JP2004234391A - カラー画像分散印刷システム及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のカラープリンタでカラー画像を分散印刷しても同一のカラー印刷結果が得られるカラー画像分散印刷システム及びその方法を提供する。
【解決手段】制御部２１、通信制御部２６等により構成される合わせ込み手段により、カラー画像データの原画と夫々のカラープリンタ１ａ〜１ｎの印刷パラメータとの合わせ込みを行い、その結果をデフォルト情報データとして記憶手段６に記憶し、分散印刷の際にデフォルト情報データを各カラープリンタ１ａ〜１ｎに供給して印刷を実行させて均一な品質の印刷がなされるようにした。
【選択図】 図１
【解決手段】制御部２１、通信制御部２６等により構成される合わせ込み手段により、カラー画像データの原画と夫々のカラープリンタ１ａ〜１ｎの印刷パラメータとの合わせ込みを行い、その結果をデフォルト情報データとして記憶手段６に記憶し、分散印刷の際にデフォルト情報データを各カラープリンタ１ａ〜１ｎに供給して印刷を実行させて均一な品質の印刷がなされるようにした。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、単一のカラー画像データを複数のカラープリンタに分散して同時に印刷を実行するカラー画像分散印刷システム及びその方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、原稿を複数部印刷するに当たって部数が多量の場合は、印刷に長時間を費やしてしまう。そこで、例えば、下記の特許文献１（第１１欄、第２８行〜第１２欄、第４行記載）に示されているように複数のプリンタに平均的に分散させて印刷することが考えられている。このような分散印刷は、数千、数万の印刷部数の場合に好適である。
【０００３】
一方、カラー画像の印刷においては、画像読み取り装置の入出力特性とカラープリンタのそれとが相違するため、再生画像が原画像の色を忠実に再現しないので、これをデータ補正により解決した技術が下記の特許文献２に開示されている。また、下記の特許文献３においては、撮影したカラー画像をデバイス及び証明条件に依存しない画像に変換し、再現する側で選択的に証明条件、色条件を用いるようにした技術が開示されている。
【０００４】
【特許文献１】
特開２０００−１５５６５４号公報
【特許文献２】
特開平７−２５４９８８号公報
【特許文献３】
特開２００１−２５８０４４号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の複数のプリンタに分散して印刷する技術は、カラー印刷にあってはカラープリンタの特性が夫々異なるので同一のカラー印刷結果が得られない。勿論、カラープリンタ等によるカラー画像の再現に当たり、従来技術でその特性を補正することは考えられるが、複数のカラープリンタを同一状態に設定することは達成できなかった。そのため、カラー画像の分散印刷が可能であったとしても、同一のカラー印刷結果を得ることができないという問題点があった。
【０００６】
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、複数のカラープリンタでカラー画像を分散印刷しても同一のカラー印刷結果が得られるカラー画像分散印刷システム及びその方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項１は、単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像データを分散印刷するカラー画像分散印刷システムにおいて、前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行い合わせ込み後の印刷パラメータを得る合わせ込み手段と、前記合わせ込み手段により得られた夫々のカラープリンタの前記印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶する記憶手段と、前記カラー画像データによる分散印刷に併せて前記記憶手段より前記デフォルト情報データを読み出して各カラープリンタに対応して供給して印刷を行う印刷実行手段とからなるため、前記複数のカラープリンタにより差異のない印刷結果が得られる。しかも、膨大な部数のカラー印刷を短時間で行うことができる有効なカラー画像分散印刷システムを提供できる。
【０００８】
本発明の請求項２によれば、単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像データを分散印刷するカラー画像分散印刷システムにおいて、前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行い合わせ込み後の印刷パラメータを得る合わせ込み手段と、前記合わせ込み手段により得られた夫々のカラープリンタの前記印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶する記憶手段と、前記カラー画像データによる分散印刷に併せて前記記憶手段より前記デフォルト情報データを読み出して各カラープリンタに対応して供給して印刷を行う印刷実行手段と、前記プリンタ用ドライバにノードを介して接続され前記記憶手段に記憶された前記デフォルト情報データを用いて印刷を実行するネット上のサイトとからなるため、前記カラープリンタにより差異のない印刷結果が得られると共に、ネット上の他のサイトからも前記デフォルト情報データを用いて独自に複数のプリンタにより差異のない印刷結果が短時間で得られる。そして、他のサイトの利用性を高めることができるカラー画像分散印刷システムを提供できる。
【０００９】
本発明の請求項３によれば、前記印刷パラメータは前記カラープリンタから得た色相、彩度、明度からなる測色データであるため、前記デフォルト情報データを正確に設定でき画質に差異のないカラー画像分散印刷システムを提供できる。
本発明の請求項４によれば、単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像を分散印刷するカラー画像分散印刷方法において、前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行って印刷パラメータを得、前期得られた印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶し、前記カラー画像データによる分散印刷に併せて前記デフォルト情報データを読み出して各プリンタに対応して供給したため、前記複数のカラープリンタにより差異のない印刷結果が得られる。しかも、膨大な部数のカラー印刷を短時間で行うことができる有効なカラー画像分散印刷方法を提供できる。
【００１０】
本発明の請求項５によれば、単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像を分散印刷するカラー画像分散印刷方法において、前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行って印刷パラメータを得、前期得られた印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶し、前記プリンタ用ドライバに接続されたサイトのカラー画像データによる分散印刷に併せて前記デフォルト情報データを読み出して各プリンタに対応して供給するため、ネット上の他のサイトからも前記デフォルト情報データを用いて独自に複数のプリンタにより差異のない印刷結果が短時間で得られる。そして、他のサイトの利用性を高めることができるカラー画像分散印刷方法を提供できる。
【００１１】
本発明の請求項６によれば、前記印刷パラメータは色相、彩度、明度の測色データであるため、前記デフォルト情報データを正確に設定でき画質に差異のないカラー画像分散印刷方法を提供できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図１は本発明の実施の形態の一例におけるカラー画像処理システムのブロック図、図２は本発明の実施の形態の一例におけるカラー画像分散印刷システムの動作を説明するためのフローチャート、図３はその動作の説明における第１のダイヤログボックスを示す説明図、図４は同じくその動作の説明における第２のダイヤログボックスを示す説明図である。
【００１３】
図１において、１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎは夫々カラープリンタ、２はプリンタ用ドライバであり、カラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎはプリンタ用ドライバ２の出力側に接続されている。３は所謂パーソナルコンピュータであって、プリンタ用ドライバ２が接続されている。４はスキャナーで読み込まれたカラー画像データ、インターネットを介して送信されたカラー画像データ等を原画Ａとして取り込むための画像データ取り込み部である。５はパーソナルコンピュータ３に接続されたディスプレイである。
【００１４】
プリンタ用ドライバ２は、画像データ取り込み部４の出力側に接続された画像データ受信部２０を有し、この画像データ受信部２０の出力側には制御部２１が接続されている。一方、パーソナルコンピュータ３はそのキーボードからなる操作部３０がＣＰＵ３１を介して制御部２１に接続されており、画像データ取り込み部４で取り込まれ画像データ受信部２０で受信されたカラー画像データを制御部２１、ＣＰＵ３１を介してディスプレイ５に表示できるように構成されている。
【００１５】
また、プリンタ用ドライバ２において、制御部２１には原画Ａをそのままプリンタにより印刷する場合に印刷用のカラー画像データを形成するための第１の画像データ形成部２２が接続されている。更に、パーソナルコンピュータ３の操作によりディスプレイ５上に専用のダイヤログボックスを開きそこに原画Ａを表示して濃度調整を行って印刷に適した画像Ｂを得ることが可能になっているが、この画像Ｂをプリンタにより印刷する場合に印刷用のカラー画像データを形成するための第２の画像データ形成部２３が制御部２１に接続されている。
【００１６】
制御部２１の出力側にはインターフェース部２４が接続されている。このインターフェース部２４の出力側には印刷用のカラー画像データをカラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎに供給するための画像データ送信部２５が接続されている。また、プリンタ用ドライバ２において、カラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎと制御部２１との間に通信制御部２６が接続され、カラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎの印刷パラメータである色相、彩度、明度からなる測色データを得るようになっている。
【００１７】
そして、パーソナルコンピュータ３の操作によりディスプレイ５上に専用のダイヤログボックスを開き、そこに原画Ｂと測色データを表示し、各プリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎによる印刷結果と測色データとの対比による合わせ込みを行う。このように、制御部２１、通信制御部２６等により合わせ込み手段が構成されている。
【００１８】
また、制御部２１にはデータ記憶制御部２７が接続されている。このデータ記憶制御部２７には外部記憶装置６が接続され、合わせ込み結果をプリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎのデフォルト情報データとして書き込み、読み出し可能に記憶する記憶手段を構成している。また、外部記憶装置６には制御部２１によってカラー画像データ、画像名等のデータが書き込み、読み出し可能になっている。
そして、パーソナルコンピュータ３による分散印刷の設定に基づきデータ記憶制御部２７が、外部記憶装置６から原画Ｂ、デフォルト情報等のデータを読み出し制御部２１、インターフェース部２４、画像データ送信部２５を介して各プリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎに供給して印刷を行う印刷実行手段を構成している。
【００１９】
更に、プリンタ用ドライバ２は、そのデータ記憶制御部２７に接続されたノード７を介してインターネット８上のサイト９が接続されている。サイト９は画像データ取り込み部４を制御するように接続されている。
【００２０】
このような構成によるカラー画像処理システムの動作について、図２のフローチャート、図３、図４の説明図により説明する。画像データ取り込み部４で取り込まれたカラー画像データは、プリンタ用ドライバ２に送信され、その画像データ受信部２０で受信される。受信されたカラー画像データは、操作部３０の操作により制御部２１、ＣＰＵ３１によってディスプレイ５に供給され原画Ａとして表示される。ユーザはステップＳ１においてディスプレイ５の表示画面からその画像と画像名を確認する。
【００２１】
そして、ステップＳ２において、制御部２１を作動させて、カラー画像データとその画像名とをデータ記憶制御部２７の制御下で外部記憶装置６に記憶させる。このようにして、原画Ａのカラー画像データが保持される。
【００２２】
次に、原画Ａが印刷されたものとして見たときに最適な状態に調整をする。ステップＳ３において、操作部３０を操作して図３で示す第１のダイヤログボックス１０をディスプレイ５上に開く。この第１のダイヤログボックス１０には外部記憶装置６から読み出された原画Ａが表示され、併せて濃度を調整するための濃度調整用表示１００が表示される。この濃度調整用表示１００は▲１▼〜▲４▼の順に薄い方から濃い方へと４段階に調整できるようになっているので、この表示に従って所望の濃度に設定する。この設定後の画像データは原画Ｂとして保持用ボタン１０１を操作して外部記憶装置６に記憶する。
【００２３】
尚、上記濃度設定前の状態での画像データを例外的に印刷する必要がある場合は、印刷用ボタン１０２を操作すれば特定のプリンタで印刷がなされる。
【００２４】
その後、上記第１のダイヤログボックス１０を閉じ、図４で示す第２のダイヤログボックス１１をディスプレイ５上に開く。このダイヤログボックス１１には、外部記憶装置６から画像データとして読み出される濃度の調整済みの原画Ｂが表示される。併せて、調整データ表示１１０を操作することによってカラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎの夫々の測色データ１１１ａ、１１１ｂ、１１１ｃ……１１１ｎが通信制御部２６で取り込まれて制御部２１、ＣＰＵ３１を介してディスプレイ５上に表示される。ステップＳ７において、原画Ｂと各測色データ１１１ａ、１１１ｂ、１１１ｃ……１１１ｎとの合わせ込みを行う。
【００２５】
この合わせ込みは、テスト用ボタン１１２を操作して原画Ｂをカラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎでテスト印刷を行い、原画Ｂとの相違がある場合は、ダイヤログボックス１１上で測色データ１１１ａ、１１１ｂ、１１１ｃ……１１１ｎ毎に同一性が得られるように調整をする。合わせ込みが完了した後の測色データ１１１ａ、１１１ｂ、１１１ｃ……１１１ｎはステップＳ８においてデフォルト情報データとしてデータ記憶制御部２７を介して外部記憶装置６に記憶される。そしてダイヤログボックス１１は閉じる。
【００２６】
次に、ステップＳ９において修正後の原画Ｂを多数の枚数印刷する。この印刷は、カラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎに均等な枚数、あるいは各プリンタの印刷速度に応じた枚数に分散して同時に実行する。この操作は、パーソナルコンピュータ３でもって印刷すべき総枚数を設定することにより分散する枚数が算出されてデータとしてプリンタ用ドライバ２から各カラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎに送出される。
【００２７】
一方、インターネット８上で各サイト９はノード７を介してプリンタ用ドライバ２のデータ記憶制御部２７を介して外部記憶装置６に記憶されているデフォルト情報データを読み出して独自のカラー原画の分散印刷を実行する。
【００２８】
このような本発明の実施の形態の一例によれば、読み込まれたカラーの原画Ｂとカラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎで印刷されたカラー画像との同一性を得るための合わせ込みを行い、その合わせ込みを行ったデータに基づいて分散印刷を実行するため、得られた印刷物は同一性が保たれる。また、インターネット８上のサイト９は記憶されたデフォルト情報データを任意に読み出すことができるので、これをもって独自のカラー原画の分散印刷を実行することができる。更に、測色データは色相、彩度、明度からなるためデフォルト情報データが正確に設定でき、分散印刷で得られた印刷物の画質に差異がない。
【００２９】
尚、本発明の実施の形態の一例では画像取り込み部４で取り込んだカラー画像データを分散印刷するようにしたが、パーソナルコンピュータ３で作成した画像データを分散印刷するものであってもよい。また、サイト９から直接に制御部２１を制御して独自にデフォルト情報データを設定することもできる。
【００３０】
尚また、本発明の実施の形態の一例では印刷パラメータとして色相、彩度、明度の３種としたが、例えばその中の２種だけとすることもできる。
【００３１】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、複数のカラープリンタにおける原画との合わせ込み後の印刷パラメータがデフォルト情報データとしてカラー画像データによる分散印刷に併せて各カラープリンタに対応して供給されるので、複数のカラープリンタにより差異のない印刷結果が得られ、しかも、膨大な部数のカラー印刷を短時間で行うことができる効果を有する。
【００３２】
また、本発明においては、複数のカラープリンタにおける原画との合わせ込み後の印刷パラメータをネット上のサイトからデフォルト情報データとして各カラープリンタに対応して供給して印刷を行うことができるので、ネット上の他のサイトからもデフォルト情報データを用いて独自にプリンタにより差異のない印刷結果が得られ、他のサイトの利用性を高めることができる。
【００３３】
更に、本発明においては、色相、彩度、明度からデフォルト情報データを設定するので、デフォルト情報データの設定が正確となり画質に差異のない分散印刷ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の一例におけるカラー画像分散印刷システムを示すブロック図である。
【図２】本発明の実施の形態の一例におけるカラー画像分散システムの動作の説明のためのフローチャート図である。
【図３】本発明の実施の形態の一例における第１のダイヤログボックスを示す説明図である。
【図４】本発明の実施の形態の一例における第２のダイヤログボックスを示す説明図である。
【符号の説明】
１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎ カラープリンタ
２ プリンタ用ドライバ
３ パーソナルコンピュータ
４ 画像データ取り込み部
５ ディスプレイ
６ 外部記憶装置
７ ノード
８ インターネット
９ サイト
１０ 第１のダイヤログボックス
１１ 第２のダイヤログボックス
２０ 画像データ受信部
２１ 制御部
２２ 第１の画像データ形成部
２３ 第２の画像データ形成部
２４ インターフェース部
２５ 画像データ送信部
２６ 通信制御部
２７ データ記憶制御部
３０ 操作部
３１ ＣＰＵ
１１１ａ、１１１ｂ、１１１ｃ……１１１ｎ 測色データ
【発明の属する技術分野】
本発明は、単一のカラー画像データを複数のカラープリンタに分散して同時に印刷を実行するカラー画像分散印刷システム及びその方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、原稿を複数部印刷するに当たって部数が多量の場合は、印刷に長時間を費やしてしまう。そこで、例えば、下記の特許文献１（第１１欄、第２８行〜第１２欄、第４行記載）に示されているように複数のプリンタに平均的に分散させて印刷することが考えられている。このような分散印刷は、数千、数万の印刷部数の場合に好適である。
【０００３】
一方、カラー画像の印刷においては、画像読み取り装置の入出力特性とカラープリンタのそれとが相違するため、再生画像が原画像の色を忠実に再現しないので、これをデータ補正により解決した技術が下記の特許文献２に開示されている。また、下記の特許文献３においては、撮影したカラー画像をデバイス及び証明条件に依存しない画像に変換し、再現する側で選択的に証明条件、色条件を用いるようにした技術が開示されている。
【０００４】
【特許文献１】
特開２０００−１５５６５４号公報
【特許文献２】
特開平７−２５４９８８号公報
【特許文献３】
特開２００１−２５８０４４号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の複数のプリンタに分散して印刷する技術は、カラー印刷にあってはカラープリンタの特性が夫々異なるので同一のカラー印刷結果が得られない。勿論、カラープリンタ等によるカラー画像の再現に当たり、従来技術でその特性を補正することは考えられるが、複数のカラープリンタを同一状態に設定することは達成できなかった。そのため、カラー画像の分散印刷が可能であったとしても、同一のカラー印刷結果を得ることができないという問題点があった。
【０００６】
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、複数のカラープリンタでカラー画像を分散印刷しても同一のカラー印刷結果が得られるカラー画像分散印刷システム及びその方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項１は、単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像データを分散印刷するカラー画像分散印刷システムにおいて、前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行い合わせ込み後の印刷パラメータを得る合わせ込み手段と、前記合わせ込み手段により得られた夫々のカラープリンタの前記印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶する記憶手段と、前記カラー画像データによる分散印刷に併せて前記記憶手段より前記デフォルト情報データを読み出して各カラープリンタに対応して供給して印刷を行う印刷実行手段とからなるため、前記複数のカラープリンタにより差異のない印刷結果が得られる。しかも、膨大な部数のカラー印刷を短時間で行うことができる有効なカラー画像分散印刷システムを提供できる。
【０００８】
本発明の請求項２によれば、単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像データを分散印刷するカラー画像分散印刷システムにおいて、前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行い合わせ込み後の印刷パラメータを得る合わせ込み手段と、前記合わせ込み手段により得られた夫々のカラープリンタの前記印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶する記憶手段と、前記カラー画像データによる分散印刷に併せて前記記憶手段より前記デフォルト情報データを読み出して各カラープリンタに対応して供給して印刷を行う印刷実行手段と、前記プリンタ用ドライバにノードを介して接続され前記記憶手段に記憶された前記デフォルト情報データを用いて印刷を実行するネット上のサイトとからなるため、前記カラープリンタにより差異のない印刷結果が得られると共に、ネット上の他のサイトからも前記デフォルト情報データを用いて独自に複数のプリンタにより差異のない印刷結果が短時間で得られる。そして、他のサイトの利用性を高めることができるカラー画像分散印刷システムを提供できる。
【０００９】
本発明の請求項３によれば、前記印刷パラメータは前記カラープリンタから得た色相、彩度、明度からなる測色データであるため、前記デフォルト情報データを正確に設定でき画質に差異のないカラー画像分散印刷システムを提供できる。
本発明の請求項４によれば、単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像を分散印刷するカラー画像分散印刷方法において、前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行って印刷パラメータを得、前期得られた印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶し、前記カラー画像データによる分散印刷に併せて前記デフォルト情報データを読み出して各プリンタに対応して供給したため、前記複数のカラープリンタにより差異のない印刷結果が得られる。しかも、膨大な部数のカラー印刷を短時間で行うことができる有効なカラー画像分散印刷方法を提供できる。
【００１０】
本発明の請求項５によれば、単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像を分散印刷するカラー画像分散印刷方法において、前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行って印刷パラメータを得、前期得られた印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶し、前記プリンタ用ドライバに接続されたサイトのカラー画像データによる分散印刷に併せて前記デフォルト情報データを読み出して各プリンタに対応して供給するため、ネット上の他のサイトからも前記デフォルト情報データを用いて独自に複数のプリンタにより差異のない印刷結果が短時間で得られる。そして、他のサイトの利用性を高めることができるカラー画像分散印刷方法を提供できる。
【００１１】
本発明の請求項６によれば、前記印刷パラメータは色相、彩度、明度の測色データであるため、前記デフォルト情報データを正確に設定でき画質に差異のないカラー画像分散印刷方法を提供できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図１は本発明の実施の形態の一例におけるカラー画像処理システムのブロック図、図２は本発明の実施の形態の一例におけるカラー画像分散印刷システムの動作を説明するためのフローチャート、図３はその動作の説明における第１のダイヤログボックスを示す説明図、図４は同じくその動作の説明における第２のダイヤログボックスを示す説明図である。
【００１３】
図１において、１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎは夫々カラープリンタ、２はプリンタ用ドライバであり、カラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎはプリンタ用ドライバ２の出力側に接続されている。３は所謂パーソナルコンピュータであって、プリンタ用ドライバ２が接続されている。４はスキャナーで読み込まれたカラー画像データ、インターネットを介して送信されたカラー画像データ等を原画Ａとして取り込むための画像データ取り込み部である。５はパーソナルコンピュータ３に接続されたディスプレイである。
【００１４】
プリンタ用ドライバ２は、画像データ取り込み部４の出力側に接続された画像データ受信部２０を有し、この画像データ受信部２０の出力側には制御部２１が接続されている。一方、パーソナルコンピュータ３はそのキーボードからなる操作部３０がＣＰＵ３１を介して制御部２１に接続されており、画像データ取り込み部４で取り込まれ画像データ受信部２０で受信されたカラー画像データを制御部２１、ＣＰＵ３１を介してディスプレイ５に表示できるように構成されている。
【００１５】
また、プリンタ用ドライバ２において、制御部２１には原画Ａをそのままプリンタにより印刷する場合に印刷用のカラー画像データを形成するための第１の画像データ形成部２２が接続されている。更に、パーソナルコンピュータ３の操作によりディスプレイ５上に専用のダイヤログボックスを開きそこに原画Ａを表示して濃度調整を行って印刷に適した画像Ｂを得ることが可能になっているが、この画像Ｂをプリンタにより印刷する場合に印刷用のカラー画像データを形成するための第２の画像データ形成部２３が制御部２１に接続されている。
【００１６】
制御部２１の出力側にはインターフェース部２４が接続されている。このインターフェース部２４の出力側には印刷用のカラー画像データをカラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎに供給するための画像データ送信部２５が接続されている。また、プリンタ用ドライバ２において、カラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎと制御部２１との間に通信制御部２６が接続され、カラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎの印刷パラメータである色相、彩度、明度からなる測色データを得るようになっている。
【００１７】
そして、パーソナルコンピュータ３の操作によりディスプレイ５上に専用のダイヤログボックスを開き、そこに原画Ｂと測色データを表示し、各プリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎによる印刷結果と測色データとの対比による合わせ込みを行う。このように、制御部２１、通信制御部２６等により合わせ込み手段が構成されている。
【００１８】
また、制御部２１にはデータ記憶制御部２７が接続されている。このデータ記憶制御部２７には外部記憶装置６が接続され、合わせ込み結果をプリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎのデフォルト情報データとして書き込み、読み出し可能に記憶する記憶手段を構成している。また、外部記憶装置６には制御部２１によってカラー画像データ、画像名等のデータが書き込み、読み出し可能になっている。
そして、パーソナルコンピュータ３による分散印刷の設定に基づきデータ記憶制御部２７が、外部記憶装置６から原画Ｂ、デフォルト情報等のデータを読み出し制御部２１、インターフェース部２４、画像データ送信部２５を介して各プリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎに供給して印刷を行う印刷実行手段を構成している。
【００１９】
更に、プリンタ用ドライバ２は、そのデータ記憶制御部２７に接続されたノード７を介してインターネット８上のサイト９が接続されている。サイト９は画像データ取り込み部４を制御するように接続されている。
【００２０】
このような構成によるカラー画像処理システムの動作について、図２のフローチャート、図３、図４の説明図により説明する。画像データ取り込み部４で取り込まれたカラー画像データは、プリンタ用ドライバ２に送信され、その画像データ受信部２０で受信される。受信されたカラー画像データは、操作部３０の操作により制御部２１、ＣＰＵ３１によってディスプレイ５に供給され原画Ａとして表示される。ユーザはステップＳ１においてディスプレイ５の表示画面からその画像と画像名を確認する。
【００２１】
そして、ステップＳ２において、制御部２１を作動させて、カラー画像データとその画像名とをデータ記憶制御部２７の制御下で外部記憶装置６に記憶させる。このようにして、原画Ａのカラー画像データが保持される。
【００２２】
次に、原画Ａが印刷されたものとして見たときに最適な状態に調整をする。ステップＳ３において、操作部３０を操作して図３で示す第１のダイヤログボックス１０をディスプレイ５上に開く。この第１のダイヤログボックス１０には外部記憶装置６から読み出された原画Ａが表示され、併せて濃度を調整するための濃度調整用表示１００が表示される。この濃度調整用表示１００は▲１▼〜▲４▼の順に薄い方から濃い方へと４段階に調整できるようになっているので、この表示に従って所望の濃度に設定する。この設定後の画像データは原画Ｂとして保持用ボタン１０１を操作して外部記憶装置６に記憶する。
【００２３】
尚、上記濃度設定前の状態での画像データを例外的に印刷する必要がある場合は、印刷用ボタン１０２を操作すれば特定のプリンタで印刷がなされる。
【００２４】
その後、上記第１のダイヤログボックス１０を閉じ、図４で示す第２のダイヤログボックス１１をディスプレイ５上に開く。このダイヤログボックス１１には、外部記憶装置６から画像データとして読み出される濃度の調整済みの原画Ｂが表示される。併せて、調整データ表示１１０を操作することによってカラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎの夫々の測色データ１１１ａ、１１１ｂ、１１１ｃ……１１１ｎが通信制御部２６で取り込まれて制御部２１、ＣＰＵ３１を介してディスプレイ５上に表示される。ステップＳ７において、原画Ｂと各測色データ１１１ａ、１１１ｂ、１１１ｃ……１１１ｎとの合わせ込みを行う。
【００２５】
この合わせ込みは、テスト用ボタン１１２を操作して原画Ｂをカラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎでテスト印刷を行い、原画Ｂとの相違がある場合は、ダイヤログボックス１１上で測色データ１１１ａ、１１１ｂ、１１１ｃ……１１１ｎ毎に同一性が得られるように調整をする。合わせ込みが完了した後の測色データ１１１ａ、１１１ｂ、１１１ｃ……１１１ｎはステップＳ８においてデフォルト情報データとしてデータ記憶制御部２７を介して外部記憶装置６に記憶される。そしてダイヤログボックス１１は閉じる。
【００２６】
次に、ステップＳ９において修正後の原画Ｂを多数の枚数印刷する。この印刷は、カラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎに均等な枚数、あるいは各プリンタの印刷速度に応じた枚数に分散して同時に実行する。この操作は、パーソナルコンピュータ３でもって印刷すべき総枚数を設定することにより分散する枚数が算出されてデータとしてプリンタ用ドライバ２から各カラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎに送出される。
【００２７】
一方、インターネット８上で各サイト９はノード７を介してプリンタ用ドライバ２のデータ記憶制御部２７を介して外部記憶装置６に記憶されているデフォルト情報データを読み出して独自のカラー原画の分散印刷を実行する。
【００２８】
このような本発明の実施の形態の一例によれば、読み込まれたカラーの原画Ｂとカラープリンタ１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎで印刷されたカラー画像との同一性を得るための合わせ込みを行い、その合わせ込みを行ったデータに基づいて分散印刷を実行するため、得られた印刷物は同一性が保たれる。また、インターネット８上のサイト９は記憶されたデフォルト情報データを任意に読み出すことができるので、これをもって独自のカラー原画の分散印刷を実行することができる。更に、測色データは色相、彩度、明度からなるためデフォルト情報データが正確に設定でき、分散印刷で得られた印刷物の画質に差異がない。
【００２９】
尚、本発明の実施の形態の一例では画像取り込み部４で取り込んだカラー画像データを分散印刷するようにしたが、パーソナルコンピュータ３で作成した画像データを分散印刷するものであってもよい。また、サイト９から直接に制御部２１を制御して独自にデフォルト情報データを設定することもできる。
【００３０】
尚また、本発明の実施の形態の一例では印刷パラメータとして色相、彩度、明度の３種としたが、例えばその中の２種だけとすることもできる。
【００３１】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、複数のカラープリンタにおける原画との合わせ込み後の印刷パラメータがデフォルト情報データとしてカラー画像データによる分散印刷に併せて各カラープリンタに対応して供給されるので、複数のカラープリンタにより差異のない印刷結果が得られ、しかも、膨大な部数のカラー印刷を短時間で行うことができる効果を有する。
【００３２】
また、本発明においては、複数のカラープリンタにおける原画との合わせ込み後の印刷パラメータをネット上のサイトからデフォルト情報データとして各カラープリンタに対応して供給して印刷を行うことができるので、ネット上の他のサイトからもデフォルト情報データを用いて独自にプリンタにより差異のない印刷結果が得られ、他のサイトの利用性を高めることができる。
【００３３】
更に、本発明においては、色相、彩度、明度からデフォルト情報データを設定するので、デフォルト情報データの設定が正確となり画質に差異のない分散印刷ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の一例におけるカラー画像分散印刷システムを示すブロック図である。
【図２】本発明の実施の形態の一例におけるカラー画像分散システムの動作の説明のためのフローチャート図である。
【図３】本発明の実施の形態の一例における第１のダイヤログボックスを示す説明図である。
【図４】本発明の実施の形態の一例における第２のダイヤログボックスを示す説明図である。
【符号の説明】
１ａ、１ｂ、１ｃ……１ｎ カラープリンタ
２ プリンタ用ドライバ
３ パーソナルコンピュータ
４ 画像データ取り込み部
５ ディスプレイ
６ 外部記憶装置
７ ノード
８ インターネット
９ サイト
１０ 第１のダイヤログボックス
１１ 第２のダイヤログボックス
２０ 画像データ受信部
２１ 制御部
２２ 第１の画像データ形成部
２３ 第２の画像データ形成部
２４ インターフェース部
２５ 画像データ送信部
２６ 通信制御部
２７ データ記憶制御部
３０ 操作部
３１ ＣＰＵ
１１１ａ、１１１ｂ、１１１ｃ……１１１ｎ 測色データ
Claims (6)
- 単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像データを分散印刷するカラー画像分散印刷システムにおいて、
前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行い合わせ込み後の印刷パラメータを得る合わせ込み手段と、
前記合わせ込み手段により得られた夫々のカラープリンタの前記印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶する記憶手段と、
前記カラー画像データによる分散印刷に併せて前記記憶手段より前記デフォルト情報データを読み出して各カラープリンタに対応して供給して印刷を行う印刷実行手段と、
からなることを特徴とするカラー画像分散印刷システム。 - 単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像データを分散印刷するカラー画像分散印刷システムにおいて、
前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行い合わせ込み後の印刷パラメータを得る合わせ込み手段と、
前記合わせ込み手段により得られた夫々のカラープリンタの前記印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶する記憶手段と、
前記カラー画像データによる分散印刷に併せて前記記憶手段より前記デフォルト情報データを読み出して各カラープリンタに対応して供給して印刷を行う印刷実行手段と、
前記プリンタ用ドライバにノードを介して接続され前記記憶手段に記憶された前記デフォルト情報データを用いて印刷を実行するネット上のサイトと、
からなることを特徴とするカラー画像分散印刷システム。 - 前記印刷パラメータは前記カラープリンタから得た色相、彩度、明度の測色データであることを特徴とする請求項１または２に記載のカラー画像分散印刷システム。
- 単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像を分散印刷するカラー画像分散印刷方法において、
前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行って印刷パラメータを得、前記得られた印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶し、前記カラー画像データによる分散印刷に併せて前記デフォルト情報データを読み出して各プリンタに対応して供給することを特徴とするカラー画像分散印刷方法。 - 単一のプリンタ用ドライバに接続された複数のカラープリンタにより共通のカラー画像を分散印刷するカラー画像分散印刷方法において、
前記カラー画像データによる原画と前記カラープリンタの夫々との合わせ込みを行って印刷パラメータを得、前記得られた印刷パラメータをデフォルト情報データとして記憶し、前記プリンタ用ドライバに接続されたサイトのカラー画像データによる分散印刷に併せて前記デフォルト情報データを読み出して各プリンタに対応して供給することを特徴とするカラー画像分散印刷方法。 - 前記印刷パラメータは色相、彩度、明度の測色データであることを特徴とする請求項４または５に記載のカラー画像分散印刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003022773A JP2004234391A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | カラー画像分散印刷システム及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003022773A JP2004234391A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | カラー画像分散印刷システム及びその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2004234391A true JP2004234391A (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=32951763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003022773A Pending JP2004234391A (ja) | 2003-01-30 | 2003-01-30 | カラー画像分散印刷システム及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004234391A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010082320A1 (ja) | 2009-01-14 | 2010-07-22 | 株式会社ミマキエンジニアリング | プログラム、画像形成方法、及び印刷システム |
| WO2010082321A1 (ja) | 2009-01-14 | 2010-07-22 | 株式会社ミマキエンジニアリング | プログラム、画像形成方法、及び印刷システム |
-
2003
- 2003-01-30 JP JP2003022773A patent/JP2004234391A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010082320A1 (ja) | 2009-01-14 | 2010-07-22 | 株式会社ミマキエンジニアリング | プログラム、画像形成方法、及び印刷システム |
| WO2010082321A1 (ja) | 2009-01-14 | 2010-07-22 | 株式会社ミマキエンジニアリング | プログラム、画像形成方法、及び印刷システム |
| CN102171052A (zh) * | 2009-01-14 | 2011-08-31 | 株式会社御牧工程 | 程序、图像形成方法以及印刷系统 |
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