JP2007186289A - 作業機械診断装置、診断方法及び作業機械 - Google Patents

作業機械診断装置、診断方法及び作業機械 Download PDF

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元彦 水谷
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英明 石原
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Abstract

【課題】作業機械に異常があるかどうかについて的確な診断を行うことができるようにする。
【解決手段】基準波形が記憶された記憶手段57と、所定の操作によってクレーンに設けられた制御器等を機能させて得られる実測波形と基準波形とを比較した結果に基づいて、制御器等に異常があるか否かの判定を行う判定手段60とが含まれている。判定手段60は、前記実測波形における所定部分での変化率と前記基準波形における所定部分での変化率との偏差が所定範囲内か否かに基づいて、制御器等に異常があるか否かの判定を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、作業機械診断装置、診断方法及び作業機械に関するものである。
従来、例えば下記特許文献1に開示されているように、作業機械の故障箇所を特定してオペレータに報知するようにした故障診断装置が知られている。この故障診断装置では、油圧ショベルに設けられた各センサからの信号によって油圧ショベルの異常状態を検出し、その検出情報とデータベースに蓄積された情報とを比較することによって故障箇所を認識できるようにしている。例えば、センサが異常信号を出力すると、故障データがセンタに送信され、データベースに記憶された故障診断手順が読み込まれて所定の指令が建設機械に送信される。そして、油圧ショベルのオペレータは、その指令に従って例えばハーネスの導通チェックを行って、それが正常か異常かを確認できるようになっている。また、例えば電磁比例弁の故障診断の場合には、電磁比例弁への指令値と実際の検出値とを比較することで、故障の判定を行っている。
その他、故障診断をするものとして、下記特許文献2に開示されているように、エンジン回転数異常等の故障データが油圧ショベルから基地局に送信されると、それに対する対処法をデータベースから算出して表示するようにしたものもある。
特開2002−332664号公報 国際公開第01/073224号パンフレット
従来の故障診断装置では、導通が正常か異常か、あるいは電圧値が閾値を超えているか否か等、静的な値で判断するのみである。しかしながら、実際には、安定したときの値のみでは故障判断できないような現象もあるため、静的な値のみでは故障判断ができない場合も存在する。例えば、油圧ショベルを旋回させる旋回モータにおいて、操作指令が入力されると駆動することは駆動するが、いつもよりも旋回し始めるのが遅いというような異常もある。このような異常状態が見られる場合には、実際に旋回しているときには、モータ圧力が適正な範囲内にあるときもあるので、静的な値での故障判断では的確な診断ができない。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、作業機械に異常があるかどうかについてより的確な診断を行うことができるようにすることにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、過渡的な事象についても判断対象にするようにしたものである。
具体的に、本発明は、作業機械に設けられた機能部に異常があるか否かについて診断するための診断装置を前提として、基準波形が記憶された記憶手段と、所定の操作によって前記機能部を機能させて得られる実測波形と前記基準波形とを比較した結果に基づいて、前記機能部に異常があるか否かの判定を行う判定手段とが含まれている。
本発明では、所定の操作を行うことによって機能部を機能させると実測波形が得られ、その実測波形と予め得られている基準波形とを比較する。すなわち基本操作によって得られる出力値全体を基準値と比較する。このとき、例えば得られた最大値が閾値を超えているか否かを判定するのみでなく、波形同士を比較するので、所定の操作にしたがって経時的に変化する過渡的な状況を含めて診断を行うことができる。このため、値そのものだけでなく、時間ずれ等も把握できるので、実測して得られた値が最終的に適正な範囲内に落ち着くような状況であっても、その途中の過程が通常と異なるような場合についても、異常ありとして検出することができる。
ここで、前記判定手段は、前記実測波形における所定部分での変化率と前記基準波形における所定部分での変化率との偏差が所定範囲内か否かに基づいて、前記機能部に異常があるか否かの判定を行うようにしてもよい。
この態様では、所定の操作よって前記機能部が作動して出力値が徐々に変化するようなところで機能部に異常があるか否かの判定を行う場合に効果的である。例えば、この態様では、出力値が最終的に適正な範囲になるまで変化するが、その適正な範囲に至るまでに通常よりも時間がかかってしまうような不具合を検出することができる。したがって、最終的な値のみを比較するだけでは検出できないが、オペレータがいつもと違うと感ずるフィーリングの違いについても検出することができる。
また、前記判定手段は、前記実測波形における所定部分での変化率と前記基準波形における所定部分での変化率との偏差が所定範囲内か否かに基づいて前記機能部の異常判定を行うとともに、前記実測波形における所定部分での安定値と前記基準波形における所定部分での安定値との偏差が所定範囲内か否かに基づいて前記機能部の異常判定を行うようにしてもよい。
この態様では、過渡状態のみで異常が見られる場合のみならず、過渡状態における異常の程度がわずかであるが安定時の異常が顕著となる場合にも対処することができる。
あるいは、前記判定手段は、前記実測波形における所定部分と前記基準波形における所定部分との偏差の積分値が所定範囲内か否かに基づいて、前記機能部に異常があるか否かの判定を行うようにしてもよい。
この態様では、偏差の積分値で異常判定を行うので、異常の有無についてより精度良く判定することができる。
前記基準波形と前記実測波形において、前記所定の操作によって変化が開始する時点を合わせる調整手段が含まれているのが好ましい。
この態様では、指令が出されてからオペレータが所定の操作を行うまでに時間のずれが生じた場合等において、この時間ずれを起因とする誤判定を防止することができる。
また、前記基準波形及び前記実測波形を画面に表示する表示手段が設けられているのが好ましい。
この態様では、オペレータ等がデータの変化を直感的に判断することが可能となるので、数値だけでは判断できない事象を考察するのに役立てることができる。
また、前記作業機械と通信する通信手段が含まれていてもよい。
この態様では、作業機械と通信しながら機能部に異常があるかどうかについて診断することができるので、作業機械診断装置自体、あるいは記憶手段又は判定手段を作業機械から離れたところに設けることができるようになる。この結果、作業機械の異常診断を遠隔で行うことができるとともに、各作業機械に対して診断データを一元管理することができる。
本発明は、操作部が操作されることによって機能部が機能し、それに基づいて作動部が所定の動作を行う作業機械を前提として、前記作業機械診断装置を備えている。
本発明では、作業機械に作業機械診断装置が搭載されるので、作業機械診断装置を作業現場に新たに持ち込んだり、外部との通信を行ったりしなくてもオペレータ自身で異常診断を行うことができる。
また、本発明は、作業機械に設けられた機能部に異常があるか否かについて診断するための診断方法を前提として、所定の操作によって前記機能部を機能させて得られる実測波形と予め記憶された基準波形とを比較し、その結果に基づいて前記機能部に異常があるか否かの判定を行う。
本発明では、所定の操作を行うことによって機能部を機能させると実測波形が得られ、その実測波形と予め得られている基準波形とを比較する。すなわち基本操作によって得られる出力値全体を基準値と比較する。このとき、例えば得られた最大値が閾値を超えているか否かを判定するのみでなく、波形同士を比較するので、所定の操作にしたがって経時的に変化する過渡的な状況を含めて診断を行うことができる。このため、値そのものだけでなく、時間ずれ等も把握できるので、実測して得られた値が最終的に適正な範囲内に落ち着くような状況であっても、その途中の過程が通常と異なるような場合についても、異常ありとして検出することができる。
以上説明したように、本発明によれば、過渡的な値を含めて異常診断を行うようにしているので、静的な値のみでは検出できない異常を検出でき、これにより作業機械に異常があるかどうかについての的確な診断を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明に係る作業機械診断装置の一実施形態と、この作業機械診断装置(以下、単に診断装置)1と通信可能な作業機械の一例としてのクレーン10とを概略的に示している。診断装置1は、例えば管理センター5に設けられている。診断装置1の詳細については後述することとし、まずクレーン10の構成について説明する。
図2に示すように、クレーン10は、クレーン本体11と、このクレーン本体11に装着されるアタッチメント12とからなる。クレーン本体11は、クローラ式の下部走行体14と、この下部走行体14上に縦軸まわりに旋回自在に搭載された上部旋回体15とを備えている。下部走行体14には、左右のクローラ17を個別に駆動する走行モータ19が設けられている。
アタッチメント12は、上部旋回体15に起伏可能に支持されたブーム21を備えている。ブーム21の先端部には種々のシーブ23が取り付けられている。
上部旋回体15には、ブーム21を起伏動作させるためのブーム起伏用ウィンチ24が設けられていて、このウィンチ24からブーム起伏ロープ25が引き出されるようになっている。このブーム起伏ロープ25の繰り出し、引き込みによりブーム21を起伏動作させるようになっている。
上部旋回体15には、フック26を上げ下げするための巻上げ装置が搭載されている。この巻上げ装置は、巻上げウィンチ27からの巻上げロープ29の繰り出し、引き込みにより、フック26を上げ下げするものである。
上部旋回体15の運転席31には、図3に示すように操作レバー33が設けられており、オペレータがこの操作レバー33を操作して旋回モータ35を駆動させることによって上部旋回体15を下部走行体14に対して旋回できるようになっている。なお、図3は、クレーン10に設けられている油圧回路を部分的に示すものである。
クレーン10の油圧回路には、油圧ポンプ37、比例制御弁39、旋回モータ35、タンク41等が接続されている。油圧ポンプ37はエンジン43によって駆動される。比例制御弁39は、例えばスプール(図示省略)が中立位置ロにあるときに全ポートがブロックされる方向制御弁からなり、旋回モータ35を例えば右方向に回転させるように圧油を流通させる第1位置イと、旋回モータ35を例えば左方向に回転させるように圧油を流通させる第2位置ロとの間を切り換え可能に構成されている。スプール位置は、制御器45から出力された制御信号(パイロット信号)に基づいて調整されるようになっている。すなわち、操作レバー33の傾倒操作によってレバー操作角に応じた信号が制御器45に入力されると、それに応じて制御器45から制御信号が出力され、比例制御弁39は、それに基づいてスプールを移動させ、そのスプールストロークによって流量を調整するようになっている。
制御器45には、センサ47,49,51、操作レバー33等から出力された信号が入力されている。制御器45には、入力された信号に基づいてクレーン10の種々の動作に関する制御を実行する運転制御部45aが設けられており、制御器45は所定の制御信号を電気信号として出力する。センサとしては、例えば油圧ポンプ37の吐出圧に応じた電気信号を出力する吐出圧力センサ47、比例制御弁39と旋回モータ35との間の配管内油圧に応じた電気信号を出力する旋回圧力センサ49、旋回モータ35の回転速度に応じた電気信号を出力するポテンショメータ51等が設けられている。
また制御器45には、通信制御部45bが設けられていて、管理センター5との通信が可能となっている。
比例制御弁39、旋回モータ35、走行モータ19、ウィンチ24,27、制御器45等は、機能部の概念に含まれるものである。すなわち、制御器45は、操作レバー33が操作されることによってそれに応じた信号を出力する。比例制御弁39、モータ35,19等は、操作レバー33が操作されることによって駆動して所定の出力がなされる。
前記診断装置1は、比例制御弁39、旋回モータ35等に異常があるか否かについて診断するための異常診断制御を実行可能に構成されるものである。本実施形態1では、診断装置1は管理センター5に設けられている。この管理センター5とは、作業機械メーカのサービス部門、作業機械販売会社等、作業機械のメンテナンス等が可能な組織を有するセンターを意味している。
診断装置1は、所定のプログラムを実行することによって機能し、図4に概念的に示すように通信手段55と、表示手段56と、記憶手段57と、実測手段58と、調整手段59と、判定手段60と、関連資料抽出手段61と、報告書作成手段62とが機能的に含まれている。診断装置1は、例えばメニュー画面(図示省略)で所定の操作を行うことによって、異常診断制御を開始するように構成されている。
前記通信手段55は、クレーン10の通信制御部45bと無線で通信できるように構成されている。これにより、管理センター5に配置された診断装置1は、各作業現場にあるクレーン10等の各作業機械とデータの授受が可能となっている。
前記表示手段56は、異常診断制御の開始により、表示画面に診断画面65を表示させる(図5参照)。診断画面65には、固体情報エリア67、項目一覧エリア68、基本動作エリア69、評価実行エリア70、関連資料エリア71及び報告書作成エリア72が設けられている。固体情報エリア67には、設備データを取得するための取得ボタン67aが設けられており、このボタン67aをクリックすることで診断対象となるクレーン10の固体情報を取得できるようになっている。そして、固体情報エリア67にこの固体情報が表示されるようになっている。固体情報としては、例えば顧客コード、顧客名、設備番号、機種等の情報が挙げられる。
前記項目一覧エリア68は、操作レバー33を操作してから所定の動作が行われるまでに関わるクレーン10の構成機器のうち、信号出力が得られるものが項目一覧となって表示される。例えば上部旋回体15(旋回モータ35)を旋回させる場合には、操作レバー33、制御器45、旋回圧力センサ49、ポテンショメータ51等が項目として一覧表示される。各項目について、指示値と実測値が表示されるようになっている。この指示値は予め設定された基準となる値であり、実測値は異常診断制御において実測された値を示すものである。
ここで表示される項目は、人為的に選択されたものでもよく、あるいは予めテーブル化されて記憶されているものであってもよい。ここで人為的に項目を選択する場合には、クレーン10の症状についてオペレータから得られた情報に基づいて項目を選択することができる。一方、予めテーブル化しておく場合には、機種ごとにテーブルを作成しておくことが必要となる。図5は、人為的に選択するものであり、項目選択ボタン68aが設けられている。
前記基本動作エリア69には、基本操作説明、動作開始及び動作終了の各ボタン69a,69b,69cが設けられている。基本操作説明ボタン69aをクリックすると、この異常診断制御における操作レバー33の基本操作についての解説が表示されるようになっている。例えば、中立位置から所定の傾倒速度で第1位置まで傾倒し、その後に第1位置から中立位置に戻すというように、基本操作の順序等が表示される。動作開始ボタン69bをクリックすると、操作レバー33を基本操作したときの制御器45、旋回圧力センサ49等による出力値等の実測データの取り込みが開始される。そして、動作終了ボタン69cをクリックすると、この取り込み制御が終了する。この出力値等を取り込む制御は、実測手段58によってなされる。
前記評価実行エリア70には、異常があるか否かの判定を行うための制御を実行させる評価実行ボタン70aが設けられている。この評価実行ボタン70aをクリックすると、制御器45、比例制御弁39等の機能部に異常があるか否かの判定を行う制御がなされる。実測されたデータ(実測値)は、指示値とともに項目一覧エリア68に表示される。
評価実行エリア70には、グラフ表示ボタン70bが設けられている。このグラフ表示ボタンとbをクリックすると、例えば基準波形と実測波形が表示される(図8参照)。
前記関連資料エリア71は、類似症例に関する情報を抽出するために使用されるものである。すなわち、このエリア内にあるボタン71aをクリックすると、類似症例を検索するための資料検索画面が表示され、その検索画面で所定の操作を行うことによって類似症例を検索可能となっている。例えば旋回異常の場合には、旋回圧力センサ49等をキーワードとして類似症例を検索可能となっている。
前記報告書作成エリア72には、診断結果を蓄積すべく報告書作成画面(図示省略)を表示させるためのボタン72aが設けられている。
前記記憶手段57には、制御器45等の出力値の推移を示す基準波形が記憶されている。この基準波形は、制御器45、比例制御弁39、旋回モータ35、走行モータ19、ウィンチ24,27等の各機能部に対応した出力値が得られるものについてそれぞれ設けられている。例えば制御器45では、出力電流が得られるのでその推移を示す基準波形が記憶されている。また比例制御弁39については、旋回圧力センサ49による出力電圧の推移を示す基準波形が記憶されている。また旋回モータ35については、ポテンショメータ51による出力電圧の推移を示す基準波形が記憶されている。これら出力値は、操作レバー33を基本操作に従って操作した場合の出力値である。例えば図6に示すように、基準波形75は時間t1において出力値が上昇し始め、時間t2〜t3において出力値が安定し、時間t3において出力値が低下し始めて時間t4で安定値となるというような波形となっている。この基準波形75では、時間t5〜t8において操作レバー33が逆に操作されたことによって出力値が低下している波形となっている。この基準波形75では、時間t1、時間t3、時間t5及び時間t7が操作レバー33の操作に伴う出力値の変化開始点となっている。なお、基準波形75は、理論的に求められたものでもよく、クレーン10毎に正常時(出荷時)に実測したものでもよい。実測する場合には、理論演算が不要になる。
前記実測手段58は、異常診断制御が開始されているときに、操作レバー33を基準にしたがって操作した場合の制御器45等の出力値を取得する制御を行う。実測手段58によって取得された出力値の時間推移が実測波形として記憶される。図7に示すように、得られた実測波形77は基準波形75と重ね合わせると時間的にずれたものとなりやすい。すなわち、操作レバー33を基本操作どおりに操作するとしても、実際の操作は基準どおりの時間で操作できるとは限られない。このため、基準波形75と実測波形77とを比較するとしてもその操作の時間ずれに起因する誤差を低減すべく、前記調整手段59は、波形において変化が開始する時点をずらすことにより波形を調整するように構成されている。具体的には、基準波形75における変化開始点(時間t1,t3,t5,t7)と実測波形77における変化開始点とが一致するように、変化開始点から出力値が安定値に至る範囲を時間軸方向にずらすように基準波形75を調整する。そして、診断画面65においてグラフ表示ボタン70bがクリックされた場合には、例えば図8に示すように基準波形75と実測波形77とが重ね合わされて表示される。このとき、時間t11,t13,t15,t17において、両波形75,77の各変化開始点が同じ時間となるように調整されて表示される。
操作レバー33を指示にしたがって操作する場合には、基準に対して遅れることが多いと考えられるので、基準波形75における変化開始点を後にずらす補正をすることが多くなると考えられる。なお、基準波形75における変化開始点を時間軸方向にずらすのに代え、実測波形77における変化開始点を時間軸方向にずらして両者を合わせるようにしてもよい。
前記判定手段60は、実測波形77と前記基準波形75とを比較した結果に基づいて、比例制御弁39等に異常があるか否かの判定を行う。この両波形75,77の比較は、調整手段59によって調整された波形での比較となる。この判定では、両波形75,77における出力値の変化率の偏差と両波形75,77での安定値における偏差とに基づいて行われる。出力値の変化率とは、値が変化している範囲での波形75,77の勾配に相当する。安定値は、操作レバー33が例えば第1位置で静止している状態等、値が安定しているときの出力値に相当する。
図8の波形75,77が得られている場合には、時間t11〜t12等における変化率の偏差等、波形75,77における変化開始点から所定範囲内での変化率の偏差を算出し、さらに時間t12〜t13等における波形75,77の安定値での偏差を算出し、これらを総合して所定範囲内に収まっているか否かによって異常の有無を判定することができる。すなわち、測定された所定時間内での実測値と基準値との偏差を総合して判断して、異常の有無を判定している。
判定手段60は、偏差を総合して異常判定を行う際に、最小自乗法等を用いて得られた値で判定してもよく、あるいは偏差を積分してその積分値で判定するようにしてもよい。積分値による場合には、図9に示すように、両波形75,77で囲まれる部分79の面積が偏差の積分値に相当する。また、構成機器に応じて変化率と積分値を使い分けてもよく、あるいは全て積分値で判断してもよい。
なお、両波形75,77の変化率における偏差のみで判定するようにしてもよいが、判定精度を向上するためには変化率における偏差と安定値における偏差との両者で判定するのが好ましい。
前記表示手段56は、グラフ表示ボタン70bがクリックされたときに表示画面に基準波形75と実測波形77を表示する制御を行う。この制御により基準波形75と実測波形77が重ね合わされるように表示されるので、異常の有無が視覚的に分かり易くなる。
前記関連資料抽出手段61は、類似症例に関する情報を抽出すべく、関連資料エリア71のボタン71aのクリックにより資料検索画面を表示させるとともに、その画面での所定の操作により、入力されたキーワード等に基づいてデータテーブルから類似症例に関する関連情報を抽出する制御を行う。
前記報告書作成手段62は、異常のあった機器、異常の内容、対処方法等についての情報を蓄積すべく、報告書作成画面で入力されたデータを所定のテーブルに記録する制御を行う。
ここで、旋回モータ35を駆動して上部旋回体15を旋回させる場合での異常診断の制御動作について図10を参照しながら説明する。
旋回モータ35による上部旋回体15の旋回に異常が発生したとの連絡がクレーン10のオペレータから管理センター5にあると、管理センター5では、診断装置1とクレーン10との通信を開始する。そして、メニュー画面での所定の操作によって異常診断制御が開始され(ステップST1)、診断装置1において固定情報エリアの取得ボタン67aが押されることでクレーン10の固体情報が取得される(ステップST2)。
次に、異常診断制御において、クレーン10が基本動作をするようにすべく、所定の動作前条件に合うように構成機器の設定が行われる(ステップST3)。例えば旋回動作の異常確認の場合には、旋回動作に影響がでないように、エンジン回転数、ブーム角度等を予め決められた条件に合わせる。この条件だしは、表示画面に表示された動作前条件に従ってオペレータが操作を行うことによって行われるようにしてもよく、あるいは予め設定された動作前条件に合うように各構成機器がプログラムにしたがって自動的に動作するようにしてもよい。動作前条件は、動作の種類に応じてテーブル化されて記憶手段57に記憶されている。
次に、管理センター5において基本動作エリア69の動作開始ボタン69bを押すと、操作レバー33、制御器45等からの出力信号を含め、あらゆる機器からの出力値についてのデータの取り込みが開始される(ステップST4)。このとき旋回動作に直接関係しない機器からの出力データも取り込まれ、これらのデータはクレーン10の制御器45に一時的に記録されることになる。
管理センター5のサービスマンとクレーン10のオペレータとが電話でやりとりしながら、データの取り込みの開始に合わせてオペレータが操作レバー33の操作を開始することができる(ステップST5)。そして、オペレータが基本操作にしたがって操作レバー33を操作すると、それに応じて比例制御弁39、旋回モータ35等が駆動するが、このとき操作レバー33、制御器45、旋回圧力センサ49及びポテンショメータ51からの出力信号を含め全ての出力信号が制御器45に記録される。そして、操作レバー33の操作が終了し、動作終了ボタン69cが押されるとデータ取り込みが終了する(ステップST6)。制御器45に一時的に記録された各出力値についてのデータは、制御器45における通信制御部45bと診断装置1における通信手段55との間での通信により、診断装置1に送られて記憶手段57に記録される(ステップST7)。
続いて管理センター5では、サービスマンが診断画面65において項目選択ボタン68aを押して項目選択を行う(ステップST8)。この項目選択では、旋回異常に関連する項目、例えば操作レバー33、制御器45、旋回圧力センサ49、ポテンショメータ51等が選択されることとなる。このとき、資料検索画面で症例に応じたキーワード等を入力して得られた関連情報を参考にして、項目選択することができる。
そして、評価実行エリア70の評価実行ボタン70aが押されると、異常があるか否かの判定を行うための演算が行われる(ステップST9)。このとき図11(a)〜(e)に示すように、各出力値に対して静的値及び動的値についての異常の有無が判定される。図11(a)は操作レバー33からの出力電圧の推移を表す基準波形75及び実測波形77を例示するものであり、この波形において操作レバー33を操作したときの安定値における偏差が所定値以下か否かによって異常の有無が判定され、偏差が所定値以下であれば静的にも動的にも異常無しと判定される。図11(b)は制御器45からの出力電流の推移を表す基準波形75及び実測波形77を例示するものであり、この波形において操作レバー33の操作に伴って出力値が変化するときの変化率の偏差と、出力値が安定しているときの偏差とを総合した評価値が所定値以下か否かによって異常の有無が判定され、評価値が所定値以下であれば静的にも動的にも異常無しと判定される。図11(c)は比例制御弁39からの出力値に相当する旋回圧力センサ49の出力電圧の推移を表す基準波形75及び実測波形77を例示するものであり、この波形において操作レバー33の操作に伴って出力値が変化するときの変化率の偏差と、出力値が安定しているときの偏差とを総合した評価値が所定値以下か否かによって異常の有無が判定される。そして、例えば評価値が所定値を超えているときには異常ありと判定される。図11(d)は旋回モータ35の旋回速度に相当するポテンショメータ51からの出力電圧の推移を表す基準波形75及び実測波形77を例示するものであり、この波形において操作レバー33の操作に伴って出力値が変化するときの変化率の偏差と、出力値が安定しているときの偏差とを総合した評価値が所定値以下か否かによって異常の有無が判定される。そして、例えば評価値が所定値を超えているときには異常ありと判定される。図11(e)はポテンショメータ51の出力電圧に基づいて算出された旋回モータ35の回転角度についての基準波形75及び実測波形77を例示するものであり、この波形において出力値が変化するときの変化率の偏差と、出力値が安定しているときの偏差とを総合した評価値が所定値以下か否かによって異常の有無が判定される。そして、例えば評価値が所定値を超えているときには異常ありと判定される。なお、図11の各図では便宜的に両波形での変化開始点を一致させる補正を行っていない状態で両波形を示している。
このように選択された各項目についての異常判定が行われることによって異常原因の特定が可能となる(ステップST10)。そして、部品交換等の処置を施すことができる。修理が完了したときには、異常診断制御を再度実行することによって、異常が解消したか否かについての検証を行うことができる。そして、診断画面65において報告書作成エリア72のボタン72aを押して報告書にして記録しておくことにより(ステップST11)、故障情報及び修理情報を蓄積していくことができる。
以上説明したように、本実施形態1によれば、例えば得られた最大値が閾値を超えているか否かを判定するのみでなく、波形同士を比較するので、所定の操作にしたがって経時的に変化する過渡的な状況を含めて異常診断を行うことができる。このため、値そのものだけなく、時間ずれ等も把握できるので、実測して得られた値が最終的に適正な範囲内に落ち着くような状況であっても、その途中の過程が通常と異なるような場合についても、異常ありとして検出することができる。これによりクレーン10に異常があるかどうかについての的確な診断を行うことができる。
また、本実施形態1では、出力値の変化率の偏差と安定値の偏差の双方に基づいて診断を行うようにしているので、過渡状態のみで異常が見られる場合のみならず、過渡状態における異常の程度がわずかであるが安定時の異常が顕著となる場合にも対処することができる。
また、本実施形態1では、基準波形75における変化開始点と実測波形77における変化開始点を合わせる補正をした上で両波形75,77を比較するようにしているので、指令が出されてからオペレータが所定の操作を行うまでに時間のずれが生じた場合でも、この時間ずれを起因とする誤判定を防止することができる。
また、本実施形態1では、基準波形75及び実測波形77を画面に表示できるようにしているので、サービスマン等がデータの変化を直感的に判断することが可能となり、数値だけでは判断できない事象を考察するのに役立てることができる。
また、本実施形態1では、診断装置1に通信手段55を設けているので、診断装置1自体、あるいは記憶手段57又は判定手段60をクレーン10から離れたところに設けることができる。この結果、クレーン10の異常診断を遠隔で行うことができるとともに、各クレーン10に対して診断データを一元管理することができる。
なお、本実施形態1の構成に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、本実施形態では、クレーン10の制御器45にデータを一時的に記録し、それを診断装置1に送信する構成としたが、これに代え、操作レバー33の操作に応じて各出力値が診断装置1にリアルタイムで送られるようにしてもよい。
実測波形77と基準波形75とを比較する際に、判定区間を人為的あるいは自動的に設定できるようにしてもよい。
(実施形態2)
前記第1実施形態では、診断装置1がクレーン10とは別のところに配置されて、診断装置1とクレーン10の制御器45とが通信を行う構成としたが、第2実施形態では、診断装置1がクレーン10に搭載された構成となっている。尚、ここでは、実施形態1と同じ機能部には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図12は診断装置1が設けられたクレーン10を示している。運転席31の操作レバー33(図3参照)は、本発明でいう操作部の概念に含まれるものである。すなわち、操作レバー33を操作することによって比例制御弁39等が機能し、それによって上部旋回体15、クローラ17、ブーム21、フック26等が所定の動作を行う。したがって、上部旋回体15、クローラ17、ブーム21、フック26等は、本発明でいう作動部の概念に含まれる。
本診断装置1はクレーン10のオペレータが直接操作できるものであり、運転席31に設けられた図略の表示部に図5に示す診断画面65が表示されて操作できるようになっている。診断装置1は、運転席31で開始スイッチ(図示省略)をオンさせることで異常診断制御を開始する。
したがって、本実施形態によれば、クレーン10に診断装置1が搭載されるので、診断装置1を新たに作業現場に持ち込んだり、外部との通信を行ったりしなくてもオペレータ自身で異常診断を行うことができる。
なお、本実施形態2では、診断装置1に通信手段55を省略してもよく、あるいは通信手段55を設けて管理センター5と通信できるようにし、管理センター5から関連情報を読み込めるようにしたり、報告書を管理センター5に送信できるようにしてもよい。なお、関連資料抽出手段61や報告書作成手段62を省略してもよい。
記憶手段57及び判定手段60の一方が管理センター5に設けられ、他方がクレーン10に設けられ、通信しながら異常診断制御を行う構成としてもよい。その他の構成、作用及び効果はその説明を省略するが前記実施形態1と同様である。
本発明の実施形態1に係る診断装置とクレーンに搭載された制御器とを概念的に示す図である。 クレーンの全体構成を示す図である。 前記クレーンに設けられている油圧回路を部分的に示す図である。 前記診断装置の機能を概念的に示す図である。 前記診断装置によって表示される診断画面を示す図である。 基準波形の一例を示す図である。 前記基準波形及び実測波形の一例を示す図である。 調整手段によって調整された基準波形と実測波形の一例を示す図である。 偏差の積分値によって異常の有無を判断する場合の積分される部分を説明するための説明図である。 前記診断装置を用いて異常診断制御を行うときの制御動作を示すフロー図である。 (a)は操作レバーからの出力電圧の推移を表す基準波形及び実測波形を例示する特性図であり、(b)は制御器からの出力電流の推移を表す基準波形及び実測波形を例示する特性図であり、(c)は旋回圧力センサの出力電圧の推移を表す基準波形及び実測波形を例示する特性図であり、(d)はポテンショメータからの出力電圧の推移を表す基準波形及び実測波形を例示する特性図であり、(e)は旋回モータの回転角度についての基準波形及び実測波形を例示する特性図である。 本発明の実施形態2に係るクレーンの全体構成を示す図である。
符号の説明
15 上部旋回体(作動部)
17 クローラ(作動部)
19 走行モータ(機能部)
21 ブーム(作動部)
24 ブーム起伏用ウィンチ(機能部)
26 フック(作動部)
27 巻上げウィンチ(機能部)
33 操作レバー(操作部)
35 旋回モータ(機能部)
39 比例制御弁(機能部)
45 制御器(機能部)
49 旋回圧力センサ
51 ポテンショメータ
55 通信手段
56 表示手段
57 記憶手段
58 実測手段
59 調整手段
60 判定手段
61 関連資料抽出手段
62 報告書作成手段
65 診断画面
68 項目一覧エリア
68a 項目選択ボタン
69 基本動作エリア
69a 基本操作説明ボタン
69b 動作開始ボタン
69c 動作終了ボタン
70 評価実行エリア
70a 評価実行ボタン
70b グラフ表示ボタン
71 関連資料エリア
72 報告書作成エリア
72a ボタン
75 基準波形
77 実測波形

Claims (9)

  1. 作業機械に設けられた機能部に異常があるか否かについて診断するための診断装置であって、
    基準波形が記憶された記憶手段と、
    所定の操作によって前記機能部を機能させて得られる実測波形と前記基準波形とを比較した結果に基づいて、前記機能部に異常があるか否かの判定を行う判定手段とが含まれている作業機械診断装置。
  2. 前記判定手段は、前記実測波形における所定部分での変化率と前記基準波形における所定部分での変化率との偏差が所定範囲内か否かに基づいて、前記機能部に異常があるか否かの判定を行う請求項1に記載の作業機械診断装置。
  3. 前記判定手段は、前記実測波形における所定部分での変化率と前記基準波形における所定部分での変化率との偏差が所定範囲内か否かに基づいて前記機能部の異常判定を行うとともに、前記実測波形における所定部分での安定値と前記基準波形における所定部分での安定値との偏差が所定範囲内か否かに基づいて前記機能部の異常判定を行う請求項1又は2に記載の作業機械診断装置。
  4. 前記判定手段は、前記実測波形における所定部分と前記基準波形における所定部分との偏差の積分値が所定範囲内か否かに基づいて、前記機能部に異常があるか否かの判定を行う請求項1又は2に記載の作業機械診断装置。
  5. 前記基準波形と前記実測波形において、前記所定の操作によって変化が開始する時点を合わせる調整手段が含まれている請求項1から4の何れか1項に記載の作業機械診断装置。
  6. 前記基準波形及び前記実測波形を画面に表示する表示手段が設けられている請求項1から5の何れか1項に記載の作業機械診断装置。
  7. 前記作業機械と通信する通信手段が含まれている請求項1から6の何れか1項に記載の作業機械診断装置。
  8. 操作部が操作されることによって機能部が機能し、それに基づいて作動部が所定の動作を行う作業機械であって、
    請求項1から7の何れか1項に記載の作業機械診断装置を備えている作業機械。
  9. 作業機械に設けられた機能部に異常があるか否かについて診断するための診断方法であって、
    所定の操作によって前記機能部を機能させて得られる実測波形と予め記憶された基準波形とを比較し、その結果に基づいて前記機能部に異常があるか否かの判定を行う作業機械診断方法。
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