JP2004232343A - 建設機械の情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実稼動後に実施される点検時における装置、機器等に対する異常の有無の判断を高い精度で実現できる建設機械の情報管理装置の提供。
【解決手段】油圧ショベルの運転室3内に配置されるコントローラ14に含まれる記憶部18が、実稼動後に実施される点検時の性能データである計測データTを記憶する第1記憶部19と、この油圧ショベルに係る出荷前の性能データである出荷時データを記憶する第2記憶部20とを備えるとともに、このコントローラ14に含まれる端末装置接続部21に接続され、記憶機能、及び論理判断、演算機能を有し、計測データT及び出荷時データを画面表示可能な表示部24を具備する例えば携帯式パソコンから成る端末装置23を備えた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル等の建設機械に備えられ、保守管理、故障診断等に際して活用される情報管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、油圧ショベルにおいて、機器の異常等の診断装置を情報管理装置として備えたものがある。この従来技術は、出荷後の実稼動を経た一定期間の後に実施される異常診断時すなわち点検時の計測によって得られた計測データを記憶する記憶部の他、得られた計測データを表示する表示手段などを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
なお、油圧ショベルの運転室内に、エンジン冷却水温、作動油温、燃料残量等の状態量を画面表示可能なモニタ用の表示器を備えたものが公知である(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
この公知技術を考慮すれば、先に述べた従来技術における点検時の計測データを、運転室内に配置されるモニタ用の表示器に表示することが可能である。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−85253号公報
(段落番号0012,0023〜0029、図3)
【0006】
【特許文献2】
特開2000−303499
(段落番号0042,0051、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術は、必ずしも正確な性能測定が実現されているとは言い難い。
【0008】
従来の場合、例えば計測データが得られた際に、当該建設機械の仕様書に示される基準データとの比較が行なわれ、その比較結果に基づいて異常の有無、あるいは性能の劣化具合(経年変化)が判断されるのが普通である。しかしながら、仕様書に示されている基準データは、設計段階で各構成要素の性能に基づき机上で算出される値であり、判断の対象となっているその建設機械に係る真正の出荷前に測定された性能データ、すなわち出荷時データとは必ずしも一致しない。
【0009】
このために、本来ならば測定対象の装置、機器等が異常と判断されるべきところが、正常と判断されてしまったり、あるいは逆に正常と判断されるべきところが異常と判断されてしまう懸念がある。仮に異常であるべきものが正常と判断された場合には、作業中にその装置、機器等が故障して作業能率の著しい低下を招く虞がある。また仮に、正常であるべきものが異常と判断された場合には、その装置、機器等が交換されてしまう結果、本来の寿命を不要に短縮させて不経済となる虞がある。
【0010】
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、実稼動後に実施される点検時における装置、機器等に対する異常の有無の判断を高い精度で実現できる建設機械の情報管理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、実稼動後に実施される点検時の性能データである計測データに基づき保守及び点検を行なう建設機械の情報管理装置において、当該建設機械に係る出荷前の性能データである出荷時データを記憶部、及び当該出荷時データを表示する表示手段を備えたことを特徴としている。
【0012】
このように構成した本発明は、当該建設機械に係る出荷時データを記憶する別の記憶部を備えていることから、測定結果に基づく判断に際しては、得られた計測データと別の記憶部に記憶された該当する出荷時データとを比較して判断すればよい。別の記憶部に記憶された出荷時データは、仕様書に示される基準データとは異なり、当該建設機械に係る真正の出荷時データであることから、得られた計測データを仕様書に示される基準データと比較する場合に比べれば少ない誤差で済む。これにより、実稼動後の点検時における装置、機器等に対する異常の有無の判断を高い精度で実現できる。
【0013】
また本発明は、上記発明において、上記出荷時データが、当該建設機械に備えられる作業機装置の作動速度試験データを含むことを特徴としている。
【0014】
また本発明は、上記発明において、上記出荷時データが、当該建設機械に備えられる作業機装置を駆動する油圧アクチュエータのリリーフ圧、及びリリーフ時のポンプ圧を含むことを特徴としている。
【0015】
また本発明は、上記発明において、上記出荷時データが、エンジン回転数を含むことを特徴としている。
【0016】
また本発明は、上記発明において、上記出荷時データの読み出しが可能な読み出し装置を備えたことを特徴としている。
【0017】
また本発明は、上記発明において、上記計測データの書き換えが可能なデータ入力装置を備えたことを特徴としている。
【0018】
また本発明は、上記発明において、上記計測データを表示する表示手段を備えたことを特徴としている。
【0019】
また本発明は、上記発明において、上記表示手段に上記性能データの測定方法を表示させる手段を含むことを特徴としている。
【0020】
また本発明は、上記発明において、当該建設機械が、油圧ショベルであることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下,本発明に係る建設機械の情報管理装置の実施形態を図に基づいて説明する。
【0022】
図1は本発明の情報管理装置の一実施形態が備えられる建設機械の一例として挙げた油圧ショベルの斜視図、図2は本発明の一実施形態の全体構成を示す図、図3は図2に示す本実施形態に備えられる記憶部に記憶される性能データの一例を示す図で、(a)図は第2記憶部に記憶される出荷時データの一例を示す図、(b)図は第1記憶部に記憶される計測データの一例を示す図である。
【0023】
図1に示す油圧ショベルは、走行体1と、この走行体1上に配置され、運転室3を有する旋回体2と、この旋回体2に回動可能に設けられるブーム4、このブーム4に回動可能に設けられるアーム5、このアーム5に回動可能に設けられるバケット6とを備えている。上述したブーム4、アーム5、及びバケット6は、フロント装置すなわち作業機装置を構成している。
【0024】
また、ブーム4を駆動するブームシリンダ7、アーム5を駆動するアームシリンダ8、バケット6を駆動するバケットシリンダ9を備えている。これらのシリンダ7〜9は、上述した作業機装置を駆動する油圧アクチュエータを構成している。
【0025】
なお、旋回体2上には、燃料タンク10、作動油タンク11、上述した油圧アクチュエータの駆動を制御するコントロールバルブ12の他、図示しないが油圧アクチュエータのリリーフ圧を制御するリリーフ弁、上述した油圧アクチュエータを駆動する圧油を供給する油圧ポンプ、この油圧ポンプを駆動するエンジン等を備えている。
【0026】
また、運転室3内には、モニタ用の表示器13を設けてある。この運転室3内には、記憶機能の他、論理判断、演算機能を有する後述のコントローラ14を設けてある。
【0027】
さらに、図示しないが、上述した油圧アクチュエータのリリーフ圧を検出する圧力センサ、リリーフ時のポンプ圧を検出する圧力センサ、エンジン回転数を検出する回転センサ、作業機装置を構成するブーム4、アーム5、バケット6それぞれの回動角度を検出する角度センサ等の状態信号を出力する各種のセンサも備えている。
【0028】
上述した運転室3内に配置されるコントローラ14は、図2に示すように、上述した各種のセンサから出力される状態信号を入力する状態信号入力部15と、論理判断、演算処理を行なう中央演算部(CPU)16と、時間を計測する内部時計17と、この油圧ショベルに係る各種の性能データを記憶する記憶部18とともに、端末装置接続部21と、モニタ接続部22とを備えている。
【0029】
上述した記憶部18は、当該油圧ショベルの出荷後、一定期間経過した実稼動後に実施される点検時の性能データである計測データ、例えば図3の(b)図に示す計測データを記憶する記憶部、すなわち第1記憶部19と、当該油圧ショベルに係る出荷前に測定された性能データである出荷時データ、例えば図3の(a)図に示す出荷時データを記憶する不揮発性の別の記憶部、すなわち第2記憶部20とを含んでいる。
【0030】
上述したモニタ接続部22には、運転室3内に配置される前述のモニタ用の表示器13が接続される。
【0031】
また、上述した端末装置接続部21には、例えば携帯式パソコンから成る端末装置23が接続される。この端末装置23は、入出力部、記憶部、及び論理判断、演算処理を行なう演算部を内蔵するとともに、記憶部18の第1記憶部19に記憶された計測データ、第2記憶部20に記憶された出荷時データの読み出しが可能な読み出し装置、及び第1記憶部19に記憶された計測データの書き換え、追加が可能なデータ入力装置を兼ねている。
【0032】
上述したモニタ用の表示器13、及び端末装置23の表示部24は、第1記憶部19に記憶される計測データ、及び第2記憶部20に記憶される出荷時データを表示する表示手段を構成している。
【0033】
なお、コントローラ14のCPU16で実施される処理のプログラム中に、上述の端末装置23の表示部24等に性能データの測定方法、例えば計測データの測定方法を表示させる手段を含ませてある。
【0034】
本実施形態の情報管理装置は、主に図2に示すコントローラ14と、端末装置23とによって構成されている。モニタ用の表示器13は、必要に応じて活用可能であるが、後述の各処理動作に伴う表示に際しては、例えば用いないでもよい。
【0035】
また、本実施形態の情報管理装置における処理モードとしては、例えば自動測定が含まれる「半自動測定モード」と、作業者による手動測定が含まれる「手動測定モード」と、第2記憶部20に記憶される出荷時データの読み出しを行なう「読み出しモード」が含まれている。
【0036】
はじめに、半自動測定モードにおける処理動作について説明し、次に手動測定モードにおける処理動作、及び読み出しモードにおける処理動作について説明する。
【0037】
[半自動測定モード]
図4〜6は、半自動測定モードに係る図で、図4は作業者の作業手順を示すフローチャート、図5は端末装置における動作手順を示すフローチャート、図6はコントローラにおける動作手順を示すフローチャートである。
【0038】
図7〜11は、端末装置の表示部に表示される表示画面を示す図で、図7は測定準備画面を示す図、図8は姿勢準備画面を示す図、図9は測定開始指令画面を示す図、図10は計測データ表示画面を示す図、図11は測定結果の比較表示画面を示す図である。
【0039】
なお、図1に示す油圧ショベルに対して、出荷前に、図3の(a)図に示すように、出荷時定格エンジン回転数、出荷時リリーフ時ポンプ圧力等の他に、出荷時アームクラウド時間、出荷時アームダンプ時間などの作動速度試験データ等の各種の性能データが計測され、図2に示す記憶部18の第2記憶部20に、これらの性能データを出荷時データとして予め記憶させる処理が実施される。
【0040】
今仮に、計測データとして作動速度試験データ、例えばアームが上下方向の所定の距離を下向きに回動する動作に要する時間であるアームクラウド時間を選択するものとする。
【0041】
一定期間稼動した図1に示す油圧ショベルの保守点検に際して、上述のようにアームクラウド時間を測定することを考慮して、はじめに図4の手順S1に示すように、作業者によってコントローラ14の端末装置接続部21に端末装置23を接続する作業が行なわれる。
【0042】
このように接続された端末装置23の電源をONにし、所定の初期操作をすると、図6の手順S30に示すように、コントローラ14のCPU16から端末装置接続部21を介して端末装置23に測定準備画面表示指令が出力される。この表示指令に応じて、図5の手順S11に示すように、端末装置23の表示部24に例えば図7に示す測定準備画面が表示される。
【0043】
次に、作業者は図4の手順S2に示すように、図7に示す表示画面の中から、半自動モードすなわち半自動測定モードを選択し、さらに図4の手順S3に示すように、測定対象、すなわち今の場合はアームクラウド時間を選択し、図7に示す画面の「次へ」を操作する。
【0044】
これにより、図6の手順S31に示すように、コントローラ14のCPU16から端末装置接続部21を介して端末装置23に姿勢準備画面表示指令が出力されるとともに、図6の手順S32に示すように、アームクラウド時間の測定の際の上限の閾値である設定開始角度Sと、下限の閾値である設定終了角度Eとが、CPU16から端末装置接続部21を介して端末装置23に出力される。
【0045】
そのときの姿勢準備画面表示指令に応じて、図5の手順S12に示すように、端末装置23の表示部24に、例えば図8に示す姿勢準備画面が表示される。また、図5の手順S13に示すように、設定開始角度Sと、設定終了角度Eとが端末装置23に入力され、記憶される。
【0046】
次に作業者は、コントローラ14のプログラム内に含まれていたアームクラウド時間の測定方法を表示する図8の姿勢準備画面の指示にしたがって、バケットシリンダ9、アームシリンダ8、ブームシリンダ7に係る操作レバーをそれぞれ操作して、図4の手順S4に示すように、アーム5に対する姿勢準備操作をおこなう。
【0047】
すなわち、まず、バケット6の先端をアーム5の直線上に位置するようにバケット6を操作する。次に、その状態でバケット6の爪先が地面より500mmになるように、ブーム4を操作する。次に、その状態でアーム5を最大ダンプまで操作する。すなわち、アーム5を上向きに最大に回動させる。このときのアーム角度、例えばブーム4に対するアーム5の角度が図示しないアーム角度センサによって検出され、図2に示す状態信号入力部15を経てCPU16に入力され、さらにCPU16から端末装置接続部21を介して端末装置23に出力され、この端末装置23に記憶される。
【0048】
次に、作業者は図4の手順S5に示すように、測定開始を指令する。すなわち、図8に示す画面の「測定開始」を操作する。これにより、図5の手順S14に示すように、端末装置23の表示部24に例えば図9に示す測定開始指令画面が表示される。このとき端末装置23では、図5の手順S15に示すように、アーム角度が上限の閾値である設定開始角度S以上かどうか判断される。この判断が満足されないと、以下の処理は実行されない。
【0049】
この図5の手順S15の判断が満足された状態で、作業者が図4の手順S6に示すように、アームシリンダ8に係る操作レバーを操作して図9に表示されるアームクラウド急操作を行なうと、アームクラウド時間の自動測定が開始される。すなわち、アームシリンダ8を操作する操作レバーに係る操作信号がコントローラ14の状態信号入力部15を介してCPU16に入力されると、図6の手順S33に示すように、CPU16は内部時計17の時間を端末装置に出力する。このときの時間が、図5の手順S16に示すように、開始時刻として端末装置23に記憶される。
【0050】
このアームクラウド急操作の間、図示しないアーム角度センサからコントローラ14の状態信号入力部15を経てCPU16にアーム角度が入力され、さらにこのアーム角度が端末装置23に出力される。端末装置23では図5の手順S17に示すように、アーム角度が下限の閾値である設定終了角度E以下かどうかの判断がなされる。
【0051】
この手順S17の判断が満足されたとき、すなわちアームクラウド操作が終了したとみなされたとき、端末装置23の指令信号に応じて、図6の手順S34に示すように、コントローラ14のCPU16は内部時計17の時間を端末装置23に出力する。このときの時間が図5の手順S18に示すように、終了時刻として端末装置23に記憶される。
【0052】
次に、端末装置23は、図5の手順S19に示すように、測定完了の報知の処理、例えば報知音を出力する処理を行なう。
【0053】
図4の手順S7に示すように、この報知音を確認した作業者は、図4の手順S8に示すように、アームクラウドのレバー操作を終了する。
【0054】
一方、端末装置23は、図5の手順S19の報知音出力処理の後、図5の手順S20に示すように、記憶されている開始時刻と終了時刻とから、今回測定したアームクラウド時間T(n)すなわちT(1)を下記のように求める演算を行なう。
【0055】
T(1)=終了時刻−開始時刻
次に、図5の手順S21に示すように、測定回数nをカウントする。今は、測定回数1回とカウントされる。
【0056】
次に、端末装置23は、図5の手順S22に示すように、測定回数nが3回になったかどうか判断する。この判断が満足されないときは、図5の手順S23に示すように、測定続行処理がなされ、図5の手順S14に移り、測定開始指令画面の表示処理がなされる。すなわち、前述した図9に示す測定開始指令画面が表示され続ける。
【0057】
したがって、作業者は、例えばあと2回、上述と同様のアームクラウド急操作を実施する。
【0058】
図5の手順S22における判断が満足されたとき、図5の手順S24に示すように、端末装置23の表示部24に3回の測定完了の表示がなされ、図5の手順S25に示すように、端末装置23でアームクラウド時間に係るデータの平均値である計測データTを求める下記の演算がおこなわれる。
【0059】
T={T(1)+T(2)+T(3)}/3
次に、図5の手順S26に示すように、上述の演算で得られた計測データTが端末装置23の表示部24に表示される。図10は、このときの端末装置23の表示部24における表示画面を示している。
【0060】
ここで作業者が、図4の手順S9に示すように、得られた計測データTと出荷時データとの比較確認を行ないたいときには、図10の画面の「比較」が操作される。
【0061】
これにより端末装置23は、図5の手順S27に示すように、結果の比較表示処理を行なう。このとき、端末装置23からコントローラ14の端末装置接続部21を介してCPU16に出荷時データ要求信号が出力される。これに応じてCPU16は、記憶部18の第2記憶部20に記憶されている該当するアームクラウド時間に係る出荷時データを、端末装置接続部21を介して端末装置23に出力する。これにより、端末装置23で図5の手順S27に示すように、結果の比較表示処理がなされ、端末装置23の表示部24に、図11に示すように、測定結果の比較表示画面が表示される。
【0062】
例えば、この図11に示す比較表示画面に表示されるアームクラウド時間に係る計測データTと出荷時データとに基づいて、得られた計測データすなわちアームクラウド時間に関係しているアームシリンダ8を含む操作系の装置、機器等に異常を生じているかどうか判断される。
【0063】
作業者が比較結果を確認した後、図11に示される画面の「終了」を操作すると、前述した図10の画面に戻される。ここで作業者が、図4の手順S10に示すように、図10の画面の「登録」を操作すると、図5の手順S28に示すように、端末装置23において計測データの登録処理がなされる。すなわち、今回の測定によって得られたアームクラウド時間に係る計測データTが、端末装置23から端末装置接続部21を介してCPU16に入力され、図6の手順S35に示すように、コントローラ14の記憶部18の第1記憶部19に、その得られたアームクラウド時間に係る計測データTが記憶される。これによって、アームクラウド時間の測定に係る作業者による作業及び操作、一連の端末装置23及びコントローラ14における処理動作は終了する。
【0064】
なお、例えば作業者が図10の画面における「終了」を操作すると、前述した図7に示す測定準備画面に戻される。したがって、必要に応じて、アームダンプ時間、ブーム上げ時間、ブーム下げ時間等の作動速度試験データを求める次の測定、あるいはエンジン回転数、シリンダ7〜9のリリーフ圧、及びリリーフ時のポンプ圧等の性能データを求める次の測定が実施される。
【0065】
また例えば、操作レバーを操作してから該当する油圧アクチュエータが駆動するまでの立ち上がり時間、あるいは操作レバーが操作されてから所定時間に至ったときのパイロット圧力等の過渡的な応答データを、出荷時データ及び計測データとして採用し、第2記憶部20、第1期億部19の該当するものにあらかじめ記憶させるようにしてもよい。
【0066】
[手動測定モード]
次に、手動測定を含む手動測定モードについて、図12〜14に基づいて説明する。
【0067】
図12は作業者の作業手順を示すフローチャート、図13は端末装置における動作手順を示すフローチャート、図14はコントローラにおける動作手順を示すフローチャートである。
【0068】
なお例えば、今回の測定も上述と同様に、アームクラウド時間を対象として選択するものとする。
【0069】
はじめに、図12の手順S40に示すように、作業者によってコントローラ14の端末装置接続部21に端末装置23を接続する作業が行なわれる。
【0070】
これにより、図14の手順S70に示すように、コントローラ14のCPU16から端末装置接続部21を介して端末装置23に測定準備画面表示指令が出力される。この表示指令に応じて、図13の手順S60に示すように、端末装置23の表示部24に、前述したように図7に示す測定準備画面が表示される。
【0071】
次に、作業者は図12の手順S41に示すように、図7に示す表示画面の中から、手動測定モードを選択し、さらに図12の手順S42で示すように、測定対象、すなわち今の場合はアームクラウド時間を選択し、図7に示す画面の「次へ」を操作する。
【0072】
これにより、図14の手順S71に示すように、コントローラ14のCPU16から端末装置接続部21を介して端末装置23に姿勢準備画面表示指令が出力され、図13の手順S61に示すように端末装置23で姿勢準備画面表示の処理がなされ、この端末装置23の表示部24に例えば図8に示す姿勢準備画面が表示される。
【0073】
次に、作業者は、アームクラウド時間の測定方法を表示する図8の姿勢準備画面の指示にしたがって、バケットシリンダ9、アームシリンダ8、ブームシリンダ7に係る操作レバーをそれぞれ操作して、図12の手順S43に示すように、アーム5に対する姿勢準備操作をおこなう。
【0074】
すなわち、前述したように、バケット6の先端をアーム5の直線上に位置するようにバケット6を操作する。次に、その状態でバケット6の爪先が地面より500mmになるように、ブーム4を操作する。次に、その状態でアーム5を最大ダンプまで操作する。すなわち、アーム5を上向きに最大に回動させる。
【0075】
次に、例えば作業者は図12の手順S44に示すように、測定開始を指令する。すなわち、図8の「測定開始」を操作する。これにより、図13の手順S62に示すように、端末装置23は測定開始を指令されて、その表示部24に例えば図9に示す測定開始画面を表示する。
【0076】
この図9に示される画面の指示にしたがい、図12の手順S45に示すように、作業者はアームシリンダ8に係る操作レバーを操作してアームクラウド急操作を行なうと同時に、手元のストップウォッチを操作して計測を開始する。
【0077】
次に、図12の手順S46に示すように、アームクラウド急操作の終了時に、手元のストップウォッチを操作して計測を終了させるとともに、図12の手順S47に示すように、アームシリンダ8に係る操作レバーの操作を終了させる。
【0078】
次に、作業者は、図12の手順S48に示すように、ストップウォッチで計測した時間、すなわちアームクラウドに要した時間である計測データを読み取り、図12の手順S49に示すように、端末装置23にその計測データを入力する。
【0079】
ここで端末装置23は図13の手順S63に示すように、打ち込まれた計測データを入力し、1回目の計測データT(1)として記憶する。
【0080】
その後、作業者は、図12の手順S45〜手順S49の操作を、例えばあと2回繰り返して、上述と同様のアームクラウド急操作に伴うアームクラウド時間の計測を実施する。端末装置23には、2回目の計測データT(2)、3回目の計測データT(3)が入力され、記憶される。
【0081】
上述のように、3回の計測を終了した時点で、作業者は端末装置23を操作して、得られた計測データT(1)、T(2)、T(3)に基づいて、図13の手順S64に示すように、この端末装置23でデータの平均値、すなわち、今回の手動測定に係る計測データTを求める下記の演算を行なわせる。
【0082】
T={T(1)+T(2)+T(3)}/3
この演算の結果が、図13の手順S65に示すように、端末装置23の表示部24に、例えば図10の画面における「半自動モード」が「手動測定モード」に変えられた状態で表示される。
【0083】
ここで作業者が、図12の手順S50に示すように、得られた計測データTと出荷時データとの比較確認を行ないたいときには、図10の画面の「比較」が操作される。
【0084】
これにより端末装置23は、図13の手順S66に示すように、結果の比較表示処理を行なう。このとき、端末装置23からコントローラ14の端末装置接続部21を介してCPU16に出荷時データ要求信号が出力される。これに応じてCPU16は、記憶部18の第2記憶部20に記憶されている該当するアームクラウド時間に係る出荷時データを、端末装置接続部21を介して端末装置23に出力する。これにより、端末装置23で図13の手順S66に示すように、結果の比較表示処理がなされ、端末装置23の表示部24に、図11に示すように、測定結果の比較表示画面が表示される。
【0085】
例えば、この図11に示す比較表示画面に表示されるアームクラウド時間に係る計測データTと出荷時データとに基づいて、得られた計測データTすなわちアームクラウド時間に関係しているアームシリンダ8を含む操作系の装置、機器等に、異常が生じているかどうか判断される。
【0086】
作業者が比較結果を確認した後、図11に示される画面の「終了」を操作すると、前述した図10の画面に戻される。ここで、作業者が図12の手順S51に示すように、図10の画面の「登録」を操作すると、図13の手順S67に示すように、端末装置23において計測データの登録処理がなされる。すなわち、今回の測定によって得られたアームクラウド時間に係る計測データTが、端末装置23から端末装置接続部21を介してCPU16に入力され、図14の手順S72に示すように、コントローラ14の記憶部18の第1記憶部19に、その得られたアームクラウド時間に係る計測データTが記憶される。これによって、アームクラウド時間の測定に係る作業者による作業及び操作、一連の端末装置23及びコントローラ14における処理は終了する。
【0087】
なお、例えば作業者が図10の画面における「終了」を操作すると、前述した図7に示す測定準備画面に戻される。したがって、必要に応じて次の測定が実施される。
【0088】
上記では、アームクラウド時間の手動測定を3回実施して得られる計測データTを記憶部18の第1記憶部19に記憶させるようにしてあるが、例えば、熟練した作業者がその後再度3回のアームクラウド時間の手動測定を実施した際に、そのときの計測データTの方が、前に計測して得られた計測データTよりも現実のアームクラウド時間に近いと考えられるような場合には、端末装置23を操作して、後者の計測データTを入力してもよい。
【0089】
この場合には、端末装置23で入力した計測データTがコントローラ14のCPU16に読み込まれ、さらに、この後者の計測データTが前者の計測データに代って書き換えられ、記憶部18の第1記憶部19に記憶される。
【0090】
また、例えば出荷時データとしてそれまでは存在していなかった性能データを、点検時に新たに測定したような場合に、端末装置23を操作して、この新たな計測データを追加入力してもよい。このように追加される計測データは、例えばコントローラ14の記憶部18の第1記憶部19、第2記憶部20とは異なる記憶部分に記憶される。
【0091】
[読み出しモード]
次に、読み出しモードについて、図15に基づいて説明する。図15の(a)図は作業者の手順を示すフローチャート、(b)図は端末装置における動作手順を示すフローチャート、(c)図はコントローラにおける動作手順を示すフローチャートである。
【0092】
なお例えば、今回の読み出しは、アームクラウド時間に係る出荷時データを対象として選択する。
【0093】
はじめに、図15の(a)図の手順S80に示すように、作業者によってコントローラ14の端末装置接続部21に端末装置23を接続する作業が行なわれる。
【0094】
これにより、(c)図の手順S100に示すように、コントローラ14のCPU16から端末装置接続部21を介して端末装置23に測定準備画面表示指令が出力される。この表示指令に応じて、(b)図の手順S90に示すように、端末装置23の表示部24に、前述したように図7に示す測定準備画面が表示される。
【0095】
次に、作業者は(a)図の手順S81に示すように、図7に示す表示画面の中から、読み出しモードを選択し、さらに(a)図の手順S82に示すように、読み出しデータの対象となるもの、すなわち今の場合はアームクラウド時間を選択し、図7に示す図面の「次へ」を操作する。このとき、端末装置23の表示部24に新たな画面が表示されるが、その画面には例えば「出荷時データ」と「計測データ」の項目名が表示される。
【0096】
ここで作業者が「出荷時データ」と「計測データ」の双方を選択し、画面に表示されている「次へ」を操作すると、(c)図の手順S101に示すように、コントローラ14では記憶部18の第2記憶部20に記憶されているアームクラウド時間を出荷時データとして選定し、第1記憶部19に記憶されているアームクラウド時間に係る計測データTを、今回の計測データTとして選定し、これらのデータが端末装置23に出力される。
【0097】
端末装置23の表示部24では、(b)図の手順S91に示すように、端末装置23に入力されたアームクラウド時間に係る出荷時データ及び計測データTが表示される。
【0098】
このとき例えば作業者は、表示部24の画面に表示された出荷時データと計測データTとによって、計測データTに係る装置、機器等に異常を生じているかどうか判断を行なう。
【0099】
そして、この出荷時データ及び計測データTが表示された画面の「終了」を操作すると、例えば前述した図7に示す測定準備画面に戻される。
【0100】
なお、本実施形態は、例えば携帯式のパソコンから成る端末装置23を用いて行なうようにしたが、この端末装置23の代わりに例えばモニタ用の表示器13に図1,2に示すように、操作パネル13aを設け、この操作パネル13aを操作することにより一連の処理を行なうようにしてもよい。
【0101】
以上のように本実施形態は、コントローラ14の記憶部18が、当該油圧ショベルに係る出荷前の性能データである出荷時データを記憶する第2記憶部20を備えていることから、測定結果に基づく判断に際しては、得られた計測データTと、第2記憶部20に記憶された該当する出荷時データとを比較して判断すればよい。このときの出荷時データは、仕様書に示される基準データとは異なり、当該油圧ショベルに係る真正の出荷前に測定された性能データであることから、得られた計測データTを仕様書に示される基準データと比較する場合に比べれば少ない誤差で済む。これにより、装置、機器等の点検時に、該当する装置、機器等に異常を生じているかどうかを高い精度で判断でき、点検対象となった装置、機器等の交換時期を的確に把握して作業能率の低下を防ぐことができるとともに、点検対象となった装置、機器等の不要な寿命短縮を防いで経済性を高めることができる。
【0102】
【発明の効果】
以上のように構成してあることから、本発明は、実稼動後に実施される点検時における装置、機器等に対する異常の有無の判断を高い精度で実現でき、これにより点検対象の装置、機器等の交換時期を的確に把握して作業能率の低下を防ぐことができるとともに、点検対象となった装置、機器等の不要な寿命短縮を防いで経済性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報管理装置の一実施形態が備えられる建設機械の一例として挙げた油圧ショベルの斜視図である。
【図2】本発明の情報管理装置の一実施形態の全体構成を示す図である。
【図3】図2に示す本実施形態に備えられる記憶部に記憶される性能データの一例を示す図で、(a)図は第2記憶部に記憶される出荷時データの一例を示す図、(b)図は第1記憶部に記憶される計測データの一例を示す図である。
【図4】図2に示す本実施形態において実施される半自動測定モード時の作業者の作業手順を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に備えられる端末装置における半自動測定モード時の動作手順を示すフローチャートである。
【図6】本実施形態に備えられるコントローラにおける半自動測定モード時の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】本実施形態に備えられる端末装置の表示部における半自動測定モード時の表示画面のうちの測定準備画面を示す図である。
【図8】本実施形態に備えられる端末装置の表示部における半自動測定モード時の表示画面のうちの姿勢準備画面を示す図である。
【図9】本実施形態に備えられる端末装置の表示部における半自動測定モード時の表示画面のうちの測定開始指令画面を示す図である。
【図10】本実施形態に備えられる端末装置の表示部における半自動測定モード時の表示画面のうちの計測データ表示画面を示す図である。
【図11】本実施形態に備えられる端末装置の表示部における半自動モード時の表示画面のうちの測定結果の比較表示画面を示す図である。
【図12】本実施形態において実施される手動測定モード時の作業者の作業手順を示すフローチャートである。
【図13】本実施形態に備えられる端末装置における手動測定モード時の動作手順を示すフローチャートである。
【図14】本実施形態に備えられるコントローラにおける手動測定モード時の動作手順を示すフローチャートである。
【図15】本実施形態において実施される読み出しモード時の説明図で、(a)図は作業者の作業手順を示すフローチャート、(b)図は本実施形態に備えられる端末装置における動作手順を示すフローチャート、(c)図は本実施形態に備えられるコントローラにおける動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 走行体
2 旋回体
3 運転室
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
8 アームシリンダ
9 バケットシリンダ
10 燃料タンク
11 作動油タンク
12 コントロールバルブ
13 表示器(表示手段)
13a 操作パネル
14 コントローラ
15 状態信号入力部
16 中央演算部(CPU)
17 内部時計
18 記憶部
19 第1記憶部
20 第2記憶部(別の記憶部)
21 端末装置接続部
22 モニタ接続部
23 端末装置
24 表示部(表示手段)

Claims (9)

  1. 実稼動後に実施される点検時の性能データである計測データに基づき保守及び点検を行なう建設機械の情報管理装置において、
    当該建設機械に係る出荷前の性能データである出荷時データを記憶部、及び当該出荷時データを表示する表示手段を備えたことを特徴とする建設機械の情報管理装置。
  2. 上記出荷時データが、当該建設機械に備えられる作業機装置の作動速度試験データを含むことを特徴とする請求項1記載の建設機械の情報管理装置。
  3. 上記出荷時データが、当該建設機械に備えられる作業機装置を駆動する油圧アクチュエータのリリーフ圧、及びリリーフ時のポンプ圧を含むことを特徴とする請求項1記載の建設機械の情報管理装置。
  4. 上記出荷時データが、エンジン回転数を含むことを特徴とする請求項1記載の建設機械の情報管理装置。
  5. 上記出荷時データの読み出しが可能な読み出し装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の情報管理装置。
  6. 上記計測データの書き換えが可能なデータ入力装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の情報管理装置。
  7. 上記計測データを表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の建設機械の情報管理装置。
  8. 上記表示手段に上記性能データの測定方法を表示させる手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の建設機械の情報管理装置。
  9. 当該建設機械が、油圧ショベルであることを特徴とする請求項1記載の建設機械の情報管理装置。
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