる処理時間を短縮することができる。
さらに、この情報収集システムは、前記収集情報種別と、前記情報量情報と、を対応付けて格納する情報量情報格納装置と、を更に備え、前記情報量取得手段は、前記情報量情報格納装置から前記情報量情報を取得する。このように、情報量情報格納装置を含んで構成されていてもよい。
また、本発明に係る通信端末は、情報収集システムから配信される情報送信要求に基づいて、当該通信端末において保持される収集情報を前記情報収集システムへ送信する通信端末であって、前記情報収集システムから配信され、前記収集情報の種別を特定する情報である収集情報種別と、当該収集情報を送信するタイミングを指定する情報である送信タイミング情報と、が含まれる前記情報送信要求を受信する受信手段と、前記収集情報種別により特定された情報を含む前記収集情報を作成する情報作成手段と、前記送信タイミング情報に基づいて、前記収集情報を送信するタイミングを判断する送信タイミング判断手段と、前記送信タイミング判断手段により判断されたタイミングで前記収集情報を前記情報収集システムに対して送信する情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
上記の通信端末によれば、情報収集システムより送信された送信タイミング情報に基づいて、通信端末から情報収集システムに対して送信するタイミングが決定され、当該タイミングに通信端末において保持される情報が収集情報として送信される。このように、情報収集システムにより定められた送信タイミング情報に従って収集情報の送信を行うことで、情報送信要求に基づき、通信端末から送信される情報を情報収集システムにおいて収集することができる。
ここで、前記送信タイミング判断手段は、前記送信タイミング情報において前記タイミングが任意の時間幅で記載されている場合に、当該時間幅の中で当該通信端末が前記収集情報を送信するタイミングを、当該通信端末から算出する乱数を用いて決定する態様としてもよい。
上記のように、送信タイミング情報が任意の時間幅で記載されている場合には、通信端末において算出される乱数を用いてタイミングを決定することで、時間幅内で通信端末が送信するタイミングが特定のタイミングに集中することを回避できるため、輻輳の発生を抑制することができる。
また、前記受信手段は、前記収集情報を収集する通信端末の種別を特定する情報である端末種別がさらに含まれる前記情報送信要求を受信し、前記情報送信手段は、前記端末種別を参照して当該通信端末が前記収集情報を送信する必要があると判断される場合に、前記収集情報を前記情報収集システムに対して送信する態様とすることもできる。
このように、端末種別に基づいて、情報収集システムに対して当該通信端末から収集情報を送信するか否かを当該通信端末において判断する態様とすることによって、情報収集システムにおいて情報収集対象とされていない通信端末からの送信情報の送信を抑止することができるため、情報収集の際に発生する通信量を抑制することができる。
本発明によれば、輻輳を誘発することなく、特定の地域に在圏する通信端末に対して情報送信要求を配信し、通信端末で保持される情報を収集することができる情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法が提供される。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
<第1実施形態>
(第1実施形態に係る通信システムの構成)
図1〜図3を用いて、本発明の第1実施形態に係る情報収集システムを含む通信システムについて説明する。
図1は、通信システム1に含まれる情報収集システム2と、当該情報収集システム2により情報を収集する対象となる通信端末60との関係を示す図である。図1に示すように、情報収集システム2から通信端末60に対して、移動体通信網N1を介してCBS(Cell Broadcast Service)技術により情報収集要求信号M01が送信される。これに対して、通信端末60では、情報収集要求信号により情報の収集が要求され、通信端末60に保持される情報を収集し、収集情報M02として送信する。この収集情報が情報収集システム2により受信されることにより、情報収集システム2において情報が収集される。この移動体通信網N1は、通信端末60がパケット通信を行うために通信事業者により提供されるネットワークである。なお、図1では、通信端末60が1台しかないが、実際には、情報収集システム2による情報の収集の対象となる通信端末60は、特定のエリアに在圏している複数の通信端末である。以下の実施形態の説明では、複数の通信端末のうち、特定の基地局の配下に在圏する1台の通信端末60を例に用いて説明を行う。
ここで、情報収集システム2から通信端末60に対して送信される情報収集要求信号M01について説明する。情報収集要求信号M01には、通信端末60からの送信を要求する情報の種別を示す情報(収集情報種別)と、当該情報の送信タイミングを指定する送信タイミング情報と、情報の送信を要求する通信端末60の種別を特定する情報(端末種別)が含まれる。このうち、収集情報種別とは、情報収集制御システム10が収集しようとしている情報の種別を示す情報である。情報収集制御システム10において収集される情報としては、例えば、通信端末60の設定情報や、通信端末60が保持するコンテンツ等の情報のほか、位置情報、湿度、温度等の通信端末60に具備される各種センサ等から取得することができる情報等が挙げられる。また、送信タイミング情報とは、通信端末60から情報収集システム2に対して上記の収集情報種別により指定された情報を送信するタイミングを指定する情報である。また、端末種別とは、情報の送信を要求する通信端末60の種別を示す情報である。通信端末60の種別としては、通信端末60のメーカ種別、モデル種別、ワンセグやWLAN(Wireless LAN)等の通信端末60が保持する機能による種別等が挙げられる。この端末種別は必要に応じて情報送信要求信号M01に含まれる情報であり、例えば、通信端末60が有する特定の機能に関する情報を収集する場合には、情報送信要求信号M01に通信端末60の機能による種別を端末種別として含ませることによって、当該機能を有する通信端末60からのみ情報を収集することができる。
また、通信端末60から情報収集システム2に対して送信される収集情報M02は、上記の情報収集要求信号M01に含まれる収集情報種別に基づいて通信端末60において収集された情報である。そして、この収集情報M02は、情報収集要求信号M01に含まれる送信タイミング情報により指定されたタイミングで、通信端末60から情報収集システム2に対して送信される。その具体的な方法は後述する。
図2は、通信システム1に含まれる各装置の構成をより具体的に説明した図である。図2に示すように、通信システム1は、情報収集システム2に含まれる情報収集制御システム10と、CBS(Cell Broadcast Service)20と、SGSN(Service General Pace radio service Support Node)30と、RNC(Radio NetworkController:無線ネットワーク制御装置)40と、BTS(Base Transceiver Station:無線基地局装置)50と、を含んで構成される。これらの装置は通信事業者Nにより設けられ、これらの装置が後述のように機能することによって、移動体通信網N1が構成される。なお、図2に示すように、CBS20には複数のSGSN30が接続し、それぞれのSGSN30に対してRNC40が接続する。さらに、それぞれのRNC40には、複数のBTS50が接続する。そして、通信端末60は、上記の複数のBTS50のうちの一つに接続することにより、移動体通信網N1を介した通信を行う機能を備える。
ここでCBS20による情報の配信について説明する。このCBS20による情報の配信とは、相手先の通信端末を指定して情報を送信するものではなく、特定の地域に在圏する複数の通信端末に対して情報を一斉に配信するものである。この情報の一斉配信は、例えば無線基地局装置であるBTS50を一単位として行われる。すなわち、BTS50を指定することによって、当該BTS50が通信制御を行う特定の地域に在圏する通信端末に対して情報の一斉配信が行われる。このようにCBS20による情報の一斉配信では、通信端末60を特定せず、通信端末60が在圏する地域のみを特定して情報の配信が行われるため、例えば、特定の地域において特に重要となる緊急地震速報の配信等に用いられる。
なお、通信端末60とBTS50との間は、移動体通信網N1を介して、無線通信により情報の交換が行われる。また、情報収集制御システム10とCBS20との間、CBS20とSGSN30との間、SGSN30とRNC40との間、及びRNC40とBTS50との間は、それぞれ有線のネットワークを介して接続される。
情報収集制御システム10は、上述のように、通信端末60に対して送信する情報収集要求信号を作成し、CBS20に送ることにより通信端末60に対して一斉配信する機能を有する。図3は情報収集制御システム10の構成を説明するブロック図である。図3に示すように、情報収集制御システム10は、情報収集装置100と、加入者情報管理サーバ(端末情報格納装置)200と、情報量管理サーバ(情報量情報格納装置)300と、容量情報管理サーバ(容量情報格納装置)400と、を含んで構成される。情報収集装置100は、通信事業者あるいは第三者等により作成された収集情報特定情報を受信し、この収集情報特定情報に基づいて、送信タイミング情報を生成して、当該収集情報特定情報及び送信タイミング情報を含む情報送信要求信号を作成する機能を有する。なお、この収集情報特定情報とは、情報を収集する対象となる通信端末60と、当該通信端末60から収集する情報とを特定する情報である。具体的には、収集情報特定情報には、情報収集の対象となる地域の通信制御を行うBTS50を特定する基地局特定情報と、収集情報種別と、端末種別と、が含まれる。そして、加入者情報管理サーバ200、情報量管理サーバ300及び容量情報管理サーバ400は、情報送信要求信号に含まれる送信タイミング情報を作成するために用いられる情報をそれぞれ格納するサーバである。
情報収集制御システム10に含まれる情報収集装置100、加入者情報管理サーバ200、情報量管理サーバ300及び容量情報管理サーバ400と、CBS20と、SGSN30と、RNC40と、BTS50とは、それぞれ、図4に示すように、CPU11、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)12及びROM(Read Only Memory)13、通信を行うための通信モジュール14、並びにハードディスク等の補助記憶装置15等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。そして、これらの構成要素が動作することにより、各装置の後述の機能が発揮される。また、情報収集装置100と加入者情報管理サーバ200との間、情報収集装置100と情報量管理サーバ300との間、情報収集装置100と容量情報管理サーバ400との間は、それぞれ有線のネットワークを介して接続される。
また、通信端末60は、それぞれの通信端末の所有者(ユーザ)により用いられる通信端末である。具体的には、例えば、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)等の通信機能を有する装置として実現される。また、この通信端末は、図5に示すように、CPU(Central Processing Unit)61、RAM62、ROM63、操作部64、無線通信部65、ディスプレイ66、及びアンテナ67等のハードウェアにより構成される。そしてこれらの構成要素が動作することにより、通信端末60の後述の機能が発揮される。
続いて、図3に戻り、情報収集制御システム10を構成する各装置の機能について説明する。まず、情報収集制御システム10に含まれる情報収集装置100は、入力部(情報受信手段)101と、情報収集制御部(情報収集制御手段、送信要求作成手段)102と、端末情報取得部(端末情報取得手段)103と、情報量取得部(情報量取得手段)104と、送信要求配信部(送信要求配信手段)106と、収集情報取得部107と、を含んで構成される。なお、本実施形態では、上記各手段を有する情報収集装置100について説明するが、上記の各手段は同一の装置に含まれる必要はない。例えば、端末情報取得部103は加入者情報管理サーバ200と、情報量取得部104は情報量管理サーバ300と、容量情報取得部105は容量情報管理サーバ400と、それぞれ同じ場所にあってもよく、それは情報収集制御部102と離れた場所であってもよい。
入力部101は、基地局特定情報と、収集情報種別と、端末種別と、を含む収集情報特定情報を受信する情報受信手段として機能する。これらの情報は、情報収集制御システム10を管理する通信事業者のほか、通信端末60に対してコンテンツを提供するコンテンツ提供者等により例えば情報収集装置100を操作することにより提供され、入力部101において受信される。入力部101において受信された上記の情報は情報収集制御部102へ送られる。
情報収集制御部102は、入力部101から送られた基地局特定情報と、収集情報種別と、端末種別と、を用いて後述の端末情報取得部103、情報量取得部104、及び容量情報取得部105に対して情報の取得を指示する機能を有する。そして、端末情報取得部103、情報量取得部104、及び容量情報取得部105により取得された情報に基づいて送信タイミング情報を生成する情報収集制御手段として機能する。そして、この情報収集制御部102は、当該送信タイミング情報と、収集情報種別と、端末種別とを含む情報送信要求信号を作成する送信要求作成手段としても機能する。
具体的には、まず、端末情報取得部103に対しては、情報収集制御部102から基地局特定情報が送られ、基地局特定情報により特定された基地局装置(BTS50)の配下に在圏する通信端末に係る端末情報の取得が指示される。この端末情報には、特定のBTS50の配下に在圏する通信端末の数を表す情報や、在圏する通信端末の契約情報等が含まれる。端末情報取得部103では、情報収集制御部102の指示にしたがって加入者情報管理サーバ200に対して問い合わせることにより、端末情報が取得される。すなわち、端末情報取得部103は端末情報取得手段として機能する。
端末情報取得部103により問い合わせが行われる加入者情報管理サーバ200とは、移動体通信網N1に接続して通信を行う通信端末に係る情報を保持するHLR(Home Location Register)として機能する装置である。加入者情報管理サーバ200において保持される情報は、例えば、通信端末60が接続するBTS50を変更した際に行われる位置登録処理等に基づいて更新される。加入者情報管理サーバ200では、端末情報取得部103から送信される基地局特定情報に基づいて、自サーバで保持する情報を参照し、基地局特定情報により特定されるBTS50の配下に在圏する端末数及び当該端末の契約者に係る情報や通信端末に係る情報等が含まれる端末情報が端末情報取得部103に対して送信される。た、加入者情報管理サーバ200から送信された端末情報は、端末情報取得部103において取得され、情報収集制御部102に対して送られる。
次に、情報量取得部104について説明する。情報量取得部104に対しては、情報収集制御部102から収集情報種別が送られ、収集情報種別に対応する情報量の取得が指示される。情報量取得部104では、この収集情報種別に基づいて情報量管理サーバ300に対して情報量の問い合わせを行うことにより、情報量管理サーバ300から送信される情報量が取得される。すなわち情報量取得部104は、情報量取得手段として機能する。
情報量取得部104により問い合わせが行われる情報量管理サーバ300は、収集情報種別により指定される情報を通信端末60から取得する際に発生する情報量を保持する装置である。例えば、収集情報種別が「位置情報」である場合には、通信端末60から取得する情報として緯度・経度情報が用いられる。情報量管理サーバ300は、通信端末60から緯度・経度情報を取得する場合に、通信端末60から送信される情報量を収集情報種別と対応付けて保持する機能を有する。この情報量管理サーバ300に保持される情報は、通信端末60から収集すると考えられる情報に対する情報量情報があらかじめ通信事業者等により入力されることにより情報量管理サーバ300に格納される。情報量管理サーバ300では、情報量取得部104から送信される収集情報種別に基づいて、当該収集情報種別により特定される情報を通信端末60から取得した場合の情報量を情報量取得部104に対して通知する。これにより、情報量取得部104において端末種別に対応する情報量情報が取得され、情報収集制御部102に対して送られる。
次に、容量情報取得部105について説明する。容量情報取得部105に対しては、情報収集制御部102から基地局特定情報が送られ、基地局特定情報により特定される基地局装置(BTS50)による通信の容量に係る情報(容量情報)の取得が指示される。容量情報取得部105では、この基地局特定情報に基づいて容量情報管理サーバ400に対して容量の問い合わせを行うことにより、容量情報管理サーバ400から送信される容量情報が取得される。すなわち容量情報取得部105は、容量情報取得手段として機能する。
容量情報取得部105により問い合わせが行われる容量情報管理サーバ400は、基地局特定情報により指定されるBTS50により通信を行う場合に、輻輳を発生することなく通信を行うことができる容量情報を、基地局特定情報と対応付けて格納する装置である。容量情報管理サーバ400において格納される容量情報とは、例えば、BTS50による最大呼処理能力、最大収容加入者数、最大同時接続数等の情報である。さらに、容量情報管理サーバ400は、例えば、災害時やイベント発生時に特定のBTS50の配下の通信端末60に係る通信が集中した場合に、輻輳を回避するために通信量の規制を行うTCS(Traffic congestion Control System)としての機能を有する。また、容量情報取得部105からの基地局特定情報に基づいて、基地局特定情報に対応付けて格納されるBTS50の容量を容量情報取得部105に対して送信する。これにより、容量情報取得部105において基地局特定情報に対応する容量情報が取得され、情報収集制御部102に対して送られる。
以上のように各部が機能することにより、情報収集制御部102では、端末情報取得部103から送られる端末情報と、情報量取得部104から送られる情報量情報と、容量情報取得部105から送られる容量情報と、が取得される。そして、情報収集制御部102では、これらの情報に基づいて、特定のBTS50において通信量の増大による輻輳がおきないように、BTS50配下に在圏する通信端末60から情報を収集するための送信タイミング情報を作成する。情報収集制御部102において作成される送信タイミング情報の例を図6に示す。図6に示す送信タイミング情報では、BTS50の配下に在圏する通信端末60をその通信端末60を特定する電話番号の下4桁を用いて5つのグループに分けられる。そして、それぞれのグループに属する通信端末60が情報送信要求信号に基づいて情報収集制御システム10に対して情報を送信するタイミング(情報送信タイミング)を、各グループに対応付けて指定している。具体的には、例えば下4桁が「4221」である電話番号により特定される通信端末60は、グループ3に属することから、情報送信タイミングを情報送信要求信号の受信した時点から2分後とすることが示されている。なお、端末情報取得部103、情報量取得部104、及び容量情報取得部105から送られる情報に基づき、輻輳が発生する可能性を検討した結果、BTS50の配下に在圏する通信端末60が一斉に情報送信をした場合であっても輻輳が発生しないと判断される場合には、送信タイミング情報が作成されないか、又は、BTS50の配下に在圏するすべての通信端末60に対して同じ情報送信タイミングを指定した送信タイミング情報が作成される。
情報収集制御部102では、さらに、上記の送信タイミング情報を含む情報送信要求信号を作成する。この情報送信要求信号には、送信タイミング情報のほか、収集特定情報(基地局特定情報、収集情報種別、及び、端末種別)が含まれる。情報収集制御部102により作られた情報送信要求信号は送信要求配信部106に送られる。
なお、本実施形態では、情報収集制御部102は、上述のように情報収集制御手段として機能すると共に送信要求作成手段としても機能するが、情報収集制御手段としての機能と送信要求作成手段としての機能とがそれぞれ異なる機能部によって行われる態様であってもよい。この場合、例えば、入力部101により受信される収集情報特定情報が入力部101から情報収集制御手段と送信要求作成手段とにそれぞれ送られ、情報収集制御手段において、この情報を用いて送信タイミング情報の生成が行われた後にこの送信タイミング情報が送信要求手段に送られ、送信要求作成手段において、入力部101から送られた収集情報特定情報と情報収集制御手段から送られた送信タイミング情報とを用いて情報送信要求を作成することによって、本実施形態の情報収集制御部102と同じ処理が行われる。
送信要求配信部106は、情報収集制御部102から送られた情報送信要求信号を通信端末60に対して配信する送信要求配信手段として機能する。具体的には、情報送信要求信号をCBS20に対して送信することにより、情報送信要求信号に含まれる基地局特定情報により特定されるBTS50の配下に在圏する通信端末60に対して当該情報送信要求信号を一斉配信する指示を行う。
収集情報取得部107は、送信要求配信部106より通信端末60に対して配信された情報送信要求信号に基づいて通信端末60から送信される収集情報を取得する機能を有する。収集情報取得部107により収集情報が取得されることにより、情報収集装置100により行われる情報収集に係る一連の処理が終了する。
図2に戻り、通信システム1に含まれる他の装置について説明する。CBS20は、情報収集制御システム10に含まれる情報収集装置100から送られる情報送信要求信号をBTS50の配下に在圏する通信端末60に対して送信する機能を有する。また、SGSN30は、通信事業者Nの提供する移動体通信網N1に接続して通信を行う通信端末の位置管理、セキュリティ管理やアクセス制御を行う装置である。RNC40は、RNC40に接続する複数のBTS50で行われる通信を制御する装置である。また、BTS50は、配下の通信端末60との間で無線通信により情報を送受信する装置である。
ここで、図7を用いてBTS50の構成を説明する。図7は、BTS50の構成を説明するブロック図である。図7に示すように、BTS50は、HWY−INT(送信要求受信手段)501と、BB502と、AMP(情報送信要求配信手段)503と、SV504と、端末数記憶部(端末数保持手段)505と、を含んで構成される。HWY−INT501は、有線伝送路インターフェース部であり、RNC40との間で情報を送受信する機能を有する。また、BB502は、ベースバンド信号処理部である。そして、AMP503は、送信増幅部であり、通信端末60との間で情報の送受信を行う機能を有する。このAMP503から通信端末60に対して送信される情報送信要求信号には、送信タイミング情報と、収集情報種別と、端末種別とが含まれる。SV504は、監視制御部であり、配下の通信端末60とBTS50との間で行われる位置登録処理の回数やトラフィック量等を測定し、ネットワークの状態等を監視する機能を有する。さらに、端末数記憶部505は、このBTS50の配下に在圏する通信端末60の数(端末数)を保持する機能を有する。端末数記憶部505において保持される端末数は、SV504により監視される位置登録処理の回数やトラフィック量等から求めることができる。また、端末数記憶部505から通信端末60に対して応答信号を返すように指示する情報を送信し、通信端末60からの応答信号の個数より端末数を算出する機能を備えてもよい。
次に、通信端末60について図8を用いて説明する。通信端末60は、通信部(受信手段、情報送信手段)601と、制御部(情報作成手段)602と、送信タイミング判断部(送信タイミング判断手段)603と、情報収集部(情報作成手段)604と、を含んで構成される。
通信部601は、BTS50から配信され、送信タイミング情報と、収集情報種別と、端末種別とが含まれる情報送信要求信号を受信すると共に、通信端末60の保持する情報を情報収集制御システム10に対して送信する機能を有する。通信部601により受信された情報送信要求信号は制御部602に送られる。
制御部602は、通信部601から送られた情報送信要求信号に含まれる情報のうち端末種別を参照することにより、自端末による情報収集が必要かを判断する。そして、自端末における情報収集が必要であると判断された場合には、情報送信要求信号に含まれる送信タイミング情報を送信タイミング判断部603に対して送信して、自端末からの情報送信タイミングの判断を指示する。さらに制御部602は、情報収集部604に対して収集情報種別を送信し、当該収集情報種別により特定される収集情報の収集を指示する。さらに、送信タイミング判断部603から送信される情報送信タイミングの判断結果と、情報収集部604から送信される収集情報に基づいて、通信部601に対して収集情報の送信を指示する機能を有する。
送信タイミング判断部603は、制御部602から送られる送信タイミング情報に基づいて、自端末からの情報送信タイミングの判断を行う機能を有する。具体的には、例えば情報収集制御システム10から図6に示す送信タイミング情報が含まれる情報送信要求信号が送信された場合には、送信タイミング判断部603では、自端末の電話番号に基づいて自端末がどのグループに属するかが判断され、当該グループに対応付けられている情報送信タイミングが、自端末の情報送信タイミングとして制御部602に対して送られる。
情報収集部604は、制御部602から送られる収集情報種別に基づいて、自端末から情報収集制御システム10に対して送信する収集情報を準備する機能を有する。例えば、情報送信要求信号に含まれる収集情報種別として「位置情報」が指定されていた場合には、情報収集部604により通信端末60において保持される緯度・経度情報が収集され、制御部602に対して送られる。
本実施形態に係る通信システム1では、上述の各機能が発揮されることによって、本実施形態に係る情報収集処理が実現される。
(第1実施形態に係る通信システムによる情報収集方法)
次に、上述の通信システム1による情報収集方法について、図9及び図10に示すシーケンス図を用いて説明する。なお、図9は、情報収集制御システム10に含まれる情報収集装置100、加入者情報管理サーバ200、情報量管理サーバ300、容量情報管理サーバ400、BTS50及び通信端末60により行われる処理を説明するシーケンス図であり、図10は、通信端末60により行われる処理をより詳細に説明するシーケンス図である。
まず、図9に示すように情報収集装置100の入力部101において収集情報特定情報が受信される(S01、情報受信ステップ)。ここで入力部101により取得される情報(収集情報特定情報)には、基地局特定情報と収集情報種別と端末種別とが含まれる。入力部101により取得されるこれらの情報は、情報収集制御部102に送られる。
次に、情報収集制御部102により、基地局特定情報は端末情報取得部103及び容量情報取得部105に送られると共に収集情報種別は情報量取得部104に送られる。これに基づいて、端末情報取得部103、情報量取得部104、及び容量情報取得部105においてそれぞれ以下に示す処理が行われる。
まず、端末情報取得部103では、基地局特定情報を用いて加入者情報管理サーバ200に対して基地局特定情報により特定されるBTS50の配下に在圏する通信端末60の端末情報を問い合わせる(S02、端末情報取得ステップ)。そして、加入者情報管理サーバ200では、基地局特定情報に対応付けて格納されるBTS50の配下に在圏する通信端末60の情報を端末情報として端末情報取得部103に対して送信される(S03、端末情報取得ステップ)。なお、ここで端末情報取得部103に対して送信される端末情報には、BTS50の配下に在圏する通信端末60の数と、それぞれの通信端末60の種別等が含まれる。端末情報取得部103では、上記の処理により、加入者情報管理サーバ200から送信される端末情報が取得され、情報収集制御部102へ送られる。
次に、情報量取得部104では、収集情報種別を用いて情報量管理サーバ300に対して収集情報種別により特定される情報が通信端末60から送信される場合の情報量情報を問い合わせる(S04、情報量取得ステップ)。そして、情報量管理サーバ300では、収集情報種別に対応付けて格納される当該取得情報の情報量情報が情報量取得部104に対して送信される(S05、情報量取得ステップ)。情報量取得部104では、上記の処理により、情報量管理サーバ300から送信される情報量情報が取得され、情報収集制御部102へ送られる。
次に、容量情報取得部105では、基地局特定情報を用いて容量情報管理サーバ400に対して基地局特定情報により特定されるBTS50による通信の容量情報を問い合わせる(S06、容量情報取得ステップ)。容量情報管理サーバ400では、基地局特定情報に対応付けて格納されるBTS50の容量情報が容量情報取得部105に対して送信される(S07、容量情報取得ステップ)。容量情報取得部105では、上記の処理により、容量情報管理サーバ400から送信される容量情報が取得され、情報収集制御部102へ送られる。
なお、上記の端末情報取得部103による処理(S02、S03)と、情報量取得部104による処理(S04、S05)と、容量情報取得部105による処理(S06、S07)と、が行われる順序は特に限定されない。すなわち、これらの処理は同時に並行して行われてもよい。ただし、これらの処理が全て行われた後に、次の処理へ進む。
続いて、情報収集制御部102では、端末情報取得部103から送信される端末情報と、情報量取得部104から送信される情報量情報と、容量情報取得部105から送信される容量情報と、を用いて、輻輳が発生するかの判断が行われる(S08)。ここでは、上述のように、BTS50の配下の通信端末60に対して情報送信要求信号を送信することで通信端末60から一斉に収集情報が送信される場合に輻輳が発生する可能性を検討する。ここで、本実施形態のように端末種別が収集情報特定情報として取得されている場合には、端末種別に一致する通信端末60の数がさらに用いられて、輻輳が発生するかの判断が行われる。この判断の結果、BTS50の配下に在圏する通信端末60が一斉に収集情報を送信した場合に輻輳が発生すると判断される場合には、通信端末60から送信される収集情報を輻輳が発生することなく受信することができるための送信タイミング情報が生成される(S09、情報収集制御ステップ)。送信タイミング情報の生成方法としては、例えば、図6に示すように配下の通信端末60を複数のグループに分け、グループ毎に異なる情報送信タイミングを指定する方法が挙げられる。なお、通信端末60から収集情報が一斉に送信された場合に輻輳が発生されないと判断される場合には、次ステップの送信タイミング情報の生成(S09)が中止されるか、すべての通信端末60に対して同じタイミングを指定した送信タイミング情報が生成される。
続いて、情報収集制御部102では、この送信タイミング情報を含む情報送信要求信号の作成が行われる(S10、送信要求作成ステップ)。この情報送信要求信号には、収集情報特定情報である収集情報種別、基地局特定情報、及び端末種別と、送信タイミング情報と、が含まれる。情報収集制御部102により作成された情報送信要求信号は、送信要求配信部106へ送られ、送信要求配信部106からCBS20に対して送られる。そしてこの情報送信要求信号はCBS20、SGSN30、RNC40を経由して、基地局特定情報により特定されるBTS50に対して送信される(S11、送信要求配信ステップ)。そしてBTS50から配下の通信端末60に対して収集情報種別と、送信タイミング情報と、端末種別と、が含まれる情報送信要求信号の一斉配信が行われ(S12、送信要求配信ステップ)、通信端末60ではその情報送信要求信号が受信される。そして、通信端末60において情報の収集に係る処理が行われ(S13)、BTS50を介して収集情報を含む応答が情報収集制御システム10に対して送信される(S14)。
ここで、図10を用いて通信端末60における情報の収集に係る処理(S13)を説明する。まず、通信部601では、BTS50から一斉配信された(図9のS12)情報送信要求信号を受信する(S101)。そして、当該情報送信要求信号は、通信部601から制御部602に送られる(S102)。
制御部602では、通信部601からの情報送信要求信号に含まれる収集情報種別、送信タイミング情報及び端末種別のうち、端末種別を参照し、情報収集制御システム10に対して自端末から収集情報を送信する必要があるかを判断する(S103)。ここで、例えば自端末の型式が端末種別において指定される型式と一致しない場合や、端末種別により指定される機能を自端末が有していない場合等は、制御部602において収集情報の送信は不要と判断され、以降の処理は中止される。しかしながら、自端末が端末種別により指定される端末であると判断される場合には次の処理が行われる。
すなわち、制御部602により情報送信要求信号に含まれる送信タイミング情報が送信タイミング判断部603に送られる(S104)。送信タイミング判断部603では、この送信タイミング情報を受け取ると、自端末が収集情報を送信すべきタイミングを決定する(S105)。具体的には、送信タイミング情報に含まれる情報から自端末の情報送信タイミングを特定することにより、情報送信タイミングが決定される。送信タイミング判断部603により決定された情報送信タイミングは送信タイミング判断部603から制御部602に送られる(S106)。
また、制御部602により情報送信要求信号に含まれる収集情報種別が情報収集部604に送られる(S107)。情報収集部604では、この収集情報種別により特定される情報を収集し(S108)、収集した情報が収集情報として制御部602に対して送られる(S109)。
なお、上記の情報送信タイミングの決定に係る処理(S104〜S106)と、情報収集に係る処理(S107〜S109)と、を行う順序は特に限定されず、例えば並行してこれらの処理を行ってもよい。
続いて、制御部602から通信部601に対して、上記の情報送信タイミングの決定に係る処理により決定された情報送信タイミングと、情報収集に係る処理により取得された収集情報と、が送られる(S110)。そして、通信部601により、制御部602から送られた情報送信タイミングにより指定されたタイミングに、収集情報が情報収集制御システム10に対して送信される(S111)。以上の処理により、情報送信要求信号の受信に伴う情報の収集及び収集情報の送信に係る処理が終了する。そして、収集された情報は、図9に示すように、通信端末60からBTS50へ送信され(S14)、各装置を経由して情報収集装置100に対して送信され、情報収集装置100の収集情報取得部107により取得される(S15)。以上の処理によって情報収集装置100では、収集情報種別により示された収集情報が受信され、情報収集に係る処理が終了する。
(第1実施形態に係る情報収集システム及び情報収集方法による効果)
次に、本実施形態に係る情報収集制御システム10及び情報収集制御システム10による情報収集処理の効果について説明する。
上記の情報収集制御システム10による情報収集方法によれば、収集情報特定情報に含まれる基地局特定情報に基づいて、端末情報取得部103により端末情報が取得される。また、情報量取得部104により、収集情報種別に基づいた情報量情報が取得される。そして、容量情報取得部105により、基地局特定情報に基づいた容量情報が取得される。そして、これらの情報に基づいて、BTS50を介して通信を行う容量を超過しないタイミングが指定された送信タイミング情報が情報収集制御部102において生成され、当該送信タイミング情報が含まれる情報送信要求信号が通信端末60に対して配信される。このように、一斉配信される情報送信要求信号に対してBTS50の配下に在圏する通信端末60が応答するタイミングをあらかじめ送信タイミング情報を用いて指定することで、配下の複数の通信端末60が一斉返信することによる通信量の増大及び輻輳の誘発を抑制することができる。
また、情報収集制御部102において、送信タイミング情報の作成の要否が判断され、ネットワークの輻輳の可能性から、送信タイミング情報の作成が必要であると判断される場合に限って、送信タイミング情報が作成される。このような態様とすることで、例えば在圏する端末の個数が少なく、配下の通信端末から一斉に収集情報が送信されてもネットワークの輻輳が発生しないような場合には、送信タイミング情報の作成に係る処理を省略することができる。また、送信タイミング情報を排除した情報送信要求信号を通信端末60に対して一斉配信することができるため、情報送信要求信号の情報量を小さくすることができる。
また、上記実施形態では、入力部101において端末種別が受信される。そして、情報収集システム2から送信される情報送信要求信号に端末種別が含められ、通信端末60に対して一斉送信され、通信端末60側で、自端末からの収集情報の送信の要否が判断され、必要であると判断される場合に限って、情報の収集及び送信が行われる。このような態様とすることで、情報送信要求信号は配下の通信端末60に対して一斉配信されるものの、例えば、情報送信要求信号に含まれる収集情報種別により特定される情報を保持していない通信端末60からは収集情報が送信されないため、不要な通信の発生を抑制することができ、ネットワークの輻輳の発生を抑制することができると共に、情報収集システムで2では効率的に情報の収集が行われる。
さらに、入力部101において端末種別が収集情報特定情報として受信される場合には、情報収集制御部102において、この端末種別を用いて送信タイミング情報の作成要否が判断されるため、送信タイミング情報の作成要否の判断がより高い精度で行われる。
<第2実施形態>
(第2実施形態に係る通信システムの構成)
続いて、本発明の好適な実施形態である第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る通信システムが第1実施形態と異なる点は、以下の点である。すなわち、第1実施形態では、基地局特定情報により特定されるBTS50の配下に在圏する通信端末に係る端末情報の取得と、BTS50の容量情報の取得と、は情報収集装置100により行われ、これらの情報と、情報量情報とに基づいた送信タイミング情報の生成は、情報収集装置100の情報収集制御部102により行われていた。しかしながら、第2実施形態では、端末情報の取得と、BTS50の容量情報の取得と、がBTS50により行われ、BTS50において輻輳発生の有無に係る判断と、送信タイミング情報の生成が行われる。以下、第1実施形態と異なる点を中心に、第2実施形態に係る通信システムについて説明する。
図11は、第2実施形態に係る情報収集制御システム10(情報収集制御システム10A)の構成を説明する図である。図11に示すように、第2実施形態に係る情報収集制御システム10Aには、第1実施形態に係る情報収集制御システム10に含まれる各構成と比較して、情報収集装置100Aにおいては、端末情報取得部103及び容量情報取得部105が排除される。また、端末情報取得部103が端末情報を取得する対象であった情報量管理サーバ300と、容量情報取得部105が容量情報を取得する対象であった容量情報管理サーバ400と、についても情報収集制御システム10Aから排除される。
上記の情報収集制御システム10Aでは、入力部101により受信された収集情報特定情報に含まれる基地局特定情報、収集情報種別、端末種別のうち、情報収集制御部102によって用いられるのは収集情報種別のみである。具体的には、情報収集制御部102では、情報量取得部104に対して収集情報種別を送信することによって、収集情報種別に対応した情報量情報の取得が指示される。そして、この指示に基づいて、情報量取得部104において容量情報管理サーバ400に対して問い合わせることにより情報量情報が取得され、情報量取得部104から情報収集制御部102に対して送信される。情報収集制御部102では情報量取得部104から送られる情報量情報を取得すると、基地局特定情報、収集情報種別、通信端末種別、及び、情報量情報を含む情報送信要求信号が作成される。
この情報送信要求信号は、送信要求配信部106からCBS20に対して送信されることにより、情報収集システム2に含まれるSGSN30、RNC40を経由して基地局特定情報により特定されるBTS50(BTS50A)に対して送信される。すなわち、送信要求配信部106は、送信要求送信手段として機能する。
図12は、第2実施形態に係るBTS50Aの構成を説明する図である。図12に示すように、第2実施形態に係るBTS50Aでは、第1実施形態に係るBTS50の構成を全て備えると共に、輻輳発生の有無に係る判断と、送信タイミング情報の生成を行う端末制御部(送信タイミング情報生成手段)506を備える。
第2実施形態に係るBTS50Aでは、HWY−INT501において情報収集制御システム10Aから送信された情報送信要求信号が受信され、この情報送信要求信号がSV504を介して端末制御部506へ送られる。
端末制御部506は、情報収集制御システム10Aからの情報送信要求信号の受信を契機として端末数記憶部505に対して端末数の情報を問い合わせることにより、自機の配下に在圏する通信端末60の数に係る情報を取得する。
さらに、端末制御部506では、自機の容量に係る情報(容量情報)が保持される。そして、端末数記憶部505から送信される端末数と情報送信要求信号に含まれる情報量と、端末制御部506に保持される容量情報とに基づいて、情報送信要求信号を通信端末60に対して一斉配信した場合に、その情報送信要求信号に対する通信端末60からの応答によってネットワークの輻輳が発生する可能性を判断する。そして、ネットワークの輻輳が発生すると考えられる場合には、ネットワークの輻輳を回避するための送信タイミング情報を生成する。このように、端末制御部506は送信タイミング情報生成手段として機能する。端末制御部506により生成された送信タイミング情報は、情報送信要求信号と共にAMP503に対して送られ、AMP503から通信端末60に対して一斉配信される。すなわち、本実施形態に係る情報収集システム2において、BTS50のAMP503は、情報送信要求配信手段として機能する。なお、端末制御部506において、通信端末60から収集情報が一斉に送信された場合に輻輳が発生されないと判断される場合には、送信タイミング情報の生成が中止されるか、すべての通信端末60に対して同じタイミングを指定した送信タイミング情報が生成される。
(第2実施形態に係る通信システムによる情報収集方法)
次に、上述の第2実施形態に係る通信システム1による情報収集方法について、図13に示すシーケンス図を用いて説明する。なお、通信端末60における処理は、第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
まず、図13に示すように情報収集装置100の入力部101において収集情報特定情報が受信される(S21、情報受信ステップ)。ここで入力部101により取得される情報(収集情報特定情報)には、基地局特定情報と収集情報種別と端末種別とが含まれる。入力部101により受信されるこれらの情報は、情報収集制御部102に送られる。
次に、情報収集制御部102により、収集情報特定情報に含まれる収集情報種別が情報量取得部104に送られる。そして、情報量取得部104では、収集情報種別を用いて情報量管理サーバ300に対して収集情報種別により特定される情報が通信端末60から送信される場合の情報量情報を問い合わせる(S22、情報量取得ステップ)。そして、情報量管理サーバ300では、収集情報種別に対応付けて格納される当該取得情報の情報量情報が情報量取得部104に対して送信される(S23、情報量取得ステップ)。情報量取得部104では、上記の処理により、情報量管理サーバ300から送信される情報量情報が取得され、情報収集制御部102へ送られる。
情報収集制御部102では、情報量取得部104から送信される情報量情報と、収集情報特定情報に含まれる基地局特定情報、収集情報種別、及び端末種別と、を含む情報送信要求信号が作成される。そして、情報収集制御部102から送信要求配信部106に対してこの情報送信要求信号が送信され、送信要求配信部106からCBS20に対して送信される(送信要求送信ステップ)。そしてこの情報送信要求信号はCBS20、SGSN30、RNC40を経由して、基地局特定情報により特定されるBTS50に対して送信される(S24、送信要求送信ステップ)。
BTS50Aでは、HWY−INT501において当該情報送信要求信号が受信され(送信要求受信ステップ)、SV504を介して端末制御部506へ送られる。そして端末制御部506によって、端末数記憶部505から自機の配下に在圏する通信端末60の数を取得し、この端末数と情報送信要求信号に含まれる情報量情報とに基づいて、ネットワークが輻輳する可能性があるかを判断する(S25)。そして、輻輳する可能性があると判断される場合には、送信タイミング情報が生成される(S26、送信タイミング情報生成ステップ)。そして、通信端末60に一斉配信するための送信タイミング情報が含まれた情報送信要求信号が作成され(S27)、当該情報送信要求信号が端末制御部506からSV504、HWY−INT501、BB502を介してAMP503に送られる。そして、AMP503から配下に在圏する通信端末60に対して一斉配信される(S28、情報送信要求配信ステップ)。これにより、通信端末60に対して情報送信要求信号が一斉に配信される。
そして、通信端末60では、第1実施形態に係る情報収集方法と同様の方法により収集情報が作成され(S29)、送信タイミング情報により指定された情報送信タイミングにより、収集情報が通信端末60から情報収集装置100Aへ送られ、情報収集装置100Aの収集情報取得部107により取得される(S30,S31)。これにより、情報収集装置100Aにおける情報収集に係る処理が終了する。
(第2実施形態に係る情報収集システム及び情報収集方法による効果)
次に、本実施形態に係る情報収集システム2及び情報収集システム2による情報収集処理方法の効果について説明する。
本実施形態に係る情報収集システム2による情報収集方法では、第1実施形態に係る情報収集方法では、情報収集装置100において行われていた端末情報の及び容量情報の取得と、これらの情報を用いたネットワークの輻輳発生に係る判断及びこの判断結果に基づく送信タイミング情報の生成が、BTS50Aにおいて行われる。したがって、BTS50Aにおいて送信タイミング情報の生成を行わせる態様とすることで、情報収集装置100における処理数を減らすことができる。また、自機の配下に在圏する通信端末60の数の情報等は、従来からBTS50Aにおいて蓄積される情報であるので、当該情報を利用することでより効率的に送信タイミング情報の生成に係る処理が行われる。
<情報収集システムの利用例>
次に、第1実施形態または第2実施形態に係る情報収集システム及び情報収集方法の利用例を図14を用いて説明する。
図14は、上記実施形態に係る情報収集システム2を含む通信システム3の構成を示す図である。図14に示すように、通信システム3に含まれる情報収集システム2は、情報収集システム2と同じ移動体通信網N1に含まれる災害伝言板システム70と接続されて構成される。
災害伝言板システム70とは、災害等が発生した際に災害発生地域に在圏する通信端末のユーザが通信端末を操作することによってユーザの被災状況を書き込み、第三者が当該伝言板システムを閲覧することにより、ユーザの被災状況等を確認することができるシステムとして従来運用されているシステムである。
通信端末80は、通信端末60と同じくユーザにより用いられる通信端末である。そして、通信端末60と通信端末80とは、例えば家族契約やグループ登録等によって、同じグループに属するグループ端末として情報収集システム2においてあらかじめ登録されている。
このような通信システム3において、例えば地震の発生等により気象庁から発せられる「緊急地震速報」や、自治体から提供される緊急情報を、該当地域(例えば、被災地域)のBTS50の配下に在圏する通信端末60に配信する際に、情報収集システム2を利用して通信端末60の収集情報種別として「位置情報」を指定した情報送信要求信号を併せて配信する。すると、通信端末60は配信された緊急情報等を例えば画面に表示することによりユーザに通知すると共に、情報送信要求信号に対応して通信端末60の位置情報を収集情報として情報収集システム2に対して送信する。これにより、情報収集システム2において通信端末60の位置情報が取得される。
情報収集システム2は、通信端末60から取得された位置情報を災害伝言板システム70に送信することにより、災害伝言板システム70に通信端末60の位置情報が書き込まれる。これにより、第三者が災害伝言板システム70を検索することにより通信端末60が被災地域に在圏するという情報を取得することができる。併せて、情報収集システム2では、通信端末60から位置情報を取得した場合に、当該情報をグループ端末である通信端末80に対して送信する態様とすることにより、通信端末60のグループ端末である通信端末80では、通信端末60が被災地域に在圏するという情報が情報収集システム2から通知される。
上記のように、第1実施形態又は第2実施形態に係る情報収集システム2を利用して通信端末60から収集した情報は、災害伝言板システム70と連携させることで被災状況の通知等に活用することができる。
なお、第1実施形態に係る情報収集システム2を上記のように災害伝言板システム70と連携して利用する場合、情報収集装置100において取得される収集情報特定情報に含まれる基地局特定情報に基づいて、加入者情報管理サーバ200から端末情報を取得する際に、端末情報として特定のBTS50の配下に在圏する通信端末の一覧情報を取得し、当該情報を災害伝言板システム70に送信して、「被災地域に在圏している可能性がある通信端末」として災害伝言板システム70に書き込む態様とすることもできる。
<変形例>
以上、本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明に係る情報収集システム、情報収集装置、通信端末及び情報収集方法は、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の態様を取ることが可能である。
例えば、上記実施形態では、送信タイミング情報として、BTS50の配下に在圏する通信端末を複数のグループに分けて、各グループに属する通信端末による情報送信タイミングを個別に指定する場合について説明した。しかし、送信タイミング情報として、上述のように時間幅を指定した送信タイミング情報を用いることもできる。この場合、通信端末60において、時間幅の中から乱数処理等を用いて自端末から収集情報を送信するタイミングを決定して、当該タイミングに収集情報が通信端末60から情報収集システム2に対して送信される。なお、この態様を用いる場合、収集情報の送信による通信量が大きい場合にはより広い時間幅を指定することが好ましい。
また、第1実施形態と第2実施形態とは適宜組み合わせることができる。例えば第2実施形態では、加入者情報管理サーバ200からの端末情報の取得は行われないが、第1実施形態と同様に加入者情報管理サーバ200から端末情報を取得し、当該端末情報をBTS50に送信することにより、BTS50におけるネットワーク輻輳に係る判断及び送信タイミング情報の生成の際に、当該端末情報を利用する態様とすることもできる。また、情報量情報、容量情報の双方を情報収集装置100において取得し、これらをBTS50に対して送信し、BTS50において保持される端末数情報と組み合わせてネットワーク輻輳に係る判断を行う態様としてもよい。
なお、上記実施形態では、端末種別が収集情報特定情報に含まれる場合について説明したが、端末種別は収集情報特定情報に必ず含まれる情報ではない。すなわち、端末種別が収集情報特定情報に含まれない場合であっても、情報収集装置100またはBTS50において送信タイミング情報を生成することができ、ネットワークの輻輳を発生することなく、通信端末60から情報を収集することができる。
通信システムに含まれる情報収集システムと、当該情報収集システムにより情報を収集する対象となる通信端末との関係を示す図である。 通信システムに含まれる各装置の構成をより具体的に説明したブロック図である。 第1実施形態に係る情報収集制御システムの構成を説明するブロック図である。 情報収集装置、加入者情報管理サーバ、情報量管理サーバ、容量情報管理サーバ、CBS、SGSN、RNC、及びBTSのハードウェア構成を示す図である。 通信端末のハードウェア構成を示す図である。 情報収集装置の情報収集制御部において作成される送信タイミング情報の例を示す図である。 第1実施形態に係る通信システムに含まれるBTSの構成を説明するブロック図である。 第1実施形態に係る通信システムに含まれる通信端末の構成を説明するブロック図である。 第1実施形態に係る通信システムによる情報収集方法を説明するシーケンス図である。 第1実施形態に係る通信システムに含まれる通信端末による情報収集方法を説明するシーケンス図である。 第2実施形態に係る情報収集制御システムの構成を説明する図である。 第2実施形態に係る通信システムに含まれるBTSの構成を説明する図である。 第2実施形態に係る通信システムによる情報収集方法を説明するシーケンス図である。 第1及び第2実施形態に係る情報収集システムを含む通信システムの構成を示す図である。
符号の説明
1,3…通信システム、2…情報収集システム、10…情報収集制御システム、20…CBS、30…SGSN、40…RNC、50…BTS、60,80…通信端末、70…災害伝言板システム、100…情報収集装置、200…加入者情報管理サーバ、300…情報量管理サーバ、400…容量情報管理サーバ。

Claims (13)

  1. 移動体通信網を介して、特定の基地局の配下に在圏する複数の通信端末において保持される情報である収集情報を収集する情報収集システムであって、
    前記基地局を特定する情報である基地局特定情報と、前記収集情報の種別を特定する情報である収集情報種別と、を受信する情報受信手段と、
    前記基地局特定情報に基づき、前記収集情報を収集する対象となる前記通信端末の数を表す情報を含む端末情報を取得する端末情報取得手段と、
    前記収集情報種別に基づき、当該収集情報種別により特定される情報の情報量に係る情報量情報を取得する情報量取得手段と、
    前記基地局特定情報に基づき、当該基地局を介して通信を行うことができる容量に係る情報である容量情報を取得する容量情報取得手段と、
    前記端末情報と、前記情報量情報と、前記容量情報と、に基づいて、前記複数の通信端末が前記収集情報を送信するタイミングを指定する送信タイミング情報を生成する情報収集制御手段と、
    当該送信タイミング情報と、前記収集情報種別と、を含む情報送信要求を作成する送信要求作成手段と、
    前記情報送信要求を前記複数の通信端末に対して配信する送信要求配信手段と、
    を備えることを特徴とする情報収集システム。
  2. 前記情報受信手段は、前記収集情報を収集する通信端末の種別を特定する情報である端末種別をさらに取得し、
    前記情報収集制御手段は、前記端末情報と、前記情報量情報と、前記容量情報と、前記端末種別と、に基づいて、前記送信タイミング情報を生成し、
    前記送信要求作成手段は、前記送信タイミング情報と、前記端末種別と、前記収集情報種別と、を含む情報送信要求を作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報収集システム。
  3. 前記情報収集制御手段は、
    前記複数の通信端末が前記収集情報を前記情報収集システムへ一斉に送信した場合に、前記容量を超過する通信が発生するか否かを、前記端末情報と、前記情報量情報と、前記容量情報と、に基づいて判断し、
    前記容量を超過すると判断した場合には、前記送信タイミング情報を生成し、前記容量を超過しないと判断した場合には、前記送信タイミング情報の生成を中止し、
    前記送信要求作成手段は、前記情報収集制御手段が前記容量を超過しないと判断した場合には、前記情報送信要求から前記送信タイミング情報を排除する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報収集システム。
  4. 前記送信タイミング情報は、
    前記複数の通信端末それぞれを特定する情報を用いて、前記複数の通信端末を複数のグループに区別し、当該グループ毎に異なるタイミングを指定する情報である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報収集システム。
  5. 前記送信タイミング情報は、
    前記複数の通信端末が前記収集情報を送信するタイミングを任意の時間幅で指定する情報である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報収集システム。
  6. 基地局をさらに含んで構成され、
    前記基地局は、
    自局の配下に在圏する前記通信端末の数を示す端末数情報を保持し、前記端末数情報の送信を要求する前記端末情報取得手段からの端末数送信要求に応じて当該端末数情報を送信する端末数情報保持手段を備え、
    前記端末情報取得手段は、前記基地局特定情報により特定される前記基地局に対して前記端末数送信要求を送信することにより、前記基地局から送信される当該端末数情報を前記端末情報として取得する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報収集システム。
  7. 前記基地局特定情報と、前記端末情報と、を対応付けて格納する端末情報格納装置と、
    前記収集情報種別と、前記情報量情報と、を対応付けて格納する情報量情報格納装置と、
    前記基地局特定情報と、前記容量情報と、を対応付けて格納する容量情報格納装置と、
    を更に備え、
    前記端末情報取得手段は、前記端末情報格納装置から前記端末情報を取得し、
    前記情報量取得手段は、前記情報量情報格納装置から前記情報量情報を取得し、
    前記容量情報取得手段は、前記容量情報格納装置から前記容量情報を取得する
    ことを特徴とする請求項6記載の情報収集システム。
  8. 移動体通信網を介して、特定の基地局の配下に在圏する複数の通信端末において保持される情報である収集情報を収集する情報収集装置と、前記基地局とを含んで構成される情報収集システムであって、
    前記情報収集装置は、
    前記基地局を特定する情報である基地局特定情報と、前記収集情報の種別を特定する情報である収集情報種別と、を受信する情報受信手段と、
    前記収集情報種別に基づき、当該収集情報種別により特定される情報の情報量に係る情報量情報を取得する情報量取得手段と、
    前記情報量情報と、前記収集情報種別と、を含む情報送信要求を作成する送信要求作成手段と、
    前記情報送信要求を前記基地局に対して送信する送信要求送信手段と、
    を備え、
    前記基地局は、
    前記情報収集装置から送信される前記情報送信要求を受信する送信要求受信手段と、
    自局の配下に在圏する通信端末の数を示す端末数情報を保持する端末数情報保持手段と、
    前記複数の通信端末が前記収集情報を前記情報収集装置へ一斉に送信した場合に、前記容量を超過する通信が発生するか否かを、前記情報送信要求に含まれる前記情報量情報と、前記端末数情報保持手段により保持される前記端末数情報と、に基づいて判断し、前記容量を超過すると判断した場合には、前記送信タイミング情報を生成し、前記容量を超過しないと判断した場合には、前記送信タイミング情報の生成を中止する送信タイミング情報生成手段と、
    当該送信タイミング情報が添付された前記情報送信要求を前記複数の通信端末に対して配信する情報送信要求配信手段と、
    を備えることを特徴とする情報収集システム。
  9. 前記収集情報種別と、前記情報量情報と、を対応付けて格納する情報量情報格納装置と、
    を更に備え、
    前記情報量取得手段は、前記情報量情報格納装置から前記情報量情報を取得する
    ことを特徴とする請求項8記載の情報収集システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載される情報収集システムから配信される情報送信要求に基づいて、当該通信端末において保持される収集情報を前記情報収集システムへ送信する通信端末であって、
    前記情報収集システムから配信され、前記収集情報の種別を特定する情報である収集情報種別と、当該収集情報を送信するタイミングを指定する情報である送信タイミング情報と、が含まれる前記情報送信要求を受信する受信手段と、
    前記収集情報種別により特定された情報を含む前記収集情報を作成する情報作成手段と、
    前記送信タイミング情報に基づいて、前記収集情報を送信するタイミングを判断する送信タイミング判断手段と、
    前記送信タイミング判断手段により判断されたタイミングで前記収集情報を前記情報収集システムに対して送信する情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末。
  11. 前記送信タイミング判断手段は、
    前記送信タイミング情報において前記タイミングが任意の時間幅で記載されている場合に、当該時間幅の中で当該通信端末が前記収集情報を送信するタイミングを、当該通信端末から算出する乱数を用いて決定する
    ことを特徴とする請求項10記載の通信端末。
  12. 前記受信手段は、前記収集情報を収集する通信端末の種別を特定する情報である端末種別がさらに含まれる前記情報送信要求を受信し、
    前記情報送信手段は、前記端末種別を参照して当該通信端末が前記収集情報を送信する必要があると判断される場合に、前記収集情報を前記情報収集システムに対して送信する
    ことを特徴とする請求項11記載の通信端末。
  13. 移動体通信網を介して、特定の基地局の配下に在圏する複数の通信端末において保持される収集情報を収集する情報収集システムによる情報収集方法であって、
    前記情報収集システムの情報受信手段が、前記基地局を特定する情報である基地局特定情報と、前記収集情報の種別を特定する情報である収集情報種別と、を受信する情報受信ステップと、
    前記情報収集システムの端末情報取得手段が、前記基地局特定情報に基づき、前記収集情報を収集する対象となる前記通信端末の数を表す情報を含む端末情報を取得する端末情報取得ステップと、
    前記情報収集システムの情報量取得手段が、前記収集情報種別に基づき、当該収集情報種別により特定される情報の情報量に係る情報量情報を取得する情報量取得ステップと、
    前記情報収集システムの容量情報取得手段が、前記基地局特定情報に基づき、当該基地局を介して通信を行うことができる容量に係る情報である容量情報を取得する容量情報取得ステップと、
    前記情報収集システムの情報収集制御手段が、前記端末情報と、前記情報量情報と、前記容量情報と、に基づいて、前記複数の通信端末が前記収集情報を送信するタイミングを指定する送信タイミング情報を生成する情報収集制御ステップと、
    前記情報収集システムの送信要求作成手段が、前記送信タイミング情報と、前記収集情報種別と、を含む情報送信要求を作成する送信要求作成ステップと、
    前記情報収集システムの送信要求配信手段が、前記情報送信要求を前記複数の通信端末に対して配信する送信要求配信ステップと、
    を備えることを特徴とする情報収集方法。
JP2008288811A 2008-11-11 2008-11-11 情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法 Active JP5069666B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008288811A JP5069666B2 (ja) 2008-11-11 2008-11-11 情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法
PCT/JP2009/068911 WO2010055805A1 (ja) 2008-11-11 2009-11-05 情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法
EP09826055A EP2357862A1 (en) 2008-11-11 2009-11-05 Information collecting system, communication terminal and information collecting method
CN2009801449602A CN102210172A (zh) 2008-11-11 2009-11-05 信息收集系统、通信终端以及信息收集方法
US13/128,719 US8566478B2 (en) 2008-11-11 2009-11-05 Information collecting system, communication terminal and information collecting method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008288811A JP5069666B2 (ja) 2008-11-11 2008-11-11 情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010118744A JP2010118744A (ja) 2010-05-27
JP5069666B2 true JP5069666B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=42169940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008288811A Active JP5069666B2 (ja) 2008-11-11 2008-11-11 情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8566478B2 (ja)
EP (1) EP2357862A1 (ja)
JP (1) JP5069666B2 (ja)
CN (1) CN102210172A (ja)
WO (1) WO2010055805A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1315389A1 (en) * 2001-11-16 2003-05-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method for the determination of a receiver for location information
WO2011042417A2 (en) * 2009-10-05 2011-04-14 Koninklijke Kpn N.V. Method and telecommunications network for controlling activation of at least one terminal in a machine-type communication application
EP2544467B1 (en) * 2011-07-04 2018-12-19 Koninklijke KPN N.V. Triggering with time indicator
EP2830338A4 (en) * 2012-03-23 2015-12-30 Nec Corp SUBSCRIBER SERVER, MONITORING SERVER, MOBILE TERMINAL, CORRESPONDING METHOD, AND COMPUTER-READABLE MEDIUM
WO2014047872A1 (zh) * 2012-09-28 2014-04-03 富士通株式会社 信息传输方法、用户设备以及基站
WO2014125776A1 (ja) * 2013-02-15 2014-08-21 日本電気株式会社 通信システム、通信装置、ネットワークパラメータ制御方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体
CN104995972A (zh) * 2013-02-15 2015-10-21 日本电气株式会社 移动通信系统、服务平台、网络参数控制方法和非瞬时计算机可读介质
CA2912103A1 (en) * 2013-06-29 2014-12-31 Huawei Technologies Co., Ltd. Access control method and apparatus
WO2016004313A1 (en) 2014-07-03 2016-01-07 Zohar Laufer Personnel proximity detection and tracking system
EP3180906B1 (en) 2014-08-01 2019-03-13 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and apparatus for providing answer in emergency event
WO2016129074A1 (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 株式会社日立国際電気 通信タイミング制御方法、通信サービスシステム及び無線通信端末
WO2018062301A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 株式会社Nttドコモ サーバ装置及び通信方法
EP3905935A4 (en) 2019-01-02 2022-12-07 Charles Agnew Osborne, Jr. PERFORMANCE MANAGEMENT SYSTEM FOR DONORS

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3188606B2 (ja) 1995-06-01 2001-07-16 アルプス電気株式会社 液晶表示装置のバックライト構造
JP3450531B2 (ja) * 1995-07-05 2003-09-29 東京瓦斯株式会社 一括検針方法
AU730712B2 (en) * 1996-11-07 2001-03-15 Nec Corporation Method for determining optimal parent terminal and ad hoc network for the same
JP2002016976A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発着信制御方法及び発着信制御装置
CN1476716A (zh) * 2001-10-03 2004-02-18 ��ʽ����Ntt����Ħ 中继终端,基站,计费服务器,通信系统,计费方法,程序,计算机数据信号以及存储媒体
JP2003288659A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Osaka Gas Co Ltd 共同検針システムおよび中継用端末
JP2004297131A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Hitachi Ltd 安否確認システムとそのための装置
EP1592275B1 (en) 2004-04-29 2006-06-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Relocation, also of parts, of radio resource management control functionality from one BTS to a second in a distributed radio access network
JP2007053676A (ja) 2005-08-19 2007-03-01 Ntt Docomo Inc 優先制御システムおよび優先制御方法
JP2007072208A (ja) 2005-09-07 2007-03-22 Sony Corp プロジェクタ装置、ランプ駆動制御装置、ランプ駆動制御方法
JP4810941B2 (ja) 2005-09-16 2011-11-09 株式会社ニコン プロジェクタ
JP2007087139A (ja) 2005-09-22 2007-04-05 Nec Corp 災害時安否情報収集・管理システム,方法,携帯端末およびプログラム
JP2007235224A (ja) * 2006-02-27 2007-09-13 Toshiba Corp テレメータシステム及び情報収集方法
JP2007243247A (ja) 2006-03-03 2007-09-20 Nec Corp 情報伝達システム及び情報伝達方法
JP2007323202A (ja) 2006-05-30 2007-12-13 Toshiba Corp 情報配信システムならびにこれに用いる移動端末及び配信サーバ
JP4758294B2 (ja) * 2006-07-10 2011-08-24 株式会社日立製作所 エリア品質情報取得システム
US8077638B2 (en) * 2008-06-26 2011-12-13 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for providing quality of service in a peer to peer network

Also Published As

Publication number Publication date
CN102210172A (zh) 2011-10-05
EP2357862A1 (en) 2011-08-17
US8566478B2 (en) 2013-10-22
US20110264766A1 (en) 2011-10-27
WO2010055805A1 (ja) 2010-05-20
JP2010118744A (ja) 2010-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5069666B2 (ja) 情報収集システム、通信端末、及び情報収集方法
US10602304B2 (en) Registration management method for terminal accessing 5G network on non-3GPP access
US20220353797A1 (en) Method and device for terminal attaching and creating home-routed pdu session in roaming environment supporting network slice
EP4322484A2 (en) Multicast and broadcast services in 5g networks for iot applications
CN101227710B (zh) 定位触发信息的同步方法和设备
US20060099963A1 (en) Location-based mobile service provision
EP2134109A2 (en) Location System with Enhanced Security
EP1264493A1 (en) Service provision in a communication system
RU2008100148A (ru) Способ и устройство для предоставления информации присутствия для поддержки служб
JP4568557B2 (ja) 移動通信システム及び移動局
CA2667160A1 (en) Method and system for the collection of voice call statistics for a mobile device
JP7121213B2 (ja) N3gppアクセスを通じた公共警報メッセージ
CN102007781A (zh) 区域事件支持指示
CN102065400B (zh) 异常状态下用户的接入方法、装置和一种通信系统
US8655384B2 (en) System and method for providing location based reminders
EP1420599B1 (en) Service provision in a communication system
JP2009130482A (ja) 緊急通報時の位置情報転送システム
CN100372427C (zh) 一种向请求端提供用户设备位置信息的处理方法
CN103493555A (zh) 定位支援系统、交换机以及定位支援方法
EP2173080A1 (en) Provision of information in a communication network
KR20240057202A (ko) 재난 알림 콘텐츠 제공시스템
JP2006230019A (ja) 測位システム、測位サービスシステム及びそれらに用いる測位方法
JP2009124756A (ja) 測位システム
KR20090057658A (ko) 유무선망에서의 블로그 서비스 시스템 및 방법, 블로그서비스 서버

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120817

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5069666

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250