JPH10171523A - 作業機械の保守システム - Google Patents

作業機械の保守システム

Info

Publication number
JPH10171523A
JPH10171523A JP32970196A JP32970196A JPH10171523A JP H10171523 A JPH10171523 A JP H10171523A JP 32970196 A JP32970196 A JP 32970196A JP 32970196 A JP32970196 A JP 32970196A JP H10171523 A JPH10171523 A JP H10171523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work machine
operation content
data
unit
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32970196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3673351B2 (ja
Inventor
Yoshinori Furuno
義紀 古野
Kazuhiro Sugawara
一宏 菅原
Tooru Kurenuma
榑沼  透
Yutaka Watanabe
豊 渡辺
Yoshiyuki Nagano
好幸 永野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP32970196A priority Critical patent/JP3673351B2/ja
Publication of JPH10171523A publication Critical patent/JPH10171523A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3673351B2 publication Critical patent/JP3673351B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に所要の態様の運転操作を行わせること
ができ、ひいては、確実に所要のデータを得ることがで
きる作業機械の保守システムを提供すること。 【解決手段】 管理部側保守装置20は管理部側制御部
21、操作スイッチ群22、表示部24、通信コントロ
ーラ25を備え、機械側保守装置30は機械側制御部3
1、操作指示ランプ群32、通信コントローラ36を備
えている。保守員が、作業機械の操作内容を指示する操
作スイッチ群22のうちの所要の操作スイッチを押すと
機械側保守装置30では操作指示ランプ群のうちの当該
操作スイッチに対応する操作指示ランプが点灯する。作
業機械のオペレータはこれをみて、作業機械を操作する
ので、保守員の指示と異なる操作が行われることはな
く、指示された操作によるデータを正確に採取できる。
40 運転コントローラ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル、ク
レーン、ブルドーザ等の作業機械に対して所要の保守を
行うための作業機械の保守システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、作業機械は過酷な状態で使用す
ることが多く、機械各部の損耗が激しい。このため、こ
れら作業機械に対しては適切な保守管理が要望される。
この保守管理には高度に専門的な知識を要するので、作
業機械メーカー側が保守管理を行うのが通常である。従
来の保守管理は、保守員が保守対象の作業機械の作業現
場に出向し、当該作業機械を作動させ、その作業機械の
所要個所に備えられた各種センサで得られるデータをコ
ントローラおよびデータ書込装置を介してICカードに
記録し、このように記録された各種データを解析装置に
より解析して作業機械の異常又はその兆候を検出するこ
とにより行われていた。上記各種センサの設置例を図1
5に示す。
【0003】図15は作業機械の油圧回路の一部の回路
図である。この図で、1はエンジン、1aはエンジン1
のガバナレバー、2は油圧ポンプ、2aは油圧ポンプ1
のおしのけ容積可変機構、3はパイロットポンプ、4は
油圧シリンダ、5は油圧ポンプ2と油圧シリンダ4との
間に介在する流量制御弁、6は流量制御弁5を操作する
パイロット弁、6aはパイロット弁6の操作レバー、7
は作動油タンクである。オペレータが操作レバー6aを
いずれかの方向に操作することにより、当該操作方向に
応じて流量制御弁5が変位し、油圧ポンプ2の圧油が油
圧シリンダ4へ供給されてこれを駆動し、これにより作
業部が駆動されて所要の作業が行われる。図中、8、9
は操作レバー6aの操作方向を検出する圧力スイッチ、
10はガバナレバー1aの変位量を検出する角度セン
サ、11はエンジン1の回転数を検出する回転数セン
サ、13は油圧ポンプ1の吐出圧を検出する圧力セン
サ、14は作動油タンク7の温度を検出する温度センサ
である。なお、図示されていないが、上記作業部の駆動
量(角度)を検出するセンサ等が備えられている。
【0004】ところで、作業機械の作業現場は、作業の
都合上又は作業計画の変更等により絶えず移動している
ことが多く、保守員が保守を行なうため、顧客等から得
た情報により、保守対象となっている作業機械の作業現
場に出向いても、そこには当該作業機械が存在しないと
いう事態がしばしば生じ、この場合、保守員の作業現場
出向が無駄になり保守効率が著しく低下する。又、作業
現場が鉱山や採石場等比較的遠隔地にある場合には、そ
の作業現場へ保守員が出向くだけでも長時間を要し、同
様に、作業効率は著しく悪くなる。
【0005】このような事情に対処するため、例えば特
開平7−166582号公報には、保守員が常駐する管
理部と作業機械との間で無線通信ができるようにし、保
守員が作業機械のオペレータに依頼して作業機械を所要
の態様で運転させ、又は保守員が作業機械を所要の態様
で遠隔自動運転し、その運転の結果得られた各種センサ
のデータを受信し、この受信されたデータに基づいて作
業機械の診断を行う手段が提示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、作業現場は騒
音が激しくかつ電波状況も悪い場合が通常であり、保守
員がオペレータに所要の態様の運転を依頼しても確実に
これを伝えることが困難な場合が多く、又、作業機械の
自動運転は、事故が生じないように予め何らかの手段を
講じなければならず手間と時間を要し、そのような手段
を講じてもまだ完全に安全であるとはいえないという問
題がある。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、確実に所要の態様の運転操作を行わせるこ
とができ、ひいては、確実に所要のデータを得ることが
できる作業機械の保守システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、作業機械に、この作業機械を構
成する各部の状態のデータを採取するデータ採取手段
と、このデータ採取手段で採取したデータを格納する作
業機械側データ記憶手段と、外部とのデータの授受を行
う作業機械側送受信手段とを備えるとともに、前記作業
機械の保守を行う管理部に、外部とのデータの授受を行
う管理部側送受信手段と、前記作業機械側送受信手段お
よび前記管理部側送受信手段を介して入力されたデータ
を格納する管理部側データ記憶手段とを備えた作業機械
の保守システムにおいて、前記管理部に、前記作業機械
の各種操作の内容を指示する操作内容指示手段を設け、
かつ、前記作業機械に、前記管理部側送受信手段および
前記作業機械側送受信手段を介して受信された前記操作
内容指示手段の指示内容を表示する作業機械側操作内容
表示手段を設けたことを特徴とする。
【0009】又、請求項2の発明は、請求項1記載の作
業機械の保守システムにおいて、前記作業機械に、当該
作業機械の操作内容を送信する操作内容報知手段を設
け、かつ、前記管理部に、前記作業機械側送受信手段お
よび前記管理部側送受信手段を介して入力された前記操
作内容報知手段で報知された操作内容を表示する管理部
側操作内容表示手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
作業機械の保守システムのブロック図である。この図
で、20は管理部に設置され又は保守員が携行する管理
部側保守装置を示し、管理部側制御部21、操作スイッ
チ群22(後述)、操作終了ランプ群23(後述)、表
示部24、通信コントローラ25、およびそのアンテナ
25aを備えている。管理部側制御部21は、中央処理
ユニット(CPU)211、CPU211の処理手順を
格納するリードオンリメモリ(ROM)212、演算制
御等の結果を格納するランダムアクセスメモリ(RA
M)213、作業機械から送信されたデータを格納する
データ記憶部214、操作内容指示コード記憶部215
(後述)、コマンドデータ記憶部216(後述)、ラン
プ番号記憶部217(後述)、および入出力インタフェ
ース218で構成されている。
【0011】30は作業機械に備えられる機械側保守装
置を示し、機械側制御部31、操作指示ランプ群32
(後述)、操作内容スイッチ群33(後述)、操作終了
スイッチ34(後述)、データ確定スイッチ35(後
述)、通信コントローラ36、およびそのアンテナ36
aを備えている。機械側制御部31は、中央処理ユニッ
ト(CPU)311、CPU311の処理手順を格納す
るリードオンリメモリ(ROM)312、演算制御等の
結果を格納するランダムアクセスメモリ(RAM)31
3、クロック314、ランプ番号記憶部315(後
述)、データ格納アドレス記憶部316、操作内容指示
コード記憶部317(後述)、および入出力インタフェ
ース318で構成されている。
【0012】なお、40は作業機械の各種の制御を行う
ための運転コントローラであり、マイクロコンピュータ
で構成されている。この運転コントローラ40は、作業
機械に備えられている各種センサの検出値や各種スイッ
チの状態を取り込んで記憶部の所定のアドレスに格納
し、上記検出値やスイッチの状態に基づいて作業機械の
所要の制御、例えば油圧ショベルの水平掘削制御等を行
う。
【0013】図2は作業機械である油圧ショベルの側面
図である。この図で、50は油圧ショベル、51はクロ
ーラを備えた下部走行体、52は下部走行体51に旋回
可能に設けられた上部旋回体、52aは上部旋回体52
に配置された運転室、53はブーム、54はアーム、5
5はバケットである。図示されていないが、ブーム5
3、アーム54、バケット55の回転中心には角度セン
サが取り付けられており、それら角度センサの検出値も
ブーム角、アーム角、バケット角として運転コントロー
ラ40の記憶部の所定のアドレスに格納される。30は
図1に示す機械側保守装置であり、運転室52aに設け
られている。36aは図1に示すアンテナである。
【0014】図3は図1に示す管理部側保守装置の操作
スイッチ群および操作終了ランプ群を示す斜視図であ
る。この図で、22は図1に示す操作スイッチ群であ
り、操作スイッチ22a、22b、22cより成る。2
3は図1に示す操作終了ランプ群であり、操作終了ラン
プ23a、23b、23cより成る。例えば、操作スイ
ッチ22a、22b、22cは、それぞれ、油圧ショベ
ルの「ブーム上げ単独操作」、「ブーム上げと上部旋回
体の旋回との複合操作」、「走行の単独操作」を指示す
る場合に用いられ、操作終了ランプ23a、23b、2
3cは、それぞれ各操作スイッチ22a、22b、22
cに対応して配置され、油圧ショベルで「ブーム上げ単
独操作」、「ブーム上げと上部旋回体の旋回との複合操
作」、「走行の単独操作」が行われたことの表示に用い
られる。勿論、上記操作スイッチおよび操作終了ランプ
は必要な数だけ設けられるが、図では他の操作スイッチ
および操作終了ランプの図示は省略されている。又、各
操作スイッチおよび各操作終了ランプの両方又は一方に
対して操作内容が表示されているが、それらの表示の図
示も省略されている。
【0015】200は操作スイッチ群22の各操作スイ
ッチおよび操作終了ランプ群23の各操作終了ランプを
取付け収納するケース、201は各操作スイッチおよび
各操作終了ランプを管理部側制御部21に接続するコネ
クタ、202は接続ケーブルを示す。なお、管理部側制
御部21をケース200に収納することもでき、さら
に、通信コントローラ25およびアンテナ25aをケー
ス200に収納することもできる。このように、全ての
装置をケース200に収納した場合、ケース200を小
型に構成し、保守員が携帯可能とすることもできる。
【0016】図4は機械側保守装置の操作指示ランプ
群、操作内容スイッチ群、操作終了スイッチ、およびデ
ータ確定スイッチの斜視図である。この図で、32は図
1に示す操作指示ランプ群であり、操作指示ランプ32
a、32b、32cより成る。33は図1に示す操作内
容スイッチ群であり、操作内容スイッチ33a、33
b、33cより成る。図3の例に合わせると、操作指示
ランプ32a、32b、32cは、それぞれ、油圧ショ
ベルの「ブーム上げ単独操作」、「ブーム上げと上部旋
回体の旋回との複合操作」、「走行の単独操作」の指示
を表示する場合に用いられ、操作内容スイッチ33a、
33b、33cは、それぞれ各操作指示ランプ32a、
32b、32cに対応して配置され、油圧ショベルで
「ブーム上げ単独操作」、「ブーム上げと上部旋回体の
旋回との複合操作」、「走行の単独操作」を行ったこと
を知らせる場合に用いられる。図4に示す場合と同じ
く、上記操作指示ランプおよび操作内容スイッチは必要
な数だけ設けられるが、図では他の操作指示ランプおよ
び操作内容スイッチの図示は省略されている。又、各操
作指示ランプおよび各操作内容スイッチの両方又は一方
に対して操作内容が表示されているが、それらの表示の
図示も省略されている。34は図1に示す操作終了スイ
ッチであり、1つの操作の終了を確定するためのもので
ある。35は図1に示すデータ確定スイッチである。
【0017】300は操作指示ランプ群32の各操作指
示ランプおよび操作内容スイッチ群33の各操作内容ス
イッチを取付け収納するケース、301は各操作指示ラ
ンプおよび各操作内容スイッチを機械側制御部31に接
続するコネクタ、302は接続ケーブルを示す。なお、
機械側制御部31をケース300に収納することもで
き、さらに通信コントローラ36をケース300に収納
することもできる。
【0018】図5は機械側保守装置の操作内容スイッチ
群、操作終了スイッチ、およびデータ確定スイッチの斜
視図である。この図で、図4に示す部分と同一又は等価
な部分には同一符号を付して説明を省略する。この図の
例では、操作指示ランプ群32に代えて操作指示表示部
320が設けられる。管理部側から指示された操作指示
の内容は操作指示表示部320に文字等により表示され
る。なお、この場合、操作内容スイッチ群33の各操作
内容スイッチに対してはそれぞれ図示しない操作内容が
付されることになる。
【0019】図6は図1に示す操作内容指示コード記憶
部215に格納された対照テーブルを示す図である。こ
の対照テーブルは、操作スイッチ群22の各操作スイッ
チそれぞれと操作内容指示コードとを関連付けるもので
ある。
【0020】図7は図1に示すコマンドデータ記憶部2
16に格納された対照テーブルを示す図である。この対
照テーブルは、操作内容指示コードと、これにより指示
された操作に対して、各センサの検出値や各スイッチの
状態のうち採取する必要があるセンサやスイッチの番号
(センサデータ要求番号、各センサやスイッチに予め付
された番号)とを関連付けるものである。
【0021】図8は図1に示すランプ番号記憶部315
に格納された対照テーブルを示す図である。この対照テ
ーブルは、各操作内容指示コードと操作指示ランプ群3
2の各操作指示ランプそれぞれとを関連付けるものであ
る。
【0022】図9は図1に示すデータ格納アドレス記憶
部316に格納された対照テーブルを示す図である。こ
の対照テーブルは、センサデータ要求番号と運転コント
ローラ40における各センサの検出値、各スイッチの状
態を格納する記憶部のアドレスとを関連付けるものであ
る。
【0023】なお、図1に示す操作内容指示コード記憶
部317に格納されている対照テーブルは、操作内容ス
イッチ群33の各操作内容スイッチ番号と操作内容指示
コードとを関連付けるものであって、図6に示す対照テ
ーブルと等価であり、又、図1に示すランプ番号記憶部
217に格納されている対照テーブルは、操作内容指示
コードと操作終了ランプ群23の各操作終了ランプ番号
とを関連付けるものであって、図8に示す対照テーブル
と等価であるので、それら対照テーブルの図示は省略す
る。
【0024】次に、本実施の形態の動作を図10に示す
管理部側制御部の動作を説明するフローチャート、図1
1に示す機械側制御部の動作を説明するフローチャー
ト、図12、図13に示すデータの構成図、および図1
4に示す表示画面を示す図を参照しながら説明する。
【0025】保守員は、保守対象となる作業機械のオペ
レータ(携帯電話を持っている)に対して保守作業を開
始する旨連絡した後、必要とする作業機械の運転内容、
例えば油圧ショベルの「ブーム上げと上部旋回体の旋回
との複合操作」を操作スイッチ群22の操作スイッチ2
2bを押すことにより選択する(以下、当該複合操作を
例示して説明する)。管理部側制御部21のCPU21
1は操作スイッチ群22の操作スイッチが操作されたか
否かを判断し(図10に示す手順S10)、操作された場
合には、操作内容指示コード記憶部215から操作され
た操作スイッチ22bに対応する操作内容指示コードを
取り出し(手順S11)、この操作内容指示コードに基づ
いてコマンドデータ記憶部216からセンサデータ要求
番号を取り出し(手順S12)、コマンドを合成する(手
順S13)。図12に合成されたコマンドを示す。図12
で、先頭のデータ「02」は操作内容指示コードであ
り、この場合「ブーム上げと上部旋回体の旋回との複合
操作」を意味する。当該操作内容指示コードに続いて、
必要とするセンサやスイッチの番号が付される。図13
ではこれら番号がデータ1、データ2、データ3、……
……として示されている。最後にデータ群終了フラグ
(EOD)が付される。このように構成されたコマンド
は、入出力インタフェース218を介して通信コントロ
ーラ25へ出力され(手順S14)、アンテナ25aから
保守対象の油圧ショベルの機械側保守装置30へ送信さ
れる。そして、当該油圧ショベルからの所要のデータ送
信を待つ(手順S15)。
【0026】一方、油圧ショベルの機械側保守装置30
は、上記コマンドを受信すると、後述する図11のフロ
ーチャートに示す動作により、当該受信に応じて「ブー
ム上げと上部旋回体の旋回との複合操作」を示す操作指
示ランプ32bを発光させ又は当該複合操作を操作指示
表示部320に表示し、オペレータはこれを確認し、操
作内容スイッチ群33のうち対応する操作内容スイッチ
33bを押した後、油圧ショベルを操作してブーム上げ
と上部旋回体の旋回との複合操作を行う。この複合操作
により所要のセンサ又はスイッチからのデータがサンプ
リングされて順次運転コントローラ40の記憶部の所定
のアドレスに格納される。機械側制御部31は後述する
図11のフローチャートに示す動作により所要のデータ
を採取し、これを順次管理部側制御部21へ送信する。
【0027】このようにして機械側制御部31から管理
部側制御部21へ送信されるデータ群が図13に示され
ている。このデータ群は、シリアル番号(送信順に付さ
れたデータ群の番号)D1 、操作内容コード(この場合
上記複合操作を表す「02」)D2 、操作終了フラグ
(操作終了時「1」)D3 、各センサやスイッチのデー
タD4 、時刻のデータ(データT)D5 、およびデータ
群終了フラグ(EOD)D6 で構成されている。以下の
例では、上記データ群の送信はシリアル番号毎に実行さ
れるが、必ずしもシリアル番号毎に送信する必要はな
く、1つの操作内容に対するデータをまとめて送信する
こともできる。このように、データをまとめて送信する
場合には、図4、5に示すデータ確定スイッチ35が用
いられ、これが押されることによりデータの送信が開始
される。なお、図14では、他の操作(操作内容コード
「03」)におけるデータ群も示されている。
【0028】さきに述べたように、管理部側制御部21
のCPU211は図10に示す手順S15で機械側制御部
31からのデータの送信を待ち、データの送信があると
データ群の各データを、当該データ群のデータ群終了フ
ラグ(EOD)が送信されるまで、順次入力し一時格納
してゆき(手順S16、S17)、手順S18でデータ群終了
フラグ(EOD)が確認されると、このシリアル番号の
データ群をデータ記憶部214へ格納し(手順S19)、
格納したデータ群の操作終了フラグをみて1つの操作に
おける全データの送信が終了したか否か(操作終了フラ
グが「1」か否か)を判断する(手順S20)。終了して
いない場合は再び処理を手順S15に戻して次のデータ群
の送信を待つ。
【0029】手順S20で全データの送信が終了したと判
断されると、CPU211は送信された操作内容コード
に基づいてランプ番号記憶部217から対応するランプ
番号を取り出して、図3に示す該当する操作終了ランプ
(この場合操作終了ランプ23b)を発光させる(手順
21)。なお、この処理は、最初のデータ群が送信され
た時点で実行してもよい。保守員は、発光した操作終了
ランプをみて、作業機械側で自己が指示した操作が行わ
れたか否かを確認することができ、もし、異なる操作が
行われている場合には、図3に示す操作スイッチを操作
して再度操作内容を機械側に指示する。CPU211は
手順S21で操作終了ランプを発光させた後、表示部24
に送信されたデータを出力して表示させる(手順
22)。なお、この表示は、保守員の指示を待って行っ
てもよいし、又、1つのデータ群の受信毎に行ってもよ
い。図14に表示の一例が示されている。図中、240
は表示部24の表示画面を示す。最初に油圧ショベルの
操作内容「ブーム上げ、旋回」が示され、その下に、左
から順に、送信された「シリアル番号」、「操作開始、
終了状態」、「ポンプ吐出圧」データ、「エンジン回転
数」データ、「圧力スイッチ」の状態、…………、「ポ
ンプ傾転角」データが表示されている。このようにして
1つの操作に対するデータの収集が終了し、他の操作が
必要な場合には再度上記の処理を繰り返す。
【0030】次に、機械側制御部31の動作を図11に
示すフローチャートにより説明する。油圧ショベルのオ
ペレータは、保守員から保守作業を開始する旨の連絡を
受けると機械側制御部31の作動をスタートさせる。C
PU311は、管理部側制御部21へ送信するデータ群
に付するシリアル番号nを「1」、管理部側制御部21
から送信されてくるコマンド(図13)のセンサデータ
要求番号に付する番号iを「1」とする(手順S30)。
これにより、管理部側制御部21から送信されてくるコ
マンドにおける先頭のセンサデータ要求番号が「1」
番、次のセンサデータ要求番号が「2」番、…………と
なる。
【0031】次いで、CPU311は管理部側制御部2
1からのコマンドの受信を待ち(手順S31)、受信され
るとコマンド中から操作内容指示コード(この場合「0
2」)を抽出し(手順S32)、これに基づいてランプ番
号記憶部315から対応する操作指示ランプ番号を取り
出し(手順S33)、図4に示す対応する操作指示ランプ
32bを発光させ、又は図5に示す操作指示表示部32
0に操作内容を表示する(手順S34)。オペレータは操
作指示ランプ32bの点灯をみて、図4に示す対応する
操作内容スイッチ33bを押し、その後油圧ショベルの
「ブーム上げと上部旋回体の旋回との複合操作」を行
う。
【0032】一方、CPU311はオペレータによる操
作内容スイッチのONを待ち(手順S35)、操作内容ス
イッチがONされるとその番号に基づいて操作内容指示
コード記憶部317から当該番号に対応する操作内容指
示コード(この場合「02」)を取り出してこれを記憶
した後、データ格納アドレス記憶部316から、送信さ
れたコマンドの1番目のセンサ又はスイッチの番号に対
する運転コントローラ40のデータ記憶部のアドレスを
読み出し(手順S36)、当該アドレスに格納されている
データを取り出して一旦記憶し(手順S37)、コマンド
における次のデータが終了フラグ「EOD」であるか否
かを判断し(手順S38)、終了フラグでない場合は番号
iに「1」を加えて(手順S39)処理を手順S36に戻
し、次のセンサ又はスイッチのデータを採取する。
【0033】手順S38の処理でコマンドにおける終了フ
ラグを確認すると、CPU311は、現在の番号n(シ
リアル番号)、さきに記憶している操作内容指示コード
(「02」)、操作終了フラグ(後述する)、上記の処
理で抽出した各データ、その時点におけるクロック31
4による時刻データ、およびこれらデータの最後に付し
た終了フラグにより図14に示すデータ群を作成し(手
順S40)、このデータ群を通信コントローラ36へ出力
し(手順S41)、管理部側制御部21へ送信する。ここ
で、上記操作終了フラグは図4に示す操作終了スイッチ
34の状態に応じて作成される。即ち、1つの操作が終
了すると、オペレータは操作終了スイッチ34を操作す
る。例えば操作されていないときは「0」、操作された
ときは「1」が出力される。CPU311は操作終了ス
イッチ34の状態をみて、これが操作されていないとき
は操作終了フラグを「0」、操作されているとき操作終
了フラグを「1」とする。
【0034】次いでCPU311は、上記操作終了スイ
ッチ34の状態をみて、その操作における全データの採
取が終了したか否かを判断し(手順S42)、終了してい
なければnに「1」を加え、かつ、iを「1」に書き換
えて(手順S43)処理を手順S36に戻し、データの採
取、合成、送信を繰り返す。手順S42で全データ採取、
送信終了と判断すると、処理を手順S30に戻し、管理部
側制御部21からの次の操作の指示およびコマンドの送
信を待つ。
【0035】このように、本実施の形態では、管理側の
保守員が操作スイッチにより機械側のオペレータに操作
指示ランプで操作の内容を指示し、かつ、オペレータは
操作内容スイッチにより管理側の操作終了ランプに操作
内容を知らせるようにしたので、オペレータは保守員の
指示と異なる操作を行うことはなく、仮に、異なる操作
をしても保守員がこれを知ることができ、保守員は保守
用の正確なデータを得ることができる。又、作業機械の
操作はオペレータにより行われるので、自動運転におけ
るような危険を生じることはない。さらに、時刻データ
を用いることにより保守診断をより一層精密に行うこと
ができる。
【0036】なお、上記実施の形態の説明では、管理側
に操作スイッチおよび操作終了ランプを、又、機械側に
操作指示ランプ、操作内容スイッチ、操作終了スイッ
チ、およびデータ確定スイッチを設ける例について説明
したが、管理側の操作終了ランプ、および機械側の操作
内容スイッチ、操作終了スイッチ、データ確定スイッチ
は必ずしも必要ではなく、管理側に操作スイッチを、
又、機械側に操作指示ランプを設けるのみでも、オペレ
ータに対して操作内容を正確に指示することができるの
は明らかである。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、管理部
に、作業機械の各種操作の内容を指示する操作内容指示
手段を設け、かつ、作業機械に、管理部側の操作内容指
示手段の指示内容を表示する作業機械側表示部を設けた
ので、作業機械のオペレータは保守員の指示と異なる操
作を行うことはなく、保守員は保守用の正確なデータを
得ることができる。又、作業機械の操作はオペレータに
より行われるので、自動運転におけるような危険を生じ
ることはない。
【0038】さらに、作業機械に、上記作業機械側表示
部の他に操作内容報知手段を設け、かつ、管理部に、上
記操作内容指示手段の他に上記操作内容報知手段で報知
された操作内容を表示する管理部側表示部を設けること
により、上記効果に加えて、仮に、オペレータが異なる
操作をしても保守員がこれを知ることができ、より一層
正確な保守用データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る作業機械の保守シス
テムのブロック図である。
【図2】作業機械である油圧ショベルの側面図である。
【図3】図1に示す管理部側保守装置の操作スイッチ群
および操作終了ランプ群を示す斜視図である。
【図4】機械側保守装置の操作指示ランプ群、操作内容
スイッチ群、操作終了スイッチ、およびデータ確定スイ
ッチの斜視図である。
【図5】機械側保守装置の操作内容スイッチ群、操作終
了スイッチ、およびデータ確定スイッチの斜視図であ
る。
【図6】図1に示す操作内容指示コード記憶部に格納さ
れた対照テーブルを示す図である。
【図7】図1に示すコマンドデータ記憶部に格納された
対照テーブルを示す図である。
【図8】図1に示すランプ番号記憶部に格納された対照
テーブルを示す図である。
【図9】図1に示すデータ格納アドレス記憶部に格納さ
れた対照テーブルを示す図である。
【図10】管理部側制御部の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図11】機械側制御部の動作を説明するフローチャー
トである。
【図12】管理部側から機械側へ送信されるデータの構
成図である。
【図13】機械側から管理部側へ送信されるデータの構
成図である。
【図14】表示部に表示されるデータを示す図である。
【図15】作業機械の油圧回路の一部の回路図である。
【符号の説明】
20 管理部側保守装置 21 管理部側制御部 22 操作スイッチ群 23 操作終了ランプ群 24 表示部 25、36 通信コントローラ 30 機械側保守装置 31 機械側制御部 32 操作指示ランプ群 33 操作内容スイッチ群 34 操作終了スイッチ 40 運転コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 豊 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 永野 好幸 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機械に、この作業機械を構成する各
    部の状態のデータを採取するデータ採取手段と、このデ
    ータ採取手段で採取したデータを格納する作業機械側デ
    ータ記憶手段と、外部とのデータの授受を行う作業機械
    側送受信手段とを備えるとともに、前記作業機械の保守
    を行う管理部に、外部とのデータの授受を行う管理部側
    送受信手段と、前記作業機械側送受信手段および前記管
    理部側送受信手段を介して入力されたデータを格納する
    管理部側データ記憶手段とを備えた作業機械の保守シス
    テムにおいて、前記管理部に、前記作業機械の各種操作
    の内容を指示する操作内容指示手段を設け、かつ、前記
    作業機械に、前記管理部側送受信手段および前記作業機
    械側送受信手段を介して受信された前記操作内容指示手
    段の指示内容を表示する作業機械側操作内容表示手段を
    設けたことを特徴とする作業機械の保守システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の作業機械の保守システム
    において、前記作業機械に、当該作業機械の操作内容を
    送信する操作内容報知手段を設け、かつ、前記管理部
    に、前記作業機械側送受信手段および前記管理部側送受
    信手段を介して入力された前記操作内容報知手段で報知
    された操作内容を表示する管理部側操作内容表示手段を
    設けたことを特徴とする作業機械の保守システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記操
    作内容指示手段は、作業機械の各操作内容に対応して設
    けられた各スイッチであることを特徴とする作業機械の
    保守システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2において、前記作
    業機械側操作内容表示手段は、各操作内容に対応して設
    けられた各発光源であることを特徴とする作業機械の保
    守システム。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記操作内容報知手
    段は、作業機械の各操作内容に対応して設けられた各ス
    イッチであることを特徴とする作業機械の保守システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項2において、前記管理部側操作内
    容表示手段は、各操作内容に対応して設けられた各発光
    源であることを特徴とする作業機械の保守システム。
JP32970196A 1996-12-10 1996-12-10 作業機械の保守システム Expired - Fee Related JP3673351B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32970196A JP3673351B2 (ja) 1996-12-10 1996-12-10 作業機械の保守システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32970196A JP3673351B2 (ja) 1996-12-10 1996-12-10 作業機械の保守システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10171523A true JPH10171523A (ja) 1998-06-26
JP3673351B2 JP3673351B2 (ja) 2005-07-20

Family

ID=18224306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32970196A Expired - Fee Related JP3673351B2 (ja) 1996-12-10 1996-12-10 作業機械の保守システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3673351B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004232343A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の情報管理装置
US6990398B2 (en) * 2000-09-25 2006-01-24 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. System for controlling operating information of construction machine and construction machine therefor
JP2015063864A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 住友建機株式会社 ショベル、及びショベル用管理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6990398B2 (en) * 2000-09-25 2006-01-24 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. System for controlling operating information of construction machine and construction machine therefor
JP2004232343A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の情報管理装置
JP2015063864A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 住友建機株式会社 ショベル、及びショベル用管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3673351B2 (ja) 2005-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2767363B2 (ja) 駆動機械のデータ収集装置
US8463946B2 (en) Method for automatic radio operational mode selection
EP1403437A1 (en) Working machine, trouble diagnosis system of working machine, and maintenance system of working machine
CN111424756A (zh) 挖土机用的多功能型便携信息终端
JP2002275949A (ja) 建設機械の情報表示装置及び表示制御装置
US20220205221A1 (en) Shovel, shovel management device, shovel management system, shovel supporting device
JP3011256B2 (ja) 移動作業機械の管理システム
KR20220035091A (ko) 작업기계 및 작업기계에 의한 작업을 지원하는 지원장치
JP3468324B2 (ja) 作業機械の一時的異常の検出装置、および作業機械の異常通知システム
CN114174604A (zh) 作业机械
JP4897152B2 (ja) 建設機械の故障診断方法および建設機械の故障診断システム
CN111902830A (zh) 施工机械的支援装置
KR20190120217A (ko) 쇼벨, 쇼벨의 제어방법 및 휴대정보단말
JP3673351B2 (ja) 作業機械の保守システム
JP4405159B2 (ja) 建設機械の情報管理装置
JP3635173B2 (ja) 作業機械の保守システム
JPH11303151A (ja) 建設機械の表示制御装置
JP3306214B2 (ja) 移動作業機械の管理システム及び移動作業機械
JP3668586B2 (ja) 作業機械の保守装置
JP3655506B2 (ja) 移動作業機械の管理システム
JPH11190048A (ja) 作業機械の保守装置
JP2939104B2 (ja) 移動作業機械のデータ収集システム
KR100813556B1 (ko) 피디에이를 이용한 건설 장비의 원격 진단 방법 및 이를위한 시스템
CN114423909B (zh) 挖土机
WO2022181070A1 (ja) 作業機械の診断支援システム、作業機械の故障診断システム、作業機械の診断支援方法および作業機械の故障診断方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050422

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080428

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees